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JP6046479B2 - 連接軌道ブロック、及び、連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法 - Google Patents
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JP6046479B2 - 連接軌道ブロック、及び、連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法 - Google Patents

連接軌道ブロック、及び、連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道の軌道と道路との平面交差部に用いられる連接軌道ブロック、及び、それを支持する工事桁の架設方法に関する。
従来、鉄道の軌道と道路とが平面交差する踏切などの平面交差部では、歩行者や車両などの通行のため、舗装を行っていた。この踏切舗装の例としては、木材又は石材から成る敷板を左右一対のレールの内側及び外側に敷設するものが挙げられる。
また、近年、道路幅員が大きく道路交通量が多い踏切などでは、「連接軌道」と呼ばれる形式の踏切舗装構造が用いられている。この連接軌道は、踏切箇所のまくらぎを取り外し、その代わりとして鉄筋コンクリート(RC)やプレストレストコンクリート(PC)などから成る板状の連接軌道ブロックを軌道の延在方向に沿うように直列に地盤上に設置する。この連接軌道では、連接軌道ブロックの上面に凹設されて軌道の延在方向に沿うように延びる溝状のレール収容凹部の内部に、それぞれ左右のレールを収容し、取付ボルト及びナットなどによってレールをレール収容凹部の底部に締結・支持させるようになっている。
特許文献1は、連接軌道ブロックのレール収容凹部の内部において、レールの損傷部分を継目板で挟み込んで固定することを開示している。
また、特許文献2はレールの普通継目の構造を開示している。この普通継目では、継ぎ合わせる2本のレールの端面を突き合わせ、レールの両側を継目板で挟み、複数本(例えば4本〜6本)の継目ボルトで固定することで、レールの継目部が形成される。
特許第3285980号公報 特開平11−117203号公報
しかしながら、連接軌道ブロックのレール収容凹部内にレールの継目部が位置する場合には、レール収容凹部の側壁とレールとの間の隙間が狭いので、上述のような、継目板や継目ボルトの着脱作業を行うことが難しかった。
本発明は、このような実状に鑑み、連接軌道ブロックのレール収容凹部に収容されたレールの継目部に関して、レール同士の継ぎ合わせや分離などの作業を効率よく行うことを目的とする。
そのため本発明に係る連接軌道ブロックは、上下方向に厚みを有する板状のブロック本体と、軌道を構成するレールを収容するように、ブロック本体の上面に溝状に凹設されたレール収容凹部と、このレール収容凹部のうちレールの継目部が配置され得る部分に隣接するように、ブロック本体の上面に凹設された第1の凹部と、この第1の凹部に格納されて着脱可能に固定され、この固定時に上面がブロック本体の上面と面一になる格納ブロックと、ブロック本体の下面にて、レール収容凹部の延在方向に交差する方向に延在するように凹設された第2の凹部と、を含んで構成される。
また本発明に係る連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法では、鉄道の軌道と道路との平面交差部に用いられる連接軌道ブロックであって、上下方向に厚みを有する板状のブロック本体と、軌道を構成するレールを収容するように、ブロック本体の上面に溝状に凹設されたレール収容凹部と、このレール収容凹部のうちレールの継目部が配置され得る部分に隣接するように、ブロック本体の上面に凹設された第1の凹部と、この第1の凹部に格納されて着脱可能に固定され、この固定時に上面がブロック本体の上面と面一になる格納ブロックと、を含んで構成される連接軌道ブロックを複数用いて、これら連接軌道ブロックを軌道の延在方向に沿うように直列に地盤上に配置した後に、当該複数の連接軌道ブロックの下方にそれらを支持する工事桁を架設する方法として、工事桁架設進行方向を前進方向として、前端部が第1の横桁によって支持されている第1の連接軌道ブロックと、この第1の連接軌道ブロックより前方に位置して第1の連接軌道ブロックに隣接し、第1の横桁及び地盤によって支持されている第2の連接軌道ブロックと、この第2の連接軌道ブロックより前方に位置して第2の連接軌道ブロックに隣接し、地盤によって支持されている第3の連接軌道ブロックと、この第3の連接軌道ブロックより前方に位置して地盤によって支持されている第4の連接軌道ブロックと、のうち、第1及び第4の連接軌道ブロックの少なくとも一方の格納ブロックを脱離し、この脱離した格納ブロックが格納されていた第1の凹部に隣接するレールの継目部でレール同士を分離し、第1の連接軌道ブロックのレール収容凹部から第4の連接軌道ブロックのレール収容凹部にわたって収容されているレールを撤去し、第2及び第3の連接軌道ブロックを撤去し、第1の横桁の前方における、第2の横桁及び縦桁の設置予定箇所の地盤を掘削し、設置予定箇所に第2の横桁を設置し、設置予定箇所における第1の横桁と第2の横桁との間に縦桁を配置してその両端を第1及び第2の横桁に固定し、第3の連接軌道ブロックが第2の横桁及び地盤によって支持されるように第3の連接軌道ブロックを設置し、第2の連接軌道ブロックが第1及び第2の横桁と縦桁とによって支持されるように第2の連接軌道ブロックを設置し、撤去したレールを第1の連接軌道ブロックのレール収容凹部から第4の連接軌道ブロックのレール収容凹部にわたって収容し、分離したレール同士を継ぎ合わせてレールの継目部を復旧し、撤去した格納ブロックを第1の凹部に再び格納して着脱可能に固定する。
