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JP6163373B2 - 誘導結合プラズマ処理装置 - Google Patents
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JP6163373B2 - 誘導結合プラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造用のガラス基板等の被処理基板にプラズマ処理を施す誘導結合プラズマ処理装置に関する。
液晶表示装置(LCD)等のフラットパネルディスプレイ(FPD)製造工程においては、ガラス基板にプラズマエッチングや成膜処理等のプラズマ処理を行う工程が存在し、このようなプラズマ処理を行うためにプラズマエッチング装置やプラズマCVD装置等の種々のプラズマ処理装置が用いられる。プラズマ処理装置としては従来、容量結合プラズマ処理装置が多用されていたが、近時、高真空度で高密度のプラズマを得ることができるという大きな利点を有する誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)処理装置が注目されている。
誘導結合プラズマ処理装置は、被処理基板を収容する処理室の天壁を構成する誘電体窓の上側に高周波アンテナを配置し、処理室内に処理ガスを供給するとともにこの高周波アンテナに高周波電力を供給することにより、処理室内に誘導結合プラズマを生じさせ、この誘導結合プラズマによって被処理基板に所定のプラズマ処理を施すものである。誘導結合プラズマ処理装置の高周波アンテナとしては、平面状の所定パターンをなす平面アンテナが多用されている。このような誘導結合プラズマ処理装置としては、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。
近時、被処理基板のサイズが大型化しており、例えばLCD用の矩形状ガラス基板では、短辺×長辺の長さが、約1500mm×約1800mmのサイズから約2200mm×約2400mmのサイズへ、さらには約2800mm×約3000mmのサイズへと著しく大型化している。
このような被処理基板の大型化にともない、誘導結合プラズマ処理装置の天壁を構成する誘電体窓も大型化されるが、誘電体窓は一般的に石英あるいはセラミックスといった脆い材料が用いられているため大型化には不向きである。このため、例えば、特許文献2に記載されているように、石英ガラスを分割することで誘電体窓の大型化に対処している。
しかしながら、被処理基板のさらなる大型化が指向されており、特許文献2に記載されている誘電体窓を分割する手法においても大型化への対応が困難化してきている。
そこで、誘電体窓を金属窓に置き換えて強度を増すことで、被処理基板の大型化に対応する技術が提案されている(特許文献3)。この技術では、高周波アンテナに流れた電流により金属窓の上面に渦電流が発生し、その渦電流が、金属窓側面および下面を通って上面に戻るループ電流となり、金属窓の下面を流れる電流により処理室内に誘導電界を形成することによりプラズマを生成するといった、誘電体窓を用いた場合とは異なるメカニズムを有する。
特許第3077009号公報 特許第3609985号公報 特開2011−29584号公報
特許文献3の技術では、被処理基板の大型化に対応することができるものの、プラズマ発生のメカニズムが誘電体窓を用いた場合と異なるため、金属窓の大型化についてはまた別の問題が存在する。例えば、高周波アンテナが渦巻き状あるいは環状である場合には、このようなループする渦電流を形成するために、金属窓を複数の金属窓片に分割し、複数の金属窓片を互いに絶縁する必要があり、典型的には放射状に分割しているが、矩形状の金属窓を放射状に分割した場合には、長辺を含む金属窓片に対応する領域と短辺を含む金属窓片に対応する領域とで誘導電界の電界強度が異なり、プラズマの均一性が不十分となり、均一性の高いプラズマ処理を行うことが困難である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、大型の被処理基板に対し、金属窓を用いて均一なプラズマ処理を行うことができる誘導結合プラズマ処理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、矩形状の基板に誘導結合プラズマ処理を施す誘導結合プラズマ処理装置であって、基板を収容する処理室と、前記処理室内の基板が配置される領域に誘導結合プラズマを生成するための高周波アンテナと、前記誘導結合プラズマが生成されるプラズマ生成領域と前記高周波アンテナとの間に配置され、基板に対応して設けられた矩形状をなす金属窓とを備え、前記金属窓は、長辺を含む第1の領域と、短辺を含む第2の領域とに電気的に絶縁されるように分割され、かつ前記第2の領域の径方向の幅aと前記第1の領域の径方向の幅bとの比a/bが、0.8以上1.2以下の範囲となるように分割されており、前記金属窓は、その四隅から45°±6°の方向に延びる4つの第1分割線と、前記第1分割線のうち、それぞれ前記短辺を挟む2つが交わる2つの交点を結ぶ、前記長辺に平行な第2分割線とを有し、これら第1分割線および第2分割線により、前記第1の領域と前記第2の領域に分割されていることを特徴とする誘導結合プラズマ処理装置を提供する。
