JP6079746B2 - 空気調和機のリモートコントローラ - Google Patents
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Description
この発明の一実施形態に係るリモートコントローラの説明において、まず、リモートコントローラから制御のための信号が送信される空気調和機について簡単に説明する。図1に示されているように、空気調和機1は、室内の壁Wに取り付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。室内機2と室外機3とは、冷媒配管、加湿ホース、伝送線及び通信線などを集合した集合連絡配管4によって接続されている。この空気調和機1は、熱交換を行って室内の空気調和を行うために冷媒回路を備えている。冷媒回路(図示せず)は、例えば、室内機2の室内側熱交換器(冷房時は蒸発器/暖房時は凝縮器として機能する)及び、室外機3の圧縮機と室外側熱交換器(冷房時は凝縮器/暖房時は蒸発器として機能する)と膨張弁などが集合連絡配管4の中の冷媒配管で連結されて構成される。
図2は、リモートコントローラの平面図であり、図3は、リモートコントローラの背面図である。なお、図3には、電池収納部の蓋の取り外されたリモートコントローラの背面の状態が示されている。リモートコントローラ10の前面には、液晶表示画面25aと操作ボタン12が配置されている。操作ボタン12の中には、空気調和機1の運転開始と運転停止とを切り換えるための運転/停止ボタン12aが設けられている。また、リモートコントローラ10は、先端部10aから電磁波が送信されるように構成されている。
リモートコントローラ10は、図4に示されている内部回路20を備えている。リモートコントローラ10の内部回路20には、マイクロコンピュータ21と、リセット回路22と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)23と、操作部24と、表示装置25と、送信部26と、受信部27とを含んでいる。マイクロコンピュータ21、リセット回路22、EEPROM23、操作部24、表示装置25、送信部26及び受信部27は、電池収納部13に収納されている電池100を電源として動作する。
リモートコントローラ10における電池交換を促す報知の動作について、図5及び図6を用いて説明する。以下、電源電圧VDDが3Vで、リセット電圧Vrが1.8Vであるものとして説明する。また、図6において、「RET」は、操作ボタン12の押下げを待機している状態へ戻ることを意味している。
リモートコントローラ10に新しい電池100が入れられて電源が入った直後には、リセット回路22からリセット信号Rsが出力されることによってマイクロコンピュータ21のリセットが行われる。図5における時刻t1は、リモートコントローラ10の電源が入った直後のリセット状態から回復した時点である。このとき、マイクロコンピュータ21は、マイコンリセットチェック済フラグFcを「0」にする。そして、図5における時刻t2は、リセット直後に操作ボタン12、例えば運転/停止ボタン12aが押下げられた時点である。
時刻t11は、電池100が古くなった状態で、操作部24の運転/停止ボタン12aの押下げによる信号SWが「L」になった時点である(図6のステップS1)。
時刻t21では、新しい電池100への交換が行われている。時刻t21では、最初のリセット信号Rsによってリセットが行われ、既に説明した時刻t1と同じ状況になる。従って、リセット後の操作ボタン12の押下げられたときの時刻t22,t23の動作は、上述の時刻t2,t3と同様の動作になる。
(4−1)
