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JP6164676B2 - 防水シートの固定構造および施工方法 - Google Patents
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防水シートの固定構造および施工方法 Download PDF

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Description

本発明は断熱工法における防水シートの固定構造に関する。
建築物の屋上、ベランダ、バルコニーの防水構造には、近年、下地の上に断熱材を敷設する断熱工法が多く採用されている。断熱工法において、断熱材の上に防水シートを固定する工法として、いわゆる機械的固定工法が用いられている。この工法は、断熱材の上から固定用ディスクを固定用ビスで下地に固定し、固定用ディスクによって防水シートを断熱材の上に固定する方法であり、接着剤を塗布する必要がある接着工法と比較して簡便であるという利点を有する。そして、固定用ディスクで防水シートを固定する方法としては、防水シートを先に断熱材の上に敷設し、その上に固定用ディスクを載せ固定用ビスを打ち込む方法や、断熱材の上に接着層を有する固定用ディスクを固定し、その上に防水シートを敷設し防水シートの上から電磁誘導加熱装置で接着層を溶融させ防水シートの裏面と固定用ディスクを接合する方法などが用いられている。
しかし、機械固定工法で防水施工された屋上等において防水シートが強風にさらされると、防水シートに上向き(垂直方向)の応力が作用する。そのために防水シートを固定する固定用ディスクは垂直方向の引き抜きに対抗できるように強固に固定されることが要求される。さらに風は通常、一定ではなく強弱をともなって吹くために、防水シートに対する応力も強弱を伴う振動として作用し、固定用ビスがこの振動により緩むことが懸念されている。
これに対して緩み止めを施した固定用ビスおよび固定用ディスクを組み合わせた工法が提案されている(特許文献1)。
特開2008−002123号公報
しかしながら、強風にさらされた場合に、断熱材の上に敷設される防水シートには垂直方向の応力だけでなく、水平方向にも応力が作用する場合がある。そうすると、防水シートを固定している固定用ディスクや固定用ビスにも水平方向の応力が働くこととなる。そして、固定用ビスと防水下地との貫通部では、断熱材の厚みだけ距離があるためにより大きな力がかかることとなる。したがって、下地の上に断熱材を敷設する断熱工法においては、固定用ビスには水平方向に大きな応力が作用し固定用ビスが引き抜かれたり、固定用ビスが破断したりするおそれがある。
そこで、本発明は上記のような課題に鑑み、断熱工法において、防水シートに水平方向の応力が作用しても、固定用ビスが充分に固定される防水シート固定構造を提供することを目的とする。
本発明の上記課題を解決するためにとった手段は以下の通りである。
すなわち、補強材を防水下地の上に設け、補強材の上に配置された固定用ディスクの上から補強材を貫通して防水下地に対して固定用ビスを打つことで、固定用ディスクを補強材を介して防水下地に固定することを要旨とする。
そして、防水シートはこの固定用ディスクにより固定され、補強材は天板部とこれに連結された支持脚部とを備えるものである。
さらに具体的には、防水下地の上に敷設される断熱材と、断熱材に差し込まれるように防水下地の上に接して配置される補強材と、補強材の上に配置される固定用ディスクと、固定用ディスクの上から補強材を貫通して防水下地に打ち込まれる固定用ビスと、固定用ディスクにより断熱材および前記補強材の上に固定される防水シートとを備え、補強材は天板部と天板部に連結された支持脚部とを有する防水シート固定構造とするものである。
このように、補強材を用いることで、固定用ビスが補強材の天板部を貫通するために固定用ディスクに対して水平方向の応力が作用しても固定用ビスは補強材によって引き抜かれたり、固定用ビスが破断したりするのを防止でき、固定用ディスクは水平方向の応力に対して強固に固定されることとなる。
また、固定用ビスは補強材の天板部で水平方向の可動を規制できるように天板部を貫通している防水シート固定構造がより好ましい。これにより固定用ビスは防水下地面に対する水平方向すなわち横方向の力を受けても、固定用ビスの水平方向の可動が規制されるために、防水下地と固定用ビスの貫通部に大きな応力が作用することを防ぎ、固定用ビスの引き抜き強度が向上し、固定用ビスの破断を防止できる。
さらに固定用ビスが補強材の天板部で固定されている防水シート固定構造とすることができる。固定用ビスが補強材の天板部と防水下地とで固定されることで、引き抜き強度が向上する。また、補強材の天板部と防水下地で固定用ビスが固定されているので、固定用ビスが水平方向に可動するのを規制でき、より水平方向への応力に対して対抗できる。
また、断熱材に切り込み部が設けられこの切り込み部に補強材が差し込まれている防水シート固定構造とすることで補強材を簡単に防水下地の上に配置できるために好ましい。
ここで、防水シートは固定用ディスクの上側、下側のどちらに設けてもよい。防水シートが固定用ディスクの下側に設けられる場合には、防水シートが断熱材の上に敷設され、防水シートの上に固定用ディスクが配置され、固定用ビスが固定用ディスクの上から天板部に打ち込まれる防水シート固定構造となる。
