Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6160249B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6160249B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6160249B2
JP6160249B2 JP2013112745A JP2013112745A JP6160249B2 JP 6160249 B2 JP6160249 B2 JP 6160249B2 JP 2013112745 A JP2013112745 A JP 2013112745A JP 2013112745 A JP2013112745 A JP 2013112745A JP 6160249 B2 JP6160249 B2 JP 6160249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
voltage
starter
recharge
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013112745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014233142A (ja
Inventor
友之 小俵
友之 小俵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2013112745A priority Critical patent/JP6160249B2/ja
Publication of JP2014233142A publication Critical patent/JP2014233142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6160249B2 publication Critical patent/JP6160249B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、スタータモータの電源であるキャパシタと、車載バッテリの電力を用いてキャパシタの再充電を制御するキャパシタ再充電制御手段と、を備える車両の制御装置に関する。
従来、エンジン始動用のスタータモータ用の電源(キャパシタ)の残容量をみて、スタータモータを用いたエンジン始動であるスタータ始動の許可/禁止を判定する車両のエンジン自動停止・始動制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−257120号公報
しかしながら、従来装置にあっては、スタータ始動の直後、エンジンの再始動要求があった場合、スタータ始動による放電によりキャパシタ残容量が許可判定容量を下回っていると、キャパシタの再充電が開始される。このため、キャパシタ残容量と許可判定容量の乖離幅が大きい場合、再充電開始から許可判定容量に達するまでの間、スタータモータによるエンジン再始動を待つことになり、エンジンの再始動を許可するまでに長時間を要する、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、スタータモータによりエンジンを始動するスタータ始動後、エンジンの再始動を許可するまでの所要時間を短縮することができる車両の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、駆動系にスタータモータとエンジンを有する。電源システムとして、車載バッテリと、前記スタータモータの電源であるキャパシタと、前記車載バッテリの電力を用いて前記キャパシタの再充電を制御するキャパシタ再充電制御手段と、を備える。
このハイブリッド車両の制御装置において、
前記キャパシタを電源とするスタータモータを用い、前記エンジンをクランキングしてスタータ始動するエンジン始動制御手段と、前記キャパシタの電圧を検出するキャパシタ電圧検出手段と、を設ける。
前記キャパシタ再充電制御手段は、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧以下であるとき、前記キャパシタの再充電を開始し、前記キャパシタへの再充電進行によってキャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧よりも低く、所定電圧よりも高い再充電始動許可電圧以上になると、前記スタータ始動を許可する。

よって、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧以下であるとき、キャパシタ再充電制御手段において、キャパシタの再充電が開始され、キャパシタへの再充電進行によってキャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧よりも低く、所定電圧よりも高い再充電始動許可電圧以上になると、スタータ始動が許可される。
すなわち、キャパシタの再充電が開始されたときにスタータ始動を許可する再充電始動許可電圧を、通常時の閾値であるスタータ始動許可電圧よりも低い電圧値に設定している。このため、キャパシタ電圧が同じレベルまで低下していると、再充電開始電圧からスタータ始動許可電圧までの電圧乖離幅より、再充電開始電圧から再充電始動許可電圧までの電圧乖離幅が狭くなる。したがって、キャパシタの再充電を開始した後、再充電始動許可電圧以上になるまでの所要時間が、スタータ始動許可電圧を閾値とする場合の所要時間に比べて短縮される。
この結果、スタータモータによりエンジンを始動するスタータ始動後、エンジンの再始動を許可するまでの所要時間を短縮することができる。
実施例1の制御装置が適用されたFFプラグインハイブリッド車両を示す全体システム図である。 実施例1の制御装置が適用されたFFプラグインハイブリッド車両のスタータ電源を中心とする電源システム構成を示す電源回路図である。 実施例1の制御装置が適用されたFFプラグインハイブリッド車両の制御システム構成を示すブロック図である。 実施例1のハイブリッドコントロールモジュールにて実行されるキャパシタ再充電制御処理の流れを示すフローチャートである。 キャパシタが満充電状態でスタータ始動を3回連続で行ったときのキャパシタ電圧とエンジンクランキング時間が変化する関係を示す特性図である。
以下、本発明の車両の制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1の制御装置が適用されたFFプラグインハイブリッド車両(車両の一例)の構成を、「駆動システム構成」、「電源システム構成」、「制御システム構成」、「キャパシタ再充電制御の詳細構成」に分けて説明する。