以上説明したように、リモートコントローラ10のマイクロコンピュータ21は、電池収納部13に収納されている電池100を電源として動作する。そして、マイクロコンピュータ21は、操作ボタン12の押下げにより空気調和機1に所定の動作を指示するための特定コマンドを実行する。リモートコントローラ10においては、電源から与えられる電圧がリセット電圧以下になったときに、リセット回路22のリセット信号Rsによってマイクロコンピュータ21がリセットされるように構成されている。上記の説明では、運転/停止ボタン12aを押下げたときにマイクロコンピュータ21が送信部26に運転開始の制御信号を送信させるコマンド(特定コマンドの例)を実行するとともに液晶表示画面25aとバックライト25bにより運転開始の指示に関する表示を行わせるコマンド(特定コマンドの例)を実行する。マイクロコンピュータ21が実行する特定コマンドは、一つでもよく、また複数であってもよい。上記実施形態では、操作ボタン12が押下げられたときにマイクロコンピュータ21で実行されるコマンドが特定コマンドである。マイクロコンピュータ21は、特定コマンドを実行することによってリセットが行われたときに、電池交換を促す報知を行う。
EEPROM23(不揮発性メモリの例)は、リセットフラグFrを記憶することができるように構成されている。このリセットフラグFrは、マイクロコンピュータ21のリセット直後の特定コマンドの実行を示す所定フラグの例である。マイクロコンピュータ21は、図6のステップS7に示されているように、リセットから復帰したときにEEPROM23のリセットフラグFrによって直前のリセットが特定コマンドの実行によるものであるか否かを認識する。リセットフラグFrがEEPROM23に記憶されるので、マイクロコンピュータ21がリセットされてもEEPROM23のリセットフラグFrの記憶が保持されてマイクロコンピュータ21が特定コマンドの実行によってリセットされたということを確認できる。従って、従来からEEPROM23を持つリモートコントローラ10においてはリセットの原因が特定コマンドの実行によるものであることを確認する構成を低コストで実現することができる。
例えば、図5の時刻t15のように、マイクロコンピュータ21は、リセット直後に特定コマンドが実行されたときに限り、EEPROM23にリセットフラグFrをONする。例えば時刻t11には、EEPROM23にリセットフラグFrがOFFのまま維持される。このように、マイクロコンピュータ21のリセット直後に操作ボタン12が押下げられて特定コマンドが実行される場合に限ってリセットフラグFrを記憶するので、操作ボタン12が押下げられる度にリセットフラグFrの記憶を行なう場合に比べて非常に少ない回数の記憶(ON)と消去(OFF)で処理が可能になる。その結果、EEPROM23におけるリセットフラグFrの記憶と消去の繰り返し動作を減らしてEEPROM23の寿命を延ばして、リモートコントローラ10のメンテナンスのコストの削減を図ることができる。
マイクロコンピュータ21は、図5の時刻t14のリセット後の運転/停止ボタン12aの押下げに応じたコマンドをトリガとして、EEPROM23にリセットフラグFrを記憶させ(ONし)、このトリガから5秒(所定時間の例)が経過したときにリセットフラグFrを消去する(OFFする)。
マイクロコンピュータ21は、表示装置25の液晶表示画面25aに電池交換を促す内容の表示を行うことができるように構成されている。例えば電池100の電圧が低下して電池交換が必要になった図5の時刻t17の時点で、表示装置25に図2に示されているような電池交換を促す内容の表示が行われる。その結果、リモートコントローラ10を使用している空気調和機1のユーザに電池交換の必要な状況にあることを確実に確認させることができることから、電池交換による動作不良と故障による動作不良との識別がユーザにおいても容易になる。
マイクロコンピュータ21は、バックライト25bが消灯されるタイミングと同じ5秒が経過した時点で、リセットフラグFrをOFFする。バックライトが消灯されてから電池が交換されることが多いので、バックライト25bが消灯されるタイミングと同じタイミングでリセットフラグFrをOFFすることにより、新しい電池100に交換されたときに誤って電池交換を促す報知を行うリスクを減らすことができ、ユーザの利便性が向上する。なお、上記実施形態では、リセットフラグFrをOFFするまでの時間がトリガから5秒で、バックライト25bの消灯までの時間と同じになっていたが、例えばリセットフラグFrをOFFするまでの時間を4秒以下にして、バックライト25bが消灯されるタイミングよりも早いタイミングで、EEPROM23のリセットフラグFrをOFFするように構成してもよい。
