JP6162569B2 - ミキシングユニット及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図1〜図3に示すように、このミキシングユニット10は、パイプ状の第1モジュール1及び第2モジュール2を備え、これらのモジュール1,2の外周面にアルミダイキャスト部3を成形することで構成されている。これにより、このミキシングユニット10は全体としてY字状に形成されている。また、このミキシングユニット10において、両モジュール1,2の合流路分には、継手部材4が取付けられている。以下、各部材について説明する。
続いて、継手部材4について説明する。図2及び図3に示すように、継手部材4は、いずれも円筒状に形成された先端接続部41、支持部42、フランジ部43、及び後端接続部44が、この順で連結されることにより構成されている。先端接続部41、支持部42、及びフランジ部43は、この順で径が大きくなっている。先端接続部41は、カプラーなどに挿入されて接続されるように構成されている。支持部42は、後述するように、カプラーとフランジ部43との間に窪みを形成するためのものであり、フランジ部43はアルミダイキャスト部3の先端面に当接するようになっている。そして、フランジ部43の後端部には、支持部42よりも径が大きく、フランジ部43よりも径が小さい後端接続部44が連結されている。この後端接続部43は、アルミダイキャスト部3の合流路311に挿入可能な径に形成されており、その外周面には、合流路311の雌ねじ312に螺合可能な雄ねじが形成されている。そして、これら4つの部位の内部には、軸方向に延びる貫通孔45が形成されている。
ミキシングユニット10は、次のように、アルミダイキャスト成形により製造することができる。まず、アルミダイキャスト部3の外面に対応するキャビティを有する成形型(図示省略)を準備する。次に、図4に示すように、成形型のキャビティに第1及び第2モジュール1,2を配置する。このとき、各モジュール1,2の第1流路11,21同士を平行に隣接させ、且つ第2流路12,22が互いに反対側に延びるように配置する。すなわち、2つのモジュール1,2が、Y字状をなすように配置する。これに続いて、成形型に溶融したアルミニウムを流し込み、アルミダイキャスト部3を成形する。なお、アルミダイキャスト部3の各第3領域33には、図示例においては雄ねじ部332を形成してあるが、雄ねじ部332は、ダイキャストにより同時成型するか、又は、別途切削加工によりねじ切りを行っても良く、或いは、ワンタッチ継手とジョイント可能なその他の形状を呈していても良い。
次に、ミキシングユニットの使用方法について、図5及び図7を参照しつつ説明する。図5はミキシングユニットの使用方法を示す図である。まず、継手部材4の後端接続部44の外周面にシールテープ部材を巻き付け、これをミキシングユニット10の合流路311にねじ込む。これにより、後端接続部44の雄ねじと合流路311の雌ねじの隙間にシール部材が噛み込み、両者が液密に接続される。続いて、図5に示すように、継手部材4の先端接続部41に、カプラー200を固定するとともに。図7に示すように、トンネルの掘削孔に挿入された鋼管100の後端部に、カプラー200を接続する。これに続いて、ミキシングユニット10の各注入孔に、薬液用の注入ホース61,62をそれぞれ接続する。各注入ホース61,62は、第3領域33の雄ねじ部332にねじ込む。
以上のように、本実施形態によれば、一体的に形成された各モジュール1,2において第3流路13,23から第1流路11,21へは、なめらかな曲線状に形成された連結路14、15、24、25を介して薬液が注入されるため、薬液はモジュール1,2内をスムーズに通過する。そして、各モジュール1,2の第1流路11、21は平行に配置されているため、互いに衝突せず、合流路311(継手部材4)の中で混合される。このように、各モジュール1,2から合流路311に至る流路においては、薬液の流れが大きく阻害されず、なめらかに流れるため、圧力損失が生じるのを防止することができる。その結果、混合液を合流路311から高圧で吐出することができる。また、従来例のように2つの流路を分けるための仕切り板が不要であり、予めパイプ状に形成された2つのモジュー1,2を組み合わせることでミキシングユニット10が形成されるため、精密な寸法精度が要求されず、製造が簡単となる。そもそも、2つのモジュール1、2はステンレス製のパイプ状部材等を工場加工してなる同一形状のものを、左右反転状態に配置している為、その分品質管理が容易で、材料加工費も安価である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
上記実施形態では、各モジュール1,2において、第2流路12,22の後端部に第3流路13,23を設けているが、第3流路13,23はなくてもよい。すなわち、少なくとも、合流路311に通じる第1流路11,12と、これに第1連結路14,24を介して連結される第2流路12,22を備えていればよい。
