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JP6135987B2 - 光源装置、光走査装置および画像形成装置 - Google Patents
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光源装置、光走査装置および画像形成装置 Download PDF

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本発明は、光源装置、光走査装置および画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置として、潜像担持体上に画像情報に応じた書込光を偏向走査することにより照射して潜像担持体上に潜像を形成し、この潜像を現像して画像を得るものが知られている。書込光を偏向走査する光走査装置は、一般に、光源から照射された光が、コリメートレンズなどの光学系部品等により所定の形状に成形されてポリゴンミラーに入射する。ポリゴンミラーに入射した光は、偏向走査され、走査レンズ、反射ミラー等の光学系部品などを通って、潜像担持体に照射される。
光走査装置に搭載される光源装置には、近年、LD(Laser Diode)アレイや、垂直共振器面発光型レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)などのように、複数の発光部が配列された光源が使用され、発光部の多チャンネル化に伴う高品質化、高画質化が進んでいる。
特許文献1には、同一基板上に32個の発光部が2次元的(8個×4列)に配列されている面発光レーザアレイの光源を備えた光源装置を有する光走査装置が開示されている。
図11は、特許文献1に記載の光源装置の斜視図である。
特許文献1に記載の光源装置370は、不図示の垂直共振器面発光型レーザ(VCSEL)の光源と、光源から出射された光ビームの光量を検知する不図示の光量検知部とを実装した回路基板375を備えている。また、コリメートレンズ311(図11(A)参照)、温度補正レンズ312、アパーチャミラー313などの光学素子を保持する光学素子ホルダ372を備えている。光学素子ホルダ372は、中間ホルダ371を介して、回路基板375に取り付けられる。
光学素子ホルダ372は、コリメートレンズ311、温度補正レンズ312、アパーチャミラー313の他に、図11(B)に示すように、アパーチャミラー313で反射した光を、回路基板375に実装された不図示の光量検知部に光を導くための光学系部品も保持している。具体的には、折返しミラー314、不図示の検知用アパーチャ、集光レンズ316を保持している。
回路基板375に実装された不図示の光源から出射された光ビームは、コリメートレンズ311、温度補正レンズ312を通過したのち、アパーチャミラー313へ入射する。アパーチャミラー313に入射した光ビームの一部は、アパーチャミラー313の開口から、ポリゴンミラーに向けて出射し、残りの光ビームは、アパーチャミラー313の反射面で反射し、折り返しミラー314へ入射する。そして、折り返しミラー314により折り返された光ビームは、不図示の検知用アパーチャ、集光レンズ316により所定のビーム径となるように絞り込まれ、回路基板375に実装された不図示の光量検知部へ入射する。
光源装置370では、光量検知部により検知された光量に基づいて光ビームの光量制御が行われる。
特許文献1に記載の光源装置370では、光学素子ホルダ372をアルミ合金で形成していた。図11に示すような複雑な構造の光学素子ホルダ372は、鋳造で製造される。しかし、鋳造では、十分な精度が出ないため、光学素子ホルダ372の光学素子が取り付けられる部分に切削加工などの2次加工を施して、精度を出す必要がある。従って、製造コストが高いという課題があった。また、光走査装置の重量アップに繋がっていた。
そこで、本出願人は、光学素子ホルダ372を樹脂で形成した光源装置を開発中である。光学素子ホルダ372を樹脂とすることで、射出成型などで精度よく製造でき、切削加工などの2次加工を不要でき、製造コストのダウンを図ることが期待できる。また、装置の軽量化を図ることができる。
しかしながら、この開発中の光源装置においては、以下の課題が発生した。すなわち、光学素子ホルダ372は、以下の部分を設ける必要がある。すなわち、複数の光学素子(コリメートレンズ311、温度補正レンズ312、アパーチャミラー313など)を保持するための保持部、光源から出射した光が、アパーチャミラー313から反射した光を光量検知部へ入射させるための光路へ進入させないための仕切り壁372aを設ける必要がある。また、この仕切り壁372aには、アパーチャミラー313の光を反射ミラー314に入射させるための貫通孔を設ける必要もある。このように、光学素子ホルダ372は、多くの機能部を有するため、光学素子ホルダ372の構造が複雑化する。このような複雑な構造の光学素子ホルダ372を射出成型したところ、成形した光学素子ホルダ372が、離型し難くなるという課題が発生した。光学素子ホルダ372を型から抜けるようにするには、型構成上、金型の以下の箇所に抜き勾配を設ける必要があることがわかった。すなわち、金型のアパーチャミラー313が取り付けられる面や、反射ミラー314が取り付けられる面を成形する箇所である。しかし、この場合、成形されるアパーチャミラー313が取り付けられる面や、反射ミラー314が取り付けられる面が傾斜してしまう。従って、この傾斜を修正するためにこれら取り付け面に切削加工などの2次加工を施す必要が生じ、十分な製造コストのダウンを図ることができなかった。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、光学素子保持部材の構造を簡素化することができる光源装置、光走査装置および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源と、前記光源から出射された光の光路上に配置された複数の光学素子を保持する光学素子保持手段とを備えた光源装置において、前記光学素子保持手段は、前記光源からの光を分割する光分割素子と、前記光分割素子で分割された一方の光を、光量を検知する光量検知部へ導くための光学素子と、前記光分割素子で分割された他方の光の前記光量検知部への入射経路を遮る仕切り壁と、前記光分割素子と、前記光量を検知する光量検知部へ導くための光学素子とを保持する透明樹脂材からなる第1光学素子保持部材と、前記仕切り壁が形成された非透明樹脂材からなる第2光学素子保持部材とを備え、前記第1光学素子保持部材に保持される光学素子の少なくとも1つは、光硬化樹脂により前記第1光学素子保持部材に接着固定されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、光学素子保持手段を、複数の光学素子保持部材で構成することで、光学素子保持手段をひとつの光学素子保持部材で構成した場合に比べて、各光学素子保持部材の構造を簡素化することができる。
