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JP6083285B2 - 伝送信号処理装置 - Google Patents
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JP6083285B2 - 伝送信号処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、TDM(Time Division Multiplexing;時分割多重)信号及びパケットのスイッチングを行うことができる伝送信号処理装置に関するものである。
特許文献1には、同期網用のTDM信号と非同期網用のパケットとを同一装置内で効率的にスイッチングできる装置が記載されている。しかしながら、特許文献1の記載装置は、単なるスイッチングを意図したものであり、TDM信号及びパケット間のフォーマット変換を実行できないものである。そのため、TDM信号を非同期網に送出するためには、フォーマット変換を行う別な装置を用意しなければならない。
特許文献2には、TDM信号をパケットに変換できる装置が記載されている。特許文献2の記載装置は、TDMインタフェース部、パケット/デパケット化部及びパケットインタフェース部を有し、TDMインタフェース部とパケット/デパケット化部との間は時間スイッチで、パケット/デパケット化部とパケットインタフェース部との間はパケットスイッチでそれぞれスイッチングを行うものであった。
特開2003−289324号公報 特開2011−044973号公報
しかしながら、特許文献2は、TDMポートとパケットポート間のスイッチングについてのみ記載しており、TDMポート相互間のスイッチングや、パケットポート相互間のスイッチングについては、どのように行うかを言及していない。また、特許文献2の記載技術は、時間スイッチとパケットスイッチの2つのスイッチを適用しており、全体構成が大形、複雑になっていた。
そのため、種々のスイッチングに対応できる、小形、簡易な構成の伝送信号処理装置が望まれている。
本発明の伝送信号処理装置は、(1)所定フォーマットのパケットをスイッチングするパケットスイッチと、(2)到来したTDM信号を入力処理するTDM入力インタフェース部と、(3)上記パケットスイッチからのパケットをデパケット化して得たTDM信号の出力処理を行うTDM出力インタフェース部と、(4)到来したパケットを入力処理して上記パケットスイッチに与えるパケット入力インタフェース部と、(5)上記パケットスイッチから与えられたパケットを出力処理するパケット出力インタフェース部とを備え、(6)上記TDM入力インタフェース部は、到来したTDM信号を上記所定フォーマットのパケットに、しかも、上記パケットスイッチからの宛先インタフェース部が上記TDM出力インタフェース部である場合には、上記TDM出力インタフェース部内での回線特定情報を付与したパケットにパケット化して上記パケットスイッチに与え、上記パケットスイッチからの宛先インタフェース部が上記パケット出力インタフェース部である場合には、上記パケット出力インタフェース部内での回線特定情報を付与したパケットにパケット化して上記パケットスイッチに与えるパケット化手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、種々のスイッチングに対応できる、小形、簡易な構成の伝送信号処理装置を提供できる。
実施形態の伝送信号処理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態の伝送信号処理装置における装置内パケットのフォーマットを示す説明図である。 実施形態の伝送信号処理装置のTDMインタフェースボードにおける受信用テーブルの構成を示す説明図である。 実施形態の伝送信号処理装置のパケットインタフェースボードにおける受信用テーブルの構成を示す説明図である。 実施形態の伝送信号処理装置のTDMインタフェースボードにおける送信用テーブルの構成を示す説明図である。 実施形態の伝送信号処理装置のパケットインタフェースボードにおける送信用テーブルの構成を示す説明図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による伝送信号処理装置の一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)実施形態の構成
図1は、実施形態の伝送信号処理装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、実施形態の伝送信号処理装置1は、1又は複数のTDMインタフェースボード100(100−1、100−2)と、1又は複数のパケットインタフェースボード200(200−1、200−2)と、パケットスイッチ300とを有する。
