JP6146866B2 - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態による無線通信装置を説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図12に示す従来の装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が従来の装置と異なる点は、可変減衰器(可変ATT)11と、ATT制御回路15が設けられている点である。
次に、第1実施形態における第1の方法を説明する。無線端末1の情報入出力回路17においてデータ送信を行おうとする通信相手への送信信号が存在し、無線端末1が他BSSからの信号を受信中の場合、ATT制御回路15は受信レベル取得回路16から取得する受信している信号のRSSIの値に対し設定されている減衰値で利用可能な変調方式と符号化率からなる変調モードが存在するか判定し、変調モードが存在する場合、可変ATT11へ当該減衰値を設定する。可変ATT11において減衰値が設定されると、受信レベル取得回路16で評価しているRSSIが低下するため、CCAレベル以下となり、通信検出状態のキャンセルを情報信号入出力回路17へ通知する。
次に、第1実施形態における第2の方法を説明する。第1実施形態における第2の方法では、図2に示す表における通信確率の測定を行い、この値を用いて制御する。受信レベル取得回路16は、他BSSからの信号のRSSIを取得すると、情報信号入出力回路17に信号検出状態を通知するとともに、信号検出状態の継続状況について情報を収集する。具体的には、待機時間全体に占める、信号検出状態の時間的割合を計測する。単に信号検出状態となる割合(確率)を計測することもできるし、その際のRSSIと対応して割合を評価することもできる。図2に示すRSSIの範囲に対し、通信の発生頻度を評価した例を例1、例2として示す。通信確率の情報を用いることで、可変ATT11を不必要な場面で利用することを防ぎ、スループットの向上が期待できる場合のみ活用することができる。図2の通信確率は、自無線端末1からの送信および自無線端末1への受信の通信が行われている時間を除く時間で評価することもできる。
T0,ij=ρB0,ij ・・・(1)
と表せる。この方法による減衰値を導入した場合の評価値Tij(α)は
Tij(α)=ρ(α)Bij(α) ・・・(2)
として得られる。とりうる減衰値αを(2)式に代入してスループット評価値を算出し、(1)式の評価値T0,ijと比較して、十分に増加していると判断される場合に、当該減衰値αを用いて通信を行うことができる。例えば、TijがT0,ijのK倍になっている場合に、減衰値αを可変ATTに設定して送信アクセス権を取得できる。ここで、Kは1以上の正数である。
T’ij(α’)=ρ(0)B0,ij+ρ(−5)Bij(−5)+・・・+ρ(α’)Bij(α’)・・・(3)
として減衰値α’以下となる全ての減衰値に対しスループットを評価する。第2の評価方法でもT’ijがT0,ijのK倍になっている場合に、減衰値αを可変ATTに設定して送信アクセス権を取得できる。ここで、Kは1以上の正数である。
次に、図面を参照して、本発明の第2実施形態による無線通信装置を説明する。第2実施形態による無線端末1の装置構成は、図1に示す構成と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。第2実施形態では、図1の点線で示す矢印のとおり、受信復号回路14から受信レベル取得回路16に対し、復号した結果得られる送信元無線端末のIDを出力する。このように制御することで、受信レベル取得回路16では、無線システム信号送受信回路12から得られる受信レベルと、受信復号回路14から得られる無線端末IDを関連付けて記憶することができる。
次に、第2実施形態における第1の方法を説明する。図5は、第2実施形態における無線端末1において記憶した端末IDと受信レベル(RSSI)を示す図である。第2実施形態においては、第1実施形態とは異なり、無線端末IDの情報による制御が可能となる。IDごとにRSSI、通信確率、無線端末のタイプおよびその通信相手情報をATT制御回路15において管理することができる。情報信号入出力回路17は、受信復号回路から受信している信号の送信元とのなる無線端末、送信先となる無線端末、またはその両方のIDを取得し、ATT制御回路15へ出力する。ATT制御回路15は受信レベル取得回路16から入力されるRSSIと合わせて図5のように記憶することができる。この際に、情報信号入出力回路17が当該通信に関して得た無線端末のタイプなどの情報を合わせてATT制御回路15で記憶することができる。ATT制御回路15は受信レベル取得回路16から信号検出状態とそのキャンセルについても取得することで、対応するIDの通信の通信確率についても評価できる。