実施形態に係るカラープリンタの主要構成を示す模式図。 同カラープリンタにおける光走査装置であるBk−Cユニットの入射光学系のレイアウトを示す模式図。 同入射光学系におけるプリズムビームスプリッタの説明図。 同Bk−Cユニットの走査光学系のレイアウトを示す模式図。 同Bk−Cユニットにおける回転多面鏡の回転軸方向から見た偏向器の構成を示す模式図。 同Bk−Cユニットにおける光源ユニットを下側から見た斜視図。 同光源ユニット内における光路を上側から見た模式図。 同光源ユニットにおける第1ホルダの斜視図。 同光源ユニットを上側から見た斜視図。 面発光光源の一例を示す図。 従来の光源装置の斜視図。
以下、本発明に係る光走査装置を用いた画像形成装置としてのカラープリンタの一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るカラープリンタ500の主要構成を示す模式図である。
このカラープリンタ500は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のトナー像を互いに重ね合わせることにより、フルカラー画像を形成することができるタンデム方式の多色カラープリンタである。このカラープリンタ500は、光走査装置100、4つの感光体ドラム501,502,503,504を備えている。また、4つのクリーニングユニット605Y,605M,605C,605Bk、4つの帯電装置602Y,602M,602C,602Bkを備えている。また、現像ローラ603Y,603M,603C,603Bkを備えた4つの現像装置604Y,604M,604C,604Bkも備えている。さらに、中間転写体である中間転写ベルト606、二次転写ローラ613、定着装置610、給紙コロ608、レジストローラ対609、排紙ローラ612、排紙トレイ611なども備えている。
感光体ドラム501、クリーニングユニット605Y、帯電装置602Y、現像ローラ603Y、現像装置604Yは、イエロー画像を形成する画像ステーション(以下「Yステーション」という。)を構成する。感光体ドラム502、クリーニングユニット605M、帯電装置602M、現像ローラ603M、現像装置604Mは、マゼンタ画像を形成する画像ステーション(以下「Mステーション」という。)を構成する。感光体ドラム503、クリーニングユニット605C、帯電装置602C、現像ローラ603C、現像装置604Cは、シアン画像を形成する画像ステーション(以下「Cステーション」という。)を構成する。感光体ドラム504、クリーニングユニット605Bk、帯電装置602Bk、現像ローラ603Bk、現像装置604Bkは、ブラック画像を形成する画像ステーション(以下「Kステーション」という。)を構成する。
各感光体ドラム501,502,503,504は、いずれも、その周面に感光層を備えており、不図示の回転機構によって図1中矢印方向へ回転駆動する。各帯電装置602Y,602M,602C,602Bkは、対応する感光体ドラム501,502,503,504の表面を一様に帯電させる。
光走査装置100は、イエロー用感光体ドラム501及びマゼンタ用感光体ドラム502を露光走査するM−Yユニット100Aと、シアン用感光体ドラム503及びブラック用感光体ドラム504を露光走査するBk−Cユニット100Bとから構成されている。光走査装置100は、各々対応する感光体ドラム表面を被走査面として、画像情報に基づいた点灯制御で走査光を照射し、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する。ここで形成された静電潜像は、感光体ドラム501,502,503,504の回転に伴って、現像装置604Y,604M,604C,604Bkの現像ローラと対向する現像領域へ搬送される。
各現像装置604Y,604M,604C,604Bkには、帯電したトナーを担持する現像ローラが備わっている。現像ローラには所定の現像バイアスが印加されており、これにより形成される現像電界の作用によって、現像ローラ上のトナーが感光体ドラム上の静電潜像へ付着する。これにより、感光体ドラム501,502,503,504上には、トナーが付着した像(以下「トナー画像」という。)が形成される。
このようにして形成されたトナー画像は、感光体ドラム501,502,503,504の回転に伴って中間転写ベルト606と対向する一次転写領域へ搬送される。そして、各感光体ドラム501,502,503,504上におけるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー画像は、互いに重なり合うタイミングで中間転写ベルト606上に順次一次転写される。これにより中間転写ベルト606上に多色のカラー画像が形成される。各クリーニングユニット605Y,605M,605C,605Bkは、対応する感光体ドラム501,502,503,504の表面に転写されずに残った転写残トナーを除去する。
一方、記録材である記録紙510は、給紙コロ608によって1枚ずつレジストローラ対609へ搬送する。レジストローラ対609は、所定のタイミングで記録紙510を中間転写ベルト606と二次転写ローラ613とが対向する二次転写領域へ送る。この二次転写領域において、中間転写ベルト606上の多色のトナー画像が記録紙510に二次転写される。多色のトナー画像が転写された記録紙510は、その後、定着装置610に送られる。定着装置610は、熱と圧力により記録紙510上のトナー画像を記録紙に定着させる。定着後の記録紙510は、排紙ローラ612を介して排紙トレイ611上に排紙される。
次に、光走査装置100の構成及び動作について説明する。