一方、防水シートが固定ディスクの上側に設けられる場合には、防水シートが固定用ディスクの上に敷設され、防水シートの下面と固定用ディスクの上面が接合されている防水シート固定構造となる。
そして、防水シートが固定用ディスクの下側に設けられる場合には、防水下地の上に断熱材を敷設し、天板部と天板部に連結された支持脚部とを有する補強材を断熱材に差し込むようにして防水下地の上に接して配置し、断熱材と補強材を一体に覆うように防水シートを敷設し、防水シートの上から補強材と対応する位置に固定用ディスクを配置し、固定用ビスを固定用ディスクの上から補強材の天板部を貫通し防水下地に向けて打ち込む防水シートの固定工法を用いることができる。
また、防水シートが固定ディスクの上側に設けられる場合の工法としては、防水下地の上に断熱材を敷設し、天板部と天板部に連結された支持脚部とを有する補強材を断熱材に差し込むようにして下地の上に接して配置し、上面に接着層を有する固定用ディスクを補強材の上に配置し、固定用ディスクの上から固定用ビスを補強材の天板部から防水下地に向けて打ち込み、断熱材と固定用ディスクを一体に覆うように防水シートを敷設し、接着層を介して防水シートと固定用ディスクを接合する防水シートの固定工法を用いることができる。

本発明の防水シート固定構造によれば、下地の上に配置された天板部とこれに連結された支持脚部を有する補強材によって、防水シートに水平方向の応力が作用しても、固定用ビスが破断することなく充分に固定されることで固定用ディスクが強固に固定される。
固定用ディスクの下に防水シートを敷設する本発明の第1実施形態に係る防水シート固定構造を示す断面図である。 第1実施形態に係る補強材の斜視図である。 補強材4の変形例を示す斜視図である。 補強材4の変形例を示す斜視図である。 補強材4の変形例であって2つに分割して構成される態様を示す斜視図である。 補強材4の変形例であって2つに分割して構成される態様を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る防水シート固定構造を示す断面図である。 断熱材に切り込み部を設けた本発明の第3実施形態に係る防水シート固定構造を示す断面図である。 断熱材に設けた切り込み部の態様を示す断面図である。 断熱材に切り込み部を設けるための治具の一例を示す斜視図である。 固定用ディスクの上に防水シートを敷設する本発明の第4実施形態に係る防水シート固定構造を示す断面図である。 補強材を補強材固定用ビスで固定する本発明の第5実施形態に係る防水シート固定構造を示す断面図である。 補強材4の変形例を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る防水シート固定構造を示す断面図である。 従来の防水シート固定構造をしめす断面図である。 従来の防水シート固定構造において水平方向に力が作用する状態を示す断面図である。なお、説明のために補強シート等を省略している。 第1実施形態に係る防水シート固定構造を示す平面図。 本発明の第7実施形態に係る防水シート固定構造を示す断面図である。
以下、好適実施の態様について図面を参照して詳細に説明する。
図1に第1実施形態として、固定用ディスク5の下に防水シートを敷設する防水シート固定構造について示した。これによると防水下地1の上に断熱材2が設けられ、断熱材2に差し込まれるように補強材4が防水下地1の上に配置されている。断熱材2と補強材4を覆うように防水シート3が敷設され、補強材4と対応する位置に固定用ディスク5が配置されている。固定用ビス6が固定用ディスク5、補強材4を貫通して防水下地1に固定されている。このように、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されているシート防水構造を構成している。本実施形態においては、さらに固定用ディスク5を上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理している。また本実施形態における防水下地としては折板金属下地が用いられている。
以下まず、第1実施形態で用いられた図2に示した補強材4aについて説明する。
補強材4aは、図2に示したように板状の天板部41を2本の支持脚部42で支持した略逆U字型の形状となっている。そして、補強材4aは防水下地1の上に配置され、その天板部41に対応する位置に固定用ディスク5が配置され固定用ビス6で天板部41を貫通して固定用ディスク5が止め付けられる。
ここで、台風などの強風が吹く場合には、図16のように屋上に施工されたシート防水構造には水平方向の応力が働くことがある。このように、防水シートに水平方向の応力が加わると固定用ディスク5や固定用ビス6にも水平方向の応力F1が作用することとなる。そして、固定用ディスク5は断熱材2の上に配置され、固定用ビス6は断熱材の下にある防水下地1に止め付けられているので、固定用ディスク5や固定用ビス6に水平方向の応力F1が加わると、断熱材2の厚みhだけ固定用ビス6と防水下地1との固定部101にはより大きな応力が作用することなる。そのため図15に示したような補強材4を用いない従来技術にかかるシート防水構造では、固定用ビス6の固定強度が充分ではない場合や固定用ビス6が破断するおそれがある。
