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JP6139324B2 - 紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法 - Google Patents
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JP6139324B2 - 紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法 - Google Patents

紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法 Download PDF

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本発明の実施形態は、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法に関する。
従来、例えば紙葉類の計数及び判別を行う紙葉類処理装置が実用化されている。紙葉類処理装置は、投入部に投入された紙葉類を1枚ずつ取り込み、紙葉類の検知部に搬送する。検知部は、紙葉類に対して種々の処理を行い紙葉類の状態を検知する。
例えば、検知部は、紙葉類の券種(category)、紙葉類の汚れの度合い(正損:Fitness)、及び紙葉類の真偽(authentication)などを検知する。紙葉類処理装置は、各検知結果に基づいて、紙葉類を区分して集積する。
特開2005−339047号公報
紙葉類処理装置は、紙葉類の券種、正損、及び真偽などを検知する検知部を複数備える。さらに、紙葉類処理装置は、各検知部の検知結果を統合的に処理する検知情報処理部を備える。検知情報処理部は、各検知部から通信回線を介して検知結果を取得する。検知情報処理部は、紙葉類が搬送路中の特定の位置(最終判定位置)に到達する前に紙葉類の区分先を判定する。
例えば、検知情報処理部は、検知結果の伝送中にエラー(通信エラー)が発生した場合、検知結果の再送を検知部に要求する。しかし、再送が完了する前に紙葉類が最終判定位置に到達した場合、検知情報処理部は、紙葉類の区分先を確定させることができない。この為、従来の紙葉類処理装置は、紙葉類を適切に区分することができない可能性があるという課題がある。
本発明の一実施形態は、より確実に紙葉類を区分することができる紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法を提供することを目的とする。
一実施形態に係る紙葉類処理装置は、紙葉類を搬送する搬送路と、前記紙葉類を集積する複数の集積部と、前記紙葉類が前記搬送路上の第1の位置から前記第1の位置よりも下流である第2の位置に搬送される間に、前記紙葉類から特徴量を検出し、検出した前記特徴量に基づいて前記紙葉類の券種、真偽、及び正損のうちの少なくとも1つを検知する検査部と、前記紙葉類が前記搬送路上の第1の位置から前記第1の位置よりも下流である第2の位置に搬送される間に、前記検査部の検知結果に基づいて前記紙葉類を搬送する前記集積部を判定する検知情報処理部と、搬送路を制御し、前記検知情報処理部により判定した前記集積部に前記紙葉類を搬送する主制御部と、を具備し、前記検査部は、伝送路を介して前記検知結果を前記検知情報処理部に伝送し、前記検知情報処理部は、前記検知結果の伝送中に通信エラーが発生したか否か判定し、通信エラーが発生したと判定した場合、前記紙葉類が前記第1の位置に到達してからの経過時間と、前記紙葉類の搬送速度と、前記検知結果の再送が必要なデータの容量とに基づいて、前記紙葉類が前記第2の位置に到達するまでの間に前記検知結果の再送が可能であるか否かを判定し、再送が不可能である場合、前記検知結果の再送を前記検査部に要求せず、再送が可能である場合、前記検知結果の再送を前記検査部に要求する
図1は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図2は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図3は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図4は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。
