JP6125841B2 - 縮毛矯正用第1剤 - Google Patents
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Description
本実施形態に係る縮毛矯正用第1剤(以下、「縮毛矯正用第1剤」を「第1剤」と称することがある。)は、カチオン化セルロース、アミノ変性シリコーンエマルション、還元剤、及びアルカリ剤が、水と配合されたものである(水の配合量は、例えば50質量%以上)。また、本実施形態の第1剤には、公知の第1剤に配合される原料が任意原料として適宜配合される。
本実施形態の第1剤において、カチオン化セルロース(化学名:塩化O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕ヒドロキシエチルセルロース)をアミノ変性シリコーンエマルションと共に配合することで、縮毛矯正処理後の毛髪の感触を、柔らかく、厚みがあるものとする。また、その配合により、外観したときの毛髪のつやを向上させる。
本実施形態の第1剤に配合するアミノ変性シリコーンエマルションは、配合前に予めアミノ変性シリコーンを界面活性剤で水中に分散させたものである。例えば、東レ・ダウコーニング社が販売するカチオン界面活性剤でアミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体を分散させた「SM 8904 COSMETIC EMULSION」が、アミノ変性シリコーンエマルションを含む市販品として挙げられる。
公知の第1剤に配合されている還元剤を、本実施形態の第1剤に配合すると良い。この還元剤としては、例えば、チオグリコール酸、チオグリコール酸塩(チオグリコール酸アンモニウム、チオグリコール酸モノエタノールアミン)、L−システイン、塩酸L−システイン、DL−システイン、塩酸DL−システイン、N−アセチル−L−システイン、システアミン、チオ乳酸、チオグリセリン、ラクトンチオールが挙げられる。
本実施形態の第1剤の還元力を高めるために、公知の第1剤を配合する。このアルカリ剤としては、例えば、アンモニア、アミノアルコール(モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオールなど)、塩基性アミノ酸(アルギニンなど)、モルホリン、炭酸塩(炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど)、リン酸塩(リン酸一水素アンモニウム、リン酸一水素ナトリウムなど)、苛性アルカリ(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム)が挙げられる。
本実施形態の第1剤に配合される任意原料は、上記の通り、公知の第1剤に配合される原料から適宜選定される。当該原料は、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、高分子化合物、シリコーン、炭化水素、ロウ、高級アルコール、多価アルコール、脂肪酸、油脂、エステル油、タンパク質、アミノ酸、キレート剤、抗炎症剤、防腐剤、香料などである。
第1剤の使用時の剤型は、特に限定されず、液状、クリーム状、ゲル状などが挙げられる。クリーム状剤型の場合の粘度は、B型粘度計において粘度に応じて選定したローターを使用して25℃で計測した60秒後の値が例えば4000mPa・s以上30000mPa・s以下である。
本実施形態の第1剤のpHは、例えば11.0以下のアルカリ性であり、8.0以上10.0以下が良い。
本実施形態の第1剤と公知の縮毛矯正用第2剤(以下、「縮毛矯正用第2剤」を「第2剤」と称することがある。)とを備える縮毛矯正剤を使用する縮毛矯正処理において、本実施形態の第1剤が使用される。
シャンプーで洗浄し、タオルで水分を拭き取った人頭の左右の頭髪に異なる第1剤(実施例1又は比較例1の第1剤)を塗布し、20分程度放置してから水洗し、乾燥させた。続いて、一対の板状発熱体を備えるアイロン(板状発熱体設定温度:180℃)を用いて毛髪を伸ばし、第2剤(ミルボン社製「リシオ・グランフェ第2剤)を塗布してから、5分放置し、水洗し、乾燥させた。
○:評価者全員が、基準よりも良いと評価
―:評価者の一部が、基準よりも良いと評価
×:評価者全員が、基準よりも悪いと評価
シャンプーで洗浄し、タオルで水分を拭き取った毛束(約2g、30cm程度の酸化染毛剤による処理履歴があるもの)に対して2g程度の1剤を毛束に塗布し、20分程度放置してから水洗し、乾燥させた。続いて、一対の板状発熱体を備えるアイロン(板状発熱体設定温度:180℃)を用いて毛髪を伸ばし、第2剤(ミルボン社製「リシオ・グランフェ第2剤)を塗布してから、5分放置し、水洗し、乾燥させた。また、この縮毛矯正処理後の毛束について、実施例1での評価と同様に、比較例2aを基準として評価者3名で評価した。
比較例3a〜3dの第1剤を用いた縮毛矯正処理を、実施例2aの第1剤を用いた縮毛矯正処理と同様にして行った。また、この縮毛矯正処理後の毛束について、実施例1での評価と同様に、比較例3aを基準として評価者3名で評価した。
比較例4a〜4bの第1剤を用いた人頭の縮毛矯正処理を、実施例1の第1剤を用いた縮毛矯正処理と同様にして行った。また、比較例4a〜4bの第1剤を用いた毛束の縮毛矯正処理を、実施例2aの第1剤を用いた縮毛矯正処理と同様にして行った。以上の縮毛矯正処理を行った頭髪と毛束について、柔らかさ、厚み、指通りの評価を実施例4aを基準として評価者3名で評価した。
Claims (5)
- アイロンを使用する縮毛矯正処理において用いられる縮毛矯正用第1剤であって、
カチオン化セルロース、アミノ変性シリコーンエマルション、還元剤、及びアルカリ剤が配合され、
前記アミノ変性シリコーンエマルションを配合することによるアミノ変性シリコーンの配合量が、0.1質量%以上0.5質量%以下であることを特徴とする縮毛矯正用第1剤。 - 前記アミノ変性シリコーンエマルションとして、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルションが配合された請求項1に記載の縮毛矯正用第1剤。
- 前記カチオン化セルロースの配合量が、0.5質量%以下である請求項1又は2に記載の縮毛矯正用第1剤。
- ジメチコノールが配合された請求項1〜3のいずれか1項に記載の縮毛矯正用第1剤。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の縮毛矯正用第1剤と、酸化剤が配合された縮毛矯正用第2剤とを備えた縮毛矯正剤。
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