上記実施形態では、連結部としてのアルミダイキャスト部を、アルミダイキャスト成形により製造しているが、これに限定されるものではない。すなわち、アルミニウム以外の材料を用いてもよいし、通常の鋳造により成形することもできる。
上記実施形態では、両モジュール1,2を連結するために、連結部としてアルミダイキャスト部3を設けているが、これに限定されるものではない。すなわち、少なくとも、第1モジュール1の第1流路11と第2モジュール2の第1流路21とを隣接させるように連結し、第1モジュール1の第1流路11の開口端部及び第2モジュール2の第1流路21の開口端部と連通する合流路311が形成されていればよい。したがって、成形品でなくてもよく、両モジュールを固定し、合流路を有するような部材であればよい。また、第1モジュール1の第1流路11と第2モジュール2の第1流路21とを隣接させるように連結する部材と、合流路を形成する部材と、を別体で形成することもできる。
また、継手部材の構成も特には限定されず、合流路から混合液が流入し、且つ混合液を供給すべき他の部材に連結可能に構成されていればよい。
上記実施形態では、各モジュールの第1流路同士を平行に配置しているが、例えば、両第1流路11,21のなす角がおおよそ0〜37度であればよい。
10 ミキシングユニット
11 第1流路
12 第2流路
14 第1連結部
2 第2モジュール
21 第1流路
22 第2流路
24 第1連結部
4 継手部材
3 アルミダイキャスト部(連結部)
311 合流路
312 雌ねじ
Claims (6)
- トンネル補助工法で使用される2液混合型の固結用薬液を混合するためのミキシングユニットであって、
一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第1モジュールと、
一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第2モジュールと、
前記第1モジュールの第1流路と前記第2モジュールの第1流路とを隣接させるように連結するとともに、前記第1モジュールの第1流路の開口端部及び前記第2モジュールの第1流路の開口端部と連通する合流路が形成されている、連結部と、
を備えている、ミキシングユニット。 - 前記連結部は、前記第1モジュール及び第2モジュールの外周面の少なくとも一部を被覆するように形成されている、請求項1に記載のミキシングユニット。
- 前記連結部に形成された前記合流路に取付けられ、前記第1モジュールの第1流路と前記第2モジュールの第1流路とが連通する継手部材をさらに備えている、請求項1または2に記載のミキシングユニット。
- 前記合流路の内壁面には雌ねじが形成され、
前記継手部材の外周面には前記雌ねじに螺合する雄ネジが形成されている、請求項3に記載のミキシングユニット。 - トンネル補助工法で使用される2液混合型の固結用薬液を混合するためのミキシングユニットの製造方法であって、
一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第1モジュールを準備するステップと、
一体的に形成された第1流路、第2流路、及び当該両流路を連結する連結路を有し、前記連結路は曲線状に形成され鈍角をなすように前記第1流路及び第2流路を連結する、パイプ状の第2モジュールを準備するステップと、
前記第1流路同士を隣接させた前記第1及び第2モジュールに対し、当該両モジュールの外周面の少なくとも一部を覆うように連結し、前記第1モジュールの第1流路の開口端部及び前記第2モジュールの第1流路の開口端部と連通する合流路を有する、連結部を成形するステップと、
を備えている、ミキシングユニットの製造方法。 - 前記連結部を成形するステップでは、アルミダイキャスト成形により前記連結部を成形する、請求項5に記載のミキシングユニットの製造方法。
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| JP2013220671A JP6162569B2 (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | ミキシングユニット及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2013220671A JP6162569B2 (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | ミキシングユニット及びその製造方法 |
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- 2013-10-23 JP JP2013220671A patent/JP6162569B2/ja active Active
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