上記誘導結合プラズマ処理装置において、前記4つの第1分割線はそれぞれ、前記金属窓の四隅から45°の方向に延びることが好ましい。
前記高周波アンテナは、前記金属窓に対応する面内で前記金属窓の周方向に沿って周回するように設けることができる。
前記第1の領域および前記第2の領域の少なくとも一方は、互いに電気的に絶縁されるように周方向に交差する方向に分割されている構成とすることができる。
また、前記金属窓は、さらに互いに電気的に絶縁されるように周方向に分割されている構成とすることができる。この場合に、前記周方向に分割された領域がさらに電気的に絶縁されるように周方向に交差する方向に分割されている構成とすることができる。前記周方向に分割された領域の周方向に交差する方向の分割数は、前記金属窓の周縁部分に向かうにつれて多くなっていることが好ましい。前記高周波アンテナは、前記金属窓に対応する面内で、前記周方向に分割された領域各々に対応して周回するように設けられた複数のアンテナ部を有するものとすることができる。また、前記高周波アンテナには、1MHz以上27MHz以下の高周波が印加されることが好ましい。
本発明によれば、矩形状をなす金属窓が、長辺を含む第1の領域と、短辺を含む第2の領域とに電気的に絶縁されるように分割され、かつ第2の領域の径方向の幅aと第1の領域の径方向の幅bとの比a/bが、0.8以上1.2以下の範囲となるように分割されている。このため、第1の領域と第2の領域の電界強度が同等となり、大型の基板に対しても均一性の高いプラズマ処理を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る誘導結合プラズマ処理装置を概略的に示す断面図である。 図1の誘導結合プラズマ処理装置に用いられる高周波アンテナの例を示す図である。 金属窓を用いた場合の誘導結合プラズマの第1の生成原理を示す図である。 金属窓を用いた場合の誘導結合プラズマの第2の生成原理を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る誘導結合プラズマ処理装置に用いられる金属窓を示す平面図である。 放射状に分割した金属窓を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の誘導結合プラズマ処理装置に用いる金属窓の分割状態を説明するための模式図である。 本発明の第1の実施形態の誘導結合プラズマ処理装置に用いる金属窓の他の例を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態の誘導結合プラズマ処理装置に用いる金属窓および高周波アンテナを示す模式図であり、周方向に2分割した場合を示す。 本発明の第2の実施形態の誘導結合プラズマ処理装置に用いる金属窓を示す模式図であり、周方向に2分割し、外側周方向領域を周方向に直交する方向にさらに分割した場合の一例を示す。 本発明の第2の実施形態の誘導結合プラズマ処理装置に用いる金属窓を示す模式図であり、周方向に2分割し、外側周方向領域および内側周方向領域を周方向に直交する方向にさらに分割した場合の一例を示す。 (A)図は参考例に係る金属窓を示す平面図であり、(B)〜(D)図は本発明の実施形態に用いられる金属窓の例を示す平面図である。 電界強度比および角度の窓幅比依存性を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る誘導結合プラズマ処理装置を概略的に示す断面図である。図1に示す誘導結合プラズマ処理装置は、矩形基板、例えば、FPD用ガラス基板上に薄膜トランジスタを形成する際のメタル膜、ITO膜、酸化膜等のエッチングや、レジスト膜のアッシング処理等のプラズマ処理に用いることができる。ここで、FPDとしては、液晶ディスプレイ(LCD)、エレクトロルミネセンス(Electro Luminescence;EL)ディスプレイ、プラズマディスプレイパネル(PDP)等が例示される。また、FPD用ガラス基板に限らず、太陽電池パネル用ガラス基板に対する上記同様のプラズマ処理にも用いることができる。
このプラズマ処理装置は、導電性材料、例えば、内壁面が陽極酸化処理されたアルミニウムからなる角筒形状の気密な本体容器1を有する。この本体容器1は分解可能に組み立てられており、接地線1aにより電気的に接地されている。本体容器1は、本体容器1と絶縁されて形成された矩形状の金属窓2により上下にアンテナ室3および処理室4に区画されている。金属窓2は、処理室4の天壁を構成する。金属窓2は、例えば、非磁性体で導電性の金属、例えばアルミニウムまたはアルミニウムを含む合金で構成される。また、金属窓2の耐プラズマ性を向上させるために、金属窓2の処理室4側の表面に誘電体膜や誘電体カバーを設けてもよい。誘電体膜としては陽極酸化膜または溶射セラミックス膜を挙げることができる。また誘電体カバーとしては石英製またはセラミックス製のものを挙げることができる。
