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JP6081115B2 - アクチュエーター及び車輌用前照灯 - Google Patents
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JP6081115B2 - アクチュエーター及び車輌用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明はアクチュエーター及び車輌用前照灯に関する。詳しくは、ケース体にスイブル動作を行うための各駆動用部品と各動作用部品、又は、レベリング動作を行うための各駆動用部品と各動作用部品の何れか一方を選択的に配置可能として汎用性の向上による製造コストの低減を図る技術分野に関する。
車輌用前照灯には、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に、光源や光源から出射された光を反射するリフレクターを有するランプユニットが配置されたものがある。
車輌用前照灯には、ランプユニットがブラケット等の支持体に回動自在(傾動自在)に支持され、ランプユニットがアクチュエーターの駆動力によって回動されてランプユニットの光源から出射される光の照射方向を調整することが可能なタイプがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
このような車輌用前照灯においては、ランプユニットがアクチュエーターによって垂直面内において回動(傾動)されることにより、車載物の重量によって変化する光軸のズレを調整する所謂レベリング調整(レベリング動作)が行われ、また、ランプユニットがアクチュエーターによって水平面内において回動されることにより、車輌の走行方向に追従して光軸の向きを変化させる所謂スイブル調整(スイブル動作)が行われる。
特許文献1に記載された車輌用前照灯のアクチュエーターにあっては、出力ギヤの左右両側に一対のギヤ部が設けられ、各ギヤ部にそれぞれ前後方向へ移動可能とされたラック部材が噛合されている。二つのラック部材が前後方向において同期して同じ方向へ移動されることにより出力ギヤが前後方向へ移動されランプユニットが垂直面内において回動されてレベリング動作が行われる。また、二つのラック部材が前後方向において同期して逆の方向へ移動されることにより出力ギヤが回動されてランプユニットが水平面ににおいて回動されてスイブル動作が行われる。
一方、特許文献2に記載された車輌用前照灯のアクチュエーターにあっては、出力ギヤの側方と後方にそれぞれウォームと軸部を有する二つの駆動部が設けられ、側方に位置するウォームが軸部と一体になって前後方向へ移動可能とされ、後方に位置する軸部が出力ギヤを保持するスライド部材に連結されている。出力ギヤの後方に位置するウォームの回転により後方に位置する軸部が前後方向へ移動され出力ギヤとスライド部材が一体となって前後方向へ移動されランプユニットが垂直面内において回動されてレベリング動作が行われる。このとき側方に位置するウォームとギヤ部が一体になって前後方向へ移動される。また、側方に位置するウォームの回転により出力ギヤが回動されてランプユニットが水平面内において回動されてスイブル動作が行われる。
特開2007−128856号公報 特開2009−183033号公報
ところで、上記のような光源から出射される光の照射方向を調整することが可能な車輌用前照灯には、スイブル動作の機能を有するがレベリング動作の機能を有さないタイプとレベリング動作の機能を有するがスイブル動作の機能を有さないタイプとが存在する。
従って、このようなスイブル動作又はレベリング動作の一方の機能を有する車輌用前照灯には、スイブル動作用のアクチュエーターとレベリング動作用のアクチュエーターとを各別に製造してそれぞれのランプユニットに組み付ける必要があり、その分、製造コストが高いと言う問題がある。
一方、スイブル動作又はレベリング動作の一方の機能を有する車輌用前照灯のランプユニットに、特許文献1及び特許文献2に記載されたようなアクチュエーターを組み付け、車輌用前照灯のタイプに応じて一方の機能のみを用いることも可能であるが、この場合には、使用しない他方の機能の不必要な部品や機構が存在する分、やはり製造コストが高くなってしまう。
そこで、本発明アクチュエーター及び車輌用前照灯は、上記した問題点を克服し、汎用性の向上による製造コストの低減を図ることを課題とする。
アクチュエーターは、上記した課題を解決するために、少なくとも一方に開口されたランプハウジングと前記ランプハウジングの開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐の内部に配置されたランプユニットの光源から出射される光の照射方向を調整するアクチュエーターであって、それぞれ所定の動作が行われる各動作用部品と前記動作用部品に駆動力を伝達する各駆動用部品とが配置されるケース体を備え、前記ケース体の内部に前記各駆動用部品が配置される駆動用配置部と前記各動作用部品が配置される動作用配置部とが形成され、前記ケース体の前記駆動用配置部と前記動作用配置部のそれぞれに、前記ランプユニットを水平面内において回動させてスイブル動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品によって構成されるスイブル機構、又は、前記ランプユニットを垂直面内において回動させてレベリング動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品によって構成されるレベリング機構のうち一方の機構が選択的に配置可能とされたものである。
従って、アクチュエーターにあっては、ケース体の駆動用配置部と動作用配置部のそれぞれに、スイブル機構の各駆動用部品と各動作用部品、又は、レベリング機構の各駆動用部品と各動作用部品の一方が配置される。