以下、図面を参照しながら紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法の実施形態について、詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る紙葉類処理装置100の構成の例を示す。
紙葉類検査システムは、少なくとも1台以上の紙葉類処理装置、再検査装置、及びサーバなどを備える。紙葉類処理装置100、再検査装置、及びサーバは、ネットワークを介して互いにデータを送受信可能な状態で接続されている。
オペレータは、重ねられた状態の紙葉類Pを紙葉類処理装置100の投入部に供給する。 紙葉類処理装置100は、投入された複数枚の紙葉類を一枚ずつ高速で取り込み、取り込んだ紙葉類の券種、正損、及び真偽などを検査する。さらに、紙葉類処理装置100は、紙葉類を計数する。またさらに、紙葉類処理装置100は、再使用可能な紙葉類を結束して排出する。
紙葉類処理装置100は、紙葉類の計数結果を検査結果としてサーバに送信する。
なお、紙葉類処理装置100は、再検査が必要であると判断された紙葉類Pを排除券として排出する。
サーバは、紙葉類処理装置100から送信された検査結果にインデックスを付し、サーバ内の記憶媒体に格納する。
また、紙葉類処理装置100、及び再検査装置を操作するオペレータは、紙葉類処理装置100から排出された排除券を再検査装置に投入する。再検査装置は、投入された排除券を再検査する。再検査装置は、紙葉類の計数結果を再検査結果としてサーバに送信する。
サーバは、再検査装置から送信された再検査結果を紙葉類処理装置100から送信された検査結果に組み合わせ、組み合わされた検査結果をサーバ内の記憶媒体に格納する。
図1に示されるように、紙葉類処理装置100は、装置外部に、投入部112、及び操作表示部137を備えている。また、紙葉類処理装置100は、装置内部に、取出部113、吸着ローラ114、搬送路115、検査部116、集積部128乃至131、裁断部133、及び排除集積部134を備える。また、紙葉類処理装置100は、主制御部151を備える。主制御部151は、紙葉類処理装置100の各部の動作を統合的に制御する。さらに、主制御部151は、検査部116の各ユニットにより検知された検知結果に基づいて紙葉類Pの搬送先(集積部)を判定する検知情報処理部152を備える。
投入部112は、例えば紙幣などの紙葉類Pを投入するための構成である。投入部112は、重ねられた状態の紙葉類Pをまとめて受け入れる。
操作表示部137は、オペレータに対して各種の操作案内、及び処理結果などを表示する。また、操作表示部137は、オペレータによる各種操作入力を受け付ける。なお、操作表示部137は、タッチパネルとして構成されていてもよい。この場合、紙葉類処理装置100は、操作表示部137に表示されるボタンと、操作表示部137に対するオペレータによる操作と、に基づいて、各種の操作入力を検知する。
取出部113は、投入部の上部に設けられる。取出部113は、吸着ローラ114を備えている。吸着ローラ114は、投入部112にセットされた紙葉類Pを集積方向の端部に接するように設けられている。即ち、吸着ローラ114は、回転することにより、投入部112にセットされた紙葉類Pを集積方向の端部から1枚ずつ装置内部に取り込む。吸着ローラ114は、たとえば、1回転するごとに1枚の紙葉類Pを取出すように機能する。これにより、吸着ローラ114は、紙葉類Pを一定のピッチで取出す。吸着ローラ114により取り込まれた紙葉類Pは、搬送路115に導入される。また、吸着ローラ114は、例えば真空ポンプによる吸引力を使って紙葉類の表面に吸着して取り出す吸着ロータを備える構成であってもよい。
搬送路115は、紙葉類Pを紙葉類処理装置100内の各部に搬送する。搬送路115は、図示しない搬送ベルト及び駆動プーリなどを備えている。搬送路115は、図示しない駆動モータ及び駆動プーリにより搬送ベルトを動作させる。搬送路115は、吸着ローラ114により取り込まれた紙葉類Pを搬送ベルトにより一定速度で搬送する。なお、搬送路115における取出部113に近い側を上流側、排除集積部134に近い側を下流側として説明する。
取出部113から延びた搬送路115上には、検査部116が設けられている。検査部116は、図2に示されるように、券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cを備えている。検査部116は、紙葉類Pの光学的特徴情報、機械的特徴、及び磁気的特長情報などの特徴量を検出することができる。検査部116の各検知部は、検出された特徴量に基づいて、紙葉類Pの券種、正損、及び真偽などを検知することができる。
