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JP6065740B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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JP6065740B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ファイル管理を容易に行うことのできる文書管理プログラムを提供することを課題とし、ファイルの格納場所を2次元座標上に表示するため、表示させるファイルに付加されているN次元の格納場所を示す情報から、1つを縦軸として、異なる1つを横軸として設定を受付け、さらに、残る(N−2)次元分の格納場所を示す情報から、表示させるファイルを特定できる格納場所を示す情報の設定を固定値として受付け、そして、固定値で特定されるファイルについて、各ファイルに設定されている次元と、各ファイルが格納されているフォルダーの構成との間に不整合がないか否かをチェックした後、2次元座標上の格納場所に該当するセルに、ファイルを示すアイコンを表示することが開示されている。
特許文献2には、ユーザーの特性を用いて該ユーザーに関連する情報を検索して収集し、さらに、従来煩雑になるフォルダー分けなどの分類分けを行う文書管理方法、文書管理装置及び文書管理システムの提供することを課題とし、ユーザーのログイン情報より取得されたユーザー特性情報を、属性情報として登録文書の文書情報に対応づけて保存しておき、ユーザーのログインに応じて、取得されたユーザー特性情報と保存されたユーザー特性情報とに基づき、当該取得されたユーザー特性情報に関連する文書を取得して、取得した文書を特定する情報を表示するための表示内容を生成し、さらに、文書の文書属性として前記ユーザー特性情報に含まれる複数の項目と前記文書との関連性を表す重み度を当該項目ごとに対応づけて保存し、前記取得した文書を特定する情報を、前記項目の重み度に基づき分類して表示するための表示内容を生成することが開示されている。
特開2004−234149号公報 特開2009−187310号公報
本発明は、成果物を格納先に格納することによって業務を進行させる場合にあって、操作者は成果物を格納すべき格納先を把握することができるようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、操作者を識別する操作者識別情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作者識別情報に基づいて、該操作者識別情報の操作者に関連する業務を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された業務に基づいて、該業務における成果物の格納先と該成果物の優先度と該成果物が該格納先に格納されているか否かを示す情報である格納完了情報を抽出する第2の抽出手段と、前記第2の抽出手段によって抽出された優先度の関係に基づいて、該優先度に対応する格納先の階層構造を構築する階層構造構築手段と、前記第2の抽出手段によって抽出された格納完了情報及び前記階層構造構築手段によって構築された階層構造に基づいて、該階層構造において、前記操作者が成果物を格納することができる格納先を抽出する第3の抽出手段と、前記階層構造構築手段によって構築された階層構造を、前記第3の抽出手段によって抽出された格納先は該階層構造の他の格納先とは異なる態様で表示する表示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記階層構造構築手段は、優先度としての格納順序が早い格納先を子、遅い格納先を親として格納先の親子関係を抽出し、子である下位層の格納先に成果物が格納されるまで親である上位層の格納先に成果物を登録できないように格納順序を制御した階層構造を構築することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記第1の抽出手段は、前記操作者に関連する業務を複数抽出し、前記第2の抽出手段、前記階層構造構築手段、前記第3の抽出手段は、前記各業務ごとに処理を行い、前記表示手段は、各業務における階層構造を個別に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記階層構造構築手段は、優先度が等しい格納先が複数ある場合は、該複数の格納先を兄弟関係とした階層構造を構築し、前記表示手段は、優先度が等しい格納先を並列して表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記階層構造構築手段は、前記第1の抽出手段が複数の業務を抽出した場合は、該複数の業務における階層構造を統合することによって1つの階層構造を構築し、前記表示手段は、前記階層構造構築手段によって構築された1つの階層構造を表示することを特徴とする請求項1、3又は4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記階層構造構築手段は、前記第1の抽出手段によって抽出された業務と同じ業務を有している別の操作者によって成果物が格納先に登録を完了するまでは、該格納先の上位階層にある格納先への登録を抑制するように制御する階層構造を構築することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記表示手段は、前記操作者によって成果物が格納先に格納された後に、該成果物の改訂版を格納した場合は、格納先において該成果物が改訂されたことを示す表示を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、コンピュータを、操作者を識別する操作者識別情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作者識別情報に基づいて、該操作者識別