一例として示す空調システム10Aの構成図である図1等の添付の図面を参照し、本発明にかかる加湿可能かつ殺菌可能な空調システムおよび空調方法の詳細を説明すると、以下のとおりである。なお、図2は、タイムスケジュールの一例を示す図であり、図3は、空調システム10A(空調方法)における第1空調運転(第1空調操作)を説明する図である。
空調システム10A(空調方法)は、所定容積を有する空調室11と、空気を空調する空調機12と、加湿水供給ライン13と、第1および第2機能水供給ライン14,15と、コントローラ16(制御装置)と、湿度センサ17とから形成されている。なお、図1のシステム10Aでは、2本の機能水供給ライン14,15が設置されているが、機能水供給ラインの本数に特に限定はなく、1本の機能水供給ラインのみが設置されていてもよく、3本以上の機能水供給ラインが設置されていてもよい。
空調室11には、クリーンルームや病室、実験室等を例示することができるが、空調室11はそれらに限定されず、あらゆる種類の室(ホールや劇場、体育館、工場等を含む)に適用することができる。空調室1は、天井および床と前後壁および側壁とに囲繞された所定容積の空調空間を有し、天井、床、それら壁によって室外と仕切られている。天井には、空調空気を空調室11に取り入れるための給気口(図示せず)が施設されている。側壁には、空調室11の空気を排気するための排気口(図示せず)が施設されている。
湿度センサ17は、空調室11の内部に設置されている。湿度センサ17は、インターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。湿度センサ17は、空調室11の内部の湿度を計測し、計測した測定湿度をコントローラ16に送信する。空調室11の内部の設定湿度や設定温度は、コントローラ16に送信される。
空調機12は、空調室11に気化式加湿(滴下式加湿)によって加湿された空調空気または加湿されない空調空気を供給する。空調機12は、空調室11の室外に設置されているが、室内に設置される場合もある。空調機12は、ハウジング19と、冷却コイル20および加熱コイル21と、気化式加湿エレメント22(加湿機構)および送風機23(ファン)と、ドレンパン24と、制御部(図示せず)とから形成されている。空調機12の制御部は、インターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。
空調機12には、外気を取り入れるダクト25が連結されている。空調機12は、給気ダクト26を介して空調室11に連結されている。ハウジング19には、図示はしていないが、空気流入口と空気流出口とが形成されている。空調機12では、空気流入口から空気流出口に向かって、冷却コイル20、加熱コイル21、気化式加湿エレメント22、送風機23の順で並んでいる。冷却コイル20は、空調機12の内部に設置され、空気を冷却および除湿して空調空気を作る。加熱コイル21は、空調機12の内部に設置され、空気を加熱して空調空気を作る。空調機12では、コントローラ16は、送信された設定温度にしたがい、冷却コイル20または加熱コイル21に熱媒を流し、空調室11の温度や湿度をコントロールする。
気化式加湿エレメント22には、ポリエステル樹脂繊維やフェノール樹脂繊維、無機繊維等から作られた既存のそれが使用されている。気化式加湿エレメント22は、上端部27と、ドレンパン24に対向する下端部29と、上下端部27,29の間に位置する中間部28とを有し、上下方向へ長く延びている。気化式加湿エレメント22は、加湿水供給ライン13や第1および第2機能水供給ライン14,15から給水される加湿水や機能水を保水し、加湿水や機能水のうちの余剰分をドレンパン24に排水する。
機能水には、食塩水や塩酸等の塩化物を含んだ水溶液を電気分解して生成される次亜塩素酸を含む電解機能水であって、pH2.7以下で有効塩素濃度が20〜60mg/Lである強酸性電解水、pH2.7〜5.0で有効塩素濃度が10〜60mg/Lである弱酸性電解水、pH5.0〜6.5で有効塩素濃度が10〜30mg/Lまたは50〜80mg/Lの微酸性電解水、pH7.5以上の電解次亜水、塩化物が溶け込んだ水溶液を有効塩素濃度が数mg/L〜数百mg/L程度に稀釈した殺菌能力を有する塩素系水溶液、オゾンを水に溶け込ませたオゾン水、過酸化水素水の中から選択された少なくとも1種類が使用される。
送風機23は、空調機12の内部に空気を強制的に流入させ、空調空気を空調機12の内部から外部に強制的に流出させる。送風機23は、その稼働中における風量(風速)が設定されている。ドレンパン24は、冷却コイル20から滴下する水滴を捕集するとともに、気化式加湿エレメント22の下端部29から排水された加湿水や機能水を捕集し、それら水を排水溝に排水する。
ダクト25は、その先端部が空調機12の空気流入口に連結されている。給気ダクト26は、その基端部が空調機12の空気流出口に連結され、その先端部が空調室11の天井に施設された給気口に連結されている。給気ダクト26は、空調機12によって作られた空調空気を空調室11に供給する。
加湿水供給ライン13は、第1加湿水用電磁弁30および第2加湿水用電磁弁31と、チャッキ弁32と、加湿水用給水管33とから形成されている。加湿水供給ライン13は、必要に応じて気化式加湿エレメント22に加湿水(水道水)を給水する。加湿水用給水管33の基端部は、図示はしていないが、水源配管に連結されている。加湿水用給水管33の先端部は、気化式加湿エレメント22の上端部27に連結されている。加湿水供給ライン13では、加湿水用給水管33の基端部から先端部に向かって加湿水用第1電磁弁30、チャッキ弁32、加湿水用第2電磁弁31の順に並んでいる。
加湿水用第1電磁弁30は、加湿水用給水管33に取り付けられ、その制御部がインターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。チャッキ弁32は、加湿水用給水管33に取り付けられ、加湿水の逆流を防止する。加湿水用第2電磁弁31は、加湿水用給水管33に取り付けられ、その制御部がインターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。
第1機能水供給ライン14は、第1機能水生成装置34と、第1機能水貯水タンク35(第1バッファタンク)と、第1送水ポンプ36と、チャッキ弁37と、機能水用第1供給管38とから形成されている。第1機能水供給ライン14は、気化式加湿エレメント22に第1機能水を供給する。機能水用第1供給管38の基端部は、第1機能水生成装置34に連結されている。機能水用第1供給管38は、後記する機能水用第2供給管44と合流し、その先端部が気化式加湿エレメント22の上端部27に連結されている。第1機能水供給ライン14では、機能水用第1供給管38の基端部から先端部に向かって、第1機能水生成装置34、第1機能水貯水タンク35、第1機能水送水ポンプ36、チャッキ弁37の順に並んでいる。
第1機能水生成装置34は、必要に応じて第1機能水を生成し、生成した第1機能水を第1貯水タンク35に供給する。第1機能水には、たとえば、次亜塩素酸を含む電解機能水であって前述したpH2.7以下で有効塩素濃度が20〜60mg/Lである強酸性電解水を使用することができる。したがって、第1機能水は、その殺菌作用(殺菌効果)が強い。
第1機能水貯水タンク35は、機能水用第1供給管38に取り付けられ、第1機能水を貯水する。第1機能水貯水タンク35には、第1水位センサ39(水位計)が設置されている。第1水位センサ39は、インターフェイス18を介して第1機能水生成装置34に接続されている。第1水位センサ39は、第1機能水貯水タンク35に貯水された第1機能水の水位を計測し、計測した実測水位を第1機能水生成装置34に送信する。第1送水ポンプ36は、機能水用第1供給管38に取り付けられ、インターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。チャッキ弁37は、機能水用第1供給管38に取り付けられ、第1機能水の逆流を防止する。
