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JP6095544B2 - コンバイン - Google Patents
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JP6095544B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、エンジンの動力を走行装置に伝達するトランスミッションと、脱穀装置とに伝達するように構成されたコンバインに関する。
上記のように、エンジンの動力を走行装置に伝達するトランスミッションと、脱穀装置とに伝達する構造のコンバインとしては、下記[1]に記載のものが知られている。
[1]エンジンの出力軸からトランスミッションへ駆動力を伝達する伝動系と、脱穀装置に駆動力を伝達する伝動係とが備えられたコンバイン(特許文献1参照)。
特開2013−158258号公報(段落〔0074、0075、〕、図5、図8、図10、図12)
上記の特許文献1に記載された構造のコンバインは、エンジンから脱穀装置への動力伝達を行うに際し、脱穀装置の比較的高い位置にある副唐箕軸にエンジン動力を入力し、その副唐箕軸から脱穀装置の各部位に駆動力を分配するように伝動機構が設けられている。
しかしながら、脱穀装置として、副唐箕を備えない構造のものを採用した場合、低い位置の主唐箕軸にエンジン動力を伝達するには、エンジンと脱穀装置との間で、伝動プーリを掛け回すことのできる程度に、エンジンと脱穀装置とを離間させて配設する、あるいは、別途、中継軸を設けてエンジンから主唐箕軸への動力伝達を行う必要が生じるので、この点で改善の余地がある。
本発明は、エンジンから脱穀装置への動力伝達を合理的な構造で、構造簡単に構成したものである。
〔解決手段1〕
上記課題を解決するために講じた本発明におけるコンバインの技術手段は、エンジンと走行装置に駆動力を伝達するトランスミッションと、脱穀装置と、が備えられ、前記エンジンの動力が、前記トランスミッションの入力軸を介して前記脱穀装置に分岐伝動されるように構成されたコンバインであって、前記エンジンは、前記脱穀装置の前端よりも後側において、前記脱穀装置の前側部分と横並び状態で配置され、且つ、前記トランスミッションは、平面視において、前記脱穀装置の前方位置のうち、機体左右方向で前記エンジン寄りの位置に配置され、前記入力軸が、前記トランスミッションから前記エンジン側に向けて機体左右方向に沿って延出され、且つ、前記エンジンの動力を出力するエンジン出力軸が、前記エンジンから前記脱穀装置側に向けて機体左右方向に沿って延出され、且つ、前記脱穀装置へ動力を入力する脱穀装置入力軸が、前記脱穀装置の前側部分から前記エンジン側に向けて機体左右方向に沿って延出され、前記エンジン側から動力が入力されると共に前記脱穀装置側へ動力を出力する入出力回転体が、前記入力軸に設けられ、且つ、前記入力軸側へ動力を伝えるエンジン出力回転体が、前記エンジン出力軸に設けられ、且つ、前記入力軸側から動力が伝えられる脱穀側回転体が、前記脱穀装置入力軸に設けられ、前記エンジン出力回転体から前記入出力回転体へ無端回動帯を介して動力を伝えるエンジン動力伝達部と、前記入出力回転体から前記脱穀側回転体へ無端回動帯を介して動力を伝える脱穀用動力伝達部と、が備えられ、前記エンジン出力回転体と前記脱穀側回転体とは、横並び状態で配置され、前記エンジン動力伝達部は、機体左右方向において、前記脱穀用動力伝達部よりも機体外側に配置されているものである。
〔解決手段1にかかる発明の作用及び効果〕
上記解決手段1にかかる本発明の構成によると、エンジンの動力が、近接した位置の脱穀装置よりもエンジンから離れて位置するトランスミッションの入力軸に一旦伝達される。そして、トランスミッションの入力軸に伝達された動力が、伝動下手側の走行装置に対して走行用の駆動力として伝達されるのであるが、その走行装置に伝達される動力とは別に、入力軸から脱穀装置への駆動力も取り出され、脱穀装置に分岐伝動される。
つまり、走行系に対する伝動機構として必要不可欠なトランスミッションの入力軸を、脱穀装置の伝動系における中継軸として有効利用できるようにすることで、エンジンの出力部と脱穀装置の入力部が前後方向で互いに接近していても、支障なくエンジンから脱穀装置への伝達機構を、構造簡単に構成し得る利点がある。
〔解決手段2〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記エンジン出力軸及び前記脱穀装置入力軸は、前記入出力回転体の上下幅内の高さに配置されているということである。
〔解決手段3〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記エンジン動力伝達部を緊張させるエンジン側テンション機構と、前記脱穀用動力伝達部を緊張させる脱穀側テンション機構と、が備えられ、前記エンジン側テンション機構は、側面視において、前記エンジン出力軸と前記入力軸との間に配置され、前記脱穀側テンション機構は、側面視において、前記脱穀装置入力軸と前記入力軸との間に配置されているということである。
〔解決手段4〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記走行装置として、前走行装置と後走行装置とが備えられ、前記エンジンは、前記前走行装置の後方に配置され、前記入力軸は、前後方向において、前記前走行装置の前後幅内の位置に配置されているということである。
〔解決手段
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記入出力回転体は、前記脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体を有しているということである。
