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JP6162569B2 - ミキシングユニット及びその製造方法 - Google Patents
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Description

本発明は、ミキシングユニット及びその製造方法に関する。
従来より、トンネルを掘削する際に切羽(先頭の面)前方地山を補強する為に補助工法が行われている。図7に示すように、この補強工法では、所定のピッチで吐出孔(図示省略)が形成された複数の鋼管100を長尺状に連結したものを使用する。そして、複数の鋼管100を所定のピッチで切羽20に打設する。なお、切羽20には、これを覆うように鏡コンクリート30が打設されている。そして、鋼管の打設をより詳細に説明すると次の通りである。まず、先端にロッドビット(図示省略)が装着されたドリルロッド(図示省略)を鋼管100内に挿入する。そして、鋼管100の先端においてロッドビットと鋼管100を連結した上で、切羽に鋼管100を打設する。こうして鋼管100を切羽に打設した後、ドリルロッドを回収する。
その後、鋼管100内に岩盤固結用の薬液40を注入すると、薬液は鋼管100の内部から吐出孔を介して地山に流出する。これにより、地山が補強される。このとき用いられる岩盤固結用薬液は、図示例においてはウレタン系(シリカレジン)等の2液混合型の薬液(以下、混合される2つの薬液をA液、B液という)である。そのため、鋼管100の後端部には、ミキシングユニット50が連結される。ミキシングユニット50は、2つの注入孔が形成され、これらの流路が合流するように形成されており、各注入孔には注入ホース61,62がそれぞれ連結される。各注入ホース61,62にはA液用タンク63、B液用タンク64がそれぞれ接続されており、各注入ホース61,62の途中には薬液を圧送するためのポンプ65が取付けられている。
そして、薬液を混合するには、ポンプ65を駆動し、各タンク63,64から各注入ホース61,62を介してミキシングユニット50へ薬液を注入する。これら2つの薬液は、ミキシングユニット50内で混合された後、鋼管100に注入される。このようなミキシングユニット50としては、例えば、図8に示すT字状、図9(a)、(b)に示す特許文献1のU字状またはV字状に形成されたものが知られている。
ところで、上記のような補助工法では、鋼管100が長尺であること(標準で約12.5m)、及び作業場所の確保が必要なことから、ポンプ65の設置位置から鋼管100の先頭までの距離が長く、この距離の圧力損失を考慮して注入圧力を高くする必要がある。
上記のように、ミキシングユニットは種々のものが提案されているが、例えば、図8に示すミキシングユニットは、注入された薬液が合流路分で正面衝突するため、圧力損失が非常に大きい。そのため、薬液を鋼管100の先端まで圧送すると圧力低下によってその周囲の地山に流出、浸透して地山補強をするには十分とはいえない圧力となってしまうおそれがあった。このような圧力損失を低減させるため、特許文献1には、図9に示すミキシングユニットが開示されている。同図に示すように、これらのミキシングユニットでは、2つの注入孔から圧送された薬液が仕切り板で衝突した後に、合流するように構成されている。このように薬液同士が直接衝突しないようにすることで、圧力損失を低減している。
特許3369095号公報
しかしながら、この構成では、薬液同士は正面衝突しないものの、仕切り板に対して2つの薬液が衝突するため、管路の仕切板の根元位置(上流側端部付近)で滞留が生じる。そのため、注入される薬液の流速が減じ、これが圧力損失の低減を招いていた。また、このミキシングユニットでは、2つの流路を均等に設けなければならないため、管路の内部に仕切り板を精度良く設けなければならず、加工コスト・品質維持の観点からも問題があった。したがって、従来のミキシングユニットには未だ改良の余地があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、圧力損失を低減することができ、しかも製造が簡易なミキシングユニット及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るミキシングユニットは、トンネル補助工法で使用される2液混合型の固結用薬液を混合するためのミキシングユニットであって、一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第1モジュールと、一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第2モジュールと、前記第1モジュールの第1流路と前記第2モジュールの第1流路とを隣接させるように連結するとともに、前記第1モジュールの第1流路の開口端部及び前記第2モジュールの第1流路の開口端部と連通する合流路が形成されている、連結部と、を備えている。