第1機能水生成装置34の制御部には、あらかじめ設定された設定水位が格納されている。第1機能水生成装置34の制御部は、第1水位センサ39から送信された実測水位と設定水位とを比較し、実測水位が設定水位未満になると、第1機能水を生成しつつ、生成した第1機能水を第1機能水貯水タンク35に供給する。したがって、第1機能水生成装置34は、第1機能水貯水タンク35に貯水された第1機能水の水位を監視し、第1機能水貯水タンク35に略一定量の第1機能水が常時貯水されるように、第1機能水を機能水貯水タンク35に供給する。なお、実測水位が設定水位になると、第1機能水の生成・供給を停止する。
第2機能水供給ライン15は、第2機能水生成装置40と、第2機能水貯水タンク41(第2バッファタンク)と、第2送水ポンプ42と、チャッキ弁43と、機能水用第2供給管44とから形成されている。第2機能水供給ライン15は、気化式加湿エレメント22に第2機能水を供給する。機能水用第2供給管44の基端部は、第2機能水生成装置40に連結されている。機能水用第2供給管44は、機能水用第1供給管38と合流し、その先端部が気化式加湿エレメント22の上端部27に連結されている。第2機能水供給ライン15では、機能水用第2供給管44の基端部から先端部に向かって、第2機能水生成装置40、第2機能水貯水タンク41、第2機能水送水ポンプ42、チャッキ弁43の順に並んでいる。
機能水用第2供給管44の先端部(機能水用第1供給管38の先端部)には、ドレンパン24に機能水を供給するドレンパン用機能水供給管52が連結されている。供給管52には、仕切弁53が設置されている。仕切弁53は、その弁機構が通常開状態に保持されているが、ドレンパン24に機能水を供給しない場合はその弁機構が閉鎖される。第2機能水生成装置40は、必要に応じて第2機能水を生成し、生成した第2機能水を第2貯水タンク41に供給する。第2機能水には、たとえば、次亜塩素酸を含む電解機能水であって前述したpH2.7〜5.0で有効塩素濃度が10〜60mg/Lである弱酸性電解水を使用することができる。したがって、第2機能水は、その殺菌作用(殺菌効果)が第1機能水のそれよりも弱い。
第2機能水貯水タンク41は、機能水用第2供給管44に取り付けられ、第2機能水を貯水する。第2機能水貯水タンク41には、第2水位センサ45(水位計)が設置されている。第2水位センサ45は、インターフェイス18を介して第2機能水生成装置40に接続されている。第2水位センサ45は、第2機能水貯水タンク41に貯水された第2機能水の水位を計測し、計測した実測水位を第2機能水生成装置40に送信する。第2送水ポンプ42は、機能水用第2供給管44に取り付けられ、インターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。チャッキ弁43は、機能水用第2供給管44に取り付けられ、第2機能水の逆流を防止する。
第2機能水生成装置40の制御部には、あらかじめ設定された設定水位が格納されている。第2機能水生成装置40の制御部は、第2水位センサ45から送信された実測水位と設定水位とを比較し、実測水位が設定水位未満になると、第2機能水を生成しつつ、生成した第2機能水を第2機能水貯水タンク41に供給する。したがって、第2機能水生成装置40は、第2機能水貯水タンク41に貯水された第2機能水の水位を監視し、第2機能水貯水タンク41に略一定量の第2機能水が常時貯水されるように、第2機能水を機能水貯水タンク41に供給する。なお、実測水位が設定水位になると、第2機能水の生成・供給を停止する。
コントローラ16は、中央処理部(CPUまたはMPU)とメモリ(主記憶部)とを有するマイクロコンピュータであり、データ記憶装置が内蔵されている。コントローラ16には、テンキーユニット(図示せず)やディスプレイ(図示せず)等の入出力装置がインターフェイスを介して接続されている。コントローラ16の中央処理部は、オペレーティングシステムによる制御に基づいて、メモリからアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに従って、後記する各運転(操作)を実施する。コントローラ16の中央処理部は、空調機12の停止(OFF)または稼働(ON)を行う。
コントローラ16のデータ記憶装置には、空調室11の設定湿度や設定温度が格納されているとともに、図2に示すタイムスケジュールが格納されている。タイムスケジュールには、第1送水ポンプ36の稼働時間(稼働期間)および停止時間(停止期間)、第2送水ポンプ42の稼働時間(稼働期間)および停止時間(停止期間)がある。タイムスケジュールは、テンキーユニットを介して自由に設定することができる。
第1送水ポンプ36の停止時間(停止期間)は、たとえば、1ヶ月、2ヶ月等の時間(期間)が設定され、第1送水ポンプ36の稼働時間は、たとえば、15分、30分、1時間等が設定される。第2送水ポンプ42の停止時間(停止期間)は、第1送水ポンプ36のそれよりも短く、たとえば、1日、1週間等の時間(期間)が設定され、第2送水ポンプ42の稼働時間は、たとえば、15分、30分、1時間等が設定される。第1および第2送水ポンプ36,42の稼働時間が停止時間に比べて短いのは、菌の殺菌に長い時間が必要ないからである。
図3に基づいて空調システム10A(空調方法)における第1空調運転(第1空調操作)を説明すると、以下のとおりである。なお、第1送水ポンプ36の停止時間(停止期間)が1ヶ月に設定されているとともに、第2送水ポンプ42の停止時間(停止期間)が1週間に設定されているものとする。また、第1および第2送水ポンプ36,42の稼働時間が30分に設定されているものとする。なお、図2のタイムスケジュールに示すように、第1送水ポンプ36が稼働する場合、第2送水ポンプ42の停止時間が第1送水ポンプ36の稼働から1週間延長される。第1機能水貯水タンク35に第1機能水が貯水され、第2機能水貯水タンク41に第2機能水が貯水されているものとする。
空調システム10A(空調方法)では、第2送水ポンプ42の停止時間(1週間)が経過すると、第2機能水供給ライン15による弱殺菌運転(弱殺菌操作)が行われる。空調システム10A(空調方法)では、第2送水ポンプ42の稼働時間(30分)が経過すると、加湿水供給ライン13による第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)が行われる。空調システム10A(空調方法)では、第1送水ポンプ36の停止時間(1ヶ月)が経過すると、第1機能水供給ライン14による強殺菌運転(強殺菌操作)が行われる。空調システム10A(空調方法)では、第1送水ポンプ36の稼働時間(30分)が経過すると、加湿水供給ライン13による第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)が行われる。
コントローラ16は、第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間(停止期間)にあるかを判断する。第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間にある場合であって、湿度センサ17が計測した測定湿度が設定湿度に達していない場合、空調システム10A(空調方法)では、第1空調運転(第1空調操作)を実施する。第1空調運転(第1空調操作)では、空調室11の設定温度がコントローラ16から空調機12の制御部に送信され、空調室12の温度が設定温度になるように、空調機12の制御部が冷却コイル20または加熱コイル21を調節する。さらに、加湿水供給ライン13が加湿エレメント22へ加湿水を給水するとともに、加湿エレメント22が空調空気を加湿する。
