Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6155582B2 - 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6155582B2 - 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム - Google Patents

画像読取装置、画像読取方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6155582B2
JP6155582B2 JP2012203849A JP2012203849A JP6155582B2 JP 6155582 B2 JP6155582 B2 JP 6155582B2 JP 2012203849 A JP2012203849 A JP 2012203849A JP 2012203849 A JP2012203849 A JP 2012203849A JP 6155582 B2 JP6155582 B2 JP 6155582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light amount
level
light
value
adjustment value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012203849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014060564A (ja
Inventor
礼子 池田
礼子 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012203849A priority Critical patent/JP6155582B2/ja
Publication of JP2014060564A publication Critical patent/JP2014060564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6155582B2 publication Critical patent/JP6155582B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は、画像読取装置、画像読取方法およびプログラムに関するものである。
従来、原稿に光を照射しその原稿からの光を取り込んで画像データを読み取る画像読取装置では、一般にイメージセンサと呼ばれる主走査方向に光電変換素子を1ラインに配列した光電変換素子アレイが用いられている。このイメージセンサに対して原稿を相対的に副走査方向に移動させるか、または、原稿を搬送させることにより原稿画像を読み取っている。
安価な読取装置では、赤色(RED)、緑色(GREEN)、青色(BLUE)の3色のLED(Ligtht Emitting Diode)からなる光源を1個ないし複数個用いて1ラインのイメージセンサを組み合わせて用いられる。カラー画像の読み取りの際は、各色のLEDを所定の点灯デューティで順次切り替えて点灯させることで画像読み取りを行っている。モノクロ画像の読み取りの際は、単色(例えばGREEN)のみを点灯させるだけでは、高速な読み取りに対応させるためには光量が足りないため、R,G,Bの光源を同時に点灯させて読み取りを行われる。
しかしながら、光量を増加させるために全LEDを同時に点灯させた場合、特定色のみ光量が多くなったり、LED間の色バランスがくずれたりすることにより、カラー原稿の再現性が劣化する懸念がある。このため従来技術には、光源の色バランスをとるために個々のLEDの光量を調整する方法が知られている。具体的には、複数の光源それぞれにおいてR,G,BのLEDそれぞれを点灯させて読み取った光量レベル(LEDの発光量を発光時間で積分して得られる結果に相当するセンサ出力)をある所定の目標値にするように光量を調整する方法が開示されている(例えば特許文献1参照)。
また、一方で、光源の個体差、温度依存性、経時変化等の照度のばらつきがあるとともに、光学系部品にも装置間で差がある。また光電変換素子にも個体感度差がある。このため、それらのばらつきを吸収して最も効率よく、大きなダイナミックレンジで光電変換素子出力をA/D変換するために、基準白板を読み取った際の出力レベルを所定の目標値に合わせるように、AFE内部のゲイン調整、または光量調整を行うことで白レベル調整を行う必要がある。この出力レベルには、入射光がゼロの状態で読み取った暗出力:黒レベルが含まれるため、一般的に黒込みの状態で目標値に調整される。
上記のように白レベル調整は、A/D変換回路がオーバーフローしない範囲、すなわち変換後のデジタルデータの出力が飽和状態にならないように極力ダイナミックレンジを広く使用すること(分解能を高めること)が目的である。したがって、同時点灯時の光量調整の場合においても、A/D変換回路がオーバーフローしない範囲(変換後のデジタルデータの出力が飽和状態)にならず、かつ極力ダイナミックレンジを広く使用する(分解能を高める)ように調整される必要がある。
特許文献1では、LEDの発光量を発光時間で積分して得られる結果に相当するセンサ出力、すなわち、入射光ゼロの状態で読み取った暗出力レベル減算後の出力データ(以下、光量レベルという)を用いて、光量レベルを所定の目標値となるように、各々の光源について光量調整値が算出され設定される。同時点灯時の光量レベルは各光源の光量レベルの合計値であるため、各光源点灯時の光量レベルが所定の目標レベルとなるように光量値を設定して同時点灯させれば、各色のバランスが保たれた状態で原稿を読み取ることができる。
また、黒レベルについては、例えば、特許文献2に開示されている技術が知られている。ここでは、縮小光学系の画像読取装置では例えばCCDによるイメージセンサ用いられる。このCCDでは、1個のセンサチップで有効読取幅を確保可能な画素数を有しているため、光が入射しない状態におけるセンサチップ内の各画素に出力:暗出力は同じ値となり、ある目標値となるように黒レベル調整が行われる。このため、黒レベルは主走査においてそれほどばらつかない。
しかし、等倍光学系の画像読取装置で多用されるCIS(Contact Image Sensor)では複数画素で構成されるセンサICチップを同一副走査位置に複数個配列する構成になることが知られている。センサICチップ内の最終段出力バッファは僅かに個体差を持っており、その他、チップ毎の変動要因によって、チップ毎に光が入射しない状態での暗出力レベルが異なってしまう。したがって、CISの場合には、複数のセンサICチップを配列する構成上、図11に示すような暗出力レベルとなる。以下、暗出力あるいは黒出力と記述する。
さらに、センサICがCMOSセンサであるCISの場合、CMOSセンサでは画素単位(有効画素301)に出力するバッファ303、シフトレジスタ304を有していることから(図12参照)、画素毎の最終出力バッファ305の個体差により、センサICチップ内においても画素毎に黒出力レベルが異なる特徴がある(図13参照)。
さらに、従来技術では光源の色バランスを変える方法について考えられている。カラー原稿の特性色を強調させてモノクロ画像として再現する場合には、特定色のLEDの光量レベルを落とす。一般的には、白色光源の各色の色バランスとして濃度を濃くしたい色成分に該当する発光素子の光量を落とせば良いため、各光源の光量を一定に調整後、所定の割合で落とす方法について考えられている。
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、以下のような問題点があった。特許文献1では、実際の読み取り画像には、黒レベルも含まれるため、黒レベルを考慮した白レベル調整を行う必要がある。各色の光量レベルの目標レベルを黒レベルを考慮せず設定してしまうと、A/D変換回路のダイナミックレンジ上限を超えてしまう可能性がある。
また、目標値に対して黒レベル分を差し引いた分を光量レベルの目標値として設定すれば良いが、密着イメージセンサのようにセンサチップが複数ある場合、黒レベルが主走査の範囲でばらつくため、光量レベルの目標値を最適に設定することが難しい。このため、同時点灯時に色バランスを保ちつつ精度の良い白レベル調整を実施することが困難であるという問題があった。
また、従来の技術では、黒レベルを考慮した各色の目標レベルの設定は行われておらず、さらに、特定のLEDの光量を低減しすぎると全体の光量が落ちてしまう場合があり、ノイズ成分が大きくなってしまううえ、ダイナミックレンジを有効に活用できていない。従って高品質な画像データを得られないという問題があった。
上述した図11〜図13で説明したように、発生し得る最大の黒レベルを想定することによって増幅率を決定する手段も考えられるが、この方法では、出力飽和は100%回避できるものの、ほとんどの個体でA/D変換回路のダイナミックレンジを有効活用することができない。このことにより、有効階調数が小さくなってしまい、画像データのSN(Signal/Noize)性能の悪化を招いてしまう。一方、黒レベルを真の値よりも小さい値として考えて光量の増幅率を決定する方法では、反射率の高い原稿を読み取った際に、出力飽和が発生する可能性が高く、読み取り原稿の反射率に忠実な画像データを得ることができないといった弊害が発生する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の色の発光素子を有する光源を同時点灯させる場合における光量調整時に、光源間の色バランスを保ちつつ、出力飽和することなく光電変換後の画像データのA/D変換時におけるダイナミックレンジを最大限に有効活用することにより、高品質な画像データを取得することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、異なる発光色を有する複数の発光素子からなる光源を有し、原稿からの反射光を光電変換する光電変換部と、前記光電変換部で読み取られる基準白板と、を有する画像読取装置であって、前記光源の各発光素子を所定の光量にして前記基準白板を読み取って得られた全主走査方向の有効画素の出力レベルから、入射光がゼロの状態で読み取った黒レベルを減算して光量レベルを算出する光量レベル算出部と、前記光量レベル算出部により算出した光量レベルの全主走査有効画素中の最大値を検出する光量ピーク値検出部と、前記光量ピーク値検出部で検出した光量レベルの最大値と所定の目標値との比率から、前記光源の各発光素子の初期光量調整値を算出する初期光量調整値算出部と、前記初期光量調整値算出部で算出した初期光量調整値を設定した状態で、前記光源を同時に点灯させて前記基準白板を読み取った際の出力レベルの最大値を検出する出力レベルピーク値検出部と、前記出力レベルピーク値検出部で検出した最大値に基づいて、白レベル目標値に調整されるように、前記黒レベルを考慮して初期光量調整値に乗算する比率を算出し、前記光源の光量を調整する光量調整値算出部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、複数の色の発光素子を有する光源を同時点灯させる場合における光量調整時に、黒レベルを考慮して初期光量調整値に乗算する比率を算出して光源の光量を調整するようにしたので、光源間の色バランスを保ちつつ、出力飽和することなく光電変換後の画像データのA/D変換時におけるダイナミックレンジを最大限に有効活用することが可能になり、高品質な画像データを取得することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る複写機の概略構成を示す構成図である。 図2は、複写機が備えるADFの詳細な構成を示す構成図である。 図3は、ADFの制御系のブロック図である。 図4は、ADFの第2画像読取部における電気回路の要部を説明する図である。 図5は、コントローラが有するCPUの機能構成を示すブロック図である。 図6は、光源部がLEDの場合における光量調整について示す説明図である。 図7は、カラー画像読み取り時(A)およびモノクロ画像読み取り時(B)における光量調整について示すタイミングチャートである。 図8は、白レベル調整時の動作例(1)を示すフローチャートである。 図9は、R,G,B初期光量合計の目標値を算出した場合を示す説明図であり、図9(A)は、黒最小、図9(B)は、黒最大の場合である。 図10は、白レベル調整時の動作例(2)を示すフローチャートである。 図11は、複数のセンサICチップが配列されるCISの暗出力レベルを示す説明図である。 図12は、センサICがCMOSセンサであるCISにおいて、画素単位に出力バッファを有する例を示す説明図である。 図13は、センサICがCMOSセンサであるCISの黒レベル出力例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像読取装置、画像読取方法およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本実施形態に係る複写機1の概略構成を示す構成図である。図1に示すように、複写機1は、画像読取装置としての機能を有する自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)100と、給紙部2と、画像形成部3とを備えている。
給紙部2は、用紙サイズの異なる記録紙を収納する給紙カセット21,22と、給紙カセット21,22に収納された記録紙を画像形成部3の画像形成位置まで搬送する各種ローラからなる給紙手段23とを有している。
画像形成部3は、露光装置31と、感光体ドラム32と、現像装置33と、転写ベルト34と、定着装置35とを備えている。画像形成部3は、ADF100内部の画像読取部により読み取られた原稿の画像データに基づいて、露光装置31により感光体ドラム32を露光して感光体ドラム32に潜像を形成し、現像装置33により感光体ドラム32に異なる色のトナーを供給して現像するようになっている。そして、画像形成部3は、転写ベルト34により感光体ドラム32に現像された像を給紙部2から供給された記録紙に転写した後、定着装置35により記録紙に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、記録紙にカラー画像を定着するようになっている。
図2はADF100の詳細な構成を示す構成図であり、図3はADF100の制御系のブロック図である。ADF100は、図2に示すように、原稿束がセットされる原稿セット部Aと、セットされた原稿束から一枚ごとに原稿を分離して給送する分離給送部Bと、給送された原稿を一次突当整合するとともに整合後の原稿を引き出し搬送するレジスト部Cと、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を第1原稿読取部131による読取り側(図中の下方)に向けて搬送するターン部Dと、原稿の表面画像をコンタクトガラスの下方から第1画像読取部131により読み取る第1読取搬送部Eと、表面画像が読み取られた後の原稿の裏面画像を第2画像読取部135により読み取る第2読取搬送部Fと、表裏の画像の読み取りが完了した原稿を機外に排出する排紙部Gと、排出された原稿を積載保持するスタック部Hとを備える。また、ADF100は、図3に示すように、上記各部における駆動を行うモータ101〜105と、一連の動作を制御するコントローラ150を備える。コントローラ150は、I/F107を介して複写機1の全体制御を行う本体制御部10に接続されている。また、本体制御部10には、I/F108を介して、ユーザが各種操作を行う操作部11が接続されている。なお、第1画像読取部131および第2画像読取部135は、後述するようにCISを用いたもので、以下、適宜CIS131、CIS135とも記述する。
原稿セット部Aには、読み取りを行う原稿束110がセットされる。原稿束110がセットされるのは、可動原稿テーブル111を含む原稿テーブル112上である。原稿テーブル112上には、原稿束110が原稿面を上向きの状態でセットされる。このとき、原稿束110の幅方向は、図示しないサイドガイドによって搬送方向と直交する方向に位置決めされる。また、原稿束110のセットは、セットフィラー113およびセットセンサ114によって検知され、原稿束110がセットされたことを示す情報が、コントローラ150からI/F107を介して本体制御部10に送信される。
さらに、原稿テーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ115,116により、原稿束110の搬送方向長さの概略が判定される。なお、原稿長さ検知センサ115,116としては、例えば、反射型センサまたは原稿1枚でも検知可能なアクチェータタイプのセンサが用いられる。また、原稿長さ検知センサ115,116の配置は、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能な配置としておく必要がある。
可動原稿テーブル111は、底板上昇モータ105により図2中のa,b方向に上下動可能な構成となっている。原稿テーブル112上に原稿束110がセットされていないとき、可動原稿テーブル111は下降した状態であり、この状態は底板HPセンサ117により検知される。コントローラ150は、原稿テーブル112上に原稿束110がセットされたことが前記セットフィラー113およびセットセンサ114により検知されると、底板上昇モータ105を正転させて原稿束110の最上面が分離給送部Bのピックアップローラ118と接触するように、可動原稿テーブル111を上昇させる。ピックアップローラ118は、ピックアップモータ101によりカム機構の作用で図2中のc,d方向に動作するとともに、可動原稿テーブル111が上昇して可動原稿テーブル111上の原稿束110上面によって押されることで図2中のc方向に上昇し、給紙適正位置センサ119により上限を検知可能となっている。
ユーザにより操作部11のプリントキーが押下され、本体制御部10からI/F107を介してコントローラ150に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ118は給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル112上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送する方向である。
給紙ベルト120は、給紙モータ102の正転により給紙方向に駆動される。また、リバースローラ121は、給紙モータ102の正転により給紙と逆方向に回転駆動される。これにより、最上位の原稿とその下の原稿とを分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成となっている。さらに詳しく説明すると、リバースローラ121は、給紙ベルト120と所定圧で接し、給紙ベルト120と直接または原稿1枚を介して接している状態では、給紙ベルト120の回転につられて反時計方向に連れ回りする。一方、原稿が2枚以上給紙ベルト120とリバースローラ121の間に進入したときは、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ121は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをする。これにより、原稿の重送が防止される。
給紙ベルト120とリバースローラ121との作用により1枚に分離された原稿は、給紙ベルト120によってレジスト部C側へと送られ、突き当てセンサ122によって先端が検知された後、さらに進んで停止しているプルアウトローラ123に突き当たる。その後、原稿は、突き当てセンサ122の検知から所定量定められた距離送られ、プルアウトローラ123に所定量撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることによって、給紙ベルト120の駆動が停止する。このとき、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラ118を原稿上面から退避させ、原稿を給紙ベルト120の搬送力のみで送ることにより、原稿先端は、プルアウトローラ123の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
プルアウトローラ123は、前記スキュー補正機能を有するとともに、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ124まで搬送するためのローラであり、給紙モータ102の逆転により駆動される。また、給紙モータ102の逆転時には、プルアウトローラ123と中間ローラ124は駆動されるが、ピックアップローラ118と給紙ベルト120は駆動されない。
原稿幅センサ125は図2の奥行き方向に複数個並べて設けられ、プルアウトローラ123により搬送された原稿の搬送方向と直交する幅方向のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向の長さは、原稿の先端後端を突き当てセンサ122で読み取ることにより、モータパルスから原稿の長さが検知される。
プルアウトローラ123及び中間ローラ124の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を第1読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して、原稿を画像読取部へ送り込む処理時間の短縮が図られている。原稿の先端が読取入口センサ126により検出されると、読取入口ローラ127の上下ローラ対のニップに原稿の先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同速にするために減速を開始すると同時に、読取モータ103を正転駆動して読取入口ローラ127、読取出口ローラ128、CIS出口ローラ129を駆動する。コントローラ150は、原稿の先端をレジストセンサ130にて検知すると、所定の搬送距離をかけて原稿の搬送速度を減速し、第1画像読取部131の手前で原稿を一時停止させるとともに、本体制御部10にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。
続いて、本体制御部10からI/F107を介してコントローラ150に読取開始信号が送信されると、コントローラ150は、レジスト停止していた原稿を、第1画像読取部131の位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立ち上がるように増速して搬送させる。このとき、読取モータ103のパルスカウントにより原稿先端の位置が検出され、原稿先端が第1画像読取部131に到達するタイミングで、本体制御部10に対して原稿の表面の副走査方向(原稿の搬送方向と同じ方向)の有効画像領域を示すゲート信号が送信される。このゲート信号は、原稿後端が第1画像読取部131を抜けるまで継続して送信される。そして、原稿が読取入口ローラ127および読取出口ローラ128の駆動により搬送される間に、第1画像読取部131によって原稿の表面画像が読み取られる。
片面原稿読取りの場合には、第1読取搬送部Eの第1画像読取部131による表面画像の読み取りが終了した原稿は、第2読取搬送部Fをそのまま通過して排紙部Gへと搬送される。この際、コントローラ150は、排紙センサ132により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ133を反時計方向に回転させる。また、コントローラ150は、排紙センサ132による原稿の先端検知からの排紙モータ104のパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ133の上下ローラ対のニップから抜ける直前に、排紙モータ駆動速度を減速させて、スタック部Hの排紙トレイ134上に排出される原稿が飛び出さないように制御する。
一方、両面原稿読取りの場合には、排紙センサ132にて原稿先端を検知してから読取モータ103のパルスカウントにより搬送中の原稿先端の位置が検出され、第2読取搬送部Fの第2画像読取部135の位置に原稿先端が到達するタイミングで、コントローラ150から第2画像読取部135に対して、原稿の裏面の副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号が送信される。このゲート信号は、原稿後端が第2画像読取部135を抜けるまで継続して送信される。そして、原稿が読取出口ローラ128およびCIS出口ローラ129の駆動により搬送される間に、原稿流し読み方式(シートスルー読取)で、第2画像読取部135によって原稿の裏面画像が読み取られる。なお、第2画像読取部135と対向配置される第2読取ローラ136は、第2画像読取部135における原稿の浮きを抑えると同時に、第2画像読取部135におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。また、第1読取部131に対向するローラについても原稿の浮きを抑えると同時に、第1画像読取部131におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。
本実施形態に係る複写機1では、上述したADF100の第2画像読取部135が、CIS方式の画像読取装置として構成されている。以下、この第2画像読取部135について、さらに詳しく説明する。
図4は、第2画像読取部135における電気回路210の要部を説明する図である。同図に示すように、第2画像読取部135は、LEDアレイ等からなる光源部200と、2つのセンサチップ群を有するリニアイメージセンサ201と、センサチップ群の各センサチップに個別に接続された複数のアンプ回路202と、各アンプ回路202に接続された複数のA/D変換回路203とを備える。また、第2画像読取部135は、A/D変換回路203の出力信号に含まれる信号成分以外の黒レベルオフセットを除去する黒補正部(不図示)と、リニアイメージセンサ201により読み取られた原稿の画像データを生成する画像処理部205と、画像処理部205により生成される画像データをフレーム単位で保持するフレームメモリ206と、画像データの出力を制御する出力制御回路207およびI/F回路208とを備える。
リニアイメージセンサ201が備えるセンサチップ群300A,300Bは、それぞれ、複数のセンサチップを副走査方向(原稿搬送方向に対応する方向)における同一位置に並べて配列した構成、すなわち、主走査方向(原稿幅方向に対応する方向)に沿って並ぶ複数のセンサチップを有する構成である。センサチップ群300A,300Bを構成する各センサチップは、等倍密着イメージセンサと称されるセンサチップであり、画素に対応して主走査方向に直線状に並べられた複数の光電変換素子と集光レンズとを具備している。第2画像読取部135において用いられるリニアイメージセンサ201は、詳細を後述するように、2つのセンサチップ群300A,300Bが副走査方向における異なる位置に互いに平行に配置され、且つ、センサチップ群300Aにおけるセンサチップ間の境界位置とセンサチップ群300Bにおけるセンサチップ間の境界位置とが主走査方向において異なる位置となるように配置されてなるものである。
ADF100では、第2画像読取部135による読取位置に原稿が進入するのに先立って、コントローラ150から光源部200に点灯ON信号が送られる。これにより、光源部200が点灯し、その光を第2原稿読取部135の読取位置に進入した原稿に向けて照射する。原稿で反射した反射光は、リニアイメージセンサ201が備えるセンサチップ群300A,300Bの各センサチップにおいて、集光レンズによって光電変換素子に集光されて画像情報として読み取られる。センサチップ群300A,300Bの各センサチップで読み取られた画像の信号は、アンプ回路202によって増幅された後、A/D変換回路203によってデジタルデータに変換される。
A/D変換回路203から出力される各デジタルデータは、黒補正部204でオフセット成分が除去されて画像処理部205に入力される。画像処理部205では、入力されたデジタルデータにシェーディング補正などを施した後、これらのデータを用いて原稿の画像データを生成してフレームメモリ206に一時的に格納する。
その後、フレームメモリ206に格納された原稿の画像データは、出力制御回路207によって本体制御部10に受入可能なデータ形式に変換された後、I/F回路208を経由して本体制御部10に出力される。なお、コントローラ150から第2画像読取部135に対しては、原稿の先端が第2画像読取部135による読取位置に到達するタイミング(そのタイミング以降の画像データが有効データとして扱われる)を知らせるためのタイミング信号や、光源部200の点灯信号、光源部200やリニアイメージセンサ201のセンサチップ群300A,300BやA/D変換回路203などを駆動するための電源等が出力されるようになっている。
図5は、コントローラ150が有するCPU160の機能構成を示すブロック図である。この図5に示すように、コントローラ150は、CPU160、ROM161、RAM162を有する。CPU160は、後述する光量レベル算出部165、光量ピーク値検出部166、初期光量調整値算出部167、出力レベルピーク値検出部168、光量調整値算出部169の各機能を有する。
光量レベル算出部165は、光源部200の各発光素子を所定の光量にして、前記基準白板を読み取って得られた出力レベルから、入射光がゼロの状態で読み取った黒レベルを減算し、光量レベルを算出する。光量ピーク値検出部166は、光量レベル算出部165により算出した光量レベルの全主走査有効画素中のピーク値を算出する。初期光量調整値算出部167は、光量ピーク値検出部166で算出した光量レベルのピーク値と所定の目標値との比率から、初期光量調整値を算出する。出力レベルピーク値検出部168は、初期光量調整値算出部167で算出した初期光量調整値を設定した状態で、光源部200を同時に点灯させて基準白板を読み取った際の出力レベルのピーク値を検出する。光量調整値算出部169は、出力レベルピーク値検出部168で検出したピーク値に基づいて、白レベル目標値調整されるように、黒レベルを考慮して初期光量調整値に乗算する比率Kを算出し、光源部200の光量を調整する。
つぎに、光源部200がLED(Ligtht Emitting Diode)の場合の光量調整について以下に説明する。図6は、光源部200がLEDの場合における光量調整について示す説明図である。図6において、XLSYNCは、1ラインの同期信号でラインの先頭で数画素相当期間“L”(ロウレベル)となる信号である。また、LED_ONは、XLSYNC期間の立ち上りに同期して、点灯期間“H”(ハイレベル)となる信号である。
光量の調整はLED_ON信号のアサート期間を調整することにより実現する。LED_ON信号は、コントローラ150内部の基準クロックを元に生成される信号であり、アサート期間の調整は、例えば、コントローラ150内部にクロック数を設定するレジスタを設け、各レジスタに設定されているクロック信号数をカウントして信号出力するような構成である。なお、LED_ON信号のアサート期間は、R,G,B個別にもっており、R,G,B個別で光量調整を行うことができる。
図7は、カラー画像読み取り時(A)およびモノクロ画像読み取り時(B)における光量調整について示すタイミングチャートである。図7(A)に示すようにカラー読取モード時は、R,G,BそれぞれでLED_ON信号のアサート期間を設定した状態でR,G,BのLEDを順次に点灯させる。このときの画像データは、画像処理部205において、REDのLED点灯時のデータは、RED(赤)データ、GREENのLED点灯時のデータはGREEN(緑)データ、BLUEのLED点灯時のデータはBLUE(青)のデータとして取得される。
一方、図7(B)に示すようモノクロ読取モード時は、R,G,BそれぞれでLED_ON信号のアサート期間を設定した状態で、R,G,BのLEDを同時に点灯させる。このとき画像データは、画像処理部205において、モノクロデータとして取得される。センサチップ群300A,300Bの各センサチップの出力レベルは光量の積分値となるため、モノクロ読取モード時は、R,G,BのLEDを同時に点灯させることで、高速読み取り時にも十分な光量で画像を読み取ることができる。
図8は、白レベル調整時の動作例(1)を示すフローチャートである。本動作は、CPU160が有する各機能構成によって実行される。白レベル調整が開始されると、R,G,B個別でLED(光源部200)を点灯させた際の光量レベルを取得するために、まず、カラー読み取りモード(光源部200(LED)を順次点灯)に設定する(ステップS1)。続いて、ある所定の光量となるようにLEDの点灯時間を設定し、光源部200を点灯した(ステップS2)後、基準白板を読み取り、A/D変換回路203でデジタルデータに変換された出力データ(白レベルデータとする)を取得する(ステップS3)。
このときのLEDの点灯時間は、基準白板読み取り時の出力レベル(白レベルデータ)が正確に測定できるように白レベルデータが飽和しない値となるように設定しておけばよい。例えば、点灯時間100%で読み取って、白レベルデータが飽和していたら、50%に減らして基準白板を再度読み取って、白レベルデータを取得する、ということを白レベルデータが飽和しないまで繰り返し実行する。
つぎに、光量レベル算出部165は、R,G,Bそれぞれにおいて光量レベルを算出する(ステップS4〜ステップS6)。なお、光量レベルは、基準白板読取時の出力レベルから入射光がゼロの状態で読み取った黒レベルを差分量で、LEDの発光量を発光時間で積分して得られる結果に相当するセンサ出力である。
まず、光源部200を消灯し(ステップS4)、黒レベルデータを取得する(ステップS5)。リニアイメージセンサ201には図示しない黒レベルデータを減算器があり、ステップS3で取得した白レベルデータからステップS5で取得した黒レベルを減算し、光量レベルを算出する(ステップS6)。
つぎに、初期光量調整(LED光源の初期点灯時間)を算出する(ステップS7〜ステップS8)。光量ピーク値検出部166は、ステップS6で取得したR,G,B光量レベルから、リニアイメージセンサ201に図示しない主走査全有効画素からピーク検出手段があり、このピーク検出手段によってステップS6で取得したR,G,B光量レベルの主走査全有効画素のピーク値を検出する(ステップS7)。なお、全有効画素中のピーク値を目標レベルに合わせておけば、光量レベルは目標レベルを超えることはない。
このピーク値をそれぞれR:Wpk_r、G:Wpk_g、B:Wpk_bとする。初期光量調整値は、Wpk_r、Wpk_g、Wpk_bがそれぞれの所定の目標レベルT1r、T1g、T1bとなるように設定され、光量と光量レベルは比例するので、初期光量調整値算出部167は、以下の式からR,G,Bの各初期光量調整値を算出する(ステップS8)。
初期光量調整値(R)=(白レベルデータ読取時のR点灯時間)×T1r/Wpk_r
初期光量調整値(G)=(白レベルデータ読取時のG点灯時間)×T1g/Wpk_g
初期光量調整値(B)=(白レベルデータ読取時のB点灯時間)×T1g/Wpk_b
ここで、目標レベルT1r、T1g、T1bの設定方法について説明する。まず、同時点灯時の初期光量は、初期光量での白レベルがダイナミックレンジを越えることのない(飽和しない)値に設定しておく必要があるため、各色の目標レベルの合計値=白レベル目標値−黒レベル最大値となるように設定する。
以下に上記設定の理由について説明する。図9(A)は、黒最小としてR,G,B初期光量合計の目標値を算出した場合を示す説明図である。また、図9(B)は、黒最大としてR,G,B初期光量合計の目標値を算出した場合を示す説明図である。
光源部200を同時点灯したときに基準白板を読み取り時の白レベルは、R,G,Bについてそれぞれ独立点灯させたときの各光量レベルと黒レベルの合計値であるため、R,G,Bの光量レベルの合計値が(目標値)−(黒レベル)となるように各色の目標値を設定すればよい。しかし、リニアイメージセンサ201などでは黒レベルがばらつくため、黒レベルを最小と考えて設定してしまうと実際黒レベルが最大であった場合に白レベル目標値を超えてしまい飽和してしまう場合がある(図9(A)参照)。
出力が飽和してしまうと白レベルのピーク値を正確に検出できない。したがって、
(各色の目標レベルの合計値)=(白レベル目標値)−(黒レベル最大値)
となるようにしておけば、黒レベルがばらついた場合でも初期光量調整値での白レベルがダイナミックレンジを超えることはない((図9)(B)参照))。
また、各色の目標レベルT1r、T1g、T1bの比率は、最終的には光源部200の同時点灯時のR,G,Bの色バランスとなるように設定する。例えばR,G,Bの色バランスを1:1:1としたい場合には、T1r:T1g:T1b=1:1:1となるように設定する。
このように初期光量調整値算出時の各色のLEDの目標値の合計が、白レベル目標値と想定しうる最大の黒レベルとの差分となるようにする。飽和してしまうと、光量と光量レベルの正確な比例関係が求まらないことにより、同時点灯時の初期光量に乗算する比率Kを精度良く算出できないため、同時点灯時の初期光量は、初期光量での白レベルがダイナミックレンジを越えることなく飽和しない値に設定しておく必要がある。同時点灯時の白レベルは、各色を独立で点灯させたときの光量レベル(白板読取時のデータから黒レベルを減算したもの)の合計値と黒レベルを加算した値となる。したがって、初期光量を、各色の光量レベルの合計=白レベル目標値−黒レベルmaxとなるようにしておけば、同時点灯時に必ず飽和しない値となり、正確に比率Kを求めることができる。