車輌用前照灯は、上記した課題を解決するために、少なくとも一方に開口されたランプハウジングと前記ランプハウジングの開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐と、前記灯具外筐の内部に配置され光源を有するランプユニットと、前記光源から出射される光の照射方向を調整するアクチュエーターとを備え、前記アクチュエーターが、それぞれ所定の動作が行われる各動作用部品と前記動作用部品に駆動力を伝達する各駆動用部品とが配置されるケース体を備え、前記ケース体の内部に前記各駆動用部品が配置される駆動用配置部と前記各動作用部品が配置される動作用配置部とが形成され、前記ケース体の前記駆動用配置部と前記動作用配置部のそれぞれに、前記ランプユニットを水平面内において回動させてスイブル動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品、又は、前記ランプユニットを垂直面内において回動させてレベリング動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品の一方が選択的に配置可能とされたものである。
従って、車輌用前照灯にあっては、アクチュエーターにおけるケース体の駆動用配置部と動作用配置部のそれぞれに、スイブル機構の各駆動用部品と各動作用部品、又は、レベリング機構の各駆動用部品と各動作用部品の一方が配置される。
本発明アクチュエーターは、少なくとも一方に開口されたランプハウジングと前記ランプハウジングの開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐の内部に配置されたランプユニットの光源から出射される光の照射方向を調整するアクチュエーターであって、それぞれ所定の動作が行われる各動作用部品と前記動作用部品に駆動力を伝達する各駆動用部品とが配置されるケース体を備え、前記ケース体の内部に前記各駆動用部品が配置される駆動用配置部と前記各動作用部品が配置される動作用配置部とが形成され、前記ケース体の前記駆動用配置部と前記動作用配置部のそれぞれに、前記ランプユニットを水平面内において回動させてスイブル動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品によって構成されるスイブル機構、又は、前記ランプユニットを垂直面内において回動させてレベリング動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品によって構成されるレベリング機構のうち一方の機構が選択的に配置可能とされたことを特徴とする。
従って、スイブル動作用のアクチュエーターとレベリング動作用のアクチュエーターとを各別に製造してそれぞれスイブル動作用のランプユニットとレベリング動作用のランプユニットに組み付ける必要がなく、その分、汎用性が向上し、製造コストの低減を図ることができる。
また、スイブル動作又はレベリング動作の一方の機能を有するランプユニットにスイブル動作及びレベリング動作を行うことが可能なアクチュエーターを組み付けてランプユニットのタイプに応じて一方の機能のみを用いる必要もなく、製造コストの低減を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記ケース体の前記駆動用配置部と前記動作用配置部に、前記スイブル動作及び前記レベリング動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品が配置可能とされている。
従って、スイブル動作とレベリング動作の双方の機能を有するタイプのランプユニットにもアクチュエーターを組み付けることが可能であり、汎用性が一層向上し、一層の製造コストの低減を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記駆動用配置部に、前記スイブル機構の前記各駆動用部品が配置される第1の配置空間と、前記レベリング機構の前記各駆動用部品が配置される第2の配置空間とが形成されている。
従って、スイブル機構の各駆動用部品とレベリング機構の各駆動用部品との配置位置が明確化され、スイブル機構の各駆動用部品とレベリング機構の各駆動用部品とをそれぞれアクチュエーターに正確かつ容易に配置することができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記スイブル機構における前記各動作用部品の一部と、前記スイブル機構における前記各駆動用部品と、前記レベリング機構における前記各動作用部品の一部と、前記レベリング機構における前記各駆動用部品とによって、前記スイブル動作と前記レベリング動作を行うことが可能な兼用機構が構成されている。
従って、部品点数が削減され、一層の製造コストの低減を図ることができる。
本発明車輌用前照灯は、少なくとも一方に開口されたランプハウジングと前記ランプハウジングの開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐と、前記灯具外筐の内部に配置され光源を有するランプユニットと、前記光源から出射される光の照射方向を調整するアクチュエーターとを備え、前記アクチュエーターが、それぞれ所定の動作が行われる各動作用部品と前記動作用部品に駆動力を伝達する各駆動用部品とが配置されるケース体を備え、前記ケース体の内部に前記各駆動用部品が配置される駆動用配置部と前記各動作用部品が配置される動作用配置部とが形成され、前記ケース体の前記駆動用配置部と前記動作用配置部のそれぞれに、前記ランプユニットを水平面内において回動させてスイブル動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品、又は、前記ランプユニットを垂直面内において回動させてレベリング動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品の一方が選択的に配置可能とされたことを特徴とする。
従って、スイブル動作用のアクチュエーターとレベリング動作用のアクチュエーターとを各別に製造してそれぞれスイブル動作用のランプユニットとレベリング動作用のランプユニットに組み付ける必要がなく、その分、汎用性が向上し、製造コストの低減を図ることができる。
また、スイブル動作又はレベリング動作の一方の機能を有するランプユニットにスイブル動作及びレベリング動作を行うことが可能なアクチュエーターを組み付けてランプユニットのタイプに応じて一方の機能のみを用いる必要もなく、製造コストの低減を図ることができる。