次に、第2実施形態における第2の方法を説明する。この方法では、受信復号回路14から、受信している信号を送信している無線端末のIDと、送信先のIDをともに受信レベル取得回路16へ出力する。受信レベル取得回路16は、これまでの制御方法とは異なり、送信先の無線端末のIDを図5に示す情報を参照する。例えば、現在無線端末1で受信している無線信号の送信元IDがID1、送信先がID3であり、受信レベル−81dBmで受信しているものとする。第2実施形態における第2の方法では、通信相手であるID3に対応するRSSIを参照し、対応する減衰値20dBを用いる。
G13P+N≧T
の関係を満たす。ここで、Pは送信電力、Nは熱雑音レベル、Tは無線端末がデータの送信を行わないことを判定するCCAレベルである。
Gji=(λ/4πDji)2
とした。ここで、テザリングで用いられるような、無線端末間距離が非常に短い環境を考え、D21=D43=1[m]、D31=D41=D23=Dとした。本実施形態の構成では送信側のみ可変ATT11を用いるものとし、a2=a4=1とした。さらに、周波数利用効率の評価式はどんなに高いSINRに対しても実用的な変調方式が存在し、且つ理論的な上限値となる条件となっているため、実際のシステムのパフォーマンスとはずれが生じる問題がある。このため、無線LANの標準化規格IEEE802.11aで用いられている最も高い変調方式(64QAM)と符号化率(3/4)におけるビットレート、2.7bit/s/Hzを上限として用いた。
c(SINR)=min{2.7,0.52log2(1+0.25SINR)
とした。この条件で、可変ATT11の減衰率に対する本実施形態の周波数利用効率ηATTを、a1=a3としてDに対して評価した結果を図10に示す。Dが5mより遠い条件で、周波数利用効率を高めるaiの値が存在し、周波数利用効率を最大2倍まで高めることができることを確認した。
Claims (8)
- ランダムアクセスを行う無線通信装置であって、
アンテナへ出力する送信信号に任意の減衰を与え、前記アンテナから入力された受信信号に前記送信信号と同じ量の減衰を与える信号減衰部と、
前記信号減衰部からの受信信号の受信信号レベルを検出する受信信号レベル検出部と、
前記検出された受信信号レベルから送信可能な前記信号減衰部の減衰量を決定する信号減衰量決定部と、
通信相手への送信信号を生成する送信信号生成部と、
前記信号減衰部で信号を減衰させて送信する際の変調方式と符号化率とからなる変調モードを決定する変調モード決定部と、
前記信号減衰部に決定された前記減衰量を設定する信号減衰量設定部と、
前記変調モードに従い変調、符号化を行い、前記信号減衰部を介して前記送信信号の送信を行う無線信号送信部と
を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 前記受信信号レベル検出部で検出した信号の頻度情報を記憶する受信レベル頻度記憶部と、
前記生成された送信信号に減衰量を考慮して決定された変調モードと記憶された前記頻度情報からスループット評価値を計算し、決定された前記減衰量を用いて通信を行うか否かを判定する減衰利用判定部とをさらに備え、
通信を行うと判定した場合に、前記信号減衰量設定部は、前記信号減衰部に決定された減衰量を設定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 受信した信号を送信した無線通信装置のIDまたは受信した信号の送信先となる無線通信装置のID、またはその両方のIDを取得するID取得部と、
取得した前記IDと対応する信号レベルをID受信レベル情報として記憶する受信レベルID記憶部と、
記憶された前記ID受信レベル情報から、前記信号減衰部で用いる減衰量を前記IDに対し決定する信号減衰量決定部と、
前記生成された送信信号に前記IDに対し決定されている減衰量を考慮して決定された変調モードのスループット評価値により、決定された前記減衰量を用いて前記送信信号の通信を行うか否かを判定する減衰利用判定部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 受信した信号を送信した無線通信装置のIDまたは受信した信号の送信先となる無線通信装置のID、またはその両方のIDを取得するID取得部と、