TDMインタフェースボード100は、TDM信号を入出力するTDMポートを収容しているものであり、TDM受信処理部101とTDM送信処理部102とを有する。図1では、TDMインタフェースボード100−1についてTDM受信処理部101を記載し、TDMインタフェースボード100−2についてTDM送信処理部102を記載している。しかし、これは図1が信号の流れに重きをおいて描いているためであり、TDMインタフェースボード100−1及び100−2共に、TDM受信処理部101及びTDM送信処理部102を有する。なお、図1におけるTDMインタフェースボード100−1及び100−2が同じボードであっても良い。
TDM受信処理部101は、到来したTDM信号400の受信処理を行うTDM受信部110と、TDM受信部110で受信処理されたTDM信号401のパケット化処理を行って装置内パケット500(後述する図2参照)を生成するパケット化部120と、パケット化部120から与えられたヘッダ検索情報402に基づいてパケットのヘッダに挿入されるヘッダ情報403を取出してパケット化部120に返信する受信用テーブル130(後述する図3参照)とを有する。
ここで、ヘッダ検索情報402は、例えば、パケット化しようとするTDM信号のポート番号、パス番号及びチャネル番号である。また、ヘッダ情報403は、例えば、宛先ローカルアドレス、イーサネット(登録商標)ヘッダのType値及びMPLS−TP(MultiProtocol Label Switching−Transport Profile)ヘッダのLabel値である。ローカルアドレスは、当該装置10内のスイッチングをするために、各インタフェースボード100−1、100−2、200−1、200−2のスイッチインタフェースに付与した、装置内に閉じたアドレスである。
TDM送信処理部102は、パケットスイッチ300から受信した装置内パケット502をTDM信号410に変換するデパケット化部140と、デパケット化部140から与えられたヘッダ検索情報412に基づいてデパケット化されたTDM信号に盛り込まれるチャネル情報413を取出してデパケット化部140に返信する送信用テーブル150(後述する図5参照)と、デパケット化されたTDM信号410の送信処理を行ってTDM信号411を出力ポートから送信するTDM送信部160とを有する。
ここで、ヘッダ検索情報412は、例えば、送信元ローカルアドレス、イーサネットヘッダのType値及びMPLS−TPヘッダのLabel値であり、TDM信号のチャネル情報413は、例えば、TDM信号に係るポート番号、パス番号及びチャネル番号である。
パケットインタフェースボード200は、パケットを入出力するパケットポートを収容しているものであり、パケット受信処理部201とパケット送信処理部202とを有する。図1では、パケットインタフェースボード200−1についてパケット受信処理部201を記載し、パケットインタフェースボード200−2についてパケット送信処理部202を記載している。しかし、これは図1が信号の流れに重きをおいて描いているためであり、パケットインタフェースボード200−1及び200−2共に、パケット受信処理部201及びパケット送信処理部202を有する。なお、図1におけるパケットインタフェースボード200−1及び200−2が同じボードであっても良い。
パケット受信処理部201は、到来したパケット420の受信処理を行うパケット受信部210と、受信したパケット421のヘッダを付け替えて装置内パケット501を生成するヘッダ付け替え部220と、ヘッダ付け替え部220から与えられたヘッダ検索情報422に基づいて付け替え後の装置内パケット501に盛り込まれるヘッダ情報423を取出してヘッダ付け替え部220に返信する受信用テーブル230(後述する図4参照)とを有する。
ここで、ヘッダ検索情報422は、例えば、パケットの送信元MACアドレス及びMPLS−TPヘッダのLabel値であり、ヘッダ情報423は、例えば、宛先ローカルアドレス及びMPLS−TPヘッダのLabel値である。
パケット送信処理部202は、パケットスイッチ300から受信したパケット503のイーサネットヘッダの付け替えを行うヘッダ付け替え部240と、ヘッダ付け替え部240から与えられたヘッダ検索情報432に基づいてヘッダ情報433を取出してヘッダ付け替え部240に返信する送信用テーブル250(後述する図6参照)と、ヘッダ付け替え部240で生成されたパケット430の送信処理を行ってパケット431を出力ポートから送信するパケット送信部260とを有する。
