JP6057962B2 - 鞍乗り型車両のスイングアーム構造 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両のスイングアーム構造において、軽量化及び外観性の向上が可能であるとともに、異物の侵入を容易に防止できるようにすることを目的とする。
本発明によれば、金属製カラーが前後に位置を調整可能であるため金属製カラーが小型になり軽量化を図ることができるとともに、金属製カラーを支持するエンドキャップは樹脂製であるため、さらに軽量化を図ることができる。また、スイングアームの後端開口を塞ぐエンドキャップの前側壁部によって、長孔よりも前方のスイングアーム内を塞ぐことができ、スイングアームへの異物の侵入を容易に防止できる。さらに、樹脂製のエンドキャップでスイングアームの後端開口を塞ぐため、外観性が良い。
本発明によれば、スイングアームとエンドキャップとの間に挿入される補強部材によってスイングアームの剛性を向上できるとともに、補強部材を利用してチェーンアジャスターピンを容易に設けることができる。
また、本発明は、前記スイングアーム(14)は、前記長孔(61a,62a)に連続して延びる切り欠き(66)を備え、前記チェーンアジャスターピン(90)は、前記切り欠き(66)に挿入されることを特徴とする。
本発明によれば、チェーンアジャスターピンは、長孔に連続して延びる切り欠きに挿入されるため、チェーンの調整用のチェーンアジャスターピンを利用して補強部材をスイングアームに簡単に位置決めできる。
本発明によれば、樹脂製のエンドキャップの中間部を撓ませるようにして金属製カラーをエンドキャップに容易に組み付けできるとともに、リブが金属製カラーの溝部に嵌まることで、組み付け作業時の金属製カラーの脱落を防止でき、作業性が良い。
また、補強部材によってスイングアームの剛性を向上できるとともに、チェーンアジャスターピンを補強部材に容易に設けることができる。
また、チェーンアジャスターピンを利用して補強部材をスイングアームに簡単に位置決めできる。
さらに、組み付けの作業性が良い。
図1は、本発明のスイングアーム構造を備えた自動二輪車10の左側面図である。ここで図1では、左右一対で設けられるものは、左側のものだけが図示されている。
自動二輪車10は、車体フレーム11(車体)にパワーユニットとしてのエンジン12が支持され、前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク13,13が車体フレーム11の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム14が車体フレーム11の後部側に設けられた車両である。自動二輪車10は、運転者(乗員)が跨るようにして着座するシート15が車体フレーム11の後部の上部に支持された鞍乗り型の車両である。
エンジン12は、メインフレーム17及びピボットフレーム18に固定され、車体フレーム11から吊り下げられるようにして支持される。エンジン12はクランクケース24と、クランクケース24の前面から前方に略水平に延びるシリンダ部25とを備える水平エンジンである。
エンジン12の排気管32は、シリンダ部25の下面から引き出され、エンジン12の下方を通って後方に延び、スイングアーム14の右側方に配置されたマフラー33に接続される。
ピボットフレーム18の下部には、メインスタンド35が取り付けられる。自動二輪車10は、ハンドルカバー36と、フロントカバー37と、フロントフェンダー38と、レッグシールド39と、ボディカバー40と、リヤフェンダー41とを備える。
図1及び図2を参照し、スイングアーム14は、前後に延びる左右一対のアーム部45L,45Rと、アーム部45L,45Rの前部を左右に連結するクロスメンバ(不図示)と、アーム部45L,45Rの前端に設けられてピボットフレーム18に連結されるピボット孔部46とを備える。スイングアーム14は、アルミニウム系合金や鉄鋼材料により構成される。
アーム部45L,45Rの後端部とシートフレーム19,19の後部との間には、左右一対のリヤサスペンション48がそれぞれ掛け渡される。アーム部45L,45Rの後端部の上面には、各リヤサスペンション48の下端が連結されるステー49,49がそれぞれ設けられる。