光走査装置100を構成するM−Yユニット100AとBk−Cユニット100Bとは、その基本構成が同じであるため、以下の説明ではBk−Cユニット100Bを用いて光走査装置100の構成及び動作を説明する。なお、以下の説明では、適宜、色分け符号であるY、M、C、Bkを省略する。
図2は、Bk−Cユニット100Bの入射光学系のレイアウトを示す模式図である。
光源装置である光源ユニット101は、直線偏光にてレーザ光を射出する光源102と、光源102から射出されたレーザ光を円偏光に変換する1/4波長板105とを有する。また、1/4波長板105で円偏光に変換されたレーザ光を平行光にするコリメートレンズ106と、コリメートレンズ106で平行化されたレーザ光を切り取るアパーチャミラー107とを有する。これらの光学部品102,105,106,107は、後述する光源ホルダ103(図6や図7等を参照)に対して、所定の位置に位置決めされて一体的に組み付けられている。光源ユニット101から射出されるレーザ光は、入射光学系を介して、光偏向手段としての偏向器202へ入射する。
入射光学系は、光源ユニット101から射出されたレーザ光を副走査方向(図2中紙面前後方向)で2つに分割するプリズムビームスプリッタ(PBS)203を備えている。また、2つに分割されたレーザ光L1,L2の偏光特性を直線偏光から円偏光に変換する1/4波長板204を備えている。また、円偏光に変換された各レーザ光L1,L2を、偏向器202に搭載される2つの回転多面鏡202a,202bのミラー面上で結像させるシリンドリカルレンズ205を備えている。シリンドリカルレンズ205は、円偏光に変換されたレーザ光を副走査方向についてのみ集光機能を持っている。
このような入射光学系によって所定のレーザプロファイルに形成された各レーザ光L1,L2は、偏向器202の各回転多面鏡202a,202bのミラー面上にそれぞれ結像される。偏向器202は、副走査方向に平行な回転軸を中心に回転多面鏡202a,202bを一体的に所定の回転数で安定駆動させている。このように回転している回転多面鏡202a,202bのミラー面にレーザ光L1,L2が入射することで、図2に示すように、レーザ光L1,L2が主走査方向へ走査される。
図3は、プリズムビームスプリッタ203の説明図である。
光源ユニット101から射出されるレーザ光L0は、光源ユニット101内の1/4波長板105によって直線偏光から円偏光に変換されている。このように円偏光特性をもつレーザ光L0は、偏向ビームスプリッタ203の偏光分離面に到達すると、円偏光の偏光成分のうち、回転多面鏡202a,202bのミラー面に対する入射面に垂直な成分(s偏光成分)のみが偏光分離面を透過する。そして、s偏光成分のみのレーザ光L2が下段回転多面鏡202bへ向かう。一方、円偏光の偏光成分のうち、回転多面鏡202a,202bのミラー面に対する入射面に平行な成分(p偏光成分)は、偏光分離面で反射される。その後、p偏光成分のみのレーザ光L1は、偏向ビームスプリッタ203の反射面で反射され、上段回転多面鏡202aに向かう。この時点で、分離された2つのレーザ光L1,L2は、それぞれ、異なる偏光特性を有するものとなっているが、その後、各レーザ光L1,L2は、1/4波長板204により再度円偏光に変換される。
図4は、Bk−Cユニット100Bの走査光学系のレイアウトを示す模式図である。
偏向器202によって走査されたレーザ光のうちの一方のレーザ光L1(上段回転多面鏡202aのミラー面で走査されたレーザ光)は、第1出射レンズ301及び第2出射レンズ302を経て、防塵ガラス305を透過する。そして、感光体ドラム504の表面で等速走査される。この光路上には、レーザ光L1を折り返すためのミラー303a,303b,303cが設置されている。また、他方のレーザ光L2(下段回転多面鏡202bのミラー面で走査されたレーザ光)は、第1出射レンズ301及び第2出射レンズ302を経て、防塵ガラス305を透過して、感光体ドラム504の表面で等速走査される。この光路上には、レーザ光L2を折り返すためのミラー304が設置されている。
上述した入射光学系、偏向器202及び走査光学系は、いずれも、光源支持体としての図4に示す光学ハウジング400に一体的に固定されており、光走査装置としての特性が確保されている。
図5は、回転多面鏡202a,202bの回転軸方向から見た偏向器202の構成を示す模式図である。
偏向器202において、2つの回転多面鏡202a,202bは、一体的な形状であり、モータ基板202C上に組みつけられる。回転多面鏡202a,202bは、それぞれ4面のミラー面をもっており、上段回転多面鏡202aのミラー面と下段回転多面鏡202bのミラー面とは、回転方向に角度θだけずれるように配置されている。本実施形態では、θ=45°となっている。上段回転多面鏡202aは、感光体ドラム504の走査に用いられ、下段回転多面鏡202bは感光体ドラム503の走査に用いられるが、上記のような配置によって幾何的に同時に走査することがない。
図6は、光源ユニット101を下側から見た斜視図である。
図7は、光源ユニット101内における光路を上側から見た模式図である。
以下の説明においては、便宜上、レーザ光が射出される方向(光軸方向)をX軸とし、主走査方向をY軸とし、副走査方向をZ軸とする。図7に示すように、光源装置たる光源ユニット101は、光源102、入射光学系を構成する1/4波長板105、コリメートレンズ106、アパーチャミラー107を備えている。
アパーチャミラー107は、レーザ光が入射する入射面がミラー構成となっている。そのため、アパーチャミラー107に入射したレーザ光の一部は、アパーチャミラー107の開口部107a(図8参照)を通過し、整形され偏向器202に向かい、残りは、ミラーとなっている入射面に反射される。
光源ユニット101は、上記アパーチャミラー107で反射されたレーザ光L0’を、レーザ変調基板104に実装されている光量検知部としてのフォトダイオード109へ導く検知用光学系108を備えている。検知用光学系108は、アパーチャミラー107で分光されたレーザ光L0’をフォトダイオード109へ向けて反射する検知用反射ミラー108Aを有している。また、検知用反射ミラー108Aにより反射されたレーザ光L0’を集光する検知用コリメートレンズ108Bを有している。
アパーチャミラー107の入射面で反射したレーザ光L0’は、検知用反射ミラー108Aへ向かう。そして、検知用反射ミラー108Aで反射し、光源ホルダ103に形成されている開口部Dを通過することによって必要なレーザ光のみを切り出された後、検知用コリメートレンズ108Bによって集光される。その後、レーザ光L0’は、レーザ変調基板104に実装されている光量検知部たるフォトダイオード109によって受光され、その光量が検出される。この検出結果は、図示しない光源102のパワー制御を行う制御部に送られ、光源102が射出するレーザ光のパワー調整に用いられる。
図6に示すように、光源ホルダ103は、第1ホルダ103aと、第2ホルダ103bとで構成されている。第1ホルダ103aは、アパーチャミラー107、検知用反射ミラー108Aを保持している。第2ホルダ103bは、光源102およびフォトダイオード109が実装されたレーザ変調基板104、1/4波長板105、コリメートレンズ106、検知用コリメートレンズ108Bを保持している。
第1ホルダ103aは、透明な樹脂材料で形成されており、第2ホルダ103bは、非透過性の樹脂で形成されている。本実施形態では、第1ホルダ103aは、PC(ポリカーボネイト)樹脂材料を用いた。第2ホルダ103bは、PC/ABSアロイにガラスや雲母などの樹脂よりも熱膨張係数の低い材料を添加して、熱膨張係数を抑えた樹脂材料を用いた。
レーザ変調基板104に実装された光源102のパワー制御を行う制御部の変調ICが発熱する。このため、光源102に近い第2ホルダ103bは、光源102よりも遠い第1ホルダ103aよりも熱の影響を受ける。従って、第2ホルダ103bを第1ホルダ103aと同じPC樹脂で構成した場合、第2ホルダ103aの熱膨張により、コリメートレンズなどの光学系を保持する部分が変形し、光学系が傾いてしまうなどの不具合が発生してしまう。このため、第2ホルダ103bの樹脂材と、第1ホルダの樹脂材とを互いに異ならせ、第2ホルダ103b樹脂材を、第1ホルダ103aの樹脂材よりも熱膨張係数の低い樹脂材とした。これにより、第2ホルダ103bの熱膨張を抑えることができ、第2ホルダ103bの熱膨張により、コリメートレンズなどが傾いてしまうなどの不具合を抑制することができる。
また、第1ホルダ103aの樹脂材として、PC(ポリカーボネイト)などの熱膨張係数の低い透明樹脂を用いるのが好ましい。これにより、第1ホルダ103aの熱膨張により、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108AがY軸回りやZ軸回りに傾くのを抑制することができる。
また、第1ホルダ103aの樹脂材として、なるべく、第2ホルダ103bの熱膨張係数に近い樹脂材を用いるのが好ましい。第1ホルダ103aと第2ホルダ103bとの熱膨張係数が大きく異なると、熱膨張したときに、第1ホルダ103aと第2ホルダ103bとの固定部に応力が発生し、第1ホルダ103aや第2ホルダ103bが歪み変形するおそれがある。第1ホルダ103aの熱膨張係数を第2ホルダ103bの熱膨張係数に近づけることで、第1ホルダ103aと第2ホルダ103bとの固定部に応力が発生するのを抑制することができる。これにより、第1ホルダ103aや第2ホルダ103bに歪み変形が生じるのを抑制することができる。
各ホルダ103a,103bを樹脂で形成することで、各ホルダ103a,103bをアルミなどの金属で構成する場合に比べて、光源ユニット101の軽量化を図ることができる。また、各ホルダ103a,103bを射出成形で成形するだけで、精度の高いホルダを成形することができ、精度を高めるための2次加工などを不要にすることができる。
光源ホルダ103を樹脂とした場合、光源ホルダ103の熱伝導性が、金属よりも劣る。光源102として、使用環境温度が低い垂直共振器面発光型レーザ(VCSEL)を用いた場合、光源102のパワー制御を行う制御部が備える変調ICの熱が、レーザ変調基板104を通って、光源102を使用環境温度以上に加熱するおそれがある。光源ホルダ103をアルミなどの金属で構成した場合、変調ICの熱を光源ホルダ103で放熱することができ、光源102の温度上昇を抑えることができる。しかし、光源ホルダ103を樹脂とした場合、光源ホルダ103の放熱を期待できない。そのため、本実施形態においては、図示しないファンなどの冷却機構で変調ICを冷却している。これにより、光源ホルダ103を樹脂にしても、光源102の温度上昇を抑えることができる。
また、樹脂は金属よりも熱膨張係数が大きいが、レーザ変調基板114は、光学ハウジングの外側に組みつけられており、さらに、冷却機構により冷却されているため、光源ホルダの変調ICの熱による影響は少ない。従って、光源ホルダを樹脂で形成しても熱膨張による悪影響(保持している光学素子が傾くなど)を抑えることができる。また、第2ホルダ103aに関しては、上述したように、ガラスや雲母を添加して、熱膨張係数を一般の樹脂より抑えている。従って、多少、変調ICの熱の影響を受けても、保持している光学素子が所望の光学特性が得られなくなるほど傾いてしまう不具合が生じないようにしている。
また、第2ホルダ103aを樹脂よりも熱伝導性の高い材料を添加して第1ホルダよりも熱伝導性の高い樹脂材としてもよい。これにより、変調ICの熱の一部を第2ホルダ103aに移動させることができ、光源102の温度上昇を抑えることができる。
図8は、第1ホルダ103aの斜視図である。
図8に示すように、第1ホルダ103aは、第2ホルダ103bに固定するための固定面部113aを有している。また、アパーチャミラー107が取り付けられるアパーチャ取り付け面部113b、検知用反射ミラー108Aが取り付けられるミラー取り付け面部113cを有している。固定面部113aの中央部には、ネジが挿入されるネジ穴114が設けられている。このネジ穴を挟んで、2個の位置決め穴115a,115bが設けている。一方の位置決め穴115bは、位置決めの主基準であり丸穴となっており、他方の位置決め穴115aは、位置決めの従基準であり、Y軸方向に延びる長穴となっている。
アパーチャ取り付け面部113bは、光軸(X軸方向)に対して45°傾くように形成されており、ミラー取り付け面部113cは、アパーチャ取り付け面部113bに対して直交するように形成されている。
アパーチャミラー107は、アパーチャ取り付け面部113bの光源側の面(アパーチャ取り付け面)に接着固定されている。また、検知用反射ミラー108Aは、ミラー取り付け面部113cのフォトダイオード109側の面(ミラー取り付け面)に接着固定されている。具体的には、矩形状のアパーチャミラー107の4角とアパーチャ取り付け面との間に紫外線硬化樹脂を塗布する。そして紫外線を、紫外線硬化樹脂に照射することにより、アパーチャミラー107をアパーチャ取り付け面部113bに接着固定する。同様にして、矩形状の検知用反射ミラー108Aの4角とミラー取り付け面との間に紫外線硬化樹脂を塗布し、紫外線を照射することにより、検知用反射ミラー108Aをミラー取り付け面部113cに接着固定する。
第1ホルダ103aを第2ホルダと同じ非透過性の樹脂材(ガラスや雲母が添加されたPC/ABSアロイ)で形成した場合、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aの接着に紫外線硬化樹脂を用いることができない。これは、アパーチャミラー107および検知用反射ミラー108Aがレンズなどの光を透過する部品ではないからである。従って、第1ホルダ103aを非透過性の樹脂で形成した場合は、汎用的な接着剤でアパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを第1ホルダ103aに接着固定することになる。このため、乾燥放置時間を1時間程度も消費する必要があった。そこで、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを、板バネなどの固定部材を用い、第1ホルダ103aにアパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aに押し当てて固定することも考えられる。しかし、この場合は、部品点数の増加によるコストアップに繋がるおそれがある。
これに対し、本実施形態においては、第1ホルダ103aを第2ホルダ103bとは異なるPC(ポリカーボネイト)樹脂で形成し、透明にしているので、第1ホルダ103aを介して紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することができる。これにより、数十秒でアパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを第1ホルダ103aに接着固定することができる。その結果、製造におけるアパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを第1ホルダ103aに接着固定する作業時間(タクトタイム)を低減することができる。また、接着によりアパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを第1ホルダ103aに固定することができ、板バネなどを用いて、固定する場合に比べて部品点数を削減することができ、低コスト化を図ることができる。
図9は、光源ユニット101を上側から見た斜視図である。
第1ホルダ103aの第2ホルダ103bへの固定は、まず、第1ホルダ103aの固定面部113aに設けられた位置決め穴に第2ホルダ103bの上面に設けられた2個の位置決め突起117a,117bを挿入し、第1ホルダ103aを第2ホルダ103bに位置決めする。次に、第1ホルダ103aの固定面部113aに設けられたネジ挿入穴にネジを挿入し、第2ホルダ103bに設けられた不図示のネジ穴にネジをねじ込んで、第1ホルダ103aを第2ホルダ103bに固定する。
また、光源ホルダ103の第2ホルダ103bには、固定部材110が固定されており、この固定部材110を介して、光源ユニット101は、光学ハウジングに固定される。
本実施形態においては、光源ホルダ103を、第1ホルダ103a,第2ホルダ103bの2部材で構成している。
これは、光源ホルダ103をひとつの部材で構成した場合、以下の課題が生じたためである。すなわち、図6に示すように、光源ホルダ103は、光源102から出射した光が、アパーチャミラー107から反射した光をフォトダイオード109へ入射させるための光路へ進入させないための仕切り壁118や、開口部D(図7参照)などを設けている。このため、光源ホルダ103の構造が複雑である。このように光源ホルダ103は、複雑な構造であるため、射出成形で成形した場合、成形品の型抜きが出来ないという課題が発生した。この課題を解決するには、型構成上、金型の、アパーチャミラー107が取り付けられる取り付け面と、検知用反射ミラー108Aが取り付けられる取り付け面とを形成する箇所に抜き勾配を形成する必要があることが判明した。その結果、光源ホルダ103のアパーチャミラー107が取り付けられる取り付け面と、反射ミラー108Aが取り付けられる取り付け面とがY軸方向回りおよびZ軸方向回りに傾斜する。このような傾斜した面にアパーチャミラー107や反射ミラー108Aを取り付けた場合、以下のような問題が生じる。すなわち、偏向器202へ向かうレーザ光L0を所望の形状に整形できないという問題である。また、フォトダイオード109にレーザ光を入射させることができないという問題である。このような理由から、本実施形態においては、光源ホルダ103を、第1ホルダ103aと第2ホルダ103bの2部材で構成したのである。
光源ホルダ103を第1ホルダ103aと第2ホルダ103bとにすることで、各ホルダの構造を簡素化することができる。これにより、金型に抜き勾配を設けずとも、各ホルダ103a,103bを金型から抜き出すことができる。そのため、第1ホルダ103aのアパーチャミラー107が取り付けられる面や、検知用反射ミラーが取り付けられる面を精度よく形成することができる。また、第1ホルダ103aを成形する金型の固定面部を形成する箇所にも抜き勾配を設けずとも、成形した第1ホルダ103aを金型から抜き出すことができる。また、第2ホルダ103bを成形する金型の第1ホルダ103aの固定面部113aが押し当たる面を形成する箇所にも抜き勾配を形成せずとも、成形された第2ホルダ103bを、金型から抜き出すことができる。従って、第1ホルダ103aの固定面部113a、第2ホルダ103aの第1ホルダ103bの固定面部113aが押し当たる面を精度よく成形することができる。従って、第1ホルダ103aが、Z軸方向回りや、Y軸方向回りに傾いて第2ホルダ103bに取り付けられるのを抑制することができる。これにより、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aが、Z軸方向回り、Y軸方向回りに傾くの抑制することができる。その結果、偏向器202に向かうレーザ光L0を所望の形状に整形でき、かつ、フォトダイオード109にレーザ光L0’を入射させることができる。