アンテナ室3の側壁3aと処理室4の側壁4aとの間には、本体容器1の内側に突出する支持棚5、および支持梁6が設けられている。支持棚5および支持梁6は導電性材料、望ましくはアルミニウム等の金属で構成される。金属窓2は後述するように絶縁部材7を介して分割されおり、金属窓2は分割された状態で絶縁部材7を介して支持棚5および支持梁6に支持される。支持梁6は、複数本のサスペンダ(図示せず)により本体容器1の天井に吊された状態となっている。
支持梁6は、本例では処理ガス供給用のシャワー筐体を兼ねる。支持梁6がシャワー筐体を兼ねる場合には、支持梁6の内部に、被処理基板の被処理面に対して平行に延びるガス流路8が形成される。ガス流路8には、処理室4内に処理ガスを噴出する複数のガス吐出孔8aが形成される。ガス流路8には、処理ガス供給系20からガス供給管20aを介して処理ガスが供給され、ガス吐出孔8aから処理室4の内部に、処理ガスが吐出される。なお、処理ガスは、支持梁6から供給される代わりに、またはそれに加えて、金属窓2にガス吐出孔を設けて処理ガスを吐出することもできる。
金属窓2の上のアンテナ室3内には、金属窓2に面するように高周波アンテナ13が配置されている。高周波アンテナ13は絶縁部材からなるスペーサ14により金属窓2から離間して配置されており、矩形状の金属窓2に対応する面内で金属窓2の周方向に沿って周回するように設けられ、例えば図2に示すように、渦巻き状に形成される。この例では、導電性材料、例えば銅などからなる4本のアンテナ線131,132,133,134を90°ずつ位置をずらして巻回して全体が渦巻状となるようにした多重(四重)アンテナを構成し、アンテナ線の配置領域が略額縁状をなしている。また、一本または複数のアンテナ線を環状にした環状アンテナであってもよい。
高周波アンテナ13には、給電部材15、給電線16、整合器17を介して第1の高周波電源18が接続されている。そして、プラズマ処理の間、高周波アンテナ13に第1の高周波電源18から整合器17、給電線16および給電部材15を介して、例えば13.56MHzの高周波電力が供給されることで、後述の金属窓に誘起されるループ電流を介して、処理室4内のプラズマ生成領域に誘導電界が形成され、この誘導電界により複数のガス吐出孔8aから供給された処理ガスが、処理室4内のプラズマ生成領域においてプラズマ化される。
処理室4内の下方には、金属窓2を挟んで高周波アンテナ13と対向するように、被処理基板として、矩形状のFPD用ガラス基板(以下単に基板と記す)Gを載置するための載置台23が設けられている。載置台23は、導電性材料、例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムで構成されている。載置台23に載置された基板Gは、静電チャック(図示せず)により吸着保持される。
載置台23は絶縁体枠24内に収納され、さらに、中空の支柱25に支持される。支柱25は本体容器1の底部を気密状態を維持しつつ貫通し、本体容器1外に配設された昇降機構(図示せず)に支持され、基板Gの搬入出時に昇降機構により載置台23が上下方向に駆動される。なお、載置台23を収納する絶縁体枠24と本体容器1の底部との間には、支柱25を気密に包囲するベローズ26が配設されており、これにより、載置台23の上下動によっても処理室4内の気密性が保証される。また処理室4の側壁4aには、基板Gを搬入出するための搬入出口27aおよびそれを開閉するゲートバルブ27が設けられている。
載置台23には、中空の支柱25内に設けられた給電線25aにより、整合器28を介して第2の高周波電源29が接続されている。この高周波電源29は、プラズマ処理中に、バイアス用の高周波電力、例えば周波数が3.2MHzの高周波電力を載置台23に印加する。このバイアス用の高周波電力により生成されたセルフバイアスによって、処理室4内に生成されたプラズマ中のイオンが効果的に基板Gに引き込まれる。
さらに、載置台23内には、基板Gの温度を制御するため、セラミックヒータ等の加熱手段や冷媒流路等からなる温度制御機構と、温度センサーとが設けられている(いずれも図示せず)。これらの機構や部材に対する配管や配線は、いずれも中空の支柱25を通して本体容器1外に導出される。
処理室4の底部には、排気管31を介して真空ポンプ等を含む排気装置30が接続される。この排気装置30により、処理室4が排気され、プラズマ処理中、処理室4内が所定の真空雰囲気(例えば1.33Pa)に設定、維持される。
