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JP6052824B2 - 表面処理ヘッド - Google Patents
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JP6052824B2 - 表面処理ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、表面処理ヘッドに関する。
例えば真空掃除機のような表面処理具は、一般に、掃除機ヘッドとも呼称される1つ以上の表面処理ヘッドを備えている。掃除機ヘッドは、様々な利用“モード”に切り替えて利用可能とされるのが一般的である。例えば、様々な利用モードによって、例えばカーペット敷きの床や硬質の床のような様々なタイプの床表面に対する、表面処理ヘッドによる一層効果的な清掃が可能となる。典型的には、高い清掃能力を発揮させるためには、表面処理ヘッドと床表面との間に発生させる吸引力が大きいことが望ましい。しかしながら、大きい吸引力によって、表面処理ヘッドは床に向かって引きつけられるので、表面処理ヘッドを床面全体に亘って移動させることが困難になる場合がある。
このような問題を解決するために、表面処理ヘッドは、床に面していない表面処理ヘッドの他の部分から表面処理ヘッドに空気を引き込むための抽気孔を備えていることがある。抽気孔は、空気を表面処理ヘッドに引き込むための代替的なチャネルを備えているので、表面処理ヘッドと床面との間における吸引力が低減される。このような抽気孔は、永続的に固定されているか、代替的には利用者によって開閉可能とされる。例えば利用者が、床面全体に亘って表面処理ヘッドを移動させることが困難であると感じる場合には、利用者は、1つ以上の抽気孔を開くことを選択することができる。しかしながら、このことは、抽気孔を調整するために何度も清掃作業を停止させることを必要とする。抽気孔の設定を変更する必要がある場合には、特に一回の清掃作業において利用者が多くの様々なタイプの床面を清掃する場合には、利用者はストレスを感じることになる。さらに、利用者は、異なる床面に移動する場合に抽気孔を再び閉じることを忘れ易い。利用者は、抽気孔を一度設定すると、表面処理ヘッドが清掃能力と動作抵抗との最良のバランスを提供するか否かに関わらず、設定をそのままに放置する場合がある。
本発明は、前方作業縁部及び後方作業縁部によって境界が形成されている吸引キャビティ開口部を有している吸引キャビティであって、前方作業縁部及び後方作業縁部のうち少なくとも1つの縁部が、吸引キャビティ開口部が最大とされる第1の位置と、吸引キャビティ開口部が最小とされる第2の位置との間において移動可能とされる、吸引キャビティと、第1の位置と第2の位置との間において前方作業縁部及び後方作業縁部のうち少なくとも1つの縁部を動作させるための、利用者によって操作可能とされるアクチュエータを備えている動作機構と、1つ以上の抽気ベントとを備えている表面処理ヘッドにおいて、動作機構が、1つ以上の抽気ベントを開閉させるように動作する、表面処理ヘッドを提供する。
その結果として、利用者が1つ以上の可動式作業縁部を移動させるためにアクチュエータを動作させる場合に、抽気ベントの開閉が調整される。従って、利用者は、一層容易に、清浄性能すなわち塵埃収集性能と動作抵抗とを最適にバランスさせることができる。このことは、清掃作業の際に表面処理ヘッドが多数の相違するタイプの床面を清掃するために利用される場合に、特に関連する。利用者は、抽気ベントの開口部と1つ以上の可動式作業縁部との両方を独立して調整する必要は無い。従って、1つ以上の可動式作業縁部を調整する場合に利用者が抽気ベントの開口部の調整に偶発的であるか否かに関わらず失敗する可能性が解消される。
抽気ベントが、前方作業縁部及び後方作業縁部が第1の位置に位置している場合に完全に閉じられており、抽気ベントが、前方作業縁部及び後方作業縁部が第2の位置に位置している場合に開かれている。このようにして、吸引キャビティ開口部が最大とされる場合に、抽気ベントが閉じられており、吸引キャビティ開口部における吸引を最大とすることができる。一方、吸引キャビティが最小とされる場合には、抽気ベントが開かれており、空気が、吸引キャビティ開口部及び抽気ベントを通じて吸引キャビティに流入する。従って、吸引キャビティ開口部における吸引が低減されるので、これにより床面に亘る表面処理ヘッドの、利用の際に利用者が受ける動作抵抗の大きさが低減される。
