JP6158518B2 - サッシ - Google Patents
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Description
本発明において、枠には框も含む。
後付けビードは中実で且つ外周側係合以外が軟質樹脂でできているから、弾性変形により押し潰すようにして枠のパネル見付面対向部とパネルとの間への挿入が容易にでき、且つ外周側係合部が硬質樹脂でできているから、外周側係合部の変形や潰れを防止しつつ外周側係合部を枠のパネル見付面部の外周側被係合部へ押し込みできるので、後付けビードの押し込みにより外周側係合部が枠のパネル見付面対向部の外周側被係合部に係合したときに弾性変形の戻りによるクリック感を得ることができ、外周側係合部の係合を容易に確認できる。したがって、後付けビードの外周側係合部が枠のパネル見付面対向部の外周側被係合部に確実に係合できる。
後付けビードはパネルとの当接面及び内周側係合部が軟質樹脂でできているから、これらの部分がパネル及び枠のパネル見付面対向部に密着することにより水密性を高めることができる。
後付けビードには枠のパネル見付面対向部の内周側被係合部に係合する内周側係合部を設けているので、例えば、枠の下部(下枠)に装着したときに後付けビードが枠側に落下するのを防止できる。
後付けビードは外周側係合部のみを硬質樹脂製にしてそれ以外の部分は硬質樹脂よりも安価な軟質樹脂製としてあるから全体として安価にできると共に、外周側係合部以外は軟質樹脂でできているから出荷時等に後付けビードを巻いて搬送できるので取り扱い易い。
後付けビードは枠のパネル対向部の外周側被係合部に係合する外周側係合部のみが硬質樹脂でできており、それ以外は軟質樹脂でできているから、後付けビードをサッシに装着したときに同一材質の内周側係合部や内周側部分が露出部分として見えることで、露出部分は1色であるから外観が良い。
枠3は、上枠(枠の上部)9と、下枠(枠の下部)11及び左右の竪枠13、13を有し、各上枠9、下枠11及び竪枠13、13は、パネル5の縁部5aを受けている。
パネル5は、本実施の形態では複層ガラスである。
各上枠9、下枠11及び竪枠13、13には、パネル5の縁部5aの室外側パネル見付面に対向する室外側パネル見付面対向部15と、室内側パネル見付面に対向する室内側パネル見付面対向部17とが設けてあり、室外側パネル見付面対向部15は各上枠9、下枠11及び竪枠13に一体に形成してある。室内側パネル見付面対向部17は上枠9及び竪枠13、13と別体に形成した押縁であるが、下枠11では室内側パネル見付面対向部17は下枠11に一体に形成してある。
室外側パネル見付面対向部15には先付けビード19を把持する把持部21が形成してあり、この把持部21に先付けビード19の被把持部23が把持されている。先付けビード19は被把持部23が硬質樹脂材でできており、その他の部分が軟質樹脂でできている。
図1に示すように、後付けビード7の内周側係合部29が枠3の室内側パネル見付面対向部17の内周側被係合部25に当接して係合した状態で、外周側被係合部27と外周側係合部31との間に隙間Sが形成されている。隙間Sは、内周側係合部29と外周側係合部31との間の間隔K2と、内周側被係合部25と外周側被係合部27との間隔K1との寸法差であり、例えば、0.4mmである。
後付けビード7は、外周側係合部31が硬質樹脂でできており、それ以外は軟質樹脂でできている。硬質樹脂にはいわゆる半硬質樹脂も含み、例えば硬度90°であり、軟質樹脂は、例えば硬度67°である。
内周側当接部35と中間当接部39の間にはパネル側と反対側に凹んだ内周側凹部41が形成されており、外周側当接部37と中間当接部39の間にはパネル側と反対側に凹んだ外周側凹部43が形成されている。
内周側当接部35の先端部は、内周側ほどパネル側に突設するように傾斜した傾斜面35aが形成してあり且つ傾斜面35aは外周側に向けて傾斜している。