第1空調運転(第1空調操作)では、第1および第2機能水供給ライン14,15から機能水は供給されない。第1空調運転(第1空調操作)においてコントローラ16は、第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間(停止期間)にあると判断し、第1および第2送水ポンプ36,42に停止指令を送信する。第1および第2送水ポンプ36,42は、コントローラ16から送信された停止指令にしたがってその電源がOFFとなり、停止状態を保持する。また、コントローラ16は、加湿水用第1電磁弁30の弁機構を開放した状態に保持する。
第1空調運転(第1空調操作)において、湿度センサ17から測定湿度がコントローラ16に送信されている。コントローラ16は、湿度センサ17が計測した測定湿度と設定湿度とを比較し、測定湿度が設定湿度に達していないと判断すると、加湿水用第2電磁弁31に開放指令を送信する。加湿水用第2電磁弁31は、コントローラ16から送信された開放指令にしたがってその弁機構を開放する。なお、測定湿度が設定湿度に達していない間、加湿水用第2電磁弁31の弁機構の開放が継続される。
第1空調運転(第1空調操作)では、加湿水用第2電磁弁31の弁機構が開放され、図3に矢印L1で示すように、加湿水(水道水)が加湿水用給水管33を通って加湿エレメント22の上端部27からエレメント22全域に給水される。加湿エレメント22では、加湿水を保水し、余剰分をドレンパン24に排水する。空調機12によって作られた空調空気は、加湿水を保水した加湿エレメント22を通過しつつ、加湿水と接触し、加湿された空調空気となる。加湿された空調空気は、図3に矢印L2で示すように、給気ダクト26から空調室11に供給される。なお、測定湿度が設定湿度に達するまで第1空調運転(第1空調操作)が実施される。
次に、空調システム10A(空調方法)における第2空調運転(第2空調操作)を説明すると、以下のとおりである。コントローラ16は、第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間(停止期間)にあるかを判断する。第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間にある場合であって、湿度センサ17が計測した測定湿度が設定湿度に達している場合(第1空調運転(第1空調操作)を実施した後、測定湿度が設定湿度に達した場合を含む)、空調システム10A(空調方法)では、第2空調運転(第2空調操作)を実施する。
第2空調運転(第2空調操作)では、空調室11の温度がコントローラ16から送信された設定温度になるように、空調機12が冷却コイル20または加熱コイル21を調節する。さらに、加湿水供給ライン13から加湿エレメント22への加湿水の給水が停止されるとともに、空調機12によって作られた空調空気が空調室11に供給される。
第2空調運転(第2空調操作)において、湿度センサ17から測定湿度がコントローラ16に送信されている。コントローラ16は、湿度センサ17が計測した測定湿度と設定湿度とを比較し、測定湿度が設定湿度に達したと判断すると、加湿水用第2電磁弁31に閉鎖指令を送信する。加湿水用第2電磁弁31は、コントローラ16から送信された閉鎖指令にしたがってその弁機構を閉鎖する。なお、測定湿度が設定湿度に達している間、加湿水用第2電磁弁31の弁機構の閉鎖が継続される。
第2空調運転(第2空調操作)では、加湿水用第2電磁弁31の弁機構が閉鎖され、加湿水(水道水)の加湿エレメント22への給水が停止される。加湿されない空調空気は、給気ダクト25から空調室11に供給される。なお、測定湿度が設定湿度に達している間、第2空調運転(第2空調操作)が実施され、測定湿度が設定湿度に達しなくなると、再び第1空調運転(第1空調操作)が実施される。
図4は、空調システム10A(空調方法)における弱殺菌運転(弱殺菌操作)の一例を説明する図である。図4に基づいて、空調システム10A(空調方法)における弱殺菌運転(弱殺菌操作)の一例を説明すると、以下のとおりである。空調システム10A(空調方法)では、加湿エレメント22やドレンパン24に発生した菌(繁殖した菌)を殺菌する場合、第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)を停止し、加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌する殺菌運転(弱殺菌運転または強殺菌運転)を実施する。殺菌運転では、加湿水供給ライン13からの加湿水の給水を停止しつつ、機能水貯水タンク35,41に貯水された機能水(第1機能水または第2機能水)を送水ポンプ36,42を介して機能水供給ライン14,15から加湿エレメント22やドレンパン24に所定時間(設定時間)供給する。
コントローラ16は、第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間(停止期間)にあるかを判断する。第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)を実施してから1週間が経過し、第1送水ポンプ36の稼働時間になく(停止時間にあり)、第2送水ポンプ42の停止時間にない(稼働時間にある)場合、空調システム10A(空調方法)では、第2機能水供給ライン15による弱殺菌運転(弱殺菌操作)を実施する。なお、図2のタイムスケジュールに示すように、1週間の期間(時間)の起算日(起算時間)は弱殺菌運転(弱殺菌操作)を行う毎にリセットされ、弱殺菌運転(弱殺菌操作)が行われた後、あらたに1週間の期間(時間)が進行する。
弱殺菌運転(弱殺菌操作)では、加湿水供給ライン13から加湿水は給水されず、第1機能水供給ライン14から第1機能水は供給されない。弱殺菌運転(弱殺菌操作)においてコントローラ16は、加湿水用第1電磁弁30に閉鎖指令を送信する。加湿水用第1電磁弁30は、コントローラ16から送信された閉鎖指令にしたがってその弁機構を閉鎖する。それによって、加湿水供給ライン13からの加湿水の給水が停止する。
弱殺菌運転(弱殺菌操作)においてコントローラ16は、第2送水ポンプ42の稼働時間にあると判断し、第2送水ポンプ42に稼働指令を送信する。第2送水ポンプ42は、コントローラ16から送信された稼働指令にしたがってその電源がONとなる。また、コントローラ16は、第1送水ポンプ36の停止時間にあると判断し、第1送水ポンプ36に停止指令を送信する。第1送水ポンプ36は、コントローラ16から送信された停止指令にしたがってその電源がOFFのままとなり、停止状態を保持する。
第2送水ポンプ42が稼働すると、図4に矢印L3で示すように、第2機能水貯水タンク41に貯水された第2機能水がタンク41から機能水用第2供給管44を通って加湿エレメント22の上端部27からエレメント22全域に供給される。また、第2機能水が供給管52を通ってドレンパン24に供給される。なお、第2機能水をドレンパン24に供給しない場合、仕切弁53の弁機構が閉鎖される。加湿エレメント22では、第2機能水を保水し、余剰分をドレンパン24に排水する。弱殺菌運転(弱殺菌操作)では、加湿エレメント22が第2機能水によって殺菌され、ドレンパン24が第2機能水によって殺菌される。
なお、第2機能水が供給されると、第2機能水貯水タンク41における第2機能水の貯水量が減少する。第2機能水生成装置40の制御部は、第2水位センサ45から送信された実測水位が設定水位未満になると、第2機能水を生成しつつ、生成した第2機能水を第2機能水貯水タンク41に供給し、第2機能水貯水タンク41における第2機能水の貯水量を設定水位にまで回復させる。