以下に、本発明アクチュエーター及び車輌用前照灯を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
[全体構成]
車輌用前照灯1は、それぞれ車体の前端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。
車輌用前照灯1は、図1に示すように、前方に開口された凹部を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口面を閉塞するカバー3とを備えている。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
ランプハウジング2の後端部には前後に貫通された取付用開口2aが形成されている。ランプハウジング2の下端部には上下に貫通された配置用開口2bが形成されている。
灯室5にはブラケット6が配置されている。ブラケット6は図示しないエイミング調整機構によって左右方向及び上下方向へランプハウジング2に傾動自在に支持されている。ブラケット6は、図1及び図2に示すように、上下方向を向く取付部7と取付部7の左右両端部からそれぞれ上方へ突出された柱部8、8と柱部8、8の上端部間を連結する吊下部9とから成る。吊下部9の左右方向における中央部には支持受部9aが形成されている。
取付部7には上下に貫通された取付孔7aが形成されている。
灯室5にはランプユニット10が配置されている。ランプユニット10はブラケット6に上下方向かつ左右方向へ回動自在に支持されている。
ランプユニット10は、内面で光を反射するリフレクター11と、リフレクター11の後端部に保持された光源12と、リフレクター11の前端に取り付けられたレンズホルダー13と、レンズホルダー13の前端部に保持された投影レンズ14とを有している。
リフレクター11は前方に開口された椀状に形成され、内面が反射面11aとして形成されている。
光源12としては、例えば、放電灯が用いられている。
レンズホルダー13にはシェード13aが設けられ、シェード13aはランプユニット10の内部に突出した状態で設けられている。シェード13aは光源12から出射された光の一部を遮蔽する機能を有している。
ランプユニット10の下端部には下方へ突出された連結用突部15が設けられている(図1参照)。連結用突部15には下方に開口された連結凹部15aが形成されている。
ランプユニット10の上端部には被支持突部16が設けられ、被支持突部16の上端部は下方に凸の略半球状の摺動部16aとして設けられている(図1及び図2参照)。被支持突部16の摺動部16aは摺動リング17に保持されている。
ランプユニット10は摺動リング17を介して吊下部9の支持受部9aに回動可能な状態で吊り下げられている。ランプユニット10は摺動部16aが摺動リング17に摺動されることにより、摺動部16aを支点としてブラケット6に対して回動可能とされている。
尚、ランプユニット10は、後述するスイブル機能のみを有する場合には上下方向へ回動可能とされ、後述するレベリング機能のみを有する場合には左右方向へ回動可能とされ、スイブル機能とレベリング機能を有する場合には左右方向及び上下方向へそれぞれ回動可能とされている。
吊下部9には押さえ部材18が取り付けられ、押さえ部材18によってランプユニット10のブラケット6からの脱落が防止されている。
灯室5の前端側にはランプユニット10の一部を遮蔽するエクステンション19が配置されている(図1参照)。
ランプハウジング2の後端部には取付用開口2aを閉塞するバックカバー20が取り付けられている。
ランプハウジング2の下端部には配置用開口2bを閉塞する取付カバー21が取り付けられている。取付カバー21は上方に開口された箱状に形成されている。
取付カバー21には、その内部に放電灯点灯装置22が取り付けられている。放電灯点灯装置22は光源12を点灯するための装置であり、内部に点灯回路を有している。
放電灯点灯装置22は光源12にケーブル22aによって接続され、ケーブル22aはランプユニット10の後方から下方に亘って配置されている。
[アクチュエーター]
ランプユニット10の下側にはアクチュエーター23が配置されている(図1及び図2参照)。アクチュエーター23はケース体24とケース体24に取り付けられた回路基板25とケース体24に配置される後述する各部品とを有している(図3及び図4参照)。
ケース体24は上方に開口された箱状の配置ケース26と配置ケース26を上方から閉塞するカバーケース27と配置ケース26に下方から取り付けられるベースケース28とから成る。
配置ケース26は、前側略半分の部分が動作用配置部29として形成され、後側略半分の部分が駆動用配置部30として形成されている。
配置ケース26の外周面には周方向に離隔して複数の係止突部26a、26a、・・・が設けられている。配置ケース26の上端部にはそれぞれ左右に突出された被取付突部26b、26bが設けられている。
配置ケース26の前半部には上方に開口された機構配置凹部26cが形成されている。機構配置凹部26cは動作用配置部29に相当する部分である。
配置ケース26の左側面部における内面には、前後に延びるラック部26dが設けられている。ラック部26dは機構配置凹部26cに設けられている。
配置ケース26の左右方向における中央部の後端側の部分は上方に突出した突状配置部26eとして設けられ、突状配置部26eは下方及び後方に開口された形状に形成されている。
配置ケース26には機構配置凹部26cの後側にギヤ支持突部26f、26fとモーター取付突部26g、26gが前後に離隔して設けられている。ギヤ支持突部26f、26fとモーター取付突部26g、26gは各一つずつが突状配置部26eの左右に位置され、底面部の左右両端部から上方へ突出した状態で設けられている。
配置ケース26の左右方向における中央部には取付用凹部26h、26hが前後に離隔して形成されている。取付用凹部26h、26hはそれぞれ配置ケース26の前面部と突状配置部26eの前端部に位置されている。
配置ケース26の機構配置凹部26cにおける右端部には上方へ突出された軸受部26i、26iが前後に離隔して設けられている。