〔解決手段にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段にかかる発明の構成によると、トランスミッションの入力軸に出力回転体を設けるだけの簡単な構造により、脱穀装置への動力伝達構造の簡素化を図り得る利点がある。
〔解決手段
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記入出力回転体は、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体を有しており前記出力回転体が、前記トランスミッションに対して、前記入力回転体が設けられた側と同じ側で前記入力軸に取り付けられているということである。
〔解決手段にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段にかかる発明の構成によると、入力軸のうち、脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体が設けられ側とは反対側では、入力軸に対する制約がないので、別装置を配設するなど、設計上の自由度を高め得る利点がある。
〔解決手段
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記トランスミッションに対して、前記出力回転体が設けられた側とは反対側に、前記走行装置への伝達動力を変速する無段変速装置が備えられているということである。
〔解決手段にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段にかかる発明の構成によると、出力回転体が設けられた側とは反対側では、トランスミッションに対して、走行装置への伝達動力を変速する無段変速装置を備えることで、トランスミッションの入力軸を無段変速装置の入力手段としても活用でき、より一層、構造の簡素化を図り得る利点がある。
〔解決手段
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記入出力回転体は、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体を有しており前記出力回転体が、前記入力軸上で、前記入力回転体と、前記トランスミッションとの間に位置しているということである。
〔解決手段にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段にかかる発明の構成によると、エンジンからの動力を走行装置への動力を入力するための入力回転体と、脱穀装置へ動力を入力するための出力回転体とを、互いにごく接近させた状態で配設することができる。したがって、エンジン、脱穀装置、及びトランスミッションが互いに近接して配設されている箇所で、それらに対する伝動構造をコンパクトに構成し得る利点がある。
〔解決手段
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記脱穀用動力伝達部は、前記出力回転体から前記脱穀側回転体へ無端回動帯を介して動力を伝えるように構成されており、前記脱穀用動力伝達部が、前記出力回転体の軸心に沿う方向における前記エンジンと前記トランスミッションとの間に位置しているということである。
〔解決手段にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段にかかる発明の構成によると、出力回転体から脱穀装置側の脱穀側回転体へ、無端回動帯を介して動力を伝える脱穀用動力伝達部を用いることによって、エンジンとトランスミッションとの間の狭い左右方向間隔に、入力軸から脱穀装置への動力伝達構造をコンパクトに配置し得る利点がある。
〔解決手段10
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記入出力回転体は、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体を有しており前記エンジン動力伝達部は、前記エンジン出力回転体から前記入力回転体に無端回動帯を介して駆動力を伝達するように構成されており、前記エンジン動力伝達部は、前記入力軸の軸心に沿う方向で、前記エンジンと前記トランスミッションとの間に位置しているということである。
〔解決手段10にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段10にかかる発明の構成によると、エンジン出力回転体から入力回転体へ無端回動帯を介して動力を伝えるエンジン動力伝達部を用いることによって、エンジンとトランスミッションとの間の狭い左右方向間隔に、エンジン出力軸からトランスミッションへの動力伝達構造をコンパクトに配置し得る利点がある。
〔解決手段11
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記入出力回転体は、前記脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体と、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体と、を有しており、前記出力回転体と前記入力回転体とは、前記入力軸上で隣り合う位置に配設されているということである。
〔解決手段11にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段11にかかる発明の構成によると、脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体とエンジンからの動力が伝達される入力回転体とが、トランスミッションの入力軸上で、隣り合う位置にあり、互いに近接した状態に配設することができるので、エンジンからトランスミッションを経て脱穀装置に至る伝動構造をコンパクトに構成し易いという利点がある。
〔解決手段12
