JP6097176B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
可動体を動作させる可動演出装置(M1)を備えた遊技機であって、
前記可動演出装置(M1)は、初期位置および該初期位置から離間した移動位置の間を移動可能に配設され、各々の初期位置が前後に重なると共に各々の移動位置が移動方向にずれた複数の可動体(40,41/140,141)と、移動位置において正面から視認可能な前記各可動体(40,41/140,141)の視認可能部位(91,111)に夫々設けられた発光部(96,120/156,176)と、作動制御手段(204)により制御され、前記複数の可動体(40,41/140,141)のうち移動量が最大の可動体(40)に連係して、当該移動量が最大の可動体(40)を前記初期位置および移動位置の間で移動させる作動機構(45)とからなる可動部(U1,U2)を、該可動体(40,41/140,141)の移動方向と交差する方向へ並んだ状態で複数備え、
前記各発光部(96,120/156,176)を個別に発光制御可能な発光制御手段(203)とを備え、
前記移動量が最大の可動体(40/140)を除く可動体(41/141)は、該移動量が最大の可動体(40/140)と前後に重なりながら各々の初期位置と移動位置との間を移動するよう構成され、
前記各可動部(U1,U2)は、
隣接する他方の可動部(U1,U2)の各可動体(40,41/140,141)と対向する縁部に、前記可動体(40,41/140,141)の移動方向に延在するよう発光部(96,120/156,176)が各々設けられると共に、隣接する他方の可動部(U1,U2)の各発光部(96,120/156,176)との間隔が各可動体(40,41/140,141)の移動方向への相対移動時に一定間隔に維持されるよう構成され、
前記各可動体(40,41/140,141)の移動方向への相対移動時に各発光部(96,120/156,176)の少なくとも一部が前後方向で重なるよう設けられて、前記各可動体(40,41/140,141)が各々の初期位置および移動位置の間を移動することで、各発光部(96,120/156,176)により形成される発光部分の正面視での長さが長短変化するよう構成されたことを要旨とする。
また、各可動部の作動機構を同期して作動させ、各可動体を移動方向と交差する方向に整列させた場合には、両可動体の発光部が該移動方向と交差する方向へ並ぶようになり、一方の可動体の発光部だけを発光させた場合と比べて幅広の発光部分を形成することができる。そして、各可動部の作動機構を同期して作動させて各可動体を同期するよう移動させたり、作動機構を個別に作動させて各可動体を個別に移動させると共に、各発光部を同期するよう発光させたり個別に発光させることで、正面視での長さおよび太さが異なる多様な発光部分を形成することができ、発光演出のバリエーションが増えて興趣の向上を図り得る。
前後に隣接して配設された前記可動体(40,41)において、移動量が大きい一方の可動体(40)には、移動量が小さい他方の可動体(41)が初期位置と移動位置との間にある場合に、他方の可動体(41)が移動位置側へ移動するのを規制するよう該他方の可動体(41)に係合すると共に、前記他方の可動体(41)が移動位置に到達した場合に該他方の可動体(41)との係合が解除される規制部(151b)が設けられ、
前記作動機構(45)の作動により前記移動量が最大の可動体(40)が前記初期位置から移動位置へ移動する際に、前記規制部(151b)の係合解除により移動量が小さい可動体(41)から移動位置に停止するよう構成したことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、作動機構の作動により各可動体が各々の初期位置から移動位置に向けて移動する際に、移動量が小さい一方の可動体が移動位置に到達すると、該一方の可動体と移動量が大きい他方の可動体に設けた係合部との係合が解除されて、他方の可動体が更に移動するので、移動量が小さい可動体から各々の移動位置に順次停止させることができると共に、各可動体を移動方向にずれた状態に変位させることができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤21を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤21の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置18が着脱可能に配設されている。また、中枠12の前面側には、遊技盤21を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13bで前後に開口する窓部13aを覆うよう構成された前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球皿14も一体的に開閉するよう構成される。なお、上球皿14は、前枠13と別体に形成してもよい。また、球皿については、上下2枚の球皿14,15を備えるものに限らず、1枚の球皿のみを設ける構成であってもよい。実施例では、図柄表示装置18として、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。なお、図柄表示装置は、演出用の図柄(所謂飾図)のみを変動表示するものではなく、キャラクタ図柄、背景図柄、予告図柄等、その他の各種図柄も変動表示可能に構成されている。
前記外枠11は、上下左右の4つの枠部材を相互に組み付けることで縦長の矩形枠体として構成されるものであって、4つの枠部材で画成される開口領域に対し、中枠12が開閉および着脱自在に支持されて、外枠11に対して中枠12を閉成することで、該外枠11の内側に該中枠12が収容されるよう構成される。
図2に示すように、前記中枠12は、上縁をなす上枠部材12aと、下縁をなし、打球発射装置16を設置する設置部として機能する下枠部材12bと、左縁(一方の側縁)をなす左枠部材12cと、右縁(他方の側縁)をなす右枠部材12dとから構成されて、これら上下左右の枠部材12a,12b,12c,12dを組み付けた際に、全体が外枠11の開口領域に整合する大きさに形成される。そして、外枠11に対して中枠12の左枠部材12c側が、ヒンジ機構19を介して回動自在に支持されて、右枠部材12dが施錠装置(図示せず)により施錠されるようになっている。また、中枠12には、上下左右の枠部材12a,12b,12c,12dを組み付けることで前後に開口する遊技盤保持部20が画成され、該遊技盤保持部20に遊技盤21が着脱自在にセット保持される。図1、図2において、遊技盤21の前面に配設されている各種の遊技部品は、後述する案内レール22を除いて図示省略してある。また、図2においては、前枠13に配設されている透視保護板13bも図示省略している。