本発明によれば、連接軌道ブロックは、レール収容凹部のうちレールの継目部が配置され得る部分に隣接するように、ブロック本体の上面に、第1の凹部が凹設される。これにより、レールの継目部における各種作業用の作業スペースとして第1の凹部を用いることができるので、レール同士の継ぎ合わせや分離などの作業を効率よく行うことができる。
また本発明によれば、格納ブロックが第1の凹部に格納されて着脱可能に固定され、この固定時に格納ブロックの上面がブロック本体の上面と面一になる。これにより、第1の凹部が格納ブロックによって塞がれるので、歩行者や車両などが連接軌道ブロック上を通行するときに、第1の凹部がその通行の妨げとなることを抑制することができる。
本発明の一実施形態における連接軌道ブロック及び工事桁の概略構成を示す斜視図 同上実施形態における連接軌道ブロック及び工事桁を側方から見た図 同上実施形態における連接軌道ブロック及び工事桁を下方から見た図 図1のA−A断面における連接軌道ブロック及び工事桁の概略構成を示す図 連接軌道ブロックのブロック本体と格納ブロックとの固定構造、及び、連接軌道ブロックとレールとの固定構造を示す図 連接軌道ブロックと工事桁との固定構造を示す図 工事桁の架設方法を示す図 工事桁の架設方法を示す図 工事桁の架設方法を示す図 工事桁の架設方法を示す図 工事桁の架設方法を示す図
図1は、本発明の一実施形態における連接軌道ブロック及び工事桁の概略構成を示す。図2(a)は主として工事桁を側方から見た図であり、図2(b)は主として連接軌道ブロックを側方から見た図である。図3(a)は主として工事桁を下方から見た図であり、図3(b)は図3(a)の仮縦桁91の設置箇所を拡大した図である。図4は図1のA−A断面における連接軌道ブロック及び工事桁の概略構成を示す。
尚、図1〜図4では地面の図示が省略されているが、地面は連接軌道ブロック100(ブロック本体11)の上面12と略面一である。
また、本実施形態では、便宜上、工事桁60の架設が進行する方向(工事桁架設進行方向)を前進方向として、前後左右を規定している。
鉄道の軌道1を構成する左右一対のレール2、2と道路3とが平面交差する踏切4などの平面交差部にて、本発明に係る連接軌道ブロック100が用いられる。
連接軌道ブロック100は板状のブロック本体11を含んで構成される。尚、後述する連接軌道ブロック101〜107については、連接軌道ブロック100と同様の構成を有する。
ブロック本体11は平面視で矩形状を成し、上下方向に所定の厚みを有している。ブロック本体11は鉄筋コンクリート(RC)から成り、従来の連接軌道ブロックに比べて鉄筋量を多くすることで、剛性を大きくしている。尚、ブロック本体11は、その前後方向の長さが例えば2mであり、左右方向の長さが例えば2.5mである。
ブロック本体11には、その上面12に、左右一対のレール収容凹部13、14が凹設されている。レール収容凹部13、14は、それぞれ、ブロック本体11の側壁面に対して略平行に延在している。左側のレール収容凹部13には左側のレール2が収容され、右側のレール収容凹部14には右側のレール2が収容される。すなわち、レール2、2は、レール収容凹部13、14に収容されて、レール収容凹部13、14の延在方向に沿って延在している。
ブロック本体11は、左右のレール2、2を流れる信号・通信電流に影響を及ぼさない程度の絶縁抵抗値を有している。
ブロック本体11には、その上面12に、左右一対の継目部作業用凹部15、16が凹設されている。
左側の継目部作業用凹部15は、左側のレール収容凹部13のうちレール2の継目部が位置し得る部分にその右側から隣接するように、ブロック本体11の上面12に凹設されている。継目部作業用凹部15は直方体形状の内部空間を有し、この内部空間がレール収容凹部13の内部空間に連通している。継目部作業用凹部15は、その長手方向(前後方向)の長さが、後述する継目板22の長手方向の長さよりも長くなるように形成されている。継目部作業用凹部15は、その幅方向(左右方向)の長さが、後述する継目ボルト23の長さよりも長くなるように形成されている。継目部作業用凹部15は、その底面が、隣接するレール収容凹部13の底面と面一になっている。
右側の継目部作業用凹部16は、右側のレール収容凹部14のうちレール2の継目部が位置し得る部分にその左側から隣接するように、ブロック本体11の上面12に凹設されている。継目部作業用凹部16は直方体形状の内部空間を有し、この内部空間がレール収容凹部14の内部空間に連通している。継目部作業用凹部16は、その長手方向(前後方向)の長さが、後述する継目板22の長手方向の長さよりも長くなるように形成されている。継目部作業用凹部16は、その幅方向(左右方向)の長さが、後述する継目ボルト23の長さよりも長くなるように形成されている。継目部作業用凹部16は、その底面が、隣接するレール収容凹部14の底面と面一になっている。