動作機構が、前方作業縁部及び後方作業縁部のうち少なくとも1つの縁部を第1の位置から第2の位置に徐々に移動させるに従って、抽気ベントが、徐々に開かれていく。これにより、抽気ベントを通じて吸引キャビティに流入する空気の流速を良好に調整することができる。特に、アクチュエータを若干調整することによって、1つ以上の可動式後方作業縁部を比較的小さくしか移動させることができない場合には、抽気ベントを完全に開くことができず、多くの空気を抽気ベントを通じて吸引キャビティに流入させることができない。抽気ベントを著しく急速に開いた場合には、その結果として、不必要な又は望まれていない程度で塵埃収集性能が低減される。従って、このような塵埃収集性能の低下を緩和するためには、抽気ベントを徐々に開いていくことが幾らかの救いになる。
抽気ベントが開かれている場合には、空気が、抽気ベントを通じて吸引キャビティに引き込まれるが、抽気ベントが閉じられている場合には、空気のみが、吸引キャビティ開口部を通じて吸引キャビティに引き込まれるにすぎない。その結果として、吸引キャビティ開口部において実現される吸引力又は吸引量は、抽気ベントを開閉することによって調整可能とされる。抽気ベントの開閉と1つ以上の可動式作業縁部の動作とは直接的に関連しており、最も適切な抽気ベントの構成は、利用者がさらなる入力をする必要なく塵埃収集性能と動作抵抗とを最適にバランスさせるために、任意の所定の可動式作業縁部の位置と関連している。
抽気ベントが、表面処理ヘッドの外周の大気に対して開かれている入口を備えている。
抽気ベントの入口が、表面処理ヘッドの外面に形成されている1つ以上の溝の内部に配置されている。従って、物体が1つ以上の抽気ベントの入口を含む外面の領域を偶発的に覆われ、これにより1つ以上の入口が閉塞されることが、溝によってある程度防止される。抽気ベントの入口が、表面処理ヘッドの上面に形成されているので、利用の際に1つ以上の入口を不慮に閉塞することを防止するさらなる保護として機能する。例えば、1つ以上の入口が表面処理ヘッドの側面に形成されている場合には、表面処理ヘッドを例えば壁のような物体の近傍で通過させることによって、当該入口は閉塞される。
抽気ベントの出口が、固定式シールと可動式作業縁部との間において吸引キャビティの内部に配置されている。可動式作業縁部が第1の位置に位置している場合に、可動式作業縁部が固定式シールと当接しており、可動式作業縁部が第2の位置に位置している場合に、間隙が固定式シールと可動式作業縁部との間に形成されており、空気が間隙を通じて抽気ベントから吸引キャビティの内部に流入する。従って、可動式作業縁部が表面処理ヘッドの静止部分に対して相対的に移動すると、その結果として、抽気ベントが開閉される。このことは、1つ以上の可動式作業縁部が動作している場合に1つ以上の抽気ベントを開閉するための簡便且つ確実な方法を提供する。複雑な部品も複雑な機構も必要としないので、表面処理ヘッドの製造及び組立を単純化し、表面処理ヘッドについてのコストを抑制することの手助けとなる。
さらに、本発明は、上述の表面処理ヘッドのうち任意の一の表面処理ヘッドを備えている真空掃除機を提供する。
本発明の理解を容易にするために、添付図面を参照しつつ、本発明の実施例について例示的に説明する。
本発明における表面処理ヘッドの斜視図である。 図1に表わす表面処理ヘッドの上面図である。 図1及び図2に表わす表面処理ヘッドの下面図である。 本発明における表面処理ヘッドのソールプレート本体の斜視図である。 図4に表わすソールプレート本体の、第1の構成における上面図である。 図4に表わすソールプレート本体の、第2の構成における上面図である。 図5Aに表わすソールプレート本体の下面図である。 図5Bに表わすソールプレート本体の下面図である。 図5A及び図6Aに表わす構成の場合における、図4に表わすソールプレート本体の断面を表わす斜視図である。 図7Aに表わす断面図におけるソールプレート本体の側面断面図である。 図5A及び図6Aに表わす構成の場合における、図4に表わすソールプレート本体の第2の断面を表わす斜視図である。 図8Aに表わす断面図におけるソールプレート本体の側面断面図である。 図5B及び図6Bに表わす構成の場合における、図4に表わすソールプレート本体の断面を表わす斜視図である。 図9Aに表わす断面図におけるソールプレート本体の側面断面図である。 図5B及び図6Bに表わす構成の場合における、図4に表わすソールプレート本体の第2の断面を表わす斜視図である。 図10Aに表わす断面図におけるソールプレート本体の側面断面図である。 第1の実施例における動作機構及び可動式作業縁部を表わす。 第2の実施例における動作機構及び可動式作業縁部を表わす。 図5A及び図6Aに表わす構成における、図11に表わす動作機構及び可動式作業縁部の上面図である。 図5B及び図6Bに表わす構成における、図11に表わす動作機構及び可動式作業縁部の上面図である。