前記遊技盤21は、図3および図5に示すように、中枠12の遊技盤保持部20に整合する略正方形に形成された所定板厚の木材板の表面に、各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート(図示せず)等を貼付けて装飾した板部材であって、該遊技盤21の表面(盤面)に配設された略円形状に湾曲形成する案内レール22により、パチンコ球が流下可能な遊技領域21aが画成されている。また、遊技盤21の裏側に、図柄表示装置18が着脱自在に取り付けられる設置部材23が配設されており、該設置部材23に形成された前後に開口する開口部23aを介して図柄表示装置18の表示部18aを前側から視認し得るよう構成される。遊技盤21には、案内レール22で囲まれた遊技領域21aの略中央の大部分が開口する装着口(図示せず)に、前後に開口する開口部24aが形成された枠状装飾部材24が取り付けられ、該枠状装飾部材24の開口部24aを介して図柄表示装置18の表示部18aが遊技盤21の前面側に臨むよう構成されている。なお、実施例では、遊技盤21に配設された枠状装飾部材24の開口部24aが、図柄表示装置18の表示部18aを前側から視認可能とする可視部となる。また、枠状装飾部材24の開口部24aの上方には、左右に延在すると共に下方へ延出した前面装飾板24bが配設されている。
前記第1始動入賞装置25は、第1始動入賞口25aを遊技領域21a内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされている。これに対し、第2始動入賞装置26は、第2始動入賞口26aを開閉可能に構成された開閉部材31が設けられており、駆動手段としての始動入賞ソレノイド32(図27参照)の駆動に伴って開閉部材31が第2始動入賞口26aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、実施例において第1始動入賞口25aは、遊技領域21aを流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成され、第2始動入賞口26aは、始動入賞ソレノイド32を駆動することでパチンコ球の入賞確率を可変し得るよう構成されている。ここで、開閉部材31が閉鎖位置に変位した状態では、第2始動入賞口26aへのパチンコ球の入賞が阻止されて、第1始動入賞口25aへパチンコ球が入賞する確率よりも第2始動入賞口26aへパチンコ球が入賞する確率が低確率となるよう設定される一方、開閉部材31が開放位置に変位した状態では、開閉部材31で受止められたパチンコ球が第2始動入賞口26aに案内されて、第1始動入賞口25aへパチンコ球が入賞する確率よりも高確率となるよう設定されている。
前記特別入賞装置27は、図3に示すように、遊技領域21aに開口する特別入賞口(図示せず)を開閉自在に閉成する開閉扉27aを備えており、駆動手段としての特別入賞ソレノイド34(図27参照)の駆動に伴って開閉扉27aが閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。なお、実施例では、開閉扉27aが前後方向へ進退移動することで特別入賞口を開閉するよう構成されており、該開閉扉27aにより特別入賞口が閉鎖された状態を図3に示す。また、特別入賞装置27には、特別入賞口に入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての特別入賞検出センサ27b(図27参照)が設けられている。特別入賞検出センサ27bは、メイン制御基板200に電気的に接続されており、該特別入賞検出センサ27bからメイン制御基板200への球検出信号の入力に伴って所定数(例えば15個)の賞球が払い出されるようになっている。ここで、特別入賞ソレノイド34は、前記始動入賞口25a,26aへのパチンコ球の入賞を契機として特別入賞装置27を開放する大当り遊技が付与される場合に、当りの種類(図柄の種類)に応じた所定の開閉条件に従ってメイン制御基板123によって駆動制御される。
図3に示すように、前記枠状装飾部材24の右側には、遊技領域21aを流下するパチンコ球が通過可能な球通過ゲート35が設けられている。前記球通過ゲート35には通過球検出センサ35a(図16参照)が配設されており、該球通過ゲート35を通過するパチンコ球を通過球検出センサ35aで検出するよう構成されている。通過球検出センサ35aは、メイン制御基板200に配線接続されており、該通過球検出センサ35aからメイン制御基板200への球検出信号の入力(すなわちパチンコ球の検出)に伴って普図当り抽選が行われ、該普図当り抽選の結果に応じて第2始動入賞装置26の始動入賞ソレノイド32が駆動制御されて開閉部材31が開閉動作するようになっている。
前記設置部材23は、図4〜図6に示す如く、遊技盤21の外郭形状より僅かに小さい形状に形成された略矩形状の設置壁部29と、該設置壁部29の外周縁部から前方に突出する外周壁部30とから前方に開口した箱状に形成されて、該外周壁部30の開口前端部を遊技盤21の裏面に当接させた状態で、当該遊技盤21と設置部材23とがネジ止め固定される。そして、設置部材23において遊技盤21との間に画成される空間に、複数(実施例では3基)の演出装置M1,M2,M3が設置されて、設置部材23を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている。設置部材23の設置壁部29の裏側には、図柄表示装置18の設置領域Sが矩形状に画成されると共に、該設置領域S内における枠状装飾部材24の開口部24aと前後に整列する位置に、略矩形状の開口部23aが前後に開口するよう開設される。そして、設置領域Sに臨む設置壁部29の裏面に、図柄表示装置18における表示部18aの外周前面を当接した状態で、該図柄表示装置18が着脱自在に取り付けられて、前記開口部23a,24aを介して図柄表示装置18の表示部18aが遊技盤21の前側に臨むようになっている。なお、以下の説明では、設置部材23の設置壁部29について、開口部23aに対する上下左右の各部位を、上板部29a,下板部29b,左板部29c,右板部29dと指称して区別する場合もある。
次に、前記設置部材23の設置壁部29における開口部23aの上側前面(上板部29aの前面)に配設された実施例の第1演出装置M1について説明する。第1演出装置M1は、図7〜図16に示すように、左右で対をなす複数(実施例では2基)の可動体ユニット(可動部)U1,U2を備えている。各可動体ユニットU1,U2は、各構成部材の形状および配置等が多少異なるが基本的な構成は同じであり、各々のユニットU1,U2には、複数(実施例では2つ)の可動体が移動自在に配設されている。各可動体ユニットU1,U2の可動体は、前後にずらして配設されて、後述する作動機構により、設置壁部29の上板部29aの前面に沿って上下方向に異なる移動量で移動するよう構成されている。ここで、実施例では、左側の可動体ユニットU1を第1可動体ユニットU1と指称し、右側の可動体ユニットU2を第2可動体ユニットU2と指称するものとする。また、第1可動体ユニットU1の各可動体を第1可動体(可動体、移動量が最大の可動体)40および第2可動体(可動体)41と指称し、第2可動体ユニットU2の各可動体を第3可動体(可動体、移動量が最大の可動体)140および第4可動体(可動体)141と指称する。