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記出力回転体と前記入力回転体とは、前記入力軸に備えた一連のプーリで構成されているということである。
〔解決手段12にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段12にかかる発明の構成によると、脱穀装置側の出力回転体とトランスミッション側の入力回転体とが、トランスミッションの入力軸に備えた一連のプーリで構成されているので、より一層互いに近接した状態で配設され易い。したがって、エンジンからトランスミッションを経て脱穀装置に至る伝動構造を、さらにコンパクトに構成し易いという利点がある。
〔解決手段13
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記入出力回転体は、前記脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体と、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体と、を有しており、前記エンジン動力伝達部は、前記エンジンからの動力を前記入力回転体に伝達するように構成されており前記脱穀用動力伝達部は、前記入力軸に伝達された動力を、前記出力回転体から無端回動帯を介して前記脱穀装置側に伝達するように構成されており前記脱穀用動力伝達部と前記エンジン動力伝達部とが、前記エンジン出力軸の軸線方向視で互いに重複した位置に設けられているということである。
〔解決手段13にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段13にかかる発明の構成によると、脱穀用動力伝達部とエンジン動力伝達部とが、エンジンの出力軸の軸線方向視で互いに重複するように設けられることにより、この脱穀用動力伝達部とエンジン動力伝達部との配設用空間を、前後方向及び上下方向で短くすることができる。
つまり、エンジン出力軸から互いに前後方向での反対側へ向けた状態で脱穀用動力伝達部とエンジン動力伝達部とを配設すると、脱穀用動力伝達部とエンジン動力伝達部との配設用空間が前後方向に長くなってしまう。また、脱穀用動力伝達部とエンジン動力伝達部とが上下で位置ずれした状態に配設されると、脱穀用動力伝達部とエンジン動力伝達部との配設用空間が上下に幅広く存在することになり、配設用空間を大きく確保する必要がある。
この発明では、脱穀用動力伝達部とエンジン動力伝達部とが、エンジンの出力軸の軸線方向視で互いに重複する状態に配設されるので、その配設用空間をコンパクトに構成し得る利点がある。
〔解決手段14
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記脱穀側回転体は、前記エンジン出力軸の軸線方向視で前記エンジンと重複する位置に配設されており、前記脱穀用動力伝達部の無端回動帯は、前記出力回転体と、前記脱穀側回転体とに掛張されているということである。
〔解決手段14にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段14にかかる発明の構成によると、脱穀用動力伝達部の無端回動帯が、トランスミッションの入力軸に設けられた出力回転体と、エンジンの出力軸の軸線方向視でエンジンと重複する位置に配設された脱穀側回転体とに掛張されているので、前後方向で近接する位置関係にあるエンジンと脱穀側回転体との間で、脱穀用動力伝達部の無端回動帯を支障なく配設することができる利点がある。
〔解決手段15
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記脱穀側回転体は、前記脱穀装置の唐箕軸に取り付けられているということである。
〔解決手段15にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段15にかかる発明の構成によると、脱穀装置の唐箕軸を脱穀側回転体として利用できるので、別途入力用の伝動軸を配設するような部品点数の増大を避けることができる。
〔解決手段16
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記唐箕軸を介して前記エンジンの動力が、収穫対象物を刈取収穫する刈取部に伝達されるように構成されているということである。
〔解決手段16にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段16にかかる発明の構成によると、唐箕軸を刈取部への動力伝達部材としても活用することができ、部材に兼用化による構造の簡素化を図り得たものである。
〔解決手段17
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記入出力回転体は、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体と前記脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体とを有しており、その入力回転体と出力回転体との周速度差で減速された動力が、前記脱穀装置側へ伝達されるように構成されているということである。
〔解決手段17にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段17にかかる発明の構成によると、トランスミッションの入力軸の入力回転体と出力回転体との周速度差で減速された動力が、脱穀装置側へ伝達される。したがって、出力回転体と脱穀装置の脱穀側回転体との間でも、出力回転体に対する脱穀側回転体の径差をさらに大きくして減速度合いを増大する必要がなく、脱穀側回転体の径を比較的小さく構成できる利点がある。