[駆動システム構成]
図1はFFプラグインハイブリッド車両の全体を示す。以下、図1に基づいて、FFプラグインハイブリッド車両の駆動システム構成を説明する。
前記駆動システムとして、図1に示すように、スタータモータ1(略称「M」)と、横置きエンジン2(略称「ICE」)と、第1クラッチ3(略称「CL1」)と、モータ/ジェネレータ4(略称「M/G」)と、第2クラッチ5(略称「CL2」)と、ベルト式無段変速機6(略称「CVT」)と、を備えている。ベルト式無段変速機6の出力軸は、終減速ギヤトレイン7と差動ギヤ8と左右のドライブシャフト9R,9Lを介し、左右の前輪10R,10Lに駆動連結される。なお、左右の後輪11R,11Lは、従動輪としている。
前記スタータモータ1は、横置きエンジン2のクランク軸に設けられたエンジン始動用ギヤに噛み合うギヤを持ち、後述するキャパシタ23を電源とし、エンジン始動時にクランク軸を回転駆動するクランキングモータである。
前記横置きエンジン2は、クランク軸方向を車幅方向としてフロントルームに配置したエンジンであり、電動ウォータポンプ12と、横置きエンジン2の逆転を検知するクランク軸回転センサ13と、を有する。
前記第1クラッチ3は、横置きエンジン2とモータ/ジェネレータ4との間に介装された油圧作動による乾式多板摩擦クラッチであり、第1クラッチ油圧により完全締結/スリップ締結/開放が制御される。
前記モータ/ジェネレータ4は、第1クラッチ3を介して横置きエンジン2に連結された三相交流の永久磁石型同期モータである。このモータ/ジェネレータ4は、後述する強電バッテリ21を電源とし、ステータコイルには、力行時に直流を三相交流に変換し、回生時に三相交流を直流に変換するインバータ26が、ACハーネス27を介して接続される。
前記第2クラッチ5は、モータ/ジェネレータ4と駆動輪である左右の前輪10R,10Lとの間に介装された油圧作動による湿式の多板摩擦クラッチであり、第2クラッチ油圧により完全締結/スリップ締結/開放が制御される。実施例1の第2クラッチ5は、遊星ギヤによるベルト式無段変速機6の前後進切替機構に設けられた前進クラッチ5aと後退ブレーキ5bを流用している。つまり、前進走行時には、前進クラッチ5aが第2クラッチ5とされ、後退走行時には、後退ブレーキ5bが第2クラッチ5とされる。
前記ベルト式無段変速機6は、プライマリ油室とセカンダリ油室への変速油圧によりベルトの巻き付き径を変えることで無段階の変速比を得る変速機である。このベルト式無段変速機6には、メインオイルポンプ14(メカ駆動)と、サブオイルポンプ15(モータ駆動)と、ポンプ吐出圧を調圧することで生成したライン圧を元圧として第1,第2クラッチ油圧及び変速油圧を作り出す図外のコントロールバルブユニットと、を有する。
前記第1クラッチ3とモータ/ジェネレータ4と第2クラッチ5により1モータ・2クラッチの駆動システムが構成され、この駆動システムによる主な駆動態様として、「EVモード」と「HEVモード」を有する。「EVモード」は、第1クラッチ3を開放し、第2クラッチ5を締結してモータ/ジェネレータ4のみを駆動源に有する電気自動車モードであり、「EVモード」による走行を「EV走行」という。「HEVモード」は、両クラッチ3,5を締結して横置きエンジン2とモータ/ジェネレータ4を駆動源に有するハイブリッド車モードであり、「HEVモード」による走行を「HEV走行」という。
前記モータ/ジェネレータ4は、基本的にブレーキ操作時において回生動作を行うことに伴い、ブレーキ操作時にトータル制動トルクをコントロールする回生協調ブレーキユニット16を有する。この回生協調ブレーキユニット16は、ブレーキペダルと電動ブースタとマスタシリンダを備え、電動ブースタは、ブレーキ操作時、ペダル操作量にあらわれる要求制動力から回生制動力を差し引いた分を液圧制動力で分担するというように、回生分/液圧分の協調制御を行う。
[電源システム構成]
図1はFFプラグインハイブリッド車両の全体システムを示し、図2はスタータ電源を中心とする電源システム構成を示す。以下、図1及び図2に基づいて、FFプラグインハイブリッド車両の電源システム構成を説明する。
前記電源システムとしては、図1に示すように、モータ/ジェネレータ電源としての強電バッテリ21(車載バッテリ)と、12V系負荷電源としての12Vバッテリ22と、スタータ電源としてのキャパシタ23と、を備えている。
前記強電バッテリ21は、モータ/ジェネレータ4の電源として搭載された二次電池であり、例えば、多数のセルを積層したセルモジュールを、バッテリパックケース内に設定したリチウムイオンバッテリが用いられる。この強電バッテリ21には、強電の供給/遮断/分配を行うリレー回路を集約させたジャンクションボックスが内蔵され、さらに、エアコン機能を持つバッテリ温度調整ユニット24と、バッテリ充電容量(バッテリSOC)やバッテリ温度を監視するリチウムバッテリコントローラ86と、が付設される。
前記強電バッテリ21とモータ/ジェネレータ4は、DCハーネス25とインバータ26とACハーネス27を介して接続される。インバータ26には、強電の供給/遮断/分配を行うリレー回路を集約させたジャンクションボックス28が内蔵され、さらに、暖房回路29と電動エアコン30と、力行/回生制御を行うモータコントローラ83と、が付設される。つまり、インバータ26は、強電バッテリ21の放電によりモータ/ジェネレータ4を駆動する力行時、DCハーネス25からの直流をACハーネス27への三相交流に変換する。また、モータ/ジェネレータ4での発電により強電バッテリ21を充電する回生時、ACハーネス27からの三相交流をDCハーネス25への直流に変換する。
前記強電バッテリ21には、DCハーネス31を介して急速充電ポート32が接続されるとともに、DC分岐ハーネス25’と充電器33とACハーネス34とを介して普通充電ポート35が接続される。充電器33は、AC/DC変換や電圧変換を行う。急速充電時には、例えば、外出先等に設置されている充電スタンドのコネクタプラグを、急速充電ポート32に接続することで外部充電される(プラグイン急速充電)。普通充電時には、例えば、家庭用電源からのコネクタプラグを、普通充電ポート35に接続することで外部充電される(プラグイン普通充電)。
前記12Vバッテリ22は、スタータモータ1を除いた他の補機類である12V系負荷36の電源として搭載された二次電池であり、例えば、エンジン車等で一般的に搭載されている鉛バッテリが用いられる。強電バッテリ21と12Vバッテリ22は、DC分岐ハーネス25”とDC/DCコンバータ37とバッテリハーネス38を介して接続される。DC/DCコンバータ37は、強電バッテリ21からの数百ボルト電圧を12Vに変換するものであり、このDC/DCコンバータ37を、ハイブリッドコントロールモジュール81により制御することで、12Vバッテリ22の充電量を管理する構成としている。
