JP6139487B2 - 遮光されたロール状フィルム、遮光されたロール状フィルムの製造方法、熱重合開始剤を含むロール状フィルム、熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法、ハードコートフィルム、ハードコートフィルムの製造方法、偏光板および液晶表示装置 - Google Patents
遮光されたロール状フィルム、遮光されたロール状フィルムの製造方法、熱重合開始剤を含むロール状フィルム、熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法、ハードコートフィルム、ハードコートフィルムの製造方法、偏光板および液晶表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6139487B2 JP6139487B2 JP2014197839A JP2014197839A JP6139487B2 JP 6139487 B2 JP6139487 B2 JP 6139487B2 JP 2014197839 A JP2014197839 A JP 2014197839A JP 2014197839 A JP2014197839 A JP 2014197839A JP 6139487 B2 JP6139487 B2 JP 6139487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- cellulose ester
- layer
- roll
- hard coat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- KADKLLISALHQIG-UHFFFAOYSA-N CC(C)(c1ccccc1)c1cc(I)cc(NN2Nc3ccccc23)c1O Chemical compound CC(C)(c1ccccc1)c1cc(I)cc(NN2Nc3ccccc23)c1O KADKLLISALHQIG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 0 CC(COC(c1ccc(C)cc1)=O)*(C)CC1CC1 Chemical compound CC(COC(c1ccc(C)cc1)=O)*(C)CC1CC1 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/24—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of indefinite length
- B29C41/32—Making multilayered or multicoloured articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/24—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of indefinite length
- B29C41/26—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of indefinite length by depositing flowable material on a rotating drum
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/10—Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
- G02B1/14—Protective coatings, e.g. hard coatings
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/208—Filters for use with infrared or ultraviolet radiation, e.g. for separating visible light from infrared and/or ultraviolet radiation
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/22—Absorbing filters
- G02B5/223—Absorbing filters containing organic substances, e.g. dyes, inks or pigments
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2001/00—Use of cellulose, modified cellulose or cellulose derivatives, e.g. viscose, as moulding material
- B29K2001/08—Cellulose derivatives
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
そこで、本発明者らがさらなる検討を行った結果、特定の範囲の量の重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムをロール状に巻き取ることにより、ハードコート層を積層したときに表面硬度を高くでき、更にハードコート層を設けた後で巻き取った後の裁断性が良い遮光されたロール状フィルムを提供できることがわかった。
上記課題を解決するための具体的な手段である本発明は、以下のとおりである。
前述のロール状フィルムを覆い、かつ、200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.1%以下である遮光材とを有する、遮光されたロール状フィルム。
[2] 前述の遮蔽材が、黒色の遮光性包装または金属薄膜層を有する遮光性包装である、[1]に記載の遮光されたロール状フィルム。
[3] 2層以上からなり、さらに基材層を含み、前述の基材層中に含まれる前述のポリマーに対して1質量%以上の紫外線吸収剤を含む、[1]または[2]に記載の遮光されたロール状フィルム。
[4] 前述の基材層中に含まれる前述のポリマーがセルロースエステルである、[3]に記載の遮光されたロール状フィルム。
[5] 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムがロール状に巻き取られた、熱重合開始剤を含むロール状フィルム。
[6] 2層以上からなり、さらに基材層を含み、前述の基材層中に含まれる前述のポリマーに対して0.5質量%以上の紫外線吸収剤を含む、[5]に記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルム。
[7] 前述の基材層中に含まれる前述のポリマーがセルロースエステルである、[6]に記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルム。
[8] 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1)と、
前述のフィルムをロール状に巻き取ってロール状フィルムを形成する工程(2)と、
200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.1%以下である遮蔽材を用いて前述のロール状フィルムを遮光する工程(3)を含む、遮光されたロール状フィルムの製造方法。
[9] ポリマーを含む基材層用組成物と、前述のセルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物とを支持体上に逐次流延または共流延することにより前述のセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1−1)と、
前述のセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを前述の支持体からは剥離する工程(1−2)を含む、[8]に記載の遮光されたロール状フィルムの製造方法。
[10] 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1S)と、
前述のフィルムをロール状に巻き取ってロール状フィルムを形成する工程(2)とを含む、熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法。
[11] ポリマーを含む基材層用組成物と、前述のセルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の熱重合開始剤を含む組成物とを支持体上に逐次流延または共流延することにより前述のセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1S−1)と、
前述のセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを前述の支持体からは剥離する工程(1S−2)を含む、[10]に記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法。
[12] [1]〜[4]のいずれか一つに記載の遮光されたロール状フィルムを巻き出したフィルムの前述のセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4A)と、
前述のハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)を含む、ハードコートフィルムの製造方法。
[13] 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1)と、
前述のセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4B)と、
前述のハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)を含み、