ここで、ヘッダ検索情報432は、例えば、装置内パケット503の送信元ローカルアドレス及びMPLS−TPヘッダのLabel値であり、ヘッダ情報433は、例えば、MACアドレス及びMPLS−TPヘッダのLabel値である。
パケットスイッチ300は、TDMインタフェースボード100から出力された装置内パケット500やパケットインタフェースボード200から出力された装置内パケット501のスイッチングを行い、装置内パケット501、502のイーサネットヘッダやMPLS−TPヘッダで定まるTDMインタフェースボード100若しくはパケットインタフェースボード200に与えるものである。例えば、TDMインタフェースボード100−1から出力された装置内パケット500は、TDMインタフェースボード100−2に与えられることもあれば、パケットインタフェースボード200−2に与えられることもある。また例えば、パケットインタフェースボード200−1から出力された装置内パケット501は、TDMインタフェースボード100−2に与えられることもあれば、パケットインタフェースボード200−2に与えられることもある。
図2は、パケットスイッチ300でスイッチングされる装置内パケット(500〜503)のフォーマットを示す説明図である。装置内パケットは、図2から明らかなように、MPLS−TPパケット転送方式に従うパケット(以下、MPLSパケットと呼ぶ)のフォーマットに従っている。なお、この実施形態の場合、パケットインタフェースボード200−1に入力されるパケットやパケットインタフェースボード200−2から出力されるパケットも、図2に示すフォーマットに従っている。
装置内パケットは、イーサネットヘッダ、MPLS−TPヘッダ、ペイロード及びFCS(Flame Check Sequence)からなる。イーサネットヘッダは、宛先MACアドレス(DA)、送信元MACアドレス(SA)及びType値のフィールドを有し、MPLS−TPヘッダは、Label値、タイムコード(TC)、S値及びTTL(Time TO Live)値のフィルタを有する。TDMインタフェースボード100−2へ向かう装置内パケットの場合、Label値にはダミーラベル値が挿入され、Type値にはダミーラベル値が挿入されていることを表す値が挿入される。一方、パケットインタフェースボード200−2へ向かう装置内パケットの場合、Label値には一般的なMPLS−TPラベルの値が挿入され、Type値にはMPLS−TPラベルの有効な値が挿入されていることを表す値が挿入される。TDMインタフェースボード100−1から出力された装置内パケットの場合、ペイロードにはTDM信号をパケット化したデータ(カプセル化パケット)が挿入され、パケットインタフェースボード200−1から出力された装置内パケットの場合、ペイロードには当該ボードに入力された際のデータがそのまま挿入されている。
図3は、TDMインタフェースボード(100−1)における受信用テーブル130の構成を示す説明図である。
受信用テーブル130は、入力情報が、TDM信号のポート番号、パス番号、チャネル番号であり、出力情報が、宛先ローカルアドレス、イーサネットヘッダのType値、MPLS−TPヘッダのLabel値である。この実施形態の場合、イーサネットヘッダのType値は、パケットスイッチ300による装置内パケットの宛先がTDMインタフェースボード100かパケットインタフェースボード200かを区別できる情報となされている。宛先がパケットインタフェースボード200の場合には、例えば、1行目に示すように、MPLSパケットの場合に一般的に使われる「0x8847」がイーサネットヘッダのType値のフィールドに格納され、宛先がTDMインタフェースボード100の場合には、例えば、2行目に示すように、無意味な固定値「0xFFFF」が格納されている。図3における「DL1」はダミーラベル値の一つを表しており、宛先がいずれかのTDMインタフェースボード100の場合にダミーラベル値DL1が対応付けられている。
図4は、パケットインタフェースボード(200−1)における受信用テーブル230の構成を示す説明図である。
受信用テーブル230は、入力情報が、送信元MACアドレス、MPLS−TPヘッダのLabel値であり、出力情報が、宛先ローカルアドレス、MPLS−TPヘッダのLabel値である。図4の1行目はパケットスイッチ300の出力をパケットインタフェースボード(200−2)に与える場合を示しており、図4の2行目はパケットスイッチ300の出力をTDMインタフェースボード(100−2)に与える場合を示しており、基本的には同様な変換であるが、前者の場合、Label値の変換も行われるが、後者の場合には、Label値の変換は実行されない点が異なっている。これは、パケットスイッチ300の宛先がTDMインタフェースボードの場合、TDMインタフェースボードでLabel値から、ポート番号、パス番号、チャネル番号に変換する必要があるため、この例では、パケットインタフェースボードでLabel値の変換を行わず、Label値を透過している。但し、装置内で管理しているユニークな値であれば、Label値を付け替えても良い。宛先がパケットインタフェースボードの場合には、送信元と宛先でLabel値が異なるときに送信元で変換する構成としているため、Label値の変換を行っている。