それに対し、補強材4を使用した第1実施形態では、固定用ビス6は補強材4の天板部41と防水下地1の2か所で固定される。さらに天板部41では防水下地1からほぼ断熱材2の厚みhだけ上方の位置において固定用ディスクを固定している。このような構成を用いることで、より確実に固定用ビス6が水平方向に可動するのを規制することができる。これによって、水平方向の応力が防水下地1との固定部101に大きく作用することを防止できるために、固定用ディスク5は水平方向の応力に対しても充分な固定強度が得られるとともに、固定用ビス6が破断するのを防止できる。
さらに、断熱材2は固定用ディスク5の固定に際し固定用ビス6の締め付け力を直接受けることがない。ここで、図15のように補強材4を用いない従来の固定構造の場合は、固定用ディスク5を固定用ビス6で強く止め付けると断熱材2が沈み込むことで固定用ディスク5が凹状に変形し固定強度が低下する。しかし、補強材4を用いる場合には断熱材2が沈み込むことはなく、固定用ディスク5が防水下地に対して強固に固定されるという効果も得られる。
ここで補強材4は防水下地1の上に配置され、天板部41とこの天板部41に連結された支持脚部42を備えていればよい。また、補強材4の形状は立方体、長方体、円柱形、錐台などの形状を採用することができ、それに応じて天板部41は正方形、長方形、円形、楕円形、多角形、不定形など任意に選択することができる。
ここで、天板部41は防水シートに覆われ、固定用ディスク5を載せ、固定用ビス6が貫通されるような形態であればよいが、略平坦であることが好ましい態様である。また支持脚部42は天板部41を支持する足の役割を担うため、天板部41に対してその周囲を完全に囲むように閉じた支持脚部42を設けることを要しない。すなわち、天板部41を支持し、補強材4が自立するように支持脚部42を設けることができる。したがって第1実施形態で用いた補強材4aのように天板部41が四角形の場合に2本の支持脚部42を有し、その一の支持脚部42と他の支持脚部42が対向するように設けることが安定的に自立し、固定用ビスを止め付ける際により安定してこれを支持できる点から好ましい。
このような補強材4の変形例を図3、図4に示した。補強材4bのように天板部42が略十字型であって4本の支持脚部42で支持されている形態や、補強材4cのように円形の天板部41に4本の支持脚部42が連結された形態等を使用することができる。さらに、補強材4d、4eのように天板部41が略L字型や略コの字型の支持脚部42で支持された変形例を用いてもよい。
また天板部41の外周に沿って閉じた支持脚部42とすることもできる。具体的には、天板部41が四角形である場合には、図4に示した補強材4fのような直方体とし、その四角形の外周に沿って4辺に対応する支持脚部42を設けることもできる。また、補強材4gのように天板部41が円形の場合にはその円周に対応した閉じた支持脚部42とすることができ、この場合の補強材4gは円柱形状となる。
また、補強材4の天板部41には、補強材4hのようにビス穴43を設けることができる。このビス穴43には固定用ビス6が差し込まれる。ビス穴43の径は固定用ビス6の径より小さくすることで、固定用ビス6が打ち込まれる際に天板部41での抵抗が少なくなり作業性が向上するとともに、固定用ビス6が天板部41で固定される効果も得られる。
補強材4にはさらに底部44を設けてもよい。このような変形例として、図4の補強材4iのように補強材4aに底部44を設けた形態が使用できる。そして、底部44にもビス穴43を設けてもよい。
また、補強材4は固定用ビス6の水平方向の可動を規制するように構成されていることが好ましい。これによって、固定用ビス6に水平方向の応力が作用しても固定用ビス6の動きが規制され、固定用ビス6と防水下地1との固定部に大きな力が作用するのを防ぐことができ、固定用ビス6が破断するのを防止できる。
ここで、固定用ビス6の水平方向の可動を制限するには、固定用ビス6が天板部42において固定されていることが好ましい。したがって、天板部43にはビス穴43を設けないで固定用ビス6を天板部42を貫通させるか、または固定用ビス6の径よりも小さいビス穴43を設けるなどして天板部43で固定用ビス6のネジ山が有効に効くようにすることが好ましい
ここで、補強材4は断熱材2の上から押し込める形態が好ましい。このような例としては、底面を有しない形状や側面が閉じていない形状が挙げられる。側面が閉じているが底面を有しない形状としては補強材4fや円柱形の補強材4gを用いることができる。また、側面を閉じていない形状としてしては、補強材4a〜4e、4h等を用いることができる。このような形状であれば、断熱材2の上から補強材4を押し込める際に、断熱材からの抵抗を受けにくく比較的容易に押し込めるので好ましい。さらに水平応力が作用した際の固定力を確保しつつ、支持脚部42の占める面積が小さく、また支持脚部42が棒状とすることでより押し込みやすくなる。
さらに、補強材4の支持脚部42は断熱材2に押し込みやすくするために、挿入端部が形成されていることが好ましい。挿入端部は支持脚部の端部を鋭角やのこぎりの刃状に形成するなどして設けられる。より具体的に補強材4aの支持脚部42の先端を鋭角に削った形状や、補強材4gの円柱形の側面に相当する支持脚部42の先端を刃状に加工すること等とすることができる。