前述の工程(1)を開始してから前述の工程(4B)が終了するまで200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で前述の工程(1)および前述の工程(4B)を行う、ハードコートフィルムの製造方法。
[14] [5]〜[7]のいずれか一つに記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルムを巻き出したフィルムの前述のセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4S)と、
前述のハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)と、
前述のハードコート層形成用組成物を熱硬化する工程(6)を含む、ハードコートフィルムの製造方法。
[15] 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1S)と、
前述のセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4A)と、
前述のハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)と、
前述のハードコート層形成用組成物を熱硬化する工程(6)を含む、ハードコートフィルムの製造方法。
[16] 前述のハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)が、紫外線を照射する工程である、[12]〜[15]のいずれか一つに記載のハードコートフィルムの製造方法。
[17] 前述の硬化工程の後に前述のハードコート層形成用組成物を乾燥させる工程を含む、[12]〜[16]のいずれか一つに記載のハードコートフィルムの製造方法。
[18] [12]〜[17]のいずれか一つに記載のハードコートフィルムの製造方法で製造されたハードコートフィルム。
[19] [1]〜[4]のいずれか一つに記載の遮光されたロール状フィルムを巻き出したフィルムの前述のセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、
光硬化されて形成されてなる、ハードコートフィルム。
[20] 200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムの前述のセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、
光硬化されて形成されてなる、ハードコートフィルム。
[21] [5]〜[7]のいずれか一つに記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルムを巻き出したフィルムの前述のセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、
光硬化および熱硬化されて形成されてなる、ハードコートフィルム。
[22] 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前述のセルロースエステルに対して2〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムの前述のセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、
光硬化および熱硬化されて形成されてなる、ハードコートフィルム。
[23] 偏光子と、[18]〜[22]のいずれか一つに記載のハードコートフィルムとを有する偏光板。
[24] 液晶セルと、[18]〜[22]のいずれか一つに記載のハードコートフィルムまたは[14に記載の偏光板を有する液晶表示装置。
本発明の遮光されたロール状フィルムは、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムがロール状に巻き取られたロール状フィルムと、
ロール状フィルムを覆い、かつ、200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.01%以下である遮光材とを有する。
このような構成により、本発明の遮光されたロール状フィルムは、ハードコート層を積層したときに表面硬度を高くでき、ハードコート層を設けた後で巻き取った後の裁断性が良い。
本発明の熱重合開始剤を含む遮光されたロール状フィルムは、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムがロール状に巻き取られたロール状フィルムである。
このような構成により、本発明の熱重合開始剤を含むロール状フィルムは、ハードコート層を積層したときに表面硬度を高くでき、ハードコート層を設けた後で巻き取った後の裁断性が良い。
本発明の遮光されたロール状フィルムは、遮蔽材が、黒色の遮光性包装または金属薄膜層を有する遮光性包装であることが好ましい。
黒色の遮光性包装としては、黒色の着色剤(カーボンブラック、チタンブラックなど)を含むフィルムが好ましく、カーボンブラックを練りこんだ黒色フィルムがより好ましい。黒色の遮光性包装として市販のものを用いてもよく、例えば、ブラックポリオレフィンフィルム(shako-BPF)((株)武田産業)を挙げることができる。
金属薄膜層を有する遮光性包装としては、金属蒸着層(アルミ蒸着層、クロム蒸着層など)を含むフィルムが好ましく、アルミ蒸着したフィルムがより好ましい。金属薄膜層を有する遮光性包装として市販のものを用いてもよく、例えば、VM−PET、VM−TAC(ともに、東レフィルム加工(株))、ML(金属蒸着フィルム)(三井化学東セロ(株))を挙げることができる。
本発明の遮光されたロール状フィルムは、2層以上からなり、さらに基材層を含み、基材層中に含まれるポリマーに対して0.5以上の紫外線吸収剤を含むことがより好ましく、1.0質量%以上の紫外線吸収剤を含むことが特に好ましく、2.0質量%以上の紫外線吸収剤を含むことがより特に好ましい。
本発明のロール状フィルムの製造方法は、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1)と、
フィルムをロール状に巻き取ってロール状フィルムを形成する工程(2)とを少なくとも含む。
遮光されたロール状フィルムを製造する場合は、さらに、200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.1%以下である遮蔽材を用いてロール状フィルムを遮光する工程(3)を含む。
ただし、上記の態様は本発明の一例であり、重合性化合物含有組成物由来の流延膜22aと、開始剤含有組成物由来の流延膜22bのいずれが支持体側になってもよく、すなわちいずれが第1溶液16であっても第2溶液18であってもよい。
本発明のロール状フィルムの製造方法は、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1)を含む。
工程(1)は、ポリマーを含む基材層用組成物と、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物とを支持体上に逐次流延または共流延することによりセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1−1)と、
セルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを支持体からは剥離する工程(1−2)を含むことが好ましい。
セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物は、さらにその他のポリマーを含んでいてもよい。
本発明のロール状フィルムの製造方法は、セルロースエステル層のセルロースエステルとして以下のセルロースアシレートを用いることが好ましく、基材層のポリマーとして以下のポリマーを使用することが好ましい。
本発明のロール状フィルムの製造方法は、基材層のポリマーがセルロースエステルであることが好ましく、基材層のポリマーおよびセルロースエステル層のセルロースエステルがセルロースアシレートであることがより好ましい。
セルロースアシレートは、セルロースの水酸基をカルボン酸でエステル化している割合、つまりアシル基の置換度(以下、アシル基置換度と称する)が下記式(1)〜(3)の全ての条件を満足するものが特に好ましい。なお、(1)〜(3)において、A及びBはともにアシル基置換度であり、Aにおけるアシル基はアセチル基であり、Bにおけるアシル基は炭素原子数が3〜22のものである。
2.5≦A+B≦3.0・・・(1)
0≦A≦3.0・・・(2)
0≦B≦2.9・・・(3)
光重合開始剤としては、公知の光重合開始剤または公知の熱重合開始剤を用いることができる。光重合開始剤または熱重合開始剤の濃度は、セルロースエステルおよび光重合開始剤を含む組成物中、セルロースエステルに対して2〜20質量%であり、3〜15質量%であることが好ましく、5〜15質量%であることがより好ましい。
市販の光開裂型の光ラジカル重合開始剤としては、BASF(株)製のイルガキュアシリーズ(IrgOXE01、Irg127、Irg651、Irg184、Irg907)等が好ましい例として挙げられる。
また特開平6−41468に記載されているように、光重合開始剤を2種併用することも好ましく用いられる。
また、光重合開始剤に代えてまたは加えて、熱ラジカル開始剤などの熱重合開始剤を用い、加熱により重合反応させてもよい。
過酸化物としては、例えば、t−ブチルパーオキシベンゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン等が挙げられる。上記例示した過酸化物の市販品としては、パーブチルZ、パーヘキサ25B(以上、日油株式会社製)等が挙げられる。
これらの熱ラジカル重合開始剤のうち、10時間半減期温度が20〜150℃であるものが好ましく、40〜130℃であるものがより好ましく、60〜110℃であるものがさらに好ましく、70℃〜100℃であるものが特に好ましい。
本発明の製造方法に用いられるセルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の熱重合開始剤を含む組成物または光重合開始剤を含まない基材層用組成物には、紫外線吸収剤(以下、UV吸収剤、UV剤とも言う)、芳香族末端エステル系化合物、その他のオリゴマーやポリマーを含有させてもよい。