図5は、TDMインタフェースボード(100−2)における送信用テーブル150の構成を示す説明図である。
送信用テーブル150は、入力情報が、宛先ローカルアドレス、イーサネットヘッダのType値、MPLS−TPヘッダのLabel値であり、出力情報が、TDM信号のポート番号、パス番号、チャネル番号である。1行目は、イーサネットヘッダのType値が「0x8847」であってMPLS−TPヘッダのLabel値に有効な値(ダミーラベルの値ではない)が挿入されているので、送信元ボードがパケットインタフェースボード(200−1)の場合である。2行目は、イーサネットヘッダのType値が「0xFFFF」であってMPLS−TPヘッダのLabel値にダミーラベル値が挿入されているので、送信元ボードがTDMインタフェースボード(100−1)の場合である。
図6は、パケットインタフェースボード200における送信用テーブル250の構成を示す説明図である。
送信用テーブル250は、入力情報が、送信元ローカルアドレス、イーサネットヘッダのType値、MPLS−TPヘッダのLabel値であり、出力情報は、ポート番号、宛先MACアドレス、送信元MACアドレスでなるヘッダ情報433である。
次に、ダミーラベルについて補足説明する。
ダミーラベルは、パケットスイッチ300の宛先インタフェースボード内の回線を特定するために、MPLS−TPヘッダのLabel値フィールドに付与される、当該装置内に閉じたラベルの値である。TDMインタフェースボードが複数チャネルを収容する場合、チャネル番号を特定するために、ダミーラベルにはチャネル番号を付与する。また、複数パス、複数ポートを収容する場合には、パス番号、ポート番号も併せて付与する。
<付与例1>
以下に、パケットスイッチ300の宛先インタフェースボードが、ポート数が1、パス数が1、チャネル数が24の構成の場合についての付与例を記載する。
ダミーラベルは、「DDDD_DDDD_DDDD_DDDC_CCCC」(4ビット毎の区切りは読み易くするためであり、区切りには何ら意味はない;付与例2も同様)である。上位15ビットは、未使用ビット(0固定)Dであり、下位5ビット「CCCCC」がチャネル番号特定用ビットとなっており、00000〜10111の範囲内の値をとる。例えば、チャネル番号特定用ビットには、「チャネル番号−1」を付与する。
<付与例2>
以下に、パケットスイッチ300の宛先インタフェースボードが、ポート数が8、パス数が84、チャネル数が96の構成の場合についての付与例を記載する。
ダミーラベルは、「DDDA_AAPP_PPPP_PCCC_CCCC」である。上位3ビットは、未使用ビット(0固定)Dである。その次の3ビット「AAA」がポート番号特定用ビットとなっており、000〜111の範囲内の値をとる。例えば、ポート番号特定用ビットには、「ポート番号−1」を付与する。さらにその次の7ビット「PPPPPPP」は、パス番号特定用ビットとなっており、0000000〜1010011)の範囲内の値をとる。例えば、パス番号特定用ビットには、「パス番号−1」を付与する。下位側の7ビット「CCCCCCC」は、チャネル番号特定用ビットとなっており、0000000〜1011111の範囲内の値をとる。例えば、チャネル番号特定用ビットには、「チャネル番号−1」を付与する。
(A−2)実施形態の動作
次に、実施形態の伝送信号処理装置1の動作を、TDMインタフェースボード100のTDM受信処理部101の動作、パケットインタフェースボード200のパケット受信処理部201の動作、パケットスイッチ300の動作、TDMインタフェースボード100のTDM送信処理部102の動作、パケットインタフェースボード200のパケット送信部202の動作の順に説明する。
まず、TDMインタフェースボード(100−1)のTDM受信処理部101の動作を説明する。