第2送水ポンプ42が稼働してから30分が経過し、第2送水ポンプ42の稼働時間が経過した場合、コントローラ16は、第2送水ポンプ42の停止時間にあると判断し、第2送水ポンプ42に停止指令を送信する。さらに、加湿水用第1電磁弁30に開放指令を送信する。第2送水ポンプ42は、コントローラ16から送信された停止指令にしたがってその電源がOFFとなり、停止状態を保持する。加湿水用第1電磁弁30は、コントローラ16から送信された開放指令にしたがってその弁機構を開放する。第2送水ポンプ42が稼働してから30分が経過した後、第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)のいずれかが行われる。図4の弱殺菌運転(弱殺菌操作)では、コントローラ16が空調機12の稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)が行われる場合、または、コントローラ16が空調機12の稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)が行われる場合がある。
弱殺菌運転(弱殺菌操作)において空調機12の稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)では、空調機12から空調室11への空調空気の供給が停止され、第2機能水が加湿エレメント22やドレンパン24に留まり、第2機能水の成分を含む空調空気は空調室11に供給されない。弱殺菌運転(弱殺菌操作)における第1殺菌運転(第1殺菌操作)において空調機12の運転を停止させることで、加湿エレメント22やドレンパン24に第2機能水を留めることができ、加湿エレメント22やドレンパン24に菌が発生(繁殖)したとしても、第2機能水を利用して加湿エレメント22やドレンパン24を確実に殺菌することができる。また、第2機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11に供給されることはなく、第2機能水の臭気の空調室11への充満を防ぐことができる。
弱殺菌運転(弱殺菌操作)において空調機12の稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)では、空調機12から空調室11への空調空気が継続して供給され、第2機能水の成分を含む空調空気が空調室11に供給される。弱殺菌運転(弱殺菌操作)における第2殺菌運転(第2殺菌操作)において空調機12を運転することで、第2機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11に供給され、第2機能水の殺菌作用(殺菌効果)によって空調室11の空気が殺菌されるから、加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌することができるのみならず、空調室11も殺菌することができる。
図5は、空調システム10A(空調方法)における強殺菌運転(強殺菌操作)の一例を説明する図である。図5に基づいて、空調システム10A(空調方法)における強殺菌運転(強殺菌操作)の一例を説明すると、以下のとおりである。コントローラ16は、第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間(停止期間)にあるかを判断する。第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)を実施してから1ヶ月が経過し、第2送水ポンプ42の稼働時間になく(停止時間にあり)、第1送水ポンプ36の停止時間にない(稼働時間にある)場合、空調システム10A(空調方法)では、第1機能水供給ライン14による強殺菌運転(強殺菌操作)を実施する。なお、図2のタイムスケジュールに示すように、1ヶ月の期間(時間)の起算日(起算時間)は強殺菌運転(強殺菌操作)を行う毎にリセットされ、強殺菌運転(強殺菌操作)が行われた後、あらたに1ヶ月の期間(時間)が進行する。
強殺菌運転(強殺菌操作)では、加湿水供給ライン13から加湿水は給水されず、第2機能水供給ライン15から第2機能水は供給されない。強殺菌運転(強殺菌操作)においてコントローラ16は、加湿水用第1電磁弁30に閉鎖指令を送信する。加湿水用第1電磁弁30は、コントローラ16から送信された閉鎖指令にしたがってその弁機構を閉鎖する。それによって、加湿水供給ライン13からの加湿水の給水が停止する。
強殺菌運転(強殺菌操作)においてコントローラ16は、第1送水ポンプ36の稼働時間にあると判断し、第1送水ポンプ36に稼働指令を送信する。第1送水ポンプ36は、コントローラ16から送信された稼働指令にしたがってその電源がONとなる。また、コントローラ16は、第2送水ポンプ42の停止時間にあると判断し、第2送水ポンプ42に停止指令を送信する。第2送水ポンプ42は、コントローラ16から送信された停止指令にしたがってその電源がOFFのままとなり、停止状態を保持する。
第1送水ポンプ36が稼働すると、図5に矢印L4で示すように、第1機能水貯水タンク35に貯水された第1機能水がタンク35から機能水用第1供給管38を通って加湿エレメント22の上端部27からエレメント22全域に供給される。また、第1機能水が供給管52を通ってドレンパン24に供給される。なお、第1機能水をドレンパン24に供給しない場合、仕切弁53の弁機構が閉鎖される。加湿エレメント22では、第1機能水を保水し、余剰分をドレンパン24に排水する。強殺菌運転(強殺菌操作)では、加湿エレメント22が第1機能水によって殺菌され、ドレンパン24が第1機能水によって殺菌される。
なお、第1機能水が供給されると、第1機能水貯水タンク35における第1機能水の貯水量が減少する。第1機能水生成装置34の制御部は、第1水位センサ39から送信された実測水位が設定水位未満になると、第1機能水を生成しつつ、生成した第1機能水を第1機能水貯水タンク35に供給し、第1機能水貯水タンク35における第1機能水の貯水量を設定水位にまで回復させる。
第1送水ポンプ36が稼働してから30分が経過し、第1送水ポンプ36の稼働時間が経過した場合、コントローラ16は、第1送水ポンプ36の停止時間にあると判断し、第1送水ポンプ36に停止指令を送信する。さらに、加湿水用第1電磁弁30に開放指令を送信する。第1送水ポンプ36は、コントローラ16から送信された停止指令にしたがってその電源がOFFとなり、停止状態を保持する。加湿水用第1電磁弁30は、コントローラ16から送信された開放指令にしたがってその弁機構を開放する。第1送水ポンプ36が稼働してから30分が経過した後、第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)のいずれかが行われる。図5の強殺菌運転(強殺菌操作)では、コントローラ16が空調機12の稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)が行われる場合、または、コントローラ16が空調機12の稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)が行われる場合がある。
強殺菌運転(強殺菌操作)において空調機12の稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)では、空調機12から空調室11への空調空気の供給が停止され、第1機能水が加湿エレメント22やドレンパン24に留まり、第1機能水の成分を含む空調空気は空調室11に供給されない。強殺菌運転(強殺菌操作)における第1殺菌運転(第1殺菌操作)において空調機12の運転を停止させることで、加湿エレメント22やドレンパン24に殺菌作用の強い第1機能水を留めることができ、加湿エレメント22やドレンパン24に菌が発生(繁殖)したとしても、第1機能水を利用して加湿エレメント22やドレンパン24を確実に殺菌することができる。また、第1機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11に供給されることはなく、第1機能水の臭気の空調室11への充満を防ぐことができる。
強殺菌運転(強殺菌操作)において空調機12の稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)では、空調機12から空調室11への空調空気が継続して供給され、第1機能水の成分を含む空調空気が空調室11に供給される。強殺菌運転(強殺菌操作)における第2殺菌運転(第2殺菌操作)において空調機12を運転することで、殺菌作用の強い第1機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11に供給され、第1機能水の殺菌作用(殺菌効果)によって空調室11の空気が殺菌されるから、加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌することができるのみならず、空調室11も殺菌することができる。
空調システム10A(空調方法)は、湿度センサ17が計測した湿度が設定湿度に達していない場合、加湿エレメント22が空調機12によって作られた空調空気を加湿する第1空調運転(第1空調操作)を実施し、湿度センサ17が計測した湿度が設定湿度に達している場合、空調機12によって作られた空調空気を加湿することなく空調室11に供給する第2空調運転(第2空調操作)を実施するから、適度な湿度を有する空調空気を空調機12から空調室11に供給することができ、加湿エレメント22に発生(繁殖)した菌を殺菌する場合、第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)を停止して加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌する殺菌運転(殺菌操作)を実施するから、加湿エレメント22やドレンパン24を清潔な状態にすることができる。
空調システム10A(空調方法)は、加湿水を利用して空調空気を加湿し、適度な湿度を有する空調空気を空調室11に供給することができるのみならず、空調機12の加湿エレメント22やドレンパン24の殺菌が必要な場合に第1機能水または第2機能水を利用して加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌することができ、加湿エレメント22やドレンパン24を清潔な状態で利用することができる。空調システム10A(空調方法)は、加湿エレメント22やドレンパン24を清潔な状態で利用することができるから、加湿エレメント22やドレンパン24から空調空気に菌や悪臭が混入することはなく、加湿されて適度な湿度を有する清潔な空調空気や加湿されずに適度な湿度を有する清潔な空調空気を空調室11に供給することができる。空調システム10A(空調方法)は、第1機能水または第2機能水の成分を含む空調空気を空調室11に供給する第2殺菌運転(第2殺菌操作)を実施することで、第1機能水または第2機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11に供給され、第1機能水または第2機能水の殺菌作用(殺菌効果)によって空調室11の空気が殺菌されるから、加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌することができるのみならず、空調室11も殺菌することができ、空調室11を清潔な状態で利用することができる。
図6は、他の一例として示す空調システム10Bの構成図であり、図7は、空調システム10B(空調方法)における第1空調運転(第1空調操作)を説明する図である。図6のシステム10Bが図1のそれと異なるところは、図1の空調室11A(第1空調室)の他に第2空調室11Bが存在し、図1の空調機12A(第1空調機)の他に第2空調機12Bが存在する点、それら空調機12A,12Bからそれら空調室11A,11Bに個別に空調空気が供給される点にある。さらに、加湿水供給ライン13と第1および第2機能水供給ライン14,15とが第1空調機12Aと第2空調機12Bとに接続されている点、加湿エレメント22の上端部27につながる給水管38,44に第1および第2切換用電磁弁47A,47Bが設置されている点にある。
このシステム10Bにおける空調室11A,11Bや空調機12A,12Bは図1のシステム10Aのそれらと同一であるから、図1と同一の符号を付すとともに、図1のシステム10Aの説明を援用することで、それらの詳細な説明は省略する。なお、空調室11や空調機12の数に特に限定はなく、システム10Bに3室以上の空調室11が存在し、3台以上の空調機12が存在してもよい。また、1台の空調機12によって2室以上の空調室11を空調してもよい。
空調システム10B(空調方法)は、所定容積を有する第1および第2空調室11A,11Bと、空気を空調する第1および第2空調機12A,12Bと、加湿水供給ライン13と、第1および第2機能水供給ライン14,15(第1機能水供給ライン〜第n機能水供給ライン)と、コントローラ16(制御装置)と、湿度センサ17A,17Bとから形成されている。なお、図5のシステム10Bでは、2本の機能水供給ライン14,15が設置されているが、機能水供給ラインの本数に特に限定はなく、1本の機能水供給ラインのみが設置されていてもよく、3本以上の機能水供給ラインが設置されていてもよい。
湿度センサ17A,17Bは、それら空調室11A,11Bの内部に設置されている。湿度センサ17A,17Bは、インターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。湿度センサ17A,17Bは、各空調室11A,11Bの内部の湿度を計測し、計測した測定湿度をコントローラ16に送信する。空調室11A,11Bの内部の設定湿度や設定温度は、コントローラ16に送信される。
それら空調機12A,12Bは、各空調室11A,11Bに気化式加湿(滴下式加湿)によって加湿された空調空気または加湿されない空調空気を供給する。空調機12A,12Bの制御部では、コントローラ16から送信された設定温度によって冷却コイル20または加熱コイル21に熱媒を流し、空調室11A,11Bの温度をコントロールする。加湿水供給ライン13は、第1加湿水用電磁弁30および2つの第2加湿水用電磁弁31A,31Bと、2つのチャッキ弁32と、加湿水用給水管33とから形成されている。加湿水用給水管33の基端部は、水源配管に連結されている。加湿水用給水管33の先端部は、2つに分岐して気化式加湿エレメント22の上端部27に連結されている。
加湿水用第1電磁弁30は、加湿水用給水管33に取り付けられ、その制御部がインターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。それらチャッキ弁32は、加湿水用給水管33に取り付けられ、加湿水の逆流を防止する。それら加湿水用第2電磁弁31A,31Bは、加湿水用給水管33に取り付けられ、その制御部がインターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。
第1機能水供給ライン14および第2機能水供給ライン15は、2つに分岐して第1および第2空調機12A,12Bの加湿エレメント22に連結されている点、第1および第2切換用電磁弁47A,47Bが設置されている点を除き、図1のそれらと同一である。空調機12Aに設置された加湿エレメント22の上端部27につながる供給管38,44には、第1切換用電磁弁47Aが設置され、空調機12Bに設置された加湿エレメント22の上端部27につながる供給管38,44には、第1切換用電磁弁47Bが設置されている。それら切換用電磁弁47A,47Bの制御部は、インターフェイスを介してコントローラ16に接続されている。コントローラ16のハードディスクには、図1のシステム10Aと同様に、図2に示すタイムスケジュールが格納されている。
図7に基づいて、空調システム10B(空調方法)における第1空調運転(第1空調操作)を説明すると、以下のとおりである。なお、第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間(停止期間)や稼働時間(稼働期間)は、図1のシステム10Aと同一の時間(期間)が設定されているものとする。また、第1機能水貯水タンク35に第1機能水が貯水され、第2機能水貯水タンク41に第2機能水が貯水されているものとする。
第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間にある場合であって、各湿度センサ17A,17Bが計測した測定湿度が設定湿度に達していない場合、空調システム10B(空調方法)では、第1空調運転(第1空調操作)を実施する。第1空調運転(第1空調操作)では、各空調室11A,11Bの温度がコントローラ16から送信された設定温度になるように、各空調機12A,12Bが冷却コイル20または加熱コイル21を調節する。さらに、加湿水供給ライン13が各加湿エレメント22へ加湿水を給水するとともに、加湿エレメント22が各空調機12A,12Bによって作られた空調空気を加湿する。
第1空調運転(第1空調操作)では、第1および第2機能水供給ライン14,15から機能水は供給されない。第1空調運転(第1空調操作)では、コントローラ16が加湿水用第1電磁弁30の弁機構を開放した状態に保持する。また、コントローラ16が第1および第2送水ポンプ36,42に停止指令を送信し、第1および第2送水ポンプ36,42がコントローラ16から送信された停止指令にしたがって停止状態を保持する。
コントローラ16は、湿度センサ17A,17Bが計測した測定湿度と設定湿度とを比較し、測定湿度が設定湿度に達していないと判断すると、加湿水用第2電磁弁31A,31Bの弁機構を開放する。また、測定湿度が設定湿度に達していない間、加湿水用第2電磁弁31A,31Bの弁機構の開放を継続する。加湿水用第2電磁弁31A,31Bの弁機構が開放されると、図7に矢印L1で示すように、加湿水(水道水)が加湿水用給水管33を通って加湿エレメント22の上端部27からエレメント22全域に給水される。加湿エレメント22では、加湿水を保水し、余剰分をドレンパン24に排水する。空調機12A,12Bによって作られた空調空気は、加湿水を保水した加湿エレメント22を通過しつつ、加湿水と接触し、加湿された空調空気となる。加湿された空調空気は、図7に矢印L2で示すように、給気ダクト26から空調室11A,11Bに供給される。なお、測定湿度が設定湿度に達するまで第1空調運転(第1空調操作)が実施される。
次に、空調システム10B(空調方法)における第2空調運転(第2空調操作)を説明すると、以下のとおりである。第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間にある場合であって、湿度センサ17A,17Bが計測した測定湿度が設定湿度に達している場合(第1空調運転(第1空調操作)を実施した後、測定湿度が設定湿度に達した場合を含む)、空調システム10B(空調方法)では、第2空調運転(第2空調操作)を実施する。
第2空調運転(第2空調操作)では、第1および第2空調室11A,11Bの温度がコントローラ16から送信された設定温度になるように、それら空調機12A,12Bが冷却コイル20または加熱コイル21を調節する。さらに、加湿水供給ライン13から加湿エレメント22への加湿水の給水が停止されるとともに、各空調機12A,12Bによって作られた空調空気が各空調室11A,11Bに供給される。
コントローラ16は、湿度センサ17A,17Bが計測した測定湿度と設定湿度とを比較し、測定湿度が設定湿度に達したと判断すると、加湿水用第2電磁弁31A,31Bの弁機構を閉鎖する。また、測定湿度が設定湿度に達している間、加湿水用第2電磁弁31A,31Bの弁機構の閉鎖を継続する。第2空調運転(第2空調操作)では、加湿水用第2電磁弁31A,31Bの弁機構が閉鎖され、加湿水(水道水)の加湿エレメント22への給水が停止される。空調空気は、給気ダクト25から空調室11A,11Bに供給される。なお、測定湿度が設定湿度に達している間、第2空調運転(第2空調操作)が実施され、測定湿度が設定湿度に達しなくなると、再び第1空調運転(第1空調操作)が実施される。
図8は、空調システム10B(空調方法)における弱殺菌運転(弱殺菌操作)の一例を説明する図である。図8に基づいて、空調システム10B(空調方法)における弱殺菌運転(弱殺菌操作)の一例を説明すると、以下のとおりである。コントローラ16は、第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間(停止期間)にあるかを判断する。第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)を実施してから1週間が経過し、第1送水ポンプ36の稼働時間になく(停止時間にあり)、第2送水ポンプ42の停止時間にない(稼働時間にある)場合、空調システム10B(空調方法)では、第2機能水供給ライン15による弱殺菌運転(弱殺菌操作)を実施する。
弱殺菌運転(弱殺菌操作)では、コントローラ16が加湿水用第1電磁弁30に閉鎖指令を送信し、加湿水用第1電磁弁30がその弁機構を閉鎖する。それによって、加湿水供給ライン13からの加湿水の給水が停止する。弱殺菌運転では、コントローラ16が第2送水ポンプ42の稼働時間にあると判断し、第2送水ポンプ42に稼働指令を送信し、ポンプ42の電源がONとなり、ポンプ42が稼働する。また、コントローラ16が第1送水ポンプ36の停止時間にあると判断し、第1送水ポンプ36に停止指令を送信し、ポンプ36の電源がOFFのままとなり、ポンプ36が停止状態を保持する。さらに、コントローラ16が切換用第1および第2電磁弁47A,47Bに開放指令を送信し、それら電磁弁47A,47Bがその弁機構を開放する。
第2送水ポンプ42が稼働し、電磁弁47A,47Bの弁機構が開放されると、図8に矢印L3で示すように、第2機能水貯水タンク41に貯水された第2機能水がタンク41から機能水用第2供給管44を通って加湿エレメント22の上端部27からエレメント22全域に供給される。また、第2機能水が供給管52を通ってドレンパン24に供給される。加湿エレメント22では、第2機能水を保水し、余剰分をドレンパン24に排水する。
弱殺菌運転(弱殺菌操作)では、加湿エレメント22が第2機能水によって殺菌され、ドレンパン24が第2機能水によって殺菌される。第2機能水生成装置40の制御部は、第2水位センサ45から送信された実測水位が設定水位未満になると、第2機能水を生成しつつ、生成した第2機能水を第2機能水貯水タンク41に供給し、第2機能水貯水タンク41における第2機能水の貯水量を設定水位にまで回復させる。