また、カラー原稿の特性色を強調させてモノクロ画像として再現する場合には、特定色のLEDの光量レベルを落とすような比率としておけばよい。一般的には、白色光源の各色の色バランスとして濃度を濃くしたい色成分に該当する発光素子の光量を落とせばよいため、Gを強調したい場合は、T1r:T1g:T1b=2:1:2などにしておけばよい。
つぎに、光源部200の同時点灯時においての黒レベルを考慮した白レベル調整を行う(ステップS9〜ステップS16)。
ステップS8で算出した光量調整値では、各色の光量のバランスは調整することはできているが、白レベル目標値より黒レベルのばらつき分下回って調整されるため、ダイナミックレンジを有効活用できていない。そこで、黒レベルのばらつき分の光量を増幅すれば、ダイナミックレンジを有効活用できるため、黒レベルを考慮した白レベル調整方法を実施する。以下に黒レベルを考慮した白レベル調整の一例について説明する。
リニアイメージセンサ201は、センサチップが複数あるためセンサチップ毎の黒レベルが異なる。そのため、白レベルピークレベルにおける黒レベル予測することは難しい。そこで、以下の方法を用いて黒レベルを推定し、初期光量調整値を増幅する増幅率Kを算出する。
図8において、まずステップS7〜ステップS8で算出した初期光量調整値を各色のLEDに設定(ステップS9)して、モノクロ読取モードに切り替る設定を行ない(ステップS10)、光源を同時点灯(ステップS11)させて基準白板を読み取った際の白レベルデータを取得し、主走査全有効画素中のピーク値を検出し第1の白レベルピーク値Pk1とする(ステップS12)。
つぎに各光源に初期光量調整値の1/2となる点灯時間を設定し(ステップS13)、同時点灯させた状態で基準白板を読み取った際の白レベルデータを取得し、主走査全有効画素中のピーク値を検出し第2の白レベルピーク値Pk2とする(ステップS14)。なお本例では、Pk2検出時の光量調整値を初期光量調整値の1/2としているが、R,G,Bの色バランスを保った状態で別光量の第2の白レベルピーク値Pk2を検出できればよいので、各初期光量調整値を同じ割合で減少させた値とすればよい。続いて、上記Pk1、Pk2から増幅率Kを以下のようにして算出する(ステップS15)。
初期光量調整(点灯時間)のR,G,B合計値・・・a
初期光量調整(点灯時間)のR,G,B合計値・・・b(=a/2)
白レベル目標値・・・TR,G,B
とすると、点灯時間単位あたりの光量変化量ΔWは、
ΔW=(Pk1―Pk2)/(a―b)
よって白レベル目標値に合わせるために必要な点灯時間は、((TR,G,B―Pk1)/ΔW)+aとなるため、増幅率Kは、以下の式から求まる。
K=((TR,G,B―Pk1)/ΔW)+a)/a
各々の光量調整値(点灯時間)は、
光量調整値(R)=初期光量調整値(R)×K
光量調整値(G)=初期光量調整値(G)×K
光量調整値(B)=初期光量調整値(B)×K
として設定する(ステップS16)。
上式の場合、R,G,Bそれぞれの光量調整値に一定の増幅率を乗算するので、各色の光量のバランスは一定に保たれたまま、白レベルを白レベル目標値に合わせることができる以上で白レベル調整を終了する。
上述した実施の形態では、異なる色の発光素子をもつ光源を同時点灯させた場合において、暗時出力:黒レベルが画素単位またはチップ単位に異なる場合においても、各色の色バランスを保ったまま光量精度よくピーク値を白レベル調整目標値に合わせることができる光量増幅率を求めることができる。したがって、基準白板の読み取り値を精度よく白レベル目標値に合わせることができるので、結果的に実施の形態の光量調整を行わない場合にくらべ、A/D変換回路203のダイナミックレンジを有効に活用できることとなる。
このように、光源同時点灯時に白レベル調整目標値に到達させるための初期光量調整値に乗算する比率は、初期光量調整値で基準白板を読み取った出力データと、各色の初期光量調整値を所定の比率で減らして基準白板を読み取った出力データとから算出する。これにより、リニアイメージセンサ201のように黒レベルがばらつくイメージセンサにおいて、光量調整を正確に求めることは難しいので、上記の方法で黒レベルがばらついた場合でも、正確に増幅率Kを算出することができるため、精度のよい白レベル調整ができる。
図10は、白レベル調整時の動作例(2)を示すフローチャートである。この動作における初期光量調整値設定(ステップS21〜ステップS30)までは、図8で説明したステップS1〜ステップS10と同様の動作を実行する。初期光量調整値設定後、光源部200を点灯させ(ステップS31)、基準白板読み取り時の主走査全有効画中の白レベルデータピーク値Pkを取得する(ステップS32)。
つぎに白レベルデータピーク値Pkが、白レベルの目標値に調整公差を持たせた範囲(例えば190<Pk<210)の範囲に入っているか否かを判断する(ステップS33)。ここで、白レベル目標値の公差範囲に入っていれば(判断Yes)、白レベル調整を終了する。
一方、ステップS33において、白レベル目標値の公差範囲に入っていない場合(判断No)について以下に説明する。それぞれの光量調整値において増幅量が一定レベルで増幅されるように増幅率Kを算出する(ステップS34)。
例えば、増幅量が約10となるように以下の式で増幅率Kを算出する。
K=1+10/(Pk―Bk)
ここで、Bkは黒レベルを表し、ステップS34で取得した黒レベルの主走査全有効画素における平均値を用いても良いし、あらかじめ設計計算にて求めた黒レベル値としておいてもよい。実際はPk値の黒レベル量は不明であるため、上記の増幅率を設定した場合、増幅量は正確に10とはならないがほぼ10に近い増幅量が得られる。
つぎに各色に、光量調整値=前回の光量調整値×Kを設定する(ステップS35)。この状態で再度基準白板を読み取ると、前回読み取ったPk値より約10増加したPk値を得ることができる。
そして、再度Pk値が白レベル目標値の公差範囲に入っているかを確認し、入っていなければ、ステップS34→ステップS35→ステップS31→ステップS32→ステップS33の動作を繰り返し実行することで、いずれは白レベル目標値の公差範囲に白レベルを調整することができる。この場合、序々に白レベルを目標値に近づけていくので白レベル調整目標値の公差の範囲上限を超えることはない。したがって、黒レベルがばらついた場合でも、R,G,Bの色バランスを保ったまま白レベル調整することができる。
すなわち、光源同時点灯時に白レベル目標値に精度よく調整するための初期光量調整値に乗算する比率は、一定の割合で序々に増やしていくことにより、前述したように、リニアイメージセンサ201のように黒レベルがばらつくイメージセンサにおいて、光量調整を正確に求めることは難しいので、上記の方法で黒レベルがばらついた場合でも、正確に増幅率Kを算出することができるため、精度の良い白レベル調整ができる。
また、この実施の形態における光量調整が行われるリニアイメージセンサ201は、上述したように光電変換するセンサチップを複数並べて配列されている。センサチップが複数あるため、チップ毎に暗時出力レベルがばらつくが、この実施の形態における光量調整を用いるとA/D変換回路のダイナミックレンジを有効活用することができる。