前記キャパシタ23は、スタータモータ1の専用電源として搭載された蓄電デバイスであり、大きな静電容量を有し、急速充放電性能に優れた特徴を持つ電気二重層キャパシタ(eDLC:electric Double Layer Capacitor)と呼ばれるものが用いられる。補機負荷電源系39とキャパシタ23は、図2に示すように、ヒューズ40を設けたバッテリ分岐ハーネス38’とキャパシタ充電回路41を介して接続される。また、キャパシタ23とスタータモータ1は、キャパシタハーネス42と抵抗43とリレースイッチ44を介して接続される。なお、キャパシタ23とキャパシタ充電回路41等によりDLCユニット45を構成し、スタータモータ1とリレースイッチ44等によりスタータユニット46を構成する。以下、DLCユニット45とスタータユニット46の詳しい構成を説明する。
前記DLCユニット45は、図2に示すように、キャパシタ23と、キャパシタ充電回路41と、自然放電用スイッチ47と、強制放電用スイッチ48と、セル電圧モニタ49(キャパシタ電圧検出手段)と、キャパシタ温度センサ50と、を備えている。
前記キャパシタ23は、複数個のDLCセルを直列/並列に接続して構成したもので、自然放電用スイッチ47と強制放電用スイッチ48とキャパシタ温度センサ50は、複数個のDLCセルの両端部に並列にて設けられる。また、セル電圧モニタ49は、複数個のDLCセルのそれぞれのセル電圧(=キャパシタ容量)を検出するように、各DLCセルに並列に設けられる。
前記キャパシタ充電回路41は、スイッチング方式による半導体リレー内蔵のDC/DCコンバータ回路(スイッチング素子とチョークコイルとコンデンサとダイオードの組み合わせ回路)により構成される。このキャパシタ充電回路41は、ハイブリッドコントロールモジュール81により制御される半導体リレー51とDC/DCコンバータ52を有する。半導体リレー51は、半導体スイッチング素子を使用した無接点リレーであり、例えば、図2の左下部に概略を示すように、絶縁された入出力の空間を光の信号で伝達するフォトカプラと呼ばれる光半導体を用いた構成としている。この半導体リレー51は、補機負荷電源系38からキャパシタ23を切り離したり接続したりするスイッチ機能を持つ。DC/DCコンバータ52は、入力された直流をスイッチング素子によってパルス電流に細分し、それらを繋ぎ合わせて必要な電圧の直流出力を得ることで、12V直流を13.5V直流に変換する機能とキャパシタ充電電流を切り替える機能を持つ。
前記スタータユニット46は、スタータモータ1と、リレースイッチ43と、電磁アクチュエータ53と、ピニオンシフト機構54と、を備えている。
前記電磁アクチュエータ53は、2つのコイル55,56への通電による電磁力にて、リレースイッチ44をオンにするとともに、ピニオンシフト機構54のピニオン57をリングギヤ58と噛み合う位置までシフトさせる。通電遮断時は、リレースイッチ44をオフにするとともに、ピニオン57をリングギヤ58との噛み合いが解除された位置までシフトする。なお、リングギヤ58は、横置きエンジン2のクランク軸に設けられる。補機負荷電源系39と2つのコイル55,56は、スータータカットオフリレー59とHEV/IS/リレー60とスタータリレー61を設けたバッテリ分岐ハーネス38”を介して接続される。スータータカットオフリレー59の通電/遮断は、ボディコントロールモジュール87により行われる。HEV/IS/リレー60の通電/遮断は、ハイブリッドコントロールモジュール81により行われる。スタータリレー61の通電/遮断は、アンダーフードスイッチングモジュール88により行われる。なお、バッテリ分岐ハーネス38”の交わる位置には、リレー診断用の電圧センサ62が設けられている。
前記ピニオンシフト機構54は、スタータモータ1のモータ軸に対して軸方向移動可能に設けられたピニオン57と、一端側を電磁アクチュエータ53に接続し、他端側をピニオン57のシフト溝に嵌合させたシフトレバー63と、を有する。
[制御システム構成]
図1はFFプラグインハイブリッド車両の全体システムを示し、図2はスタータ電源を中心とする電源システム構成を示し、図3は制御システム構成を示す。以下、図1〜図3に基づいて、FFプラグインハイブリッド車両の制御システム構成を説明する。
前記制御システムとしては、図1〜図3に示すように、車両全体の消費エネルギーを適切に管理する機能を担う統合制御手段として、ハイブリッドコントロールモジュール81(略称:「HCM」)を備えている。このハイブリッドコントロールモジュール81に接続される制御手段として、エンジンコントロールモジュール82(略称:「ECM」)と、モータコントローラ83(略称:「MC」)と、CVTコントロールユニット84(略称:「CVTCU」)と、を有する。そして、データ通信モジュール85(略称:「DCM」)と、リチウムバッテリコントローラ86(略称:「LBC」)と、を有する。さらに、ボディコントロールモジュール87(略称:「BCM」)と、アンダーフードスイッチングモジュール88(略称:「USM」)と、を有する。これらの制御手段は、ハイブリッドコントロールモジュール81とDLCユニット45を接続するLIN通信線89(LIN:「Local Interconnect Network」の略称)を除き、CAN通信線90(CANは「Controller Area Network」の略称)により双方向情報交換可能に接続される。
前記ハイブリッドコントロールモジュール81は、各制御手段、イグニッションスイッチ91、アクセル開度センサ92、車速センサ93等からの入力情報に基づき、様々な制御を行う。このうち、外部充電が可能なFFプラグインハイブリッド車両を高い燃費効率で走らせることを目的として行われる制御が、強電バッテリ21のバッテリSOCに基づく走行モード(「CDモード」、「CSモード」)の選択制御である。
前記「CDモード(Charge Depleting mode)」は、原則として、強電バッテリ21の電力を消費するEV走行を優先するモードであり、例えば、強電バッテリ21のバッテリSOCがフルSOCから設定SOCまで低下する間にて選択される。但し、EV走行では駆動力が不足する高負荷走行等において、例外的にHEV走行が行われる。この「CDモード」の選択中における横置きエンジン2の始動は、スタータモータ1による始動(スタータ始動)を基本とし、モータ/ジェネレータ4による始動(M/G始動)を例外とする。