載置台23に載置された基板Gの裏面側には冷却空間(図示せず)が形成されており、一定の圧力の熱伝達用ガスとしてHeガスを供給するためのHeガス流路41が設けられている。このように基板Gの裏面側に熱伝達用ガスを供給することにより、真空下において基板Gの温度上昇や温度変化を回避することができるようになっている。
このプラズマ処理装置の各構成部は、マイクロプロセッサ(コンピュータ)からなる制御部100に接続されて制御される構成となっている。また、制御部100には、オペレータによるプラズマ処理装置を管理するためのコマンド入力等の入力操作を行うキーボードや、プラズマ処理装置の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース101が接続されている。さらに、制御部100には、プラズマ処理装置で実行される各種処理を制御部100の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じてプラズマ処理装置の各構成部に処理を実行させるためのプログラムすなわち処理レシピが格納された記憶部102が接続されている。処理レシピは記憶部102の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、コンピュータに内蔵されたハードディスクや半導体メモリであってもよいし、CDROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース101からの指示等にて任意の処理レシピを記憶部102から呼び出して制御部100に実行させることで、制御部100の制御下で、プラズマ処理装置での所望の処理が行われる。
次に、金属窓2について説明する。
金属窓2を用いて誘導結合プラズマが生成されるのは、以下の2つの原理に基づく。
図3は、金属窓を用いた場合の誘導結合プラズマの第1の生成原理を示す図である。図3に示すように、高周波アンテナ13に流れる高周波電流IRFより、金属窓2の上面(高周波アンテナ側表面)に誘導電流が発生する。誘導電流は表皮効果により金属窓2の表面部分にしか流れないが、金属窓2は支持棚5、支持梁6、および本体容器1から絶縁されているため、高周波アンテナ13の平面形状が直線状であれば、金属窓2の上面に流れた誘導電流は、金属窓2の側面に流れ、次いで、側面に流れた誘導電流は、金属窓2の下面(処理室側表面)に流れ、さらに、金属窓2の側面を介して、再度金属窓2の上面に戻り、渦電流IEDを生成する。このようにして、金属窓2には、その上面(高周波アンテナ側表面)から下面(処理室側表面)にループする渦電流IEDが生成される。このループする渦電流IEDのうち、金属窓2の下面を流れた電流が処理室4内に誘導電界Iを生成し、この誘導電界Iにより処理ガスのプラズマが生成される。
本実施形態のように、高周波アンテナ13が金属窓2に対応する面内で周方向に沿って周回するように設けられている場合には、金属窓2として無垢の一枚板を用いると、高周波アンテナによって金属窓2の上面に生成される渦電流IEDは、金属窓2の上面をループするのみとなって、渦電流IEDは金属窓2の下面には流れずプラズマは生成されない。これに対して、金属窓2を複数に分割するとともに互いに絶縁して、渦電流IEDが金属窓2の下面に流れるようになる。すなわち、金属窓2を互いに絶縁した状態で複数に分割することにより、分割された金属窓の上面には側面に達する誘導電流が流れ、側面から下面に流れ、再度側面を流れた上面に戻るループ状の渦電流IEDを生成する。
図4は、金属窓を用いた場合の誘導結合プラズマの第2の生成原理を示す図である。
高周波アンテナ13のアンテナ線130に電流が流れると、その回りに誘導磁界Mが発生する。誘導磁界Mの磁力線は金属を透過しないため、金属窓2に到達した磁力線は金属窓2の表面で渦電流Iを形成し、裏面側のそれによって形成される逆向きの磁界によって磁力線は外側に曲がる。渦電流Iが合成されて形成された合成渦電流IECは金属窓2の表面から裏面に流れさらに表面に戻るループ電流として形成され、裏面側の合成渦電流IECが処理室4内に第1の誘導電界EP1を形成する。一方、誘導磁界Mの磁力線は、絶縁部材7を透過し、処理室4内では、基板Gの表面に沿って形成され、処理室4内の誘導磁界Mにより、処理室4内に第2の誘導電界EP2が形成される。そしてこれらの誘導電界により、処理室4内に処理ガスのプラズマが生成される。なお、図4において、電流や磁力線の方向は説明のための便宜上のものであり、正確なものではない。例えば、第2の誘導電界EP2の方向を誘導磁界Mの磁力線と同じ方向で表しているが、実際には誘導磁界Mの磁力線と直交する方向である。
このように本実施形態では矩形状の金属窓2を互いに絶縁した状態で分割することにより、上記2つの原理に基づいて処理室4内に誘導結合プラズマが生成される。そして、本実施形態では、後述するメカニズムに基づいて均一な誘導電界が形成されるように、典型的には図5に示すように分割される。すなわち、矩形状の金属窓2は、長辺2aを含む2つの第1の領域201と、短辺2bを含む2つの第2の領域202とに絶縁部材7により電気的に絶縁されるように分割され、かつ第1の領域201と第2の領域202とは径方向の幅が等しくなるように分割されている。
