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JP6152553B2 - 太陽光自家発電システム及び太陽光自家発電方法 - Google Patents
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JP6152553B2 - 太陽光自家発電システム及び太陽光自家発電方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光自家発電システム及び太陽光自家発電方法に関する。
近年、太陽光に代表される“再生可能エネルギー”が注目されており、わが国でも太陽光発電を利用した住宅、施設、工場等が多数作られるようになった。
太陽光発電に関しては、送電系統に接続せずに独自に発電を行う、オフグリッド方式の発電システムが普及しつつある。
オフグリッド方式を実現するための、太陽光発電を利用した自家発電システムが提案されている。
特許文献1には、太陽光発電装置と、夜間電力を蓄電し、該太陽光発電装置の電気供給不足を補う蓄電デバイスと、内燃機関による自家発電装置とを備えた自立型発電システムからなり、前記蓄電デバイスが、電解液に非イオン性分散剤を含有し、1秒間に4000〜7000回の電圧振幅±2〜±5Vの微弱パルス電流を印加する硫酸鉛皮膜除去装置を組み込んだ鉛蓄電池である、夜間電力併用型太陽光自家発電システムが開示されており、太陽光発電装置が、ソーラーパネル及びチャージコントローラからなる形態が記載されている。
特開2013−31246号公報
しかしながら、特許文献1のシステムでは、蓄電デバイスの蓄電量が所定の基準量に達すると、それ以上の電力を蓄電することができないため、発電量が蓄電量を上回る場合、太陽光発電装置が供給するエネルギーのすべてを利用するのが困難である点で課題を残していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、太陽光発電により供給されたエネルギーを効率良く利用することのできる太陽光自家発電システム及び太陽光自家発電方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る太陽光自家発電システムは、
太陽光発電手段と、
前記太陽光発電手段から電力の供給を受けて、前記太陽光発電手段が発電した電力を蓄電池とインバータとに供給するチャージコントローラと、
前記インバータを介して、前記チャージコントローラから電力の供給を受けて動作する電気機器と、
高温面と低温面とを備え、当該高温面が前記チャージコントローラの放熱部及び前記インバータの放熱部に熱的に接合された熱電変換素子であって、発電した電力を前記チャージコントローラに供給する前記熱電変換素子と、
前記低温面に熱的に接合された冷却部であって、前記低温面を冷却する冷却部と、
を備える。
前記冷却部は、例えば、水タンクを備える。
本発明の第2の観点に係る太陽光自家発電方法は、
太陽光発電手段、並びに高温面と低温面とを備え、当該高温面がチャージコントローラの放熱部及びインバータの放熱部に熱的に接合された熱電変換素子により発電する工程を含み、
前記太陽光発電手段及び前記熱電変換素子が発電した電力は、前記チャージコントローラを介して蓄電池と前記インバータに供給され、
前記太陽光発電手段及び前記熱電変換素子が発電した電力が前記インバータを介して電気機器に供給されることで、当該電気機器が動作し、
前記低温面に熱的に接合された冷却部が、前記低温面を冷却する、
ことを特徴とする。
前記冷却部は、例えば、水タンクを備える。
本発明によれば、太陽光発電により供給されたエネルギーを効率良く利用することのできる太陽光自家発電システム及び太陽光自家発電方法を提供することができる。
本発明の一実施形態である太陽光自家発電システムを模式的に表したブロック図である。 本発明の他の実施形態である太陽光自家発電システムを模式的に表したブロック図である。 本発明の他の実施形態である太陽光自家発電システムを模式的に表したブロック図である。 本発明の他の実施形態である太陽光自家発電システムを模式的に表したブロック図である。 本発明の他の実施形態である太陽光自家発電システムを模式的に表したブロック図である。 本発明の他の実施形態である太陽光自家発電システムを模式的に表したブロック図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。まず、本発明の実施形態に係る太陽光自家発電システム100を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る太陽光自家発電システム100は、太陽光発電パネル(太陽光発電手段)110と、太陽光発電パネル110に電気的に接続されたチャージコントローラ120と、チャージコントローラ120に電気的に接続されたインバータ190と、チャージコントローラ120に電気的に接続された蓄電池130と、インバータ190に電気的に接続された電気機器160と、高温面142がチャージコントローラ120の放熱部122及びインバータ190の放熱部192に熱的に接合された熱電変換素子140と、熱電変換素子140の低温面144に熱的に接合された水タンク(冷却部)150と、を備える。