前記第1可動体ユニットU1は、図7〜図26に示すように、設置部材23の設置壁部29における上板部29aの前側に固定される第1ベース体42と、第1ベース体42から前方へ離間した位置に配設された第2ベース体43とを備えている。第1ベース体42の前面には、第1可動体40が第1初期位置(図8、図9参照)および第1移動位置(図13〜図17参照)の間で移動可能に配設されると共に、第2ベース体43には、第2可動体41が第2初期位置(図7〜図9参照)および第2移動位置(図10〜図12参照)の間で移動可能に配設されている。また、第1ベース体42には、第1可動体40を第1初期位置および第1移動位置の間で移動可能に支持する第1スライド手段44が配設されると共に、該第1スライド手段44を作動させる第1作動機構(作動機構)45が配設されている。なお、第1可動体ユニットU1の第1ベース体42は、前記第2可動体ユニットU2の後述する第3ベース体142と左右に連結されると共に、該第1可動体ユニットU1の第2ベース体43は、第2可動体ユニットU2の後述する第4ベース体143と左右に連結されている。
前記第1ベース体42は、図13、図15、図17、図18、図22および図23に示すように、第1スライド手段44が配設されるスライド手段配設部48と、スライド手段配設部48の左前方に位置し、第1作動機構45が配設される作動機構配設部49とを備えている。スライド手段配設部48の前側には、上下方向へ延在する複数(実施例では2本)の第1ガイドバー50,50が、左右に離間すると共に該スライド手段配設部48の前面から前方に離間した位置で支持されている。各第1ガイドバー50,50は、スライド手段配設部48の後側に固定された第1支持部材51において、スライド手段配設部48の上縁から前方へ延出した上支持部51aに上端が固定されると共に、該スライド手段配設部48の下縁から前方へ延出した下支持部51bに下端が固定された状態で支持されている。また、スライド手段配設部48の前面右側には、ギア部が左向きに設けられた第1ラックギア52が、上下方向に延在した状態で配設されている。
前記第1スライド手段44は、図16、図19、図20、図24および図25に示すように、第1支持部材51に支持された前記第1ガイドバー50,50に対して昇降移動可能に配設された第1スライド体55と、該第1スライド体55に対して昇降移動可能に配設された第2スライド体56とを備える。第1スライド体55は、上下方向が長手となる第1本体部57と、該第1本体部57の左側上部および右側上部の夫々に側方へ延出して設けられ、前記各第1ガイドバー50,50が各々上下に挿通する左右一対の第1摺動部58,58を備えている。そして第1スライド体55は、各第1摺動部58,58が対応の第1ガイドバー50,50に沿って摺動することで、第1ベース体42に対して昇降移動するよう構成されている。なお、各第1摺動部58,58が対応の第1ガイドバー50,50と接触していることで、第1スライド体55は、下端側の前後方向の変位および左右方向の変位が規制された状態で安定的に支持される。
図14、図16、図17、図19および図24に示すように、前記第1スライド体55の後面には、該後面から後方へ延出する支軸に回転自在に支持され、前記第1ラックギア52に常時噛合する第1ギア67と、該第1スライド体55に設けられた支持孔72に前後方向へ挿通される支軸69の後側延出部分に固定され、該第1ギア67に常時噛合する第2ギア68が配設されている。また、第1スライド体55の前面には、前記支軸69の前側延出部分に固定された第3ギア70と、該第1スライド体55の前面から前方へ延出する支軸に回転自在に支持され、第3ギア70および前記第2ラックギア66の各々に常時噛合する第4ギア71とを備えている。ここで、第1ギア67と第4ギア71とは同径であり、第2ギア68と第3ギア70とが同径となっている。
前記第1作動機構45は、図10、図11、図13、図17、図18および図23に示すように、可動体制御基板(作動制御手段)204(図27参照)により制御される駆動手段としての第1駆動モータ73と、左端が作動機構配設部49に設けられた支点軸74に枢支されると共に、第1スライド体55の前方まで右方へ延在するレバー体75と、作動機構配設部49の前側に設けられて、レバー体75の長手方向の中間の後方に位置し、第1駆動モータ73の駆動により前後に延在する軸を中心に回転する回転連係部材76とを備えている。第1駆動モータ73は、第1ベース体42の作動機構配設部49の前側に、駆動軸73aを該第1ベース体42の後側へ延出させた状態で固定されている。第1ベース体42の後側へ延出した駆動軸73aには駆動ギア77が配設され、前記回転連係部材76の後側には従動ギア78が設けられると共に、第1ベース体42の後面には、駆動ギア77と従動ギア78とに夫々噛合する中間ギア79が回転自在に配設されている(図11、図23参照)。これにより、第1駆動モータ73の駆動により、駆動ギア77、中間ギア79および従動ギア78が従動回転して、回転連係部材76が回転するようになっている。
図11、図13、図17、図18、図22および図23に示すように、前記レバー体75における揺動端である右端近傍に、前後に貫通する第1連結孔81が設けられ、該第1連結孔81に、前記第1ローラ62が移動可能に係合している。これにより、第1ローラ62が配設された第1スライド体55は、レバー体75の揺動変位に連動して昇降変位する。また、第1連結孔81は、上下幅が第1ローラ62の直径より僅かに大きく、左右幅が該第1ローラ62の直径の2〜3倍に形成されている。また、前記レバー体75における長手方向の中間に、前後に貫通する第2連結孔82が設けられ、前記第2ローラ83が該第2連結孔82に移動可能に係合している。第2連結孔82は、上下幅が第2ローラ83の直径より僅かに大きく、左右幅が該第2ローラ83の直径の2〜3倍に形成されている。
図17、図18、図22および図23に示すように、前記レバー体75の左端に、付勢手段としてのトーションバネ84が配設されている。このトーションバネ84は、一方のアーム部が第1ベース体42に掛止されると共に他方のアーム部がレバー体75に掛止されて、レバー体75を、該レバー体75の右端(揺動端)が上方へ移動する方向へ付勢するようになっている。実施例の構成では、レバー体75の右端に、第1スライド手段44の第1スライド体55が連結されていることで、該レバー体75の右端に、第1スライド体55および第2スライド体56の重量と、第1可動体40および第2可動体41の重量が加わるようになっている。従って、第1駆動モータ73の駆動によりレバー体75を第2姿勢から第1姿勢へ揺動させる際に、該第1駆動モータ73にかかる負荷を軽減するよう構成されている。
前記作動機構配設部49に位置検知センサ85が配設され、レバー体75の第1姿勢を該位置検知センサ85で検知し得るよう構成されている。すなわち、レバー体75の左端には、該レバー体75が第1姿勢以外の姿勢となった場合に該位置検知センサ85で検知される被検知片86が設けられている。これにより、第1駆動モータ73の駆動によりレバー体75が第2姿勢から第1姿勢に揺動変位させる際に、該レバー体75が第1姿勢となったタイミングで該第1駆動モータ73を停止制御することが可能となっている。
前記第1可動体40は、図17、図20および図25に示すように、第2スライド体56における第2本体63の前面に固定されている。第1可動体40は、第2本体63にネジ固定される第1ベース部材90と、該第1ベース部材90の前側に配設される第1装飾部材91と、第1ベース部材90と第1装飾部材91との間に収容された第1発光基板92と、第1装飾部材91と第1発光基板92との間に配設されたレンズ部材99とを備えている。第1ベース部材90は、外縁に前方へ延出した第1庇部90aを備え、第1発光基板92を保護し得るようになっている。
第1発光基板92は、図20に示すように、第1ライン発光部96を背面から照明する複数(実施例では3個)の第1ライン用LED(発光体)100と、第1演出発光部97を背面から照明する複数(実施例では5個)の第1演出用LED101とが、前側となる表面92aに実装されている。ここで、第1ライン発光部96を背面から照明する第1ライン用LED100は、第1発光基板92の前面右側において、第1可動体40の移動方向である上下方向へ所要間隔毎に直列に配置されており、該第1ライン発光部96の後側において、上下方向に直列に位置する(図15参照)。これにより、第1ライン用LED100が全て発光した場合には、第1ライン発光部96が上下に延在するライン状に照明されるようになっている。また、第1演出発光部97を背面から照明する第1演出用LED101は、該第1演出発光部97の後方において点在して配置されている。これにより、各第1演出用LED101が全て発光した場合には、第1演出発光部97の全体が略均等に照明されるようになっている。
前記第2ベース体43は、図13、図17、図21および図22に示すように、板状に形成された部材で、右端上部および下部に右方へ延出した突部43a,43aが一体に設けられている。そして第2ベース体43には、第1ベース体42に前方へ延出するよう設けられた取付ボス103(図17、図22参照)と、該第1ベース体42に固定される中継基板ケース88とにネジ固定される。これにより第2ベース体43は、第1ベース体42との間に、前記第1スライド手段44および第1可動体40が収容可能なスペースを確保した状態で、該第1ベース体42と前後に重なって配設される(図7、図9、図10、図12、図13、図16参照)。そして、第2ベース体43は、該第2ベース体43の上の突部43aに固定されて左右に延在する第1連結部材104と、該第2ベース体43の下の突部43aに固定されて左右に延在する第2連結部材105とにより、第2可動体ユニットU2における第4ベース体143と左右に連結されている。
前記第2可動体41は、図17、図21、図22および図26に示すように、第2ベース体43の前側に、上下方向への移動が自在に配設されている。第2可動体41は、第2ベース体43に上下移動自在に配設される第2ベース部材110と、該第2ベース部材110の前側に配設される第2装飾部材111と、第2ベース部材110と第2装飾部材111との間に収容された第2発光基板112とを備えている。第2ベース部材110は、第2発光基板112より大きく形成され、第2発光基板112を後側から保護するようになっている。
図21〜図23および図26に示すように、第2ベース部材110の後面左上に、後方へ延出する支持軸113が配設され、該支持軸113に前記第3ローラ114が回転自在に配設されている。この第3ローラ114は、第2ベース体43に設けられた前記ガイド溝106に係合して、該ガイド溝106に沿って回転しながら移動可能となっている。また、第3ローラ114の前端には、ガイド溝106の開口幅より大径に形成されたフランジ114aが設けられると共に、該第3ローラ114の後側に該フランジ114aと同径のワッシャ114bが設けられ(図9、図16、図21、図26参照)、該フランジ114aおよびワッシャ114bにより、第3ローラ114がガイド溝106から前方および後方へ脱抜することが規制されている。また、第2ベース部材110の後面右上に、上下方向へ貫通する第3摺動部116が形成された第2スライド部材115が配設されている。第3摺動部116には、前記第3ガイドバー108が上下に挿通され、第2ベース部材110に配設された第2スライド部材115は、第3ガイドバー108に沿って上下方向へ摺動自在に配設される。
第2発光基板112は、図21に示すように、第2ライン発光部120を背面から照明する複数(実施例では3個)の第2ライン用LED(発光体)124と、第2演出発光部121を背面から照明する複数(実施例では4個)の第2演出用LED125とが、前側となる表面112aに実装されている。ここで、第2ライン発光部120を背面から照明する第2ライン用LED124は、第2発光基板112の前面右側において、第2可動体41の移動方向である上下方向へ所要間隔毎に直列に配置されており、該第2ライン発光部120の後側において、上下方向に直列に位置する(図15参照)。これにより、第2ライン用LED124が全て発光した場合には、第2ライン発光部120が上下に延在するライン状に照明されるようになっている。また、第2演出発光部121を背面から照明する第2演出用LED125は、該第2演出発光部121の後方において点在して配置されている。これにより、各第2演出用LED125が全て発光した場合には、第2演出発光部121の全体が略均等に照明されるようになっている。
図26に示すように、前記第2ベース部材110の後面(実施例では、第2スライド部材115)に、後方へ延出したボス部117が形成されている。また、第3ローラ114を回転自在に支持する前記支持軸113は、該第3ローラ114から後方へ突出する長さに設けられている(図9参照)。そして、第2ベース部材110から後方へ延出したボス部117および支持軸113は、図9に示すように、第1可動体40の第1装飾部材91の上端部に設けられた当接部91b,91bに、上下方向において重なる位置に設けられている(図9は、支持軸113のみが表示されている)。すなわち、支持軸113およびボス部117は、第1可動体40が上下方向に移動する際に、該第1可動体40の各当接部91b,91bに上方から係脱可能に当接するよう構成されている。具体的には、第1可動体40が第1初期位置と中途位置(図11、図12)との間にある場合に、ボス部117および支持軸113が当接部91b,91bに当接可能な状態となる。また、第2可動体41が前記第2移動位置に停止すると共に、第1可動体40が中途位置より下方へ移動する場合に、支持軸113およびボス部117から当接部91b,91bが下方へ離間して、該支持軸113およびボス部117と当接部91b,91bとの当接が解除されるよう構成されている。すなわち、支持軸113およびボス部117は、第1可動体40に係脱可能に当接する係合部として機能するようになっている。
実施例では、図9および図16に示すように、前記第1スライド手段44における第2スライド体56の前記第2上昇位置および第2下降位置の間のスライド移動距離L1が、前記ガイド溝106および第3ガイドバー108の上下長L2より大きく設定されている。従って、第2スライド体56に固定された第1可動体40の第1初期位置および第1移動位置の間の上下移動量は、該第2スライド体56のスライド移動距離L1と同じである。また、ガイド溝106および第3ガイドバー108を介して第2ベース体43に配設された第2可動体41における第2初期位置および第2移動位置の間の上下移動量は、ガイド溝106および第3ガイドバー108の上下長L2以下となっている。従って、第1可動体40の上下移動量が、第2可動体41の上下移動量より大きく設定されている。