以下、本発明に用いられるその他の添加剤について説明する。
本発明のロール状フィルムの製造方法は、熱重合開始剤を含む組成物または光重合開始剤を含まない基材層用組成物中に含まれるポリマーに対して1質量%以上の紫外線吸収剤を含むことが好ましく、1.5〜20質量%の紫外線吸収剤を含むことがより好ましく、2〜10質量%の紫外線吸収剤を含むことが特に好ましい。紫外線吸収剤は、偏光子耐久性の改善に寄与する。特に、本発明のロール状フィルムを用いる後述のハードコートフィルムを液晶表示装置の表面保護フィルムとして利用する態様において、紫外線吸収剤の添加は有効である。
本発明のポリマーフィルムの製造方法は、熱重合開始剤を含む組成物または光重合開始剤を含まない基材層用組成物に対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物のいずれか一方に紫外線吸収剤を含んでいてもよく、熱重合開始剤を含む組成物または光重合開始剤を含まない基材層用組成物に紫外線吸収剤を含むことが好ましく、光重合開始剤を含まない基材層用組成物のみに紫外線吸収剤を含むことが重合性化合物の反応率を高める観点から好ましい。
セルロースエステル分子鎖が運動可能な空間(自由体積)を小さくし、表面硬度を向上させることなどを目的として、芳香族末端エステル系化合物を添加することができる。例えば、下記一般式で表される芳香族末端エステル系化合物を添加することができる。
B−(G−A)n−G−B
(式中、Bはそれぞれ独立にベンゼンモノカルボン酸残基を表す。Gはそれぞれ独立に炭素数2〜12のアルキレングリコール残基、炭素数6〜12のアリールグリコール残基、又は炭素数が4〜12のオキシアルキレングリコール残基を表す。Aは炭素数4〜12のアルキレンジカルボン酸残基又は炭素数6〜12のアリーレンジカルボン酸残基を表す。nは0以上の整数を表す。)
本発明のポリマーフィルムに脆性を付与するために重量平均分子量が500以上のその他のオリゴマーおよび/またはポリマーを添加してもよい。
その他のオリゴマー、ポリマーとしては、セルロース系、スチレン系の重合体や、ポリエステルアクリレート等が挙げられる。
本発明のロール状フィルムにおけるその他のオリゴマーおよび/またはポリマーは、本発明のロール状フィルムには含まれないことが好ましい。本発明のロール状フィルムには含まれる場合は、例えば本発明のロール状フィルムの全質量に対し5〜80質量%であることが好ましく、より好ましくは25〜70質量%、特に好ましくは35〜65質量%である。
熱重合開始剤を含む基材層用組成物およびセルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物に用いられる溶媒としては特に制限は無く、公知の溶媒を用いることができる。例えば、セルロースエステルフィルムの溶液流延に用いられる公知の溶媒を用いることが好ましい。
本発明で用いられる熱重合開始剤を含む基材層用組成物およびセルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物はドープを形成し、これを支持体上に流延しフィルムを形成させることが好ましい。この際に流延後に溶媒を蒸発させる必要性があるため、揮発性の溶媒を用いることが好ましい。
更に、反応性金属化合物や触媒等と反応せず、かつ流延用支持体を溶解しないものである。又、2種以上の溶媒を混合して用いてもよい。
ここで、組成物(光重合開始剤を含む組成物、熱重合開始剤を含む組成物、及び他の基材層形成用組成物を指す。)に対して良好な溶解性を有する有機溶媒を良溶媒といい、また溶解に主たる効果を示し、その中で大量に使用する有機溶媒を主(有機)溶媒または主たる(有機)溶媒という。
これらは、ドープを金属支持体に流延した後、溶媒が蒸発し始めてアルコールの比率が多くなることでウェブ(支持体上に光重合開始剤を含む組成物、熱重合開始剤を含む組成物、及び他の基材層形成用組成物のドープを流延した以降のドープ膜の呼び方をウェブまたは流延膜とする)をゲル化させ、金属支持体から剥離することを容易にするゲル化溶媒として用いられたり、これらの割合が少ない時は非塩素系有機溶媒のポリマーの溶解を促進したりする役割もあり、反応性金属化合物のゲル化、析出、粘度上昇を抑える役割もある。
これらのうち、ドープの安定性に優れ、沸点も比較的低く、乾燥性も良く、且つ毒性がないこと等からメタノール、エタノール、n−ブタノールが好ましい。炭素原子数1〜4のアルコールは2種以上を組み合わせて用いてもよく、本発明の製造方法では、メタノールとn−ブタノールの組み合わせが溶解性とゲル化の観点から最も好ましい。ポリマーとしてセルロースエステルを用いる場合、これらの有機溶媒は、単独ではセルロースエステルに対して溶解性を有しておらず、貧溶媒という。
また、本発明においては、水を少量含有させることも溶液粘度や乾燥時のウェットフィルム状態の膜強度を高めたり、ドラム法流延時のドープ強度を高めたりするのに有効であり、例えば溶液全体に対して0.1〜5質量%含有させてもよく、より好ましくは0.1〜3質量%含有させてもよく、特には0.2〜2質量%含有させてもよい。
その中でも、本発明ではポリマーを含む基材層用組成物とセルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物の溶媒の組み合わせが、以下の範囲であることが、共流延時の粘度を調整する観点から好ましい。
ポリマーを含む基材層用組成物の溶媒:塩化メチレン、メタノールの混合溶媒
セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物の溶媒:塩化メチレン、メタノールの混合溶媒
ポリマー濃度は、ポリマーを溶媒に溶解する段階で所定の濃度になるように調整することができる。また予め低濃度(例えば4〜14質量%)の溶液を調製した後に、溶媒を蒸発させる等によって濃縮してもよい。さらに、予め高濃度の溶液を調製後に、希釈してもよい。また、添加剤を添加することで、ポリマーの濃度を低下させることもできる。
ポリマーを含む基材層用組成物固形分濃度:15〜45質量%が好ましく、25〜35質量%がより好ましい。
セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物固形分濃度:10〜40質量%が好ましく、20〜30質量%がより好ましい。
ポリマーに対する良溶媒を主とする有機溶媒に、溶解釜中でポリマー、添加剤を攪拌しながら溶解しポリマーを含む基材層用組成物ドープを形成する工程、あるいはポリマー溶液に添加剤溶液を混合してドープを形成する工程を含むことが好ましい。
セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物も同様にドープを形成することが好ましい。
ポリマーの溶解には、常圧で行う方法、主溶媒の沸点以下で行う方法、主溶媒の沸点以上で加圧して行う方法、特開平9−95544号公報、特開平9−95557号公報、または特開平9−95538号公報に記載の如き冷却溶解法で行う方法、特開平11−21379号公報に記載の如き高圧で行う方法等種々の溶解方法を用いることができるが、特に主溶媒の沸点以上で加圧して行う方法が好ましい。
ドープ中のポリマーの濃度は10〜35質量%が好ましい。溶解中または後のドープに添加剤を加えて溶解及び分散した後、濾材で濾過し、脱泡して送液ポンプで次工程に送ることが好ましい。
本発明では、ポリマーを含む基材層用組成物と、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物とを支持体上に逐次流延または共流延することによりセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1−1)を含むことが好ましい。流延工程は、ドープを、送液ポンプ(例えば、加圧型定量ギヤポンプ)を通して加圧ダイに送液し、無限に移送する無端の金属ベルト、例えばステンレスベルト、あるいは回転する金属ドラム等の支持体(好ましくは金属支持体)上の流延位置に、加圧ダイスリットからドープを流延する工程であることが好ましい。
ダイの口金部分のスリット形状を調整出来、膜厚を均一にし易い加圧ダイが好ましい。加圧ダイには、コートハンガーダイやTダイ等があり、何れも好ましく用いられる。金属支持体の表面は鏡面となっていることが好ましい。製膜速度を上げるために加圧ダイを支持体(好ましくは金属支持体)上に2基以上設け、ドープ量を分割して重層してもよい。あるいは複数のドープを同時に流延する共流延法によって積層構造のフィルムを得ることも好ましい。共流延、逐次流延、または、流延および塗布する方法としては、特開2011−132496号公報に記載の内容を用いることができ、この公報に記載の内容は本発明に組み込まれる。これらの中でも、共流延法が、流延時に重合生化合物含有層と開始剤含有層の間に巻き込むエアの抑制の観点から好ましい。
本発明のポリマーフィルムの製造方法では、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有する。
ウェブ(ポリマーフィルムの完成品となる前の状態であって、まだ溶媒を多く含むものをこう呼ぶ)を支持体上で加熱し、支持体からウェブが剥離可能になるまで溶媒を蒸発させる工程である。
溶媒を蒸発させるには、ウェブ側から風を吹かせる方法及び/または支持体の裏面から液体により伝熱させる方法、輻射熱により表裏から伝熱する方法等があるが、裏面液体伝熱の方法が、乾燥効率がよく好ましい。またそれらを組み合わせる方法も好ましい。裏面液体伝熱の場合は、ドープ使用有機溶媒の主溶媒または最も低い沸点を有する有機溶媒の沸点以下で加熱するのが好ましい。
本発明では、セルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを支持体からは剥離する工程(1−2)を含むことが好ましい。
支持体上で溶媒が蒸発したウェブを、剥離位置で剥離する工程である。剥離されたウェブは次工程に送られる。なお、剥離する時点でのウェブの残留溶媒量(下記式)があまり大き過ぎると剥離し難かったり、逆に支持体上で充分に乾燥させ過ぎてから剥離すると、途中でウェブの一部が剥がれたりする。