具体的には、金属窓2は、その四隅から45°の方向に延びる4つの第1分割線51と、第1分割線51のうち、それぞれ短辺2bを挟む2つが交わる2つの交点Pを結ぶ、長辺に平行な第2分割線52とを有し、これら第1分割線51および第2分割線52により、第1の領域201と第2の領域202に分割されている。第1分割線51および第2分割線52を含む所定の幅の部分に絶縁部材7が存在している。これら第1分割線51および第2分割線52を含む絶縁部材7の一部または全部の内部には上述したように支持梁6が存在している。なお、図5では金属窓2の外周を支持棚5と絶縁するための絶縁部材7は図示を省略している。
次に、以上のように構成される誘導結合プラズマ処理装置を用いて基板Gに対してプラズマ処理、例えばプラズマエッチング処理を施す際の処理動作について説明する。
まず、ゲートバルブ27を開にした状態で搬入出口27aから搬送機構(図示せず)により基板Gを処理室4内に搬入し、載置台23の載置面に載置した後、静電チャック(図示せず)により基板Gを載置台23上に固定する。次に、処理室4内に処理ガス供給系20から供給される処理ガスをシャワー筐体を兼ねる支持梁6のガス吐出孔8aから処理室4内に吐出させるとともに、排気装置30により排気管31を介して処理室4内を真空排気することにより、処理室内を例えば0.66〜26.6Pa程度の圧力雰囲気に維持する。
また、このとき基板Gの裏面側の冷却空間には、基板Gの温度上昇や温度変化を回避するために、Heガス流路41を介して、熱伝達用ガスとしてHeガスを供給する。
次いで、高周波電源18から例えば1MHz以上27MHz以下の高周波を高周波アンテナ13に印加し、これにより金属窓2を介して処理室4内に均一な誘導電界を生成する。このようにして生成された誘導電界により、処理室4内で処理ガスがプラズマ化し、高密度の誘導結合プラズマが生成される。このプラズマにより、基板Gに対してプラズマ処理として、例えばプラズマエッチング処理が行われる。
この場合に、金属窓2は高周波アンテナ13が金属窓2に対応する面内で周方向に沿って周回するように設けられているため、上述したように、処理室4内に誘導電界を形成するには金属窓2を互いに絶縁した状態で分割する必要があるが、そのとき、特許文献3に示すように、金属窓を放射状に分割すると、誘導電界の電界強度分布が不均一となってプラズマ処理の均一性が不十分になることが判明した。
この点について、図6を参照して説明する。図6は放射状に分割した金属窓を示す模式図である。図6では便宜上、高周波アンテナ13を2巻の環状アンテナとして描いており、絶縁部材7は省略している。図6に示すように、矩形状の金属窓2を典型的な放射状分割である対角線分割した場合には、長辺2aを含む第1の領域201′の径方向の幅(すなわち金属窓2の中心から長辺2aまでの距離)は、短辺2bの長さをBとするとB/2となる。一方、短辺2bを含む第2の領域202′の径方向の幅(すなわち金属窓2の中心から短辺2bまでの距離)は、長辺2aの長さをAとするとA/2となる。したがって、第1の領域201′の径方向の幅よりも第2の領域202′の径方向の幅のほうが大きくなる。ここで、高周波アンテナ13の巻数は第1の領域201′および第2の領域202′で同じであるから、径方向の幅が小さい分、第1の領域201′のほうが誘導電界の電界強度が大きくなってしまう。このため、第1の領域201′のほうが電流密度が大きくなってプラズマが強くなるため、プラズマの均一性が低下する。
そこで、矩形状の金属窓2を、長辺2aを含む2つの第1の領域201と、短辺2bを含む2つの第2の領域202とに電気的に絶縁されるように分割し、かつ第1の領域201と第2の領域202とが径方向の幅が等しくなるように分割する。具体的には、図5に示すように、金属窓2は、その四隅から45°の方向に延びる4つの第1分割線51と、第1分割線51のうち、それぞれ短辺2bを挟む2つが交わる2つの交点Pを結ぶ、長辺に平行な第2分割線52とを有し、これら第1分割線51および第2分割線52により、第1の領域201と第2の領域202に分割しているから、図7に示すように、第1の領域201の径方向の幅および第2の領域202の径方向の幅は、いずれもB/2となる。このため、第1の領域201および第2の領域202は、高周波アンテナ13の巻数が同じで、径方向の幅も同じであるから、誘導電界の電界強度が同じになり、均一なプラズマを形成することができる。