前記「CSモード(Charge Sustain mode)」は、原則として、強電バッテリ21の電力を維持するHEV走行を優先するモードであり、強電バッテリ21のバッテリSOCが設定SOC以下になると選択される。つまり、強電バッテリ21のバッテリSOCを所定範囲に維持する必要があるとき、横置きエンジン2の駆動によりモータ/ジェネレータ4を発電させるエンジン発電によるHEV走行を行う。この「CSモード」の選択中における横置きエンジン2の始動は、モータ/ジェネレータ4による始動(M/G始動)を基本とし、スタータモータ1による始動(スタータ始動)を例外とする。なお、モード切り替え閾値である「設定SOC」は、CDモード→CSモードのときの値と、CSモード→CDモードのときの値とでヒステリシスを持たせている。
前記ハイブリッドコントロールモジュール81では、「CDモード」と「CSモード」の選択制御以外に、スタータモータ1によるエンジン始動制御、キャパシタ23への充電制御、キャパシタ23からの放電制御を行う。さらに、下記のようなスタータ関連制御を行う。
(A)エンジン始動後からスタータ始動許可までの時間短縮制御(実施例1)。
(B)イグニッションオンからスタータ始動許可までの時間短縮制御。
(C)キャパシタ23の劣化進行抑制制御。
(D)キャパシタ23の高温/低温時対策制御。
(E)車両用補機の電圧瞬低防止制御。
前記エンジンコントロールモジュール82は、横置きエンジン2の燃料噴射制御や点火制御や燃料カット制御等を行う。モータコントローラ83は、インバータ26によるモータジェネレータ4の力行制御や回生制御等を行う。CVTコントロールユニット84は、第1クラッチ3の締結油圧制御、第2クラッチ5の締結油圧制御、ベルト式無段変速機6の変速油圧制御等を行う。データ通信モジュール85は、携帯リモコンキーのスイッチを遠隔操作したとき、携帯リモコンキーとの間で通信が成立すると、例えば、充電ポートリッドやコネクタロック機構のロック/アンロックの制御を行う。リチウムバッテリコントローラ86は、強電バッテリ21のバッテリSOCやバッテリ温度等を管理する。ボディコントロールモジュール87は、スータータカットオフリレー59の通電/遮断制御を行う。アンダーフードスイッチングモジュール87は、インヒビタースイッチ94からのレンジ位置信号に基づき、内蔵するスタータリレー61の通電/遮断制御を行う。
[キャパシタ再充電制御の詳細構成]
図4はハイブリッドコントロールモジュール81にて実行されるキャパシタ再充電制御処理流れを示す(キャパシタ再充電制御手段)。以下、キャパシタ再充電制御処理構成をあらわす図4の各ステップについて説明する。
ステップS1では、セル電圧モニタ49により検出されるキャパシタ電圧が、スタータ始動許可電圧a以上であるか否かを判断する。Yes(キャパシタ電圧≧スタータ始動許可電圧a)の場合はステップS2へ進み、No(キャパシタ電圧<スタータ始動許可電圧a)の場合はステップS3へ進む。
ここで、「スタータ始動許可電圧a」としては、例えば、図5に示すように、満充電でのキャパシタ電圧が13.5V程度の場合、スタータ始動によるクランキング所要時間(Cranking Time)が目標時間(Target Time)以下になる12.5V程度のキャパシタ電圧に設定している。
ステップS2では、ステップS1でのキャパシタ電圧≧スタータ始動許可電圧aであるとの判断、或いは、ステップS8でのキャパシタ満充電であるとの判断に続き、スタータモータ1を用いて横置きエンジン2を始動するスタータ始動を許可し、終了へ進む。
ステップS3では、ステップS1でのキャパシタ電圧<スタータ始動許可電圧aであるとの判断に続き、セル電圧モニタ49により検出されるキャパシタ電圧が、所定電圧b以下であるか否かを判断する。Yes(キャパシタ電圧≦所定電圧b)の場合はステップS4へ進み、No(キャパシタ電圧>所定電圧b)の場合はステップS7へ進む。
ここで、「所定電圧b」としては、例えば、満充電までの電圧差と、後述する充電電流1での充電時間の関係を求める。そして、充電時間が、実験的に求めたスタータ始動要求間隔に基づき決定した許容時間内になるように設定する。さらに、充電時間に対応する電圧差を満充電電圧から減算することで、所定電圧bを決定する。
ステップS4では、ステップS3でのキャパシタ電圧≦所定電圧bであるとの判断、或いは、ステップS5でのキャパシタ電圧<再充電始動許可電圧cであるとの判断に続き、キャパシタ充電電流を、電流1(例えば、15A)から電流2(例えば、20A)に変更し、電流2により再充電を行い、ステップS5へ進む。
ここで、キャパシタ充電電流の基本電流は電流1であり、電流1より高い電流2により再充電を行う。そして、電流1は、キャパシタ23の発熱による劣化進行を抑える電流値に設定し、電流2は、キャパシタ23の急な劣化進行を抑えながら充電速度を速めた急速再充電が達成される電流値に設定している。
ステップS5では、ステップS4での電流2による再充電に続き、セル電圧モニタ49により検出されるキャパシタ電圧が、再充電始動許可電圧c以上であるか否かを判断する。Yes(キャパシタ電圧≧再充電始動許可電圧c)の場合はステップS6へ進み、No(キャパシタ電圧<再充電始動許可電圧c)の場合はステップS4へ戻る。
ここで、「再充電始動許可電圧c」としては、例えば、図5に示すように、満充電でのキャパシタ電圧が13.5V程度の場合、スタータ始動によるクランキング所要時間(Cranking Time)が許容時間範囲内になる11.5V程度のキャパシタ電圧に設定している。ちなみに、キャパシタ電圧の関係は、(満充電電圧)>(スタータ始動許可電圧a)>(再充電始動許可電圧c)>(所定電圧b)に設定している。
ステップS6では、ステップS5でのキャパシタ電圧≧再充電始動許可電圧cであるとの判断に続き、スタータモータ1を用いて横置きエンジン2を始動するスタータ始動を許可し、ステップS7へ進む。
ステップS7では、ステップS3でのキャパシタ電圧>所定電圧bであるとの判断、或いは、ステップS6でのスタータ始動許可、或いは、ステップS8でのキャパシタ23が満充電でないとの判断に続き、キャパシタ充電電流を、電流2(例えば、20A)のときは電流1(例えば、15A)に変更し、電流1により再充電を行い、ステップS8へ進む。
ステップS8では、ステップS7での電流1による再充電に続き、キャパシタ23が満充電であるか否かを判断する。Yes(キャパシタ満充電)の場合はステップS2へ進み、No(キャパシタ満充電でない)の場合はステップS7へ戻る。
なお、本実施例では、所定電圧b以下の場合は、満充電まで再充電することにしているが、所定電圧b以上となったら、スタータ始動を許可してもよい。
次に、作用を説明する。
実施例1のFFプラグインハイブリッド車両の制御装置における作用を、[キャパシタ電源回路構成による特徴作用]、[キャパシタ電源による充放電作用]、[キャパシタ再充電制御作用]に分けて説明する。