ここで、補強材4は断熱材2に差し込まれるように配置されるため、断熱効率を低下させないとの点から補強材自体が断熱性能を有していることが好ましい。したがって、補強材4の内側すなわち天板部41と支持脚部42で囲まれる内側に断熱材と同質の部材を充填することが好ましい態様である。
また補強材4は、金属製、硬質合成樹脂製、木製等が用いられる。強度や耐久性の点から金属製がこのましい。金属製の固定用ディスクを構成する鋼鈑の材質としては、ステンレス板や、亜鉛・アルミニウム・マグネシウムメッキまたは亜鉛メッキ等の防錆処理が施された鋼板など、多湿状態でも錆びにくい鋼鈑が好適に使用される。厚みとしては、0.5〜5mm程度が好ましい。
そして、天板部41、支持脚部42、底部44は同一の素材、同一厚みで構成されることは要せず、それぞれを別の素材、異なった厚みで構成してもよい。
補強材4の天板部41の1辺の長さ(天板部41が円形の場合は直径)は30mm〜200mm程度のものが好ましく、50mm〜180mmがより好ましく、60mm〜150mmがさらにこのましい。また支持脚部42の長さ、すなわち補強材4の高さは使用される断熱材2の厚さに応じて設定することができ、10mm〜100mm程度とすることができる。そして底部44も天板部41と同様に構成することができる。
防水シート3は熱可塑性樹脂製防水シートが好ましく、塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系、アクリル系等を使用することができる。熱可塑性樹脂製防水シートを熱溶融着、溶剤溶着により接合し、また後述する補強用シートで補強し得るという点から塩化ビニル系樹脂製防水シートがより好ましい。
熱可塑性樹脂製防水シートは単層でも良いが、寸法安定性、引張強度に優れるという点からガラスクロス、不織布等の基材層を積層した複層品が好ましい。基材層は最下層に設けても良いが熱可塑性樹脂層の中間に設けても良い。また熱可塑性樹脂層は一層であっても、複数の層であってもよく、それぞれの層の組成を異なるものとしてもよい。
断熱材は、ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフォーム等が使用でき、強度を考慮するとクラフト紙やアルミ箔が両面に積層された断熱材が好ましい。また、勾配をとる必要がある場合には、勾配のある断熱ボードを使用することができる。
固定用ディスク5は防水シート3を固定できるものであればよく、金属製、硬質合成樹脂製、木製等が用いられる。強度や耐久性の点から金属製がこのましい。金属製の固定用ディスクを構成する鋼鈑の材質としては、ステンレス板や、亜鉛・アルミニウム・マグネシウムメッキまたは亜鉛メッキ等の防錆処理が施された鋼板など、多湿状態でも錆びにくい鋼鈑が好適に使用される。厚みとしては、0.6〜1.5mm程度で、形状は正方形または長方形をした矩形状のプレート状や、円形または楕円形状のディスク状、長尺状など任意であり、大きさは1辺または外径が50〜100mm程度に形成することができる。
また、その固定用ディスク5の少なくとも上面に熱可塑性樹脂被覆層を積層一体化した構成が好ましい。これにより防水シート3や補強用シート7との熱融着、溶剤溶着による接合が容易となる。ここで熱可塑性樹脂被覆層は、塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系、アクリル系等を使用することができる。また接合強度を考慮すると、防水シート3、補強用シート7とこの熱可塑性樹脂被覆層の材質は同種のものを用いるのが好ましく、防水シート等が塩化ビニル系樹脂製である場合には、熱可塑性樹脂被覆層も塩化ビニル系樹脂からなることが好ましい。
なお本明細書では、固定用ディスクの上面とは下地、断熱材に対して上側の面である。
また、後述する固定用ディスク5の上に防水シート3を敷設する場合において、固定用ディスク5の上面に設けられる接着層は接着剤を塗布することや、熱可塑性樹脂層を積層する等して設けることができる。そして、接着層と防水シート3との接着は圧着や熱による融着や溶剤による溶着等によって行われる。また電磁誘導加熱を行う場合において固定用ディスク5の接着層は、加熱より溶融するホットメルト接着剤や熱可塑性樹脂等である熱溶融着層とすることが好ましい。ホットメルト接着剤としては、ポリエステル系、ポリアミド系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系のホットメルト接着剤等が挙げられる。
固定用ビス6は、少なくとも固定用ディスク5と補強材4を固定するに足る長さが必要であり、補強材4を貫通して防水下地1に達するような長さのものを用いる。
材質としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼等の鋼材などが使用できる。また、固定用ディスク5等の上面から頭部がはみ出ないように、固定用ビス6のビス頭の形状は皿、平、なべがよく、ドライバーやレンチで掛ける座面の窪み形状は十字穴、六角穴、四角穴が好ましい。