図1、図2、及び図3は、表面処理ヘッド1を表わす。表面処理ヘッド1は、本体2と転動サポート3とを備えている。本体2は、ソールプレート本体5の周囲に設けられている外側ハウジング4を備えている。転動サポート3は、ホイール6と旋回式ダクト7とを備えている。旋回式ダクト7は、例えばシリンダ型又はキャニスタ型真空掃除機の場合にはワンド取付具を介して、表面処理ヘッド1を真空掃除機に取り付け可能とする。旋回式ダクト7は、ダクト8を介して、本体2と、特にソールプレート本体5と流通している。また、図1及び図2は、ソールプレート本体5の露出した上面に設けられた機械式滑動部の形態をしたアクチュエータ10を表わす。軸線V,Lそれぞれは、表面処理ヘッド1の垂直方向軸線及び横方向軸線を表わす。軸線Mは、利用の際における表面処理ヘッド1の前方方向を表わす。従って、軸線Mが、表面処理ヘッド1の前方縁部の前方を示していると考えることができる。
図3は、表面処理ヘッド1の下面図である。ソールプレート本体5の下面には、吸引キャビティ11が設けられており、吸引キャビティ11には、前方作業縁部12と後方作業縁部14との間に吸引キャビティ開口部が形成されている。相対的な用語である“前方(front)”及び“後方(rear)”は、真空掃除機作業において前方(図1に表わす軸線Mによって指示される)に清掃する際に、表面処理ヘッド1の利用方向に従って規定される。吸引キャビティ11は、ダクト開口部15を介してダクト8と流通している。
図4は、ソールプレート本体5のみを表わし、図4では、表面処理ヘッド1の残り部分を視認することができない。ダクト開口部15は、ソールプレート本体5の上面から上方に延在している。中央抽気ベント16は、ソールプレート本体5の後方に向かって方向づけられている。中央抽気ベント16のための外部開口部は、ソールプレート本体5の上面をソールプレート本体5の幅の略一部分に沿って横断している溝17の中央部分に配置されている。溝17の端部それぞれには、側方抽気ベント18が形成されているが、側方抽気ベント18のための外部開口部を視認することはできない。
中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18は、空気が表面処理ヘッド1の外面と接触して表面処理ヘッド1を囲んでいる状態において、ソールプレート本体5の内側において吸引キャビティ11と流通させることができる。従って、利用の際に、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18が開いている場合には、空気は、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18を通じて、及び、前方作業縁部12と後方作業縁部14との間に形成された吸引キャビティ開口部を通じて、吸引キャビティ11に引き込まれる。このことは、吸引キャビティ開口部で生じる吸引力を低減させるという効果を有している。
図5A及び図5Bは、ソールプレート本体5の上面図である。図5A及び図5Bは、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18の開口部を明確に表わす。図5Aでは、アクチュエータ10が、アクチュエータ10のための指グリップがソールプレート本体5の中央に最も接近した状態で位置決めされている第1の位置に位置している。アクチュエータ10は、第1の位置から矢印Dの方向に移動可能とされる。図5Bは、アクチュエータ10が第2の位置に位置している場合におけるソールプレート本体5を表わす。第2の位置では、指グリップが、ソールプレート本体5の側縁部に最も接近した状態で位置決めされている。
図6A及び図6Bは、アクチュエータ10が図5A及び図5Bそれぞれに表わす2つの位置に位置している場合における、ソールプレート本体5の下面図である。後方作業縁部14は移動可能とされる。後方作業縁部14は、図6Aに表わすように、アクチュエータ10が(図5Aに表わす)第1の位置に位置している場合に後方作業縁部14が第1の位置に位置しているように、アクチュエータ10によって動作される。第1の位置では、前方作業縁部12と後方作業縁部14との距離が、吸引キャビティ開口部が最大になっていることを意味する最大距離αとされる。逆に、図6Bでは、アクチュエータ10が(図5Bに表わす)第2の位置に位置している場合に、後方作業縁部14が第2の位置に位置している。第2の位置では、前方作業縁部12と後方作業縁部14との距離が、吸引キャビティ開口部が最小になっていることを意味する最小距離βとされる。