本発明の実施形態に係る太陽光自家発電システム100は、屋外に設置される仮設ハウス(移動式ハウス)(図示せず)に使用される。太陽光自家発電システム100を用いることで、外部から電力を供給することなく、太陽光自家発電システム100により発電される電力のみで、仮設ハウス内で使用する電気機器160を作動させることができる。
太陽光発電パネル110として、太陽光発電に用いられる公知のパネルを用いることができる。太陽光発電パネル110は、太陽光を受けることができるように、仮設ハウスの外側面若しくは周辺、又は仮設ハウスから一定距離離れた場所に設置される。
チャージコントローラ120は、図1に示すように、太陽光発電パネル110に電気的に接続されており、太陽光発電パネル110により発電された電力の供給を受け、蓄電池130とインバータ190とに電力を供給する役割を果たす。チャージコントローラ120として、例えば、MPPT方式のものを用いることができる。なお、蓄電池130としては、太陽光発電で通常用いられるものを採用することができ、蓄電池130には、ポンプ156が電気的に接続されている。チャージコントローラ120は、発生した熱を放熱するための放熱部122を有し、放熱部122には多数の熱伝導部材124が熱的に接合されている。熱伝導部材124は、チャージコントローラ120が発生した熱を、後述する熱電変換素子140の高温面142に伝える役割を果たす。熱伝導部材124の材料としては、熱伝導性の良好な金属(銅、銀、アルミニウム等)、合成ダイヤモンド(人工ダイヤモンド)等を好適に使用することができ、また、熱伝導部材124としてヒートパイプを用いてもよい。なお、チャージコントローラ120は、熱電変換素子140(後述)に電気的に接続されており、初動時には太陽光発電パネル110により発電された電力の供給を受けるが、その後は、太陽光発電パネル110に加えて熱電変換素子140により発電された電力の供給も受ける。
インバータ190は、図1に示すように、チャージコントローラ120に電気的に接続されており、太陽光発電パネル110により発電された電力の供給を受け、直流電流を交流電流に変換し、交流電流に変換された電力を電気機器160に供給する役割を果たす。インバータ190として、太陽光発電で通常用いられるDC(Direct Current)→AC(Alternating Current)変換インバータを採用することができる。インバータ190は、直流電流を交流電流に変換する過程において発生した熱を放熱するための放熱部192を有し、放熱部192には多数の熱伝導部材194が熱的に接合されている。熱伝導部材194は、インバータ190が発生した熱を、後述する熱電変換素子140の高温面142に伝える役割を果たす。熱伝導部材194の材料としては、熱伝導性の良好な金属(銅、銀、アルミニウム等)、合成ダイヤモンド(人工ダイヤモンド)等を好適に使用することができ、また、熱伝導部材194としてヒートパイプを用いてもよい。なお、インバータ190は、チャージコントローラ120を介して、初動時には太陽光発電パネル110により発電された電力の供給を受けるが、その後は、太陽光発電パネル110に加えて熱電変換素子140により発電された電力の供給も受ける。
電気機器160は、仮設ハウスで通常用いられる、電力により動作可能な機器(電灯、電化製品等)である。電気機器160は、インバータ190を介して、チャージコントローラ120から電力の供給を受けて動作する。より具体的には、インバータ190は、チャージコントローラ120を介して、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140が発電した電力の供給を受けて、直流電流を交流電流に変換し、交流電流に変換された電力を電気機器160に供給する。そして、電気機器160は、インバータ190によって交流電流に変換された電力で動作する。
チャージコントローラ120によって、電気機器160及び蓄電池130への電力の供給を制御することができる。より具体的には、チャージコントローラ120は、電気機器160による消費電力が太陽光発電パネル110の発電電力より小さい場合、蓄電池130に充電を行う。一方、電気機器160による消費電力が太陽光発電パネル110の発電電力より大きい場合には、消費電力の不足分を蓄電池130から供給する。蓄電池130の蓄電電力量が所定の基準量に達すると、それ以上の電力を蓄電することができないため、熱エネルギーとして、チャージコントローラ120の放熱部122から熱が放出される。
熱電変換素子140は、p型熱電材料とn型熱電材料とを組み合わせた素子である(スピンゼーベック熱電変換素子、フレキシブル熱電変換素子等を含む)。図1に示すように、熱電変換素子140は、高温面142と低温面144とを備えており、高温面142と低温面144との温度差によって発電する素子である。なお、熱電変換素子140の高温面142と低温面144との温度差が大きいほど、発電効率が向上する。高温面142は、チャージコントローラ120の放熱部122及びインバータ190の放熱部192に熱的に接合されており、チャージコントローラ120及びインバータ190が発生した熱によって加熱されて、高温面142の温度が上げられる。一方、低温面144は、後述するように、水タンク150に接続された第一の管152及び第二の管154に熱的に接合されており、第一の管152内を流れる水によって冷却されて、低温面144の温度が下げられる。熱電変換素子140は、チャージコントローラ120に電気的に接続されており、発電した電力をチャージコントローラ120に供給する。
水タンク150は、図1に示すように、第一の管152及び第二の管154を介して、熱電変換素子140の低温面144に熱的に接合されており、低温面144を冷却する役割を果たす。水タンク150には、一定量の水が入っている。第一の管152内及び第二の管154内には、水が循環している。第一の管152は、熱電変換素子140の低温面144に熱的に接合するとともに、水タンク150の下部に接続されており、第一の管152内の水は、ポンプ156によって水タンク150の下部から低温面144近傍の領域へと汲み上げられる。なお、ポンプ156は、前述の通り、蓄電池130に電気的に接続されており、初動時には、蓄電池130にあらかじめ帯電しておいた電力によって動作し、その後は、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140が発電した電力がチャージコントローラ120を介して蓄電池130に供給され、その電力の供給を受けて動作する。第二の管154は、低温面144に熱的に接合するとともに、水タンク150の上部に接続されており、第二の管154内の水は、低温面144近傍の領域から水タンク150の上部へと流れていく。
水タンク150は、第一の管152及び第二の管154を介して熱電変換素子140の低温面144を冷却する。より具体的には、第一の管152及び第二の管154内に水が流れており、図1の矢印で示す方向に水が循環している。第一の管152内を流れる水は、低温面144近傍の領域に到達し、低温面144を冷却する。低温面144を冷却した水は、温度が高くなった状態で第二の管154内に流れていく。第二の管154内を流れる水は、水タンク150の上部から水タンク150内に入っていく。水タンク150には、前述の通り、水が入っており、水タンク150の下部から第一の管152内に流れる水の温度は、第二の管154内を流れる水の温度より低くなっている。第一の管152内を流れる低温の水は、低温面144近傍の領域に到達し、低温面144を冷却する。このように、第一の管152、第二の管154及び水タンク150内で水を循環させることで、低温の水によって効率良く熱電変換素子140の低温面144を冷却することができる。水タンク150によって低温面144が効率的に冷却されることで、熱電変換素子140の高温面142と低温面144との温度差が大きくなり、発電効率が向上する。
なお、本実施形態において、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140によって発電される電力は直流電力であり、チャージコントローラ120を介して蓄電池130に直流電力で入力され、蓄電池130から直流電力で出力される。ポンプ156は、蓄電池130からの直流電力で動作する。インバータ190は、チャージコントローラ120から直流電力の入力を受けて、直流電流を交流電流に変換し、電気機器160は、インバータ190によって交流電流に変換された電力で動作する。
本発明の実施形態に係る太陽光自家発電システム100の動作について説明する。太陽光発電パネル110が太陽光を受けて発電し、チャージコントローラ120を介して、インバータ190に電力を供給するとともに、蓄電池130に充電を行う。電気機器160は、インバータ190を介して電力の供給を受けて、動作する。チャージコントローラ120は、電気機器160による消費電力が太陽光発電パネル110の発電電力より小さい場合、蓄電池130に充電を行い、電気機器160による消費電力が太陽光発電パネル110の発電電力より大きい場合には、消費電力の不足分を蓄電池130から供給する。蓄電池130の蓄電電力量が許容範囲を超えると、チャージコントローラ120の放熱部122から熱が放出される。また、インバータ190は、チャージコントローラ120を介して、太陽光発電パネル110により発電された電力の供給を受け、直流電流を交流電流に変換し、交流電流に変換された電力を電気機器160に供給する。直流電流を交流電流に変換する過程において、インバータ190の放熱部192から熱が放出される。チャージコントローラ120の放熱部122及びインバータ190の放熱部192から放出された熱により、熱電変換素子140の高温面142の温度が上昇する。ポンプ156は、蓄電池130から電力の供給を受けて、第一の管152内の水を水タンク150の下部から低温面144近傍の領域へと汲み上げて、低温面144を冷却する。低温面144を冷却した水は、温度が高くなった状態で第二の管154内に流れていく。第二の管154内を流れる水は、水タンク150の上部から水タンク150内に入る。水タンク150の下部から出てきた水は、温度が低くなった状態で、第一の管152内に入り、熱電変換素子140の低温面144近傍の領域に到達し、低温面144を冷却する。熱電変換素子140は、高温面142と低温面144との温度差によって発電し、チャージコントローラ120に電力を供給する。チャージコントローラ120は、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140の両方から電力の供給を受けて、継続的に、インバータ190を介して電気機器160に電力を供給するとともに、蓄電池130に充電を行う。
次に、本発明の実施形態に係る太陽光自家発電方法について説明する。
本発明の実施形態に係る太陽光自家発電方法では、太陽光発電パネル(太陽光発電手段)110(前述同様)及び熱電変換素子140(前述同様)が発電した電力を、チャージコントローラ120(前述同様)を介して蓄電池130(前述同様)及びインバータ190(前述同様)に供給するとともに、インバータ190を介して電気機器160(前述同様)に供給することで、外部から電力を供給することなく、当該太陽光自家発電方法により発電される電力のみで、仮設ハウス内で使用する電気機器160を作動させることができる。熱電変換素子140は、前述同様に、高温面142と低温面144とを備え、高温面142がチャージコントローラ120の放熱部122及びインバータ190の放熱部192に熱的に接合されており、低温面144が第一の管152及び第二の管154を介して水タンク(冷却部)150に熱的に接合されている。前述同様に、高温面142は、蓄電池130の蓄電電力量が所定の基準量に達した場合にチャージコントローラ120の放熱部122から放出された熱及びインバータ190が直流電流を交流電流に変換する過程において放熱部192から放出した熱により加熱され、低温面144は、第一の管152、第二の管154及び水タンク150内で水を循環させることで冷却され、高温面142と低温面144との温度差によって発電し、チャージコントローラ120に電力を供給する。前述同様に、チャージコントローラ120は、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140の両方から電力の供給を受けて、インバータ190を介して電気機器160に電力を供給するとともに、蓄電池130に充電を行う。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る太陽光自家発電システム100及び太陽光自家発電方法では、外部から電力を供給することなく、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140の発電により、仮設ハウスで用いる電気機器160を作動させることができる。このため、電気設備の敷設工事をすることなく、仮設ハウスを低コストかつ短期間で設置することができる。
また、本発明の実施形態に係る太陽光自家発電システム100及び太陽光自家発電方法では、蓄電池130の蓄電電力量が許容範囲を超えた場合にチャージコントローラ120から放出される熱エネルギー及びインバータ190が直流電流を交流電流に変換する過程で放出する熱エネルギーを、電気エネルギーとして利用することができる。従来の太陽光自家発電システムでは、太陽光発電により供給されたエネルギーの一部が、チャージコントローラ及びインバータからの放熱によって無駄になっていたが、本発明の実施形態に係る太陽光自家発電システム100及び太陽光自家発電方法では、チャージコントローラ120及びインバータ190からの放熱を熱電変換素子140の高温面142の加熱に利用するため、太陽光発電により供給されたエネルギーを無駄にすることなく、効率良く利用することが可能となる。
また、本発明の実施形態に係る太陽光自家発電システム100及び太陽光自家発電方法では、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140の両方から電力の供給が可能となるため、仮設ハウスにおいて使用する充分な電力量を確保することができる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、本実施形態においては、図1に示したように、冷却部として水タンク150を備える形態について説明したが、熱電変換素子140の低温面144を充分に冷却できる機構であれば、水タンク150に限らず適宜採用可能であり、例えば、図2に示すように、冷却部がラジエータ170を備えている太陽光自家発電システム200の形態であってもよい。この場合、ラジエータ170内には内管172が通っており、内管172には第一の管152及び第二の管154が接続されている。ポンプ156は、蓄電池130から電力の供給を受けて、第一の管152内の水を低温面144近傍の領域へと汲み上げて、低温面144を冷却する。低温面144を冷却した水は、温度が高くなった状態で第二の管154を通って内管172に流れ込む。内管172内を流れる水は、ラジエータ170によって冷却され、温度が低くなった状態で第一の管152内に流れていく。第一の管152内を流れる低温の水は、熱電変換素子140の低温面144近傍の領域に到達し、低温面144を冷却する。このように、第一の管152、第二の管154及び内管172内で水を循環させることで、低温の水によって効率良く熱電変換素子140の低温面144を冷却することができる。なお、ラジエータ170のファン(図示せず)については、チャージコントローラ120に電気的に接続させることで、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140が発電した電力により動作させることができる。
また、本実施形態においては、図1に示したように、冷却部として水タンク150を備える形態について説明したが、例えば、図3に示すように、冷却部がヒートパイプ180を備えている太陽光自家発電システム300の形態であってもよい。この場合、ヒートパイプ180は、一端側に受熱部182を、他端側に放熱部184を有し、受熱部182は熱電変換素子140の低温面144に熱的に接合されている。ヒートパイプ180は、受熱部182に熱的に接合された熱電変換素子140の低温面144から、放熱部184側に熱移送することによって、熱電変換素子140の低温面144を冷却する役割を果たす。なお、ヒートパイプ180の放熱部184には、図3に示すように、放熱効率を向上させるためのフィン186が備えられていてもよい。
また、図4、5に示すように、チャージコントローラ120、インバータ190及び熱電変換素子140を、収容ケース105内に収容させた太陽光自家発電システム400、500の形態であってもよい。チャージコントローラ120及びインバータ190を収容ケース105内に収容させることで、チャージコントローラ120の放熱部122及びインバータ190の放熱部192から放出された熱が、熱電変換素子140の高温面142に無駄なく伝わり、高温面142の温度を効率良く上昇させることができる。なお、収容ケース105に2以上の対向する通気口(図示せず)を設けるとともに、収容ケース105の内部又は外部に送風ファン(図示せず)を取り付けることで、収容ケース105内を通気させるようにしてもよい。また、図4において、冷却部として水タンク150の代わりにラジエータ170を備える形態であってもよい。
また、図6に示すように、チャージコントローラ120、インバータ190及び熱電変換素子140を、収容ケース105内に収容させ、かつ、冷却部が水タンク150及びヒートパイプ180の両方を備えている太陽光自家発電システム600の形態であってもよい。前述同様に、チャージコントローラ120及びインバータ190を収容ケース105内に収容させることで、チャージコントローラ120の放熱部122及びインバータ190の放熱部192から放出された熱が、熱電変換素子140の高温面142に無駄なく伝わり、高温面142の温度を効率良く上昇させることができる。また、冷却部が水タンク150及びヒートパイプ180の両方を備えていることで、熱電変換素子140の低温面144をより効率良く冷却することができる。なお、この場合でも、前述同様、収容ケース105に2以上の対向する通気口(図示せず)を設けるとともに、収容ケース105の内部又は外部に送風ファン(図示せず)を取り付けることで、収容ケース105内を通気させるようにしてもよい。また、図6において、冷却部として水タンク150の代わりにラジエータ170を備える形態であってもよい。
また、本実施形態においては、図1に示したように、水タンク150に接続された第二の管154を備える形態について説明したが、第二の管154内を流れる水の温度は高いため、温水として、例えば、暖房器具、給湯器、融雪機、ロードヒーティング等に二次利用してもよい。また、冬期間、太陽光発電パネル110が雪で覆われて発電効率が低下することを防ぐために、第二の管154内を流れる温水を太陽光発電パネル110の融雪手段に利用してもよい。また、このような二次利用をより効率的にするために、太陽熱を利用した温水器を併用してもよい。また、第二の管154にパイプを設け、該パイプに温水タンクを接続することで、第二の管154内を流れる温水を、該温水タンクに貯蔵して二次利用してもよい。この場合、温水タンク内の温水を一定温度に制御するために、温水タンクに発熱体ヒーター等の温度調節装置を設けてもよく、また、温水タンクに温水を汲み上げるためのポンプを設けてもよい。これらの温度調節装置及びポンプの電力供給源としては、蓄電池130であってもよく、熱電発電素子140であってもよい。このような温度調節装置及びポンプを設けることで、蓄電池130が満充電となり電気機器160の電力利用が無い状態でも、温度調節装置及びポンプが電力を消費し続けるため、チャージコントローラ120及びインバータ190が作動して熱を発生し、その熱を継続的に温水に利用することができる。なお、図2、4、6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1に示したように、熱電変換素子140の高温面142を、チャージコントローラ120の放熱部122及びインバータ190の放熱部192に物理的に近接させて設けた形態について説明したが、チャージコントローラ120及びインバータ190が発生した熱を高温面142に伝えることのできる形態であれば適宜採用することができ、例えば、放熱部122及び放熱部192と高温面142とをヒートパイプで接続して、放熱部122及び放熱部192からの熱を高温面142に移送させるようにしてもよく、また、チャージコントローラ120及びインバータ190内部の発熱部位に高温面142が直接的に接触するように、熱電変換素子140を設置してもよい。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、蓄電池130として、例えば、保水型バッテリーを使用してもよい(二次電池であればよく、リチウムイオン型電池などに限定されない)。この場合、充電過程において発生する水素ガスを抽出し、水素ガスを使用して発電した電力を電気機器160に使用することができる。また、発電した電力を蓄電池130に蓄電するために、温度差発電機、風力発電機、燃料発電機などを併用してよい。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1に示したように、熱電変換素子140が発電した電力を、チャージコントローラ120を介して電気機器160と蓄電池130とに供給する形態について説明したが、熱電変換素子140から直接、電気機器160、ポンプ156及び蓄電池130に電力を供給できるように、熱電変換素子140にこれらを電気的に接続させてもよい。また、チャージコントローラ120自体を動作させるのに、熱電変換素子140が発電した電力を利用してもよい。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1に示したように、インバータ190を介して太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140が発電した電力を電気機器160に供給する形態について説明したが、蓄電池130に電気機器160を電気的に接続して、電気機器160への電力供給を蓄電池130からも行えるようにしてもよい。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、インバータ190として、DC→ACインバータを用いた形態について説明したが、例えば、DC→DCインバータ(例えば、DC48V→12V変圧器)を用いてもよく、また、DC→ACインバータとDC→DCインバータとを併用してもよい。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1に示したように、太陽光発電パネル110及び熱電変換素子140が発電した電力を、チャージコントローラ120及びインバータ190を介して電気機器160に供給する形態について説明したが、仮設ハウスに設置されたコンセント(図示せず)をさらに介して電気機器160に電力を供給してもよい。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、太陽光自家発電システム100を仮設ハウスに利用した場合の形態について説明したが、仮設ハウスに限られず、例えば、一般住宅、事業所、倉庫、工場(植物工場を含む)、自動車内等でも利用可能である。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、前述の通り、p型熱電材料とn型熱電材料とを組み合わせた熱電変換素子140を用いた形態について説明したが、熱電変換素子としては、例えば、鉛・テルル系の素子を用いてもよい。本発明の効果を奏する熱電変換素子であれば、適宜用いることができる。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1に示したように、1個の熱電変換素子140を用いた形態について説明したが、使用電力量に鑑み、熱電変換素子を2個以上用いてもよい。なお、図2−6に示した形態についても同様である。
また、本実施形態においては、図1に示したように、ポンプ156を1個設けた形態について説明したが、第一の管152及び第二の管154内を循環する水の流量に鑑み、ポンプの設置数を2箇所以上にしてもよい。なお、図2、4、6に示した形態についても同様である。
なお、以上述べたような太陽光自家発電システムについての種々の変形及び応用については、太陽光自家発電方法に対しても適用可能である。
100 太陽光自家発電システム
105 収容ケース
110 太陽光発電パネル(太陽光発電手段)
120 チャージコントローラ
122 放熱部
124 熱伝導部材
130 蓄電池
140 熱電変換素子
142 高温面
144 低温面
150 水タンク(冷却部)
152 第一の管
154 第二の管
156 ポンプ
160 電気機器
170 ラジエータ
172 内管
180 ヒートパイプ
182 受熱部
184 放熱部
186 フィン
190 インバータ
192 放熱部
194 熱伝導部材
200 太陽光自家発電システム
300 太陽光自家発電システム
400 太陽光自家発電システム
500 太陽光自家発電システム
600 太陽光自家発電システム

Claims (4)

  1. 太陽光発電手段と、
    前記太陽光発電手段から電力の供給を受けて、前記太陽光発電手段が発電した電力を蓄電池とインバータとに供給するチャージコントローラと、
    前記インバータを介して、前記チャージコントローラから電力の供給を受けて動作する電気機器と、
    高温面と低温面とを備え、当該高温面が前記チャージコントローラの放熱部及び前記インバータの放熱部に熱的に接合された熱電変換素子であって、発電した電力を前記チャージコントローラに供給する前記熱電変換素子と、
    前記低温面に熱的に接合された冷却部であって、前記低温面を冷却する冷却部と、
    を備える太陽光自家発電システム。
  2. 前記冷却部は、水タンクを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽光自家発電システム。
  3. 太陽光発電手段、並びに高温面と低温面とを備え、当該高温面がチャージコントローラの放熱部及びインバータの放熱部に熱的に接合された熱電変換素子により発電する工程を含み、
    前記太陽光発電手段及び前記熱電変換素子が発電した電力は、前記チャージコントローラを介して蓄電池と前記インバータに供給され、
    前記太陽光発電手段及び前記熱電変換素子が発電した電力が前記インバータを介して電気機器に供給されることで、当該電気機器が動作し、
    前記低温面に熱的に接合された冷却部が、前記低温面を冷却する、
    ことを特徴とする太陽光自家発電方法。
  4. 前記冷却部は、水タンクを備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の太陽光自家発電方法。
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