コンバインの右側面図である。 コンバインの全体平面図である。 コンバインにおいてグレンタンクを外した状態を示す平面図である。 エンジンとトランスミッションと脱穀装置との動力伝達構造を示す側面図である。 エンジンとトランスミッションと脱穀装置との動力伝達構造を示す正面図である。 エンジンとトランスミッションと脱穀装置との動力伝達構造を示す正面図である。 エンジンからトランスミッションを経て脱穀装置に至る動力伝達箇所の構造を示す分解斜視図である。 動力伝達系統を示す線図である。
以下、本発明の実施の形態を図面の記載に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1乃至図5は、本発明に係るコンバインの一例である全稈投入型(普通型)コンバインを示している。図1が機体全体の右側面を示し、図2が平面を示している。図3はグレンタンク5を外して脱穀装置4等を露出させた状態を示す平面図である。
これらの図に示すように、上記の全稈投入型コンバインは、車体フレーム1の下側に左右一対の前輪2F,2F(前走行装置に相当する)、及び左右一対の後輪2R,2R(後走行装置に相当する)からなる走行装置2を備えている。
車体フレーム1の前部に運転キャビン15(運転部に相当する)を備え、その後方側に脱穀装置4、及びグレンタンク5を夫々備え、最後部に排ワラ処理装置16を備え、車体フレーム1に対して水平横軸心(図示せず)周りで昇降作動する刈取処理装置17を前部に備えて自走機体を構成している。
車体フレーム1上の前部で脱穀装置4の横側部にエンジン3が搭載され、エンジン3から離れた後方位置にラジエータ7が配設されている。脱穀装置4を挟んでエンジン3とは反対側に燃料タンク8が搭載されている。エンジン3の動力は、上記の走行装置2の他、脱穀装置4、刈取処理装置17、及びラジエータ7の冷却を行うラジエータファン7aなどに対して伝達される。
前記走行装置2の前輪2Fには、車体フレーム1の前部に装着されたトランスミッション20から左右に延出された前輪駆動軸24を介して伝達される動力が、前輪2Fの機体内方側に向く面に形成された凹入箇所に入り込む状態で配備された減速ケース25、及び減速ケース25に支持された前車軸2aを介して前輪2Fに伝達されるように構成してある。
これにより前輪2Fは、前車軸2aを介して前記エンジン3の動力が伝達され、水平横軸心x1周りで駆動回転されるように取り付けられたものであり、その左右方向幅及び直径のいずれもが、後輪2Rよりも大きいタイヤ車輪からなる非操向車輪によって構成してある。
前記後輪2Rは、図4及び図5に示すように、車体フレーム1の後部で、前後方向軸心(図示せず)周りで左右揺動自在に装着された後輪支持フレーム(図示せず)の左右両端側に設けてあり、上下揺動軸心周りで操向操作可能な後車軸2bを備えた操向車輪によって構成してある。この後輪2Rは、その左右方向幅及び直径が前記前輪2Fよりも小さく設定されたタイヤ車輪で構成され、後車軸2bの水平横軸心x2周りで回動する。
〔刈取処理装置〕
図1乃至図3に示すように、車体フレーム1に搭載した脱穀装置4の前側で左右方向に沿う横軸心周りで昇降作動する刈取処理装置17を設けてある。
この刈取処理装置17は、脱穀装置4に対して刈り取られた茎稈などの作物を供給するフィーダ17Aと、植立茎稈などの作物穂先側を掻き込む掻き込みリール17Bや、株元側を切断する刈取装置17C、及び刈り取った作物を刈幅方向の中央部に寄せ集める横送りオーガ17Dを備えて、作物を刈り取ってフィーダ17Aに送り込み、脱穀装置4に供給するように構成されている。
このフィーダ17Aは、図示はしないが、角筒状のケース内部に前後方向に回動する無端帯状の搬送体が装備されていて、送り込まれた刈取作物を後方上方に向けて搬送するように構成されている。フィーダ17Aによる作物搬送方向は、脱穀装置4内における扱胴40の扱胴回転軸心p1(図4参照)に沿う前後方向であり、フィーダ17A部分の昇降動作に伴って、掻き込みリール17Bや刈取装置17C及び横送りオーガ17Dも昇降作動可能に構成してある。
〔脱穀装置〕
脱穀装置4は、前述したように、車体フレーム1上で、扱胴回転軸心p1が前後方向に沿うように配設されている。この脱穀装置4は、前後方向で前輪2Fと後輪2Rとの前後方向間隔内に配備され、左右方向でも、左右の前輪2F及び後輪2Rの間隔幅内に位置する状態で配設されている。
また、脱穀装置4は、その下面が図1に示すように、非操向車輪である前輪2Fの前車軸2aよりも少し低く、操向車輪である後輪2Rの後車軸2bよりも少し高い位置にある。つまり、非操向車輪である前輪2Fの前車軸2a、もしくは操向車輪である後輪2Rの後車軸2bと略同じ高さに位置するように配設されている。
このように配設された脱穀装置4は、機体の左右方向での中心線CLに対して、脱穀装置4の扱胴回転軸心p1が、左側へ偏倚した状態で配設されている。脱穀装置4の左右方向での中心線は、内部に配設されている扱胴40の前後方向の扱胴回転軸心p1と同一の位置に存在しているので、脱穀装置4の全体も、機体の左右方向での中心線CLに対して左側へ偏倚した状態で配設されている。
脱穀装置4に刈取作物を供給する前記フィーダ17Aは、脱穀装置4と同様に機体の左右方向での中心線CLに対して、左側へ偏倚した状態で配設されており、図3に示すように、機体の左右方向での中心線CLに対して右寄りに偏倚したトランスミッション20とは平面視で部分的に重複する位置に配設されている。
排ワラ処理装置16は、脱穀装置4の後部に一体的に装着されており、脱穀処理後の排ワラを切断して機外へ排出するように構成されている。
脱穀装置4は、機体前後方向に長い矩形箱状に形成され、その前端部に唐箕41を備えている(図8参照)。この唐箕41の送風翼を備えた唐箕軸41a(脱穀装置入力軸に相当する)が脱穀ケース4Aの右横外側に延出され、その唐箕軸41aの延出箇所に、脱穀装置4にエンジン3から伝えられる動力を受け入れるための脱穀入力プーリ41b(脱穀側回転体に相当する)が装着されている。