防水下地1は、コンクリート、ALC、折板屋根、瓦棒屋根、デッキプレート等の金属下地等を使用することができる。
つぎにこれらの実施形態の施工方法について以下に図1を用いて説明する。
第1実施形態においては、防水下地1の上に断熱材2を敷設し、防水下地1である折板の凸状部に対応する位置の断熱材2に、ホールソー等を用いて補強材4を挿入できる下穴を形成する。そして、補強材4を下穴に挿入し、その上からポリ塩化ビニル製の防水シート3を敷設する。次に補強材4と対応する位置に防水シート3の上から熱可塑性樹脂被覆層が積層一体化された固定用ディスク5を配置し、固定用ビス6を補強材4の天板部41、防水下地1を貫通して打ち込み、固定用ディスク5を固定する。さらに、固定用ディスク5を覆うように補強用シート7をかぶせ、固定用ディスク5の上面および防水シート3と熱溶着を行う。なお、本実施態様においては、補強用シート7はポリ塩化ビニル製であり、固定用ディスクの上面の熱可塑性樹脂被覆層にはポリ塩化ビニル層が用いられている。そして、補強用シート7の周囲をシーラー8で防水処理を施した。
図17には図1に示す第1実施形態に係る平面図を示した。このように断熱材2の上に防水シート3が敷設され、その防水シート3の上に固定用ディスク5が所定の間隔で配置され、固定用ビス6によって止め付けられその上から補強用シート7が溶剤溶着または熱融着されている。固定用ディスクの間隔すなわち固定ピッチは図17のように縦、横ともに等間隔とすることができるが、その固定ピッチは任意である。また、その固定部位に応じて固定ピッチを変えてもよく、例えば防水すべき面の端縁部では固定ピッチを小さくしそれ以外の部分ではそれより大きくすることもできる。そして、第1実施形態においては、防水下地1の凸部102に固定用ディスク5を配置するために、固定ピッチは防水下地1の凸部102のピッチに対応して設定されている。
別の実施形態として、図5に示した補強材4jを用いる第2実施形態について図7に示した。以下、同一の部材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略した。
第2実施形態の補強材4jは2つに分割して構成されている。より詳しくは、天板部41に2本の支持脚部42aが略L字型に連結された第1部分4j(1)と2本の支持脚部42bが略L字型に連結された第2部分4j(2)とからなり、第1部分4j(1)と第2部分4j(2)とを略四角形となるように組み合わせて補強材4jが構成されている。
第2実施形態において、防水下地1の上に断熱材2が設けられ、断熱材2に差し込まれるように第1部分4j(1)と第2部分4j(2)とを組み合わせて構成された補強材4jが防水下地1の上に配置されている。断熱材2と補強材4jを覆うように防水シート3が敷設され、補強材4と対応する位置に固定用ディスク5が配置されている。固定用ビス6が固定用ディスク5、補強材4jを貫通して防水下地1に固定されている。このように、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されているシート防水構造を構成している。さらに固定用ディスク5を上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理している。
次に第2実施形態における施工方法について説明する。防水下地1の上に断熱材2を敷設し、防水下地1である折板の凸状部に対応する位置の断熱材2に、補強材4jの第2部分4j(2)を断熱材の上から押し込み防水下地1の上に配置する。そして、第2部分4j(2)の支持脚部42bの上に天板部41が支持されるように、第1部分4j(1)を断熱材2の上から押し込む。このようにして天板部41が支持脚部42aと支持脚部42bとで支持された状態で防水下地1の上に配置される。その上からポリ塩化ビニル製の防水シート3を敷設する。次に補強材4と対応する位置に防水シート3の上から熱可塑性樹脂被覆層が積層一体化された固定用ディスク5を配置し、固定用ビス6を補強材4の天板部41、防水下地1を貫通して打ち込み、固定用ディスク5を固定する。さらに、固定用ディスク5を覆うように補強用シート7をかぶせ、固定用ディスク5の上面および防水シート3と熱溶着を行う。なお、本実施態様においては、補強用シート7はポリ塩化ビニル製であり、固定用ディスクの上面の熱可塑性樹脂被覆層にはポリ塩化ビニル層が用いられている。そして、補強用シート7の周囲をシーラー8で防水処理を施した。
第2実施形態のように補強材4を分割して構成することで、補強材4を断熱材2の上から押し込みやすくなる。よって、断熱材の敷設前に補強材を配置し、それにあわせて断熱材を切断しながら補強材の周囲に断熱材を敷きこむといった煩雑な施工作業を行う必要がなく、効率的に施工を行うことができる。
第2実施形態で使用されるような分割して構成された補強材4の変形例を図6に示した。これによると2つの部分を略十字に組み合わせて補強材4kを構成するような形態や、天板部42に3本の支持脚部42が略コの字型に連結された部分を2つ組み合わせた補強材4Lのような形態等を用いることができる。また、補強材4k、4Lのように天板部41が二重になるように組み合わせた補強材4としてもよい。天板部41を二重とすることで天板部41において固定用ビス6の固定がより強固となり好ましい。さらに、2つ以上に分割してもよいし、分割した部分が嵌合されるような嵌合部を設けてもよい。