中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18が閉じている状態において、吸引キャビティ開口部の幅が最大距離αになっている場合には、吸引キャビティ開口部において実現される吸引力が、表面処理ヘッド1を利用する際に著しく高められる。このことは、表面処理ヘッド1の塵埃収集性能を向上させる。しかしながら、吸引キャビティ開口部における吸引力が高められたことに起因して、表面処理ヘッド1は、大きい動作抵抗を発生させる大きい力によって床面に向かって引き込まれる。この結果として、利用者は、表面処理ヘッド1を清掃すべき床面に亘って移動させることに困難を感じることになる。一方、吸引キャビティ開口部の幅が最小距離βになっていると共に、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18が開いている状態において、吸引キャビティ開口部において実現される吸引力が、表面処理ヘッド1を利用する際に低減される。この結果として、表面処理ヘッド1の塵埃収集性能が低減されるが、表面処理ヘッド1を床面に向かって引き込む力も低減される。動作抵抗が低減されるので、利用者は、一層容易に表面処理ヘッド1を床面に亘って移動させることができる。従って、利用者は、表面処理ヘッド1を利用し続けながら、様々な床面における表面処理ヘッド1の塵埃収集性能及び操縦性に関する利用者の要求に従って図5A及び図5Bに表わす2つの位置の間で切り換えるために、アクチュエータ10を移動させることができる。
図7A及び図7B並びに図8A及び図8Bは、アクチュエータ10及び可動式後方作業縁部14の両方が図5A及び図6Aに表わす上述の第1の位置に位置している場合における、ソールプレート本体5の断面図である。図7A及び図7Bは、中央抽気ベント16が配置されている地点におけるソールプレート本体5の断面図である。図8A及び図8Bは、側方抽気ベント18が配置されている地点におけるソールプレート本体5の断面図である。シール20が、可動式後方作業縁部14と吸引キャビティ11の後面壁22との間に設けられている。従って、後方作業縁部14が第1の位置に位置している場合には、後方作業縁部14とシール20との間に間隙が形成されないように、後方作業縁部14がシール20に当接する。後方作業縁部14がこのような態様でシール20と当接している場合には、空気が表面処理ヘッド1の外側から中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18を通じて吸引キャビティ11に流入することが防止される。従って、可動式後方作業縁部14が第1の位置に位置している場合には、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18が閉じられている。以上により、前方作業縁部12と後方作業縁部14との間において吸引キャビティ開口部を通過する空気のみが、吸引キャビティ11に引き込まれ、ダクト開口部15、ダクト8、及び旋回式ダクト7を通じて真空掃除機の内部に流入する。
図9A及び図9B並びに図10A及び図10Bは、アクチュエータ10及び可動式後方作業縁部14の両方が図5B及び図6Bに表わす上述の第2の位置に位置している場合における、ソールプレート本体5の断面図である。図9A及び図9Bは、図7A及び図7Bに表わす断面図と同一の断面における、すなわち中央抽気ベント16が位置している地点における断面図である。図10A及び図10Bは、図8A及び図8Bに表わす断面図と同一の断面における、すなわち側方抽気ベント18が位置している地点における断面図である。可動式後方作業縁部14が第2の位置に位置している状態では、後方作業縁部14はシール20と当接していない。従って、矢印E及び矢印Fによって表わすように、空気は、表面処理ヘッド1の外側から中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18を通じて吸引キャビティ11に流入する。空気が、吸引キャビティ開口部以外の経路を通じて吸引キャビティ11に流入するので、吸引キャビティ開口部において表面処理ヘッド1を床面に引きつけるように作用する吸引力は、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18が上述のように閉じている場合と比較して著しく低減される。従って、利用者は、動作抵抗をあまり受けず、一層容易に表面処理ヘッド1を床面に沿って操縦することができる。
上述のように、後方作業縁部14が第1の位置から第2の位置に移動された場合には、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18は、後方作業縁部14が吸引キャビティ11の後面壁22に配置されたシール20と接触していないことに起因して開かれている。従って、利用者がアクチュエータ10を滑動させることによって後方作業縁部14を移動させるという一の操作によって、吸引キャビティ開口部における吸引力を低減する2つの反応が結果として生じる。第1の反応は、吸引キャビティ開口部の大きさを小さくすることであり、第2の反応は、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18を開くことができることである。さらなる優位点は、利用者が、清掃作業の際に一方の床面タイプから他方の床面タイプに進行した場合に、可動式後方縁部14並びに中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18を忘れずに変更する必要が無くなることである。中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18が、同一のアクチュエータ10を利用することによって可動式後方作業縁部14と共に調整されるからである。