情報の操作者に関連する業務を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された業務に基づいて、該業務における成果物の格納先と該成果物の優先度と該成果物が該格納先に格納されているか否かを示す情報である格納完了情報を抽出する第2の抽出手段と、前記第2の抽出手段によって抽出された優先度の関係に基づいて、該優先度に対応する格納先の階層構造を構築する階層構造構築手段と、前記第2の抽出手段によって抽出された格納完了情報及び前記階層構造構築手段によって構築された階層構造に基づいて、該階層構造において、前記操作者が成果物を格納することができる格納先を抽出する第3の抽出手段と、前記階層構造構築手段によって構築された階層構造を、前記第3の抽出手段によって抽出された格納先は該階層構造の他の格納先とは異なる態様で表示する表示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、成果物を格納先に格納することによって業務を進行させる場合にあって、操作者は成果物を格納すべき格納先を把握することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、誤った順序で成果物が格納されてしまうことを抑止することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、操作者は複数の業務がある場合に、業務間での成果物の格納誤りを防止することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、格納先の優先度が等しい場合であっても、操作者は成果物を格納すべき格納先を把握することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、複数の業務があっても成果物の格納順に業務を進めることができる。
請求項6の情報処理装置によれば、他の操作者の成果物が揃ってから次工程に進む必要がある業務において、他の操作者の成果物が揃う前に次工程の格納先に成果物を登録してしまうことを抑止できる。
請求項7の情報処理装置によれば、成果物が改訂されている格納先を把握することができる。
請求項8の情報処理プログラムによれば、成果物を格納先に格納することによって業務を進行させる場合にあって、操作者は成果物を格納すべき格納先を把握することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を実現する場合のシステム構成例を示す説明図である。 ユーザー情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 格納先情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 成果物情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 格納先ツリーテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 ログイン時のユーザー情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ログイン時の成果物情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ログイン時の格納先情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 図面開発登録時の格納先ツリーテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 DB開発登録時の格納先ツリーテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 成果物登録時の成果物情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 成果物登録時の格納先情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 成果物登録時の格納先ツリーテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 マージ時の格納先ツリーテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 マージの格納先情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理ごとに又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理ごとに、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、格納先ツリー構築モジュール110、関連格納先抽出モジュール120、成果物管理モジュール130、ユーザー情報DB140、格納先情報DB150、格納先ツリーDB160、成果物情報DB170を有している。
情報処理装置100は、業務の遂行を支援するものである。業務の遂行は、複数の成果物を完成させることであって、その成果物を予め定められた格納先に格納することによって、その成果物の完成とみなす。したがって、格納先に成果物が格納されているか否かによって、業務の進展度合いを知ることができる。ここで成果物とは文書である。文書には、テキストデータ、数値データ、場合によっては画像、動画、音声等の電子データ、又はこれらの組み合わせであり、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含み、ファイルとも言われる。また、格納先とは、成果物を格納する格納場所をいい、フォルダー、ディレクトリとも言われる。
また、業務の遂行において、成果物の作成に優先度(順番)がある。つまり、成果物には格納順序がある。