従って、継目部作業用凹部15、16が、本発明の「第1の凹部」に対応して、レール収容凹部13、14のうちレール2の継目部が配置され得る部分に隣接するように、ブロック本体11の上面12にそれぞれ凹設されており、また、ブロック本体11の上面12のうちレール収容凹部13、14より内側にそれぞれ凹設されている。
継目部作業用凹部15、16には、各々の内部空間に対応する直方体形状の格納ブロック17、18が、各々に格納されて、着脱可能に固定される。格納ブロック17、18は例えばコンクリート製であり、連接軌道ブロック100を構成するものである。
ここで、ブロック本体11と格納ブロック18との固定構造、及び、連接軌道ブロック100とレール2との固定構造について、図5を用いて説明する。
図5は、図4の部分Bの部分拡大図であり、図1のA−A断面にレール2の継目部21が位置している場合を示す。
レール2の継目部21では、継ぎ合わせる2本のレール2の端面を突き合わせ、レール2の両側を継目板22で挟み、継目板22及びレール2に予め形成された貫通孔に、複数本(例えば4本〜6本)の継目ボルト23を差し込んでナット24で固定することで、レール2を継ぎ合わせている。
レール収容凹部14の底面には、下から上に向かって順に、タイプレートパッド31、タイプレート32、及びレールパッド33が敷設されている。レールパッド33の上面には、レール2が設置されている。
レール2は、その両側にて、レール収容凹部14の底面に立設された取付ボルト34と、レールクリップ部材35と、ワッシャー36と、ナット37とにより、連接軌道ブロック100に固定される。このレール2と連接軌道ブロック100との固定構造は、レール2の延在方向に所定の間隔で形成される。
レール2とレール収容凹部14の右側壁との間には緩衝材38が介装されている。緩衝材38は、その上面が、レール2の上面と略面一になっている。この緩衝材38は、レール2の延在方向に沿って延在している。
レール2と、レール収容凹部14の左側壁に略面一な格納ブロック18の右側端部と、の間には、ゴムシュート39が介装されている。ゴムシュート39は、その上面が、レール2の上面よりも下位に位置している。このゴムシュート39は、レール2の延在方向に沿って延在している。
継目部作業用凹部16と格納ブロック18との間にはゴム板41、42が介装されている。
格納ブロック18には、その上下方向に貫通する貫通孔43が形成されており、この貫通孔43の上端部は拡径されて拡径凹部44が形成されている。
格納ブロック18は、その貫通孔43に挿入可能なように継目部作業用凹部16の底面に立設された取付ボルト45と、拡径凹部44内に配置される平座金46、皿ばね座金47、及びナット48とによって、ブロック本体11の継目部作業用凹部16に固定される。この格納ブロック18とブロック本体11との固定構造は、レール2の延在方向に所定の間隔で複数(図では3つ)形成される。
拡径凹部44には、その内周面とナット48との間を埋め、かつ、ナット48の上面が外部に露出しないように、ゴムキャップ49が装着されている。ここで、ゴムキャップ49は、その上面が、格納ブロック18の上面に面一になるように拡径凹部44に装着されている。
尚、図5では、ブロック本体11と格納ブロック18との固定構造について説明したが、ブロック本体11と格納ブロック17との固定構造についても同様であるので、その説明を省略する。
図1〜図4に戻り、連接軌道ブロック100については、そのブロック本体11の下面19の前端部(前側外縁部)と後端部(後側外縁部)とに、それぞれ、横桁係合凹部20、20が凹設されている。これら横桁係合凹部20、20は、各別に、後述する横桁61の上端部(後述する上ブランジ)が係合可能なように、幅方向(左右方向)に延在して、ブロック本体11の下面19の前端部と後端部とに段差を形成している。従って、横桁係合凹部20が、本発明の「第2の凹部」に対応しており、レール収容凹部13、14の延在方向に交差する方向に延在するように凹設されており、また、ブロック本体11の下面19の前側外縁部及び後側外縁部に凹設されている。
ブロック本体11の上面12には、そのレール収容凹部13、14間に、吊り治具51を取り付けるための埋込栓52が複数個(図では4個)設けられている。
連接軌道ブロック100を支持する工事桁60は、複数本の横桁(受桁)61と、複数本の縦桁(主桁)62とから成る。
横桁61及び縦桁62は、それぞれ、上フランジ、下フランジ、及びウェブから成るH形鋼で形成されている。
横桁61は、レール2及びレール収容凹部13、14の延在方向に直交する方向に延在する。換言すれば、横桁61は、レール2及びレール収容凹部13、14の延在方向に交差する方向に延在する。隣り合う横桁61同士は、所定の間隔を空けて(例えば2m間隔で)配置される。
隣り合う横桁61、61の間には左右計2本の縦桁62、62が配置されて、各々の両端が、横桁61、61に固定される。ここで、縦桁62は、レール2の延在方向に沿って延在している。
連接軌道ブロック100の前端部及び後端部は、横桁係合凹部20を介して、横桁61、61によって支持される。また、連接軌道ブロック100(ブロック本体11)の下面19は、その一部が縦桁62、62の上面(上フランジの上面)に面接触して、縦桁62、62によって支持される。
横桁61は、その両端が、それぞれ、地盤に予め打設された仮受杭(図示せず)に固定されて、これら仮受杭によって支持される。