ここで、製膜速度を上げる方法(残留溶媒量ができるだけ多いうちに剥離することで製膜速度を上げることができる)としてゲル流延法(ゲルキャスティング)がある。例えば、ドープ中にポリマーに対する貧溶媒を加えて、ドープ流延後、ゲル化する方法、支持体の温度を低めてゲル化する方法等がある。支持体上でゲル化させ剥離時の膜の強度を上げておくことによって、剥離を早め製膜速度を上げることができる。
金属支持体上でのウェブの剥離時残留溶媒量は、乾燥の条件の強弱、支持体の長さ等により5〜150質量%の範囲で剥離することが好ましいが、残留溶媒量がより多い時点で剥離する場合、経済速度と品質との兼ね合いで剥離時の残留溶媒量が決められる。本発明においては、金属支持体上の剥離位置における温度を−50〜40℃とするのが好ましく、10〜40℃がより好ましく、15〜30℃とするのが最も好ましい。
残留溶媒量は下記の式で表すことができる。
残留溶媒量(質量%)=[(M−N)/N]×100
ここで、Mはウェブの任意時点での質量、Nは質量Mのものを110℃で3時間乾燥させた時の質量である。
剥離工程後、ウェブを乾燥装置内に複数配置したロールに交互に通して搬送する乾燥装置、および/またはクリップでウェブの両端をクリップして搬送するテンター装置を用いて、ウェブを乾燥することが好ましい。
また、熱処理温度は、30分以下であることが好ましく、20分以下であることがより好ましく、10分程度であることが特に好ましい。
本発明のロール状フィルムの製造方法は、フィルムをロール状に巻き取ってロール状フィルムを形成する工程(2)を含む。
以上のようにして得られた、ポリマーフィルムの長さは、1ロール当たり100〜10000mで巻き取るのが好ましく、より好ましくは500〜7000mであり、さらに好ましくは1000〜6000mである。フィルムの幅は、0.5〜5.0mが好ましく、より好ましくは1.0〜3.0mであり、さらに好ましくは1.0〜2.5mである。巻き取る際、少なくとも片端にナーリングを付与するのが好ましく、ナーリングの幅は3mm〜50mmが好ましく、より好ましくは5mm〜30mm、高さは0.5〜500μmが好ましく、より好ましくは1〜200μmである。これは片押しであっても両押しであってもよい。
このようにして得られたウェブを巻き取り、ロール状フィルムを得ることができる。
延伸工程は、積層体を硬化する前に行っても、硬化した後に行ってもよいが、硬化する前に行うことが得られるポリマーフィルムの表面硬度を高める観点から好ましい。
延伸工程は、積層体を支持体から剥離する前に支持体上で行っても、積層体を支持体から剥離した後に行ってもよいが、積層体を支持体から剥離した後に行うことが好ましい。
延伸工程は積層体を完全に乾燥する前に行うことが好ましい。
なお、ここでいう「延伸倍率(%)」とは、以下の式により求められるものを意味する。
延伸倍率(%)=100×{(延伸後の長さ)−(延伸前の長さ)}/延伸前の長さ
なお、本発明においては、フィルム搬送方向に直交する方向TDに延伸する方法として、テンター装置を用いて延伸することが好ましい。
延伸工程後に乾燥する場合、使用する溶媒によって、乾燥温度、乾燥風量及び乾燥時間が異なり、使用溶媒の種類、組合せに応じて乾燥条件を適宜選べばよい。本発明では、延伸工程後の乾燥温度は、延伸工程の延伸温度よりも低い方が、ポリマーフィルムを液晶表示装置に組み込んだときの正面コントラストを上昇させる観点から好ましい。
本発明において遮光されたロール状フィルムを製造する場合は、さらに200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.1%以下である遮蔽材を用いてロール状フィルムを遮光する工程(3)を含む。
これにより、本発明の遮光されたロール状フィルムを製造することができる。
本発明のハードコートフィルムの製造方法の第1の態様は、本発明の遮光されたロール状フィルムを巻き出したフィルムのセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4A)と、ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)を含む。
本発明のハードコートフィルムの製造方法の第2の態様は、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1)と、セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4B)と、ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)を含み、工程(1)を開始してから工程(4B)が終了するまで200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で工程(1)および工程(4B)を行う。
本発明のハードコートフィルムの製造方法の第2の態様において、工程(1)を開始してから工程(4B)が終了するまで200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で工程(1)および工程(4B)を行う方法としては、特に制限はないが、例えば、照明としてUVカットフィルターを設けた蛍光灯のみを設置した部屋の内部で工程(1)および工程(4B)を行う方法を挙げることができる。
本発明のハードコートフィルムの製造方法の第3の態様は、本発明の熱重合開始剤を含むロール状フィルムを巻き出したフィルムのセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4S)と、ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)と、ハードコート層形成用組成物を熱硬化する工程(6)を含む。
本発明のハードコートフィルムの製造方法の第4態様は、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1S)と、セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4B)と、ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)、ハードコート層形成用組成物を熱硬化する工程(6)を含む。
本発明のハードコートフィルムの製造方法は、セルロースエステル層の上にさらにハードコート層を積層する。その他、防眩層、反射防止層を積層してもよい。
利用可能なマトリックス形成バインダー用モノマー又はオリゴマーの例には、電離放射線硬化性の多官能モノマー及び多官能オリゴマーが含まれる。多官能モノマーや多官能オリゴマーは架橋反応、又は、重合反応可能なモノマーであるのが好ましい。電離放射線硬化性の多官能モノマーや多官能オリゴマーの官能基としては、光、電子線、放射線重合性のものが好ましく、中でも光重合性官能基が好ましい。
ネオペンチルグリコールアクリレート、1,6−ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等のアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類;
トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等のポリオキシアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類;
ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート等の多価アルコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類;
2,2−ビス{4−(アクリロキシ・ジエトキシ)フェニル}プロパン、2,2−ビス{4−(アクリロキシ・ポリプロポキシ)フェニル}プロパン等のエチレンオキシドあるいはプロピレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸ジエステル類;
等が挙げられる。
具体的には、(ジ)ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、(ジ)ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、(ジ)ペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、(ジ)ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールトリアクリレート、トリペンタエリスリトールヘキサトリアクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、PO変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、EO変性リン酸トリ(メタ)アクリレート、1,2,4−シクロヘキサンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタグリセロールトリアクリレート、1,2,3−クロヘキサンテトラメタクリレート、ポリエステルポリアクリレート、カプロラクトン変性トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、等が挙げられる。
本明細書において、「(メタ)アクリレート」、「(メタ)アクリル酸」、「(メタ)アクリロイル」は、それぞれ「アクリレート又はメタクリレート」、「アクリル酸又はメタクリル酸」、「アクリロイル又はメタクリロイル」を表す。
3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能アクリレート系化合物類の具体化合物としては、特開2007−256844の[0096]等を参考にすることができる。
具体的な化合物の具体例としては特開2007−256844号公報の[0017]等の記載を参考にすることができる。
本発明の製造方法に用いられる重合性化合物含有組成物または開始剤含有組成物には、多官能アクリレートに加えて、多分岐化合物を含有させることが好ましく、後述の重合性多分岐化合物を含有させることがより好ましい。これにより、更に一段と高い硬度を有する硬化膜が得られる。