配置ケース26には突状配置部26eの左右にそれぞれ上方に開口された第1の配置空間26jと第2の配置空間26kが形成されている。突状配置部26eと第1の配置空間26jと第2の配置空間26kは駆動用配置部30に相当する部分である。
配置ケース26の下面側には下方に開口された図示しない浅い配置用凹部が形成されている。
カバーケース27は下方に開口された浅い箱状に形成され、外周面に下方へ突出された複数の係止片27a、27a、・・・が設けられている。係止片27a、27a、・・・にはそれぞれ係止孔が形成されている。
カバーケース27にはそれぞれ左右に突出された被取付突部27b、27bが設けられている。カバーケース27の前端寄りの位置には上下に貫通された挿入孔27cが形成されている。挿入孔27cは前後に長い形状に形成されている。
ベースケース28は上下方向を向く板状に形成された閉塞面部28aと閉塞面部28aの外周寄りの部分から上方へ突出された嵌合突状部28bとを有している。
回路基板25は配置ケース26の配置用凹部に配置される。回路基板25には図示しない所定の回路パターンが形成され、回路基板25上には電子部品31、31、・・・及びコネクター32が搭載されている。一部の電子部品31、31、・・・及びコネクター32は突状配置部26eに配置される。
ケース体24の配置ケース26には、ランプユニット10を水平面内において回動させてスイブル動作を行うための各動作用部品と各駆動用部品によって構成されるスイブル機構33、又は、ランプユニット10を垂直面内において回動させてレベリング動作を行うための各動作用部品と各駆動用部品によって構成されるレベリング機構34のうち一方の機構が選択的に配置可能とされている。
<スイブル機構>
以下に、先ず、スイブル機構33について説明する(図5乃至図7参照)。
スイブル機構33の各動作用部品としては、連結部材35と支持部材36と保持部材37と第1のシャフト38と第1のウォーム39が用いられている。
連結部材35は上下方向を向く板状のベース面部40とベース面部40の中央部から上方へ突出された出力軸部41とベース面部40の外周寄りの部分から下方へ突出された環状部42と環状部42から下方へ突出された取付突部43、43とから成る。
出力軸部41は下方に開口されたケース状の連結基部41aと連結基部41aの左右両側面からそれぞれ左右に突出された丸軸状の連結突部41b、41bとから成る。
環状部42の左側部には周方向に延びる第1のギヤ部42aが設けられている。環状部42の前後両面部にはそれぞれ横長の周方向に延びる挿通孔42b、42bが形成されている。
取付突部43、43は環状部42の前後両面部からそれぞれ下方へ突出されている。
支持部材36は軸方向が上下方向にされ上下方向に短い略円柱状のベース部44とベース部44の中央部から上方へ突出された挿入軸部45とベース部44の左側部における下端部から左方へ突出された突面部46と突面部46の左端部に設けられたギヤ支持部47とから成る。
ベース部44には下面における中央部から下方へ突出された支持突部44aが設けられている。ベース部44の外周寄りの位置には挿入用凹部44b、44bが周方向に離隔して形成され、挿入用凹部44b、44bは円弧状に形成されている。ベース部44には前後に貫通された被案内孔44cが形成されている。
ギヤ支持部47は前後に離隔して設けられた支持壁部47a、47aと支持壁部47a、47aを連結する前後方向に延びる架け渡し部47bとから成る。支持壁部47a、47aは前後方向を向く板状に形成され、それぞれ挿通孔を有している。
保持部材37は上下方向を向く板状の配置面部48と配置面部48の前後方向における中央部に設けられた結合部49と配置面部48の前後両端部からそれぞれ上方へ突出された立壁部50、50とを有している。結合部49には被支持孔49aが形成されている。立壁部50、50の上端部にはそれぞれ前方又は後方へ突出された結合軸部50a、50aが設けられている。
支持部材36は挿入軸部45が出力軸部41に下方から挿入されベース部44が環状部42に下方から挿入されて連結部材35に連結される。支持部材36が連結部材35に連結された状態においては、連結部材35が支持部材36に対して回動可能とされる。
支持部材36は突面部46が立壁部50、50間に上方から挿入されて嵌合され、ベース部44が結合部49に結合されて保持部材37に固定される。ベース部44の支持突部44aは結合部49の被支持孔49aに挿入される。
上記のように連結された連結部材35と支持部材36と保持部材37は配置ケース26の動作用配置部29に配置され、保持部材37は結合軸部50a、50aがそれぞれ配置ケース26の取付用凹部26h、26hに挿入されて結合される。従って、保持部材37と保持部材37に固定された支持部材36は配置ケース26に対して固定される。
尚、上記には、支持部材36と保持部材37が別部材として形成された例を示したが、両者は一体に形成されていてもよい。支持部材36と保持部材37を一体に形成することにより、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
第1のシャフト38は前後方向に延びる軸部51と後端部に設けられたギヤ部52とを有している。軸部51には放射方向へ突出された回り止め部51a、51a、51aが周方向に離隔して設けられている。
第1のウォーム39は前後に貫通された軸挿通孔39aを有し、軸挿通孔39aの断面形状が第1のシャフト38の軸部51の断面形状と同一の形状にされている。
第1のウォーム39は支持部材36のギヤ支持部47に設けられた支持壁部47a、47a間に挿入されて配置され、軸挿通孔39aに第1のシャフト38の軸部51が支持壁部47a、47aの挿通孔を介して挿通される。第1のウォーム39は配置ケース26の機構配置凹部26cにおける左端部に配置される。第1のウォーム39の軸挿通孔39aに軸部51が挿通された状態においては、第1のウォーム39は第1のシャフト38と一体になって回転可能とされると共に軸部51に対して前後方向へ移動可能とされる。
第1のウォーム39は連結部材35の第1のギヤ部42aに噛合される。
スイブル機構33の各駆動用部品としては、スイブル用モーター53と第1の伝達ギヤ54が用いられている。