図6は、連接軌道ブロック100と工事桁60との固定構造を示しており、図4の部分Cに対応している。
連接軌道ブロック100のブロック本体11のうち、その左端部と左側のレール収容凹部13との間の部分には、上下方向に貫通する貫通孔71が形成されており、この貫通孔71の上端部は拡径されて拡径凹部72が形成されている。
工事桁60の左側の縦桁62の左側端部には、ブラケット73が設けられており、このブラケット73には、それを上下方向に貫通する貫通孔74が形成されている。
取付ボルト75は、ブロック本体11の上側から拡径凹部72及び貫通孔71、74に挿入されて、先端がブラケット73の下方にてナット76に螺合する。従って、連接軌道ブロック100は、ブラケット73を介して、取付ボルト75及びナット76によって、縦桁62(工事桁60)に締結固定される。尚、このときに、取付ボルト75の頭部が拡径凹部72内に収容される。
ブロック本体11の下面19と縦桁62の上面との間にはゴム板81が介装されている。
ブロック本体11の下面19とブラケット73の上面との間には下から上に向かって順に平座金82と樹脂製の絶縁カラー83の鍔部とが介装されており、この絶縁カラー83の円筒状の本体部は、取付ボルト75と貫通孔71の内周面との間に介装されている。
取付ボルト75の頭部の下面と拡径凹部72の底面との間には上から下に向かって順に皿ばね座金84、平座金85、及び樹脂製の絶縁カラー86の鍔部が介装されており、この絶縁カラー86の筒状の本体部は、取付ボルト75と貫通孔71の内周面との間に介装されている。
従って、連接軌道ブロック100と縦桁62との間の電気絶縁性をゴム板81及び絶縁カラー83、86で確保することができるので、連接軌道ブロック100に設置されるレール2と工事桁60との間の電気絶縁性も確保することができる。
拡径凹部72には、その内周面と取付ボルト75の頭部との間を埋め、かつ、取付ボルト75の頭部が外部に露出しないように、ゴムキャップ87が装着されている。ここで、ゴムキャップ87は、その上面が、ブロック本体11の上面12に面一になるように拡径凹部72に装着されている。
尚、図6では、連接軌道ブロック100の左側部分における連接軌道ブロック100と工事桁60との固定構造について説明したが、連接軌道ブロック100の右側部分における連接軌道ブロック100と工事桁60との固定構造についても同様であるので、その説明を省略する。
図1〜図4に戻り、複数本の横桁61のうち最も前方に位置する横桁61aについては、その前方に左右で計2本の仮縦桁91を配置して、これら仮縦桁91の後端部を、それぞれ、横桁61aに固定してもよい。ここで、仮縦桁91は、上フランジ、下フランジ、及びウェブから成るH形鋼で形成されており、レール2の延在方向に沿って延在している。従って、後端部が横桁61aによって支持され、前端部が地盤によって支持される連接軌道ブロック(図1〜図3に示す連接軌道ブロック102)について、その下面19の一部が仮縦桁91の上面(上フランジの上面)に面接触することで、当該連接軌道ブロックの荷重を更に仮縦桁91で受けることができるので、当該連接軌道ブロックの支持安定性を高めることができる。尚、仮縦桁91は、その設置箇所に縦桁62を設置するときに取り外される。
次に、連接軌道ブロックを支持する工事桁の架設方法について、図7〜図11を用いて説明する。
図7〜図11は、踏切4における工事桁60の架設方法を示す。
尚、ここでは、連接軌道ブロック100と同様の構成を有する連接軌道ブロック101〜107について、各々の前後方向での長さが2mであると仮定して、以下説明する。
まず、図7(ア)に示すように、工事桁架設進行方向に向かって順に、複数個(図では7個)連接軌道ブロック101〜107を、レール2(軌道1)の延在方向に沿うように直列に地盤上に配置する。このときに、横桁係合凹部20によって形成される隙間を埋めるために、例えば木製の隙間埋めブロック92が横桁係合凹部20に嵌め込まれる(図1及び図2参照)。この隙間埋めブロック92は、横桁係合凹部20への横桁61の係合時に予め取り外される。
次に、連接軌道ブロック101〜107で最も後方に位置する連接軌道ブロック101について、その下方に、工事桁60を架設する(図1〜図6参照)。連接軌道ブロック101の前端部及び後端部は、横桁係合凹部20を介して、横桁61a、61bによって支持される。また、連接軌道ブロック101の下面19は、その一部が縦桁62、62の上面(上フランジの上面)に面接触して、縦桁62、62によって支持される。横桁61a、61bは、各々の両端が、地盤に予め打設された仮受杭(図示せず)に固定されて、これら仮受杭によって支持される。ここで、連接軌道ブロック101が、本発明の「第1の連接軌道ブロック」に対応する。また、連接軌道ブロック101の前端部を支持する横桁61aが、本発明の「第1の横桁」に対応する。
このときに、連接軌道ブロック102は、連接軌道ブロック101より前方に位置して連接軌道ブロック101に隣接し、横桁61a及び地盤によって支持されている。ここで、連接軌道ブロック102が、本発明の「第2の連接軌道ブロック」に対応する。尚、連接軌道ブロック102の支持を補強するために、上述の仮縦桁91を、横桁61aに予め設けてもよい。