券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cは、それぞれ紙葉類Pから上記したような特徴量を取得する特徴量取得部を備える。
例えば、検査部116は、紙葉類Pの表面の画像を読み取る画像読取装置を特徴量取得部として備える。画像読取装置は、搬送路115により搬送される紙葉類Pの画像を読み取る。画像読取装置は、Charge Coupled Device(CCD)などの受光素子と、受光素子に光を結像させる光学系とを有するカメラを備える。また、カメラは、CMOS、または他の受光素子と、受光素子に光を結像させる光学系とを備える構成であってもよい。検査部116は、画像読取装置により紙葉類Pの光学的特徴を取得することができる。
また、例えば、検査部116は、紙葉類Pの厚さ及び強度などを検出する厚さ及びたわみ検出装置を特徴量取得部として備える。検査部116は、厚さ及びたわみ検出装置により、紙葉類Pの機械的特徴を取得することができる。
また、例えば、検査部116は、紙葉類Pの磁気を検出する磁気検出装置を特徴量取得部として備える。検査部116は、磁気検出装置などにより紙葉類Pの磁気的特徴を取得することができる。
なお、特徴量取得部は、検査部116内の各部で共用されてもよいし、券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cがそれぞれ特徴量取得部を備える構成であってもよい。
券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cは、それぞれ特徴量取得部により取得した特徴量に基づいて、種々の検知結果(検知データ)を取得する。
券種検知部116aは、紙葉類Pから取得した特徴量に基づいて、紙葉類Pの券種(category)を検知する。
また、真偽検知部116bは、紙葉類Pから取得した特徴量に基づいて、紙葉類Pの真偽(authentication)を検知する。すなわち、真偽検知部116bは、紙葉類Pが真券(genuine)であるか、偽券(counterfeit)であるかを判定する。
また、正損検知部116cは、紙葉類Pから取得した特徴量に基づいて、紙葉類Pの正損(fitness)を検知する。即ち、正損検知部116cは、紙葉類Pが再流通が可能な正券(fit sheet for recirculation)であるか、再流通が不可能な損券(unfit sheet for recirculation)であるかを判定する。
券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cは、検知結果を検知情報処理部152に供給する。検知情報処理部152は、券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cから供給された検知結果を統合する。これにより、検知情報処理部152は、紙葉類P毎に券種、真偽、及び正損の検知結果を認識することができる。検知情報処理部152は、認識した紙葉類P毎の券種、真偽、及び正損に基づいて、紙葉類Pの搬送先(集積部)を判定する。
なお、集積部は、例えば、集積部128乃至131、裁断部133、及び排除集積部134などである。即ち、検知情報処理部152は、集積部128、集積部129、集積部130、集積部131、裁断部133、及び排除集積部134の中から1つを紙葉類Pの搬送先として特定する。
なお、券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cと、検知情報処理部152とは、例えばバスなどの伝送路により接続されている。券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cは、伝送路を介して検知結果を検知情報処理部152に伝送する。
例えば、検知情報処理部152は、正券であると検知された紙葉類Pを集積部128乃至131に搬送するように搬送先を判定する。なお、集積部128乃至131は、紙葉類Pの券種毎に設けられている。すなわち、一つの集積部が紙葉類Pのある券種に対応するように設けられている。検知情報処理部152は、紙葉類Pの券種に応じて集積部128乃至131の中から紙葉類Pの搬送先を特定する。