取得した前記IDと対応する信号レベルおよび頻度情報をID受信レベル情報として記憶する受信レベルID記憶部と、
記憶された前記ID受信レベル情報から、前記信号減衰部で用いる減衰量を前記IDに対し決定する信号減衰量決定部と、
前記変調モードと記憶された前記頻度情報からスループット評価値を計算し、決定された前記減衰量を用いて通信を行うか否かを判定する減衰利用判定部とをさらに備え、
前記変調モード決定部は、前記IDに対し決定されている前記減衰量を用いて信号減衰部で信号を減衰させて送信する際の変調方式と符号化率とからなる変調モードを決定し、
通信を行うと判定した場合に、前記信号減衰量設定部は、前記信号減衰部に決定された前記減衰量を設定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 受信中の信号の送信元となる無線通信装置のIDと受信中の信号の送信先となる無線端末IDを取得するID取得部と、
送信元となる前記無線通信装置のIDと対応する信号レベルをID受信レベル情報として記憶する受信レベルID記憶部と、
前記ID受信レベル情報で記憶された前記IDごとに減衰量を決定する信号減衰量決定部とさらに備え、
前記変調モード決定部は、前記受信中の信号の送信元となる無線通信端末のIDに対し決定されている減衰量と前記受信中の信号の送信先となる無線通信端末のIDに対し決定されている減衰量のうち大きい方の減衰量を用いて信号減衰部で信号を減衰させて送信する際の変調方式と符号化率とからなる変調モードを決定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 特定IDに対し、減衰量を用いた通信の禁止、または受信レベルから決定される減衰量にさらなる付加減衰量を加えるペナルティを科す特定ID指定部をさらに備え、
前記受信レベルID記憶部は、特定IDから指定されたIDに対し、ID受信レベル情報で減衰量を用いた通信の禁止または付加減衰量の付与を記憶することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の無線通信装置。 - ランダムアクセスを行う無線通信装置が行う無線通信方法であって、
アンテナへ出力する送信信号に任意の減衰を与え、前記アンテナから入力された受信信号に前記送信信号と同じ量の減衰を与える信号減衰ステップと、
前記信号減衰ステップによって前記減衰が与えられた受信信号の受信信号レベルを検出する受信信号レベル検出ステップと、
前記検出された受信信号レベルから前記信号減衰ステップにおける前記減衰量を決定する信号減衰量決定ステップと、
通信相手となる無線通信装置への送信信号を生成する送信信号生成ステップと、
前記信号減衰ステップにより前記送信信号の送信電力を減衰させて送信する際の変調モードを決定する変調モード決定ステップと、
前記変調モードに従い前記信号減衰ステップにより前記減衰量を与えた信号の送信を行う無線信号送信ステップと
を有することを特徴とする無線通信方法。 - 前記受信信号レベル検出ステップで検出した信号の頻度情報を記憶する受信レベル頻度記憶ステップと、
前記信号減衰量決定ステップにより決定された減衰量を考慮して決定された変調モードと記憶された前記受信レベル頻度情報とから計算したスループット評価値を参照して減衰量を用いて通信を行うか否かを判定する減衰利用判定ステップとをさらに有し、
前記減衰量を用いると判定した場合に、検出された前記受信信号レベルに対し決定された前記減衰量を用いて送信を行うことを特徴とする請求項7に記載の無線通信方法。
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| JP2014040878A JP6146866B2 (ja) | 2014-03-03 | 2014-03-03 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
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| JP2014040878A JP6146866B2 (ja) | 2014-03-03 | 2014-03-03 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
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