また、連接軌道ブロック103は、連接軌道ブロック102より前方に位置して連接軌道ブロック102に隣接し、地盤によって支持されている。ここで、連接軌道ブロック103が、本発明の「第3の連接軌道ブロック」に対応する。
また、連接軌道ブロック104は、連接軌道ブロック103より前方に位置して連接軌道ブロック103に隣接し、地盤によって支持されている。
また、連接軌道ブロック105は、連接軌道ブロック104より前方に位置して連接軌道ブロック104に隣接し、地盤によって支持されている。
また、連接軌道ブロック106は、連接軌道ブロック105より前方に位置して連接軌道ブロック105に隣接し、地盤によって支持されている。ここで、連接軌道ブロック106が、本発明の「第4の連接軌道ブロック」に対応する。
また、連接軌道ブロック107は、連接軌道ブロック106より前方に位置して連接軌道ブロック106に隣接し、地盤によって支持されている。
次に、連接軌道ブロック103、106の格納ブロック17、18を脱離する。
次に、これら脱離した格納ブロック17、18が格納されていた継目部作業用凹部15、16に隣接するレール2の継目部21でレール同士を分離する。この分離が完了した後に、脱離された格納ブロック17、18は継目部作業用凹部15、16に格納されて着脱可能に固定される。
次に、連接軌道ブロック101のレール収容凹部13から連接軌道ブロック103のレール収容凹部13にわたって収容されているレール2を撤去する。また、連接軌道ブロック101のレール収容凹部14から連接軌道ブロック103のレール収容凹部14にわたって収容されているレール2を撤去する。また、連接軌道ブロック103のレール収容凹部13から連接軌道ブロック106のレール収容凹部13にわたって収容されている長さ6mのレール2を撤去する。また、連接軌道ブロック103のレール収容凹部14から連接軌道ブロック106のレール収容凹部14にわたって収容されている長さ6mのレール2を撤去する。すなわち、ここでは、連接軌道ブロック101(第1の連接軌道ブロック)のレール収容凹部13、14から連接軌道ブロック106(第4の連接軌道ブロック)のレール収容凹部13、14にわたって収容されている各レール2を撤去する。
次に、図7(イ)に示すように、連接軌道ブロック102、103の両脇を掘削する。
次に、図8(ウ)に示すように、クレーン93を用いて、連接軌道ブロック102、103を撤去する。また、連接軌道ブロック102を支持する新たな横桁61cの設置予定箇所に位置している既設の路面覆工板94をクレーン95を用いて撤去する。
次に、図8(エ)に示すように、バックホー96などを用いて、新たな横桁61c及び縦桁62aの設置予定箇所を掘削する。この掘削時には、当該設置予定箇所にて、図1〜図3に示す基礎砕石97及び基礎コンクリート98も撤去される。
次に、図9(オ)に示すように、新たな横桁61cを上述の設置予定箇所に設置する。横桁61cは、その両端が、それぞれ、地盤に予め打設された仮受杭(図示せず)に固定されて、これら仮受杭によって支持される。ここで、この新たに設置された横桁61cが、本発明の「第2の横桁」に対応する。
次に、図9(カ)に示すように、左右で計2本の新たな縦桁62aを上述の設置予定箇所に配置して各々の両端を横桁61a、61cに固定する。また、図示を省略しているが、横桁61cの前方に左右で計2本の仮縦桁91を配置してその後端部を横桁61cに固定する。
次に、図10(キ)に示すように、クレーン93を用いて、連接軌道ブロック103が横桁61c及び地盤によって支持されるように連接軌道ブロック103を設置する。このときに、上述の仮縦桁91によって、連接軌道ブロック103の支持安定性が高まる。
次に、連接軌道ブロック102が横桁61a、61cと縦桁62aとによって支持されるように連接軌道ブロック102を設置する。
次に、図10(ク)に示すように、クレーン95を用いて、連接軌道ブロック102の両側方に形成された掘削穴の上面開口を塞ぐように、路面覆工板94を設置する。
次に、図11(ケ)に示すように、連接軌道ブロック103の両脇を埋め戻す。
また、レール2を、連接軌道ブロック101のレール収容凹部13から連接軌道ブロック103のレール収容凹部13にわたって収容する。また、レール2を、連接軌道ブロック101のレール収容凹部14から連接軌道ブロック103のレール収容凹部14にわたって収容する。また、長さ6mのレール2を、連接軌道ブロック103のレール収容凹部13から連接軌道ブロック106のレール収容凹部13にわたって収容する。また、長さ6mのレール2を、連接軌道ブロック103のレール収容凹部14から連接軌道ブロック106のレール収容凹部14にわたって収容する。すなわち、ここでは、各レール2が、連接軌道ブロック101(第1の連接軌道ブロック)のレール収容凹部13、14から連接軌道ブロック106(第4の連接軌道ブロック)のレール収容凹部13、14にわたって収容される。
次に、連接軌道ブロック103、106の格納ブロック17、18を脱離する。
次に、これら脱離した格納ブロック17、18が格納されていた継目部作業用凹部15、16に隣接するレール収容凹部13、14内でレール同士を継ぎあわせてレール2の継目部21を復旧する。この復旧が完了した後に、脱離された格納ブロック17、18は継目部作業用凹部15、16に再び格納されて着脱可能に固定される。
次に、図11(コ)に示すように、連接軌道ブロック103の両脇の舗装を行う。