車軸52は、アーム部45L,45Rの後端部を貫通して配置され、アーム部45L,45Rを車幅方向に連結する。後輪3は、アーム部45L,45Rの後端部の間に配置され、車軸52に軸支される。車軸52は、ボルト状の車軸本体54と、車軸本体54の軸端に締結されるナット55とを備える。
車軸本体54は、左側のアーム部45L、左側のホイール用カラー56、ドリブンスプロケット28、ハブ51、右側のホイール用カラー56、及び右側のアーム部45Rに挿通され、車軸本体54の軸端にナット55が締結される。ナット55が締結されると、車軸本体54の締結の軸力によってアーム部45L,45R間が圧縮され、ハブ51がアーム部45L,45R間に挟持される。詳細には、この状態では、ホイール用カラー56,56がハブ51に内蔵された一対のベアリング(不図示)の内輪を軸方向に挟持し、ハブ51は、前記ベアリングを介して車軸本体54に軸支される。
アーム部45L,45Rの後端部には、ドライブチェーン29の張りを調整するためのチェーンアジャスター60,60がそれぞれ設けられる。
ドライブチェーン29の張りの調整は、車軸52の位置をチェーンアジャスター60,60で前後に移動させることで行われる。すなわち、車軸52が移動することでドリブンスプロケット28が車軸52と一体に前後に移動し、これにより、ドライブスプロケット27とドリブンスプロケット28との相対位置が変化し、ドライブチェーン29の張りが調整される。
チェーンアジャスター60,60及びアーム部45L,45Rは左右対称に構成されるため、ここでは、左側のチェーンアジャスター60について詳細に説明する。
アーム部45Lは、略全長に亘り上下に長い断面矩形のパイプ状に形成されており、外側面を構成するアーム外側壁61と、内側面を構成するアーム内側壁62と、アーム外側壁61とアーム内側壁62とを繋ぐアーム上壁63及びアーム下壁64とを備える。
長孔61a,62aの前縁は、ステー49の後部の下方に位置し、前後方向において略同一の位置に位置する。アーム外側壁61は、長孔61aの前縁の上下の中央部から前方に直線状に延びるスリット状の切り欠き66を備える。アーム内側壁62の外面には、長孔62aの上縁部、前縁部及び下縁部に沿う補強板62bが接合されている。
アーム上壁63及びアーム下壁64の後端部には、ドライブチェーン29を覆うチェーンカバー(不図示)が固定されるカバーステー67,67が設けられている。
また、アーム上壁63及びアーム下壁64の後端部の内面には、凹部63a,64aが形成されている。アーム上壁63においてステー49の後方には、プラグ溶接用の孔63bが形成されている。
図3〜図5に示すように、金属製のカラー69は、円筒状に成形されており、車軸本体54が嵌合する貫通孔69aと、エンドキャップ70に支持される外周部69bと、外周部69bに形成される環状の溝部69cとを備える。カラー69は、車軸本体54に締結力が付与された状態では、アーム外側壁61とアーム内側壁62との間に挟持されて締結の軸力を受ける。カラー69は、例えば、鉄鋼材料により構成される。ここで、カラー69は、例えば、焼結により溝部69cまで一体に形成しても良く、或いは、円筒部材の外周部に機械加工等によって溝部69cを設けて形成しても良い。
溝部69cは、カラー69の軸方向の中間部の全周に形成されている。カラー69の貫通孔69aの内径は、長孔61a,62aの上下の幅と等しいか、長孔61a,62aの上下の幅よりもわずかに小さく形成される。カラー69の軸方向の長さは、カラー69の軸方向の両端面がアーム外側壁61及びアーム内側壁62の内面に沿って前後に摺動可能なサイズに設定される。
エンドキャップ70は、側面視では前後に長い略矩形の枠状に形成されており、その枠形状の内側にカラー69を支持する。詳細には、エンドキャップ70は、後端開口65を塞ぐ矩形の後側壁部72と、後側壁部72に対向する前側壁部73と、前側壁部73及び後側壁部72の上端部を前後に連結する上側壁部74と、前側壁部73及び後側壁部72の下端部を前後に連結する下側壁部75とを備える。エンドキャップ70はカラー69よりも剛性が小さい樹脂材料により構成されており、一体成型される。
また、エンドキャップ70は、前側壁部73、上側壁部74、下側壁部75及び後側壁部72によって区画されたキャップ側長孔部76を備える。キャップ側長孔部76は、前後に長い孔であり、カラー69は、キャップ側長孔部76内に支持される。