また、検知情報処理部152は、券であると検知された紙葉類Pを裁断部133に搬送するように搬送先を判定する。裁断部133は、裁断された紙葉類Pを集積する集積部である。裁断部133は、裁断機133aとスタッカ133bとを備える。裁断部133の裁断機133aは、搬送される損券を裁断する。裁断部133は、裁断された紙葉類Pの紙片をスタッカ133bに蓄積する。このスタッカ133bは、外部から紙片を取り除くことができる取り出し口を備えている。即ち、オペレータは、取り出し口から裁断されたスタッカ133bに蓄積された紙葉類Pの紙片を取り出すことができる。
また、検知情報処理部152は、紙葉類Pを排除すべきか否かを判別する。検知情報処理部152は、偽券であると検知された紙葉類P、重なりが検知された紙葉類P、または判別が不可能であった紙葉類Pを排除券であると判定する。
また、検知情報処理部152は、搬送経路中で前の紙葉類Pと後ろの紙葉類Pとの間隔が短い為に各検出器による検出が正しく行われないショートピッチが発生した紙葉類Pを排除券と判定する。
検知情報処理部152は、排除券であると判定した紙葉類Pを排除集積部134に搬送するように搬送先を判定する。裁断部133は、排除券であると判定された紙葉類Pを集積する集積部である。なお、排除集積部134は、集積された紙葉類Pをオペレータが取り出すことができるように構成されている。
紙葉類処理装置100は、検知情報処理部152により判定された搬送先に紙葉類Pが搬送されるように、搬送路115、及び複数のゲートなどの動作を制御する。検査部116の下流側の搬送路115上には、図示しない複数のゲートが設けられている。ゲートは、それぞれ、主制御部151により制御される。主制御部151は、検知情報処理部152による判定結果に基づいて各ゲートの動作を制御する。これにより、主制御部151は、搬送路115を搬送されている紙葉類Pを所定の処理部に搬送するように制御する。また、紙葉類処理装置100は、検知情報処理部152により判定された搬送先に紙葉類Pを集積することができる。
なお、オペレータは、操作表示部137などを操作することにより、紙葉類処理装置100に処理させる紙葉類Pの種類(券種)を任意で設定させることができる。
なお、主制御部151は、集積部132または裁断部133に搬送された紙葉類Pの紙葉類の計数結果などを紙葉類の束毎に対応付けて、検査結果として記憶する。主制御部151は、検査結果をサーバに送信する。
検査部116は、図2に示される判定開始位置に紙葉類Pが到達した場合、処理を開始する。なお、検査部116は、判定開始位置に紙葉類Pが到達したことを検知する図示されないセンサを備える。検査部116は、このセンサの検知結果に基づいて紙葉類Pが判定開始位置に到達したか否か判断する。
検査部116は、紙葉類Pが判定開始位置に到達したことを検知した場合、券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cを待機状態にさせる。券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cは、それぞれの検出位置に紙葉類Pが到達した時に紙葉類Pから特徴量を取得する。
例えば、券種検知部116aは、紙葉類Pが第1の検出位置に到達した場合、紙葉類Pから特徴量を取得することができる。券種検知部116aは、紙葉類Pから取得した特徴量に基づいて紙葉類Pの券種を検知する。券種検知部116aは、検知結果(券種検知データ)を上記の伝送路を介して検知情報処理部152に伝送する。
また、例えば、真偽検知部116bは、紙葉類Pが第2の検出位置に到達した場合、紙葉類Pから特徴量を取得することができる。真偽検知部116bは、紙葉類Pから取得した特徴量に基づいて紙葉類Pの真偽を検知する。真偽検知部116bは、検知結果(真偽検知データ)を上記の伝送路を介して検知情報処理部152に伝送する。
また、例えば、正損検知部116cは、紙葉類Pが第3の検出位置に到達した場合、紙葉類Pから特徴量を取得することができる。正損検知部116cは、紙葉類Pから取得した特徴量に基づいて紙葉類Pの正損を検知する。正損検知部116cは、検知結果(正損検知データ)を上記の伝送路を介して検知情報処理部152に伝送する。
検知情報処理部152は、券種検知部116a、真偽検知部116b、及び正損検知部116cから伝送された券種検知データ、真偽検知データ、及び正損検知データに基づいて、紙葉類Pの搬送先を判定する。なお、検知情報処理部152は、紙葉類Pが図2に示されている最終判定位置に到達するまでの間に紙葉類Pの搬送先を判定する。