このようにして、連接軌道ブロック102を支持する工事桁60の架設作業が行われる。この作業を連接軌道ブロック103〜107に対して順次実施することで、工事桁60の架設が進行する。
連接軌道ブロック101〜107を支持する工事桁60の架設が完了すると、工事桁60の下方で、トンネルなどの構築施工が行われる。
ところで、電車の軌道1を構成するレールは、通常、25m程度である。この点、本実施形態では、連接軌道ブロック101〜107の継目部作業用凹部15、16がレール2の延在方向に2m間隔で形成されているので、レール2の長さを最短で2mにまで分断することが可能であり、また、最短で2m毎に、レール2の継目部21を設けることが可能である。これにより、例えば、片側2車線(両側4車線)の道路の踏切にて上述の連接軌道ブロック100(101〜107)を用いる場合に、例えば、夜間、片側1車線のみの通行を可能とし、残りの3車線分のレール2を取り外して、上述の工事桁60の架設作業を行うことができるので、踏切での車両などの通行を遮断することなく、工事桁60の架設作業を行うことができる。また、この作業時に、踏切内の全てのレール2を撤去する必要がなく、工事桁60の架設施工箇所のレール2のみを限定的に撤去すればいいので、レール2の撤去及び復旧作業を短時間で行うことができる。
本実施形態によれば、鉄道の軌道1と道路3との平面交差部である踏切4に用いられる連接軌道ブロック100は、上下方向に厚みを有する板状のブロック本体11と、軌道1を構成するレール2を収容するように、ブロック本体11の上面12に溝状に凹設されたレール収容凹部13、14と、レール収容凹部13、14のうちレール2の継目部21が配置され得る部分に隣接するように、ブロック本体11の上面12に凹設された継目部作業用凹部15、16(第1の凹部)と、継目部作業用凹部15、16に格納されて取付ボルト45及びナット48などによって着脱可能に固定され、この固定時に上面がブロック本体11の上面12と面一になる格納ブロック17、18と、を含んで構成される。これにより、レール2の継目部21における各種作業用の作業スペースとして継目部作業用凹部15、16を用いることができるので、レール同士の継ぎ合わせや分離などの作業を効率よく行うことができる。また、継目部作業用凹部15、16が格納ブロック17、18によって塞がれるので、歩行者や車両などが連接軌道ブロック100上を通行するときに、継目部作業用凹部15、16がその通行の妨げとなることを抑制することができる。
また本実施形態によれば、軌道1は一対のレール2、2を含んで構成される。また、各レール2、2を各別に収容するように、ブロック本体11の上面12に一対のレール収容凹部13、14が凹設され、継目部作業用凹部15、16(第1の凹部)は、ブロック本体11の上面12のうちレール収容凹部13、14より内側に凹設されている。これにより、ブロック本体11の上面12のうちレール収容凹部13、14より外側に継目部作業用凹部15、16が凹設される場合に発生しかねない、ブロック本体11の両側端部での強度低下を未然に防ぐことができる。
また本実施形態によれば、連接軌道ブロック100は、ブロック本体11の下面19にて、レール収容凹部13、14の延在方向に交差する方向に延在するように凹設された横桁係合凹部(第2の凹部)20を更に含んで構成される。これにより、ブロック本体11の横桁係合凹部20に横桁61が係合することができるので、ブロック本体11の横桁61に対する移動を抑制することができる。
また本実施形態によれば、横桁係合凹部20、20は、ブロック本体11の下面19の前側外縁部及び後側外縁部にそれぞれ凹設されている。これにより、隣接する連接軌道ブロック同士で、各々の端部を、各々の横桁係合凹部20を介して、同一の横桁61に係合させることができるので、横桁61の効率的な配置を実現することができる。
また本実施形態によれば、連接軌道ブロック101〜107を軌道1の延在方向に沿うように直列に地盤上に配置した後に、連接軌道ブロック101〜107の下方にそれらを支持する工事桁60を架設する方法として、工事桁架設進行方向を前進方向として、前端部が横桁61a(第1の横桁)によって支持されている連接軌道ブロック101(第1の連接軌道ブロック)と、この連接軌道ブロック101より前方に位置して連接軌道ブロック101に隣接し、横桁61a及び地盤によって支持されている連接軌道ブロック102(第2の連接軌道ブロック)と、この連接軌道ブロック102より前方に位置して連接軌道ブロック102に隣接し、地盤によって支持されている連接軌道ブロック103(第3の連接軌道ブロック)と、この連接軌道ブロック103より前方に位置して地盤によって支持されている連接軌道ブロック106(第4の連接軌道ブロック)と、のうち、連接軌道ブロック106の格納ブロック17、18を脱離し、この脱離した格納ブロック17、18が格納されていた継目部作業用凹部15、16(第1の凹部)に隣接するレール2の継目部21でレール同士を分離し、連接軌道ブロック101のレール収容凹部13、14から連接軌道ブロック106のレール収容凹部13、14にわたって収容されているレール2を撤去し、連接軌道ブロック102、103を撤去し、横桁61aの前方における、横桁61c(第2の横桁)及び縦桁62aの設置予定箇所の地盤を掘削し、この設置予定箇所に横桁61cを設置し、当該設置予定箇所における横桁61aと横桁61cとの間に縦桁62aを配置してその両端を横桁61a、61cに固定し、連接軌道ブロック103が横桁61c及び地盤によって支持されるように連接軌道ブロック103を設置し、連接軌道ブロック102が横桁61a、61cと縦桁62aとによって支持されるように連接軌道ブロック102を設置し、上記撤去したレール2を連接軌道ブロック101のレール収容凹部13、14から連接軌道ブロック106のレール収容凹部13、14にわたって収容し、上記分離したレール同士を継ぎ合わせてレール2の継目部21を復旧し、上記撤去した格納ブロック17、18を継目部作業用凹部15、16に再び格納して着脱可能に固定する。