多分岐化合物は、重合性多分岐化合物であることが好ましい。重合性多分岐化合物は、末端(メタ)アクリロイル基の数が少なくとも10個のものが好ましく、更に12個以上32以下のものが更に好ましい。
多分岐化合物は、分子量1300以上の化合物であるが、分子量は、1300以上100000以下であり、より好ましくは1300以上20000以下のものが更に好ましく、特に1300以上15000以下のものが最も好ましい。1300以上の分子量を有する場合は、重量平均分子量を意味する。
デンドリマーは、コアを構成する化学構造(以下、「コア部」ともいう。)から、その外側へ規則的に分岐を繰り返した化学構造を有するものであり、球状の高度に制御された化学構造及び分子量を有している。ハイパーブランチポリマーは、デンドリマーと類似の化学構造を有するが、デンドリマーにおける程の高度に規則的な分岐構造又は分子量の高度な制御はなされておらず、分岐は確率分布に従って形成され、広い分子量分布を有するものである。
デンドリマー及びハイパーブランチポリマーは溶解性に優れ、溶液としたときの粘性が低く、多数の官能基(例えば、カルボキシル基、アミノ基、エポキシ基、アクリロイル基、及びメタクリロイル基など)を有している。このような、化学構造上の特徴が、重合性化合物との組み合わせによって、低い加熱温度によって、高い硬度を有する硬化膜が得られる要因となっているものと思われる。
コア部を構成する化合物として、末端にメチロール基を有する鎖状の基を3つ以上有する分岐構造の多価アルコールを使用して合成したものが好ましく、更に、末端にメチロール基を有する鎖状の基を4つ以上有する分岐構造の多価アルコールを使用して合成したものが特に好ましい。
上記多価アルコールの好ましい具体的には、例えば、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン等が含まれる。多価アルコールのヒドロキシ基に分岐構造を有する連結基(以下、分岐鎖部ともいう。)を二段階以上結合させて分岐を繰り返した構造とされる。即ち、多価アルコールのヒドロキシ基に最も近い分岐構造の各分岐鎖末端の各々に、分岐鎖部を結合させて、高度に分岐した構造の化合物とし、その末端に少なくとも一部に前述の官能基が結合される。末端に官能基以外の基が含まれる場合、それらの基には、メチル基等のアルキル基が含まれる。
コア部としては、例えば、下記の構造(1)〜構造(4)で示される構造単位が挙げられる。
これらの化合物の分子量又は重量平均分子量は、1300以上100000以下であり、より好ましくは1300以上20000以下のものが更に好ましく、特に1300以上15000以下である。25℃における粘度は、好ましくは100Pa・s〜500000Pa・sであり、より好ましくは300〜300000Pa・sである。
ハードコート層は、非硬化性の高分子化合物を含有していてもよい。高分子化合物の説明および好ましい具体例としては、特開2012−215812号公報に記載の内容と同様であり、この公報に記載の内容は本明細書中に組み込まれる。
ハードコート層の形成に利用可能な硬化性組成物の説明および好ましい具体例としては、特開2012−215812号公報に記載の内容と同様であり、この公報に記載の内容は本明細書中に組み込まれる。
本発明のハードコートフィルムの製造方法は、ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)を含む。
ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程は、硬化工程が、ハードコート層形成用組成物に、1回以上紫外線を照射する工程であることがより好ましい。
紫外線照射源は低圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、キセノンランプ、カーボンアーク、メタルハライドランプ、太陽光線等を挙げることが出来る。紫外線を照射による光重合は、空気または不活性気体中で行うことが出来るが、エチレン性不飽和モノマーを使用する場合には、空気中でもよいが、重合の誘導期を短くするために出来るだけ酸素濃度が少ない気体が好ましい。照射する紫外線の照射強度は0.1〜100mW/cm2程度が良く、照射量は100〜20000mJ/cm2程度が好ましい。
ハードコート層形成用組成物を熱硬化する工程(6)は、ハードコート層形成用組成物の熱硬化が進行する環境で実施すれば、その条件は特に制限されない。
本発明のハードコートフィルムの第1の態様は、本発明の遮光されたロール状フィルムを巻き出したフィルムのセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、光硬化されて形成されてなる。
本発明のハードコートフィルムの第2の態様は、200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよびセルロースエステルに対して2〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムのセルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、光硬化されて形成されてなる。
本発明のハードコートフィルムは、表面硬度に優れることが好ましい。具体的には、表面硬度の指標となる鉛筆硬度試験を実施した場合に、2H以上を達成することが好ましく、3H以上を達成することがより好ましく、4H以上を達成することがさらに好ましく、5H以上を達成することが特に好ましい。
また、本発明のハードコートフィルムの製造方法により、本発明のハードコートフィルムを製造することができる。
ハードコートフィルムの製造方法により得られた本発明のハードコートフィルムの厚みが20〜100μmであることが好ましく、20〜70μmであることがより好ましい。さらに、ハードコート層を含まないポリマーフィルムの厚みが、20〜60μmであることが好ましい。さらなる薄層化の観点からは、ハードコート層を含まないポリマーフィルムの厚みが、20〜40μmであることがより好ましい。
ハードコート層は、表面硬度に優れることが好ましい。具体的には、ハードコート層を有する本発明のポリマーフィルムは、表面硬度の指標となる鉛筆硬度試験を実施した場合に、2H以上を達成することが好ましく、3H以上を達成することがより好ましい。
ハードコート層は、厚みが0.1〜10μmであることが好ましく、より好ましくは3〜7μmである。前述の範囲の薄いハードコート層を有することで、脆性やカール抑制などの物性改善、軽量化および製造コスト低減がなされたハードコート層を含む光学フィルムになる。
本発明に用いられるハードコート層は光学フィルムに硬度や耐傷性を付与するための層である。ハードコート層は、例えば、塗布組成物を基材フィルム(光学フィルム)上に塗布し、硬化させることによって形成することができる。また、他の機能を付加することを目的として、ハードコート層上に、他の機能層を積層してもよい。またハードコート層にフィラーや添加剤を加えることで、機械的、電気的、光学的な物理的な性能や撥水・撥油性などの化学的な性能をハードコート層自体に付与することもできる。
次に、本発明のハードコートフィルムを偏光板の保護フィルムとして用いる態様について説明する。
本発明の偏光板は、偏光子と、本発明のハードコートフィルムとを有する。本発明の偏光板の一例は、偏光子とその両面を保護する二枚の偏光板保護フィルム(透明フィルム)からなり、本発明のハードコートフィルムを少なくとも一方の偏光板保護フィルムとして有する。
本発明のハードコートフィルムは表面硬度が高いため、特に、液晶セルに対して視認側に配置される上側偏光板の視認側の偏光板保護フィルムとして好ましく用いられる。
ここで、実質的に平行であるとは、ハードコートフィルムの主屈折率nxの方向と偏光板の透過軸の方向とは、そのずれが5°以内であることをいい、1°以内、好ましくは0.5°以内であることが好ましい。ずれが1°以内であれば、偏光板クロスニコル下での偏光度性能が低下しにくく、光抜けが生じにくく好ましい。
本発明の偏光板には、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、ディスプレイの視認性向上のための反射防止フィルム、輝度向上フィルムや、前方散乱層、アンチグレア(防眩)層等の機能層を有する光学フィルムと複合した機能化偏光板としても好ましく使用される。これらの詳細は、特開2012−082235号公報の段落0229〜0242、段落0249〜0250、特開2012−215812公報の段落0086〜0103の記載を参酌でき、これらの内容は本願明細書に組み込まれる。
本発明の液晶表示装置は、液晶セルと、本発明のハードコートフィルムまたは本発明の偏光板を含む。液晶表示装置の詳細は、特開2012−082235号公報の段落0251〜0260の記載を参酌でき、これらの内容は本願明細書に組み込まれる。
実施例6は参考例である。
(セルローストリアセテート溶液の調製)
攪拌羽根を有するステンレス製溶解タンクに、下記の溶媒混合溶液によく攪拌しつつ、セルローストリアセテート粉体(平均サイズ2mm)を徐々に添加してドープを調製した。添加後、室温(25℃)にて1時間、35℃にて2時間放置しセルローストリアセテートを膨潤させた。なお、溶媒であるメタノール、エタノールおよびメチレンクロライドは、すべてその含水率が0.2質量%以下のものを利用した。
下記の組成物をミキシングタンクに投入し、攪拌して各成分を溶解し、固形分濃度
16質量%の開始剤含有セルロースエステル溶液を調製した。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
トリアセチルセルロース(総アシル置換度2.83、6位のアシル化の置換度0.93、2,3位のアシル化の置換度1.90、粘度平均重合度320、含水率0.4質量%、メチレンクロライド溶液中6質量%の粘度305mPa・s)
100 質量部
IRGACURE 127(BASF製:重合開始剤) 10 質量部
メチレンクロライド(第1溶媒) 598.1質量部
メタノール(第2溶媒) 89.4質量部