なお、検知結果の伝送中にエラー(通信エラー)が発生する場合がある。このため、検査部116の各部は、例えばチェックサム、CRC、ハッシュ値などの誤り検出符号を伝送するデータに付加する。すなわち、券種検知部116aは、券種検知データに誤り検出符号を付加して検知情報処理部152に伝送する。また、真偽検知部116bは、真偽検知データに誤り検出符号を付加して検知情報処理部152に伝送する。また、正損検知部116cは、正損検知データに誤り検出符号を付加して検知情報処理部152に伝送する。
検知情報処理部152は、検知結果を受信した場合、誤り検出符号を用いて検知結果の伝送中に通信エラーが発生したか否か判断する。すなわち、検知情報処理部152は、券種検知データ、真偽検知データ、及び正損検知データの伝送中に通信エラーが発生したか否かをそれぞれ判断することができる。
またさらに、検知情報処理部152は、検知結果の伝送中に通信エラーが発生していると判断した場合、通信エラーが発生した検知結果を再送するように検査部116の各部に要求することができる。
またさらに、検知情報処理部152は、紙葉類Pが判定開始位置に到達してからの経過時間と、紙葉類Pの搬送速度とに基づいて、紙葉類Pが搬送路上のどの位置に存在するかを逐次認識することができる。さらに、検知情報処理部152は、紙葉類Pが最終判定位置に到達するまでの時間を逐次認識することができる。
なお、検査部116の各部は、検知結果のデータをパケット化して検知情報処理部152に伝送する。すなわち、検査部116の各部は、検知結果を複数のパケットに分割された状態のデータを検知情報処理部152に伝送する。検知情報処理部152は、誤り検出符号に基づいて通信エラーが発生したパケットを特定することができる。さらに、検知情報処理部152は、通信エラーが発生したと特定したパケットを再送するように検査部116の各部に要求することができる。
また、検査部116の各部は、例えば、上流側から券種検知部116a、真偽検知部116b、正損検知部116cの順に配置されている。しかし、券種検知データ、真偽検知データ。及び正損検知データはそれぞれデータの容量が異なる。この為、検知情報処理部152がどのような順番で検知データを受信するかは不定である。なお、図2の検査部116の各部の配置は一例であり、いかなる順番で配置されていてもよい。
図3は、紙葉類処理装置100の動作の例を示す。
まず、主制御部151の検知情報処理部152は、紙葉類Pが判定開始位置に到達したことを検知した場合、検査を開始するように検査部116を制御する。この場合、検知情報処理部152は、検知データを検査部116に要求する(ステップS11)。
まず、検査部116の券種検知部116aは、紙葉類Pの券種を検知する。券種検知部116aは、券種検知データを検知情報処理部152に伝送する。検知情報処理部152は、券種検知データを受信する(ステップS12)。
検知情報処理部152は、券種検知データの伝送中に通信エラーが発生したか否か判断する(ステップS13)。すなわち、検知情報処理部152は、受信した券種検知データの誤り検出符号を用いて受信した券種検知データに通信エラーが含まれているか否か検出する。
さらに、検知情報処理部152は、データ到着時間を算出する(ステップS14)。データ到着時間は、紙葉類Pが判定開始位置に到達してから検知データの伝送が完了するまでの時間を示す。すなわち、この場合のデータ到着時間は、紙葉類Pが判定開始位置に到達してから券種検知データの伝送が完了するまでの時間を示す。
検査部116の真偽検知部116bは、紙葉類Pの真偽を検知する。真偽検知部116bは、真偽検知データを検知情報処理部152に伝送する。検知情報処理部152は、真偽検知データを受信する(ステップS15)。
検知情報処理部152は、真偽検知データの伝送中に通信エラーが発生したか否か判断する(ステップS16)。すなわち、検知情報処理部152は、受信した真偽検知データの誤り検出符号を用いて受信した真偽検知データに通信エラーが含まれているか否か検出する。
さらに、検知情報処理部152は、データ到着時間を算出する(ステップS17)。この場合のデータ到着時間は、紙葉類Pが判定開始位置に到達してから真偽検知データの伝送が完了するまでの時間を示す。
検査部116の正損検知部116cは、紙葉類Pの真偽を検知する。正損検知部116cは、正損検知データを検知情報処理部152に伝送する。検知情報処理部152は、正損検知データを受信する(ステップS18)。
検知情報処理部152は、正損検知データの伝送中に通信エラーが発生したか否か判断する(ステップS19)。すなわち、検知情報処理部152は、受信した正損検知データの誤り検出符号を用いて受信した正損検知データに通信エラーが含まれているか否か検出する。
さらに、検知情報処理部152は、データ到着時間を算出する(ステップS20)。この場合のデータ到着時間は、紙葉類Pが判定開始位置に到達してから正損検知データの伝送が完了するまでの時間を示す。
検知情報処理部152は、受信した券種検知データ、真偽検知データ、及び正損検知データをそれぞれ認識する。これにより、検知情報処理部152は、紙葉類Pの券種、真偽及び正損をそれぞれ認識することができる。
なお、検知情報処理部152は、すべての検知データの受信が完了するのを待つ。検知情報処理部152は、すべての検知データの受信が完了したことを認識した場合、各検知データの受信が完了した時間をそれぞれ認識する。これにより、検知情報処理部152は、各検知データを受信した順番を認識する。
検知情報処理部152は、最初に受信した検知データに通信エラーがあるか否か判定する(ステップS21)。さらに、検知情報処理部152は、最初に受信した検知データに通信エラーがあると判定した場合、検知データの再送が可能であるか否か判定する(ステップS22)。検知データの再送が可能であると判定した場合、検知情報処理部152は、最初に受信した検知データの再送を検査部116に要求する(ステップS23)。
次に、検知情報処理部152は、二番目に受信した検知データに通信エラーがあるか否か判定する(ステップS24)。さらに、検知情報処理部152は、二番目に受信した検知データに通信エラーがあると判定した場合、検知データの再送が可能であるか否か判定する(ステップS25)。検知データの再送が可能であると判定した場合、検知情報処理部152は、二番目に受信した検知データの再送を検査部116に要求する(ステップS26)。
次に、検知情報処理部152は、三番目に受信した検知データに通信エラーがあるか否か判定する(ステップS27)。さらに、検知情報処理部152は、三番目に受信した検知データに通信エラーがあると判定した場合、検知データの再送が可能であるか否か判定する(ステップS28)。検知データの再送が可能であると判定した場合、検知情報処理部152は、三番目に受信した検知データの再送を検査部116に要求する(ステップS29)。
検知情報処理部152は、検知データの伝送が完了したか否か判定する(ステップS30)。即ち、検知情報処理部152は、伝送途中である検知データがあるか否か判定する。例えば、検知情報処理部152は、初回の検知データの伝送、または再送を要求した検知データの伝送が完了したか否かを判定する。検知データの伝送が完了していないと判定した場合、検知情報処理部152は、ステップS11の後段の処理に移行し、検知データの伝送を継続する。
また、検知データの伝送が完了したと判定した場合、検知情報処理部152は、受信した各検知データを用いて、紙葉類Pの搬送先を判定する(ステップS31)。即ち、検知情報処理部152は、券種検知データ、真偽検知データ、及び正損検知データなどに基づいて、紙葉類Pの搬送先を判定する。紙葉類処理装置100は、検知情報処理部152により判定された搬送先に紙葉類Pを搬送する。これにより、紙葉類処理装置100は、各種の検知結果に基づいて、紙葉類Pを区分することができる。
図4は、図3のステップS22、ステップS25、及びステップS28などの処理の例を示す。
検知情報処理部152は、通信エラーを含む検知データの容量、即ち、再送が必要なデータ(再送データ)の容量を算出する(ステップS41)。例えば、検知情報処理部152は、検知データのうち通信エラーが発生したパケットの再送を要求する。この為に、検知情報処理部152は、通信エラーを含むパケットの容量を算出する。
さらに、検知情報処理部152は、算出した容量に基づいて、再送に必要な時間(再送時間)を算出する(ステップS42)。即ち、検知情報処理部152は、再送データの再送に必要な時間を算出する。
また、検知情報処理部152は、紙葉類Pの搬送位置を逐次算出する(ステップS43)。例えば、検知情報処理部152は、紙葉類Pが判定開始位置に到達してからの経過時間と、紙葉類Pの搬送速度とに基づいて、紙葉類Pの搬送路上での位置を特定することができる。
またさらに、検知情報処理部152は、紙葉類Pが最終判定位置に到達するまでの時間(到達時間)を算出する(ステップS44)。例えば、検知情報処理部152は、紙葉類Pが判定開始位置に到達してからの経過時間と、紙葉類Pの搬送速度と、判定開始位置と最終判定位置との距離とに基づいて、紙葉類Pが最終判定位置に到達するまでの時間を算出することができる。
検知情報処理部152は、再送時間と到達時間との差を算出する(ステップS45)。例えば、検知情報処理部152は、到達時間に対する再送時間の差分を算出する。再送時間が到達時間未満である場合、紙葉類Pが最終判定位置に到達する前に再送データの再送が完了しない。即ち、検知情報処理部152は、再送時間と到達時間との差を算出することにより、紙葉類Pが最終判定位置に到達する前に再送データの再送が完了するか否かを判定することができる。
まず、検知情報処理部152は、到達時間に対する再送時間の差分が「0」以上であるか否か判定する(ステップS46)。これにより、検知情報処理部152は、紙葉類Pが最終判定位置に到達する前に再送データの再送が完了するか否かを判定する。検知情報処理部152は、差分が「0」以上である場合、再送が可能であると判定する。
差分が「0」未満である場合、即ち、到達時間が再送時間未満である場合、検知情報処理部152は、再送データの再送が不可能であることを認識する(ステップS47)。この場合、検知情報処理部152は、図3のステップS22、S25、及びS28でNOと判定する。この場合、検知情報処理部152は、検知データの再送を要求せずに、後段の処理に移行する。
例えば、検知情報処理部152は、図3のステップS22、S25、及びS28でNOと判定した場合、ステップS30の処理に移行する構成であってもよい。これにより、検知情報処理部152は、不要な判断処理などを省略することができる。検知情報処理部152は、図3のステップS22、S25、及びS28でNOと判定した場合、既に受信が完了している検知データを用いて紙葉類Pの搬送先を判定する。例えば、券種検知データ及び真偽検知データを受信しており、正損検知データの伝送中に通信エラーが発生しており、且つ再送が不可能であるとする。この場合、検知情報処理部152は、券種検知データ及び真偽検知データを用いて紙葉類Pの搬送先を判定する。即ち、検知情報処理部152は、再送データの再送が不可能である場合、受信が完了した検知データを用いて紙葉類Pの搬送先を判定する。
また、ステップS46で差分が「0」以上であると判定した場合、即ち、到達時間が再送時間以上である場合、検知情報処理部152は、再送データの再送が可能であることを認識する。さらに、検知情報処理部152は、到達時間に対する再送時間の差分が「差分>0」であるか否か判定する(ステップS48)。これにより、検知情報処理部152は、再送データの再送が可能であり、且つ、紙葉類Pが最終判定位置に到達するまでに猶予があるか否かを認識する。
ステップS48で「差分>0」であると判定した場合、検知情報処理部152は、再送データの再送が可能であり、且つ、紙葉類Pが最終判定位置に到達するまでに猶予があると認識する(ステップS49)。さらに、ステップS48で「差分>0」ではないと判定した場合、検知情報処理部152は、再送データの再送が可能であり、且つ、紙葉類Pが最終判定位置に到達するまでに猶予がないと認識する(ステップS50)。
上記の処理により、検知情報処理部152は、再送データの再送が可能であるか否かを認識することができる。さらに、検知情報処理部152は、再送データの再送が可能である場合にさらに紙葉類Pが最終判定位置に到達するまでに猶予があるか否か認識することができる。これにより、検知情報処理部152は、他の検知データに通信エラーが含まれている場合に、再送に要する時間があるか否かを認識することができる。
上記したように、検知情報処理部152は、再送に要する時間が無いと判断した場合、図3のステップS30に移行する。さらに、検知情報処理部152は、ステップS30で伝送が完了したと判定する。この結果、検知情報処理部152は、再送データを再送する時間的な余裕が無い場合に不要な判定を行う必要が無くなる。
上記したように、検知情報処理部152は、紙葉類Pの搬送位置と、紙葉類Pの搬送速度と、再送データの容量とに基づいて、再送データが再送可能であるか否かを判定する。検知情報処理部152は、再送が可能である場合に再送データを取得し、紙葉類Pの搬送先の判定に用いる。この結果、より確実に紙葉類を区分することができる紙葉類処理装置、及び紙葉類処理方法を提供することができる。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
100…紙葉類処理装置、112…投入部、113…取出部、114…吸着ローラ、115…搬送路、116…検査部、116a…券種検知部、116b…真偽検知部、116c…正損検知部、116d…情報処理部、128…集積部、129…集積部、130…集積部、131…集積部、132…集積部、133…裁断部、133a…裁断機、133b…スタッカ、134…排除集積部、137…操作表示部、151…主制御部。

Claims (4)

  1. 紙葉類を搬送する搬送路と、
    前記紙葉類を集積する複数の集積部と、
    前記紙葉類が前記搬送路上の第1の位置から前記第1の位置よりも下流である第2の位置に搬送される間に、前記紙葉類から特徴量を検出し、検出した前記特徴量に基づいて前記紙葉類の券種、真偽、及び正損のうちの少なくとも1つを検知する検査部と、
    前記紙葉類が前記搬送路上の第1の位置から前記第1の位置よりも下流である第2の位置に搬送される間に、前記検査部の検知結果に基づいて前記紙葉類を搬送する前記集積部を判定する検知情報処理部と、
    前記搬送路を制御し、前記検知情報処理部により判定した前記集積部に前記紙葉類を搬送する主制御部と、
    を具備し、
    前記検査部は、伝送路を介して前記検知結果を前記検知情報処理部に伝送し、
    前記検知情報処理部は、前記検知結果の伝送中に通信エラーが発生したか否か判定し、通信エラーが発生したと判定した場合、前記紙葉類が前記第1の位置に到達してからの経過時間と、前記紙葉類の搬送速度と、前記検知結果の再送が必要なデータの容量とに基づいて、前記紙葉類が前記第2の位置に到達するまでの間に前記検知結果の再送が可能であるか否かを判定し、再送が不可能である場合、前記検知結果の再送を前記検査部に要求せず、再送が可能である場合、前記検知結果の再送を前記検査部に要求する、
    紙葉類処理装置。
  2. 前記検知情報処理部は、
    前記紙葉類が前記第1の位置に到達してからの経過時間と前記紙葉類の搬送速度とに基づいて、前記紙葉類が前記第2の位置に到達するまでの到達時間を算出し、
    前記検知結果の再送が必要なデータの容量に基づいて、再送に必要な再送時間を算出し、
    前記到時間が前記再送時間以上である場合、前記検知結果の再送が可能であると判定する請求項に記載の紙葉類処理装置。
  3. 前記検査部は、
    前記紙葉類の券種を検知し、伝送路を介して検知結果を前記検知情報処理部に伝送する第1の検知部と、
    前記紙葉類の真偽を検知し、伝送路を介して検知結果を前記検知情報処理部に伝送する第2の検知部と、
    前記紙葉類の正損を検知し、伝送路を介して検知結果を前記検知情報処理部に伝送する第3の検知部と、
    を具備し、
    前記検知情報処理部は、前記紙葉類が前記第2の位置に到達するまでの間に前記検知結果の再送が不可能であると判定した場合、通信エラーを含んでいない前記検知結果に基づいて前記紙葉類を搬送する前記集積部を判定する、請求項1または2に記載の紙葉類処理装置。
  4. 紙葉類を搬送する搬送路と、前記紙葉類を集積する複数の集積部と、前記紙葉類が前記搬送路上の第1の位置から前記第1の位置よりも下流である第2の位置に搬送される間に、前記紙葉類から特徴量を検出し、検出した前記特徴量に基づいて前記紙葉類の券種、真偽、及び正損のうちの少なくとも1つを検知する検査部と、前記紙葉類が前記搬送路上の第1の位置から前記第1の位置よりも下流である第2の位置に搬送される間に、前記検査部の検知結果に基づいて前記紙葉類を搬送する前記集積部を判定する検知情報処理部と、前記搬送路を制御し、前記検知情報処理部により判定した前記集積部に前記紙葉類を搬送する主制御部と、を具備する紙葉類処理装置の紙葉類処理方法であって、
    前記検査部は、伝送路を介して前記検知結果を前記検知情報処理部に伝送し、
    前記検知情報処理部は、前記検知結果の伝送中に通信エラーが発生したか否か判定し、通信エラーが発生したと判定した場合、前記紙葉類が前記第1の位置に到達してからの経過時間と、前記紙葉類の搬送速度と、前記検知結果の再送が必要なデータの容量とに基づいて、前記紙葉類が前記第2の位置に到達するまでの間に前記検知結果の再送が可能であるか否かを判定し、再送が不可能である場合、前記検知結果の再送を前記検査部に要求せず、再送が可能である場合、前記検知結果の再送を前記検査部に要求する、
    紙葉類処理方法。
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