また、LEDの光源において、光量を光源点灯時間で積分したものが光量レベルとなるため、光源をON/OFF制御することで簡単にLED光源の光量調整を行うことができる。
また、画像読取装置は、図2に示したように、表面用のCIS131、裏面用のCIS135が配置され、それぞれの画像読取装置の光源の同一色の発光素子の初期光量調整値算出時の目標値を同じとする。これにより、両面同時読取装置において表面を読み取るCIS131と、裏面を読み取るCIS135で、全出力レベルにおける各色の割合が同じにでき、色バランスが同じとなるので、表面読取と裏面読取で画質差がなくなる。
ところで、本実施の形態で実行されるプログラムは、ROM161に予め組み込まれて提供するものとしているが、これに限定されるものではない。本実施の形態で実行されるプログラムを、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供してもよい。
また、本実施の形態で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態で実行されるプログラムは、上述した光量レベル算出部165、光量ピーク値検出部166、初期光量調整値算出部167、出力レベルピーク値検出部168、光量調整値算出部169を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU160(プロセッサ)が上記記録媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM162等の主記憶装置上にロードされ、光量レベル算出部165、光量ピーク値検出部166、初期光量調整値算出部167、出力レベルピーク値検出部168、光量調整値算出部169が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 複写機
131 第1読取部(CIS)
135 第2読取部(CIS)
150 コントローラ
160 CPU
161 ROM
162 RAM
165 光量レベル算出部
166 光量ピーク値検出部
167 初期光量調整値算出部
168 出力レベルピーク値検出部
169 光量調整値算出部
200 光源部
201 リニアイメージセンサ
特開2006−211175号公報 特開2005−295158号公報

Claims (9)

  1. 異なる発光色を有する複数の発光素子からなる光源を有し、原稿からの反射光を光電変換する光電変換部と、前記光電変換部で読み取られる基準白板と、を有する画像読取装置であって、
    前記光源の各発光素子を所定の光量にして前記基準白板を読み取って得られた全主走査方向の有効画素の出力レベルから、入射光がゼロの状態で読み取った黒レベルを減算して光量レベルを算出する光量レベル算出部と、
    前記光量レベル算出部により算出した光量レベルの全主走査有効画素中の最大値を検出する光量ピーク値検出部と、
    前記光量ピーク値検出部で検出した光量レベルの最大値と所定の目標値との比率から、前記光源の各発光素子の初期光量調整値を算出する初期光量調整値算出部と、
    前記初期光量調整値算出部で算出した初期光量調整値を設定した状態で、前記光源を同時に点灯させて前記基準白板を読み取った際の出力レベルの最大値を検出する出力レベルピーク値検出部と、
    前記出力レベルピーク値検出部で検出した最大値に基づいて、白レベル目標値に調整されるように、前記黒レベルを考慮して初期光量調整値に乗算する比率を算出し、前記光源の光量を調整する光量調整値算出部と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記初期光量調整値算出部は、初期光量調整値算出時の各色の発光素子の目標値の合計が、前記白レベル目標値と予想される最大の黒レベルとの差分となるように初期光量調整値を算出することを特徴とする請求項1に記載の特徴とする画像読取装置。
  3. 記光量調整値算出部は、光源同時点灯時に前記白レベル目標値に到達させるための初期光量調整値に乗算する比率を、前記初期光量調整値で前記基準白板を読み取った出力データと、各色の初期光量調整値を所定の比率で減らして前記基準白板を読み取った出力データと、から算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 記光量調整値算出部は、前記光源を同時点灯したときに前記白レベル目標値に調整するための初期光量調整値に乗算する比率を、一定の割合で序々に増やしていくことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像読取装置。
  5. 前記光電変換部は、光電変換するセンサチップを複数並べて配列されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の画像読取装置。
  6. 前記光源は、LED光源であって、前記光量調整値算出部は、前記光源の点灯時間を制御することを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の画像読取装置。
  7. 前記光電変換部および前記光源は、読取対象の原稿表面および裏面の画像を読み取る位置にそれぞれ配置され、前記初期光量調整値算出部は、前記原稿表面および裏面に対応するそれぞれの光源における同一色の発光素子の前記初期光量調整値の目標値を、前記原稿表面および裏面ともに同一値として算出することを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の画像読取装置。
  8. 異なる発光色を有する複数の発光素子からなる光源を有し、原稿からの反射光を光電変換する光電変換部と、前記光電変換部で読み取られる基準白板と、を有する画像読取装置で実行される画像読取方法であって、
    前記光源の各発光素子を所定の光量にして前記基準白板を読み取って得られた全主走査方向の有効画素の出力レベルから、入射光がゼロの状態で読み取った黒レベルを減算して光量レベルを算出する光量レベル算出工程と、
    前記光量レベル算出工程により算出した光量レベルの全主走査有効画素中の最大値を検出する光量ピーク値検出工程と、
    前記光量ピーク値検出工程で検出した光量レベルの最大値と所定の目標値との比率から、前記光源の各発光素子の初期光量調整値を算出する初期光量調整値算出工程と、
    前記初期光量調整値算出工程で算出した初期光量調整値を設定した状態で、前記光源を同時に点灯させて前記基準白板を読み取った際の出力レベルの最大値を検出する出力レベルピーク値検出工程と、
    前記出力レベルピーク値検出工程で検出した最大値に基づいて、白レベル目標値に調整されるように、前記黒レベルを考慮して初期光量調整値に乗算する比率を算出し、前記光源の光量を調整する光量調整値算出工程と、
    を含むことを特徴とする画像読取方法。
  9. 異なる発光色を有する複数の発光素子からなる光源を有し、原稿からの反射光を光電変換する光電変換部と、前記光電変換部で読み取られる基準白板と、を有するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記光源の各発光素子を所定の光量にして前記基準白板を読み取って得られた全主走査方向の有効画素の出力レベルから、入射光がゼロの状態で読み取った黒レベルを減算して光量レベルを算出する光量レベル算出ステップと、
    前記光量レベル算出ステップにより算出した光量レベルの全主走査有効画素中の最大値を検出する光量ピーク値検出ステップと、