この脱穀装置4には、副唐箕は併設されていず、前記唐箕41のみを用いて選別箇所に対する送風を行うように構成されている。
脱穀装置4の内部には、前記フィーダ17A側から送り込まれる刈取作物を脱穀処理するための扱胴40が、前後方向の扱胴軸40a廻りで回転駆動されるように配備されている。この扱胴40の他に、前記唐箕41よる送風作用とともに、前記扱胴40で脱穀処理された刈取作物を揺動選別処理する選別処理装置42などが配備されている。
〔グレンタンク〕
グレンタンク5は、図1乃至図3に示すように、運転キャビン15の後方側で、車体フレーム1上の右横側部に立設されたタンク支持台13と、その左横側部に位置する脱穀装置4の上側とにわたって設けられている。
グレンタンク5は、角パイプなどの各種の鋼材を組み付けて格子状に形成した底部枠50の上側に、機体左右方向でのほぼ全幅にわたる左右方向幅を有した箱状のタンク本体51を搭載してある。
これらの底部枠50とタンク本体51とが一体的に連結されて、タンク支持台13の上端部に設けた揺動支軸52により、前後方向の揺動軸心z2周りで揺動可能に支持されている。
タンク支持台13は、図1及び図3に示されるように、脱穀装置4の右横側方箇所で、前輪2Fと後輪2Rとの間で車体フレーム1上に配備されている。このタンク支持台13は、脱穀装置4から遠い側に配設された外支柱13Aと、それよりも脱穀装置4に近い側に配設された内支柱13Bとを備えている。これらの外支柱13Aの下端部と内支柱13Bの下端部とが車体フレーム1に固定され、かつ外支柱13Aと内支柱13Bとの各上端部が、上部枠13Cに連結されている。この上部枠13Cに、グレンタンク5の左右方向での一端側に相当する穀粒排出口5A側の端部が、前後方向の揺動軸心z2回りで起伏揺動可能に連結支持されている。
そして、タンク支持台13の内支柱13Bとグレンタンク5の底部枠50との間に、油圧駆動式のダンプシリンダ53が介装されている。このダンプシリンダ53の伸縮作動により、グレンタンク5を、タンク本体51の底面が水平又はほぼ水平姿勢となる貯留姿勢と、底面が起立した排出姿勢とに、前記揺動軸心z2回りで起伏揺動させて姿勢変更可能に構成してある。
〔運転キャビン〕
運転キャビン15は、図1及び図3に示すように、車体フレーム1上に立設された運転部フレーム11に搭載設置されている。
これによって、運転キャビン15は、前輪2Fの外径の上縁よりも高い位置で、かつ前輪2Fの後縁よりも前方側の位置で運転部フレーム11を介して車体フレーム1に支持されている。
運転キャビン15内には操縦操作用のステアリングハンドル15aや運転座席15b等が配備され、ステアリングハンドル15aの操作で後輪2Rが操向操作されるように構成されている。この運転キャビン15内には、図示しないが、操縦操作用、及び作業操作用の各種の操作具、ならびに計器類が配備されている。
〔動力伝達構造〕
次に、エンジン3の動力を、トランスミッション20の入力軸21を経て脱穀装置4に伝える動力伝達構造について説明する。
図4乃至図8に示すように、エンジン3は、クランク軸(図示せず)が機体左右方向に沿う状態で、車体フレーム1上の右外側寄り箇所に配設されている。
エンジン3の左右方向での一端側(機体内方側)には、フライホイール3Aとともに軸線方向が機体左右方向に沿う状態で出力プーリ30(エンジン出力回転体に相当する)が設けられている。他端側(機体外方側)には、出力軸31(エンジン出力軸に相当する)が突出され、その出力軸31に第2出力プーリ31aが装着されている。この第2出力プーリ31aには、図8に示すようにラジエータファン7aへ駆動力を取り出すための無端回動帯の一例である1本のVベルトで構成された第3伝動ベルト34が掛張されている。
出力プーリ30は、その外周部に、無端回動帯の一例である3本のVベルトの組で構成される第1伝動ベルト32(エンジン動力伝達部に相当する)を卷回するための3箇所のベルト溝を備えている。
エンジン3の前方側で、エンジン3よりも機体内方側(左右方向での左側)に位置するトランスミッション20には、機体外方側(左右方向での右側)に突出する入力軸21を備えてあり、この入力軸21に入出力プーリ22(入出力回転体に相当する)を一体回動するように装着してある。
この入出力プーリ22には、前記第1伝動ベルト32の3本のVベルトを卷回するための3箇所のベルト溝を備えた第1回転体部分22A(入力回転体に相当する)と、後述する第2伝動ベルト33を卷回するための2箇所のベルト溝を備えた第2回転体部分22B(出力回転体に相当する)とが備えられている。
第1回転体部分22Aと第2回転体部分22Bとは一体成型された多連プーリで構成され、第1回転体部分22A側が大径でエンジン3が存在する機体外側寄りに位置し、第2回転体部分22Bが小径で、脱穀装置4が存在する機体内方側寄りに位置している。
トランスミッション20には、前記入出力プーリ22が設けられた側とは反対側に、入力軸21から入力される動力を変速して走行装置2に伝えるための無段変速装置23が取り付けてある。この無段変速装置23で変速された動力が、トランスミッション20の内部に備えた図示しない変速機構を経て前輪駆動軸24から出力されるように構成されている。
入出力プーリ22の第2回転体部分22Bには、無端回動帯の一例である2本のVベルトの組で構成される第2伝動ベルト33(脱穀用動力伝達部に相当する)が卷回されている。
この第2伝動ベルト33は、脱穀装置4の唐箕軸41aに備えた脱穀入力プーリ41bに対して卷回され、第2回転体部分22Bから第2伝動ベルト33を介してエンジン動力が脱穀装置4に入力されるように構成してある。
唐箕軸41a側の脱穀入力プーリ41bは、第2回転体部分22B、及び出力プーリ30よりも大径に形成されており、エンジン回転数が減速されて唐箕軸41aに伝達されるように構成されている。