図示した上述の構成では、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18が、後方作業縁部14がシール20との当接が解除されるように移動することによって開かれる。しかしながら、代替的な実施例では、中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18がアクチュエータ10の動作時に開いている。例えば、前方作業縁部12が移動可能とされるか、又は前方作業縁部12及び後方作業縁部14の両方が移動可能とされる場合がある。従って、中央抽気ベント12及び側方抽気ベント14が、ソールプレート本体5の前方部分に又はソールプレート本体5の前方部分及び後方部分に設けられている場合がある。さらなる代替的な実施例では、可動式後方作業縁部14がシール20との当接が解除されるように移動することによって開かれるのではなく、中央抽気ベント及び側方抽気ベントが、アクチュエータ10に接続されている滑動可能とされるプレートによって閉じられており、これにより、アクチュエータ10が移動した場合に、当該滑動可能なプレートが抽気ベントの開口部を露出させるように滑動する。
図11は、後方作業縁部14を移動させるために利用される動作機構の第1の実施例を表わす。動作機構は、後方作業縁部14とアクチュエータ10とを備えている。アクチュエータ10は、通常の利用時には視認することができないようにソールプレート本体5の上面の下方において延在している部分23を有している。後方作業縁部14の上側部分は、2つのチャネル又は案内経路24を備えており、アクチュエータ10は、2つの下方に突出している部材25を備えており、下方に突出している部材25は、後方作業縁部14の上面に設けられた案内経路24の内部に係止されるように位置合わせされているボスの形態とされる。図12は、動作機構の代替的な実施例を表わす。図12では、後方作業縁部14は、上方に突出している部材26を備えており、上方に突出している部材26は、ボスの形態とされる。一方、厚肉部分27(extended portion)を含んでいるアクチュエータ10は、案内経路28を備えており、案内経路28は、上方に突出しているボス26が案内経路28と係合するように位置合わせされている。
図13A及び図13Bは、図11に表わす動作機構の動作を表わす。アクチュエータ10が(横方向軸線Lに対して略平行とされる)矢印Gの向きにおいて固定された直線状の経路に沿って移動された場合には、アクチュエータ10の下面に設けられたボス26が、後方作業縁部14の上側に設けられた案内経路28を通過する。ボス26が案内経路28の両側面に作用させた結果として、図13Aに表わすように、後方作業縁部14が(軸線Mに対して略平行とされる)矢印Hの向きに移動される。このことは、上述の第1の位置から第2の位置に至る後方作業縁部14の移動に対応する。図13Bに表わすように、アクチュエータ10が、矢印Jによって表わされる反対方向において、固定された直線状の経路に沿って移動した結果として、後方作業縁部14は、矢印Kの向きにおいて移動される。後方作業縁部14がソールプレート本体5の下面に固定された移動経路上に位置する場合には、アクチュエータ10の動作方向は、結果として生じる後方作業縁部14の移動に対して垂直とされる。ソールプレート本体5の大きさ次第では、上面におけるソールプレート本体5の横方向移動(すなわち、横方向軸線Lに対して平行とされる移動)の程度を一層大きくすることができるが、前後方向移動(すなわち軸線Mに対して平行とされる移動)の程度は、比較的制限されている。従って、アクチュエータ10を左右方向すなわち横方向において移動可能とされるように配置させることによって、移動距離を一層長くすることができる。アクチュエータ10の行程が、後方作業縁部14の結果として生じる比較的短い移動距離より長い場合には、結果的に、利用者は、一層容易に、所望の後方作業縁部14の位置と関連する抽気ベントの構成とを選択することができる。利用者は、一層容易に、塵埃収集性能と任意のタイプの床面に対する表面処理ヘッド1の動作抵抗とを最適にバランスさせることができる。
上述の図示した実施例では、案内経路24,28は、アクチュエータの行程全体に亘って比較的直線的で浅く傾斜した経路とされる。これにより、結果として、後方作業縁部14の滑らかで安定した移動を実現することができる。しかしながら、案内経路の形状は、表面処理ヘッド1の要件を満たす後方作業縁部14の様々な移動形態を実現可能とされるように留意すべきである。例えば、案内経路は、後方作業縁部14が最初に第1の位置から遅く移動し、その後に第2の位置に向かって速く移動するように、不均一に湾曲した経路を含んでいる場合がある。このことは、例えば中央抽気ベント16及び側方抽気ベント18を最初から急速に停止させるために、幾つかの環境においては望ましい。
特定の実施例について説明したが、本出願の特許請求の範囲によって規定される技術的範囲から逸脱することなく、多様に変更することができることに留意すべきである。
1 表面処理ヘッド
2 本体
3 転動サポート
4 外側ハウジング
5 ソールプレート本体
6 ホイール
7 旋回式ダクト
8 ダクト
10 アクチュエータ
11 吸引キャビティ
12 前方作業縁部
14 後方作業縁部
15 ダクト開口部
16 中央抽気ベント
17 溝
18 側方抽気ベント
20 シール
22 (吸引キャビティ11の)後面壁
24 案内経路
25 下方に突出している部材
26 情報に突出している部材
27 厚肉部分
28 案内経路
M 軸線(前方方向)
V 軸線(垂直方向)
L 軸線(横方向)

Claims (11)

  1. 前方作業縁部及び後方作業縁部によって境界が形成されている吸引キャビティ開口部を有している吸引キャビティであって、前記前方作業縁部及び前記後方作業縁部のうち少なくとも1つの縁部が、前記吸引キャビティ開口部が最大とされる第1の位置と、前記吸引キャビティ開口部が最小とされる第2の位置との間において移動可能とされる、前記吸引キャビティと、
    前記第1の位置と前記第2の位置との間において前記前方作業縁部及び前記後方作業縁部のうち少なくとも1つの縁部を動作させるための、利用者によって操作可能されるアクチュエータを備えている動作機構と、
    1つ以上の抽気ベントと、
    を備えている表面処理ヘッドにおいて、
    前記動作機構が、1つ以上の前記抽気ベントを開閉させるように動作することを特徴とする表面処理ヘッド。
  2. 前記抽気ベントが、前記前方作業縁部及び前記後方作業縁部が前記第1の位置に位置している場合に完全に閉じられており、
    前記抽気ベントが、前記前方作業縁部及び前記後方作業縁部が前記第2の位置に位置している場合に開かれていることを特徴とする請求項1に記載の表面処理ヘッド。
  3. 前記動作機構が、前記前方作業縁部及び前記後方作業縁部のうち少なくとも1つの縁部を前記第1の位置から前記第2の位置に徐々に移動させるに従って、前記抽気ベントが、徐々に開かれていくことを特徴とする請求項1又は2に記載の表面処理ヘッド。
  4. 空気が、前記抽気ベントが開かれている場合に、前記抽気ベントを通じて前記吸引キャビティに引き込まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面処理ヘッド。
  5. 空気のみが、前記抽気ベントが閉じられている場合に、前記吸引キャビティ開口部を通じて前記吸引キャビティに引き込まれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表面処理ヘッド。
  6. 前記抽気ベントが、前記表面処理ヘッドの外周の大気に対して開かれている入口を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の表面処理ヘッド。
  7. 前記抽気ベントの前記入口が、前記表面処理ヘッドの外面に形成されている1つ以上の溝の内部に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の表面処理ヘッド。
  8. 前記抽気ベントの前記入口が、前記表面処理ヘッドの上面に形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の表面処理ヘッド。
  9. 前記抽気ベントの出口が、固定式シールと可動式作業縁部との間において前記吸引キャビティの内部に配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の表面処理ヘッド。
  10. 前記可動式作業縁部が、前記可動式作業縁部が前記第1の位置に位置している場合に、前記固定式シールと当接しており、
    間隙が、前記可動式作業縁部が前記第2の位置に位置している場合に、前記固定式シールと前記可動式作業縁部との間に形成されており、
    空気が、前記間隙を通じて前記抽気ベントから前記吸引キャビティの内部に流入することを特徴とする請求項9に記載の表面処理ヘッド。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の表面処理ヘッドを備えていることを特徴とする真空掃除機。
JP2015057198A 2014-03-21 2015-03-20 表面処理ヘッド Expired - Fee Related JP6052824B2 (ja)

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