これにより、工事桁60の架設作業時に、踏切4内の全てのレール2を撤去することなく、工事桁60の架設施工箇所のレール2のみを限定的に撤去することができるので、レール2の撤去及び復旧作業を短時間で行うことができる。
尚、本実施形態では、連接軌道ブロック101(第1の連接軌道ブロック)のレール収容凹部13、14から連接軌道ブロック106(第4の連接軌道ブロック)のレール収容凹部13、14にわたって収容されているレール2を撤去・復旧するときに、連接軌道ブロック101及び連接軌道ブロック106のうち連接軌道ブロック106の格納ブロック17、18を着脱しているが、連接軌道ブロック101のレール収容凹部13、14から連接軌道ブロック106のレール収容凹部13、14にわたって収容されているレール2を撤去・復旧することができるのであれば、格納ブロック17、18が着脱される連接軌道ブロックはこれに限らず、例えば、連接軌道ブロック106に代えて、又は連接軌道ブロック106に加えて、連接軌道ブロック101の格納ブロック17、18を着脱してもよい。すなわち、連接軌道ブロック101のレール収容凹部13、14から連接軌道ブロック106のレール収容凹部13、14にわたって収容されているレール2を撤去・復旧するときには、連接軌道ブロック101及び連接軌道ブロック106のうち少なくとも一方の格納ブロック17、18を着脱すればよい。
また本実施形態によれば、横桁61は、その設置予定箇所への設置時に、地盤に予め打設された仮受杭(図示せず)に固定されて、この仮受杭によって支持されるので、工事桁60の下方にて、トンネルなどの構築施工を行うことができる。
また本実施形態によれば、横桁61c(第2の横桁)をその設置予定箇所に設置した後に、横桁61cの前方に仮縦桁91を配置してその後端部を横桁61cに固定し、連接軌道ブロック103が横桁61cと仮縦桁91と地盤とによって支持されるように連接軌道ブロック103を設置する。これにより、連接軌道ブロック103の支持安定性を仮縦桁91で確保することができるので、連接軌道ブロック103の沈下を抑制することができる。
尚、本実施形態では、連接軌道ブロック100のブロック本体11が平面視で矩形状を成しているが、ブロック本体11の平面形状はこれに限らず、例えば、鉄道の線路線形が曲線の場合であっても対応できるように、ブロック本体11の平面形状を台形状としてもよい。この場合には、緩和曲線用と単曲線用とを使い分けることで、いかなる曲線形状にも対応することが可能である。
また、本実施形態では、鉄道の軌道と道路とが平面交差する平面交差部として、いわゆる専用軌道と道路とが平面交差する踏切を用いて説明したが、平面交差部はこれに限らず、例えば、いわゆる併用軌道において、軌道と道路とが実質的に交差している部分に、本発明に係る連接軌道ブロックを適用することが可能である。
1 軌道
2 レール
3 道路
4 踏切
11 ブロック本体
12 上面
13、14 レール収容凹部
15、16 継目部作業用凹部(第1の凹部)
17、18 格納ブロック
19 下面
20 横桁係合凹部(第2の凹部)
21 継目部
22 継目板
23 継目ボルト
24 ナット
31 タイプレートパッド
32 タイプレート
33 レールパッド
34 取付ボルト
35 レールクリップ部材
36 ワッシャー
37 ナット
38 緩衝材
39 ゴムシュート
41、42 ゴム板
43 貫通孔
44 拡径凹部
45 取付ボルト
46 平座金46
47 皿ばね座金
48 ナット
49 ゴムキャップ
51 吊り治具
52 埋込栓
60 工事桁
61 横桁
61a 横桁(第1の横桁)
61b 横桁
61c 横桁(第2の横桁)
62、62a 縦桁
71 貫通孔
72 拡径凹部
73 ブラケット
74 貫通孔
75 取付ボルト
76 ナット
81 ゴム板
82 平座金
83 絶縁カラー
84 皿ばね座金
85 平座金
86 絶縁カラー
87 ゴムキャップ
91 仮縦桁
92 隙間埋めブロック
93 クレーン
94 路面覆工板
95 クレーン
96 バックホー
97 基礎砕石
98 基礎コンクリート
100〜107 連接軌道ブロック

Claims (8)

  1. 鉄道の軌道と道路との平面交差部に用いられる連接軌道ブロックであって、
    上下方向に厚みを有する板状のブロック本体と、
    前記軌道を構成するレールを収容するように、前記ブロック本体の上面に溝状に凹設されたレール収容凹部と、
    このレール収容凹部のうち前記レールの継目部が配置され得る部分に隣接するように、前記ブロック本体の上面に凹設された第1の凹部と、
    この第1の凹部に格納されて着脱可能に固定され、この固定時に上面が前記ブロック本体の上面と面一になる格納ブロックと、