TDM受信部110で到来したTDM信号400の受信処理を行い、受信処理後のTDM信号401(主信号データ)をパケット化部120に与える。パケット化部120は、TDM信号401をCESoPSN(RFC5086;Structure−aware TDM Circuit Emulation Service over Packet Switched Network)等によりカプセル化を行うと共に、TDM信号401の入力ポート番号、パス番号、チャネル番号をヘッダ検索情報402として、受信用テーブル130から、宛先ローカルアドレス、イーサネットヘッダのType値、MPLS−TPラベルのLabel値でなるヘッダ情報403を検索する。ここで、宛先ローカルアドレスは、パケットスイッチ300の宛先ボードにスイッチするための情報、イーサネットヘッダのType値及びMPLS−TPヘッダのLabel値は、パケットスイッチ300の宛先ボードが回線を特定するための情報として用いられる。MPLS−TPヘッダのLabel値は、パケットスイッチ300の宛先がパケットインタフェースボード(200−2)の場合には、パケットインタフェースボード(200−2)からの送信パケット431におけるLabel値が格納されており、TDMインタフェースボード(100−2)の場合には、TDMインタフェースボード(100−2)からの送信TDM信号411内の回線を特定するためのダミーラベルが格納されている。また、イーサネットヘッダのType値は、パケットスイッチ300の宛先ボードがパケットインタフェースボード(200−2)の場合には、MPLSパケットの場合に一般的に使われる「0x8847が格納されており、宛先ボードがTDMインタフェースボード(100−2)の場合は、「0xFFFF」が格納されている。これにより、Label値かダミーラベルの値かの区別を可能としている。パケット化部120は、受信用テーブル130からの情報により、パケット化を行い、装置内パケット500を生成し、パケットスイッチ300に与える。
次に、パケットインタフェースボード(200−1)のパケット受信処理部201の動作を説明する。
パケット受信部210で到来したパケット420の受信処理を行い、受信処理後のパケット421をヘッダ付け替え部220に与える。ヘッダ付け替え部220では、パケットの送信元MACアドレス及びMPLS−TPヘッダのLabel値をヘッダ検索情報422として、受信用テーブル230から、宛先ローカルアドレス及びMPLS−TPヘッダのLabel値でなるヘッダ情報423を検索する。受信用テーブル230に格納されているMPLS−TPヘッダのLabel値は、パケットスイッチ300の宛先ボードがパケットインタフェースボード(200−2)の場合には、パケットインタフェースボード(200−2)からの送信パケット431のLabel値であり、宛先ボードがTDMインタフェースボード(100−2)の場合には、受信パケット420のLabel値である。ヘッダ付け替え部220は、受信用テーブル230からの情報により、ヘッダの付け替えを行い、装置内パケット501を生成し、パケットスイッチ300に与える。
次に、パケットスイッチ300の動作を説明する。
パケットスイッチ300は、インタフェースボード(100−1、200−1)から受信したパケット500若しくは501の宛先ローカルアドレスを参照してスイッチングを行い、出力パケット502若しくは503をインタフェースボード(100−2、200−2)へ送出する。
次に、TDMインタフェースボード(100−2)のTDM送信処理部102の動作を説明する。
デパケット化部140は、パケットスイッチ300から受信した装置パケット502の、送信元ローカルアドレス、イーサネットヘッダのType値、MPLS−TPヘッダのLabel値をヘッダ検索情報412として、送信用テーブル150から、ポート番号、パス番号、チャネル番号でなるチャネル情報413を検索する。デパケット化部140は、デパケット化を行い、TDM信号410を生成してチャネル情報413を伴ってTDM送信部160に送信する。TDM送信部160は、送信用テーブル150から得たポート番号、パス番号、チャネル番号に従い、TDM信号411を出力する。
最後に、パケットインタフェースボード(200−2)のパケット送信部202の動作を説明する。
ヘッダ付け替え部240は、パケットスイッチ300から受信した装置内パケット503の、送信元ローカルアドレス、イーサネットヘッダのType値、MPLS−TPヘッダのLabel値をヘッダ検索情報432として、送信用テーブル250から、ポート番号、宛先MACアドレス、送信元MACアドレスでなるヘッダ情報433を検索する。ヘッダ付け替え部240で、送信用テーブル250から得た、宛先MACアドレス、送信元MACアドレスを付け替え、ポート番号と共にパケット430をパケット送信部260に与える。パケット送信部260は、与えられたパケット431を、送信用テーブル250から得たポート番号に送信する。
(A−3)実施形態の効果