外周側当接部37の外周側面には外周側当接部37の先端側ほど内周側に向けて傾斜した傾斜面37aが形成してあり且つ傾斜面37aは外周側に向けて傾斜している。
後付けビード7の本体部47の外周側面7aには、外周側に突設したガイド部45が形成されている。ガイド部45は、上述した外周側当接部37の傾斜面37aと本体部47の外周側面47aとで外周側に突設した矢尻形状を成している。
サッシ1の施工は、工場で各室外側パネル見付面対向部15に先付けビードを取り付けた上枠9、下枠11、左右の竪枠13、13を枠組みした後、枠3内にパネル5を配置し、上枠9、左右の竪枠13、13に室内側パネル見付面対向部(押縁)17を取り付ける。
その後、後付けビード7を各室内側パネル見付面対向部17とパネル5との間に押し込んで後付けビード7を装着するが、装着は巻いてある後付けビード7を解きながら、各室内側パネル見付面対向部15に順次押し込む。後付けビード7を押し込むときには、後付けビード7のガイド部45を先にして押し込んでいく。押し込みにより、後付けビード7は軟質樹脂部が弾性変形すると共にパネル当接面では外周側当接部37の先端部が内周側に倒れるように変形し、内周側当接部35の先端部と中間当接部39とが外周側に引きずられるようにしてパネル面に圧着しつつ外周側に押し込まれる。
一方、硬質樹脂でできている外周側係合部31はほとんど変形しない状態で、突出部33とパネル5との間を通り、外周側係合31が室内側パネル見付面対向部17の外周側被係合部27を通過すると共に内周側係合部29が室内側パネル見付面対向部17の内周側被係合部25に係合したときに、軟質樹脂部が弾性復帰することで、外周側係合部31が室内側パネル見付面対向部17の外周側被係合部27に係合する。外周側係合部31と外周側被係合部27とが係合したときには、図1に示すように、隙間Sが形成された状態になる。
以上のようにして、枠3の室内側パネル見付面対向部17に後付けビード7の取り付けが完了する。
後付けビード7は中実で且つ外周側係合部31以外が軟質樹脂でできているから、弾性変形により押し潰すようにして枠3の室内側パネル見付面対向部17とパネル5との間への挿入が容易にでき、且つ外周側係合部31が硬質樹脂でできているから、外周側係合部31の変形や潰れを防止しつつ外周側係合部31を枠3の室内側パネル見付面対向部の外周側被係合部27へ押し込みできるので、後付けビード7の押し込みにより外周側係合部31が室内側パネル見付面対向部17の外周側被係合部27に係合したときに弾性変形の戻りによるクリック感を得ることができ、外周側係合部31の係合を容易に確認できる。したがって、後付けビード7の外周側係合部31が枠3の室内側パネル見付面対向部17の外周側被係合部27に確実に係合できる。
後付けビード7はパネル5との当接面及び内周側係合部29が軟質樹脂でできているから、これらの部分がパネル5及び枠3の室内側パネル見付面対向部17に密着することにより水密性を高めることができる。
後付けビード7には枠3の室内側パネル見付面対向部17の内周側被係合部25に係合する内周側係合部29を設けているので、例えば、下枠(枠の下部)11に装着したときに後付けビード7が枠側に落下するのを防止できる。
後付けビード7は外周側係合部31のみを硬質樹脂製にしてそれ以外の部分は安価な軟質樹脂製としてあるから全体として安価にできると共に、外周側係合部31以外は軟質樹脂でできているから出荷時等に後付けビード7を巻いて搬送できるので取り扱い易い。
枠3の室内側パネル見付面対向部17の外周側被係合部27に係合する外周側係合部31のみが硬質樹脂でできており、それ以外は軟質樹脂でできているから、後付けビード7をサッシ1に装着したときに同一材質の内周側係合部29や内周側部分7bが露出部分として見えることで、露出部分は1色であるから外観が良い。
図1及び図3に示すように、後付けビード7は、内周側凹部41を設けることで、内周側当接部35がしなりにより倒れ易くなるので、枠3の室内側パネル見付面対向部17とパネル5との間への挿入が容易にできる。同様に、後付けビード7に外周側凹部43を設けているので、外周側当接部37がしなりにより倒れやすくなるので枠3の室内側パネル見付面対向部17とパネル5との間への挿入が容易にできる。
後付ビード7は、内周側当接部35と、外周側当接部37とが押し倒された状態でパネルに密着し、中間当接部39は押し広げられた状態でパネルに密着して、パネル5との隙間が小さくなることで枠3の室内側パネル見付面対向部17とパネル5との間に強固に保持されているので、経年変化によりたとえ外周側係合部31や内周係合部29の係合が緩んだとしても、後付ビード自体7が自重で落下するのを防止できる。
図3に示すように、後付けビード7の内周側当接部35の先端は外周側ほどパネル側に突設するように傾斜した傾斜面35aを設けていると共に外周側当接部37の外周側に内周側ほどパネル側に突設するように傾斜した傾斜面37aを設けているので、図1に示すように、後付けビード7を装着したときにこれらの傾斜面35a、37aがパネル面に沿って密着するので水密性が良い。内周側当接部35及び外周側当接部37は、後付ビート7を枠3の室内側パネル見付面対向部17とパネル5との間に挿入するときに、内周側当接部35の傾斜面35aと外周側当接37の傾斜面37aは、挿入方向に沿って傾斜しているので、外周側当接部37と内周側当接部35とが挿入時に倒れ易く且つこれらのねじれを防止できる。
後付けビード7には、外周側面にやじり状のガイド部45を設けているので、後付けビード7を枠3の室内側パネル見付面対向部17とパネル5との間の狭い隙間に挿入しやすい。
後付けビード7は、内周側係合部29と外周側係合部37との間隔K2を、枠3の室内側パネル見付面対向部17に形成した内周側被係合25と外周側被係合部27との間の間隔K1よりも僅かに大きくして、その差の寸法である隙間Sを形成しているので、軟質樹脂部が弾性復帰することにより硬質樹脂製の外周側係合部31が外周側被係合部27に係合するときに、軟質樹脂部の弾性復帰を確実に行なわせて外周側係合部31を係合できる。また、隙間Sを小さく取ることにより、後付けビード7を上枠(枠の上部)9に取り付けた後に後付けビード7の下がりを小さくすることができる。
図4及び図5に本発明の第2実施の形態を示す。この第2実施の形態では、サッシ1はすべり出しサッシであり、枠3は障子の框としてある。即ち、第2実施の形態では、上枠9は上框であり、下枠11は下框、左右の竪枠13、13は左右の竪框である。その他の構成は、上述した第1実施の形態と同様である。
この第2実施の形態によれば、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
例えば、サッシ1は、FIXサッシやすべり出しサッシに限らず、引戸サッシや、開きサッシ、回転サッシ等であっても良い。
後付けビード7の材質は制限されず、例えば、塩化ビニル系樹脂、ゴム系樹脂、フッ素系樹脂のうちで異なる材質で硬質のものと軟質のものとを用いて良く、同質系の樹脂であっても重合度の異なる樹脂で硬質のものと軟質のものとを用いても良い。
3 枠
5 パネル
5a パネル縁部
7 後付けビード
9 上枠(枠の上部)
11 下枠(枠の下部)
17 室内側パネル見付面対向部
25 内周側被係合部
27 外周側被係合部
29 内周側係合部
31 外周側係合部
Claims (1)
- 枠と、パネルと、後付けビードとを備え、枠はパネル縁部の見付面に対向するパネル見付面対向部を有し、パネル見付面対向部は内周側と外周側とに後付けビードが係合する被係合部を有し、後付けビードは、中実に形成されており、枠のパネル見付面対向部の内周側被係合部に係合する内周側係合部と、枠のパネル見付面対向部の外周側被係合部に係合する外周側係合部を有し、外周側係合部が硬質樹脂でできており、それ以外の外周側係合部よりもパネル見付面側及び内周側係合部側を含む全てが軟質樹脂でできていることを特徴とするサッシ。
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