このように、補強材4は断熱材2の敷設後に断熱材2の上から防止下地1の上に配置されることが好ましい。そこで、図8に示した第3実施形態のように断熱材2に切り込み部21を設けることで補強材4を簡単に断熱材2に押し込むことができるためにより好ましい態様である。より詳しくは、図8(8−1)のように断熱材2には補強材4aを断熱材2の上から押し込むための切り込み部21が設けられ、補強材4aがこの切り込み部21に押し込まれていている。本実施形態は図8(8−2)に示すように、断熱材2と補強材4を覆うように防水シート3が敷設され、補強材4と対応する位置に固定用ディスク5が配置されている。また、固定用ビス6が固定用ディスク5、補強材4aを貫通して防水下地1に固定されている。このように、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されているシート防水構造を構成している。さらに固定用ディスク5を上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理している。
切り込み部21の形状は補強材4の形状に対応して設けることができる。第3実施形態においては、図8(8−1)のように図2の補強材4aを用いるために支持脚部42の間隔に対応した2本の切り込み部が設けられている。切り込み部は図9(9−2)のように補強材4が押し込めるように支持脚部42に合わせてくり抜かれた形態でもよいし、図9(9−1)ように単に切り込みを設けた形態でもよい。くり抜かれた形態であれば補強材4をより簡単に押し込むことができるために好ましい。また切り込みを設けた形態であれば、くり抜くことで発生する断熱材片が発生せずに補強材4を押し込むことが可能となる。このように切り込み部21とはくり抜かれた形態や切り込みを入れた形態を含み、補強材4を断熱材2の上から押し込みやすくする構成を指すものである。
したがって、切り込み部21の形状は補強材4の支持脚部42に対応すればよく、補強材4aや補強材4fであれば切り込み部21は平面視において四角形をなし、補強材4gであれば円形であればよい。また補強材4cの場合は4本の4つの切り込み部を設ければよい。また、補強材4f、4gにおいては、切り込み部21は直方体や円柱形にくり抜かれてもよい。
次に第3実施形態における施工方法について説明する。防水下地1の上に断熱材2を敷設し、防水下地1である折板の凸状部に対応する位置の断熱材2に、補強材4aの支持脚部42が押し込めるような切り込み部21を設けた。具体的には、図10(10−1)に示すような治具を用い、治具を断熱材2に押しつけ充分深くまで押し込んでから、この治具を引き抜くことで切り込み部21を設けた。そして補強材4の支持脚部42を切り込み部21を断熱材2の上から押し込むようにして補強材4を防水下地1の上に配置する。つぎに、その上からポリ塩化ビニル製の防水シート3を敷設する。そして、補強材4と対応する位置に防水シート3の上から熱可塑性樹脂被覆層が積層一体化された固定用ディスク5を配置し、固定用ビス6を補強材4の天板部41、底部44、防水下地1を貫通して打ち込み、固定用ディスク5を固定する。さらに、固定用ディスク5を覆うように補強用シート7をかぶせ、固定用ディスク5の上面および防水シート3と熱溶着を行う。なお、本実施態様においては、補強用シート7はポリ塩化ビニル製であり、固定用ディスクの上面の熱可塑性樹脂被覆層にはポリ塩化ビニル層が用いられている。そして、補強用シート7の周囲をシーラー8で防水処理を施した。
切り込み部21を設けるにはカッターナイフやホールソー等の既存工具を用いることができる。また第3実施形態のように切り込み部21を設けるための治具を用いてもよい。第3実施形態にかかる治具においては、補強材4の略同一の形状であって、支持脚部42に対応する部分の先端は鋭角に形成され、治具の板厚は補強材4の板厚より厚く形成されている。そして、第3実施形態にかかる治具は支持脚部42の形状に断熱材に切り込みを入れることで切り込み部21を形成させるものである。
また、切り込み部21が円形であれば、図10(10−2)のように円柱形の治具の先端にのこぎり状の刃を設けた形態とすることができる。このような治具を用いることで、断熱材2の上から図10(10−2)に示した治具を回しながら押し入れていくと、円形の切り込み部を簡単に設けることができ、この場合には円柱形のくり抜かれた切り込み部が形成される。
また別の実施形態として、防水シート3は固定ディスクの上側に敷設することもできる。
そこで防水シート3を固定ディスクの上側に敷設する第4実施形態について図11を用いて説明する。防水下地1の上に断熱材2に差し込まれるようにして補強材4が配置されている。そして、補強材4の上に固定用ディスク5を配置し、その上から固定用ビス6が打ち込まれ固定用ディスク5が補強材4の上に固定されている。そして、固定用ディスク5の上面には接着層(図示なし)が設けられており、この固定用ディスクの上に防水シート3が敷設されている。さらに、固定用ディスク5の接着層と防水シート3の裏面が接合されることで、防水シート3が固定用ディスク5によって断熱材2の上に固定される。そして、第2実施形態において、固定用ディスク5と防水シート3の接合は電磁誘導加熱装置10による融着により行われている。このような電磁誘導加熱による融着を行うことで簡単に防水シート3と固定用ディスク5との接合を行うことができる。
第4実施形態においては、防水下地1の上に断熱材2を敷設し、防水下地1である折板の凸状部に対応する位置の断熱材2に、ホールソーを用いて補強材4が挿入できる下穴を形成する。そして、補強材4を下穴に挿入し、上面に接着層を設けた固定用ディスク5を補強材4の天板部41に載せ、固定用ビス6を補強材4の天板部41、防水下地1を貫通して打ち込み、固定用ディスク5を固定する。そして、その上からポリ塩化ビニル製の防水シート3を敷設し、固定用ディスク5と対応する位置に電磁誘導加熱装置10を載せて、加熱することで固定用ディスク5と防水シート3を接合する。なお、本実施形態において固定用ディスク5の接着層はポリ塩化ビニル層が用いられている。
また、補強材4は固定用ビス5とは別に補強材固定用ビス9で防水下地1に止め付けることができ、このような第5実施形態を図12に示した。
これによると、防水下地1の上に断熱材2が設けられ、断熱材2に差し込まれるように補強材4mが防水下地1の上に配置されている。そして、補強材固定用ビス9が補強材4mの天板部42を貫通して防水下地1に止め付けられている。断熱材2と補強材4mを覆うように防水シート3が敷設され、補強材4と対応する位置に固定用ディスク5が配置されている。固定用ビス6が固定用ディスク5、補強材4mを貫通して防水下地1に固定されている。このように、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されているシート防水構造を構成している。さらに固定用ディスク5を上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理している。
このように補強材4が補強材固定用ビス9防水下地1に固定されているために、固定用ビス6は水平方向の応力に対してより強固の固定されることとなる。
第5実施形態において用いた補強材4mを図13に示したが、補強材4mの天板部41には補強材固定用ビス9を貫通させるビス穴45が設けられビス穴の周囲は補強材固定用ビス9のビス頭が収まるような座繰りが設けられている。
次に第5実施形態における施工方法について説明する。防水下地1の上に断熱材2を敷設し、防水下地1である折板の凸状部に対応する位置の断熱材2に、切り込み部21(図示せず)をもうけ補強材4mを押し込んで防水下地1の上に配置する。そして、補強材4mの天板部41に設けられたビス穴45に補強材固定用ビス9を挿入しインパクトドライバで補強用固定用ビス9を防水下地1に打ち込み固定する。その上からポリ塩化ビニル製の防水シート3を敷設する。次に補強材4と対応する位置に防水シート3の上から熱可塑性樹脂被覆層が積層一体化された固定用ディスク5を配置し、固定用ビス6を補強材4の天板部41、防水下地1を貫通して打ち込み、固定用ディスク5を固定する。さらに、固定用ディスク5を覆うように補強用シート7をかぶせ、固定用ディスク5の上面および防水シート3と熱溶着を行う。なお、本実施態様においては、補強用シート7はポリ塩化ビニル製であり、固定用ディスクの上面の熱可塑性樹脂被覆層にはポリ塩化ビニル層が用いられている。そして、補強用シート7の周囲をシーラー8で防水処理を施した。
さらに、補強材4の下部と防水下地1の間に粘着層11を使用する第6実施形態を図14に示した。ここで、同一の部材には同一の符号を付し詳細な説明は省略した。
これによると、防水下地1の上に断熱材2を敷設し、断熱材2に差し込まれるように補強材4に配置されている。そして、補強材4の下部と防水下地1との間に粘着層11が配置されている。補強材4および断熱材2の上に防水シート3を敷設し、補強材4の対応する位置に固定用ディスク5を載せられ、固定用ビス6で補強材4を貫通して防水下地1に固定されている。さらに断熱材2の上には防水シート3が敷設され、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されている。さらに固定用ディスクを上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理されている。
このように、補強材4の下部と防水下地1の間に粘着層11を使用することで、補強材4が防水下地1により強固に固定されるために好ましい。ここで、粘着層としては、接着剤、粘着テープ、定形シーラー、不定形シーラー等を用いることができる。粘着力にすぐれ、施工しやすいとの点からブチルテープなどの定形シーラーが好ましく用いられる。第3実施形態においてはブチルテープが用いられている。
第6実施形態における施工方法は以下のようにして行われる。防水下地1の上に断熱材2を敷設し、防水下地1である折板の凸状部に対応する位置の断熱材2に、ホールソーを用いて補強材4が挿入できる下穴を形成する。補強材4の下部に粘着層11であるブチルテープを貼り付けておく。そして、粘着層11が貼り付けられた補強材4を下穴に挿入し、その上からポリ塩化ビニル製の防水シート3を敷設する。次に補強材4と対応する位置に防水シート3の上から固定用ディスク5を配置し、固定用ビス6を補強材4の天板部41、防水下地1を貫通して打ち込み、固定用ディスク5を固定する。さらに、固定用ディスク5を覆うように補強用シート7をかぶせ、固定用ディスク5の上面および防水シート3と熱溶着をおこなう。なお、本実施態様においては、補強用シート7はポリ塩化ビニル製であり、固定用ディスクの上面にはポリ塩化ビニル層が被覆されている。そして、補強用シート7の周囲をシーラー8で防水処理を施した。
このように、粘着層11としてブチルテープを使用し、補強材4に貼り付けて施工することで、簡単に防水下地1と補強材4の間に粘着層11を設けることができる。そして粘着層11によって、補強材4は防水下地1に強固に固定される。
また、防水下地1としてコンクリート下地を用いた第7実施形態を図18に示した。これによると、固定用ディスク5の下に防水シートを敷設する防水シート固定構造について示した。これによると防水下地1の上に断熱材2が設けられ、断熱材2に差し込まれるように図*の補強材4が防水下地1の上に配置されている。断熱材2と補強材4を覆うように防水シート3が敷設され、補強材4と対応する位置に固定用ディスク5が配置されている。固定用ビス6が固定用ディスク5、補強材4を貫通して防水下地1に固定されている。このように、固定用ディスク5によって防水シート3が固定されているシート防水構造を構成している。本実施形態においては、さらに固定用ディスク5を上から覆うように補強用シート7を接合し、補強用シート7の端部と防水シート3をシーラー8で防水処理している。
また、これらの全ての実施態様において固定用ディスク5が補強材4を介して下地の上に固定されるのであれば、緩衝用シート、防水性を向上させる増し張りシート等の部材を使用することができる。
1 防水下地
2 断熱材
21 切り込み部
3 防水シート
4 補強材
41 天板部
42 支持脚部
5 固定用ディスク
6 固定用ビス
7 補強用シート
8 シーラー
9 補強材固定用ビス
10 電誘導加熱装置
11 粘着層

Claims (7)

  1. 防水下地の上に敷設される断熱材と、
    前記断熱材に差し込まれるように前記防水下地の上に接して配置される補強材と、
    前記補強材の上に配置される固定用ディスクと、
    前記固定用ディスクの上から前記補強材を貫通して前記防水下地に打ち込まれる固定用ビスと、
    前記固定用ディスクにより前記断熱材および前記補強材の上に固定される防水シートとを備え、
    前記補強材は天板部と前記天板部に連結された 支持脚部とを有し、前記防水シートが前記断熱材の上に敷設され、前記防水シートの上に前記固定用ディスクが配置され、前記固定用ビスが前記固定用ディスクの上から前記天板部に打ち込まれる防水シート固定構造。
  2. 防水下地の上に敷設される断熱材と、
    前記断熱材に差し込まれるように前記防水下地の上に接して配置される補強材と、
    前記補強材の上に配置される固定用ディスクと、
    前記固定用ディスクの上から前記補強材を貫通して前記防水下地に打ち込まれる固定用ビスと、
    前記固定用ディスクにより前記断熱材および前記補強材の上に固定される防水シートとを備え、
    前記補強材は天板部と前記天板部に連結された 支持脚部とを有し、前記防水シートが前記固定用ディスクの上に敷設され、前記防水シートの下面と前記固定用ディスクの上面が接合されている防水シート固定構造。
  3. 前記固定用ビスは前記補強材の前記天板部で水平方向の可動を規制されるように前記天板部を貫通している請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の防水シート固定構造。
  4. 前記固定用ビスが前記補強材の前記天板部で固定されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の防水シート固定構造。
  5. 前記断熱材に切り込み部が設けられ前記切り込み部に前記補強材が差し込まれている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防水シート固定構造。
  6. 防水下地の上に断熱材を敷設し、
    天板部と前記天板部に連結された支持脚部とを有する補強材を前記断熱材に差し込むようにして前記防水下地の上に接して配置し、
    前記断熱材と前記補強材を一体に覆うように防水シートを敷設し、
    前記防水シートの上から前記補強材と対応する位置に固定用ディスクを配置し、
    固定用ビスを前記固定用ディスクの上から前記補強材の前記天板部を貫通し前記防水下地に向けて打ち込む防水シートの固定工法。
  7. 防水下地の上に断熱材を敷設し、
    天板部と前記天板部に連結された支持脚部とを有する補強材を前記断熱材に差し込むようにして前記下地の上に接して配置し、
    上面に接着層を有する固定用ディスクを前記補強材の上に配置し、
    前記固定用ディスクの上から固定用ビスを前記補強材の前記天板部から前記防水下地に向けて打ち込み、
    前記断熱材と前記固定用ディスクを一体に覆うように防水シートを敷設し、
    前記接着層を介して前記防水シートと前記固定用ディスクを接合する防水シートの固定工法。
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