JP6071844B2 - 壁の変位を確認する確認装置及びその確認方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の第1の態様における基準位置から設定された方向に照射されたレーザー光を受けることにより、第1領域と第2領域とを仕切る壁の変位を確認する確認装置は、前記壁に取り付けられ、前記壁からの距離に応じて設けられた複数の受光領域と、前記レーザー光を受けた受光領域からの検出信号に応じて、前記壁の変位に対応する情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本態様によれば、第1の態様から第7の態様における作用効果を得ることができる。
次いで、再度図1を参照するに、トンネル10の基準位置X0における天端近傍にはレーザー光を設定された複数の方向に順番に照射可能な「レーザー照射装置」としてのトータルステーション22が設けられている。本実施例において、トータルステーション22は、図1における+X軸方向側の予め設定された複数の方向にレーザー光を照射するように構成されている。また、本実施例において、トータルステーション22は、予め設定された複数の方向に順次切り換えて順番にレーザー光を照射することを繰り返すように設定されている。尚、トータルステーション22(レーザー照射装置)は、第1の変位確認部S1−1、S1−2、S1−3、・・・S1−nの変位測定にも利用されることがあり、さらに自動視準による遠隔操作も可能な機能を有することもある。
(1)本実施例において、受光領域30は4つのレベルに対応するように構成したが、この構成に代えて、さらに複数の受光領域を設けて多くのレベルに対応するように構成してもよい。この場合、表示手段32においても、増加した受光領域に対応するように表示部36の数を増やしてもよい。
(2)また、本実施例において、表示部36はLED発光部として構成したが、回転灯やライト等で構成してもよく、単に点灯するだけでなく、点滅や光の強弱等視覚に訴える発光の仕方をするように構成してもよい。
(4)本実施例において、表示手段32は表示部36の発光の仕方により壁16の変位に対応する安全に関する情報を表示する構成としたが、この構成に代えて、表示手段32は
文字、記号及び図形の少なくとも一つにより前記壁の変位に対応する情報を表示するものであってもよく、音により前記壁の変位に対応する情報を表示するものであってもよい。
(6)また、本実施例では、レベル3の要注意体制において増しロックボルト及びレッグボルトの少なくとも1つの対策が実施される構成であるが、この構成に代えてレベル2の注意体制において増しロックボルト及びレッグボルトの少なくとも1つの対策が実施される構成としてもよい。また、本実施例では、トンネル10の壁16の変位を抑制する対策を増しロックボルト、レッグボルト及びインバート早期併合としたが、これらの工法以外の工法をトンネル10の壁16の変位を抑制する対策としてもよい。
(8)また、本実施例において、確認装置28は、第2の変位確認部S2−1、S2−2、S2−3、・・・S2−nにおける壁16において3つの計測点26a、26b、26c、すなわち壁16の天頂部と側面部とに取り付けられる構成としたが、この構成に代えて、確認装置28をトンネル10の床面部に取り付ける構成としてもよい。
(9)また、本実施例では、第2の変位確認部S2−1、S2−2、S2−3、・・・S2−nにおける壁16の変位に応じて、第2の変位確認部S2−1、S2−2、S2−3、・・・S2−nに光反射部として構成されたターゲット(図示せず)を設置して第1の変位確認部S1−1、S1−2、S1−3、・・・S1−nとして壁16の変位を詳細に確認する工程を実施するように構成してもよい。
(10)また、本実施例において、第2の変位確認部S2−1、S2−2、S2−3、・・・S2−nにおける壁16の天頂部に確認装置28を設けることにより、図4におけるZ軸方向、つまり、トンネル10の基準位置X0におけるZ軸方向の高さを基準としてトンネル10の沈下を確認することができる。