図6に示されているステップS10の判断を行なうようにして、マイクロコンピュータ21が、リセットフラグFrがONになっている状態で、さらに操作ボタン12の押下げにともなう特定コマンドのトリガがあったときにはリセットフラグFrがONをOFFするタイミングを最新のトリガから5秒が経過したときに変更する(ステップS13)。このように構成されると、複数回の特定コマンドの実行によってリセットが掛かる程度の電池の消耗も検知でき、電池の消耗の検知のバリエーションが広がって電池交換を促す報知を行えるケースを増やすことができる。
マイクロコンピュータ21は、操作ボタン12の押下げにともなう特定コマンドにより、空気調和機1に対して信号を送信するとともに、バックライト25bを点灯させるように構成されている。そのため、リモートコントローラ10のバックライト2bの点灯によって比較的大きな電力が消費されることに起因する電池の電圧低下具合から電池の消耗が検知でき、電池交換の要否の判定が容易になって電池交換の要否の判定の確度が向上する。
(5−1)変形例1A
上記実施形態では、不揮発性メモリとして、EEPROM23を例に挙げて説明しているが、本発明で用いることのできる不揮発性メモリは、EEPROMに限られない。EEPROM以外の不揮発性メモリとしては、例えばフラッシュメモリ、強誘電体メモリ及び抵抗変化型メモリが挙げられる。
上記実施形態では、マイクロコンピュータ21の外付け回路として、リセット回路22が設けられている場合について説明したが、リセット回路22が外付け回路である必要はない。マイクロコンピュータの種類によっては、リセット回路が内蔵されているものがあり、そのようなリセット回路が内蔵されているマイクロコンピュータにおいては、内蔵されているリセット回路を用いて外付けのリセット回路を省くこともできる。
上記実施形態では、電池交換を促す報知を液晶表示画面25aへの表示によって行なう場合について説明したが、電池交換を促す報知は、液晶表示画面25aへの表示に限られるものではなく、リモートコントローラ10に、例えば電池交換を促す音声やビープ音や振動などの機能を設けることもできる。また、リモートコントローラ10から室内機2に報知を行わせる制御信号を送信するようにしてもよい。
(6)周辺技術の説明
図2に示されている構成を持つリモートコントローラ10の電池交換に関連する周辺技術について、図7及び図8を用いて説明する。図7に示されている時刻t17までの動作は、上述の通りであるが、マイクロコンピュータ21は、電池交換を促す表示とともに、バックライト25bの点灯を禁止するバックライト点灯禁止信号Hbを出力するように構成されている(ステップS20)。また、バックライト25bの点灯を行わせるステップS3の前に、表示装置25においてバックライト25bの点灯を行わせるか否かの判断が、バックライト点灯禁止信号Hbを使って行われる。
(7−1)変形例2A
上述の説明では、バックライト点灯禁止信号Hbによって、バックライト25bの点灯を禁止するだけの場合を説明したが、バックライト点灯禁止信号Hbによって、運転/停止ボタン12aが押下げられたときに送信される制御信号を短くするように構成してもよい。
変形例2Aでは、室内機2が、運転停止を受け付ける制御信号として、信号長が長いタイプの第1制御信号と、信号長が短いタイプの第2制御信号の2つに対応している場合に、バックライト点灯禁止信号Hbによって、運転停止を指示する制御信号を信号長が短い第2制御信号に切り換える場合について説明したが、最初から他のコマンドの実行による所定の動作の指示のための第3制御信号よりも、第2制御信号の信号長が短いものを使用するように構成することもできる。このように構成するときには、切り換えが必要ないので、変形例2Bで説明した第1制御信号の送受信の機能を室内機2とリモートコントローラ10が備えていなくてもよい。
2 室内機
3 室外機
10 リモートコントローラ
12 操作ボタン
13 電池収納部
21 マイクロコンピュータ
22 リセット回路
23 EEPROM(不揮発性メモリの例)
24 操作部
25 表示装置
25a 液晶表示画面
25b バックライト
26 送信部
27 受信部
Claims (8)
- 電池を取り替え可能に収納する電池収納部(13)と、
前記電池収納部に収納されている電池を電源として動作し、空気調和機(1)に所定の動作を指示するための特定コマンドを実行するマイクロコンピュータ(21)と