本発明においては、パイプ状に形成された2つのモジュールを組み合わせることで、ミキシングユニットを構成している。そして、一体的に形成された各モジュールにおいて第2流路から第1流路へは曲線状に形成された連結部を介して薬液が注入されるため、薬液は第2流路から第1流路へスムーズに流れ込む。このように、各モジュールから合流路に至る流路においては、薬液の流れが大きく阻害されず、なめらかに流れるため、、圧力損失が生じるのを防止することができる。その結果、混合液を合流から高圧で吐出することができる。また、従来例のように2つの流路を分けるための仕切り板が不要であり、予めパイプ状に形成された2つのモジュールを組み合わせることでミキシングユニットが形成されるため、精密な寸法精度が要求されず、製造が簡単となる。
上記ミキシングユニットにおいては、前記連結部は、種々の構成にすることができるが、例えば、前記第1モジュール及び第2モジュールの外周面の少なくとも一部を被覆するように形成することができる。
上記ミキシングユニットにおいては、前記連結部に形成された前記合流路に取付けられ、前記第1モジュールの第1流路と前記第2モジュールの第1流路とが連通する継手部材をさらに備えることができる。これにより、例えば、継手部材の形状を変更することで、合流路から吐出される混合薬液の流速を調整したり、他の部材への接続を容易にすることができる。
上記ミキシングユニットにおいては、前記合流路の内壁面には雌ねじが形成され、前記継手部材の外周面には前記雌ねじに螺合する雄ネジが形成することかできる。これにより、ミキシングユニットと継手部材との接続が容易になる。但し、ミキシングユニットと継手部材との接続方法はこれには限定されない。
本発明に係るミキシングユニットの製造方法は、トンネル補助工法で使用される2液混合型の固結用薬液を混合するためのミキシングユニットの製造方法であって、一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第1モジュールを準備するステップと、一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第2モジュールを準備するステップと、前記第1流路同士を隣接させた前記第1及び第2モジュールに対し、当該両モジュールの外周面の少なくとも一部を覆うように連結し、前記第1モジュールの第1流路の端部及び前記第2モジュールの第1流路の端部と連通する合流路を有する、連結部を成形するステップと、を備えている。
上記ミキシングユニットの製造方法において、前記連結部を成形するステップでは、アルミダイキャスト成形により連結部を成形することができる。これにより、連結部が複雑な形状であっても、簡単に製造することができる。
本発明によれば、圧力損失を低減することができ、しかも簡易に製造することができる。
発明に係るミキシングユニットの一実施形態の平面図(a)、正面図(b)、及び側面図(c)である。 図1のミキシングユニットに継手部材が取付けられた状態を示す正面図である。 図2の分解断面図である。 図1のミキシングユニットの製造方法の一部を示す図である。 ミキシングユニットの使用方法を示す図である。 鋼管が長い場合の薬液の注入方法を示す概略図である。 トンネルの補強工事の概要を示す図である。 従来のミキシングユニットを示す断面図である。 従来のミキシングユニットを示す断面図である。
以下、本発明に係るミキシングユニットの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係るミキシングユニットの平面図(a)、正面図(b)、及び側面図(c)、図2は図1のミキシングユニットに継手部材が取付けられた状態を示す正面図、図3は図2の分解断面図である。なお、以下では、説明の便宜のため、図1(b)の上側の向きを「先」または「下流」、下側の向きを「後」または「上流」と称することがある。
<1.ミキシングユニットの構造>
図1〜図3に示すように、このミキシングユニット10は、パイプ状の第1モジュール1及び第2モジュール2を備え、これらのモジュール1,2の外周面にアルミダイキャスト部3を成形することで構成されている。これにより、このミキシングユニット10は全体としてY字状に形成されている。また、このミキシングユニット10において、両モジュール1,2の合流路分には、継手部材4が取付けられている。以下、各部材について説明する。