[キャパシタ電源回路構成による特徴作用]
例えば、アイドルストップ車において、スタータモータの電源を12Vバッテリとする場合、電源回路構成は、実施例1のキャパシタ電源回路構成からDLCユニット45とヒューズ40を除いた構成とされ、これを比較例とする。
この比較例の場合、スタータモータと車両補機類の電源を、1つの12Vバッテリにより共有するものとなる。このため、車両補機類での電力必要量が高い時、スタータモータによるエンジン始動を行うと、供給電力が不足し、エンジン始動開始の瞬間、車両補機類の電圧が急に低下する電圧瞬低が発生する。
これに対し、実施例1では、強電バッテリ21と12Vバッテリ22を、DC/DCコンバータ37を介して接続することで補機負荷電源系39が構成される。DC/DCコンバータ37から分岐して接続されるキャパシタ充電回路41と、キャパシタ充電回路41に接続されるキャパシタ23と、を有してDLCユニット45が構成される。そして、補機負荷電源系39とDLCユニット45との間に、キャパシタ充電回路41に内蔵してスイッチとしての半導体リレー51を設けることで、キャパシタ電源回路が構成される。
この構成により、強電バッテリ21からの電力にて12Vバッテリ22とキャパシタ23を充電しつつ、12Vバッテリ22から車両補機類である12V系負荷36に必要電力を供給し、キャパシタ23からスタータモータ1に必要電力を供給する。すなわち、スタータモータ1と12V系負荷36の電源を共有しないし、12Vバッテリ22とキャパシタ23による2つの電源は、強電バッテリ21による充電バックアップを受ける。
そして、比較例であるアイドルストップ車の電源回路構成を変更することなく、DLCユニット45(キャパシタ充電回路41+キャパシタ23)を追加することでキャパシタ電源回路が構成される。このように、補機類の追加と同じ要領でDLCユニット45を追加できるため、強電バッテリ21とDC/DCコンバータ37の制御は、比較例の制御から変更する必要がない。
さらに、補機負荷電源系39の充放電バランスが崩れそうな場合、DLCユニット45(キャパシタ充電回路41+キャパシタ23)は、充電電流を制御可能で、かつ、スイッチである半導体リレー51により補機負荷電源系39と切り離し可能である。このため、スタータ始動時に半導体リレー51を開いておくことで、車両補機類の電圧が急に低下する電圧瞬低を防止できる。加えて、DC/DCコンバータ37のコンバータ容量や12Vバッテリ22のバッテリ容量を、比較例で設定したコンバータ容量やバッテリ容量から変更する必要がない。
[キャパシタ電源による充放電作用]
上記キャパシタ電源回路に対しハイブリッドコントロールモジュール81により行われる「スタータモータ1によるエンジン始動制御作用」、「キャパシタ23への充電制御作用」、「キャパシタ23からの放電制御作用」を説明する。
スタータモータ1によるエンジン始動は、ハイブリッドコントロールモジュール81からのスタータ始動指令の出力に基づき、HEV/IS/リレー60に通電すると、リレースイッチ44がオンになり、ピニオン57がリングギヤ58と噛み合う位置までシフトする。これにより、キャパシタ23を電源とするスタータモータ1が横置きエンジン2のクランク軸を回転させることでスタータ始動が行われ、通電から所定時間後にHEV/IS/リレー60を遮断する。なお、スータータカットオフリレー59は、エンジン始動を禁止する車両条件が成立する場合を除いて、ボディコントロールモジュール87により通電が維持されている。また、アンダーフードスイッチングモジュール88に内蔵されているスタータリレー61は、Pレンジの選択時に限り通電され、Pレンジ以外のDレンジ等の選択時においては遮断状態である。
したがって、スタータモータ1によるエンジン始動制御は、原則として、スタータ始動許可条件下でのスタータ始動指令によりHEV/IS/リレー60が通電されている間、キャパシタ23の電力を用いてスタータモータ1が駆動し、横置きエンジン2を始動させる。
キャパシタ23への充電は、ハイブリッドコントロールモジュール81からの充電指令の出力に基づき、キャパシタ充電回路41の半導体リレー51を閉とし、キャパシタ充電電流を選択する。これにより、強電バッテリ21からの電力を、DC/DCコンバータ37→ヒューズ40→半導体リレー51→DC/DCコンバータ52を介してキャパシタ23へ導入することで、キャパシタ充電電流に応じた短時間充電が行われる。なお、キャパシタ充電電流としては、電流1(例えば、15A)を基本電流とし、例外として、電流1からの変更により選択可能な電流2(例えば、20A)を有する。
したがって、キャパシタ23への充電制御は、充電指令が出力されている間、強電バッテリ21からの電力を用い、選択されているキャパシタ充電電流によりキャパシタ23を充電する。
キャパシタ23からの放電は、ハイブリッドコントロールモジュール81からの自然放電指令の出力に基づき、DLCユニット45の自然放電用スイッチ47を閉とすることで、キャパシタ23からの自然放電を行う。また、ハイブリッドコントロールモジュール81からの強制放電指令の出力に基づき、DLCユニット45の強制放電用スイッチ48を閉とすることで、キャパシタ23からの強制放電を行う。この強制放電の場合、単位時間当たりの放電量が自然放電の場合よりも大きく設定されている。
したがって、キャパシタ23への自然放電制御は、自然放電指令に基づいて自然放電用スイッチ47を閉としている間、キャパシタ23の電力を抵抗熱に変換して放電を行う。キャパシタ23への強制放電制御は、強制放電指令に基づいて強制放電用スイッチ48を閉としている間、キャパシタ23の電力を抵抗熱に変換し、自然放電よりも短時間にて放電を行う。
[キャパシタ再充電制御作用]
スタータ始動後、キャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧aに対して乖離幅が大きい場合、再充電に時間がかかる。一方で、大電流によるキャパシタ充電を行うと、キャパシタ23が発熱してしまい、キャパシタ劣化が進行するため、なるべく大電流によるキャパシタ充電を避けたい。以下、図4に基づき、これを反映して行われる実施例1のキャパシタ再充電制御を説明する。
まず、キャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧a以上である場合、図4のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→終了という流れが繰り返され、ステップS2では、スタータ始動が許可される。