本実施の形態以外の業務遂行支援システムにおける例を説明する。格納順序が守られないことが発生し得る。例えば、チームレビュー版の次に部門レビュー版の成果物を順番に格納して次工程に渡す状況を想定する。このとき、誤ってチームレビュー版を部門レビュー版の格納先に登録してしまった場合、次工程の担当者は、そのことに気づかずに部門レビュー版として取り扱ってしまい、適切なレビューを受けていない成果物が次工程に流れてしまう恐れがある。つまり、成果物の格納に順序がある場合に、その順序を無視した格納ができてしまう。
順番に格納された成果物を順番に次工程が利用する状況では、適切な順序で格納されていない成果物を次工程が気づかずに格納先から取得してしまい、後になって問題が発覚し、手戻りによりスケジュールの遅延やリソースに影響を与える可能性がある。成果物の格納に順序がある場合は、定められた順序にしたがった格納先以外に格納できないように制御する必要がある。
本実施の形態は、定められた格納順で登録できるようにする格納先の階層構造(以下、ツリーともいう)を構築するものである。より具体的には、操作者(以下、ユーザーともいう)に関連のある成果物の格納先を抽出し、格納順でしか登録できない格納先のツリーを構築してユーザーに掲示する。定められた格納順でしか登録できないように制御することで、誤った順序で成果物が格納されて次工程に流れてしまうことを抑制する。
格納先ツリー構築モジュール110は、関連格納先抽出モジュール120、成果物管理モジュール130、格納先情報DB150、格納先ツリーDB160と接続されている。格納先ツリー構築モジュール110は、操作者を識別する操作者識別情報を受け付ける。例えば、操作者の操作によって、ログイン102の情報(例えば、ユーザーID、パスワード等)を受け取る。ログイン102の情報を関連格納先抽出モジュール120へ渡す。また、操作者の操作によって、成果物登録104の指示情報を受け取る。成果物登録104の指示情報を成果物管理モジュール130へ渡す。
関連格納先抽出モジュール120は、格納先ツリー構築モジュール110、ユーザー情報DB140、格納先情報DB150と接続されている。関連格納先抽出モジュール120は、格納先ツリー構築モジュール110によって受け付けられた操作者識別情報に基づいて、その操作者識別情報の操作者に関連する業務を抽出する。そして、その抽出した業務に基づいて、その業務における成果物の格納先Aとその成果物の優先度とその成果物がその格納先Aに格納されているか否かを示す情報を示す格納完了情報を抽出する。例えば、具体的には、関連格納先抽出モジュール120は、ユーザーに関連のある格納先を抽出する。ユーザー情報DB140からユーザーの関連業務を取得し、取得した関連業務を保持する格納先を格納先情報DB150から取得する。取得した格納先のリストをユーザーに関連のある格納先として、格納先ツリー構築モジュール110に返す。
そして、格納先ツリー構築モジュール110は、関連格納先抽出モジュール120によって抽出された優先度の関係に基づいて、その優先度に対応する格納先Aの階層構造を構築する。そして、関連格納先抽出モジュール120によって抽出された格納完了情報及び構築した階層構造に基づいて、その階層構造において、操作者が成果物を格納することができる格納先Bを抽出する。なお、格納先Bは、格納先Aに含まれていたものである。次に、構築した階層構造を、抽出した格納先Bはその階層構造の他の格納先Aとは異なる態様で表示する。例えば、具体的には、格納先ツリー構築モジュール110は、処理(ログイン102)の受付と関連格納先抽出モジュール120からの格納先のリストに基づいて、格納先のツリーを構築してユーザーに掲示する(格納先ツリー表示198)。また、構築した格納先のツリーの情報を格納先ツリーDB160に登録する。格納先への登録可否の制御は、格納先情報DB150の格納完了フラグを参照して判断する。なお、登録可否の制御には、表示制御を含む。また、「表示する」という処理には、表示するための情報を生成し、その情報を送信することを含む。
また、成果物の登録処理(成果物登録104)を受け付けた場合は、該当する格納先を表示している格納先ツリーを最新状態に更新してユーザーに掲示する。
格納先ツリー構築モジュール110は、優先度としての格納順序が早い格納先を子、遅い格納先を親として格納先の親子関係を抽出し、子である下位層の格納先に成果物が格納されるまで親である上位層の格納先に成果物を登録できないように格納順序を制御した階層構造を構築するようにしてもよい。「格納順序が早い」とは、格納期限が現在に近いことをいう。「格納順序が遅い」とは、「格納順序が早い」ものよりも格納期限が先(未来)にあることをいう。格納順序にしたがって、親子関係が定まり、格納順序が早い格納先Xが子となり、格納順序において格納先Xよりも遅く、最も近い格納先Yが、格納先Xの親となる。格納順序が早い(優先度が高い)ものが完成した後でなければ、それよりも格納順序が遅い(優先度が低い)ものを完成させることができないように制御する。つまり、優先度が高い格納先(子)に格納された後でなければ、優先度が低い格納先(親)に格納することができないように制御する。
また、関連格納先抽出モジュール120は、操作者に関連する業務を複数抽出し、関連格納先抽出モジュール120、格納先ツリー構築モジュール110は、各業務ごとに処理を行う。そして、格納先ツリー構築モジュール110は、各業務における階層構造を個別に表示するようにしてもよい。後述する図13の例に示すように、業務「図面開発」と業務「DB開発」の格納先ツリーをそれぞれ表示する。
また、格納先ツリー構築モジュール110は、優先度が等しい格納先が複数ある場合は、その複数の格納先を兄弟関係とした階層構造を構築し、優先度が等しい格納先を並列して表示するようにしてもよい。つまり、格納順序が同じ格納先は、兄弟関係となる。この場合は、親の格納先からみた場合は子(格納順序が同じ格納先)が複数となる。また、子の格納先からみた場合は親(格納順序が同じ格納先)が複数となる。
また、格納先ツリー構築モジュール110は、関連格納先抽出モジュール120が複数の業務を抽出した場合は、その複数の業務における階層構造を統合することによって1つの階層構造を構築し、構築した1つの階層構造を表示するようにしてもよい。図20を用いて後述する。
また、格納先ツリー構築モジュール110は、関連格納先抽出モジュール120によって抽出された業務と同じ業務を有している別の操作者による成果物の格納先への登録が完了するまでは、その格納先の上位階層にある格納先への登録を抑制するように制御する階層構造を構築するようにしてもよい。
格納先ツリー構築モジュール110は、操作者によって成果物が格納先に格納された後に、その成果物の改訂版を格納した場合は、格納先においてその成果物が改訂されたことを示す表示を行うようにしてもよい。図21を用いて後述する。
成果物管理モジュール130は、格納先ツリー構築モジュール110、成果物情報DB170と接続されている。成果物管理モジュール130は、操作者の操作に応じて、格納先への成果物の登録を管理する。登録された成果物の情報を成果物情報DB170に反映する。なお、複数の格納先そのものは、優先度に基づいた階層構造を有している必要はなく、成果物管理モジュール130が優先度に基づいた階層構造を生成して、格納先ツリー表示198を行う。
ユーザー情報DB140は、関連格納先抽出モジュール120と接続されている。ユーザー情報DB140は、例えば、ユーザー情報テーブル300を記憶している。図3は、ユーザー情報テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー情報テーブル300は、id欄310、ユーザー名欄320、関連業務欄330を有している。id欄310は、ユーザーを本実施の形態において一意に識別するユーザーID(IDentification)を記憶している。ユーザー名欄320は、そのユーザーの名称(姓名等)を記憶している。関連業務欄330は、そのユーザーが関連(担当)している業務を記憶している。ユーザー情報テーブル300は、情報処理装置100にログインして成果物の格納を行うユーザーの情報を管理しているものである。各ユーザーにはユーザーに関連する関連業務が登録されている。1つの属性に複数の値が登録されている場合はパイプ区切り(図内では「|」)で記述する。図3では、ユーザーID:u001(山田)は、図面開発とDB開発の2つの業務を有していることを示している。
関連格納先抽出モジュール120は、ログイン102のユーザーID(id欄310)に対応する業務(関連業務欄330)をユーザー情報テーブル300から抽出する。
格納先情報DB150は、格納先ツリー構築モジュール110、関連格納先抽出モジュール120と接続されている。格納先情報DB150は、例えば、格納先情報テーブル400を記憶している。図4は、格納先情報テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。格納先情報テーブル400は、id欄410、格納先名欄420、関連業務欄430、優先度欄440、格納完了フラグ欄450を有している。id欄410は、格納先を本実施の形態において一意に識別する格納先IDを記憶している。格納先名欄420は、その格納先の名称を記憶している。関連業務欄430は、その格納先が用いられる業務を記憶している。優先度欄440は、その業務におけるその格納先の優先度を記憶している。格納完了フラグ欄450は、成果物がその格納先に格納されているか否かを示す情報である格納完了フラグを記憶している。格納先情報テーブル400は、成果物の格納先情報を管理しているものである。関連業務(関連業務欄430)とは、格納先に関連のある業務でユーザー情報テーブル300の関連業務と同じ属性とする。優先度(優先度欄440)とは、納期など格納順を決めるための値で、数値が低いものほど格納順序が早いものとする。格納完了フラグ(格納完了フラグ欄450)とは、格納先に必要な成果物が格納されたか否かを示すフラグで、必要な成果物が格納されている場合は「true」、格納されていない場合は「false」とする。
関連格納先抽出モジュール120は、ユーザー情報テーブル300から抽出した業務(関連業務欄430)に関連する格納先(id欄410)、優先度(優先度欄440)、格納完了フラグ(格納完了フラグ欄450)を、格納先情報テーブル400から抽出する。
成果物情報DB170は、成果物管理モジュール130と接続されている。成果物情報DB170は、例えば、成果物情報テーブル500を記憶している。図5は、成果物情報テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。成果物情報テーブル500は、id欄510、成果物名欄520、格納先ID欄530を有している。id欄510は、成果物を本実施の形態において一意に識別する成果物IDを記憶している。成果物名欄520は、その成果物の名称を記憶している。格納先ID欄530は、その成果物が格納されている格納先の格納先IDを記憶している。成果物情報テーブル500は、格納先に登録されている成果物の情報を管理しているものである。
成果物管理モジュール130は、成果物登録104の情報を用いて、成果物情報テーブル500を生成する。また、格納先ツリー構築モジュール110は、前述の格納先情報テーブル400内の格納完了フラグを生成するのに、成果物情報テーブル500を用いて、格納先に成果物が格納されているか否かを検知する。