スイブル用モーター53は本体53aと本体53aから上方へ突出されたモーター軸に固定された駆動ギヤ部53bとから成り、配置ケース26に設けられた左側のモーター取付突部26gに取り付けられている。
第1の伝達ギヤ54は上側に位置された平ギヤ部54aと下側に位置されたウォーム部54bとを有し、配置ケース26に設けられた左側のギヤ支持突部26fに支持軸54cを介して回転自在に支持され、平ギヤ部54aがスイブル用モーター53の駆動ギヤ部53bに噛合されている。
第1の伝達ギヤ54はウォーム部54bが第1のシャフト38のギヤ部52に噛合されている。
スイブル機構33において、スイブル用モーター53が回転されると、その駆動力が駆動ギヤ部53b、第1の伝達ギヤ54、第1のシャフト38のギヤ部52及び第1のウォーム39に順に伝達され、第1のウォーム39が回転されてスイブル用モーター53の回転方向に応じた方向へ第1のギヤ部42aが送られる。第1のギヤ部42aが送られることにより連結部材35が支持部材36に対して回動される。
カバーケース27は配置ケース26の係止突部26a、26a、・・・にそれぞれ係止片27a、27a、・・・が係止されることにより配置ケース26に結合される。
カバーケース27が配置ケース26に結合された状態においては、カバーケース27の挿入孔27cから連結部材35の出力軸部41が上方へ突出される。カバーケース27が配置ケース26に結合された状態においては、カバーケース27の被取付突部27b、27bと配置ケース26の被取付突部26b、26bとが上下で重ね合わされる。
ベースケース28は嵌合突状部28bが配置ケース26の配置用凹部に嵌合されて配置ケース26の下面側に結合される。ベースケース28は下方から回路基板25を閉塞する。
アクチュエーター23は上下で重ね合わされた被取付突部27b、27bと被取付突部26b、26bが取付ネジ100、100によってブラケット6の取付部7に取り付けられる(図2参照)。アクチュエーター23が取付部7に取り付けられた状態においては、出力軸部41が取付孔7aから上方に突出される(図1参照)。
出力軸部41はランプユニット10の連結用突部15に形成された連結凹部15aに挿入されてランプユニット10に連結される。
出力軸部41がランプユニット10に連結された状態において、ランプユニット10は、出力軸部41の水平方向への回動に伴って被支持突部16を支点として左右方向へ回動される。
以下に、車輌用前照灯1におけるスイブル動作について説明する(図7及び図8参照)。尚、図7及び図8には、ランプユニット10及びカバーケース27を示さずアクチュエーター23の動作を上方から見た状態で示す。
スイブル動作は、車輌の走行方向に追従して光軸の向きを変化させるためにランプユニット10を水平面内において左右方向へ回動させる動作である。
スイブル動作が行われる前の状態において、連結部材35は出力軸部41の連結突部41b、41bが左右に位置された中立位置にある(図7参照)。
図示しない電源回路からコネクター32を介して通電されてスイブル用モーター53が回転されると、スイブル用モーター53の駆動力が第1のウォーム39に伝達される。スイブル用モーター53の駆動力が第1のウォーム39に伝達されると、第1のウォーム39の回転方向に応じた方向へ第1のギヤ部42aが送られて連結部材35が支持部材36及び保持部材37に対して回動され、連結部材35の回動に伴ってランプユニット10が左右方向へ回動されてスイブル動作が行われる(図8参照)
<レベリング機構>
に、レベリング機構34について説明する(図9乃至図12参照)。
レベリング機構34の各動作用部品としては、結合部材55と被駆動部材56と第2のシャフト57と第2のウォーム58とガイド部材59が用いられている。
結合部材55は上下方向を向く板状の平面部60と平面部60の中央部から上方へ突出された出力突部61と平面部60の外周部以外の部分から下方へ突出された連結台部62と連結台部62から下方へ突出された被支持突部63、63とから成る。
出力突部61は外形が略円柱状の連結基部61aと連結基部61aの左右両側面からそれぞれ左右に突出された丸軸状の連結突部61b、61bとから成る。
連結台部62の左側部には側方へ突出された突片部62aが設けられている。連結台部62には前後に貫通された挿通孔62bが形成されている。連結台部62の外周寄りの位置には挿入用凹部62c、62cが周方向に離隔して形成され、挿入用凹部62c、62cは円弧状に形成されている。
被支持突部63、63は連結台部62の前後両面部からそれぞれ下方へ突出されている。
被駆動部材56は上下方向を向き外形が円形状の基面部64と基面部64から左方へ突出された第1の突出部65と基面部64から右方へ突出された第2の突出部66とから成る。
基面部64の中心部には上下に貫通された被支持孔64aが形成されている。基面部64の外周部には上方へ突出された円弧状の挿入突条64b、64bが周方向に離隔して設けられている。
挿入突条64b、64bの周方向における長さはそれぞれ被駆動部材56の挿入用凹部62c、62cの周方向における長さより短くされている。
第1の突出部65の左側部には周方向に延びる従動ギヤ部65aが設けられ、従動ギヤ部65aは配置ケース26に設けられたラック部26dに噛合される。
第2の突出部66の右側部には周方向に延びる第2のギヤ部66aが設けられている。
従動ギヤ部65aと第2のギヤ部66aは基面部64の中心を基準とした同心円上に位置されている。
被駆動部材56は基面部64の挿入突条64b、64bがそれぞれ連結台部62の挿入用凹部62c、62cに下方から挿入されて摺動自在に係合されて結合部材55に連結される。被駆動部材56は結合部材55に連結された状態において、結合部材55の突片部62aによって第1の突出部65が上方から押さえられる。
第2のシャフト57は前後方向に延びる軸部67と後端部に設けられたギヤ部68とを有している。軸部67には外周面から放射方向へ突出された回り止め部67a、67a、67aが周方向に離隔して設けられている。
第2のウォーム58は前後に貫通された軸挿通孔58aを有し、軸挿通孔58aの断面形状が第2のシャフト57の断面形状と同一の形状にされている。
第2のウォーム58の軸挿通孔58aには第2のシャフト57の軸部67が挿通される。軸部67は配置ケース26に設けられた軸受部26i、26iに回転自在に支持され、第2のウォーム58が配置ケース26の機構配置凹部26cにおける右端部に配置される。第2のウォーム58の軸挿通孔58aに軸部67が挿通された状態においては、第2のウォーム58は第2のシャフト57と一体になって回転可能とされる。
第2のウォーム58は被駆動部材56の第2のギヤ部66aに噛合される。
ガイド部材59は前後方向に延びる丸軸状に形成されている。
被駆動部材56は従動ギヤ部65aが配置ケース26に設けられたラック部26dに噛合される。このとき結合部材55の挿通孔62bにガイド部材59が挿通され、ガイド部材59は前後両端部がそれぞれ配置ケース26の取付用凹部26h、26hに挿入されて取り付けられる。従って、結合部材55はガイド部材59によって前後方向へ案内される。
レベリング機構34の各駆動用部品としては、レベリング用モーター69と第2の伝達ギヤ70が用いられている。
レベリング用モーター69は本体69aと本体69aから上方へ突出されたモーター軸に固定された駆動ギヤ部69bとから成り、配置ケース26に設けられた右側のモーター被支持突部26gに取り付けられている。
第2の伝達ギヤ70は上側に位置された平ギヤ部70aと下側に位置されたウォーム部70bとを有し、配置ケース26に設けられた右側のギヤ支持突部26fに支持軸70cを介して回転自在に支持され、平ギヤ部70aがレベリング用モーター69の駆動ギヤ部69bに噛合されている。
第2の伝達ギヤ70のウォーム部70bは第2のシャフト57のギヤ部68に噛合されている。
レベリング機構34において、レベリング用モーター69が回転されると、その駆動力が駆動ギヤ部69b、第2の伝達ギヤ70、第2のシャフト57のギヤ部68及び第2のウォーム58に順に伝達され、第2のウォーム58が回転されてレベリング用モーター69の回転方向に応じた方向へ第2のギヤ部66aが送られる。第2のギヤ部66aが送られることにより、被駆動部材56の従動ギヤ部65aのラック部26dに対する噛合位置が変化され、被駆動部材56が回転しながら前後方向へ移動される。被駆動部材56の回転しながらの前後方向への移動により、挿入突条64b、64bが結合部材55の連結台部62に対して摺動され、被駆動部材56の前後方向への移動に伴って結合部材55と被駆動部材56が一体になって前後方向へ移動される。このとき結合部材55の連結基部61aの中心と被支持部材56の基面部64の中心とは左右方向へ変位されず前後方向において直線上の軌跡で移動される。
カバーケース27が配置ケース26に結合された状態においては、カバーケース27の挿入孔27cから結合部材55の出力突部61が上方に突出される(図1参照)。
出力突部61はランプユニット10の連結用突部15に形成された連結凹部15aに挿入されてランプユニット10に連結される。
出力突部61がランプユニット10に連結された状態において、ランプユニット10は出力突部61の前後方向への移動に伴って連結突部61b、61bに対して被支持突部16を支点として上下方向へ回動される。
以下に、車輌用前照灯1におけるレベリング動作について説明する(図11及び図12参照)。尚、図11及び図12には、ランプユニット10及びカバーケース27を示さずアクチュエーター23の動作を上方から見た状態で示す。
レベリング動作は、車載物の重量によって変化する光軸のズレを調整するためにランプユニット10を垂直面内において上下方向へ回動させる動作であり、レベリング動作においてランプユニット10は被支持突部16を支点として上下方向へ回動される。
レベリング動作が行われる前の状態において、結合部材55及び被駆動部材56が前後方向の移動範囲における中央に位置されている(図11参照)。
図示しない電源回路からコネクター32を介して通電されてレベリング用モーター69が回転されると、レベリング用モーター69の駆動力が第2のウォーム58に伝達される。レベリング用モーター59の駆動力が第2のウォーム58に伝達されると、第2のウォーム58の回転方向に応じた方向へ第2のギヤ部66aが送られる。第2のギヤ部66aが送られると、被駆動部材56の従動ギヤ部65aのラック部26dに対する噛合位置が変化され、被駆動部材56が回転しながら前後方向へ移動される(図12参照)。被駆動部材56の回転しながらの前後方向への移動により、挿入突条64b、64bが結合部材55の連結台部62に対して摺動され、被駆動部材56の前後方向への移動に伴って結合部材55と被駆動部材56が一体になって前後方向へ移動される。
結合部材55が結合部材55及び被駆動部材56が一体になって前後方向へ移動されることにより、結合部材55の移動に伴ってランプユニット10が上下方向へ回動されてレベリング動作が行われる。
このとき結合部材55及び被駆動部材56はガイド部材59によって前後方向へ案内されると共に第2のウォーム58が第2のシャフト57の軸部67に対して前後方向へ移動される。
<兼用機構>
次に、スイブル動作とレベリング動作を行うことが可能な兼用機構71について説明する(図13乃至図18参照)。
尚、兼用機構71は、上記したスイブル機構33とレベリング機構34の各部品のそれぞれ一部ずつによって構成されているため、スイブル機構33又はレベリング機構34と同様の部品についての詳細な説明は省略し上記と同様の符号を付して簡単に説明する。
兼用機構71の各動作用部品としては、連結部材35と支持部材36と第1のシャフト38と第1のウォーム39と被駆動部材56と第2のシャフト57と第2のウォーム58とガイド部材59が用いられている。
被駆動部材56は基面部64の挿入突条64b、64bがそれぞれベース部44の挿入用凹部44b、44bに下方から挿入されて摺動自在に係合され、基面部64の被支持孔64aにベース部44の支持突部44aが上方から挿入されて支持部材36に連結される。
被駆動部材56は従動ギヤ部65aが配置ケース26に設けられたラック部26dに噛合される。このとき支持部材36の被案内孔44c及び連結部材35の挿通孔42b、42bにガイド部材59が挿通され、ガイド部材59は前後両端部がそれぞれ配置ケース26の取付用凹部26h、26hに挿入されて取り付けられる。従って、支持部材36はガイド部材59によって前後方向へ案内される。
兼用機構71の各駆動用部品としては、スイブル用モーター53と第1の伝達ギヤ54とレベリング用モーター69と第2の伝達ギヤ70が用いられている。
兼用機構71において、スイブル用モーター53が回転されると、その駆動力が駆動ギヤ部53b、第1の伝達ギヤ54、第1のシャフト38のギヤ部52及び第1のウォーム39に順に伝達され、第1のウォーム39が回転されてスイブル用モーター53の回転方向に応じた方向へ第1のギヤ部42aが送られる。第1のギヤ部42aが送られることにより連結部材35が支持部材36に対して回動される。
一方、兼用機構71において、レベリング用モーター69が回転されると、その駆動力が駆動ギヤ部69b、第2の伝達ギヤ70、第2のシャフト57のギヤ部68及び第2のウォーム58に順に伝達され、第2のウォーム58が回転されてレベリング用モーター69の回転方向に応じた方向へ第2のギヤ部66aが送られる。第2のギヤ部66aが送られることにより、被駆動部材56の従動ギヤ部65aのラック部26dに対する噛合位置が変化され、被駆動部材56が回転しながら前後方向へ移動される。被駆動部材56の回転しながらの前後方向への移動により、挿入突条64b、64bが支持部材36のベース部44に対して摺動され、被駆動部材56の前後方向への移動に伴って支持部材36と連結部材35が一体になって前後方向へ移動される。このとき連結部材35の連結基部61aの中心と被支持部材56の基面部64の中心とは左右方向へ変位されず前後方向において直線上の軌跡で移動される。
カバーケース27が配置ケース26に結合された状態においては、カバーケース27の挿入孔27cから連結部材35の出力軸部41が上方に突出される(図1参照)。
出力軸部41はランプユニット10の連結用突部15に形成された連結凹部15aに挿入されてランプユニット10に連結される。
以下に、車輌用前照灯1におけるスイブル動作及びレベリング動作について説明する(図15乃至図18参照)。尚、図15乃至図18には、ランプユニット10及びカバーケース27を示さずアクチュエーター23の動作を上方から見た状態で示す。
先ず、スイブル動作について説明する(図15及び図16参照)。
スイブル動作が行われる前の状態において、連結部材35は出力軸部41の連結突部41b、41bが左右に位置された中立位置にある(図15参照)。
図示しない電源回路からコネクター31を介して通電されてスイブル用モーター53が回転されると、スイブル用モーター53の駆動力が第1のウォーム39に伝達される。スイブル用モーター53の駆動力が第1のウォーム39に伝達されると、第1のウォーム39の回転方向に応じた方向へ第1のギヤ部42aが送られて連結部材35が支持部材36及び被駆動部材56に対して回動され、連結部材35の回動に伴ってランプユニット10が左右方向へ回動されてスイブル動作が行われる(図16参照)。
このとき連結部材35の挿通孔42b、42bにはガイド部材59が挿通されているが、挿通孔42b、42bが左右に長い形状に形成されているため、回動時に連結部材35とガイド部材59の接触が回避される。
次に、レベリング動作について説明する(図17及び図18参照)。
レベリング動作が行われる前の状態において、連結部材35は出力軸部41の連結突部41b、41bが左右に位置された中立位置にあり、連結ユニット34が前後方向の移動範囲における中央に位置されている(図17参照)。
図示しない電源回路からコネクター31を介して通電されてレベリング用モーター69が回転されると、レベリング用モーター69の駆動力が第2のウォーム58に伝達される。レベリング用モーター69の駆動力が第2のウォーム58に伝達されると、第2のウォーム58の回転方向に応じた方向へ第2のギヤ部66aが送られる。第2のギヤ部66aが送られると、被駆動部材56の従動ギヤ部65aのラック部26dに対する噛合位置が変化され、被駆動部材56が回転しながら前後方向へ移動される(図18参照)。被駆動部材56の回転しながらの前後方向への移動により、挿入突条64b、64bが支持部材36のベース部44に対して摺動され、被駆動部材56の前後方向への移動に伴って支持部材36と連結部材35が一体になって前後方向へ移動される。
連結部材35が支持部材36及び被駆動部材56と一体になって前後方向へ移動されることにより、連結部材35の移動に伴ってランプユニット10が上下方向へ回動されてレベリング動作が行われる。
このとき連結部材35と支持部材36と被駆動部材56はガイド部材59によって前後方向へ案内されると共に第1のウォーム39が第1のシャフト38の軸部51に対して前後方向へ移動される。
[まとめ]
以上に記載した通り、車輌用前照灯1及びアクチュエーター23にあっては、所定の動作が行われる各動作用部品と動作用部品に駆動力を伝達する各駆動用部品とが配置されるケース体24が設けられ、ケース体24にスイブル機構33又はレベリング機構34のうち一方の機構が選択的に配置可能とされている。
従って、スイブル動作用のアクチュエーターとレベリング動作用のアクチュエーターとを各別に製造してそれぞれスイブル動作用のランプユニットとレベリング動作用のランプユニットに組み付ける必要がなく、その分、汎用性が向上し、製造コストの低減を図ることができる。
また、スイブル動作又はレベリング動作の一方の機能を有するランプユニットにスイブル動作及びレベリング動作を行うことが可能なアクチュエーターを組み付けてランプユニットのタイプに応じて一方の機能のみを用いる必要もなく、製造コストの低減を図ることができる。
さらに、車輌用前照灯1及びアクチュエーター23にあっては、ケース体24の駆動用配置部30と動作用配置部29に、兼用機構71が配置可能とされているため、スイブル動作とレベリング動作の双方の機能を有するタイプのランプユニットにも組み付けることが可能であり、汎用性が一層向上し、一層の製造コストの低減を図ることができる。
さらにまた、駆動用配置部30に、スイブル動作を行うための各駆動用部品が配置される第1の配置空間26jと、レベリング動作を行うための各駆動用部品が配置される第2の配置空間26kとが形成されている。
従って、スイブル機構33の各駆動用部品とレベリング機構34の各駆動用部品との配置位置が明確化され、スイブル機構33の各駆動用部品とレベリング機構34の各駆動用部品とをそれぞれアクチュエーター23に正確かつ容易に配置することができる。
加えて、スイブル機構33の各駆動用部品とレベリング機構34の各駆動用部品のうち、一部の駆動用部品が共通にされているため、部品点数が削減され、一層の製造コストの低減を図ることができる。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図18と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、車輌用前照灯の概略縦断面図である。 ランプユニット及びアクチュエーター等を示す分解斜視図である。 アクチュエーターの分解斜視図である。 カバーケースを外した状態で示すアクチュエーターの斜視図である。 スイブル機構と配置ケースを示す分解斜視図である。 配置ケースにスイブル機構が配置された状態を示す斜視図である。 図8と共にスイブル動作を示すものであり、本図は、動作前の状態を示す概略平面図である。 動作後の状態を示す概略平面図である。 レベリング機構と配置ケースを示す分解斜視図である。 配置ケースにレベリング機構が配置された状態を示す斜視図である。 図12と共にレベリング動作を示すものであり、本図は、動作前の状態を示す概略平面図である。 動作後の状態を示す概略平面図である。 兼用機構と配置ケースを示す分解斜視図である。 配置ケースに兼用機構が配置された状態を示す斜視図である。 図16と共に兼用機構におけるスイブル動作を示すものであり、本図は、動作前の状態を示す概略平面図である。 動作後の状態を示す概略平面図である。 図18と共に兼用機構におけるレベリング動作を示すものであり、本図は、動作前の状態を示す概略平面図である。 動作後の状態を示す概略平面図である。
1…車輌用前照灯、2…ランプハウジング、3…カバー、4…灯具外筐、10…ランプユニット、12…光源、23…アクチュエーター、24…ケース体、26j…第1の配置空間、26k…第2の配置空間、29…動作用配置部、30…駆動用配置部、33…スイブル機構、34…レベリング機構、35…連結部材(動作用部品)、36…支持部材(動作用部品)、37…保持部材(動作用部品)、38…第1のシャフト(動作用部品)、39…第1のウォーム(動作用部品)、53…スイブル用モーター(駆動用部品)、54…第1の伝達ギヤ(駆動用部品)、55…結合部材(動作用部品)、56…被駆動部材(動作用部品)、57…第2のシャフト(動作用部品)、58…第2のウォーム(動作用部品)、59…ガイド部材(動作用部品)、69…レベリング用モーター(駆動用部品)、70…第2の伝達ギヤ(駆動用部品)

Claims (5)

  1. 少なくとも一方に開口されたランプハウジングと前記ランプハウジングの開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐の内部に配置されたランプユニットの光源から出射される光の照射方向を調整するアクチュエーターであって、
    それぞれ所定の動作が行われる各動作用部品と前記動作用部品に駆動力を伝達する各駆動用部品とが配置されるケース体を備え、
    前記ケース体の内部に前記各駆動用部品が配置される駆動用配置部と前記各動作用部品が配置される動作用配置部とが形成され、
    前記ケース体の前記駆動用配置部と前記動作用配置部のそれぞれに、前記ランプユニットを水平面内において回動させてスイブル動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品によって構成されるスイブル機構、又は、前記ランプユニットを垂直面内において回動させてレベリング動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品によって構成されるレベリング機構のうち一方の機構が選択的に配置可能とされた
    ことを特徴とするアクチュエーター。
  2. 前記ケース体の前記駆動用配置部と前記動作用配置部に、前記スイブル動作及び前記レベリング動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品が配置可能とされた
    ことを特徴とする請求項1に記載のアクチュエーター。
  3. 前記駆動用配置部に、前記スイブル機構の前記各駆動用部品が配置される第1の配置空間と、前記レベリング機構の前記各駆動用部品が配置される第2の配置空間とが形成された
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアクチュエーター。
  4. 前記スイブル機構における前記各動作用部品の一部と、前記スイブル機構における前記各駆動用部品と、前記レベリング機構における前記各動作用部品の一部と、前記レベリング機構における前記各駆動用部品とによって、前記スイブル動作と前記レベリング動作を行うことが可能な兼用機構を構成した
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のアクチュエーター。
  5. 少なくとも一方に開口されたランプハウジングと前記ランプハウジングの開口を閉塞するカバーとによって構成された灯具外筐と、
    前記灯具外筐の内部に配置され光源を有するランプユニットと、
    前記光源から出射される光の照射方向を調整するアクチュエーターとを備え、
    前記アクチュエーターが、
    それぞれ所定の動作が行われる各動作用部品と前記動作用部品に駆動力を伝達する各駆動用部品とが配置されるケース体を備え、
    前記ケース体の内部に前記各駆動用部品が配置される駆動用配置部と前記各動作用部品が配置される動作用配置部とが形成され、
    前記ケース体の前記駆動用配置部と前記動作用配置部のそれぞれに、前記ランプユニットを水平面内において回動させてスイブル動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品、又は、前記ランプユニットを垂直面内において回動させてレベリング動作を行うための前記各駆動用部品と前記各動作用部品の一方が選択的に配置可能とされた
    ことを特徴とする車輌用前照灯。
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