    前記ブロック本体の下面にて、前記レール収容凹部の延在方向に交差する方向に延在するように凹設された第2の凹部と、
    を含んで構成されることを特徴とする連接軌道ブロック。
  2. 前記軌道は一対のレールを含んで構成され、
    各レールを各別に収容するように、前記ブロック本体の上面に一対の前記レール収容凹部が凹設され、前記第1の凹部は、前記ブロック本体の上面のうち前記レール収容凹部より内側に凹設されたことを特徴とする請求項1に記載の連接軌道ブロック。
  3. 前記第2の凹部は、前記ブロック本体の下面の外縁部に凹設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の連接軌道ブロック。
  4. 鉄道の軌道と道路との平面交差部に用いられる連接軌道ブロックであって、上下方向に厚みを有する板状のブロック本体と、前記軌道を構成するレールを収容するように、前記ブロック本体の上面に溝状に凹設されたレール収容凹部と、このレール収容凹部のうち前記レールの継目部が配置され得る部分に隣接するように、前記ブロック本体の上面に凹設された第1の凹部と、この第1の凹部に格納されて着脱可能に固定され、この固定時に上面が前記ブロック本体の上面と面一になる格納ブロックと、を含んで構成される前記連接軌道ブロックを複数用いて、これら連接軌道ブロックを前記軌道の延在方向に沿うように直列に地盤上に配置した後に、当該複数の連接軌道ブロックの下方にそれらを支持する工事桁を架設する方法であって、
    工事桁架設進行方向を前進方向として、前端部が第1の横桁によって支持されている第1の連接軌道ブロックと、この第1の連接軌道ブロックより前方に位置して前記第1の連接軌道ブロックに隣接し、前記第1の横桁及び地盤によって支持されている第2の連接軌道ブロックと、この第2の連接軌道ブロックより前方に位置して前記第2の連接軌道ブロックに隣接し、地盤によって支持されている第3の連接軌道ブロックと、この第3の連接軌道ブロックより前方に位置して地盤によって支持されている第4の連接軌道ブロックと、のうち、前記第1及び第4の連接軌道ブロックの少なくとも一方の格納ブロックを脱離し、
    この脱離した格納ブロックが格納されていた第1の凹部に隣接するレールの継目部でレール同士を分離し、
    前記第1の連接軌道ブロックのレール収容凹部から前記第4の連接軌道ブロックのレール収容凹部にわたって収容されているレールを撤去し、
    前記第2及び第3の連接軌道ブロックを撤去し、
    前記第1の横桁の前方における、第2の横桁及び縦桁の設置予定箇所の地盤を掘削し、
    前記設置予定箇所に前記第2の横桁を設置し、
    前記設置予定箇所における前記第1の横桁と前記第2の横桁との間に前記縦桁を配置してその両端を前記第1及び第2の横桁に固定し、
    前記第3の連接軌道ブロックが前記第2の横桁及び地盤によって支持されるように前記第3の連接軌道ブロックを設置し、
    前記第2の連接軌道ブロックが前記第1及び第2の横桁と前記縦桁とによって支持されるように前記第2の連接軌道ブロックを設置し、
    前記撤去したレールを前記第1の連接軌道ブロックのレール収容凹部から前記第4の連接軌道ブロックのレール収容凹部にわたって収容し、
    前記分離したレール同士を継ぎ合わせて前記レールの継目部を復旧し、
    前記撤去した格納ブロックを前記第1の凹部に再び格納して着脱可能に固定することを特徴とする連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法。
  5. 前記横桁は、その設置予定箇所への設置時に、地盤に予め打設された仮受杭に固定されて、この仮受杭によって支持されることを特徴とする請求項4に記載の連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法。
  6. 前記設置予定箇所に前記第2の横桁を設置した後に、前記第2の横桁の前方に仮縦桁を配置してその後端部を前記第2の横桁に固定し、
    前記第3の連接軌道ブロックが前記第2の横桁と前記仮縦桁と地盤とによって支持されるように前記第3の連接軌道ブロックを設置することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法。
  7. 前記連接軌道ブロックは、前記ブロック本体の下面の外縁部にて、前記レール収容凹部の延在方向に交差する方向に延在するように凹設された第2の凹部を更に含んで構成され、
    前記横桁は、その上端部が前記第2の凹部に係合することを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか1つに記載の連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法。
  8. 前記軌道は一対のレールを含んで構成され、
    各レールを各別に収容するように、前記ブロック本体の上面に一対の前記レール収容凹部が凹設され、前記第1の凹部は、前記ブロック本体の上面のうち前記レール収容凹部より内側に凹設されたことを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれか1つに記載の連接軌道ブロック支持用工事桁の架設方法
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