したがって、例えば、前回のスタータ始動から十分に時間が経過していてキャパシタ23が満充電状態等のように、キャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧a以上であるときは、スタータ始動要求に直ちに応えられるように、スタータ始動許可状態で待機される。
一方、キャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧a未満であるとき、所定値bを超えている場合と、所定値b以下の場合で制御内容を異ならせている。
キャパシタ電圧が、スタータ始動許可電圧a未満であるが所定値bを超えている場合、図4のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS3→ステップS7→ステップS8へと進む。そして、ステップS8にてキャパシタ23が満充電になっていないと判断されている間は、電流1(例えば、15A)により再充電を行うステップS7→ステップS8へと進む流れが繰り返される。さらに、ステップS8にてキャパシタ23が満充電になったと判断されると、ステップS8からステップS2→終了へと進み、ステップS2では、スタータ始動が許可される。
すなわち、所定値b<キャパシタ電圧<スタータ始動許可電圧aのときは、キャパシタ満充電までの乖離幅が小さく、再充電に時間を要さない。したがって、キャパシタ23の劣化抑制を重視し、通常の電流1を維持しての再充電を行うことで、発熱によるキャパシタ23の劣化進行が抑えられる。
キャパシタ電圧が所定値b以下である場合、図4のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS3→ステップS4→ステップS5へと進む。そして、ステップS5にてキャパシタ電圧が再充電始動許可電圧c未満であると判断されている間は、電流1より高い電流2(例えば、20A)により再充電を行うステップS4→ステップS5へと進む流れが繰り返される。さらに、ステップS5にてキャパシタ電圧が再充電始動許可電圧c以上になったと判断されると、ステップS5からステップS6→ステップS7→ステップS8へと進む。そして、ステップS8にてキャパシタ23が満充電になっていないと判断されている間は、ステップS7→ステップS8へと進む流れが繰り返される。ステップS6では、スタータ始動が許可され、ステップS7では、キャパシタ充電電流が、電流2から電流1に変更され、再充電が続行される。その後、ステップS8にてキャパシタ23が満充電になったと判断されると、ステップS8からステップS2→終了へ進む。
上記のように、実施例1では、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧b以下であるとき、キャパシタ23の再充電を開始する。そして、キャパシタ23への再充電進行によってキャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧aよりも低い再充電始動許可電圧c以上になると、スタータ始動を許可する構成を採用している。
すなわち、キャパシタ23の再充電が開始されたときにスタータ始動を許可する再充電始動許可電圧cを、通常時の閾値であるスタータ始動許可電圧aよりも低い電圧値に設定している。このため、キャパシタ電圧が同じレベルまで低下していると、再充電開始電圧からスタータ始動許可電圧aまでの電圧乖離幅より、再充電開始電圧から再充電始動許可電圧cまでの電圧乖離幅が狭くなる。したがって、キャパシタ23の再充電を開始した後、再充電始動許可電圧c以上になるまでの所要時間が、スタータ始動許可電圧aを閾値とする場合の所要時間に比べて短縮される。
この結果、スタータモータ1により横置きエンジン2を始動するスタータ始動後、横置きエンジン2の再始動を許可するまでの所要時間が短縮される。
実施例1では、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧b以下であるとき、再充電始動許可電圧c以上になるまでの間、通常の充電電流として設定された電流1より高い電流2を用いてキャパシタ23の再充電を行う構成を採用している。
このように、再充電始動許可電圧c以上になるまで高い電流2を用いてキャパシタ23の再充電を行うことで、再充電の進行速度が速くなり、横置きエンジン2の再始動を許可するまでの所要時間がさらに短縮される。
実施例1では、電流2を用いたキャパシタ再充電によりキャパシタ電圧が再充電始動許可電圧c以上になると、充電電流を、電流2から電流1に切り替え、キャパシタ23が満充電になるまで再充電を継続する構成を採用している。
このように、キャパシタ電圧が再充電始動許可電圧c以上になり、スタータ始動許可を出した後は、充電電流を、電流2から電流1に戻すことで、キャパシタ23の発熱が避けられ、キャパシタ劣化の進行が抑えられる。さらに、再充電によりキャパシタ23を満充電とすることで、再充電終了後、自然放電によりキャパシタ電圧が徐々に低下しても、長時間にわたってスタータ始動許可電圧a以上のキャパシタ電圧が保たれる。
次に、効果を説明する。
実施例1のFFプラグインハイブリッド車両の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 駆動系にスタータモータ1とエンジン(横置きエンジン2)を有し、
電源システムとして、車載バッテリ(強電バッテリ21)と、前記スタータモータ1の電源であるキャパシタ23と、前記車載バッテリ(強電バッテリ21)の電力を用いて前記キャパシタ23の再充電を制御するキャパシタ再充電制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)と、を備えた車両(FFプラグインハイブリッド車両)の制御装置において、
前記キャパシタ23を電源とするスタータモータ1を用い、前記エンジン(横置きエンジン2)をクランキングしてスタータ始動するエンジン始動制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)と、
前記キャパシタ23の電圧を検出するキャパシタ電圧検出手段(セル電圧モニタ49)と、を設け、
前記キャパシタ再充電制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)は、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧b以下であるとき、前記キャパシタ23の再充電を開始し、前記キャパシタ23への再充電進行によってキャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧aよりも低い再充電始動許可電圧c以上になると、前記スタータ始動を許可する(図4)。
このため、スタータモータ1によりエンジン(横置きエンジン2)を始動するスタータ始動後、エンジン(横置きエンジン2)の再始動を許可するまでの所要時間を短縮することができる。