格納先ツリーDB160は、格納先ツリー構築モジュール110と接続されている。格納先ツリーDB160は、例えば、格納先ツリーテーブル600を記憶している。図6は、格納先ツリーテーブル600のデータ構造例を示す説明図である。格納先ツリーテーブル600は、id欄610、関連業務欄620、登録可能階層欄630、階層1:640、階層2:650、階層3:660を有している。id欄610は、階層構造(格納先ツリー)を本実施の形態において一意に識別するツリーIDを記憶している。関連業務欄620は、その階層構造が示している業務の名称(関連業務)を記憶している。関連業務は、格納先情報テーブル400の関連業務と対応するものである。登録可能階層欄630は、その階層構造において登録が可能な階層を記憶している。格納先ツリーの階層のうち登録可能な階層を示し、登録可能階層より大きい階層には成果物を登録することができないように制御する。また、登録可能階層より小さい階層には、既に成果物が格納されているはずである。階層とは、各格納先がどの階層に構築されるかを示すものであり、階層1を末端階層とする。階層1:640は、その階層構造における階層1の格納先IDを記憶している。階層2:650は、その階層構造における階層2の格納先IDを記憶している。階層3:660は、その階層構造における階層3の格納先IDを記憶している。階層が4以上ある場合は、階層4以降の欄を設ける。格納先ツリーテーブル600は、格納先ツリー表示198のための情報を管理しているものである。格納先ツリーとは、格納先を要素として構築されたツリーである。格納先として管理している構造(例えば、成果物である文書の格納先間の構造であるフォルダー構造)とは別であって、優先度に基づいた格納先のツリーを異なるビューとして掲示するための情報である。
図2は、本実施の形態を実現する場合のシステム構成例を示す説明図である。情報処理装置100、ユーザー使用端末210、ユーザー使用端末220、ユーザー使用端末230は、それぞれ通信回線290を介して接続されている。情報処理装置100は、ユーザー使用端末210等から、ブラウザに対する操作者の操作に応じて、ログイン102、成果物登録104に関する情報を受け取り、格納先ツリー表示198に関する情報を送信する。そして、格納先ツリー表示198に関する情報を受け取ったユーザー使用端末210等は、後述する図13等の格納先ツリーを表示する。なお、情報処理装置100内のネイティブアプリケーションとして、ユーザーが直接操作するようにしてもよい。
図7は、本実施の形態による処理例(ログイン又は成果物の登録を受けて、格納先ツリーを構築・更新する処理例)を示すフローチャートである。
ステップS702では、格納先ツリー構築モジュール110が、処理の受け付けを行う。処理にはログイン102の処理(以下、ログイン処理)か成果物登録104の処理(以下、成果物登録処理)の2種類がある。
ステップS704では、格納先ツリー構築モジュール110が、受け付けした処理がログイン処理か成果物登録処理かを判断し、ログイン処理である場合はステップS706へ進み、成果物登録処理である場合はステップS712へ進む。
ステップS706では、関連格納先抽出モジュール120が、ログインユーザーのユーザー情報752(ユーザー情報テーブル300)を取得する。
ステップS708では、関連格納先抽出モジュール120が、ログインユーザーの関連業務に対応する格納先を格納先情報754(格納先情報テーブル400)から抽出する。
ステップS710では、格納先ツリー構築モジュール110が、抽出した格納先を関連業務ごとに格納先の優先度から親子関係を算出して格納先ツリー情報756(格納先ツリーテーブル600)とする。情報反映後に構築したツリーをユーザーに掲示する。
ステップS712では、成果物管理モジュール130が、登録された成果物の情報を成果物情報758(成果物情報テーブル500)に反映する。
ステップS714では、関連格納先抽出モジュール120が、成果物が登録された格納先の情報を格納先情報754(格納先情報テーブル400)に反映する
ステップS716では、格納先ツリー構築モジュール110が、成果物が登録された格納先の情報を格納先ツリー情報756(格納先ツリーテーブル600)に反映して、格納先ツリーを最新の状態で再描画する。
次に、本実施の形態の具体的な処理例を示す。情報処理装置100に対して、ブラウザ又はネイティブアプリケーションからユーザーがログインした場合、成果物を格納先に登録した場合について説明する。
(A)ログイン時の格納先ツリー構築例
(A−1)ユーザーがブラウザより情報処理装置100にアクセスし、ログインする。このときのユーザー情報DB140内の情報は図8の例に示すユーザー情報テーブル800の通りとし、ユーザーID:u001のユーザーでログインする。つまり、ログイン時のユーザー情報テーブル800は、図3に例示したユーザー情報テーブル300のログイン後の状態を示しており、説明を簡略化するため、1ユーザーに着目した状態としている。
(A−2)ユーザー情報取得
ログインすると、ログイン時のユーザー情報DB140(ログイン時のユーザー情報テーブル800)よりログインユーザーの関連業務を取得する。この場合は関連業務「図面開発」と「DB開発」の2つを取得する。
(A−3)関連格納先抽出
抽出した関連業務を属性に持つ格納先を格納先情報DB150より取得する。現在の成果物情報DB170(ログイン時の成果物情報テーブル900)と格納先情報DB150(ログイン時の格納先情報テーブル1000)の内容例を図9及び図10に示す。ログイン時の成果物情報テーブル900は図5に例示した成果物情報テーブル500、ログイン時の格納先情報テーブル1000は図4に例示した格納先情報テーブル400のログイン後の状態を示している。
図9の例に示すように、既に成果物:s001が格納先:k001、成果物:s002が格納先:k004に格納されているとする。そして、ログイン時の格納先情報テーブル1000からログインユーザーに関連のある格納先として、関連業務欄1030に「図面開発」「DB開発」が設定されている格納先ID:k001〜k006を抽出する。
(A−4)格納先ツリー構築
抽出した格納先を関連業務ごとに分け、関連業務ごとに優先度順で格納先を内部で並び替えて、優先度が低い順にツリー構造として格納先ツリーDB160に登録する。関連業務「図面開発」の格納先ID:k001〜k003は、それぞれ優先度が1,2,4と直列のため、下位層からk001,k002,k003の順に格納先ツリー情報(図面開発登録時の格納先ツリーテーブル1100)の階層属性(階層1:1140、階層2:1150、階層3:1160)に登録していく。格納先ID:k001〜k003の格納先のうち格納完了フラグがtrueとなっているのは第1階層となった優先度1のk001のため(図10に例示するログイン時の格納先情報テーブル1000参照)、登録可能階層は第2階層として格納先ツリーDB150(図面開発登録時の格納先ツリーテーブル1100の登録可能階層欄1130)に登録する。関連業務「図面開発」登録時の格納先ツリーDB150(図面開発登録時の格納先ツリーテーブル1100)の内容を図11の例に示す。図面開発登録時の格納先ツリーテーブル1100は、図6に例示した格納先ツリーテーブル600の図面開発登録後の状態を示している。
次に、関連業務「DB開発」の格納先情報を登録する。関連業務「DB開発」では、格納先k004とk005の優先度が3と等しいため(図10に例示するログイン時の格納先情報テーブル1000参照)、同じ第1階層に登録する。つまり、格納先k004とk005は兄弟関係の格納先とする。格納完了フラグは格納先k004がtrueだが、同じ優先度の格納先k005がfalseのため登録可能階層は第1階層として格納先ツリーDB160に登録する。つまり、兄弟関係にある格納先の場合は、その格納先の1つでも格納完了フラグがfalseの場合は、登録可能階層とする。関連業務「DB開発」登録時の格納先ツリーDB160(DB開発登録時の格納先ツリーテーブル1200)の内容を図12に示す。DB開発登録時の格納先ツリーテーブル1200は、図11に例示した図面開発登録時の格納先ツリーテーブル1100に、さらに、DB開発登録後の状態を示している。
格納先DB150にデータを登録後、格納先ツリーDB160の情報を元に格納先ツリーを描画する。格納先ツリーDB160には2つのデータが登録されているため、2つの格納先ツリーを構築する。描画したツリーを図13に示す。図13は、本実施の形態による表示例を示す説明図である。ルート1300以下に関連業務名のノードを配置し、各関連業務名のノード以下に格納先を表示する。格納が完了している格納先はグレーアウト表示し、下位層が未格納のため格納不可の格納先は斑点表示とする。具体的には、ルート1300の下位に図面開発1310、DB開発1350がある。図面開発1310の下位に図面格納先(部門版)1312、図面格納先(部門版)1312の下位に図面格納先(グループ版)1314、図面格納先(グループ版)1314の下位に図面格納先(チーム版)1316がある。DB開発1350の下位にDB資料格納先(チーム版)1352、DB資料格納先(チーム版)1352の下位にDB資料格納先(チーム版)1354、DB資料格納先(関連チーム版)1356がある。なお、白色の格納先は、格納可能1390を表している。グレーアウト表示(灰色)の格納先は、格納済み1392を表している。斑点が付されている格納先は、格納不可1394を示している。また、各格納先ツリーのルートを示している図面開発1310、DB開発1350は、関連業務名(格納不可)1396を表している。そして、全体のルートであるルート1300は、対象としているユーザー(山田)が担当していることを示している。
ユーザーに関連のある格納先をツリー描画することにより、ユーザーは業務ごとの格納先順序を把握できる。そして、格納順序を無視した登録ができないように制御する。
(B)成果物登録後の格納先ツリー更新例
(B−1)処理受付
前述した(A)の状態から、ユーザーが成果物「図面資料(グループ版)」を、図13の例に示す格納先ツリー上の格納先「図面格納先(グループ版)1314」(格納先ID:k002)に登録した場合を説明する。
(B−2)成果物情報更新
成果物情報DB170(図14の例に示す成果物登録時の成果物情報テーブル1400)に登録した成果物と格納先の情報を反映する。成果物登録時の成果物情報テーブル1400は、図9に例示のログイン時の成果物情報テーブル900に、さらに、成果物(成果物ID:s003)を登録した後の状態を示している。
(B−3)格納先情報更新
格納先情報DB150(図15の例に示す成果物登録時の格納先情報テーブル1500)において、格納先ID:k002に成果物(成果物ID:s003)が格納されたため格納完了フラグをtrueに変更する。成果物登録時の格納先情報テーブル1500は、図10に例示のログイン時の格納先情報テーブル1000に、さらに、成果物登録後の状態を示している。
(B−4)格納先ツリー更新
格納先k002の格納完了フラグがtrueになったことを検知して、格納先ツリーDB160(図16の例に示す成果物登録時の格納先ツリーテーブル1600)を更新する。格納先k002は格差先ツリーt001の階層2の唯一の格納先であり、他に階層2の格納先はない(その階層において兄弟関係にある格納先はない)。現在の登録可能階層である階層2の格納先が全て格納されたことを検知して、登録可能階層を3に変更する。成果物登録時の格納先ツリーテーブル1600は、図12に例示のDB開発登録時の格納先ツリーテーブル1200に、さらに、成果物登録後の状態を示している。
格納先ツリーDB160更新後に格納先ツリーを再描画する。図面格納先(グループ版)1714は成果物が格納されたためにグレーアウトし、上位層である図面格納先(部門版)1712は格納可能となるため斑点表示が消える(格納可能1790の格納先となる)。再描画した格納先ツリーを図17に示す。図17の例は、図13の例に示した格納先ツリーの状態から、成果物を登録後の格納先ツリーを示したものである。
(C)格納先ツリーのマージ
複数の業務の格納先ツリーをマージ(統合)して1つの格納先ツリーにする処理について説明する。これにより、操作者は、業務を意識せず成果物格納の順序だけを意識して業務に従事することができ、納期遅れによる次工程への影響を抑制できる。図17の例に示したように成果物登録後の格納先ツリーの状態で、操作者によるマージ指定の操作に応じて、格納先ツリーt002(DB開発)をt001(図面開発)にマージする。マージの指定方法はメニューによる指定やドラッグ&ドロップによる指定など任意とする。マージ後の格納先情報DB150(マージ時の格納先情報テーブル1900)と格納先ツリー情報DB160(マージ時の格納先ツリーテーブル1800)を、図18、19に示す。マージ時の格納先ツリーテーブル1800、マージの格納先情報テーブル1900のそれぞれは、図16に例示の成果物登録時の格納先ツリーテーブル1600、図15に例示の成果物登録時の格納先情報テーブル1500のマージ後の状態を示している。つまり、関連業務欄1820は「図面開発+DB開発」となり、階層の数は5階層となり、優先度に応じて階層1:1840はk001、階層2:1850はk002、階層3:1860はk004とk005、階層4:1870はk003、階層5:1880はk006となる。そして、k001、k002には既に成果物が格納されており、k004には成果物が格納されているが、兄弟関係にあるk005には成果物が格納されていないので、登録可能階層欄1830は「3」とする。
なお、マージの格納先情報テーブル1900の関連業務欄1930には、「図面開発+DB開発」のみならず、以前の「図面開発」又は「DB開発」が含まれているが、これはマージを解除した場合に必要となるので、関連業務として残している。つまり、ユーザーの操作によってマージ解除が指定された場合は、関連業務欄1930から「図面開発+DB開発」を削除して、マージ前の状態(関連業務と格納先の対応付け)に戻す。
図面開発とDB開発の格納先ツリーをマージすることで、古い格納先ツリー情報を削除し、業務名を結合した「図面開発+DB開発」という格納先ツリーを作成する。格納先ツリーDB160の階層情報はマージした2つの業務の格納先の優先度の順番に並べて登録する。格納先情報DB150では、マージしたことを記録するため、関連業務属性にマージした業務名である「図面開発+DB開発」を登録する。登録した業務情報はマージを解除するときに削除する。マージ後の格納先ツリーの例を図20に示す。
マージの際に、マージ先とマージ元の格納先の優先度次第では、上位層の格納先が格納済みで下位層の格納先が未格納状態となる場合がある。例えば、マージ先は優先度1まで格納済みでマージ元が優先度3まで格納済みの場合、格納先ツリーをマージするとマージ先の優先度2の未格納の格納先の上位に格納済みのマージ元の優先度3の格納先が表示される。しかし、業務が異なっているため順番を無視したことによる影響はなく、既に格納済みの成果物であるため格納先を誤ることも発生しない。表示方法としては、下位層に未格納がある状態で上位層が格納済みの場合でも、格納済みの格納先は他の格納済みの格納先と同様にグレーアウト表示(格納不可)とする。
(D)別ユーザーの成果物の格納を待つ
情報処理装置100では、ログインユーザーが現階層の全ての格納先に成果物を登録しても、同一の関連業務を持つ別のユーザーが同階層に未格納の格納先がある場合は、ログインユーザーが次の上位階層の格納先に登録することを抑制することができる。
図3の例に示したユーザー情報テーブル300では、ユーザーID:u001とu002のユーザーは、同じ関連業務「図面開発」を持っている。図4の例に示した格納先情報テーブル400の状況で通常では、ユーザーu001が第2階層の格納先k002に格納を行えば、第3階層の格納先k003に格納可能となるが、ユーザーu002が格納先k002にまだ成果物を格納していなかった場合は、ユーザーu001が格納先k003に格納できないように制御する。格納先ツリーの表示上ではユーザーu001から見て格納先k003が格納不可の斑点表示のままとなる。同じ関連業務「図面開発」を持つユーザーが他にもいる場合は、全てのユーザーが格納先k002に成果物を格納するまで、ユーザーu001が格納先k003に格納できないように制御する。
(E)格納先にリビジョンアップ分の成果物へのリンクを立体表示
格納先ツリーに登録されている成果物のリビジョンをアップすること(改訂)を行う。例えば、作業中の成果物を作業中リビジョンとして格納先に登録し、その後に完成した成果物を完成版リビジョンとして、作業中リビジョンをリビジョンアップする場合を想定する。
格納先に格納済みの成果物と同名の成果物は再度同じ格納先に登録することができ、再登録した場合はリビジョンアップとして履歴を1つ上げて登録される。その場合、図21の例に示すように、格納済み格納先上にリビジョンアップの回数分の成果物の名前をリンクとして立体で重ねて表示する(DB資料格納先(チーム版)2154AとDB資料格納先(チーム版)<第2版>2154B)。名前を重ねる際にわずかにずらすことで、各リビジョンの名前を選択できるようにする。表示された名前のリンクを選択することで選択されたリビジョンの成果物を開くことができる。立体表示する成果物の名前は最背面(DB資料格納先(チーム版)2154A)を最もリビジョンの古いものとし、最前面(DB資料格納先(チーム版)<第2版>2154B)を最もリビジョンの新しいものとする。
各リビジョンへのリンクを各々表示することで、指定リビジョンの成果物を容易に選択可能とする。また、頻繁にリビジョンアップされている格納先を容易に把握することができ、格納先把握の視認性を向上させるために、立体表示としてもよい。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図22に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU2201を用い、記憶装置としてRAM2202、ROM2203、HD2204を用いている。HD2204として、例えばハードディスクを用いてもよい。格納先ツリー構築モジュール110、関連格納先抽出モジュール120、成果物管理モジュール130等のプログラムを実行するCPU2201と、そのプログラムやデータを記憶するRAM2202と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM2203と、補助記憶装置であるHD2204と、キーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置2206と、CRT、液晶ディスプレイ等の出力装置2205と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース2207、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス2208により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図22に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図22に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図22に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
102…ログイン
104…成果物登録
110…格納先ツリー構築モジュール
120…関連格納先抽出モジュール
130…成果物管理モジュール
140…ユーザー情報DB
150…格納先情報DB
160…格納先ツリーDB
170…成果物情報DB
198…格納先ツリー表示
210…ユーザー使用端末
220…ユーザー使用端末
230…ユーザー使用端末
290…通信回線

Claims (8)

  1. 操作者を識別する操作者識別情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作者識別情報に基づいて、該操作者識別情報の操作者に関連する業務を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された業務に基づいて、該業務における成果物の格納先と該成果物の優先度と該成果物が該格納先に格納されているか否かを示す情報である格納完了情報を抽出する第2の抽出手段と、
    前記第2の抽出手段によって抽出された優先度の関係に基づいて、該優先度に対応する格納先の階層構造を構築する階層構造構築手段と、
    前記第2の抽出手段によって抽出された格納完了情報及び前記階層構造構築手段によって構築された階層構造に基づいて、該階層構造において、前記操作者が成果物を格納することができる格納先を抽出する第3の抽出手段と、
    前記階層構造構築手段によって構築された階層構造を、前記第3の抽出手段によって抽出された格納先は該階層構造の他の格納先とは異なる態様で表示する表示手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記階層構造構築手段は、
    優先度としての格納順序が早い格納先を子、遅い格納先を親として格納先の親子関係を抽出し、子である下位層の格納先に成果物が格納されるまで親である上位層の格納先に成果物を登録できないように格納順序を制御した階層構造を構築する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の抽出手段は、前記操作者に関連する業務を複数抽出し、
    前記第2の抽出手段、前記階層構造構築手段、前記第3の抽出手段は、前記各業務ごとに処理を行い、
    前記表示手段は、各業務における階層構造を個別に表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記階層構造構築手段は、優先度が等しい格納先が複数ある場合は、該複数の格納先を兄弟関係とした階層構造を構築し、
    前記表示手段は、優先度が等しい格納先を並列して表示する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記階層構造構築手段は、前記第1の抽出手段が複数の業務を抽出した場合は、該複数の業務における階層構造を統合することによって1つの階層構造を構築し、
    前記表示手段は、前記階層構造構築手段によって構築された1つの階層構造を表示する
    ことを特徴とする請求項1、3又は4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記階層構造構築手段は、前記第1の抽出手段によって抽出された業務と同じ業務を有している別の操作者によって成果物が格納先に登録を完了するまでは、該格納先の上位階層にある格納先への登録を抑制するように制御する階層構造を構築する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示手段は、前記操作者によって成果物が格納先に格納された後に、該成果物の改訂版を格納した場合は、格納先において該成果物が改訂されたことを示す表示を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    操作者を識別する操作者識別情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作者識別情報に基づいて、該操作者識別情報の操作者に関連する業務を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された業務に基づいて、該業務における成果物の格納先と該成果物の優先度と該成果物が該格納先に格納されているか否かを示す情報である格納完了情報を抽出する第2の抽出手段と、
    前記第2の抽出手段によって抽出された優先度の関係に基づいて、該優先度に対応する格納先の階層構造を構築する階層構造構築手段と、
    前記第2の抽出手段によって抽出された格納完了情報及び前記階層構造構築手段によって構築された階層構造に基づいて、該階層構造において、前記操作者が成果物を格納することができる格納先を抽出する第3の抽出手段と、
    前記階層構造構築手段によって構築された階層構造を、前記第3の抽出手段によって抽出された格納先は該階層構造の他の格納先とは異なる態様で表示する表示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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