第2送水ポンプ42が稼働してから30分が経過し、第2送水ポンプ42の稼働時間が経過した場合、コントローラ16が第2送水ポンプ42の停止時間にあると判断し、第2送水ポンプ42に停止指令を送信し、ポンプ42の電源がOFFとなり、ポンプ42が停止状態を保持する。コントローラ16が加湿水用第1電磁弁30に開放指令を送信し、加湿水用第1電磁弁30がその弁機構を開放する。さらに、コントローラ16が切換用第1および第2電磁弁47A,47Bに閉鎖指令を送信し、それら電磁弁47A,47Bがその弁機構を閉鎖する。第2送水ポンプ42が稼働してから30分が経過し、ポンプ42が停止した直後に第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)のいずれかが行われる。図8の弱殺菌運転(弱殺菌操作)では、図1のそれと同様に、コントローラ16が第1および第2空調機12A,12Bの稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)が行われる場合、または、コントローラ16が第1および第2空調機12A,12Bの稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)が行われる場合がある。
弱殺菌運転(弱殺菌操作)において第1および第2空調機12A,12Bの稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)では、空調機12A,12Bから空調室11A,11Bへの空調空気の供給が停止され、第2機能水が加湿エレメント22やドレンパン24に留まり、第2機能水の成分を含む空調空気は空調室11A,11Bに供給されない。弱殺菌運転(弱殺菌操作)における第1殺菌運転(第1殺菌操作)において空調機12A,12Bの運転を停止させることで、加湿エレメント22やドレンパン24に第2機能水を留めることができ、加湿エレメント22やドレンパン24に菌が発生(繁殖)したとしても、第2機能水を利用して加湿エレメント22やドレンパン24を確実に殺菌することができる。また、第2機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11A,11Bに供給されることはなく、第2機能水の臭気の空調室11A,11Bへの充満を防ぐことができる。
弱殺菌運転(弱殺菌操作)において第1および第2空調機12A,12Bの稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)では、空調機12A,12Bから空調室11A,11Bへの空調空気が継続して供給され、第2機能水の成分を含む空調空気が空調室11A,11Bに供給される。弱殺菌運転(弱殺菌操作)における第2殺菌運転(第2殺菌操作)において空調機12A,12Bを運転することで、第2機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11A,11Bに供給され、第2機能水の殺菌作用(殺菌効果)によって空調室11A,11Bの空気が殺菌されるから、加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌することができるのみならず、空調室11A,11Bも殺菌することができる。
図9は、空調システム10B(空調方法)における強殺菌運転(強殺菌操作)の一例を説明する図である。図9に基づいて、空調システム10B(空調方法)における強殺菌運転(強殺菌操作)の一例を説明すると、以下のとおりである。コントローラ16は、第1および第2送水ポンプ36,42の停止時間(停止期間)にあるかを判断する。第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)を実施してから1ヶ月が経過し、第2送水ポンプ42の稼働時間になく(停止時間にあり)、第1送水ポンプ36の停止時間にない(稼働時間にある)場合、空調システム10B(空調方法)では、第1機能水供給ライン14による強殺菌運転(強殺菌操作)を実施する。
強殺菌運転(強殺菌操作)では、コントローラ16が加湿水用第1電磁弁30に閉鎖指令を送信し、加湿水用第1電磁弁30がその弁機構を閉鎖する。それによって、加湿水供給ライン13からの加湿水の給水が停止する。強殺菌運転(強殺菌操作)では、コントローラ16が第1送水ポンプ36の稼働時間にあると判断し、第1送水ポンプ36に稼働指令を送信し、ポンプ36の電源がONとなり、ポンプ36が稼働する。また、コントローラ16が第2送水ポンプ42の停止時間にあると判断し、第2送水ポンプ42に停止指令を送信し、ポンプ42の電源がOFFのままとなり、ポンプ42が停止状態を保持する。さらに、コントローラ16が切換用第1および第2電磁弁47A,47Bに開放指令を送信し、それら電磁弁47A,47Bがその弁機構を開放する。
第1送水ポンプ36が稼働し、電磁弁47A,47Bの弁機構が開放されると、図9に矢印L4で示すように、第1機能水貯水タンク35に貯水された第1機能水がタンク35から機能水用第1供給管38を通って加湿エレメント22の上端部27からエレメント22全域に供給される。また、第1機能水が供給管52を通ってドレンパン24に供給される。加湿エレメント22では、第1機能水を保水し、余剰分をドレンパン24に排水する。
強殺菌運転(強殺菌操作)では、加湿エレメント22が第1機能水によって殺菌され、ドレンパン24が第1機能水によって殺菌される。第1機能水生成装置34の制御部は、第1水位センサ39から送信された実測水位が設定水位未満になると、第1機能水を生成しつつ、生成した第1機能水を第1機能水貯水タンク35に供給し、第1機能水貯水タンク35における第1機能水の貯水量を設定水位にまで回復させる。
第1送水ポンプ36が稼働してから30分が経過し、第1送水ポンプ36の稼働時間が経過した場合、コントローラ16が第1送水ポンプ36の停止時間にあると判断し、第1送水ポンプ36に停止指令を送信し、ポンプ36の電源がOFFとなり、ポンプ36が停止状態を保持する。また、コントローラ16が加湿水用第1電磁弁30に開放指令を送信し、加湿水用第1電磁弁30がその弁機構を開放する。さらに、コントローラ16が切換用第1および第2電磁弁47A,47Bに閉鎖指令を送信し、それら電磁弁47A,47Bがその弁機構を閉鎖するする。第1送水ポンプ36が稼働してから30分が経過し、ポンプ36が停止した直後に第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)のいずれかが行われる。図9の強殺菌運転(強殺菌操作)では、図1のそれと同様に、コントローラ16が第1および第2空調機12A,12Bの稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)が行われる場合、または、コントローラ16が第1および第2空調機12A,12Bの稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)が行われる場合がある。
強殺菌運転(強殺菌操作)において第1および第2空調機12A,12Bの稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)では、空調機12A,12Bから空調室11A,11Bへの空調空気の供給が停止され、第1機能水が加湿エレメント22やドレンパン24に留まり、第1機能水の成分を含む空調空気は空調室11A,11Bに供給されない。強殺菌運転(強殺菌操作)における第1殺菌運転(第1殺菌操作)において空調機12A,12Bの運転を停止させることで、加湿エレメント22やドレンパン24に殺菌作用の強い第1機能水を留めることができ、加湿エレメント22やドレンパン24に菌が発生(繁殖)したとしても、第1機能水を利用して加湿エレメント22やドレンパン24を確実に殺菌することができる。また、第1機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11に供給されることはなく、第1機能水の臭気の空調室11A,11Bへの充満を防ぐことができる。