まず、第1モジュール1から説明するが、第1モジュール1と第2モジュール2とはその構成がほぼ同じであり、線対称に形成されていることのみが相違する。したがって、以下では、主として第1モジュール1について説明し、第2モジュール2の説明は必要最小限とする。第1モジュール1は、いずれも直線状に延びる第1流路11、第2流路12、及び第3流路13を備え、さらに第1流路11と第2流路12とを連結する曲線状の第1連結路14、第2流路12と第3流路13とを連結する曲線状の第2連結路15を備え、これらが一体的に形成されている。ここで、第2流路12は、第1流路11に比べて長く形成されている。そして、第1流路11と第2流路12とは、第1連結路14を介して鈍角をなすように連結されている。これにより、第1流路11と第2流路12とは、なめらかな曲線を介して連結される。
一方、第2流路12と第3流路13とは、第2連結路15を介して鈍角をなすように連結されているが、第2連結路15は、第2流路12を挟んで第1連結路14とは反対側に曲がっている。これにより、第1流路11と第3流路13とは平行になるように形成されている。こうして、第2流路12と第3流路13とは、なめらかな曲線を介して連結される。このように、第1モジュール1は、3つの直線状に延びる流路11〜13が、2つの連結路14、15を介してなめらかに連結されている。
第2モジュール2も第1モジュール1と同様に形成されており、両モジュール1,2は、第1流路11、21同士が隣接し、且つ平行に延びるように配置されている。これにより、両モジュール1,2は、第1流路11,21が結束され、第2流路12,22が互いに離れるように延び、さらに第3流路13,23同士は平行に延びている。
次に、アルミダイキャスト部3について説明する。アルミダイキャスト部3は、第1及び第2モジュール1,2の外周面を覆うようにアルミニウムを成形したものである。より詳細に説明すると、アルミダイキャスト部3は、各モジュール1,2の第1流路11,21の周囲に形成される第1領域31、第2流路12,22の周囲に形成される第2領域32、及び第3流路13,23の周囲に形成される第3領域33とで構成されている。第1領域31は、2つの第1流路11,21の周囲を覆うように円筒状に形成されており、これら流路11,21を超えてさらに先端側に延びている。そして、第1領域31の先端側には凹状の合流路311が形成されている。合流路311は、円筒状に形成されており、その奥端面に各モジュール1,2の第1流路11,21が接続されている。すなわち、合流路311の奥端面には、各第1流路11,21が開口している。また、合流路311の内壁面には、雌ねじが形成されている。
第2領域32は、各モジュール1,2の第2流路12,22の外周面を覆うように形成されている。すなわち、第2領域32は2つ存在する。また、第3領域33も、2つ設けられ、各第3流路13,23の外周面を覆うように形成されている。第3領域33の外周面には、第2連結路15,25付近に、径方向に突出するフランジ部331が形成され、さらにフランジ部331よりも後端側の外周面には雄ねじ332が形成されている。こうして、第3流路13,23の後端側の開口は、固結用薬液を注入するための注入孔を構成し、この注入孔に対して注入ホースを接続しやすくするために、アルミダイキャスト部3の各第3領域33が上述したように、形成されている。このように、アルミダイキャスト部3は、概ね第1及び第2モジュール1,2の外周面を覆うようにY字状に形成されている。
<2.継手部材の構造>
続いて、継手部材4について説明する。図2及び図3に示すように、継手部材4は、いずれも円筒状に形成された先端接続部41、支持部42、フランジ部43、及び後端接続部44が、この順で連結されることにより構成されている。先端接続部41、支持部42、及びフランジ部43は、この順で径が大きくなっている。先端接続部41は、カプラーなどに挿入されて接続されるように構成されている。支持部42は、後述するように、カプラーとフランジ部43との間に窪みを形成するためのものであり、フランジ部43はアルミダイキャスト部3の先端面に当接するようになっている。そして、フランジ部43の後端部には、支持部42よりも径が大きく、フランジ部43よりも径が小さい後端接続部44が連結されている。この後端接続部43は、アルミダイキャスト部3の合流路311に挿入可能な径に形成されており、その外周面には、合流路311の雌ねじ312に螺合可能な雄ねじが形成されている。そして、これら4つの部位の内部には、軸方向に延びる貫通孔45が形成されている。
<3.ミキシングユニットの製造方法>
ミキシングユニット10は、次のように、アルミダイキャスト成形により製造することができる。まず、アルミダイキャスト部3の外面に対応するキャビティを有する成形型(図示省略)を準備する。次に、図4に示すように、成形型のキャビティに第1及び第2モジュール1,2を配置する。このとき、各モジュール1,2の第1流路11,21同士を平行に隣接させ、且つ第2流路12,22が互いに反対側に延びるように配置する。すなわち、2つのモジュール1,2が、Y字状をなすように配置する。これに続いて、成形型に溶融したアルミニウムを流し込み、アルミダイキャスト部3を成形する。なお、アルミダイキャスト部3の各第3領域33には、図示例においては雄ねじ部332を形成してあるが、雄ねじ部332は、ダイキャストにより同時成型するか、又は、別途切削加工によりねじ切りを行っても良く、或いは、ワンタッチ継手とジョイント可能なその他の形状を呈していても良い。
<4.ミキシングユニットの使用方法>
次に、ミキシングユニットの使用方法について、図5及び図7を参照しつつ説明する。図5はミキシングユニットの使用方法を示す図である。まず、継手部材4の後端接続部44の外周面にシールテープ部材を巻き付け、これをミキシングユニット10の合流路311にねじ込む。これにより、後端接続部44の雄ねじと合流路311の雌ねじの隙間にシール部材が噛み込み、両者が液密に接続される。続いて、図5に示すように、継手部材4の先端接続部41に、カプラー200を固定するとともに。図7に示すように、トンネルの掘削孔に挿入された鋼管100の後端部に、カプラー200を接続する。これに続いて、ミキシングユニット10の各注入孔に、薬液用の注入ホース61,62をそれぞれ接続する。各注入ホース61,62は、第3領域33の雄ねじ部332にねじ込む。
次に、ポンプ65を駆動し、第1モジュール1の注入孔、及び第2モジュール2の注入にそれぞれA液、B液をそれぞれ圧送する。これらA液、B液はそれぞれ第1モジュール1、第2モジュール2を通過し、合流路311に配置された継手部材4内で合流し、混合される。そして、混合液はカプラー200を介して鋼管100内に注入され、鋼管100の外周面に形成された吐出孔から地山に浸透する。こうして、鋼管100の周囲で地山が補強される。その後、補強された地山をトンネル出来形に合わせて順次掘削していく。なお、図5に示すように、継手部材4のフランジ部43とカプラー200と間には支持部42による窪みが形成されているため、継手部材4をカプラー200から取り外すには、この窪みに指を入れてカプラー200を引き抜くことができる。
また、鋼管が長い場合には、図6に示すように、薬剤を注入することもできる。図6は鋼管が長い場合の薬液の注入方法を示す概略図である。例えば、鋼管が長い場合には、薬液が鋼管の全長に亘って行き渡らないおそれがある。そこで、図6に示すように、鋼管100を軸方向に沿って3つの領域に分割し、各領域に達する3つの注入管を鋼管内に挿入する。ここでは切羽に近い領域から遠い領域に向かって第1領域、第2領域、及び第3領域とする。そして、第1〜第3領域の先端部付近まで達する注入管をそれぞれ第1,第2,及び第3注入管71〜73と称することとする。各注入管71〜73の先端部には、スタティックミキサー711〜731がそれぞれ連結されている。また、3つの注入管71〜73は、離れないように、鋼管100の内部で固定具65で結束されている。
鋼管100の基端部は、栓66によって液密に閉じられ、この栓66に注入管71〜73が液密に差し込まれている。そして、栓66からトンネル空間へ突出する各注入管71〜73の基端部に本実施形態に係るミキシングユニット10が取付けられ、A液及びB液が注入される。
このような施工方法によれば、鋼管100を3つの領域に分割し、各領域に注入管71〜73から混合薬液が供給される。混合薬液は鋼管100の吐出孔101を介して地山に流れ出し、地山を補強する。したがって、長い鋼管100を用いた場合でも、鋼管全体に亘って混合薬液を供給することができる。
<5.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、一体的に形成された各モジュール1,2において第3流路13,23から第1流路11,21へは、なめらかな曲線状に形成された連結路14、15、24、25を介して薬液が注入されるため、薬液はモジュール1,2内をスムーズに通過する。そして、各モジュール1,2の第1流路11、21は平行に配置されているため、互いに衝突せず、合流路311(継手部材4)の中で混合される。このように、各モジュール1,2から合流路311に至る流路においては、薬液の流れが大きく阻害されず、なめらかに流れるため、圧力損失が生じるのを防止することができる。その結果、混合液を合流路311から高圧で吐出することができる。また、従来例のように2つの流路を分けるための仕切り板が不要であり、予めパイプ状に形成された2つのモジュー1,2を組み合わせることでミキシングユニット10が形成されるため、精密な寸法精度が要求されず、製造が簡単となる。そもそも、2つのモジュール1、2はステンレス製のパイプ状部材等を工場加工してなる同一形状のものを、左右反転状態に配置している為、その分品質管理が容易で、材料加工費も安価である。
