JP6134244B2 - 軒樋継手及び軒樋の接続構造 - Google Patents
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Description
軒樋の接続構造としては、従来より、互いに突き合された上流側の軒樋の端部と下流側の軒樋の端部との間に軒樋継手を内嵌させて2つの軒樋を接続する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この軒樋継手の内側には、雨水の流路となる内部空間が形成され、上流側の軒樋内の雨水は、軒樋継手の内部空間を通って下流側の軒樋側に流されるようになっている。
なお、軒樋は、鼻隠し板側に対向配置させる後方側板と、底板と、軒先の外側に配置させる前方側板と、を備え、後方側板及び前方側板のそれぞれの上端部に軒樋吊具の被係止部に係止させる後方耳部と前方耳部とが形成された構成となっている。
まず、軒樋の後方耳部を軒樋吊具に取り付け、前方耳部を解放状態としておく。前方側板を手前側に引き拡開させて軒樋の内部空間を拡げ、外面に接着剤を塗布しておいた軒樋継手を軒樋の端部間に亘って配置し、まず軒樋の後方側板と底板とを当接させる。その後、前方側板の拡開を解いて軒樋継手の前方側板に当接させ、軒樋と軒樋継手とを完全に接着する。その上で、軒樋の前方耳部を軒樋吊具に固定する。
しかし、従来の軒樋継手では、接着剤の塗工状態(ないし接着状態)すなわち止水性がそのままでは確認できないという問題があった。すなわち、従来の軒樋継手では、軒樋から軒樋継手を通過するように水を流して水漏れの有無を確認する方法で接着状態を確認しなければならず、その確認作業が煩雑であるという問題があった。
本発明は、軒樋継手と軒樋との間の接着剤の状態の確認が容易な軒樋継手及び軒樋の接続構造を提供することを課題とする。
この構成によれば、軒樋継手と軒樋の端部とを接着した状態で、軒樋継手の外面に塗布した接着剤の塗布状態を視認することができる。
また、軒樋の端部間に軒樋継手を内嵌させた際に、軒樋間に隙間が形成された場合でも、軒樋と同色に形成された接着部間が軒樋の端部間に位置するため、端部間の隙間が目立たず軒樋と軒樋継手とが外観的に一体的になる。
この構成によれば、軒樋と軒樋継手とを接着させた後で、更に接着剤を充填することができる。
この構成によれば、確認窓からも接着剤の充填状態を確認することができる。
この構成によれば、上記いずれかの作用又は機能を有する軒樋の接続構造とすることができる。
図1に示すように、本実施形態の軒樋の接続構造Cは、軒樋継手1と、軒樋2,3とを備え、軒樋2,3の各端部4,5間に跨って軒樋継手1を内嵌させている。
また後方側板21及び前方側板22のそれぞれの上端部には不図示の軒樋吊具に係止させる後方耳部28及び前方耳部29が形成されている。軒樋3は、軒樋2と同形状に形成されている。
樋状体7は、軒樋2,3の形状に合わせて形成され、軒樋2,3の前方側板22,底板23,後方側板21にそれぞれ当接させる前方側板8と、底板10と、後方側板9とを有している。
図2に示すように、前方側板8には、図1に示す軒樋2,3の内面形状に合わせて形成された凹凸部11,11及び前方側板8の上端部に形成されて軒樋の前方耳部29(図1参照)を把持する把持部13が形成されている。
接着部24A,24Bは、樋状体7の側端部7a,7b間方向の中央寄りの位置において前方側板8、底板10、後方側板9の連設方向に帯状に設けられた接着領域であり、透明又は半透明に形成されている。
また、接着部24A,24Bの外面は、シボ形状等による印が形成され、接着剤の塗布領域が分かるように表示されている。
中央部25は、前方側板8、底板10、後方側板9の連設方向に帯状に、樋状体7の側端部7a,7b間の略中央部に位置するように形成されている。また、中央部25の幅寸法は、軒樋2,3を軒樋継手1により接続した際に軒樋2,3間に形成され得る隙間よりも大きい寸法で形成されている。
接着剤充填孔14は、接着部24A,24Bの幅方向の中央部に形成されている。
前方側板8及び後方側板9に形成された接着剤充填孔14は、後方側板9の高さ方向中央部に形成されている。また、接着部24A,24Bの底板10に形成された接着剤充填孔14は、底板10の幅方向中央部に形成されている。
図6に示すように、接着剤充填孔14の内周面はテーパ状に形成され、接着剤Sを充填するノズル26の先端をガイドして前方側板8,後方側板9又は底板10に対して垂直に挿入させ、かつ、この姿勢で保持しやすいように形成されている。
凹溝19の幅は、接着剤充填孔14をこの凹溝19内に位置させ、軒樋継手1と軒樋2,3との間の止水が担保できるように設定されている。凹溝19の深さは、軒樋継手1の膨潤に影響しない範囲で形成されている。
図1に示すように、一方の軒樋2と他方の軒樋3とを接続するには、まず、軒樋2,3のそれぞれの後方耳部28を不図示の軒樋吊具の被係合部に係合させ、前方耳部29を軒樋吊具(不図示)に係止させない解放状態としておく。
これにより、軒樋継手1と軒樋2,3とが接着され、軒樋2,3が軒樋継手1を介して接続され軒樋の接続構造Cが完成する。
そして、接着部24A,24Bにおいて、接着剤の塗工が不十分となっている箇所を見つけた場合には、図6に示すように、当該箇所に近い位置に形成された接着剤充填孔14から接着剤Sを充填することができる。
したがって、軒樋継手1によれば、接着剤の充填状態を視認により容易かつ確実に確認することができ、接着剤の塗工が不十分な箇所を特定した上で確実に接着剤を充填して、軒樋継手1と軒樋2又は軒樋3との間の接着力及び止水性を確保することができるという効果が得られる。
また、中央部25は軒樋2,3により形成される隙間よりも大きい幅寸法で形成されているため、軒樋2,3の突合せが樋状体7の側端部7a,7b間の中央から若干ずれても軒樋2,3間を軒樋2,3と同色に見せて外観上一体的に見えるようにすることができるという効果が得られる。
すなわち、上記実施形態は、突き合せた軒樋2,3を直線状に接続する軒樋継手1について説明したが、本発明の軒樋継手1は曲がりタイプの軒樋継手1等に応用することもできる。
更に、凹溝19のうち一部または全部、或は確認窓30を省略してもよい。
また、確認窓30は、接着剤の塗布状態を確認したい接着部24A,24Bの任意の箇所に長孔形状又は円形その他の多角形形状で一又は複数形成してもよい。
Claims (4)
- 軒樋の端部間に跨って内嵌され、一方の前記軒樋と他方の前記軒樋とを接続する樋状体を備え、
前記樋状体には、前記軒樋の端部を接着させる接着部を有し、
前記接着部は、透明又は半透明に形成されており、
一方の前記軒樋の端部を接着させる接着部と他方の前記軒樋の端部を接着させる接着部との間は、前記軒樋と同色に形成されていることを特徴とする軒樋継手。 - 前記接着部には、接着剤充填孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軒樋継手。
- 前記接着部には、接着剤の充填状態を確認する確認窓が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の軒樋継手。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の軒樋継手を用いて軒樋を接続させたことを特徴とする軒樋の接続構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2013204029A JP6134244B2 (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 軒樋継手及び軒樋の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013204029A JP6134244B2 (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 軒樋継手及び軒樋の接続構造 |
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|---|---|
| JP2015068082A JP2015068082A (ja) | 2015-04-13 |
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Family Applications (1)
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- 2013-09-30 JP JP2013204029A patent/JP6134244B2/ja active Active
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