JP6164676B2 - 防水シートの固定構造および施工方法 - Google Patents
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Description
これに対して緩み止めを施した固定用ビスおよび固定用ディスクを組み合わせた工法が提案されている(特許文献1)。
すなわち、補強材を防水下地の上に設け、補強材の上に配置された固定用ディスクの上から補強材を貫通して防水下地に対して固定用ビスを打つことで、固定用ディスクを補強材を介して防水下地に固定することを要旨とする。
そして、防水シートはこの固定用ディスクにより固定され、補強材は天板部とこれに連結された支持脚部とを備えるものである。
このように、補強材を用いることで、固定用ビスが補強材の天板部を貫通するために固定用ディスクに対して水平方向の応力が作用しても固定用ビスは補強材によって引き抜かれたり、固定用ビスが破断したりするのを防止でき、固定用ディスクは水平方向の応力に対して強固に固定されることとなる。
図1に第1実施形態として、固定用ディスク5の下に防水シートを敷設する防水シート固定構造について示した。これによると防水下地1の上に断熱材2が設けられ、断熱材2に差し込まれるように補強材4が防水下地1の上に配置されている。断熱材2と補強材4を覆うように防水シート3が敷設され、補強材4と対応する位置に固定用ディスク5が配置されている。固定用ビス6が固定用ディスク5、補強材4を貫通して防水下地1に固定されている。このように、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されているシート防水構造を構成している。本実施形態においては、さらに固定用ディスク5を上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理している。また本実施形態における防水下地としては折板金属下地が用いられている。
補強材4aは、図2に示したように板状の天板部41を2本の支持脚部42で支持した略逆U字型の形状となっている。そして、補強材4aは防水下地1の上に配置され、その天板部41に対応する位置に固定用ディスク5が配置され固定用ビス6で天板部41を貫通して固定用ディスク5が止め付けられる。
ここで、固定用ビス6の水平方向の可動を制限するには、固定用ビス6が天板部42において固定されていることが好ましい。したがって、天板部43にはビス穴43を設けないで固定用ビス6を天板部42を貫通させるか、または固定用ビス6の径よりも小さいビス穴43を設けるなどして天板部43で固定用ビス6のネジ山が有効に効くようにすることが好ましい
そして、天板部41、支持脚部42、底部44は同一の素材、同一厚みで構成されることは要せず、それぞれを別の素材、異なった厚みで構成してもよい。
なお本明細書では、固定用ディスクの上面とは下地、断熱材に対して上側の面である。
材質としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼等の鋼材などが使用できる。また、固定用ディスク5等の上面から頭部がはみ出ないように、固定用ビス6のビス頭の形状は皿、平、なべがよく、ドライバーやレンチで掛ける座面の窪み形状は十字穴、六角穴、四角穴が好ましい。
第1実施形態においては、防水下地1の上に断熱材2を敷設し、防水下地1である折板の凸状部に対応する位置の断熱材2に、ホールソー等を用いて補強材4を挿入できる下穴を形成する。そして、補強材4を下穴に挿入し、その上からポリ塩化ビニル製の防水シート3を敷設する。次に補強材4と対応する位置に防水シート3の上から熱可塑性樹脂被覆層が積層一体化された固定用ディスク5を配置し、固定用ビス6を補強材4の天板部41、防水下地1を貫通して打ち込み、固定用ディスク5を固定する。さらに、固定用ディスク5を覆うように補強用シート7をかぶせ、固定用ディスク5の上面および防水シート3と熱溶着を行う。なお、本実施態様においては、補強用シート7はポリ塩化ビニル製であり、固定用ディスクの上面の熱可塑性樹脂被覆層にはポリ塩化ビニル層が用いられている。そして、補強用シート7の周囲をシーラー8で防水処理を施した。
第2実施形態の補強材4jは2つに分割して構成されている。より詳しくは、天板部41に2本の支持脚部42aが略L字型に連結された第1部分4j(1)と2本の支持脚部42bが略L字型に連結された第2部分4j(2)とからなり、第1部分4j(1)と第2部分4j(2)とを略四角形となるように組み合わせて補強材4jが構成されている。
また、切り込み部21が円形であれば、図10(10−2)のように円柱形の治具の先端にのこぎり状の刃を設けた形態とすることができる。このような治具を用いることで、断熱材2の上から図10(10−2)に示した治具を回しながら押し入れていくと、円形の切り込み部を簡単に設けることができ、この場合には円柱形のくり抜かれた切り込み部が形成される。
そこで防水シート3を固定ディスクの上側に敷設する第4実施形態について図11を用いて説明する。防水下地1の上に断熱材2に差し込まれるようにして補強材4が配置されている。そして、補強材4の上に固定用ディスク5を配置し、その上から固定用ビス6が打ち込まれ固定用ディスク5が補強材4の上に固定されている。そして、固定用ディスク5の上面には接着層(図示なし)が設けられており、この固定用ディスクの上に防水シート3が敷設されている。さらに、固定用ディスク5の接着層と防水シート3の裏面が接合されることで、防水シート3が固定用ディスク5によって断熱材2の上に固定される。そして、第2実施形態において、固定用ディスク5と防水シート3の接合は電磁誘導加熱装置10による融着により行われている。このような電磁誘導加熱による融着を行うことで簡単に防水シート3と固定用ディスク5との接合を行うことができる。
これによると、防水下地1の上に断熱材2が設けられ、断熱材2に差し込まれるように補強材4mが防水下地1の上に配置されている。そして、補強材固定用ビス9が補強材4mの天板部42を貫通して防水下地1に止め付けられている。断熱材2と補強材4mを覆うように防水シート3が敷設され、補強材4と対応する位置に固定用ディスク5が配置されている。固定用ビス6が固定用ディスク5、補強材4mを貫通して防水下地1に固定されている。このように、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されているシート防水構造を構成している。さらに固定用ディスク5を上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理している。
このように補強材4が補強材固定用ビス9防水下地1に固定されているために、固定用ビス6は水平方向の応力に対してより強固の固定されることとなる。
これによると、防水下地1の上に断熱材2を敷設し、断熱材2に差し込まれるように補強材4に配置されている。そして、補強材4の下部と防水下地1との間に粘着層11が配置されている。補強材4および断熱材2の上に防水シート3を敷設し、補強材4の対応する位置に固定用ディスク5を載せられ、固定用ビス6で補強材4を貫通して防水下地1に固定されている。さらに断熱材2の上には防水シート3が敷設され、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されている。さらに固定用ディスクを上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理されている。
2 断熱材
21 切り込み部
3 防水シート
4 補強材
41 天板部
42 支持脚部
5 固定用ディスク
6 固定用ビス
7 補強用シート
8 シーラー
9 補強材固定用ビス
10 電誘導加熱装置
11 粘着層
Claims (7)
- 防水下地の上に敷設される断熱材と、
前記断熱材に差し込まれるように前記防水下地の上に接して配置される補強材と、
前記補強材の上に配置される固定用ディスクと、
前記固定用ディスクの上から前記補強材を貫通して前記防水下地に打ち込まれる固定用ビスと、
前記固定用ディスクにより前記断熱材および前記補強材の上に固定される防水シートとを備え、
前記補強材は天板部と前記天板部に連結された 支持脚部とを有し、前記防水シートが前記断熱材の上に敷設され、前記防水シートの上に前記固定用ディスクが配置され、前記固定用ビスが前記固定用ディスクの上から前記天板部に打ち込まれる防水シート固定構造。 - 防水下地の上に敷設される断熱材と、
前記断熱材に差し込まれるように前記防水下地の上に接して配置される補強材と、
前記補強材の上に配置される固定用ディスクと、
前記固定用ディスクの上から前記補強材を貫通して前記防水下地に打ち込まれる固定用ビスと、
前記固定用ディスクにより前記断熱材および前記補強材の上に固定される防水シートとを備え、
前記補強材は天板部と前記天板部に連結された 支持脚部とを有し、前記防水シートが前記固定用ディスクの上に敷設され、前記防水シートの下面と前記固定用ディスクの上面が接合されている防水シート固定構造。 - 前記固定用ビスは前記補強材の前記天板部で水平方向の可動を規制されるように前記天板部を貫通している請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の防水シート固定構造。
- 前記固定用ビスが前記補強材の前記天板部で固定されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の防水シート固定構造。
- 前記断熱材に切り込み部が設けられ前記切り込み部に前記補強材が差し込まれている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防水シート固定構造。
- 防水下地の上に断熱材を敷設し、
天板部と前記天板部に連結された支持脚部とを有する補強材を前記断熱材に差し込むようにして前記防水下地の上に接して配置し、
前記断熱材と前記補強材を一体に覆うように防水シートを敷設し、
前記防水シートの上から前記補強材と対応する位置に固定用ディスクを配置し、
固定用ビスを前記固定用ディスクの上から前記補強材の前記天板部を貫通し前記防水下地に向けて打ち込む防水シートの固定工法。 - 防水下地の上に断熱材を敷設し、
天板部と前記天板部に連結された支持脚部とを有する補強材を前記断熱材に差し込むようにして前記下地の上に接して配置し、
上面に接着層を有する固定用ディスクを前記補強材の上に配置し、
前記固定用ディスクの上から固定用ビスを前記補強材の前記天板部から前記防水下地に向けて打ち込み、
前記断熱材と前記固定用ディスクを一体に覆うように防水シートを敷設し、
前記接着層を介して前記防水シートと前記固定用ディスクを接合する防水シートの固定工法。
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