<6.変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
<6−1>
上記実施形態では、各モジュール1,2において、第2流路12,22の後端部に第3流路13,23を設けているが、第3流路13,23はなくてもよい。すなわち、少なくとも、合流路311に通じる第1流路11,12と、これに第1連結路14,24を介して連結される第2流路12,22を備えていればよい。
<6−2>
上記実施形態では、連結部としてのアルミダイキャスト部を、アルミダイキャスト成形により製造しているが、これに限定されるものではない。すなわち、アルミニウム以外の材料を用いてもよいし、通常の鋳造により成形することもできる。
<6−3>
上記実施形態では、両モジュール1,2を連結するために、連結部としてアルミダイキャスト部3を設けているが、これに限定されるものではない。すなわち、少なくとも、第1モジュール1の第1流路11と第2モジュール2の第1流路21とを隣接させるように連結し、第1モジュール1の第1流路11の開口端部及び第2モジュール2の第1流路21の開口端部と連通する合流路311が形成されていればよい。したがって、成形品でなくてもよく、両モジュールを固定し、合流路を有するような部材であればよい。また、第1モジュール1の第1流路11と第2モジュール2の第1流路21とを隣接させるように連結する部材と、合流路を形成する部材と、を別体で形成することもできる。
<6−4>
また、継手部材の構成も特には限定されず、合流路から混合液が流入し、且つ混合液を供給すべき他の部材に連結可能に構成されていればよい。
<6−5>
上記実施形態では、各モジュールの第1流路同士を平行に配置しているが、例えば、両第1流路11,21のなす角がおおよそ0〜37度であればよい。
1 第1モジュール
10 ミキシングユニット
11 第1流路
12 第2流路
14 第1連結部
2 第2モジュール
21 第1流路
22 第2流路
24 第1連結部
4 継手部材
3 アルミダイキャスト部(連結部)
311 合流路
312 雌ねじ

Claims (6)

  1. トンネル補助工法で使用される2液混合型の固結用薬液を混合するためのミキシングユニットであって、
    一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第1モジュールと、
    一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第2モジュールと、
    前記第1モジュールの第1流路と前記第2モジュールの第1流路とを隣接させるように連結するとともに、前記第1モジュールの第1流路の開口端部及び前記第2モジュールの第1流路の開口端部と連通する合流路が形成されている、連結部と、
    を備えている、ミキシングユニット。
  2. 前記連結部は、前記第1モジュール及び第2モジュールの外周面の少なくとも一部を被覆するように形成されている、請求項1に記載のミキシングユニット。
  3. 前記連結部に形成された前記合流路に取付けられ、前記第1モジュールの第1流路と前記第2モジュールの第1流路とが連通する継手部材をさらに備えている、請求項1または2に記載のミキシングユニット。
  4. 前記合流路の内壁面には雌ねじが形成され、
    前記継手部材の外周面には前記雌ねじに螺合する雄ネジが形成されている、請求項3に記載のミキシングユニット。
  5. トンネル補助工法で使用される2液混合型の固結用薬液を混合するためのミキシングユニットの製造方法であって、
    一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第1モジュールを準備するステップと、
    一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第2モジュールを準備するステップと、
    前記第1流路同士を隣接させた前記第1及び第2モジュールに対し、当該両モジュールの外周面の少なくとも一部を覆うように連結し、前記第1モジュールの第1流路の開口端部及び前記第2モジュールの第1流路の開口端部と連通する合流路を有する、連結部を成形するステップと、
    を備えている、ミキシングユニットの製造方法。
  6. 前記連結部を成形するステップでは、アルミダイキャスト成形により前記連結部を成形する、請求項5に記載のミキシングユニットの製造方法。
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