(2) 前記キャパシタ再充電制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)は、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧b以下であるとき、再充電始動許可電圧c以上になるまでの間、通常の充電電流として設定された第1充電電流(電流1)より高い第2充電電流(電流2)を用いて前記キャパシタ23の再充電を行う(図4)。
このため、(1)の効果に加え、再充電の進行速度が速くなることで、エンジン(横置きエンジン2)の再始動を許可するまでの所要時間をさらに短縮することができる。
(3) 前記キャパシタ再充電制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)は、前記第2充電電流(電流2)を用いたキャパシタ再充電によりキャパシタ電圧が前記再充電始動許可電圧c以上になると、充電電流を、前記第2充電電流(電流2)から前記第1充電電流(電流1)に切り替え、前記キャパシタ23が満充電になるまで再充電を継続する(図4)。
このため、(2)の効果に加え、キャパシタ電圧が前記再充電始動許可電圧c以上になった後、キャパシタ23の劣化の進行を抑えることができると共に、再充電終了後、長時間にわたってスタータ始動許可電圧a以上のキャパシタ電圧を保つことができる。
(4) 前記キャパシタ再充電制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)は、スタータ始動後、キャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧a未満であるが所定電圧bを超えているとき、前記第1充電電流(電流1)により前記キャパシタ23の再充電を開始する(図4)。
このため、(2)又は(3)の効果に加え、スタータ始動を許可する閾値までの乖離幅が大きくない場合、通常の第1充電電流(電流1)を維持して再充電を開始することで、発熱によるキャパシタ23の劣化進行を抑制することができる。
(5) 前記キャパシタ再充電制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)は、前記再充電始動許可電圧cを、前記スタータ始動許可電圧aより低く、かつ、スタータ始動によるエンジンクランキング所要時間が許容時間範囲内になるキャパシタ電圧に設定した(図5)。
このため、(1)〜(4)の効果に加え、再充電始動許可電圧cを閾値とするスタータ始動時において、許容時間範囲内に収まる所要時間にてエンジンクランキングを完了することができる。
以上、本発明の車両の制御装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、キャパシタ再充電制御手段として、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧b以下であるとき、再充電始動許可電圧c以上になるまでの間、電流1より高い電流2を用いてキャパシタ23の再充電を行う例を示した。しかし、キャパシタ再充電制御手段としては、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧以下であるとき、通常の充電電流として設定された電流1を用いてキャパシタの再充電を行う例としても良い。
実施例1では、キャパシタ再充電制御手段として、キャパシタ電圧情報を用いて再充電やスタータ始動許可の制御を行う例を示した。しかし、キャパシタ再充電制御手段としては、キャパシタ電圧情報の代わりにキャパシタ容量情報を用いて再充電やスタータ始動許可の制御を行う例としても良い。つまり、キャパシタ容量をQ、静電容量をC、キャパシタ電圧をVとすると、Q=C・Vであらわされ、静電容量Cが一定であると、キャパシタ容量Qは、キャパシタ電圧Vに比例することで、キャパシタ電圧情報の代わりにキャパシタ容量情報を用いても等価制御になる。
実施例1では、キャパシタ再充電制御手段として、ハイブリッドコントロールモジュール81を用いる例を示した。しかし、キャパシタ再充電制御手段としては、独立に設けた電源系コントローラを用いても良いし、また、ハイブリッドコントロールモジュール以外のコントローラに、電源系制御部を設けるような例としても良い。
実施例1では、本発明の制御装置をFFプラグインハイブリッド車両に適用する例を示した。しかし、本発明の制御装置は、外部充電機能を持たないハイブリッド車両に対しても適用することができる。また、FFハイブリッド車両に限らず、FRハイブリッド車両や4WDハイブリッド車両に対しても適用することができる。加えて、停車時にエンジンを停止するアイドルストップ制御を行うエンジン車に対しても、車載バッテリとして12Vバッテリを用いることで適用することができる。要するに、電源として、車載バッテリと、エンジン始動用のスタータモータ電源であるキャパシタと、を備えた車両であれば適用できる。
1 スタータモータ
2 横置きエンジン(エンジン)
3 第1クラッチ
4 モータ/ジェネレータ
5 第2クラッチ
6 ベルト式無段変速機
10R,10L 左右前輪
11R,11L 左右後輪
21 強電バッテリ(車載バッテリ)
22 12Vバッテリ
23 キャパシタ
37 DC/DCコンバータ
41 キャパシタ充電回路
45 DLCユニット
49 セル電圧モニタ(キャパシタ電圧検出手段)
51 半導体リレー
52 DC/DCコンバータ
81 ハイブリッドコントロールモジュール(キャパシタ再充電制御手段、エンジン始動制御手段)

Claims (5)

  1. 駆動系にスタータモータとエンジンを有し、
    電源システムとして、車載バッテリと、前記スタータモータの電源であるキャパシタと、前記車載バッテリの電力を用いて前記キャパシタの再充電を制御するキャパシタ再充電制御手段と、を備えた車両の制御装置において、
    前記キャパシタを電源とするスタータモータを用い、前記エンジンをクランキングしてスタータ始動するエンジン始動制御手段と、
    前記キャパシタの電圧を検出するキャパシタ電圧検出手段と、を設け、
    前記キャパシタ再充電制御手段は、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧以下であるとき、前記キャパシタの再充電を開始し、前記キャパシタへの再充電進行によってキャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧よりも低く、所定電圧よりも高い再充電始動許可電圧以上になると、前記スタータ始動を許可する