強殺菌運転(強殺菌操作)において第1および第2空調機12A,12Bの稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)では、空調機12A,12Bから空調室11A,11Bへの空調空気が継続して供給され、第1機能水の成分を含む空調空気が空調室11A,11Bに供給される。強殺菌運転(強殺菌操作)における第2殺菌運転(第2殺菌操作)において空調機12A,12Bを運転することで、殺菌作用の強い第1機能水の成分を含んだ空調空気が空調室11A,11Bに供給され、第1機能水の殺菌作用(殺菌効果)によって空調室11A,11Bの空気が殺菌されるから、加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌することができるのみならず、空調室11A,11Bも殺菌することができる。
空調システム10B(空調方法)は、湿度センサ17A,17Bが計測した湿度が設定湿度に達していない場合、各加湿エレメント22が各空調機12A,12Bによって作られた空調空気を加湿する第1空調運転(第1空調操作)を実施し、湿度センサ17A,17Bが計測した湿度が設定湿度に達している場合、各空調機12A,12Bによって作られた空調空気を加湿することなく各空調室11A,11Bに供給する第2空調運転(第2空調操作)を実施するから、適度な湿度を有する空調空気を各空調機12A,12Bから各空調室11A,11Bに供給することができ、それら加湿エレメント22やドレンパン24に発生(繁殖)した菌を殺菌する場合、第1空調運転(第1空調操作)または第2空調運転(第2空調操作)を停止して各加湿エレメント22や各ドレンパン24を殺菌する殺菌運転(殺菌操作)を実施するから、それら加湿エレメント22やそれらドレンパン24を清潔な状態にすることができる。
空調システム10B(空調方法)は、加湿水を利用して空調空気を加湿し、適度な湿度を有する空調空気を各空調室11A,11Bに供給することができるのみならず、それら空調機12A,12Bの加湿エレメント22やドレンパン24の殺菌が必要な場合に機能水を利用して各加湿エレメント22やドレンパン24を殺菌することができ、各加湿エレメント22やドレンパン24を清潔な状態で利用することができる。空調システム10B(空調方法)は、それら加湿エレメント22やドレンパン24を清潔な状態で利用することができるから、各加湿エレメント22やドレンパン24から空調空気に菌や悪臭が混入することはなく、加湿されて適度な湿度を有する清潔な空調空気や加湿されずに適度な湿度を有する清潔な空調空気を空調室11A,11Bに供給することができる。
図10は、図6とは異なる空調システム10Bの構成図である。図10のシステム10Bが図6のそれと異なるところは、空調機12A(第1空調機)に向かって延びていて加湿エレメント22の上端部27につながる給水管38に第1切換用電磁弁47Aが設置され、空調機12Aに向かって延びていて加湿エレメント22の上端部27につながる給水管44に第2切換用電磁弁47Bが設置されている点、空調機12B(第2空調機)に向かって延びていて加湿エレメント22の上端部27につながる給水管38に第3切換用電磁弁47Cが設置され、空調機12Bに向かって延びていて加湿エレメント22の上端部27につながる給水管44に第4切換用電磁弁47Dが設置されている点にある。第1〜第4切換用電磁弁47A〜47Dは、インターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。
図10に示すシステム10Bにおけるその他の構成は図6のシステム10Bのそれらと同一であるから、図6と同一の符号を付すとともに、図6のシステム10Bの説明を援用することで、それらの説明は省略する。図10のシステム10Bは、それら給水管38,44に第1〜第4切換用電磁弁47A〜47Dを設置し、第1〜第4切換用電磁弁47A〜47Dを利用して第1および第2機能水の供給切替えを行うことで、空調機12Aにおいて弱殺菌運転(弱殺菌操作)を実施し、空調機12Bにおいて強殺菌運転(強殺菌操作)を実施することができる。また、空調機12Aにおいて強殺菌運転(強殺菌操作)を実施し、空調機12Bにおいて弱殺菌運転(弱殺菌操作)を実施することができる。なお、空調機12A,12Bにおいて弱殺菌運転(弱殺菌操作)または強殺菌運転(強殺菌操作)のいずれかが行えることはいうまでもない。さらに、コントローラ16が第1および第2空調機12A,12Bの稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)が行われる場合、または、コントローラ16が第1および第2空調機12A,12Bの稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)が行われる場合がある。
図10のシステム10Bは、空調機12A,12Bの一方において弱殺菌運転(弱殺菌操作)を実施し、他方において強殺菌運転(強殺菌操作)を実施することができるから、菌の繁殖の度合い、加湿エレメント22やドレンパン24の使用年数、空調機12A,12Bの新旧等の条件に応じて強弱いずれかの殺菌運転(殺菌操作)を各空調機12A,12Bに適用することができ、それら空調機12A,12Bの加湿エレメント22やドレンパン24を清潔な状態にすることができる。
図11は、他の一例として示す空調システム10Cの構成図である。図11のシステム10Cが図1のそれと異なるところは、加湿機構として噴霧式を採用する空調機51が設置されている点にある。このシステム10Cのその他の構成は図1のシステム10Aと同一であるから図1と同一の符号を付すとともに、図1の説明を援用することで、このシステム10Cのその他の構成の説明は省略する。
空調機51は、ハウジング19と、冷却コイル20および加熱コイル21と、噴霧式加湿機構および送風機23(ファン)と、ドレンパン24と、制御部(図示せず)とから形成されている。空調機12の制御部は、インターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。
ハウジング19には、空気流入口と空気流出口とが形成されている。空調機51では、空気流入口から空気流出口に向かって、冷却コイル20、加熱コイル21、噴霧式加湿機構、送風機23の順で並んでいる。空調機12では、コントローラ16から送信された設定温度によって冷却コイル20または加熱コイル21に熱媒を流し、空調室11の温度や湿度をコントロールする。
噴霧式加湿機構は、噴霧装置49とエリミネーター50とから形成されている。噴霧装置49は、加湿水供給ライン13から水を噴霧する。噴霧装置49とエリミネーター50とは、第1および第2機能水供給ライン14,15から供給される機能水を保水し、機能水のうちの余剰分をドレンパン24に排水する。
なお、加湿水供給ライン13には、第1加湿水用電磁弁30に替えて、加湿水送水ポンプ48が加湿水用給水管33に取り付けられている。加湿水送水ポンプ48は、インターフェイス18を介してコントローラ16に接続されている。空調機51は、システム10Aと同様のシステム10Cに使用されているが、システム10Bに使用することもできる。空調機51は、第1および第2機能水供給ライン14,15から給水される機能水によって噴霧装置49やエリミネーター50、ドレンパン24が殺菌される。図11の弱殺菌運転(弱殺菌操作)や強殺菌運転(強殺菌操作)では、コントローラ16が空調機12の稼働を停止する第1殺菌運転(第1殺菌操作)が行われる場合、または、コントローラ16が空調機12の稼働を継続する第2殺菌運転(第2殺菌操作)が行われる場合がある。