    前記光量ピーク値検出ステップで検出した光量レベルの最大値と所定の目標値との比率から、前記光源の各発光素子の初期光量調整値を算出する初期光量調整値算出ステップと、
    前記初期光量調整値算出ステップで算出した初期光量調整値を設定した状態で、前記光源を同時に点灯させて前記基準白板を読み取った際の出力レベルの最大値を検出する出力レベルピーク値検出ステップと、
    前記出力レベルピーク値検出ステップで検出した最大値に基づいて、白レベル目標値に調整されるように、前記黒レベルを考慮して初期光量調整値に乗算する比率を算出し、前記光源の光量を調整する光量調整値算出ステップと、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2012203849A 2012-09-18 2012-09-18 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム Expired - Fee Related JP6155582B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012203849A JP6155582B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012203849A JP6155582B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014060564A JP2014060564A (ja) 2014-04-03
JP6155582B2 true JP6155582B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=50616664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012203849A Expired - Fee Related JP6155582B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6155582B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6834305B2 (ja) * 2016-09-29 2021-02-24 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置及び半導体装置
JP6790680B2 (ja) * 2016-09-29 2020-11-25 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237922A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Canon Inc 画像読取装置及びその制御方法、記憶媒体
JP5760417B2 (ja) * 2010-12-10 2015-08-12 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置、その制御方法およびそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014060564A (ja) 2014-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5736682B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置および画像データ補正方法
US9100510B2 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus
JP5652063B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置及びシェーディング補正方法
US8970861B2 (en) Document reading method and apparatus which positions a read unit according to whether a cover is open or closed
JP5862294B2 (ja) 画像読取装置、自動原稿搬送装置および画像形成装置
JP2010136164A (ja) 画像読取装置
JP5915123B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP5862293B2 (ja) 画像読取装置、自動原稿搬送装置および画像形成装置
JP6409254B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取り方法
JP5957820B2 (ja) 画像読み取り装置およびプログラム
JP6155582B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法およびプログラム
JP6131637B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置を備えた画像形成装置
JP5910088B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2011097528A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP5652058B2 (ja) 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置
US11343407B2 (en) Shading correction device, reading device, image forming apparatus, shading correction method, and non-transitory recording medium
JP6295529B2 (ja) 撮像装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2012191580A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2017200020A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP7035621B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法、およびプログラム
JP5857467B2 (ja) 画像読取装置
JP6707865B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像読取り方法及びプログラム
JP5874269B2 (ja) 画像読み取り装置およびプログラム
JP6241094B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取り方法
JP2014027536A (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170522

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6155582

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees