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JP6136471B2 - 照明装置およびヒートシンク - Google Patents
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Description

本発明は、照明装置およびヒートシンクに関する。
LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を光源に用いた照明装置が広く用いられている。LEDのような発光素子は、高温になると、発光効率が低下するとともに寿命も短くなってしまう。そのため、放熱するフィンを有するヒートシンクを照明装置に設け、放熱を促すようにしている。
従来、LED照明装置では、アルミダイキャスト製のヒートシンクが多く採用されている。アルミダイキャスト製のヒートシンクは、他の部品を取り付ける取り付け部の形状の自由度が高く、加工性に優れている等の利点の反面、次のような欠点がある。
ヒートシンクのフィンをアルミダイキャストによって形成する場合には、金型の抜き勾配を設ける必要があるために、フィンの先端が細く、フィンの根元は厚くなってしまう。照明装置の場合には、取り付け穴径が決まっているため、ヒートシンクの形状も一定の径に収めなくてはならない。このため、フィンの表面積を大きくするには、フィンの長さを伸ばすことが必要になる。しかしながら、フィンが長くなるほど、フィンの根元が厚くなるため、ヒートシンクの重量がかさむという問題がある。また、ヒートシンクがアンダーカット等の複雑な構造になった場合には、金型の寿命が短くなり、製造コストが上昇する。
大光量の(消費電力の大きい)照明装置になるほど、発熱量も大きくなるため、ヒートシンクも大型化が必要になる。アルミダイキャスト製のヒートシンクでは、大型化するほど、上記の欠点が顕著になり、形状も重量も大きくなり、部品製作上の制約が多くなる。このため、装置重量によるコストの増大、イニシャルコストの増大、万一の落下時の安全面等が懸念されている。
一方、特許文献1および2には、板材で構成される複数のフィンと、このフィンを取り付ける取り付け台とを組み立てて形成する構造のヒートシンクが開示されている。この構造では、取り付け台に複数の突起リブが設けられており、突起リブ同士の間に形成される溝状のスロットにフィンの根元部を挿入した後、突起リブを塑性変形させてフィンを固定している。
実用新案登録第3152032号公報 実用新案登録第3151869号公報
特許文献1および2の構造では、突起リブを塑性変形させてフィンを固定するための加工を、1枚1枚のフィンに対してそれぞれ行う必要があるため、組み立てのコストが高くなり、安価に製造することが困難である。また、突起リブの塑性変形が不十分だった場合には、フィンの固定強度が低下したり、取り付け台とフィンとの接触熱抵抗が増大して放熱性が低下したりするおそれがある。
また、フィンを取り付ける方法として、特許文献1および2の構造以外に、ネジ固定、圧入等の方法も考えられる。しかしながら、フィンを1枚1枚ネジ固定する場合には、ネジの本数が多大となり、組み立てに多大な手間がかかる。フィンを1枚1枚圧入することも、組立工程が複雑になる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、軽量で放熱効率に優れた構造を、複雑な金型を必要とすることなく、容易な組み立て方法で、安価に製造することが可能な照明装置およびヒートシンクを提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、発光する光源と、光源から伝わる熱を受けるベースと、ベースから伝わった熱を放熱するフィンと、ベースに固定される固定部材と、を備え、ベースと固定部材との間にフィンの基端部が挟まれることによってフィンがベースに固定されており、固定部材は、弾性を有するバネ部を有し、バネ部の弾性力によりフィンの基端部をベース側に押圧し、固定部材は、第1固定部と、バネ部を介して第1固定部の反対側にある第2固定部とを備え、第1固定部は、ベースに設けられた係合部に引っ掛けられる鉤状をなし、第2固定部は、ネジによりベースに固定されているものである。
また、本発明に係るヒートシンクは、ベースと、ベースから伝わった熱を放熱するフィンと、ベースに固定される固定部材と、を備え、ベースと固定部材との間にフィンの基端部が挟まれることによってフィンがベースに固定されており、固定部材は、弾性を有するバネ部を有し、バネ部の弾性力によりフィンの基端部をベース側に押圧し、固定部材は、第1固定部と、バネ部を介して第1固定部の反対側にある第2固定部とを備え、第1固定部は、ベースに設けられた係合部に引っ掛けられる鉤状をなし、第2固定部は、ネジによりベースに固定されているものである。
本発明によれば、軽量で放熱効率に優れた構造を、複雑な金型を必要とすることなく、容易な組み立て方法で、安価に製造することが可能となる。
本発明の実施の形態1の照明装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1の照明装置を組み立てた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の照明装置が備えるヒートシンクの斜視図である。 本発明の実施の形態1の照明装置が備えるヒートシンクの断面図である。 図3および図4に示すヒートシンクが備えるベースの斜視図である。 図3および図4に示すヒートシンクが備えるフィンの斜視図である。 図3および図4に示すヒートシンクが備える固定部材の斜視図である。 図3および図4に示すヒートシンクが備える固定部材の断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の照明装置の分解斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1の照明装置を組み立てた状態を示す斜視図である。これらの図に示すように、本実施の形態1の照明装置1は、ヒートシンク(ヒートシンクアセンブリ)2と、放熱拡散シート6と、光源モジュール7と、枠部材8と、透光板9と、フレーム(フレームアセンブリ)10とを備えている。この照明装置1は、例えば天井などに設けられた取り付け穴の内部に装着し、ダウンライトとして用いることができる。図1および図2は、照明装置1を斜め上から見た状態を示しており、照明装置1の投光方向は図1および図2中の下方向となる。
ヒートシンク2は、ベース3と、フィン4と、フィン4をベース3に対し固定する固定部材5とで構成されている。ヒートシンク2の詳細な構造については、後述する。
ベース3の、フィン4が取り付けられた面と反対側の面、すなわちベース3の下面には、放熱拡散シート6を介して、光源モジュール7の裏面が密着する。光源モジュール7の表面側には、光源として、例えばLED(Light Emitting Diode)などの発光素子(図示省略)が設けられている。
枠部材8および透光板9は、複数のネジ(図示省略)により、ベース3の下面側に固定される。放熱拡散シート6および光源モジュール7は、ベース3と枠部材8との間に挟まれて固定される。透光板9は、枠部材8の下面側に装着される。
フレーム10は、複数のネジ(図示省略)により、ベース3の下面側に固定される。フレーム10は、光源モジュール7が発する光を制御し、配光を決める機能を備えている。フレーム10には、天井などに設けられた取り付け穴に対して照明装置1を着脱自在に固定するための板バネ状の複数のアーム11が取り付けられている。
照明装置1では、光源モジュール7で発生した熱が放熱拡散シート6を介してベース3に伝わり、ベース3に伝わった熱が更にフィン4に伝わり、表面積の大きいフィン4から周囲の空気に効率良く放熱することができる。このため、光源モジュール7の温度上昇を抑制することができるので、発光効率を向上するとともに、発光素子の寿命を長くすることができる。
図3は、ヒートシンク2の斜視図である。図4は、ヒートシンク2の断面図である。図5は、ベース3の斜視図である。図6は、フィン4の斜視図である。図7は、固定部材5の斜視図である。図8は、固定部材5の断面図である。
ベース3は、光源モジュール7から伝わる熱を受ける機能と、複数のフィン4を支持する機能とを有する部材である。図5に示すように、本実施の形態1では、ベース3は、長方形と円形を組み合わせたような形状の、平板状の部材で構成されている。すなわち、ベース3は、略長方形の板の両方の長辺の部分が円弧状に張り出したような形状になっている。ベース3は、金属材料で構成されることが好ましく、特にアルミニウムまたはアルミニウム合金で構成されることが好ましい。これにより、ベース3の熱伝導率を高くすることができ、良好な放熱性が得られるとともに、軽量化が可能となる。ベース3には、枠部材8および透光板9との固定に用いる複数のネジ穴3aと、フレーム10との固定に用いる複数のネジ穴3bと、固定部材5の後述する第2固定部5cとの固定に用いる複数のネジ穴3cと、固定部材5の後述する第1固定部5aを引っ掛けるための係合部3dとが設けられている。このようなベース3は、複雑な金型を必要とすることなく、安価に製造することができる。本発明では、ベース3の形状は、上記の形状に限定されるものではなく、光源から伝わる熱を受ける機能と、フィン4を支持する機能とを発揮する形状であれば、いかなる形状でも良い。
図4および図6に示すように、フィン4は、基端部4aと、放熱部4bとを有している。基端部4aは、ベース3の上面に接し、ベース3からの熱を受ける。放熱部4bは、大きな表面積を有しており、基端部4aから伝わる熱を周囲の空気に放熱する機能を有する。本実施の形態1では、放熱部4bは、平板状をなしており、ベース3の上面に対して略垂直に配置される。本実施の形態1のフィン4は、薄い金属板を加工して構成されており、特に、板金加工によって形成されていることが好ましい。このようなフィン4は、複雑な金型を必要とすることなく、安価に製造することができる。フィン4の構成材料としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、SPCC等の冷間圧延鋼板、SECC等の電気亜鉛めっき鋼板、SGCC等の溶融亜鉛めっき鋼板、SUS等のステンレス鋼などを好ましく用いることができる。これらの材料によれば、フィン4の熱伝導率を高くすることができ、良好な放熱性が得られるとともに、軽量化が可能となる。
本実施の形態1では、ベース3に対して複数(図示の構成では6個)のフィン4が並べて取り付けられている。また、本実施の形態1では、大きさ(形状)の異なる複数種類のフィン4があり、中央の2個のフィン4が最も大きく、その両側に並ぶ2個のフィン4が次いで大きく、外側の2個のフィン4が最も小さくなっている。本発明では、このような構成に限らず、すべてのフィン4の大きさ(形状)が同じであっても良い。
本実施の形態1では、基端部4aは、細長い形状であり、略長方形の平板状をなしている。基端部4aの下面は、ベース3の上面に密着している。ベース3と基端部4aとの間には、熱伝導性シートまたは熱伝導性グリスなどが介挿されていても良い。本実施の形態1のフィン4では、放熱部4bは、基端部4aの両側にそれぞれ設けられ、基端部4aに対し略垂直になっている。すなわち、本実施の形態1では、一つのフィン4は、基端部4aの両側に一対の放熱部4bを備えており、基端部4aと一対の放熱部4bとがU字状の断面形状(図4参照)を形成する。本発明では、このような構成に限らず、一つのフィン4に基端部4aおよび放熱部4bを一つずつ設け、基端部4aと放熱部4bとがL字状の断面形状を形成する構成にしても良い。
図7に示すように、固定部材5は、概ね板状をなす部材である。固定部材5は、ベース3の、フィン4が取り付けられる面、すなわちベース3の上面側に重ねて固定される。この固定部材5とベース3との間にフィン4の基端部4aが挟まれることによって、フィン4がベース3に固定される。本実施の形態1の固定部材5は、略長方形状をなしており、その長方形の一辺の側には、鉤状をなす第1固定部5aが形成され、その反対の辺の側には、ネジ(図示省略)を通すための穴5bを有する第2固定部5cが形成されている。穴5bは、ベース3のネジ穴3cに対応する位置に形成されている。本実施の形態1では、穴5bおよびネジ穴3cは、3箇所に形成されている。固定部材5は、鉤状の第1固定部5aをベース3の係合部3dに引っ掛け、穴5bに通したネジ(図示省略)をベース3のネジ穴3cに締め付けて第2固定部5cを固定することにより、ベース3に対して固定される。このように、本実施の形態1では、固定部材5をベース3に固定するネジの本数(3本)は、フィン4の個数(6個)より少ない。このため、フィン4の固定に必要なネジの本数を少なくすることができる。
なお、固定部材5をベース3に固定する方法は、上記の方法に限定されるものではなく、例えば、第1固定部5aおよび第2固定部5cの双方を鉤状にしてベース3の縁部に引っ掛けることによりネジを使用しないようにしても良いし、あるいは、鉤状部を用いずにネジ固定のみで固定部材5をベース3に固定しても良い。
固定部材5には、複数の細長い開口5dと、複数のバネ部5eとが更に形成されている。開口5dには、フィン4の放熱部4bが挿入する。開口5dは、すべてのフィン4の放熱部4bの総数と同数(本実施の形態1では、12個)形成されている。開口5dの大きさ(長さ)は、フィン4の放熱部4bがスムーズに挿入可能な大きさになっている。これらの開口5dは、第1固定部5aと第2固定部5cとを結ぶ方向に伸びており、互いに平行に形成されている。
バネ部5eは、フィン4の個数と同数(本実施の形態1では、6個)形成されている。バネ部5eは、各フィン4の一対の放熱部4bが挿入する一対の開口5dの間に形成されている。バネ部5eは、フィン4の基端部4aに沿って伸びる細長い形状をなしている。バネ部5eは、弾性を有し、弾性変形可能である。図8に示すように、バネ部5eの形状は、山と谷とが繰り返す、略波形をなしている。なお、本実施の形態1では、図7に示すように、固定部材5の第1固定部5aおよび第2固定部5cを除いた領域は、バネ部5e以外の部分も含めて、バネ部5eと同様の略波形の断面形状をなしている。
本実施の形態1の固定部材5は、薄い金属板を加工して構成されており、特に、板金加工によって形成されていることが好ましい。このような固定部材5は、複雑な金型を必要とすることなく、安価に製造することができる。固定部材5の構成材料は、特に限定されないが、バネ部5eのバネ性を優れたものとするため、例えばバネ鋼などを用いることが好ましい。
図4に示すように、各フィン4の一対の放熱部4bは、対応する一対の開口5dにそれぞれ挿入する。そして、一対の開口5dの間にあるバネ部5eと、ベース3との間にフィン4の基端部4aが挟まれることによって、フィン4がベース3に固定される。そして、略波形のバネ部5eの谷の部分がフィン4の基端部4aに接触し、バネ部5eが発揮する弾性力(バネの力)により、固定部材5が基端部4aをベース3側に押圧した状態になっている。
このように、本実施の形態1のヒートシンク2では、一つの固定部材5によって複数(図示の構成では6個)のフィン4をベース3に固定することができる。このため、フィン4の一つ一つを、別々に、ネジ固定、圧入等によってベース3に固定する構成に比べて、本実施の形態1のヒートシンク2は、組み立てを極めて容易に行うことができる。また、ヒートシンク2を構成するベース3、フィン4、固定部材5の各部品は、何れも、複雑な金型を必要とすることなく、容易に製造することができる。また、フィン4の一つ一つを別々に固定する構成では、何れかのフィン4が固定不良となった場合、当該フィン4の固定強度が低下したり、当該フィン4とベース3との接触熱抵抗が増大して放熱性が低下したりする可能性がある。これに対し、本実施の形態1によれば、一つの固定部材5をベース3に確実に固定することによって、すべてのフィン4を確実に固定することができるため、フィン4の固定不良が生ずることを抑制することができる。よって、各フィン4とベース3とを確実に固定し、両者の接触熱抵抗を確実に低減することができるので、放熱効率に優れたヒートシンク2を得ることができる。また、アルミダイキャスト製のヒートシンクでは、金型の抜き勾配を設けるためにフィンの根元を厚くする必要があるため、フィンが長くなるほど重量がかさむ。これに対し、本実施の形態1のヒートシンク2では、そのような必要がないため、長いフィン4を設けた場合であってもフィン4を根元まで薄くすることができ、軽量に構成することができる。このように、本実施の形態1によれば、軽量で放熱効率に優れたヒートシンク2を、複雑な金型を必要とすることなく、組み立てが容易で、簡易な構造で、安価に製造することが可能となる。ひいては、このようなヒートシンク2を用いた照明装置1の放熱性を良好にし、光源の発光効率および寿命を向上することともに、照明装置1を安価に製造することができる。
また、本実施の形態1のヒートシンク2では、固定部材5のバネ部5eの弾性力によってフィン4の基端部4aがベース3側に押圧されることにより、ベース3とフィン4の基端部4aとを全面に渡ってより確実に密着させることができる。このため、ベース3とフィン4の基端部4aとの間の接触熱抵抗が更に低くなり、ベース3からフィン4への熱伝導が促進されるので、より優れた放熱性が得られる。特に、バネ部5eを略波形にしたことにより、バネ部5eの弾性力を大きく発揮させることができ、フィン4の基端部4aをより強い力でベース3側に押圧することができる。
図8に示すように、本実施の形態1では、略波形のバネ部5eには、4つの山5f,5g,5h,5jと、3つの谷5k,5m,5nとが形成されている。バネ部5eの3つの谷5k,5m,5nの部分が、フィン4の基端部4aの上面にそれぞれ接触して基端部4aを押圧する。本実施の形態1では、バネ部5eの長手方向の中央に近い位置にある山5g,5hの高さが、バネ部5eの長手方向の両端に近い位置にある山5f,5jの高さに比べて、高くなっている。このため、ヒートシンク2を組み立てた状態において、バネ部5eの長手方向の中央寄りの部分の変形量が、バネ部5eの長手方向の両端に近い部分の変形量に比べて、大きくなる。したがって、バネ部5eの長手方向の中央に近い位置にある谷5mに作用する弾性力が、バネ部5eの長手方向の両端に近い位置にある谷5k,5nに作用する弾性力に比べて、高くなる。これにより、以下のような効果が得られる。一般に、バネ部5eの長手方向の中央寄りの部分(谷5m)は、第1固定部5aおよび第2固定部5cから遠い位置にあるので、フィン4の基端部4aをベース3側に押圧する力が弱くなり易い。これに対し、本実施の形態1のように、バネ部5eの長手方向の中央に近い位置にある波(山5g,5h)の高さを、バネ部5eの長手方向の両端に近い位置にある波(山5f,5j)の高さに比べて高くすることにより、バネ部5eの長手方向の中央寄りに作用する弾性力を高めることができる。このため、フィン4の基端部4aの長手方向の中央部分をベース3側に押圧する力が弱くなることを抑制することができ、フィン4の基端部4aの全体を均等にベース3側に押圧することができる。よって、ベース3とフィン4の基端部4aとをより確実に密着させることができる。その結果、ベース3とフィン4の基端部4aとの間の接触熱抵抗が更に低くなり、ベース3からフィン4への熱伝導が促進されるので、更に優れた放熱性が得られる。
また、本実施の形態1では、固定部材5に設けた開口5dにフィン4の放熱部4bが挿入するように構成したことにより、ベース3に対するフィン4の位置決めを容易且つ確実に行うことができる。また、図4に示すように、開口5dとフィン4の放熱部4bとの間には僅かに隙間があるため、圧入等の工程は不要であり、組み立てを容易に行うことができる。
また、本実施の形態1では、フィン4の断面形状をU字状にしたことにより、固定部材5の開口5dに対するフィン4の取り付けの向きを間違えるようなことがないので、組み立てを更に容易に行うことができる。また、一箇所のバネ部5eにつき2枚の放熱部4bを設けることができるので、大きな表面積を容易に確保することができ、放熱性の向上に有利になる。
なお、本実施の形態1では、本発明のヒートシンクを照明装置の光源の放熱に用いた構成について説明したが、本発明のヒートシンクは、照明装置に限らず、他の電子機器の放熱にも同様に用いることができる。
1 照明装置、2 ヒートシンク、3 ベース、3a,3b,3c,3d ネジ穴、4 フィン、4a 基端部、4b 放熱部、5 固定部材、5a 第1固定部、5b 穴、5c 第2固定部、5d 開口、5e バネ部、5f,5g,5h,5j 山、5k,5m,5n 谷、6 放熱拡散シート、7 光源モジュール、8 枠部材、9 透光板、10 フレーム、11 アーム

Claims (9)

  1. 発光する光源と、
    前記光源から伝わる熱を受けるベースと、
    前記ベースから伝わった熱を放熱するフィンと、
    前記ベースに固定される固定部材と、
    を備え、
    前記ベースと前記固定部材との間に前記フィンの基端部が挟まれることによって前記フィンが前記ベースに固定されており、
    前記固定部材は、弾性を有するバネ部を有し、前記バネ部の弾性力により前記フィンの前記基端部を前記ベース側に押圧し、
    前記固定部材は、第1固定部と、前記バネ部を介して前記第1固定部の反対側にある第2固定部とを備え、
    前記第1固定部は、前記ベースに設けられた係合部に引っ掛けられる鉤状をなし、
    前記第2固定部は、ネジにより前記ベースに固定されている照明装置。
  2. 前記固定部材は、前記第1固定部と前記第2固定部とを結ぶ方向に伸び、互いに平行に形成された複数の開口と、前記方向に直交する方向に並ぶ複数の前記バネ部とを有する請求項1記載の照明装置。
  3. 前記バネ部の断面形状が略波形をなしている請求項1または2記載の照明装置。
  4. 前記バネ部の中央に近い位置にある波の高さが、前記バネ部の両端に近い位置にある波の高さに比べて、高くなっている請求項3記載の照明装置。
  5. 前記フィンと前記固定部材との一方または両方は、板金加工により形成されたものである請求項1乃至4の何れか1項記載の照明装置。
  6. 複数の前記フィンが一つの前記固定部材により固定されている請求項1乃至5の何れか1項記載の照明装置。
  7. 前記フィンは、断面形状がU字状またはL字状をなす板状の部材である請求項1乃至6の何れか1項記載の照明装置。
  8. 前記固定部材は、前記フィンが挿入する開口を有する請求項1乃至7の何れか1項記載の照明装置。
  9. ベースと、
    前記ベースから伝わった熱を放熱するフィンと、
    前記ベースに固定される固定部材と、
    を備え、
    前記ベースと前記固定部材との間に前記フィンの基端部が挟まれることによって前記フィンが前記ベースに固定されており、
    前記固定部材は、弾性を有するバネ部を有し、前記バネ部の弾性力により前記フィンの前記基端部を前記ベース側に押圧し、
    前記固定部材は、第1固定部と、前記バネ部を介して前記第1固定部の反対側にある第2固定部とを備え、
    前記第1固定部は、前記ベースに設けられた係合部に引っ掛けられる鉤状をなし、
    前記第2固定部は、ネジにより前記ベースに固定されているヒートシンク。
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