また、光源ホルダ103の仕切り壁118などは非透過性にしなければならない。従って、光源ホルダ103をひとつの部材で構成した場合は、アパーチャミラー取り付け面部やミラー取り付け面部も非透過性樹脂となる。従って、光源ホルダ103をひとつの部材で構成した場合は、紫外線硬化樹脂で、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを接着することができない。また、上述したようにレーザ変調基板114には、変調ICなどの発熱部があり、光源ホルダ103の光源側は、温度上昇しやすい。このため、光源ホルダ103を樹脂で形成した場合は、熱膨張を抑えるため、ガラスや雲母などを添加して熱膨張を抑える必要があり、非透過性の樹脂となってしまう。従って、光源ホルダ103をひとつの部材で構成した場合は、紫外線硬化樹脂で、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを接着することができない。
一方、光源ホルダ103を第1ホルダ103a、第2ホルダ103bとすることで、光を遮る機能を要さない第1ホルダ103aを透明樹脂で形成することができる。また、第1ホルダ103aは、光源から離れており昇温しにくいため、ガラスや雲母などを添加せずとも、熱膨張が抑えられるので、第1ホルダ103aを透明樹脂にできる。これにより、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを紫外線硬化樹脂で接着することができる。
このように、光源ホルダ103を、第1ホルダ103a,第2ホルダ103bとすることで、光源ホルダ103の熱膨張を抑え、かつ、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを容易に接着できるという2つの機能を満足させることができる。
さらには、光源ホルダ103を、ひとつの部材で構成した場合、図6に示すようにアパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを取り付けるには、四方が囲われた狭い空間にアパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを挿入して、取り付けることなる。このため、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aの組付け作業性が悪い。一方、本実施形態においては、図8に示すように、アパーチャミラー107が取り付けられる面や検知用反射ミラーが取り付けられる面の周囲が開けた状態で、アパーチャミラー107、検知用反射ミラー108Aを組み付けることができる。従って、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aの組み付ける方向に制約を受けない。その結果、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを、組付け易い方向から組み付けることができ、容易に、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aを、第1ホルダ103に組み付けることができる。これにより、アパーチャミラー107や検知用反射ミラー108Aの組付け作業性を向上させることができる。
本実施形態においては、光源102としては、図10に示すような、複数の発光部を、光ビームの射出方向と直交する面内に4個×4個で配列してなる面発光光源を用いた。光源102を面発光光源にすることによって、高解像度の印字が可能になる。また、上記面発光光源に代えて、単一の発光部を有するLD(Lazer Diode)、あるいは複数の発光部を有するLDを直線状、あるいは、2次元的に配列したLDアレイを用いてもよい。かかる光源を用いても、高解像度の印字が可能になる。なお、面発光光源の方が、コストダウンの効果は大きく好ましい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
光源102と、光源102から出射された光の光路上に配置された複数の光学素子(本実施形態では、1/4波長板105、コリメートレンズ106、アパーチャミラー107、検知用反射ミラー108A、検知用コリメートレンズ108B)を保持する光源ホルダ103などの光学素子保持手段とを備えた光源装置において、光学素子保持手段は、少なくともひとつの光学素子を保持する樹脂材からなる複数の光学素子保持部材を含む。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、光源ホルダ103としての光学素子保持手段を、ひとつの部材で形成した場合に比べて、構造を簡素化することができる。これにより、各光学素子保持部材の光学素子を保持する箇所を精度よく製造することができ、製造コストダウンを図ることが可能となる。
また、光源ホルダ103などの光学素子保持手段には、様々な機能が要求される。例えば、光学保持手段は、光源の熱や、光源102のパワー制御を行う制御部の熱などにより加熱されて光学素子保持手段が熱膨張すると、光学保持手段が保持する光学素子などが傾いて、所望の光学特性が得られなくなる可能性がある。従って、光学素子保持手段には、熱膨張し難い機能が求められる。また、光学素子保持手段は、反射ミラーなど、光を透過しない光学素子を保持している。この光を透過しない光学素子を光学素子保持手段に簡単に接着できる機能も求められる。また、場合によっては、光学保持手段に放熱性も求められる。光源ホルダ103などの光学素子保持手段としてひとつの部材で形成した場合、それらすべての機能を満足することは困難である。例えば、光学素子保持部材に熱膨張し難い機能が求められる場合は、光学素子保持部材の樹脂材として、ガラスや雲母が添加された樹脂材を用いるため、透明性が確保できず、反射ミラーなどを紫外線硬化樹脂で簡単に接着できる機能を得ることができない。
しかし、(態様1)においては、光学素子保持部材を複数有することで、光学素子保持部材が保持する光学素子や、配置される場所に応じて求められる機能を個別に満たすことができる。これにより、光源ホルダ103などの光学素子保持手段として、要求される複数の機能を満足させることができる。
(態様2)
(態様1)において、各光学素子保持部材の樹脂材を、互いに異ならせた。
実施形態で説明したように、各光学素子保持部材に要求される機能を満たす樹脂材(本実施形態では、熱膨張を抑制する機能が求められる第2ホルダ103aに関しては、熱膨張係数の低い樹脂を用い、紫外線硬化樹脂で簡単に光学素子を接着する機能が求められる第1ホルダ103aに関しては、透明樹脂を用いた)で形成することで、光学ホルダ103などの光学素子保持手段として、要求される複数の機能を満足させることができる。
(態様3)
(態様1)または(態様2)において、複数の光学素子保持部材の少なくとも一つは、透明樹脂で形成されており、透明樹脂で形成された第1ホルダ103aなどの光学素子保持部材に保持される光学素子(本実施形態では、アパーチャミラー107、検知用反射ミラー108A)は、光硬化樹脂により光学素子保持部材に接着固定される。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、第1ホルダ103aなどの光学素子保持部材を介して、紫外線硬化樹脂などの光硬化樹脂に紫外線などの光を照射することができる。これにより、光学素子を光硬化樹脂により簡単に光学素子保持部材に接着固定することができる。
(態様4)
(態様3)において、光硬化樹脂は、紫外線硬化樹脂である。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、紫外線を第1ホルダなどの光学素子保持部材を介して照射して、光学素子を光学素子保持部材に接着固定することができる。
(態様5)
(態様1)乃至(態様4)いずれかにおいて、光源ホルダ103などの光学素子保持手段が保持する複数の光学素子には、光源102からの光を分割するアパーチャミラー107などの光分割素子と、光分割素子で分割された一方の光を、光量を検知するフォトダイオード109などの光量検知部へ導くための検知用反射ミラー108Aなどの光学素子とが含まれており、光学素子保持手段は、光分割素子と、光量を検知する光量検知部へ導くための光学素子とを保持する透明樹脂材からなる第1ホルダ103aなどの第1保持部材と、残りの光学素子を保持する樹脂材からなる第2光学素子保持部材とを有する。
かかる構成とすることで、第1ホルダ103aなどの第1保持部材に保持されたアパーチャミラー107などの光分割素子と、光分割素子で分割された一方の光を、光量を検知するフォトダイオード109などの光量検知部へ導くための検知用反射ミラー108Aなどの光学素子を、紫外線硬化樹脂などで接着固定することができる。
(態様6)
(態様5)において、光分割素子は、光源102の光が入射する入射面が反射面であり、光源102の光の一部を整形して通過させ、残りを反射するアパーチャミラー107であり、光量を検知するフォトダイオード109などの光量検知部へ導くための光学素子が、アパーチャミラー107の反射面で反射した光を、光量検知部へ向かうように反射する反射ミラー108Aである。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、アパーチャミラー107と反射ミラー108Aを、紫外線硬化樹脂などで接着固定することができる。
(態様7)
また、(態様1)乃至(態様6)いずれかにおいて、光源ホルダ103などの光学素子保持手段は、第1ホルダ103aなどの第1光学素子保持部材と、第1光学素子保持部材よりも光源側に配置された第2ホルダ103bなどの第2光学素子保持部材とを有し、第2光学素子保持部材の熱膨張係数を、第1光学素子保持部材の熱膨張係数よりも低くした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、光源102などの熱により第2ホルダ103bなどの第2光学素子保持部材が熱膨張するのを抑制することができる。これにより、第2光学素子保持部材の熱膨張により、第2光学素子に保持された光学素子が傾いたりして、所望の光学特性が得られなくなるなどの不具合を抑制することができる。
(態様8)
また、(態様7)において、第2ホルダ103bなどの第2光学素子保持部材には、樹脂材よりも熱膨張係数の低い材料が添加されている。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、第2ホルダ103bなどの第2光学素子保持部材の熱膨張率を低くすることができる。
(態様9)
(態様1)乃至(態様8)において、光源ホルダなどの光学素子保持手段は、第1ホルダ103aなどの第1光学素子保持部材と、第1光学素子保持部材よりも光源側に配置された第2ホルダ103bなどの第2光学素子保持部材とを有し、第2光学素子保持部材の熱伝導率を、第1光学素子保持部材の熱伝導率よりも高くした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、光源102などの熱を、第2ホルダ103bなどの第2光学素子保持部材へ移動させることができ、光源102の温度上昇を抑制することができる。これにより、光源102の温度上昇によるビーム特性の劣化を抑制することができる。
(態様10)
(態様9)において、第2ホルダ103bなどの第2光学素子保持部材は、樹脂材よりも熱伝導性率が高い材料が添加されている。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、第2ホルダ103bなどの第2光学素子保持部材の熱伝導率を高めることができる。
(態様11)
また、(態様1)乃至(態様10)いずれかにおいて、光源102として複数の発光部が、2次元的に配列されている光源を用いた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、高解像度の印字が可能になる。
(態様12)
また、(態様1)乃至(態様10)いずれかにおいて、光源102として複数の発光部が、直線状に配列されている光源を用いた。
かかる構成としても、高解像度の印字が可能になる。
(態様13)
また、(態様1)乃至(態様12)いずれかにおいて、光源102は、一つ以上の発光部を待つ複数のレーザーダイオードで構成した。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、高解像度の印字が可能になる。
(態様14)
光源ユニット101と、光源ユニット101からの光を偏向走査する偏向器202などの光偏向手段とを備えた光走査装置100において、光源ユニット101として、(態様1)乃至(態様13)いずれかの光源装置を用いた。
かかる構成を備えることで、安価な光走査装置を実現できる。
(態様15)
画像情報に応じた走査光で光走査装置により感光体ドラムなどの感光体を走査して感光体上に潜像を形成し、潜像を現像することにより得た画像を最終的に記録材上に転移させて記録材上に画像を形成する画像形成装置において、光走査装置として、(態様14)の光走査装置を用いた。
かかる構成を備えることで、安価な画像形成装置を実現できる。
100 光走査装置
101 光源ユニット
102 光源
103 光源ホルダ
103a 第1ホルダ
103b 第2ホルダ
104 レーザ変調基板
105 1/4波長板
106 コリメートレンズ
107 アパーチャミラー
108 検知光学系
108A 検知用反射ミラー
108B 検知用コリメートレンズ
109 フォトダイオード
110 固定部材
113a 固定面部
113b アパーチャ取り付け面部
113c ミラー取り付け面部
114 ネジ挿入穴
115a,115b 位置決め穴
202 偏向器
202a 上段回転多面鏡
202b 下段回転多面鏡
203 偏向ビームスプリッタ
204 1/4波長板
205 シリンドリカルレンズ
301,302 出射レンズ
303a,303b,303c,304 ミラー
305 防塵ガラス
400 光学ハウジング
401 V字凹部
402 円弧状凹部
500 カラープリンタ
501,502,503,504 感光体ドラム
510 記録紙
606 中間転写ベルト
特開2011−48222号公報

Claims (12)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光の光路上に配置された複数の光学素子を保持する光学素子保持手段とを備えた光源装置において、
    前記光学素子保持手段は、
    前記光源からの光を分割する光分割素子と、
    前記光分割素子で分割された一方の光を、光量を検知する光量検知部へ導くための光学素子と、
    前記光分割素子で分割された他方の光の前記光量検知部への入射経路を遮る仕切り壁と、
    前記光分割素子と、前記光量を検知する光量検知部へ導くための光学素子とを保持する透明樹脂材からなる第1光学素子保持部材と、
    前記仕切り壁が形成された非透明樹脂材からなる第2光学素子保持部材とを備え、
    前記第1光学素子保持部材に保持される光学素子の少なくとも1つは、光硬化樹脂により前記第1光学素子保持部材に接着固定されていることを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1の光源装置において、
    前記光硬化樹脂は、紫外線硬化樹脂であることを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1または2の光源装置において、
    前記光分割素子は、前記光源の光が入射する入射面が反射面であり、前記光源の光の一部を整形して通過させ、残りを反射するアパーチャミラーであり、
    前記光量を検知する光量検知部へ導くための光学素子が、前記アパーチャミラーの前記反射面で反射した光を、前記光量検知部へ向かうように反射する反射ミラーであることを特徴とする光源装置
  4. 請求項1乃至3いずれかの光源装置において、
    前記第2光学素子保持部材は、前記第1光学素子保持部材よりも光源側に配置されており、
    前記第2光学素子保持部材の熱膨張係数を、前記第1光学素子保持部材の熱膨張係数よりも低くしたことを特徴とする光源装置。
  5. 請求項4の光源装置において、
    前記第2光学素子保持部材には、樹脂材よりも熱膨張係数の低い材料が添加されていることを特徴とする光源装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかの光源装置において、
    前記第2光学素子保持部材は、前記第1光学素子保持部材よりも光源側に配置されており、
    前記第2光学素子保持部材の熱伝導率を、前記第1光学素子保持部材の熱伝導率よりも高くしたことを特徴とする光源装置。
  7. 請求項6の光源装置において、
    前記第2光学素子保持部材は、樹脂材よりも熱伝導性率が高い材料が添加されていることを特徴とする光源装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかの光源装置において、
    前記光源として、複数の発光部が2次元的に配列されている光源を用いたことを特徴とする光源装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかの光源装置において、
    前記光源として、複数の発光部が直線状に配列されている光源を用いたことを特徴とする光源装置。
  10. 請求項8または9の光源装置において、
    前記光源は、一つ以上の発光部を待つ複数のレーザーダイオードで構成されていることを特徴とする光源装置。
  11. 光源ユニットと、光源ユニットからの光を偏向走査する光偏向手段とを備えた光走査装置において、
    前記光源ユニットとして、請求項1乃至10いずれかの光源装置を用いたことを特徴とする光走査装置。
  12. 画像情報に応じた走査光で光走査装置により感光体を走査して該感光体上に潜像を形成し、該潜像を現像することにより得た画像を最終的に記録材上に転移させて該記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
    上記光走査装置として、請求項11の光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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