脱穀装置4は、図4及び図6に示すように、トランスミッション20よりも後方側で車体フレーム1に搭載されており、唐箕軸41aは、前後方向でトランスミッション20の入力軸21よりもエンジン3の出力プーリ30及び出力軸31の軸心x3に近い位置にある。具体的には、図4に示すように、エンジン3の出力プーリ30及び出力軸31の軸心x3方向視で、唐箕軸41aが出力プーリ30と重複する位置にある。
したがって、出力プーリ30と脱穀入力プーリ41bとが互いに重複し、第1伝動ベルト32と第2伝動ベルト33も互いに重複する位置関係に配備されている。
また、正面視もしくは平面視では、図5及び図6に示すように、出力プーリ30や入出力プーリ22や脱穀入力プーリ41bも、エンジン3とトランスミッション20及び脱穀装置4との間に配設されている。入出力プーリ22は、第1回転体部分22Aがエンジン3側に近く、第2回転体部分22Bがトランスミッション20及び脱穀装置4に近い側に配設されている。
したがって、当然のことながら第1伝動ベルト32と第2伝動ベルト33も、エンジン3と、トランスミッション20及び脱穀装置4との間に配設された状態となる。
エンジン3の出力プーリ30とトランスミッション20の第1回転体部分22Aとにわたって巻回される第1伝動ベルト32には、第1テンション輪35が作用するように設けてある。
また、トランスミッション20の第2回転体部分22Bと脱穀装置4の脱穀入力プーリ41bとにわたって巻回される第2伝動ベルト33には、第2テンション輪36が作用するように設けられている。
第1テンション輪35は、図5に示すように、その支軸35aの一端側が一方向に長く延長され、その延長部分が、揺動自在な第1アーム部材35bの遊端側と、付勢機構37の遊端側とで支持されている。
第1アーム部材35bは、図4に示すように、車体フレーム1のうちで、運転部フレーム11の取付台となるようにトランスミッション20よりも高い位置にまで持ち上げられたL字状の支持台フレーム12に基端側を枢支されている。付勢機構37の基端側はエンジン3に近い側で車体フレーム1に固定されたブラケット1aに枢支されている。
付勢機構37には、支軸35aと、付勢機構37の基端側の枢支箇所との間の距離を短縮する方向に付勢する圧縮スプリング37aが装備されている。この圧縮スプリング37aの付勢力で第1伝動ベルト32を常時緊張側に付勢するように、第1テンション輪35に付勢力が付与される構成となっている。
第2テンション輪36は、その支軸36aが、トランスミッション20の上部に基端側を枢支されて揺動自在に構成された第2アーム部材36bに取り付けられている。この第2アーム部材36bの長さ方向の途中位置には、コイルスプリングを備えた操作部材36cが連結されており、その操作部材36cに連結された揺動操作可能な操作レバー等の図示しない切換操作具により、脱穀クラッチ入り状態と切り状態とに切換可能に構成されている。
その結果、第2テンション輪36を持ち上げ側に揺動して第2伝動ベルト33が緊張される側に切り換えることによって脱穀装置4にエンジン動力が伝達される脱穀クラッチ入り状態となる。第2テンション輪36の持ち上げを解除して第2伝動ベルト33が弛緩する側に切り換えることによって脱穀装置4に対するエンジン動力の伝達を断つ脱穀クラッチ切り状態となる。
図8に示すように、唐箕軸41aに入力されたエンジン動力は、扱胴40を駆動するための扱胴側駆動機構43と、フィーダ17Aを含む刈取処理装置17に動力を伝達する刈取側駆動機構44と、選別処理装置42等を駆動するための選別側駆動機構45に分配供給されるように構成されている。これらの扱胴側駆動機構43、刈取側駆動機構44、選別側駆動機構45の夫々は伝動ベルトを含んでいる。また、選別側駆動機構45の伝動下手側から伝動ベルト46を介して排ワラ処理装置16にも動力を伝達するように構成されている。
選別側駆動機構45は、一番スクリュー42aと揚送装置47とに動力を伝える伝動ベルト45aと、二番スクリュー42bと二番還元装置48とに動力を伝える伝動ベルト45bと、揺動選別板42cに動力を伝える伝動ベルト45cとを備えている。
〔別実施形態の1〕
上記の実施形態では、走行装置2として、前輪2Fを非操向車輪で構成し、後輪2Rを操向車輪で構成したものを示したが、これに限らず、例えば、前輪2Fを操向車輪とし、後輪2Rを非操向車輪としてもよい。また、前輪2F及び後輪2Rをともに操向車輪で構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の2〕
上記の実施形態では、走行装置2として、前輪2Fを非操向車輪で構成された駆動輪とし、後輪2Rを駆動されていない操向車輪で構成した構造のものを示したが、これに限られるものではない。
例えば、前輪2Fを駆動されていない操向車輪として、後輪2Rを非操向車輪からなる駆動輪とする、あるいは、前輪2F及び後輪2Rをともに操向車輪で構成して、前輪2Fと後輪2Rとを、ともに駆動するように構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の3〕
上記の実施形態では、前走行部を非操向車輪からなる前輪2Fで構成し、後走行部を操向車輪からなる後輪2Rで構成したものを示したが、これに限らず、例えば、前走行部をセミクローラタイプのクローラ走行装置で構成し、後走行部を操向車輪からなる後輪2Rで構成したものであってもよい。逆に、前走行部を操向車輪からなる前輪2Fで構成して、後走行部をセミクローラタイプのクローラ走行装置で構成してもよい。
この場合、セミクローラタイプのクローラ走行装置を駆動し、操向車輪で構成される後輪2R又は前輪2Fは非駆動のものであっても良いし、セミクローラタイプのクローラ走行装置と、操向車輪で構成される後輪2R又は前輪2Fを共に駆動するものであっても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の4〕
上記の実施形態では、脱穀装置4の上方に配設されるグレンタンク5を、左右方向の一端側に設けた揺動軸心z2の回りで傾動可能に構成し、かつ、前記揺動軸心z2が設けられた側に開閉可能な穀粒排出口5Aを設けて、その傾動姿勢で穀粒を排出可能に構成した構造のものを示したが、これに限られるものではない。例えば、グレンタンク5に開閉可能な穀粒排出口5Aを設けずに、図示しない排出用オーガを設けるなどして穀粒を排出するようにしてもよい。
このように構成すれば、グレンタンク5の傾動用のダンプシリンダ53を設けなくとも排出することも可能であるが、ダンプシリンダ53を設けることで、タンク本体51の底部に存在する穀粒を排出用オーガの存在する側へ集めるように構成するのが望ましい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の5〕
上記の実施形態では、上記の実施形態では、運転部として運転キャビン15を備えた構造のものを例示したが、これに限られるものではなく、運転部としては運転キャビン15を備えずに、単にステアリングハンドル15aや運転座席15bを備えただけのものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の6〕
上記の実施形態では、エンジン出力回転体としての出力プーリ30、入力回転体及び出力回転体としての入出力プーリ22、及び脱穀側回転体としての脱穀入力プーリ41bを用いた構造のものを示したが、このような出力用又は入力用の回転体をプーリで構成するものに限らず、例えばスプロケットで構成してもよい。その場合、伝動用の無端回動帯は、伝動ベルト32,33に代えて伝動チェーンを用いるようにしてもよい。また、脱穀装置4等の他の箇所における無端回動帯を用いた伝動構造においても同様に、伝動ベルトに代えて伝動チェーンを採用してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の7〕
上記の実施形態では、脱穀装置4側へ動力を伝える出力回転体としての第2回転体部分22Bが、トランスミッション20に対して、入力回転体としての第1回転体部分22Aが存在する側と同じ側で入力軸21に取り付けられた構造のものを例示したが、これに限らず、例えば、トランスミッション20に対して、第1回転体部分22Aが存在する側とは反対側に第2回転体部分22Bが存在するように構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の8〕
上記の実施形態では、脱穀側回転体として唐箕軸41aを採用した構造のものを例示したが、これに限らず、伝動可能な中継軸となり得る適宜の軸を採用することができる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の9〕
上記の実施形態では、第1回転体部分22Aと第2回転体部分22Bとを一体成型された入出力プーリ22によって構成した構造のものを例示したが、これに限らず、例えば第1回転体部分22Aと第2回転体部分22Bとの夫々を別体で構成されたプーリもしくはスプロケットで構成し、個々に入力軸21に固定するようにした構造のものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の10〕
上記の実施形態では、エンジン動力伝達部としての第1伝動ベルト32と脱穀用動力伝達部としての第2伝動ベルト33とが、エンジン3の出力軸31の軸線方向視で互いに重複する構造のものを例示したこれに限られるものではなく、例えば第1伝動ベルト32と第2伝動ベルト33とが上下方向で互いに位置ずれした状態に配設されたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の11〕
上記の実施形態では、トランスミッション20がエンジン3の前方位置に存在する構造のものを示したが、これに限らず、例えば、トランスミッション20がエンジン3の後方側に存在する構造であってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
本発明で示すコンバインとしては、稲、麦、とうもろこしなどの穀物を収穫するものに限らず、大豆などの豆類や菜種などの花卉類を収穫するものに適用することもできる。また、普通型コンバインに限らず、自脱型コンバインであってもよい。
1 車体フレーム
2 走行装置
3 エンジン
4 脱穀装置
5 グレンタンク
15 運転キャビン(運転部)
20 トランスミッション
21 入力軸
22 入出力回転体
22A 入力回転体
22B 出力回転体
23 無段変速装置
30 エンジン出力回転体
31 エンジン出力軸
32 エンジン動力伝達部
33 脱穀用動力伝達部
41a 脱穀装置入力軸
41b 脱穀側回転体

Claims (17)

  1. エンジンと、走行装置に駆動力を伝達するトランスミッションと、脱穀装置と、が備えられ
    前記エンジンの動力が、前記トランスミッションの入力軸を介して前記脱穀装置に分岐伝動されるように構成されたコンバインであって、
    前記エンジンは、前記脱穀装置の前端よりも後側において、前記脱穀装置の前側部分と横並び状態で配置され、且つ、前記トランスミッションは、平面視において、前記脱穀装置の前方位置のうち、機体左右方向で前記エンジン寄りの位置に配置され、
    前記入力軸が、前記トランスミッションから前記エンジン側に向けて機体左右方向に沿って延出され、且つ、前記エンジンの動力を出力するエンジン出力軸が、前記エンジンから前記脱穀装置側に向けて機体左右方向に沿って延出され、且つ、前記脱穀装置へ動力を入力する脱穀装置入力軸が、前記脱穀装置の前側部分から前記エンジン側に向けて機体左右方向に沿って延出され、
    前記エンジン側から動力が入力されると共に前記脱穀装置側へ動力を出力する入出力回転体が、前記入力軸に設けられ、且つ、前記入力軸側へ動力を伝えるエンジン出力回転体が、前記エンジン出力軸に設けられ、且つ、前記入力軸側から動力が伝えられる脱穀側回転体が、前記脱穀装置入力軸に設けられ、
    前記エンジン出力回転体から前記入出力回転体へ無端回動帯を介して動力を伝えるエンジン動力伝達部と、前記入出力回転体から前記脱穀側回転体へ無端回動帯を介して動力を伝える脱穀用動力伝達部と、が備えられ、
    前記エンジン出力回転体と前記脱穀側回転体とは、横並び状態で配置され、
    前記エンジン動力伝達部は、機体左右方向において、前記脱穀用動力伝達部よりも機体外側に配置されているコンバイン。
  2. 前記エンジン出力軸及び前記脱穀装置入力軸は、前記入出力回転体の上下幅内の高さに配置されている請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記エンジン動力伝達部を緊張させるエンジン側テンション機構と、前記脱穀用動力伝達部を緊張させる脱穀側テンション機構と、が備えられ、
    前記エンジン側テンション機構は、側面視において、前記エンジン出力軸と前記入力軸との間に配置され、
    前記脱穀側テンション機構は、側面視において、前記脱穀装置入力軸と前記入力軸との間に配置されている請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 前記走行装置として、前走行装置と後走行装置とが備えられ、
    前記エンジンは、前記前走行装置の後方に配置され、
    前記入力軸は、前後方向において、前記前走行装置の前後幅内の位置に配置されている請求項1〜3のいずれか一項記載のコンバイン。
  5. 前記入出力回転体は、前記脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体を有している請求項1〜4のいずれか一項記載のコンバイン。
  6. 前記入出力回転体は、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体を有しており前記出力回転体が、前記トランスミッションに対して、前記入力回転体が設けられた側と同じ側で前記入力軸に取り付けられている請求項記載のコンバイン。
  7. 前記トランスミッションに対して、前記出力回転体が設けられた側とは反対側に、前記走行装置への伝達動力を変速する無段変速装置が備えられている請求項5又は6記載のコンバイン。
  8. 前記入出力回転体は、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体を有しており前記出力回転体が、前記入力軸上で、前記入力回転体と、前記トランスミッションとの間に位置している請求項5〜7のいずれか一項記載のコンバイン。
  9. 前記脱穀用動力伝達部は、前記出力回転体から前記脱穀側回転体へ無端回動帯を介して動力を伝えるように構成されており、
    前記脱穀用動力伝達部が、前記出力回転体の軸心に沿う方向における前記エンジンと前記トランスミッションとの間に位置している請求項5〜8のいずれか一項記載のコンバイン。
  10. 前記入出力回転体は、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体を有しており
    前記エンジン動力伝達部は、前記エンジン出力回転体から前記入力回転体に無端回動帯を介して駆動力を伝達するように構成されており、
    前記エンジン動力伝達部は、前記入力軸の軸心に沿う方向で、前記エンジンと前記トランスミッションとの間に位置している請求項1〜9のいずれか一項記載のコンバイン。
  11. 前記入出力回転体は、前記脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体と、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体と、を有しており、
    前記出力回転体と前記入力回転体とは、前記入力軸上で隣り合う位置に配設されている請求項5〜10のいずれか一項記載のコンバイン。
  12. 前記出力回転体と前記入力回転体とは、前記入力軸に備えた一連のプーリで構成されている請求項11記載のコンバイン。
  13. 前記入出力回転体は、前記脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体と、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体と、を有しており、
    前記エンジン動力伝達部は、前記エンジンからの動力を前記入力回転体に伝達するように構成されており
    前記脱穀用動力伝達部は、前記入力軸に伝達された動力を、前記出力回転体から無端回動帯を介して前記脱穀装置側に伝達するように構成されており
    前記脱穀用動力伝達部と前記エンジン動力伝達部とが、前記エンジン出力軸の軸線方向視で互いに重複した位置に設けられている請求項1〜12のいずれか一項記載のコンバイン。
  14. 前記脱穀側回転体は、前記エンジン出力軸の軸線方向視で前記エンジンと重複する位置に配設されており、
    前記脱穀用動力伝達部の無端回動帯は、前記出力回転体と、前記脱穀側回転体とに掛張されている請求項13記載のコンバイン。
  15. 前記脱穀側回転体は、前記脱穀装置の唐箕軸に取り付けられている請求項1〜14のいずれか一項記載のコンバイン。
  16. 前記唐箕軸を介して前記エンジンの動力が、収穫対象物を刈取収穫する刈取部に伝達されるように構成されている請求項15記載のコンバイン。
  17. 前記入出力回転体は、前記エンジンからの動力が伝達される入力回転体と前記脱穀装置側へ動力を伝える出力回転体とを有しており、その入力回転体と出力回転体との周速度差で減速された動力が、前記脱穀装置側へ伝達されるように構成されている請求項1〜16のいずれか一項記載のコンバイン。
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