上記実施形態の伝送信号処理装置によれば、TDMインタフェースボード若しくはパケットインタフェースボードからパケットスイッチに装置内パケットを送信する際、MPLSパケットのフォーマットに統一し、TDMポート間相互接続の場合には、装置出力側のインタフェースボードの回線を特定するためのダミーラベル(ポート番号、パス番号、チャネル番号等を規定する回線特定情報を含む)の値を、MPLS−TPヘッダのLabel値に付与することにより、一つのパケットスイッチのみの構成で、TDMポートとパケットポートとの間、パケットポート相互間のスイッチングは元より、TDMポート相互間のスイッチングも実現することができる。
ここで、TDMポートとパケットポートとの間、パケットポート相互間のスイッチングの場合、イーサネットヘッダのType値に、MPLSパケットの場合に一般的に使われる「0x8847」を付与し、TDMポート相互間のスイッチングの場合には、「0xFFFF」(ラベルスイッチングで適用されていない他の値を適用しても良い)を付与することで、Label値かダミーラベル値か否かを判別することができ、上述した多様なスイッチングを適切に実行させることができる。
また、TDMポートからパケットポートにスイッチングされた、TDM信号を変換したパケットは、MPLSパケットになっているので、そのまま、MPLS−TPパケット転送方式に従う網に送出することができる。
(B)他の実施形態
上記実施形態では、当該伝送信号処理装置への入力パケットや当該伝送信号処理装置からの出力パケットが、MPLS−TPヘッダを有するMPLSパケットであるものを示したが、MPLS−TPヘッダを持たないパケットが入出力パケットであっても良い。この場合、入力段にMPLS−TPヘッダの付与部を設け、出力部にMPLS−TPヘッダの除去部を設けるようにすれば良い。
上記実施形態では、インタフェース部がインタフェースボード構成のものを示したが、インタフェース部がボード以外(例えば、カードやLSIなど)で構成されていても良いことは勿論である。
上記実施形態では、ボード間のスイッチングを中心に説明したが、各部が上述した処理に加え、他の処理を行うようにしても良い。例えば、パケット受信部210がTTLフィールドで規定されている時間を超えた入力パケットを廃棄するようにしても良い。
1…伝送信号処理装置、
100(100−1、100−2)…TDMインタフェースボード、101…TDM受信処理部、102…TDM送信処理部、110…TDM受信部、120…パケット化部、130…受信用テーブル、140…デパケット化部、150…送信用テーブル、160…TDM送信部、
200(200−1、200−2)…パケットインタフェースボード、201…パケット受信処理部、202…パケット送信処理部、210…パケット受信部、220…ヘッダ付け替え部、230…受信用テーブル、240…ヘッダ付け替え部、250…送信用テーブル、260…パケット送信部、
300…パケットスイッチ。

Claims (3)

  1. 所定フォーマットのパケットをスイッチングするパケットスイッチと、
    到来したTDM信号を入力処理するTDM入力インタフェース部と、
    上記パケットスイッチからのパケットをデパケット化して得たTDM信号の出力処理を行うTDM出力インタフェース部と、
    到来したパケットを入力処理して上記パケットスイッチに与えるパケット入力インタフェース部と、
    上記パケットスイッチから与えられたパケットを出力処理するパケット出力インタフェース部とを備え、
    上記TDM入力インタフェース部は、到来したTDM信号を上記所定のフォーマットのパケットに、しかも、上記パケットスイッチからの宛先インタフェース部が上記TDM出力インタフェース部である場合には、上記TDM出力インタフェース部内での回線特定情報を付与したパケットにパケット化して上記パケットスイッチに与え、上記パケットスイッチからの宛先インタフェース部が上記パケット出力インタフェース部である場合には、上記パケット出力インタフェース部内での回線特定情報を付与したパケットにパケット化して上記パケットスイッチに与えるパケット化手段を有する
    ことを特徴とする伝送信号処理装置。
  2. 上記所定フォーマットのパケットは、MPLS−TPパケット転送方式に従うパケットであり、上記回線特定情報は、MPLS−TPヘッダのLabelフィールドに付与されていることを特徴とする請求項1に記載の伝送信号処理装置。
  3. 上記パケットのイーサネットヘッダのTypeフィールドには、Labelフィールドに上記回線特定情報が付与されているか否かを区別する値が付与されていることを特徴とする請求項2に記載の伝送信号処理装置。
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