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
下記の組成物をミキシングタンクに投入し、攪拌して各成分を溶解し、固形分濃度
16質量%の基材層用セルロースエステル溶液を調製した。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
トリアセチルセルロース(総アシル置換度2.83、6位のアシル化の置換度0.93、2,3位のアシル化の置換度1.90、粘度平均重合度320、含水率0.4質量%、メチレンクロライド溶液中6質量%の粘度305mPa・s)
100 質量部
紫外線吸収剤(下記UV吸収剤) 1.5 質量部
硬度向上剤(下記L−1) 6.5 質量部
硬度向上剤(下記M−1) 4.0 質量部
メチレンクロライド(第1溶媒) 609 質量部
メタノール(第2溶媒) 91 質量部
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(流延)
200〜450nmの波長帯域を遮光した環境下(具体的には、照明としてUVカットフィルターを設けた蛍光灯のみを設置した部屋の内部)で、先端合流型のダイから、開始剤含有セルロースエステル溶液を製膜幅2000mmで、下記表3に記載の厚みとなるように流延し、5℃のドラム支持体上に製膜した。その後、ドラム上で、40℃の除湿風を当て、ドラム支持体からフィルムを剥ぎとった。
その後、120℃の乾燥風を当ててフィルムを完全乾燥させ、4000mをロール状に巻き取り、ロール状フィルムを得た。フィルムは厚みが40μmであった。
200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で、ロール状フィルムを200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.01%以下である黒色の遮光性包装(カーボンブラックを練りこんだ黒色フィルムである遮光材)で覆い、実施例1の遮光されたロール状フィルムを製造した。
(ハードコート層用塗布液(HC−1)の調製)
各成分を下記に示す組成で作製し、孔径30μmのポリプロピレン製フィルターでろ過してハードコート層用塗布液HC−1を調製した。
ハードコート層用塗布液HC−1の組成
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
KAYARAD DPHA
(日本化薬製:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート) 100質量部
トルエン(溶剤) 467質量部
シクロヘキサノン(溶剤) 117質量部
イルガキュア184(アルキルフェノン系光重合開始剤;BASF製)
3質量部
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で、上記にて製膜した遮光されたロール状フィルムを巻き出したフィルムのセルロースエステル層の面上に、ハードコート層用塗布液(HC−1)を、マイクログラビア塗工方式で、搬送速度30m/分の条件で塗布した。
60℃で150秒乾燥の後、窒素パージ(酸素濃度0.5%以下)しながら、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW/cm2、照射量150mJ/cm2の紫外線を照射して塗布層を硬化させ、厚み5μmのハードコート層を形成した。
得られたハードコートフィルムを、実施例1のハードコートフィルムとした。
下記表3に記載のとおりに、開始剤含有セルロースエステル溶液の組成を変更した以外は実施例1と同様にして、実施例2〜10および比較例1〜4の遮光されたロール状フィルムおよびハードコートフィルムを製造した。ただし、実施例8では、ハードコート層形成の際に、上記の紫外線照射後に140℃で10分間熱処理も行った。
下記表3中、IRGACURE 819はアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤(BASF社製)であり、IRGACURE OXE01およびIRGACURE OXE02はオキシムエステル系光重合開始剤(いずれもBASF社製)であり、Lunar 6はAKOMA社製の光重合開始剤であり、VF−096は和光純薬工業株式会社製のアゾアミド系光重合開始剤(2,2’−Azobis[N−(2−propenyl)−2−methylpropionamide])である。
(共流延)
200〜450nmの波長帯域を遮光した環境下(具体的には、照明としてUVカットフィルターを設けた蛍光灯のみを設置した部屋の内部)で、先端合流型のダイから、基材層用セルロースエステル溶液と、上記の開始剤含有セルロースエステル溶液を支持体側から基材層用セルロースエステル溶液、開始剤含有セルロースエステル溶液の順に製膜幅2000mmで、下記表3に記載の厚みで積層されるように共流延し、5℃のドラム支持体上に2層の積層体を製膜した。その後、ドラム上で、40℃の除湿風を当て、ドラム支持体から積層体を剥ぎとった。
その後、クリップ付きのテンター式延伸装置を用いて、70℃の乾燥風を当てながら積層体をフィルム搬送方向に直交する方向(TD方向)に7%横延伸した。
その後、120℃の乾燥風を当てて延伸後のフィルムを完全乾燥させ、4000mをロール状に巻き取り、セルロースエステルロール状フィルムを得た。
実施例11のセルロースエステルフィルムは、基材層用セルロースエステルの厚みが35μmであり、開始剤含有セルロースエステルの厚みが5μmであった。
200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で、ロール状フィルムを200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.1%以下である黒色の遮光性包装(カーボンブラックを練りこんだ黒色フィルムである遮光材)で覆い、実施例11の遮光されたロール状フィルムを製造した。
実施例1と同じ方法にしたがって、ハードコート層用塗布液(HC−1)を塗布し、光硬化することによりハードコート層を形成して、ハードコートフィルムを得た。
実施例11において、基材層用セルロースエステルの厚みが30μmであり、開始剤含有セルロースエステルの厚みが10μmであるほかは同一とした、実施例12の遮光されたロール状フィルムを製造した。また、実施例11と同様にしてハードコート層を形成して、ハードコートフィルムを得た。
<HC塗布後の鉛筆硬度>
各実施例および比較例のハードコートフィルムのハードコート層について、JIS K 5400に記載の鉛筆硬度評価をおこなった。各実施例および比較例のハードコートフィルムを温度25℃、相対湿度60%で2時間調湿した後、JIS S 6006に規定するHB、H、2H及び3Hの試験用鉛筆を用いて、500gの荷重にて以下のとおりの判定で評価した。
n=5の評価において傷なし〜傷1つ:OK
n=5の評価において傷が2つ以上:NG
OK評価となる硬さの鉛筆のうち、最も硬い鉛筆の濃度記号を鉛筆硬度とした。
なお、鉛筆の試験方向(引っ掻く方向)は、遮光されたロール状フィルム製膜時の搬送方向(長手方向)と平行にした。
得られた結果を下記表3に記載した。
各実施例および比較例のハードコートフィルムの裁断性について、剃刀刃(フェザー安全剃刀(株)製 青箱片刃)を用い、以下の基準で評価した。
A:まっすぐに裂けずに切ることができる。粉が出ない。
B:まっすぐに裂けずに切ることができない、または、粉が出る。
得られた結果を下記表3に記載した。
一方、比較例1より、重合開始剤も含まないフィルムはハードコート層を積層したときに表面硬度が低いことがわかった。比較例2より、重合開始剤の含有量が本発明の下限値を下回るフィルムはハードコート層を積層したときに表面硬度が低いことがわかった。比較例3より、重合開始剤の含有量が本発明の上限値を上回るフィルムはハードコート層を積層したときに裁断性が悪いことがわかった。比較例4と実施例10の比較より、重合開始剤も含まないフィルムは硬度向上剤を添加したとしてもハードコート層を積層したときに硬度向上剤を添加した実施例10と比べると表面硬度が低いことがわかった。
<偏光板の作製>
(偏光板保護フィルムの鹸化処理)
実施例1〜12で得られた各ハードコートフィルムを、2.3mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液に、55℃で3分間浸漬した。室温の水洗浴槽中で洗浄し、30℃で0.05mol/Lの硫酸を用いて中和した。再度、室温の水洗浴槽中で洗浄し、さらに100℃の温風で乾燥した。このようにして、ハードコートフィルムについて表面の鹸化処理を行った。
延伸したポリビニルアルコールフィルムに沃素を吸着させて偏光子を作製した。
鹸化処理したハードコートフィルムを、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、偏光子の片側に貼り付けた。市販のセルローストリアセテートフィルム(フジタックTD80UF、富士フイルム(株)製)に同様の鹸化処理を行い、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、上記で作製した各ハードコートフィルムを貼り付けてある側とは反対側の偏光子の面に鹸化処理後のセルローストリアセテートフィルムを貼り付けた。
この際、偏光子の透過軸と得られたハードコートフィルムの遅相軸とは平行するように配置した。また、偏光子の透過軸と市販のセルローストリアセテートフィルムの遅相軸については、直交するように配置した。
このようにして実施例101〜112の偏光板を作製した。
市販の液晶テレビ(SONY(株)のブラビアJ5000)の視認側の偏光板をはがし、本発明の偏光板として、上記実施例で作製した各偏光板を、上記各実施例のハードコートフィルムが液晶セル側と反対側となるように、粘着剤を介して、観察者側に一枚ずつ貼り付けて液晶表示装置を得た。
このようにして実施例101〜112の液晶表示装置を作製した。
実施例101〜112の液晶表示装置の表示性能は良好であった。
12 支持体
14 流延ダイ
16 第1溶液
18 第2溶液
20 吐出口
22 積層体(流延膜)
22a 重合性化合物含有組成物由来の流延膜
22b 開始剤含有組成物由来の流延膜