第1可動体40の第1装飾部材91に設けられた第1ライン発光部96と、第2可動体41の第2装飾部材111に設けられた第2ライン発光部120とは、図13、図15、図31、図34、図35および図36に示すように、第1可動体40および第2可動体41の移動方向である上下方向に延在している。そして、第1ライン発光部96および第2ライン発光部120は、第1可動体40の第1移動位置および第2可動体41の第2移動位置において、当該パチンコ機10の正面から視認可能な部位に設けられている。また、実施例では、第2可動体41が第2移動位置に停止した状態で第1可動体40が第1移動位置までの間を昇降移動する(第1可動体40と第2可動体41とが移動方向である上下方向へ相対移動する)際に、第1ライン発光部96と第2ライン発光部120とが、前後方向で重なる位置に設けられている。これにより、実施例の第1可動体ユニットU1は、第2可動体41が第2移動位置に停止した状態で第1可動体40が第1移動位置までの間を昇降移動する際に、第2ライン発光部120により形成されるライン状の発光部分と第1ライン発光部96により形成されるライン状の発光部分とが、パチンコ機10の正面からあたかも連なった状態で視認されるようになり、両発光部120,96で形成される発光部分の正面視での長さが長短変化するよう構成されている。
前記第2可動体ユニットU2は、図7〜図26に示すように、設置部材23の設置壁部29における上板部29aの前側に固定される第3ベース体142と、第3ベース体142から前方へ離間した位置に配設された第4ベース体143とを備えている。第3ベース体142の前面には、第3可動体140が第3初期位置(図8、図9参照)および第3移動位置(図13〜図17参照)の間で移動可能に配設されると共に、第4ベース体143には、第4可動体141が第4初期位置(図7〜図9参照)および第4移動位置(図10〜図12参照)の間で移動可能に配設されている。また、第3ベース体142には、第3可動体140を第3初期位置および第3移動位置の間で移動可能に支持する第2スライド手段144が配設されると共に、該第2スライド手段144を作動させる第2作動機構(作動機構)145が配設されている。
第2作動機構145は、図10、図11、図13、図14、図17、図18、図22および図23に示すように、可動体制御基板(作動制御手段)204(図27参照)により制御される駆動手段としての第2駆動モータ148が、第3ベース体142の作動機構配設部49の後側に、駆動軸73aを該第3ベース体142の前側へ延出させた状態で固定されている。第3ベース体142の前側へ延出した駆動軸148aには駆動ギア77が配設されると共に、第3ベース体142の前側に配設された回転連係部材76の後側には従動ギア78が設けられると共に、第3ベース体142の前面に、駆動ギア77と従動ギア78とに夫々噛合する中間ギア79が回転自在に配設されている。これにより、第2駆動モータ148の駆動により、駆動ギア77、中間ギア79および従動ギア78が従動回転して、回転連係部材76が回転するようになっている。
前記第3可動体140は、図17、図21および図26に示すように、第2スライド手段144の第2スライド体56における第2本体63の前面に固定されている。第3可動体140は、第2本体63にネジ固定される第3ベース部材150と、該第3ベース部材150の前側に配設される第3装飾部材151と、第3ベース部材150と第3装飾部材151との間に収容された第3発光基板152と、第3装飾部材151と第3発光基板152との間に配設されたレンズ部材153とを備えている。第3ベース部材150は、外縁に前方へ延出した第1庇部150aを備え、第3発光基板152を保護し得るようになっている。
第3発光基板152は、図20に示すように、第3ライン発光部156を背面から照明する複数(実施例では3個)の第3ライン用LED(発光体)160と、第3演出発光部157を背面から照明する複数(実施例では5個)の第3演出用LED161とが、前側となる表面152aに実装されている。ここで、第3ライン発光部156を背面から照明する第3ライン用LED160は、第3発光基板152の前面左側において、第3可動体140の移動方向である上下方向へ所要間隔毎に直列に配置されており、該第3ライン発光部156の後側において、上下方向に直列に位置する(図15参照)。これにより、第3ライン用LED160が全て発光した場合には、第3ライン発光部156が上下に延在するライン状に照明されるようになっている。また、第3演出発光部157を背面から照明する第3演出用LED161は、該第3演出発光部157の後方において点在して配置されている。これにより、各第3演出用LED161が全て発光した場合には、第3演出発光部157の全体が略均等に照明されるようになっている。
前記第4可動体141は、図17、図21、図20および図25に示すように、第4ベース部材170の前側に、上下方向への移動が自在に配設されている。第4可動体141は、第4ベース体143に上下移動自在に配設される第4ベース部材170と、該第4ベース部材170の前側に配設される第4装飾部材171と、第4ベース部材170と第4装飾部材171との間に収容された第4発光基板172とを備えている。第4ベース部材170は、第4発光基板172より大きく形成され、第4発光基板172を後側から保護し得るようになっている。
第4発光基板172は、図21に示すように、第4ライン発光部176を背面から照明する複数(実施例では3個)の第4ライン用LED(発光体)180と、第4演出発光部177を背面から照明する複数(実施例では5個)の第4演出用LED181とが、前側となる表面172aに実装されている。ここで、第4ライン発光部176を背面から照明する第4ライン用LED180は、第4発光基板172の前面左側において、第4可動体141の移動方向である上下方向へ所要間隔毎に直列に位置しており、第4ライン発光部176の後側において、上下方向に直列に位置する(図15参照)。これにより、第4ライン用LED180が全て発光した場合には、第4ライン発光部176が上下に延在するライン状に照明されるようになっている。また、第4演出発光部177を背面から照明する第4演出用LED181は、該第4演出発光部177の後方となるエリアに点在して配置されている。これにより、各第4演出用LED181が全て発光した場合には、第4演出発光部177の全体が略均等に照明されるようになっている。
実施例では、図9および図16に示すように、前記第2スライド手段144における第2スライド体56の第2上昇位置および第2下降位置の間のスライド移動距離L1が、ガイド溝106および第3ガイドバー108の上下長L2より大きく設定されている。従って、第2スライド手段144の第2スライド体56に固定された第3可動体140の第3初期位置および第3移動位置の間の上下移動量は、該第2スライド体56のスライド移動距離L1と同じである。また、ガイド溝106および第3ガイドバー108を介して第4ベース体143に配設された第4可動体141における第4初期位置および第4移動位置の間の上下移動量は、ガイド溝106および第3ガイドバー108の上下長L2以下となっている。従って、第3可動体140の上下移動量が、第4可動体141の上下移動量より大きく設定されている。
第3可動体140の第3装飾部材151に設けられた第3ライン発光部156と、第4可動体141の第4装飾部材171に設けられた第4ライン発光部176とは、図13、図15、図31、図34、図35および図36に示すように、第3可動体140および第4可動体141の移動方向である上下方向に延在している。そして、第3ライン発光部156および第4ライン発光部176は、第3可動体140第3移動位置および第4可動体141の第4移動位置において、当該パチンコ機10の正面から視認可能な部位に設けられている。そして、第4可動体141が第4移動位置に停止した状態で第3可動体140が第3移動位置までの間を昇降移動する(第3可動体140と第4可動体141とが移動方向である上下方向へ相対移動する)際に、第3ライン発光部156と第4ライン発光部176とが、前後方向で重なる位置に設けられている。これにより、実施例の第2可動体ユニットU2は、第4可動体141が第4移動位置に停止した状態で第3可動体140が第3移動位置までの間を昇降移動する際に、第3ライン発光部156により形成されるライン状の発光部分と第4ライン発光部176で形成されるライン状の発光部分とが、パチンコ機10の前側からはあたかも連なった状態で視認されるようになり、両発光部156,176で形成される発光部分の正面視での長さが長短変化するよう構成されている。
第1可動体ユニットU1の第1可動体40と第2可動体ユニットU2の第3可動体140とは、図8および図9に示すように、各々の第1初期位置および第3初期位置において、左右に並んで位置する(図8では、第1可動体40および第3可動体140が、第2可動体41および第4可動体141の後に重なっているため、正面視において見えない)。また、第1可動体40と第3可動体140とは、図13および図15に示すように、各々の第1移動位置および第3移動位置において左右に並んで位置し、第1可動体40の右縁に設けられた第1ライン発光部96と第3可動体140の左縁に設けられた第3ライン発光部156とは、左右方向および前後方向で整列するようになっている。一方、第1可動体ユニットU1の第2可動体41と第2可動体ユニットU2の第4可動体141とは、図7および図8に示すように、各々の第2初期位置および第4初期位置において、左右に並んで位置し、第2可動体41の右縁に設けられた第2ライン発光部120と第4可動体141の左縁に設けられた第4ライン発光部176とは、左右方向および前後方向で整列するようになっている。また、第2可動体41と第4可動体141とは、図10、図11、図13および図15に示すように、各々の第2移動位置および第4移動位置において左右に並んで位置し、第2可動体41の右縁に設けられた第2ライン発光部120と第4可動体141の左縁に設けられた第4ライン発光部176とは、左右方向および前後方向で整列するようになっている。
第2演出装置M2は、図4および図35に示す如く、設置部材23の設置壁部29における上板部29aの左隅部から下板部29cの左隅部にかけて配設される。第2演出部材M2は、設置部材23の開口部23aの開口高さと略同じ長さで上下に延在する第5可動体(第2の可動体)185と、該第5可動体185を左右にスライド移動させる第3駆動モータ186(図27参照)とを備えている。そして、可動体制御基板(作動制御手段)204(図27参照)により第3駆動モータ186の駆動を制御することで、第5可動体185が開口部23aの左方に退避した退避位置(図4参照)と、該開口部23aの前側へ移動した延出位置(図35、図36参照)との間を移動可能に構成されている。また、第5可動体185は、第5装飾部材187と、該第5装飾部材187の上下略中央において横方向に延在する横長の第5ライン発光部(第3の発光部)188と、該第5装飾部材187の背面側に配設されて前記発光制御基板203により制御され、第5ライン発光部188を背面側から照明するよう直線状に配設された複数の第5ライン用LED(図27参照)189とを備えている。従って、第5ライン発光部188は、第5ライン用LED189により背面から照射されることで、左右方向へ延在するライン状に明輝されるようになっている。
実施例では、図3、図31〜図36に示すように、前記第1始動入賞装置25に、照明装置196が配設されている。この照明装置196は、所要形状に形成された第7装飾部材197と、該第7装飾部材197に設けられた第7ライン発光部(第2の発光部)198と、該第7装飾部材197の背面に配設されて前記発光制御基板203により制御され、第7ライン発光部198を背面側から照明するよう直列状に配設された複数(実施例では6個)の第7ライン用LED199とを備えている。従って、第7ライン発光部198は、第7ライン用LED199により背面から照射されることで、上下方向へジグザグに延在するライン状に明輝されるようになっている(図36参照)。
前記パチンコ機10の主要な制御構成について説明する。実施例のパチンコ機10には、パチンコ機10を全体的に制御するメイン制御基板200と、該メイン制御基板200からの制御信号に基づいて各制御対象を制御するサブ制御基板201,202,203,204とが設けられている。すなわち、メイン制御基板200では、パチンコ機10に備えられた前記各種検出センサ25b,26b,35aからの検出信号に基づいて各種処理が実行され、その処理結果に応じた各種の制御信号(制御コマンド)がサブ制御基板201,202,203,204に出力されるようになっている。
前記メイン制御基板200は、制御動作を所定の手順で実行することができるメイン制御CPU(メイン制御手段、制御手段)200a、メイン制御CPU200aの制御プログラムを格納するメイン制御ROM200bおよび必要なデータの書き込みおよび読み出しができるメイン制御RAM200cを備えている。
前記統括制御基板201には、統括制御CPU201aが備えられている。該統括制御CPU201aには、統括制御ROM200bおよび統括制御RAM200cが接続されている。また、統括制御CPU201aは、実行可否判定用乱数や動作演出パターン判定用乱数等の各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を統括制御RAM200cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。更に、統括制御ROM200bには、表示制御基板202、発光制御基板203および可動体制御基板204を統括的に制御するための統括制御プログラムが記憶されている。統括制御CPU201aは、各種制御コマンドを入力すると、当該統括制御プログラムに基づき各種制御を実行する。例えば、統括制御基板201では、前記メイン制御CPU200aから変動パターン指定コマンドが入力されると、統括制御CPU201aが統括制御ROM200bから実行可否判定用乱数を取得し、この実行可否判定用乱数と統括制御ROM200bに記憶されている実行可否判定値とを比較し、可動体演出を実行するか否かの実行可否判定を行なう。また、統括制御基板201では、前記実行可否判定の結果が肯定の場合には、後述するように第1〜第3演出装置M1〜M3で実行する1つの動作演出パターンを決定し、該動作演出パターンに対応する表示演出パターンの表示演出コマンドを表示制御基板202に出力すると共に、該動作演出パターンに対応する発光演出パターンの発光演出コマンドを発光制御基板203に出力する。
前記表示制御基板202には、表示制御CPU(表示制御手段)202aが備えられている。該表示制御CPU202aには、表示制御ROM202bおよび表示制御RAM202cが接続されている。また、表示制御基板202(表示制御CPU202a)には、図柄表示装置18が接続されている。表示制御ROM202bには、図柄表示装置18の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、表示制御ROM202bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。更に、表示制御RAM202cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
前記発光制御基板(ランプ制御手段)203には、前記第1〜第7ライン用LED100,124,160,180,189,194,199および第1〜第4演出用LED101,125,161,181が、前記中継基板87,147等を介して接続されている。また、可動体制御基板(可動体制御手段)204には、前記第1〜第4駆動モータ73,148,186,191が接続されている。
実施例のパチンコ機10は、大当り遊技終了後に遊技者に有利な遊技状態(特典)として第1特典遊技状態を付与する機能を備えている。ここで、第1特典遊技状態としては、前記特別入賞口へのパチンコ球の入賞契機が、当該第1特典遊技状態が付与されていない状態に較べて増加する状態である。具体的には、第1特典遊技状態では、大当り確率を低確率から高確率に変動することにより特別入賞口へのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。以下の説明では、第1特典遊技状態を、便宜的に「確変状態」というものとする。
本実施例のパチンコ機10は、前記演出装置M1,M2,M3によって、図柄変動演出の終了後に大当り遊技(当り遊技)が付与される可能性のあることを示唆する可動体演出を実行可能に構成されている。すなわち、前記始動入賞口25a,26aへの入賞を契機としてメイン制御CPU200aで決定された変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドが前記統括制御CPU201aに入力された場合に、該統括制御CPU201aが演出装置M1,M2,M3による可動体演出を実行するか否かを決定する可動体演出の実行可否判定を行ない、該実行可否判定において可動体演出を実行することが決定された場合に、複数種類の動作演出パターンP1〜P11の中から1つの動作演出パターンを決定し、決定された動作演出パターンを当該の図柄変動演出中に実行するよう構成される。すなわち本実施例では、図柄変動演出の終了後に大当り遊技(当り遊技)が付与されることを示唆する可動体演出を実行するか否かを決定する可動体演出実行可否決定手段、該可動体演出実行可否決定手段が可動体演出を実行することを決定した場合に、複数種類の動作演出パターンP1〜P11の中から1つの動作演出パターンを決定可能な演出パターン決定手段および決定した動作演出パターンP1〜P11に基づく演出を演出装置M1,M2,M3で実行させる可動体演出実行制御手段としての機能を統括制御CPU201aが備えている。
前記統括制御ROM200bには、前記演出装置M1,M2,M3で実行可能な複数の動作演出パターン(演出パターン)が設定されている。この動作演出パターンは、図28に示す如く、11種類が設定されている。
実施例のパチンコ機10では、前記統括制御ROM200bに、前記演出装置M1,M2,M3による複数の前記動作演出パターンP1〜P11に対応して、前記図柄表示装置18で行なわれる表示演出の表示内容を特定する表示演出パターンA1〜A11(図30参照)が記憶されている。そして、統括制御CPU201aは、前記動作演出パターンの抽選で1つの動作演出パターンを決定すると、該動作演出パターンに対応する表示演出パターン指定コマンドを前記表示制御CPU202aに出力し、該表示制御CPU202aは、表示演出パターン指定コマンドを入力すると、その表示演出パターンに対応する表示データに基づく演出内容の画像を図柄表示装置18の表示部18aに表示するよう制御する。
次に、前述した実施例に係るパチンコ機の作用につき説明する。
(1)実施例では、図柄表示装置における表示部の上方に第1演出装置を配設したが、該第1演出装置は、表示部の左方、右方または下方に配設するものであってもよい。
(2)実施例では、2基の可動体ユニットから構成された演出装置を例示したが、可動体ユニットの配設数はこれに限らず、1基または3基以上の可動体ユニットから構成したものであってもよい。
(3)可動体ユニットが1基の場合には、各可動体に設けられ発光部は、正面から視認可能な位置であれば、どの部位に設けてもよい。
(4)実施例では、各可動体ユニットにおける可動体の配設数動作演出パターンとして11種類を例示したが、動作演出パターンはこれに限られるものではない。
(5)複数の可動体を備える場合には、各可動体毎に、駆動手段を備えた作動機構を設けるようにしてもよい。この場合には、各作動機構の駆動手段を非同期で駆動させることで、各可動体の初期位置と移動位置との移動態様が多様となり、ライン発光部により形成されるライン状の発光部分の長短変化のタイミングや時間、長さ等を様々に変化させ得る。
(6)実施例では、第1〜第4の可動体を上下方向に往復移動するよう構成したが、可動体を水平方向または斜め方向に移動するよう構成してもよい。また、実施例では、第1〜第4の可動体を直線的に往復移動するよう構成を例示したが、曲線軌跡を描くように往復移動するものであってもよい。
(7)図柄表示装置での図柄変動演出中に実行される可動体演出については、1種類の動作演出パターンを実行するものに限らず、複数を組み合わせて行なうようにしてもよい。この場合に、大当り遊技が付与される信頼度が低い動作演出パターンから高い動作演出パターンに段階的に進行するようにすれば、遊技者の期待感を高めることができる。
(8)実施例では、動作演出パターンによって大当り遊技が付与される信頼度を変えるよう構成したが、確変状態や変短状態が付与される信頼度を、動作演出パターンによって変えるようにしてもよい。
(9)図柄表示装置の表示部に表示される表示演出パターンは、実施例で例示した形態に限らず、様々な形態とすることができる。
(10)実施例では、パチンコ球が一定の確率で入賞可能な第1始動入賞装置と、パチンコ球の入賞確率を可変可能な第2始動入賞装置とを始動入賞手段として備え、各始動入賞手段毎に検出手段を設けて個別にパチンコ球の入賞を検出するよう構成したが、該第1および第2始動入賞手段の入賞検出手段を共通にしてもよい。すなわち、第1始動入賞手段への入賞と、第2始動入賞手段への入賞とを区別しないよう構成してもよい。
(11)遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
(付記1)
請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機において、
前記各発光部(96,120)は、当該発光部(96,120)が配設された前記可動体(40,41)の移動方向に、複数の発光体(13a,14a)が間隔をおいて配設され、
前記発光制御手段(203)は、前記各発光体(13a,14a)を個別に発光制御可能に構成される。
付記1に係る発明によれば、各発光部は、可動体の移動方向に間隔をおいて配設された複数の発光体が個別に発光し得るので、各発光部での発光部分の長さや発光位置を変更することができ、発光演出のバリエーションが増えるようになる。
請求項1〜3および付記1の何れか一項に記載の遊技機において、
遊技球が流下する遊技領域(21a)が前側に画成された遊技盤(21)と、該遊技盤(21)の前側に臨む表示部(18a)で図柄を変動表示可能な図柄表示装置(18)とを備え、
前記可動演出装置(M1)は、前記表示部(18a)の外側に、前記各々の可動体(40,41)の移動位置が初期位置より前記表示部(18a)の中央側に位置するよう配設される。
付記2に係る発明によれば、可動演出装置の各可動体の初期位置と移動位置との間の移動と、各発光部の発光演出と、図柄表示装置の表示部での表示演出とを、夫々同期させた演出を行なうことが可能となり、発光演出のバリエーションが増えて興趣の向上を図り得る。
付記2に記載の遊技機において、
前記可動体(40,41)の移動方向において前記表示部(18a)を挟んで設けられ、前記発光部(96,120)の延長方向に延在して、該発光部(96,120)と同期した発光演出が可能な第2の発光部(198)を備える。
付記3に係る発明によれば、各可動体の発光部の発光演出と、別の可動体の第2の発光部の発光演出と、表示部の表示演出とを、夫々同期させた演出を行なうことが可能となり、発光演出のバリエーションが増えて興趣の向上を図り得る。
請求項1〜3、付記1〜3の何れか一項に記載の遊技機において、
前記各可動体(40,41)の移動領域を挟む両側に配設され、該可動体(40,41)の移動方向と交差する方向で該移動領域に近接・離間移動が可能な第2の可動体(185,190)を備え、
前記各第2の可動体(185,190)に設けられ、該第2の可動体(185,190)の移動方向へ延在して、前記発光部(96,120)と同期した発光演出が可能な第3の発光部(188,193)を備える。
付記4に係る発明によれば、複数の可動体に設けられた発光部の発光演出および第2の可動体の第3発光部の発光演出を同期させた発光演出を行なうことで、発光演出のバリエーションが増えて興趣の向上を図り得る。
41 第2可動体(可動体)
45 第1作動手段(作動機構)
91 第1装飾部材(視認可能部位)
96 第1ライン発光部(発光部)
111 第2装飾部材(視認可能部位)
120 第2ライン発光部(発光部)
140 第3可動体(可動体)
141 第4可動体(可動体)
145 第2作動機構(作動機構)
151b 当接部(規制部)
156 第3ライン発光部(発光部)
176 第4ライン発光部(発光部)
203 発光制御手段
204 可動体制御基板(作動制御手段)
M1 第1演出装置(可動演出装置)
U1 第1可動体ユニット(可動部)
U2 第2可動体ユニット(可動部)
Claims (2)
- 可動体を動作させる可動演出装置を備えた遊技機であって、
前記可動演出装置は、初期位置および該初期位置から離間した移動位置の間を移動可能に配設され、各々の初期位置が前後に重なると共に各々の移動位置が移動方向にずれた複数の可動体と、移動位置において正面から視認可能な前記各可動体の視認可能部位に夫々設けられた発光部と、作動制御手段により制御され、前記複数の可動体のうち移動量が最大の可動体に連係して、当該移動量が最大の可動体を前記初期位置および移動位置の間で移動させる作動機構とからなる可動部を、該可動体の移動方向と交差する方向へ並んだ状態で複数備え、
前記各発光部を個別に発光制御可能な発光制御手段を備え、
前記移動量が最大の可動体を除く可動体は、該移動量が最大の可動体と前後に重なりながら各々の初期位置と移動位置との間を移動するよう構成され、
前記各可動部は、
隣接する他方の可動部の各可動体と対向する縁部に、前記可動体の移動方向に延在するよう発光部が各々設けられると共に、隣接する他方の可動部の各発光部との間隔が各可動体の移動方向への相対移動時に一定間隔に維持されるよう構成され、
前記各可動体の移動方向への相対移動時に各発光部の少なくとも一部が前後方向で重なるよう設けられて、前記各可動体が各々の初期位置および移動位置の間を移動することで、各発光部により形成される発光部分の正面視での長さが長短変化するよう構成された
ことを特徴とする遊技機。 - 前後に隣接して配設された前記可動体において、移動量が大きい一方の可動体には、移動量が小さい他方の可動体が初期位置と移動位置との間にある場合に、他方の可動体が移動位置側へ移動するのを規制するよう該他方の可動体に係合すると共に、前記他方の可動体が移動位置に到達した場合に該他方の可動体との係合が解除される規制部が設けられ、
前記作動機構の作動により前記移動量が最大の可動体が前記初期位置から移動位置へ移動する際に、前記規制部の係合解除により移動量が小さい可動体から移動位置に停止するよう構成した請求項1記載の遊技機。
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| JP2013163570A JP6097176B2 (ja) | 2013-08-06 | 2013-08-06 | 遊技機 |
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| JP2013163570A JP6097176B2 (ja) | 2013-08-06 | 2013-08-06 | 遊技機 |
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Family Applications (1)
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| JP2013163570A Active JP6097176B2 (ja) | 2013-08-06 | 2013-08-06 | 遊技機 |
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-
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- 2013-08-06 JP JP2013163570A patent/JP6097176B2/ja active Active
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