を備え、
前記マイクロコンピュータは、前記電源から与えられる電圧がリセット電圧以下になったときにリセットされるように構成され、リセットが行われた後に、前記特定コマンドが実行されることによって再びリセットが行われたときに、電池交換を促す報知を行う、空気調和機のリモートコントローラ。 - 電池を取り替え可能に収納する電池収納部(13)と、
前記電池収納部に収納されている電池を電源として動作し、空気調和機(1)に所定の動作を指示するための特定コマンドを実行するマイクロコンピュータ(21)と、
前記マイクロコンピュータのリセット直後の前記特定コマンドの実行を示す所定フラグを記憶する不揮発性メモリ(23)と
を備え、
前記マイクロコンピュータは、前記電源から与えられる電圧がリセット電圧以下になったときにリセットされるように構成され、リセットから復帰したときに前記不揮発性メモリの前記所定フラグによって直前のリセットが前記特定コマンドの実行によるものであるか否かを認識し、前記特定コマンドが実行されることによって直前のリセットが行われたときには、電池交換を促す報知を行う、空気調和機のリモートコントローラ。 - 電池を取り替え可能に収納する電池収納部(13)と、
前記電池収納部に収納されている電池を電源として動作し、空気調和機(1)に所定の動作を指示するための特定コマンドを実行するマイクロコンピュータ(21)と、
前記マイクロコンピュータのリセット直後の前記特定コマンドの実行を示す所定フラグを記憶する不揮発性メモリ(23)と
を備え、
前記マイクロコンピュータは、前記電源から与えられる電圧がリセット電圧以下になったときにリセットされるように構成され、リセット直後に前記特定コマンドが実行されたときに限り、前記不揮発性メモリに前記所定フラグを記憶し、リセットから復帰したときに前記不揮発性メモリの前記所定フラグによって直前のリセットが前記特定コマンドの実行によるものであるか否かを認識し、前記特定コマンドが実行されることによってリセットが行われたときに、電池交換を促す報知を行う、空気調和機のリモートコントローラ。 - 前記マイクロコンピュータは、リセット後の前記特定コマンドのトリガによって前記不揮発性メモリに前記所定フラグを記憶させ、前記トリガから所定時間が経過したときに前記所定フラグを消去する、
請求項2又は請求項3に記載の空気調和機のリモートコントローラ。 - 前記マイクロコンピュータから送信される内容を表示する表示装置(25)をさらに備え、
前記マイクロコンピュータは、前記表示装置の画面に電池交換を促す内容の表示を行う、
請求項4に記載の空気調和機のリモートコントローラ。 - 前記表示装置は、バックライト(25b)を有し、
前記マイクロコンピュータは、前記バックライトが消灯されるタイミングと同じかそれよりも早いタイミングで、前記不揮発性メモリの前記所定フラグを消去する、
請求項5に記載の空気調和機のリモートコントローラ。 - 前記マイクロコンピュータは、前記不揮発性メモリの前記所定フラグが記憶されている状態で、さらに前記特定コマンドの前記トリガがあったときには前記所定フラグを消去するタイミングを最新の前記トリガから前記所定時間が経過したときに変更する、
請求項6に記載の空気調和機のリモートコントローラ。 - 前記マイクロコンピュータは、前記特定コマンドにより、前記空気調和機に対して信号を送信するとともに、前記バックライトを点灯させる、
請求項6又は請求項7に記載の空気調和機のリモートコントローラ。
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| JP2014218390A JP6079746B2 (ja) | 2014-10-27 | 2014-10-27 | 空気調和機のリモートコントローラ |
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| JP2014218390A JP6079746B2 (ja) | 2014-10-27 | 2014-10-27 | 空気調和機のリモートコントローラ |
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