本実施形態においては、第1の領域201および第2の領域202の少なくとも一方は、互いに電気的に絶縁されるように周方向に交差する方向に分割されていてもよい。その例を図8に示す。図8では第1の領域201および第2の領域202の両方について周方向に直交する方向に2分割した例を示す。すなわち、第1の領域201を径方向に領域201a,201bに分割し、第2の領域202を径方向に領域202a,202bに分割している。このように分割数を増やすことにより、金属窓2の分割された領域の大きさを小さくすることができ、縦電界Eの影響を低減することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態の誘導結合プラズマ処理装置に用いる金属窓および高周波アンテナの一例を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態においては、金属窓2は、互いに電気的に絶縁されるように第1の領域201と第2の領域202とに分割され、さらに互いに電気的に絶縁されるように周方向に沿って外側周方向領域203と内側周方向領域204とに2分割されている。このように分割することにより、外側周方向領域203は分割領域203a,203b,203c,203dに4分割され、内側周方向領域は分割領域204a,204b,204c,204dに4分割される。そして分割領域203a,203c,204a,204cが第1の領域201を構成し、分割領域203b,203d,204b,204dが第2の領域202を構成している。
このように、金属窓2を外側周方向領域203と、内側周方向領域204とに、互いに絶縁されるように分割することにより、ループする渦電流IEDの拡散を抑制することができ、処理室4の内部に発生するプラズマの分布の制御性をより良好とすることができる。また、このようにループする渦電流IEDの拡散が抑制されることにより、ループする渦電流IEDをより強く金属窓2の表面に発生させることができ、処理室4の内部により強い誘導電界Eを発生させることができる。
また、本実施形態では、高周波アンテナ13を、径方向に間隔をおいて、例えば渦巻き状または環状をなす、外側アンテナ部13aと内側アンテナ部13bの2つの周回するアンテナ部を有するものとし、外側アンテナ部13aを金属窓2の外側周方向領域203に対応して設け、内側アンテナ部13bを金属窓2の内側周方向領域204に対応して設ける。
処理室4内おいては、高周波アンテナ13の直下の空間にプラズマが生成されるが、その際に、高周波アンテナ13直下の各位置での電界強度に応じて高プラズマ密度領域と低プラズマ密度領域の分布を持つことから、高周波アンテナ13を、径方向に間隔をおいて外側アンテナ部13aと内側アンテナ部13bの2つの周回するアンテナ部を有するものとし、これらのインピーダンスを調整して電流値を独立して制御し、誘導結合プラズマの全体としての密度分布を制御することができる。なお、図9では便宜上、外側アンテナ部13aと内側アンテナ部13bを2巻の環状アンテナとして描いている。
また、上述のように、外側アンテナ部13aを外側周方向領域203に対応して設け、内側アンテナ部13bを内側周方向領域204に対応して設けることにより、外側アンテナ部13aに対応する外側周方向領域203に発生するループする渦電流IEDと、内側アンテナ部13bに対応する内側周方向領域204に発生するループする渦電流IEDとの干渉を抑制することができる。これにより、処理室4の内部に発生する誘導電界Eの強度のばらつきを抑制することができ、処理室4の内部のプラズマ分布の制御性を良好にすることができる。
本実施形態では、金属窓2を周方向に2分割する場合に限らず、3以上に分割してもよい。そして、高周波アンテナ13を金属窓の分割数に対応する数の渦巻き状や環状等の周回するアンテナ部で構成し、これらアンテナ部を各周方向分割領域に対応するように間隔をあけて配置する構成とすることができる。このように金属窓2を3分割以上とすることによっても上記効果を奏することができ、さらに、高周波アンテナ13を3つ以上の周回するアンテナ部として構成することにより、より大型の基板に対するプラズマ密度分布を制御することができる。
また、金属窓2において、周方向に分割された領域がさらに電気的に絶縁されるように周方向に交差する方向に分割されていてもよい。このようにすることにより、さらに金属窓2の分割数を増やして分割された領域のサイズ(面積)を小さくすることができ、縦電界Eをより小さくすることができる。このとき、周方向に分割された領域の周方向に交差する方向の分割数は、金属窓2の周縁部分に向かうにつれて多くなるようにすることが好ましい。このようにすることにより、金属窓2の外側のより面積の広い部分の分割数を多くすることができるので、分割数を一層増やすことができる。
その例について、図10、図11に示す。図10は、金属窓2の周方向の分割数を外側周方向領域203と内側周方向領域204の2分割とし、外側周方向領域203の分割領域203a、203b、203c、203dをさらに周方向に直交する方向に2分割して分割領域203a1、203a2、203b1、203b2、203c1、203c2、203d1、203d2としたものである。また、図11は、金属窓2の周方向の分割数を外側周方向領域203と内側周方向領域204の2分割とし、外側周方向領域203の分割領域203a、203b、203c、203dをさらに周方向に直交する方向に3分割して分割領域203a1、203a2、203a3、203b1、203b2、203b3、203c1、203c2、203c3、203d1、203d2、203d3とし、内側周方向領域204の分割領域204a、204b、204c、204dをさらに周方向に直交する方向に2分割して分割領域204a1、204a2、204b1、204b2、204c1、204c2、204d1、204d2としたものである。
<誘導電界の電界強度比>
次に、短辺2bを含む第2の領域202と長辺2aを含む第1の領域201との誘導電界の電界強度比について説明する。
誘導電界の電界強度Eは、下記(1)式に示すように、アンテナの電流量Iと巻き数nに比例し、窓幅(径方向の幅)dに反比例する。
E ∝ I×n/d …(1)
(1)式から、誘導電界の電界強度は窓幅dの幅に応じて変わる。窓幅dが径方向に沿って広くなると、窓幅dが狭い場合に比較して、より幅広くプラズマを生成しなければならなくなる。このため、誘導電界Eの電界強度が弱まり、プラズマが弱まる。反対に、窓幅dが径方向に狭まれば、誘導電界Eの電界強度が強まる。
例えば、図12(A)に示すように、第1分割線51′が対角線状であった場合に、短辺2bを含む第2の領域202′の誘導電界Eの電界強度は最も弱くなる。図12(A)に示す例においては、第2の領域202′の窓幅dB(=a)と第1の領域201′の窓幅dA(=b)との窓幅比a/bを仮に1.3とする。
以下、窓幅比a/bを、図12(B)に示されるように1.1と小さくすると、第2の領域202の窓幅dB(=a)は狭くなり、第2の領域202の電界強度は強まる。さらに、図12(C)に示されるように窓幅比a/bが1になると、第2の領域202の電界強度はさらに強まって、第2の領域202および第1の領域201の双方の誘導電界Eの電界強度は等しくなる。さらに、図12(D)に示されるように窓幅比a/bを1未満、例えば、0.9とすると、第2の領域202と第1の領域201とで誘導電界Eの電界強度は逆転する。
図12(A)〜(D)に示す長辺2aを含む第1の領域201′および201の電界強度EAは、
EA = I×n/dA …(2)
である。
また、短辺2bを含む第2の領域202′および202の電界強度EBは、
EB = I×n/dB …(3)
である。
第2の領域202′および202の電界強度EBと、第1の領域201′および201の電界強度EAとの比“EB/EA”は、
EB/EA = (I×n/dB)/(I×n/dA) …(4)
である。
第1の領域201′および201と第2の領域202′および202とでは、アンテナの電流量Iと巻き数nとが同等であるから、
EB/EA = (1/dB)/(1/dA)
= dA/dB …(5)
となる。
窓幅dAは第1の領域201′および201の径方向の窓幅bであり、同じく窓幅dBは第2の領域202′および202の径方向の窓幅aであるから、
EB/EA = b/a …(6)
となる。
(6)式に示すように、誘導電界Eの電界強度比“EB/EA”は、第1の領域201′および201の径方向の窓幅aと、第2の領域202′および202の径方向の窓幅bとの窓幅比“a/b”に反比例する。
表1は、窓幅a、窓幅b、窓幅比a/b、電界強度比EB/EA、および第1分割線51′又は51と長辺2aとが成す角度θを示す表である。
Figure 0006163373
図13は電界強度比および角度の窓幅比依存性を示す図である。
図13に示すように、窓幅比a/bの値が“1”からずれていくにしたがって、誘導電界の電界強度比EB/EAの値も“1”からずれていく。これは、窓幅比a/bが“1”からずれることで、第2の領域202′および202に生成される誘導電界EBと第1の領域201′および201に生成される誘導電界EAとのずれが大きくなっていくことを示している。
実際の処理に際しては、誘導電界EBと誘導電界EAとの差は小さい方、好ましくは誘導電界EBと誘導電界EAとの差はほとんどないことが、均一な処理に有効である。しかし、実際には、誘導電界EBと誘導電界EAとのずれには、ある程度の許容誤差を見込むことができる。許容誤差は、実用的な観点から考慮すれば、約±20〜25%の範囲である。例えば、誘導電界EBと誘導電界EAとのずれを約±20〜25%以内に抑えるには、誘導電界の電界強度比EB/EAを約0.8以上約1.2以下の範囲に抑えればよい。このためには、図13に示すように、窓幅比a/bを範囲M1に示すように、0.8以上1.2以下の範囲となるように設定し、第1の領域と第2の領域とを分割すればよい。
また、窓幅比a/bを0.8以上1.2以下の範囲に設定するということは、第1分割線51と第1の領域201の長辺2aとが成す角度θも45°からずらす、ということである。例えば、図13に示すように角度θを45°から約±6°(約39°以上約51°以下)の範囲M2となるように角度θを設定することでも、誘導電界Eの電界強度比EB/EAを約0.8以上1.2以下の範囲に抑えることができる。
また、45°から約±6°(約39°以上約51°以下)の範囲となるように、角度θを設定すれば、窓幅比a/bを0.8以上1.2以下の範囲に設定できる、ということもできる。
このように、窓幅比a/bを0.8以上1.2以下の範囲とすること、および/または第1分割線51と第1の領域201の長辺2aとが成す角度θを45°から約±6°(約39°以上約51°以下)の範囲とすることで、誘導電界の電界強度比EB/EAを約0.8以上1.2以下の範囲に抑えることが可能な誘導結合プラズマ処理装置を得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。
例えば、高周波アンテナとして渦巻き状のものや環状のものを例にとって説明したが、金属窓に対応する面内で金属窓の周方向に沿って周回するように設けられていれば構造は問わない。
また、上記実施形態では誘導結合プラズマ処理装置の一例としてエッチング装置を例示したが、エッチング装置に限らず、CVD成膜等の他方のプラズマ処理装置に適用することができる。
さらにまた、被処理基板としてFPD基板を用いた例を示したが、矩形基板であれば太陽電池パネル用の基板等他の基板に対するプラズマ処理にも適用可能である。
1;本体容器
2;金属窓
3;アンテナ室
4;処理室
5;支持棚
6;支持梁
7;絶縁部材
13;高周波アンテナ
51;第1の分割線
52;第2の分割線
201;第1の領域
202;第2の領域
G;基板(矩形基板)

Claims (9)

  1. 矩形状の基板に誘導結合プラズマ処理を施す誘導結合プラズマ処理装置であって、
    基板を収容する処理室と、
    前記処理室内の基板が配置される領域に誘導結合プラズマを生成するための高周波アンテナと、
    前記誘導結合プラズマが生成されるプラズマ生成領域と前記高周波アンテナとの間に配置され、基板に対応して設けられた矩形状をなす金属窓とを備え、
    前記金属窓は、長辺を含む第1の領域と、短辺を含む第2の領域とに電気的に絶縁されるように分割され、かつ前記第2の領域の径方向の幅aと前記第1の領域の径方向の幅bとの比a/bが、0.8以上1.2以下の範囲となるように分割されており、
    前記金属窓は、その四隅から45°±6°の方向に延びる4つの第1分割線と、前記第1分割線のうち、それぞれ前記短辺を挟む2つが交わる2つの交点を結ぶ、前記長辺に平行な第2分割線とを有し、これら第1分割線および第2分割線により、前記第1の領域と前記第2の領域に分割されていることを特徴とする誘導結合プラズマ処理装置。
  2. 前記4つの第1分割線はそれぞれ、前記金属窓の四隅から45°の方向に延びることを特徴とする請求項1に記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  3. 前記高周波アンテナは、前記金属窓に対応する面内で前記金属窓の周方向に沿って周回するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項に記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  4. 前記第1の領域および前記第2の領域の少なくとも一方は、互いに電気的に絶縁されるように周方向に交差する方向に分割されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  5. 前記金属窓は、さらに互いに電気的に絶縁されるように周方向に分割されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  6. 前記周方向に分割された領域がさらに電気的に絶縁されるように周方向に交差する方向に分割されていることを特徴とする請求項に記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  7. 前記周方向に分割された領域の周方向に交差する方向の分割数は、前記金属窓の周縁部分に向かうにつれて多くなっていることを特徴とする請求項に記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  8. 前記高周波アンテナは、前記金属窓に対応する面内で、前記周方向に分割された領域各々に対応して周回するように設けられた複数のアンテナ部を有することを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  9. 前記高周波アンテナには、1MHz以上27MHz以下の高周波が印加されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の誘導結合プラズマ処理装置。
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