24 供給口
26 供給口
28 第1流路
30 第2流路
50 ポリマーフィルム
60 フィルム製造設備
62 乾燥部
64 湿潤フィルム
68 ローラ
70 テンタ
72 クリップ
74 送風ダクト
76 切除装置
78 ローラ
80 乾燥室
82 乾燥フィルム
84 硬化装置
86 巻取部
88 巻き芯
Claims (24)
- 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムがロール状に巻き取られたロール状フィルムと、
前記ロール状フィルムを覆い、かつ、200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.1%以下である遮光材とを有する、遮光されたロール状フィルム。 - 前記遮光材が、黒色の遮光性包装または金属薄膜層を有する遮光性包装である、請求項1に記載の遮光されたロール状フィルム。
- 2層以上からなり、さらに基材層を含み、
前記基材層中に含まれるポリマーに対して1質量%以上の紫外線吸収剤を含む、請求項1または2に記載の遮光されたロール状フィルム。 - 前記基材層中に含まれるポリマーがセルロースエステルである、請求項3に記載の遮光されたロール状フィルム。
- 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムがロール状に巻き取られた、熱重合開始剤を含むロール状フィルム。
- 2層以上からなり、さらに基材層を含み、
前記基材層中に含まれるポリマーに対して0.5質量%以上の紫外線吸収剤を含む、請求項5に記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルム。 - 前記基材層中に含まれるポリマーがセルロースエステルである、請求項6に記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルム。
- 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1)と、
前記フィルムをロール状に巻き取ってロール状フィルムを形成する工程(2)と、
200〜450nmの波長帯域のUV光の透過率が0.1%以下である遮光材を用いて前記ロール状フィルムを遮光する工程(3)を含む、遮光されたロール状フィルムの製造方法。 - ポリマーを含む基材層用組成物と、前記セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の光重合開始剤を含む組成物とを支持体上に逐次流延または共流延することにより前記セルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1−1)と、
前記セルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを前記支持体から剥離する工程(1−2)を含む、請求項8に記載の遮光されたロール状フィルムの製造方法。 - 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1S)と、
前記フィルムをロール状に巻き取ってロール状フィルムを形成する工程(2)とを含む、熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法。 - ポリマーを含む基材層用組成物と、前記セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の熱重合開始剤を含む組成物とを支持体上に逐次流延または共流延することにより前記セルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1S−1)と、
前記セルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを前記支持体から剥離する工程(1S−2)を含む、請求項10に記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の遮光されたロール状フィルムを巻き出したフィルムの前記セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4A)と、
前記ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)を含む、ハードコートフィルムの製造方法。 - 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1)と、
前記セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4B)と、
前記ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)を含み、
前記工程(1)を開始してから前記工程(4B)が終了するまで200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で前記工程(1)および前記工程(4B)を行う、ハードコートフィルムの製造方法。 - 請求項5〜7のいずれか一項に記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルムを巻き出したフィルムの前記セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4S)と、
前記ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)と、
前記ハードコート層形成用組成物を熱硬化する工程(6)を含む、ハードコートフィルムの製造方法。 - 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムを形成する工程(1S)と、
前記セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物を塗布する工程(4A)と、
前記ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)と、
前記ハードコート層形成用組成物を熱硬化する工程(6)を含む、ハードコートフィルムの製造方法。 - 前記ハードコート層形成用組成物を光硬化する工程(5)が、紫外線を照射する工程である、請求項12〜15のいずれか一項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
- 前記硬化工程の後に前記ハードコート層形成用組成物を乾燥させる工程を含む、請求項12〜16のいずれか一項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
- 請求項12〜17のいずれか一項に記載のハードコートフィルムの製造方法で製造されたハードコートフィルム。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の遮光されたロール状フィルムを巻き出したフィルムの前記セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、
光硬化されて形成されてなる、ハードコートフィルム。 - 200〜450nmの波長帯域のUV光を遮光した環境下で、1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の光重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムの前記セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、
光硬化されて形成されてなる、ハードコートフィルム。 - 請求項5〜7のいずれか一項に記載の熱重合開始剤を含むロール状フィルムを巻き出したフィルムの前記セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、
光硬化および熱硬化されて形成されてなる、ハードコートフィルム。 - 1層または2層以上からなり、かつ、セルロースエステルおよび前記セルロースエステルに対して10〜20質量%の熱重合開始剤を含むセルロースエステル層を少なくとも空気界面に有するフィルムの前記セルロースエステル層の上に、重合性モノマーおよび光重合開始剤を含むハードコート層形成用組成物が塗布された後、
光硬化および熱硬化されて形成されてなる、ハードコートフィルム。 - 偏光子と、
請求項18〜22のいずれか一項に記載のハードコートフィルムとを有する偏光板。 - 液晶セルと、
請求項18〜22のいずれか一項に記載のハードコートフィルムまたは請求項23に記載の偏光板を有する液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014197839A JP6139487B2 (ja) | 2013-09-30 | 2014-09-29 | 遮光されたロール状フィルム、遮光されたロール状フィルムの製造方法、熱重合開始剤を含むロール状フィルム、熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法、ハードコートフィルム、ハードコートフィルムの製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013205255 | 2013-09-30 | ||
| JP2013205255 | 2013-09-30 | ||
| JP2014197839A JP6139487B2 (ja) | 2013-09-30 | 2014-09-29 | 遮光されたロール状フィルム、遮光されたロール状フィルムの製造方法、熱重合開始剤を含むロール状フィルム、熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法、ハードコートフィルム、ハードコートフィルムの製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015091936A JP2015091936A (ja) | 2015-05-14 |