上側壁部74及び下側壁部75は、カラー69側に突出するレール状のリブ77,77を備える。リブ77,77は、上側壁部74及び下側壁部75における車幅方向の中央部に立設されており、上側壁部74及び下側壁部75の全長に亘って直線状に前後に延びる。リブ77,77は、カラー69の溝部69cに嵌まり、カラー69は、リブ77,77にガイドされてキャップ側長孔部76内を前後に移動可能である。前側壁部73の後面は、カラー69の外形に合わせて、側面視において前方に湾曲する半円状に形成されている。
嵌合部78の外形のサイズは、嵌合部78が後端開口65にぴったりと嵌まるように、後端開口65よりもわずかに小さく形成される。嵌合部78の上面及び下面には、アーム部45Lの後端部の凹部63a,64aに係合する突起78a,78aが一対形成されている。
蓋部79の外形のサイズは、後面視においてアーム部45Lの後端面に丁度重なる大きさに形成されている。このため、エンドキャップ70がアーム部45Lに取り付けられると、蓋部79の外周面とアーム部45Lの後端の外周面とは面一となる。
挿入部81の外形のサイズは、アーム部45Lの後端部の内周部のサイズよりも小さく形成されている。そして、補強部材71は、アーム部45Lの内周部と挿入部81との間に挿入される。
補強部材71の前面視における外形は、アーム部45Lの後端部の内周部のサイズよりもわずかに小さく形成されており、補強部材71がアーム部45Lに挿入されると、上板部85、下板部86、外側側板部87及び内側側板部88は、アーム部45Lの内周部に当接する。
また、上板部85及び下板部86は、前後に延びるリブ状のガイド部89,89を左右の側縁にそれぞれ備える。ガイド部89,89は、外側側板部87及び内側側板部88の後端に連続して上板部85及び下板部86の後端まで形成されており、ガイド部89,89間の幅は、外側側板部87と内側側板部88との間の幅に等しい。エンドキャップ70の挿入部81の上部及び下部は、ガイド部89,89の間に挟持される。
補強部材71の後端は、補強部材71がチェーンアジャスターピン90によって位置決めされた状態では、アーム部45Lの後端よりも前方のアーム部45Lの内部に位置する。補強部材71の後端には、エンドキャップ70の段部82,82が当接する。
アジャスタープレート68は、車軸孔68aに車軸本体54が挿通された状態で、アーム外側壁61と車軸本体54の頭部52a(図2)との間に挟持されるとともに、カム部68bがチェーンアジャスターピン90の後面に常時当接するように組み付けられる。この状態でカム部68bを回転させることで、チェーンアジャスターピン90と車軸本体54との間の距離が変化し、ドライブチェーン29の張りが調整される。この際、カラー69は車軸本体54と一体に移動する。カム部68bには、カム部68bがチェーンアジャスターピン90に段階的に位置決めされるように、チェーンアジャスターピン90に係合する凹部が複数形成されている。
また、図2に示すように、アーム部45R側では、アジャスタープレート68は、アーム外側壁61とナット55との間に挟持される。
まず、エンドキャップ70にカラー69が組み付けられる。この際、エンドキャップ70の上側壁部74及び下側壁部75が上下に開くように弾性変形させられ、カラー69の溝部69cにリブ77,77が嵌め込まれる。エンドキャップ70は樹脂製であり容易に弾性変形するため、容易にカラー69を組み付けできる。
次いで、補強部材71の後端の開口からエンドキャップ70の挿入部81が挿入され、補強部材71とエンドキャップ70とが一体化された小組体が形成される。エンドキャップ70は、段部82,82が上板部85及び下板部86の後端に当接する深さまで挿入される。このように、エンドキャップ70が補強部材71内に収納されることで、エンドキャップ70の変形が防止され、組み付け作業時のカラー69の脱落が防止される。また、長孔61a,62aの後端部は、板部80,80で塞がれる。補強部材71は、アーム上壁63の孔63bを埋めるように行われるプラグ溶接によって、上板部85がアーム部45Lに接合される。これらの作業は、左右のチェーンアジャスター60,60で同様に行われる。
その後、上記左右の小組体及び車軸本体54は、左右のアーム部45L,45Rの後端開口65,65に後方から挿入される。この際、車軸本体54の両端部は、長孔61a,62aを通って前方に差し込まれる。これにより、後輪3は、アーム部45L,45Rの間に配置される。エンドキャップ70は、突起78a,78aが凹部63a,64aに嵌まることでアーム部45L,45Rの後端部に固定される。
アーム部45L,45Rの後端部の剛性は、補強部材71、エンドキャップ70及びカラー69が内部に挿入されることで向上する。ここで、ドライブチェーン29の張りは、アジャスタープレート68,68を任意の回動位置とすることで調整される。
最後に、ナット55が締結されることで、車軸本体54とナット55との間に発生する締結の軸力によって、後輪3はアーム部45L,45Rの間に回転自在に固定される。
まず、左右の上記小組体が左右のアーム部45L,45Rの後端開口65,65に挿入されるとともに、後輪3が左右のアーム部45L,45Rの間に配置される。その後、側方から、アジャスタープレート68,68、長孔61a,62a、小組体のカラー69,69、ハブ51に車軸本体54が挿通され、最後にナット55が締結される。このように、本第1の実施の形態では、車軸本体54を後方及び側方のいずれの方向からもスイングアーム14に組み付けでき、組み付け作業の自由度が高い。
また、スイングアーム14は、長孔61aに連続して延びる切り欠き66を備え、チェーンアジャスターピン90は、切り欠き66に挿入されるため、ドライブチェーン29の張りを調整するためのチェーンアジャスターピン90を利用して補強部材71をスイングアーム14に簡単に位置決めできる。
以下、図6を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、エンドキャップ70は、突起78a,78aが凹部63a,64aに嵌まることでアーム部45L,45Rの後端部に固定されるものとして説明したが、本第2の実施の形態は、エンドキャップ170がキャップ固定ボルト101で固定される点が、上記第1の実施の形態と異なる。
エンドキャップ170は、嵌合部78を備え、嵌合部78の上面に、雌ねじ部102を備える。雌ねじ部102は、樹脂製の嵌合部78に金属製の雌ねじをインサートして形成されている。
アーム部45Lは、アーム上壁63の後端部に、キャップ固定ボルト101が挿通される孔63cを備える。
エンドキャップ170は、孔63cに上方から挿通されるキャップ固定ボルト101が雌ねじ部102に締結されることで、アーム部45Lに固定される。これにより、エンドキャップ170をアーム部45Lに強固に固定できる。
上記第1及び第2の実施の形態では、スイングアーム14は、車体フレーム11に上下にスイング自在に取付けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スイングアーム14は、エンジン12に設けられた支持部に上下にスイング自在に取付けられても良い。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、パワーユニットとしてエンジン12を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、パワーユニットとして、バッテリーにより駆動される電動モーターを用いた構成としても良い。
さらに、上記第1及び第2の実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前輪を2つ備えた三輪の鞍乗り型車両に本発明を適用しても良い。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
11 車体フレーム(車体)
12 エンジン(パワーユニット)
14 スイングアーム
29 ドライブチェーン
52 車軸
60 チェーンアジャスター
61a,62a 長孔
65 後端開口
66 切り欠き
68 アジャスタープレート
69 カラー(金属製カラー)
69b 外周部
69c 溝部
70,170 エンドキャップ
71 補強部材
72 後側壁部
73 前側壁部
74 上側壁部(中間部)
75 下側壁部(中間部)
77 リブ
90 チェーンアジャスターピン
Claims (4)
- 車体(11)又はエンジン(12)に上下にスイング自在に取付けられ、後端部が開口されるとともに後輪(3)用の車軸(52)を通す長孔(61a,62a)が設けられるスイングアーム(14)と、前記スイングアーム(14)の後端開口(65)を塞ぐエンドキャップ(70,170)と、パワーユニット(12)側の駆動力を前記後輪(3)に伝えるドライブチェーン(29)と、前記車軸(52)の位置を前後方向に調整することで前記ドライブチェーン(29)の張りを調整するチェーンアジャスター(60)とを備えた鞍乗り型車両のスイングアーム構造において、
前記スイングアーム(14)の前記長孔(61a,62a)に沿って前後方向へ移動可能に前記エンドキャップ(70,170)に支持されるとともに前記車軸(52)が貫通する金属製カラー(69)を備え、
前記エンドキャップ(70,170)は、樹脂製であるとともに、前記スイングアーム(14)の前記後端開口(65)を塞ぐ後側壁部(72)と、前記金属製カラー(69)を上下で挟んで支持する中間部(74,75)と、前記長孔(61a,62a)よりも前方に位置する前側壁部(73)とを備え、
前記スイングアーム(14)と前記エンドキャップ(70,170)との間に挿入される補強部材(71)を備え、当該補強部材(71)は、前記エンドキャップ(70,170)を内部に収納するケース状に形成され、前記中間部(74,75)を上下から挟むことを特徴とする鞍乗り型車両のスイングアーム構造。 - 車体(11)又はエンジン(12)に上下にスイング自在に取付けられ、後端部が開口されるとともに後輪(3)用の車軸(52)を通す長孔(61a,62a)が設けられるスイングアーム(14)と、前記スイングアーム(14)の後端開口(65)を塞ぐエンドキャップ(70,170)と、パワーユニット(12)側の駆動力を前記後輪(3)に伝えるドライブチェーン(29)と、前記車軸(52)の位置を前後方向に調整することで前記ドライブチェーン(29)の張りを調整するチェーンアジャスター(60)とを備えた鞍乗り型車両のスイングアーム構造において、
前記スイングアーム(14)の前記長孔(61a,62a)に沿って前後方向へ移動可能に前記エンドキャップ(70,170)に支持されるとともに前記車軸(52)が貫通する金属製カラー(69)を備え、
前記エンドキャップ(70,170)は、樹脂製であるとともに、前記スイングアーム(14)の前記後端開口(65)を塞ぐ後側壁部(72)と、前記金属製カラー(69)を上下で挟んで支持する中間部(74,75)と、前記長孔(61a,62a)よりも前方に位置する前側壁部(73)とを備え、
前記スイングアーム(14)と前記エンドキャップ(70,170)との間に挿入される補強部材(71)を備え、前記チェーンアジャスター(60)は、前記車軸(52)を前後に位置決めするアジャスタープレート(68)を備え、前記補強部材(71)には、前記アジャスタープレート(68)が常時当接するチェーンアジャスターピン(90)が設けられることを特徴とする鞍乗り型車両のスイングアーム構造。 - 前記スイングアーム(14)は、前記長孔(61a,62a)に連続して延びる切り欠き(66)を備え、前記チェーンアジャスターピン(90)は、前記切り欠き(66)に挿入されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のスイングアーム構造。
- 車体(11)又はエンジン(12)に上下にスイング自在に取付けられ、後端部が開口されるとともに後輪(3)用の車軸(52)を通す長孔(61a,62a)が設けられるスイングアーム(14)と、前記スイングアーム(14)の後端開口(65)を塞ぐエンドキャップ(70,170)と、パワーユニット(12)側の駆動力を前記後輪(3)に伝えるドライブチェーン(29)と、前記車軸(52)の位置を前後方向に調整することで前記ドライブチェーン(29)の張りを調整するチェーンアジャスター(60)とを備えた鞍乗り型車両のスイングアーム構造において、
前記スイングアーム(14)の前記長孔(61a,62a)に沿って前後方向へ移動可能に前記エンドキャップ(70,170)に支持されるとともに前記車軸(52)が貫通する金属製カラー(69)を備え、
前記エンドキャップ(70,170)は、樹脂製であるとともに、前記スイングアーム(14)の前記後端開口(65)を塞ぐ後側壁部(72)と、前記金属製カラー(69)を上下で挟んで支持する中間部(74,75)と、前記長孔(61a,62a)よりも前方に位置する前側壁部(73)とを備え、
前記エンドキャップ(70,170)の前記中間部(74,75)は、前後に延びるリブ(77)を備え、前記金属製カラー(69)の外周部(69b)には、前記リブ(77)が嵌まる溝部(69c)が形成されていることを特徴とする鞍乗り型車両のスイングアーム構造。
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