図9及び図10を参照して、第2の実施例に係る確認装置について説明する。トンネル10において基準位置X0(図1参照)から掘進によりトンネル10の先端部が離れた際、トンネル10の先端部が図1におけるZ軸方向に変位することがある。つまり、トンネル10の基準位置X0におけるZ軸方向における高さを0基準とした際、トンネル10の先端部が−Z軸方向に沈下することがある。本実施例では確認装置70によりトンネル10の壁の変位に加えてトンネル10の沈下も併せて確認する。
図11を参照して、第3の実施例に係る「第1領域」としての土中と「第2領域」としての空間とを仕切る壁の変位を確認する確認装置について説明する。図11を参照するに、第3の実施例における土中の構造物の一例としての掘削状態における縦坑60が示され、更に土中と空間とを仕切る壁として土留め壁62が示されている。第1の実施例が横坑における壁の変位を確認する構成に対して、第3の実施例は縦坑における壁の変位を確認する点で第1の実施例と異なる。
(1)本実施例では、トータルステーション22を2つ設ける構成としたが、トータルステーション22を縦坑60の中央部近傍において縦坑入口より上方(図11における+Z軸方向)に設ける構成とすることにより1つのトータルステーション22で縦坑60内の全ての確認装置28において土留め壁62の変位を確認する構成としてもよい。
(2)本実施例ではで縦坑60内に確認装置28を配置する構成としたが、この構成に代えて第2の実施例に係る確認装置70を配置する構成としてもよい。
図12を参照して、第4の実施例について説明する。第4の実施例において確認装置28は、ビルディング等の建造物68の壁に設けられている。具体的には、確認装置28は「第1領域」としての建造物の内部と「第2領域」としての建造物の外部とを仕切る壁の変位を確認するように建造物68に取り付けられている。
(1)本実施例では、確認装置28をビルディング等の建造物68に取り付ける構成としたが、この構成に代えて橋梁や鉄塔等に取り付ける構成としてもよい。
(2)本実施例ではでビルディング等の建造物68に確認装置28を取り付ける構成としたが、この構成に代えて第2の実施例に係る確認装置70を取り付ける構成としてもよい。
18、18a、18b、18c、18d、18e、26、26a、26b、26c 計測点、20 光波測距器、22 トータルステーション、28、70 確認装置、
28a、70a 装置本体、30、30a、30b、30c、30d、72、72a、72b、72c、72d 受光領域、32 表示手段、34 取り付け手段、
36、36a、36b、36c、36d 表示部、
38、38a、38b、38c、38d、38e、38f、38g、38h、38i、38j、38k、38m、38n 受光器、40 目盛り、42 保持部、44 位置調整機構、46 壁面取り付け部、48 ハンドル部、50 ねじ、52 鋼製支保工、
54 吹付けコンクリート、56 アンカー、60 縦坑、62 土留め壁、64 切梁材、66 基礎構造物、68 建造物、L0、L1、L2 距離、L3 設定距離、
S1−1、S1−2、S1−3、S1−n 第1の変位確認部、
S2−1、S2−2、S2−3、S2−n 第2の変位確認部、X0 基準位置
Claims (11)
- 基準位置から設定された方向に照射されたレーザー光を受けることにより、第1領域と
第2領域とを仕切る壁の前記第1領域側から前記第2領域側への変位を確認する、当該壁に取り付けられる確認装置であって、
前記壁からの距離に応じて設けられた複数の受光領域と、
前記レーザー光を受けた受光領域からの検出信号に応じて、前記壁の変位に対応する情
報を表示する表示手段と、
を備え、
各受光領域には、壁の変位を検出するための受光器が複数配列され、
前記表示手段は、各受光領域からの検出信号にそれぞれ対応する複数の表示部を有し、
各表示部は、対応する受光領域内におけるいずれか1つの受光器に前記レーザー光を受けた場合、前記情報を表示する、
ことを特徴とする壁の変位を確認する確認装置。 - 請求項1に記載の壁の変位を確認する確認装置において、
第1の方向及び当該第1の方向と交差する方向である第2の方向に前記受光領域が複数設けられている、
ことを特徴とする壁の変位を確認する確認装置。 - 請求項1または請求項2に記載の壁の変位を確認する確認装置において、
前記表示手段は発光の仕方により前記壁の変位に対応する情報を表示する、
ことを特徴とする壁の変位を確認する確認装置。 - 請求項1または請求項2に記載の壁の変位を確認する確認装置において、
前記表示手段は文字、記号及び図形の少なくとも一つにより前記壁の変位に対応する情報を表示する、
ことを特徴とする壁の変位を確認する確認装置。 - 請求項1または請求項2に記載の壁の変位を確認する確認装置において、
前記表示手段は音により前記壁の変位に対応する情報を表示する、
ことを特徴とする壁の変位を確認する確認装置。 - 請求項1から請求項5に記載の壁の変位を確認する確認装置において、
前記受光器は、前記設定距離に応じた大きさ、或いは前記設定距離よりも小さいサイズである、
ことを特徴とする壁の変位を確認する確認装置。 - 請求項1から請求項6に記載の壁の変位を確認する確認装置において、
前記複数の受光領域が設けられた方向に沿って一定間隔の目盛が設けられている、
ことを特徴とする壁の変位を確認する確認装置。 - 請求項1から請求項7に記載の壁の変位を確認する確認装置において、
前記複数の受光領域と前記表示手段とを前記壁に着脱可能に取り付ける取り付け手段を備える、
ことを特徴とする壁の変位を確認する確認装置。 - 基準位置から照射されたレーザー光を受けることにより、第1領域と第2領域とを仕切
る壁の前記第1領域側から前記第2領域側への変位を確認する方法であって、
基準位置に設けられたレーザー照射装置から設定された方向にレーザー光を照射する工
程と、
前記壁に取り付けられた請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の確認装置の受光
領域において前記レーザー光を受光し、前記レーザー光を受光した受光領域からの検出信
号に基づいて、前記壁の変位に対応する情報を前記表示手段に表示する工程と、
を備える、
ことを特徴とする第1領域と第2領域とを仕切る壁の変位を確認する方法。 - 基準位置から所定の方向に向けて土中に設置される構造物において前記基準位置から前
記所定の方向に離れた位置における構造物の断面において第1領域と第2領域とを仕切る
壁の前記第1領域側から前記第2領域側への変位を確認する方法であって、
前記基準位置又は前記基準位置から所定の方向にずれた位置に配置可能な光波測距器により前記壁の変位が測定される複数の第1の変位確認部が前記基準位置から所定の方向に沿って配置されており、隣り合う前記第1の変位確認部との間には複数の第2の変位確認部が配置され、
前記第2の変位確認部における前記壁に請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の
確認装置が少なくとも3つ取り付けられており、
基準位置に設けられたレーザー照射装置から設定された方向にレーザー光を照射する工
程と、
前記各確認装置の受光領域において前記レーザー光を受光し、前記レーザー光を受光し
た受光領域からの検出信号に基づいて、前記壁の変位に対応する情報を前記表示手段に表
示する工程と、
を備える、
ことを特徴とする壁の変位を確認する方法。 - 請求項10に記載の確認方法において、
前記基準位置から前記所定の方向に最も距離が近い位置に配置された第1の変位確認部と前記基準位置と反対の側で隣り合う第1の変位確認部との間に配置された複数の第2の変位確認部における前記壁に取り付けられた前記確認装置を前記壁から取り外し、前記基準位置から前記所定の方向に最も距離が離れた位置に配置された第1の変位確認部に対して、前記基準位置と反対の側に新たな第1の変位確認部と第2の変位確認部とが配置され、新たに配置された第2の変位確認部における壁に前記取り外した確認装置を取り付ける工程を備える、
ことを特徴とする壁の変位を確認する方法。
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| JP2013227209A JP6071844B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 壁の変位を確認する確認装置及びその確認方法 |
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