| JP6139487B2 true JP6139487B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=52743278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014197839A Expired - Fee Related JP6139487B2 (ja) | 2013-09-30 | 2014-09-29 | 遮光されたロール状フィルム、遮光されたロール状フィルムの製造方法、熱重合開始剤を含むロール状フィルム、熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法、ハードコートフィルム、ハードコートフィルムの製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6139487B2 (ja) |
| KR (1) | KR101830557B1 (ja) |
| WO (1) | WO2015046142A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6912272B2 (ja) * | 2016-05-26 | 2021-08-04 | 住友化学株式会社 | 多孔質セパレータ捲回体の包装体、その製造方法及び多孔質セパレータ捲回体の保管方法 |
| CN112297417B (zh) * | 2020-11-12 | 2023-01-24 | 重庆建安仪器有限责任公司 | 一种镀铝mylar膜的贴膜工艺 |
| TWI785994B (zh) * | 2022-02-24 | 2022-12-01 | 住華科技股份有限公司 | 紫外光照射裝置、使用其之偏光板貼合設備、及偏光板貼合方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4352592B2 (ja) * | 2000-07-11 | 2009-10-28 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | セルロースエステルドープ組成物、セルロースエステルフィルムの製造方法、セルロースエステルフィルム及びそれを用いた偏光板 |
| JP2004067816A (ja) * | 2002-08-05 | 2004-03-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | セルロースアシレートフィルム及びその製造方法、並びに該フィルムを用いた光学フィルム、液晶表示装置及びハロゲン化銀写真感光材料 |
| JP2006251163A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 反射防止フィルム、偏光板及びこれらを用いた画像表示装置 |
| JP2007213045A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-08-23 | Fujifilm Corp | 反射防止フィルム、偏光板、およびディスプレイ装置 |
| JP4081495B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2008-04-23 | 日東電工株式会社 | 光学補償層付偏光板の製造方法および光学補償層付偏光板を用いた画像表示装置 |
| JP2007256651A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Fujifilm Corp | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、反射防止フィルム、偏光板、及び画像表示装置 |
-
2014
- 2014-09-22 WO PCT/JP2014/075073 patent/WO2015046142A1/ja not_active Ceased
- 2014-09-22 KR KR1020167007983A patent/KR101830557B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 2014-09-29 JP JP2014197839A patent/JP6139487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR101830557B1 (ko) | 2018-02-20 |
| JP2015091936A (ja) | 2015-05-14 |
| KR20160051813A (ko) | 2016-05-11 |
| WO2015046142A1 (ja) | 2015-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7635506B2 (en) | Stretched cellulose ester film, hard coat film, antireflective film, and optical compensation film, and polarizing plate, and display device using them | |
| KR102342126B1 (ko) | 광학 필름 및 광학 필름의 제조 방법 | |
| TW200928464A (en) | Optical film, polarizer and liquid crystal display | |
| KR101342183B1 (ko) | 편광판 및 액정 표시 장치 | |
| JP6139487B2 (ja) | 遮光されたロール状フィルム、遮光されたロール状フィルムの製造方法、熱重合開始剤を含むロール状フィルム、熱重合開始剤を含むロール状フィルムの製造方法、ハードコートフィルム、ハードコートフィルムの製造方法、偏光板および液晶表示装置 | |
| JP4547579B2 (ja) | 塗布膜の硬化方法 | |
| WO2005123274A1 (en) | Process for producing coating film, antireflection film and process for producing the same, sheet polarizer using the film, and image display device using these | |
| JP6054923B2 (ja) | ポリマーフィルム、ポリマーフィルムの製造方法、偏光板および液晶表示装置 | |
| JP2005325301A (ja) | セルロースアシレートドープ組成物、およびセルロースアシレートフィルム | |
| WO2012108209A1 (ja) | 光学フィルムの製造方法 | |
| JP2005219272A (ja) | 光学フィルムの製造方法 | |
| TWI511855B (zh) | An optical film, a manufacturing method thereof, a polarizing plate using an optical film, and a display device | |
| JP2009288412A (ja) | 光学フィルムの製造方法、光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 | |
| JP2009184226A (ja) | 熱可塑性樹脂フィルム、及びこれを用いたハードコートフィルム | |
| JP2007169330A (ja) | 透明フィルム、光学フィルム、透明フィルムの製造方法、偏光板、及び画像表示装置 | |
| JP2013205644A (ja) | 反射防止フィルム形成用の硬化性組成物、反射防止フィルムおよびその製造方法、偏光板、表示装置 | |
| TWI770876B (zh) | 偏光板及有機電致發光顯示裝置 | |
| JP2006095442A (ja) | 塗布膜の硬化方法、装置及び光学フィルム | |
| US20120207976A1 (en) | Polarizing plate and liquid crystal display employing the same | |
| JP2004034481A (ja) | セルロースアシレートフィルムの製造方法、それにより得られたセルロースアシレートフィルム、およびこのフィルムを用いた偏光板 | |
| JP2016071086A (ja) | 機能性フィルムの製造方法及び機能性フィルム | |
| JP6357447B2 (ja) | セルロースアシレートフィルム、偏光板および液晶表示装置 | |
| JP2014063050A (ja) | 防眩フィルムの製造方法、防眩フィルム、偏光板、及び画像表示装置 | |
| WO2012108208A1 (ja) | 光学フィルムの製造方法 | |
| JP2005232328A (ja) | セルロースアシレートドープ液、およびセルロースアシレートフィルム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151118 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160916 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160927 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170221 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170407 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170425 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170427 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6139487 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |