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JP6110200B2 - 入力装置 - Google Patents
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Description

本発明は、入力装置に関し、特に、認証コードを入力するための入力装置に関する。
金融機関やコンビニエンスストアなどに設置されている自動取引装置のATM(Automated Teller Machine)やクレジットカードなどを利用するためには、カードの持ち主である顧客(ユーザ)しか知りえない暗証番号(認証コード)の入力が求められる。しかしながら、昨今、認証コードの入力時に、認証コードが覗き見や盗撮により漏えいし、漏えいした認証コードによる不正取引が増加傾向にある。
このため、近年、認証コードに対するセキュリティが重要視されており、様々な対策が講じられている。例えば、下記の特許文献1には、認証コードを入力する際に、他人に指先を目視されていた場合においても、認証コードの漏えいを防止できる暗証番号入力装置が開示されている。
この暗証番号入力装置は、表示部と、テンキーを備える入力部と、情報処理を実行する情報処理部と、を備えており、図5に示すような一連の情報処理が情報処理部で行われている。顧客は、暗証番号(認証コード)をそのまま入力するのではなく、暗証番号入力装置側から出された指示に従い、暗証番号に所定の演算を行って得られた数値を入力する。例えば図5に示すように、暗証番号が「1234」の場合、まず、情報処理部により各桁に対する演算方法とオペランドとが決定される。そして、情報処理部が、「あなたの暗証番号の1桁目に2を加えた値を入力し実行キーを押してください」という指示を表示部に表示させる。顧客は、1回目の数値入力操作として、表示部に表示された指示に従い、暗証番号の1桁目である「1」に、情報処理部により決定されたオペランドの「2」を加えた「3」を入力部から入力し、実行キーを押す。顧客はこのような動作を4桁分繰り返し、情報処理部はこの入力された数値から逆算を行って元の暗証番号を導きだして認証を行う。
このように、特許文献1に記載の暗証番号入力装置では、顧客が入力する数字キーと暗証番号とが異なるため、暗証番号を入力する際にたとえ他人に指先が直接目視されていたとしても、暗証番号が漏えいすることはない。
特開2008−140009号公報
しかしながら、ユーザが、暗証番号(認証コード)をキーやボタンの押圧により直接入力する入力装置においては、押圧されたキーに対応づけられた文字がそのまま受け付けられてしまう。つまり、押圧されたキーと入力装置が受け付ける文字とが対応しているため、押圧されているキーを覗き見や盗撮することにより、認証コードが漏えいするという問題がある。
また、特許文献1のように、直接認証コードを入力しないとしても、表示部に表示されている指示が見られていたり、盗撮されていたりした場合には、計算により簡単に認証コードを求めることが可能であり、他人に認証コードが漏えいしてしまうという問題点がある。これは、押圧されたキーに対応する文字がそのまま受け付けられてしまうため、覗き見や盗撮された場合に、押圧されているキーから入力装置が受け付ける文字が他人に分かってしまい、その文字と表示部に表示された指示とに基づいて計算を行うことにより、認証コードが導き出されてしまうためである。
本発明の目的は、認証コードを入力する操作が他人に見られていた場合でも、認証コードが漏えいするおそれを低減することができる入力装置を提供することである。
上記した課題を解決すべく、第1の発明による入力装置は、タッチパネルと、前記タッチパネルに対する押圧を検出する押圧検出部と、前記タッチパネルを振動させる触感呈示部と、前記タッチパネルが押圧されると、前記触感呈示部より前記タッチパネルにタッチしているタッチ対象に対して前記押圧検出部により検出される押圧に基づくデータに応じた周期で触感を呈示し、前記触感が呈示された回数に基づく文字を入力するように制御する制御部と、を備える。
また、第2の発明による入力装置は、前記制御部は、前記触感が呈示される回数毎に、異なる文字を対応付け、入力決定の動作が検出されると、前記触感が呈示された回数に対応付けられた文字を入力するように制御する。
本発明によれば、認証コードを入力する操作が他人に見られていた場合でも、認証コードが漏えいするおそれを低減することができる入力装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る入力装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る入力装置の実装構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る入力装置における触感応答のタイミングを示す図である。 従来の入力装置における認証コードの入力及び認証方法を示す図である。
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照して説明する。以下の各実施の形態においては、本発明の入力装置の一例として、銀行のATM、CAT(Credit Authorization Terminal)やCCT(Credit Center Terminal)などのクレジットカード端末のような認証コードを入力する入力装置を備えているものを想定して説明する。しかしながら、本発明の入力装置は、これら上述した装置に限定されるものではなく、例えば、駅の乗車券販売機、デスクトップ型PCなどの、入力装置を備える種々の装置や、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)、ノート型PC、ミニノート型PCなど、入力装置を備える携帯端末とすることもできる。
図1は、本実施の形態に係る入力装置10の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図1に示すように、入力装置10は、タッチパネル11、押圧検出部12、触感呈示部13、記憶部14および全体の動作を制御する制御部15を有する。
タッチパネル11は、指やスタイラスペンなどのタッチ対象によりタッチされるパネルで、例えば、透明フィルムやアクリル、ガラスで構成される。なお、タッチパネル11は、タッチ対象によるタッチが可能なパネルであれば、任意の構成とすることができる。また、タッチパネル11は、タッチ対象がタッチパネル11をタッチしたことを検出することが可能な構成としてもよいし、検出しない構成としてもよい。タッチパネル11がタッチ対象のタッチを検出する場合、その検出方法は公知の方式である抵抗膜式、静電容量式、光学式などを利用する。なお、本実施の形態においては、タッチパネル11は、タッチ対象がタッチパネル11をタッチしたことを検出することが可能な構成として説明する。また、後述する制御部15は、タッチパネル11の検出結果に基づき、指などのタッチ対象がタッチパネル11に対するタッチしている位置を検出することができる。また、タッチパネル11は、画像などを表示する表示部を含んでいてもよいし、含まなくてもよい。
押圧検出部12は、タッチパネル11に対する押圧を検出するもので、例えば、押圧に応じて物理的または電気的な特性(歪み、抵抗、電圧等)が変化する歪みゲージセンサや圧電素子等の素子等を用いて構成する。押圧検出部12が、例えば、圧電素子等を用いて構成された場合、押圧検出部12の圧電素子は、タッチパネル11に対する押圧に係る荷重(力)の大きさ(または、荷重(力)の大きさが変化する速さ(加速度))に応じて、電気的な特性である電圧の大きさ(電圧値(以下、単にデータと称する))が変化する。後述する制御部15は、押圧検出部12がデータを制御部50に通知することにより、または、制御部15が、押圧検出部12の圧電素子に係るデータを検出することにより、当該データを取得する。つまり、制御部15は、タッチパネル11に対する押圧に基づくデータを押圧検出部12から取得する。なお、上記においては、押圧に基づくデータを電圧値として説明したが、押圧に基づくデータは、電圧値に限定されず、抵抗値や押圧荷重(力)が含まれるものとする。本実施の形態においては、押圧に基づくデータは、押圧荷重であるとして説明する。なお、押圧検出部12が圧電素子を用いて構成された場合、例えば、制御部15は、圧電素子に係る電圧値を検出し、当該電圧値を、予め記憶部14に記憶されている電圧値/押圧荷重変換テーブルに基づき押圧荷重に変換することにより、押圧荷重を検出(取得)することができる。
なお、上述した認証コードとは、例えば暗証番号など、ユーザ本人しか知りえないコードであり、一般的には本人確認のために用いられるものである。認証コードは1つ又は複数の文字(文字には、数字、記号および符号等を含む)により構成されるものである。
触感呈示部13は、タッチパネル11を振動させるもので、例えば、圧電素子などの振動素子を用いて構成される。この触感呈示部13が振動することにより、タッチパネル11にタッチしている指などのタッチ対象に触感を呈示することができる。
なお、押圧検出部12および触感呈示部13を、圧電素子を用いて構成する場合は、圧電素子を共用して構成することができる。
記憶部14は、入力された各種情報や、ユーザの操作に基づき入力された文字(文字列)と照合することにより本人か否かを判断するために用いられる認証コードなどを記憶するとともに、ワークメモリなどとしても機能する。
制御部15は、入力装置10の各機能ブロックをはじめとして入力装置10の全体の制御及び管理を行う。ここで、制御部15は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることができる。制御部15は、ユーザの操作に基づき入力した認証コード用の文字(文字列)と、記憶部14に記憶されている認証コードとを照合し、認証コード用の文字(文字列)と認証コードが一致しているか否か判断する。認証コード用の文字(文字列)と認証コードが一致していると判断すると、ユーザが本人であると判断し、所定の処理を行う。ここで、所定の処理とは、例えば、銀行のATMに入力装置10が備えられている場合には、預貯金の引き出し処理等である。
図2は、図1に示した入力装置10の、タッチパネル11、押圧検出部12、および、触感呈示部13の実装構造の一例を示す図である。なお、図2は、入力装置10の要部断面図を示す。
タッチパネル11は、指などのタッチ対象によるタッチを検出する。このタッチパネル11は、指などのタッチ対象により押圧されると、押圧部分が押圧力に応じて微少に撓む(歪む)構造となっている。押圧検出部12は、指などのタッチ対象が、タッチパネル11を押圧した際の押圧を検出する。このため、押圧検出部12は、タッチパネル11にかかる押圧が伝達されるように、タッチパネル11の背面に配置する。触感呈示部13は、タッチパネル11をタッチしている指などのタッチ対象に対して触感を呈示する。このため、触感呈示部13は、タッチパネル11に振動を伝達できるように、例えばタッチパネル11に接触するように配置する。
本実施の形態にかかる入力装置10においては、認証コード用の文字として、例えば、「1」「2」「3」「4」「5」の5種類の文字(数字)を用いる。また、認証コードは、これら認証コード用の文字、2文字により構成される。したがって、本人を確認するための認証コードを「53」と設定した場合、ユーザにより認証コード用の文字「5」「3」が連続して入力されると、入力装置10は、当該ユーザが本人であると判断する。
入力装置10は、これら認証コード用の文字のうち、触感呈示部13によりタッチパネル11をタッチしているタッチ対象に対して触感が呈示された回数に基づき、1つの認証コード用の文字を入力する。このように認証コード用の文字を入力するにあたり、入力装置10は、事前に、触感呈示部13により触感が呈示される回数毎に、異なる認証コード用の文字を対応付ける。
この対応付けとして、入力装置10は、触感呈示部13により触感が呈示される回数が1回の場合に認証コード用の文字「1」、2回の場合に認証コード用の文字「2」、3回の場合に認証コード用の文字「3」、4回の場合に認証コード用の文字「4」、5回の場合に認証コード用の文字「5」をそれぞれ対応付ける。なお、ここでいう触感が呈示される回数が1回であるとは、例えば、触感呈示部13が、タッチパネル11を振動させることを開始し、任意の時間振動させた後、タッチパネル11を振動させることを停止する動作処理が1回行われることである。この動作処理が1回行われることにより、タッチパネルを指などのタッチ対象によりタッチしているユーザは、タッチパネル11が振動を開始し、そして停止したという感覚を指などのタッチ対象を介して1回得ることができる。
また、入力装置10は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータと、触感呈示部13により触感が呈示される周期とをそれぞれ対応付ける。例えば、入力装置10は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが0.1[N]以上0.5[N]未満の範囲(以下、単に第1範囲と称する)内の場合に、触感呈示部13により呈示される触感の周期を1.0[s](以下、単に第1周期(時間))に対応付ける。また、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが0.5[N]以上1.0[N]未満の範囲(以下、単に第2範囲と称する)内の場合には、触感呈示部13により呈示される触感の周期を0.5[s](以下、単に第2周期(時間))に対応付ける。
このように認証コード用の文字が触感呈示部13により触感が呈示される回数毎に対応付けられることにより、触感呈示部13が、タッチパネル11にタッチしているタッチ対象に対して3回触感を呈示した後(3回目の触感が呈示された後であって4回目の触感が呈示される前)に、入力決定の動作が検出されると、認証コード用の文字「3」が入力される。また、同様に、触感呈示部13が、タッチパネル11にタッチしているタッチ対象に対して4回触感が呈示した後(4回目の触感が呈示された後であって5回目の触感が呈示される前)に、入力決定の動作が検出されると、認証コード用の文字「4」が入力される。
ここで、この入力決定の動作が検出される場合としては、例えば、押圧検出部12がタッチパネル11に対する指などのタッチ対象による押圧荷重を検出しなくなった場合(0[N]を検出している場合)、押圧検出部12によって検出される押圧に基づくデータが1.0以上である場合、タッチパネル11が指などのタッチ対象によるタッチを検出しなくなった場合、制御部15がタッチパネル11をタッチしている指などのタッチ対象がスライドしていることを検出した場合等が挙げられる。
また、触感呈示部13により触感が呈示される周期が押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータ(データの範囲)に対応付けられることにより、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが0.3[N]である場合には、触感呈示部13により呈示される触感は、第1周期(時間)(1.0[s])で呈示される。また、同様に、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが0.7[N]である場合には、触感呈示部13により呈示される触感は、第2周期(0.5[s])で呈示される。
図3は、本実施の形態に係る入力装置10の動作を示すフローチャートである。本フローチャートが開始する前に、事前に、認証コード用の文字「1」「2」「3」「4」「5」が、上述とおり、触感呈示部13により触感が呈示される回数毎に対応付けられている。また、触感呈示部13により触感が呈示される周期が押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータの範囲毎に対応付けられている。
制御部15は、タッチパネル11が、タッチ対象がタッチパネル11をタッチしたか否か判断する(ステップS101)。ステップS101にて、タッチパネル11が、タッチパネル11に対するタッチを検出したと判断すると、制御部15は、制御部15に備えられたカウンタのカウンタ値をゼロにする(ステップS102)。ステップS102の後、制御部15は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第1範囲(0.1[N]以上0.5[N]未満の範囲)内であるか否か判断する(ステップS103)。制御部15は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第1範囲内であると判断すると、ステップS104に進み、触感呈示部13により呈示する触感の周期を第1周期(時間)(1.0[s])とするために、ウェイト時間を1.0[s]に設定する。ステップS103にて、制御部15は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第1範囲内ではないと判断すると、ステップS105に進む。ステップS105にて、制御部15は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第2範囲(0.5[N]以上1.0[N]未満の範囲)内であるか否か判断する。制御部15は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第2範囲内であると判断すると、ステップS106に進み、触感呈示部13により呈示する触感の周期を第2周期(時間)(0.5[s])とするために、ウェイト時間を0.5[s]に設定する。ステップS105にて、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第2範囲内ではないと判断すると、ステップS112に進む。
制御部15は、ステップS104又はステップS106の後、制御部15は、ステップS104又はステップS106にてウェイト時間が設定された時点を起算点として、当該ウェイト時間が経過したか否か判断する(ステップS107)。ステップS107にて、ウェイト時間が経過したと判断されると、制御部15は、タッチパネル11にタッチしているタッチ対象に対して1回触感を呈示するように、触感呈示部13を制御し、カウンタのカウンタ値を1増やし、(インクリメントする)(ステップS108、S109)ステップS103に戻る。
一方、ステップ107にて、ステップS104又はステップS106にて設定されたウェイト時間が経過していないと判断されると、ステップS110に進み、制御部15は、入力決定の動作が検出されたか否か判断する。入力決定の動作が検出されたと判断された場合、制御部15は、制御部15に備えられたカウンタのカウンタ値に基づき、予め対応付けられた文字を入力し(ステップS111)、本処理を終了する。一方、ステップS110にて、制御部15が、入力決定の動作を検出しないと判断した場合、ステップS107に戻る。また、制御部15は、ステップS112にて、入力決定の動作が検出されたか否か判断し、入力決定の動作を検出したと判断した場合、ステップS111に進み、入力決定の動作を検出しないと判断した場合、ステップS103に戻る。
なお、制御部15に備えられたカウンタのカウンタ値に基づき、予め対応付けられた文字とあるが、カウンタ値1には認証コード用の文字「1」、カウンタ値2には認証コード用の文字「2」、カウンタ値3には認証コード用の文字「3」、カウンタ値4には認証コード用の文字「4」、カウンタ値5には認証コード用の文字「5」がそれぞれ対応付けられている。なお、カウンタ値0には、認証コード用の文字は対応付けられておらず、ステップS111において、制御部15は、カウンタ値が0の場合には、文字の入力を行わない。
図3のフローチャートにおいては、ステップS111にて、文字を入力したのち本処理を終了したが、文字を連続して入力する場合は、ステップS111の後、ステップS101に戻り、処理を続ける。
図4は、認証コード用の文字「5」「3」を入力する場合の、触感呈示のタイミングを示した図である。X軸方向は時間の推移を表し、Y軸方向は押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータを表す。黒い丸印は触感呈示を示し、状態Aは、ユーザが認証コード用の文字「5」を入力するために入力装置10に対して操作を行っている状態を示し、状態Bは、ユーザが認証コード用の文字「3」を入力するために入力装置10に対して操作を行っている状態を示している。図4では、指などのタッチ対象をタッチパネル11から離すことにより、入力決定する動作が検出される。なお、図4において、黒い丸印の触感呈示の上方にそれぞれ関連付けて記載されている文字は、触感呈示された時点での、認証コード用の入力候補文字である。たとえば、触感呈示部13により1回目の触感がユーザに呈示されてから、2回目の触感が呈示されるまでの間は、認証コード用の入力候補文字は「1」であり、制御部15は、この間に入力決定する動作を検出すると、「1」を認証コード用の文字として入力する。
時間t0において、ユーザがタッチパネル11をタッチし、押圧力を加えると、制御部15は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータに応じた周期で指などのタッチ対象に対して触感を呈示する。ユーザは、触感が呈示される回数を数え、その触感が5回呈示された後に、指などのタッチ対象をタッチパネル11から離す(t2の時点)。このように、ユーザが認証用コードの文字を入力するために操作することにより、制御部15は、認証コード用の文字「5」を入力する。なお、ユーザは認証用コードの文字を入力する操作が他人によって見られていたとしても、入力された認証用コードを他人が認識できないようにするため、触感が5回呈示される前にタッチパネル11に対する押圧力を変化させる。ユーザがタッチパネル11に対する押圧力を変化させ、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第1範囲から第2範囲に遷移すると(t1の時点)、触感呈示部13による触感呈示の周期が第1周期から第2周期に変化することになる。したがって、ユーザが認証用コードの文字を入力する操作を他人に見られていたとしても、他人はタッチ対象がタッチパネルから離れた際までに、何回触感が呈示されたか把握することができない。よって、入力装置10は、認証用コードが漏えいするおそれを低減することができる。
次に、時間t3において、ユーザは、認証コード用の文字「3」を入力させるために、タッチパネル11をタッチし、押圧力を加える。そして、ユーザは、触感が呈示される回数を数え、その触感が3回呈示された後に、指どのタッチ対象をタッチパネル11から離す(t6の時点)。なお、ユーザが、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第2範囲を超えるようにタッチパネル11に押圧力を加えることにより(t4からt5まで)、制御部10は、押圧力を加えたとしても触感が呈示されないようにすることができる。このように、入力装置10は、ユーザが押圧力を加えていたとしても、触感が呈示されないようにすることができるので、ユーザが認証用コードの文字を入力する操作(入力決定する動作)を他人に見られていたとしても、他人はタッチ対象がタッチパネルから離れた際までに、何回触感が呈示されたか把握することができない。よって、入力装置10は、認証用コードが漏えいするおそれを低減することができる。
以上、本実施の形態によれば、認証コードを入力する操作が他人に見られていた場合でも、認証コードが漏えいするおそれを低減することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲内に含まれることに留意されたい。
本実施の形態においては、認証コード、および認証コード用の文字として「0」から「5」の数字を用いたが、本発明はこれに限定されず、認証コード、および認証コード用の文字として、英字、漢字、記号、符号その他の任意の文字を用いることができる。
また、本実施の形態においては、ウェイト時間が経過すると、タッチパネル11にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するが、この呈示する触感は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが第1範囲にある場合と第2範囲にある場合とで、異ならせるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが、第1範囲内又は第2範囲内にある場合に、タッチパネル11をタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するが、本発明はこれに限定されず、図3のステップS1において、タッチ対象がタッチパネル11をタッチしたと判断してから、所定の周期で触感呈示部13により触感を呈示するように制御してもよい。この場合、制御部15は、押圧検出部12により検出される押圧に基づくデータが大きくなるに従い、触感呈示部13により触感が呈示する周期を短くするように制御してもよい。
11 タッチパネル
12 押圧検出部
13 触感呈示部
14 記憶部
15 制御部

Claims (2)

  1. タッチパネルと、
    前記タッチパネルに対する押圧を検出する押圧検出部と、
    前記タッチパネルを振動させる触感呈示部と、
    前記タッチパネルが押圧されると、前記触感呈示部より前記タッチパネルにタッチしているタッチ対象に対して前記押圧検出部により検出される押圧に基づくデータに応じた周期で触感を呈示し、
    前記触感が呈示された回数に基づく文字を入力するように制御する制御部と、
    を備える入力装置。
  2. 請求項1に記載の入力装置において、
    前記制御部は、前記触感が呈示された回数毎に、異なる文字を対応付け、
    入力決定の動作が検出されると、前記触感が呈示された回数に対応付けられた文字を入力するように制御することを特徴とする入力装置。
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