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載された車両の制御装置において、
    前記キャパシタ再充電制御手段は、スタータ始動後、キャパシタ電圧が所定電圧以下であるとき、再充電始動許可電圧以上になるまでの間、通常の充電電流として設定された第1充電電流より高い第2充電電流を用いて前記キャパシタの再充電を行う
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  3. 請求項2に記載された車両の制御装置において、
    前記キャパシタ再充電制御手段は、前記第2充電電流を用いたキャパシタ再充電によりキャパシタ電圧が前記再充電始動許可電圧以上になると、充電電流を、前記第2充電電流から前記第1充電電流に切り替え、前記キャパシタが満充電になるまで再充電を継続する
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載された車両の制御装置において、
    前記キャパシタ再充電制御手段は、スタータ始動後、キャパシタ電圧がスタータ始動許可電圧未満であるが所定電圧を超えているとき、前記第1充電電流により前記キャパシタの再充電を開始する
    ことを特徴とする車両の制御装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか一項に記載された車両の制御装置において、
    前記キャパシタ再充電制御手段は、前記再充電始動許可電圧を、前記スタータ始動許可電圧より低く、かつ、スタータ始動によるエンジンクランキング所要時間が許容時間範囲内になるキャパシタ電圧に設定した
    ことを特徴とする車両の制御装置。

JP2013112745A 2013-05-29 2013-05-29 車両の制御装置 Expired - Fee Related JP6160249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013112745A JP6160249B2 (ja) 2013-05-29 2013-05-29 車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013112745A JP6160249B2 (ja) 2013-05-29 2013-05-29 車両の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014233142A JP2014233142A (ja) 2014-12-11
JP6160249B2 true JP6160249B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=52126247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013112745A Expired - Fee Related JP6160249B2 (ja) 2013-05-29 2013-05-29 車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6160249B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014231292A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 日産自動車株式会社 車両の制御装置
JP7462135B2 (ja) * 2019-07-05 2024-04-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 バックアップ電源システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3108288B2 (ja) * 1994-09-27 2000-11-13 日産ディーゼル工業株式会社 エンジン始動装置
JP3896258B2 (ja) * 2001-04-25 2007-03-22 株式会社日立製作所 自動車電源装置
JP2006029142A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Toyota Motor Corp 車両のエンジン始動制御装置
JP2014231292A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 日産自動車株式会社 車両の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014233142A (ja) 2014-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5999261B2 (ja) プラグインハイブリッド車両の制御装置
JP5967304B2 (ja) プラグインハイブリッド車両の制御装置
JP5979316B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP6172273B2 (ja) プラグインハイブリッド車両の制御装置
JP6179193B2 (ja) プラグインハイブリッド車両の制御装置
JPWO2014196242A1 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP6197373B2 (ja) プラグインハイブリッド車両の制御装置
JP2014231292A (ja) 車両の制御装置
JP6160249B2 (ja) 車両の制御装置
JP6167688B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP6115333B2 (ja) 車両の制御装置
JP6191247B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2015003681A (ja) プラグインハイブリッド車両の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20170110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170306

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170529

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6160249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees