Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6167488B2 - 反射防止膜 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6167488B2 - 反射防止膜 - Google Patents

反射防止膜 Download PDF

Info

Publication number
JP6167488B2
JP6167488B2 JP2012190712A JP2012190712A JP6167488B2 JP 6167488 B2 JP6167488 B2 JP 6167488B2 JP 2012190712 A JP2012190712 A JP 2012190712A JP 2012190712 A JP2012190712 A JP 2012190712A JP 6167488 B2 JP6167488 B2 JP 6167488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
hard coat
coat layer
antireflection film
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012190712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014048429A (ja
Inventor
彰詞 竹重
彰詞 竹重
井上 功
功 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2012190712A priority Critical patent/JP6167488B2/ja
Publication of JP2014048429A publication Critical patent/JP2014048429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6167488B2 publication Critical patent/JP6167488B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、反射防止膜に関する。
液晶表示装置等においては、表示画面の表面が光を反射すると、表示されている画像等が見難くなる。表示画面の反射を解消するための技術としては、表示画面に低屈折率層を積層して反射を抑えるものが公知である。反射防止膜に関する技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
また、反射防止膜は、表示画面の最上層に形成されるため、傷がつくことによって表示画像の視認性が損なわれる。このため、反射防止膜には、表面に硬さが要求されるものがある。
表面に硬さが求められる反射防止膜としては、例えば、ハードコート層上に、金属アルコキシドの加水分解物(この場合、金属はSi)、いわゆるゾルゲル層を低屈折率層として積層して形成されるものが公知になっている(例えば、特許文献2)。ただし、ゾルゲル層とハードコート層との密着性は、反射防止膜として機能するのに不十分であり、ハードコート層をアルカリ処理してゾルゲル層との密着性を高める必要があった。
特開2003−292831号公報 特開2008−007786号公報
しかしながら、上記したアルカリ処理は、比較的高い濃度のアルカリ性溶液(2N程度のNaOH等)を加温し、ハードコート層を一定の時間アルカリ性溶液に浸漬する必要がある。このような処理を行うためには専用の設備が必要になり、設備にかかる費用が反射防止膜の高コスト化を招く可能性がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、アルカリ処理を行うことなく、ゾルゲル層とハードコート層とが十分な密着性を有する反射防止膜を提供することを目的とする。
本発明の請求項1の発明は、透明基材(103)と、前記透明基材(103)の一面(103a)側に形成されるハードコート層(102)と、前記ハードコート層の面のうち、前記透明基材(103)と反対側の面(102a)上に形成される、有機ケイ素化合物の加水分解縮合物である酸化ケイ素の低屈折率層(101)と、前記ハードコート層と前記低屈折率層との間に、1nm以上10nm以下の酸化ケイ素のアンカー層(111)と、を有することを特徴とする反射防止膜(1)である。
本発明の請求項2の発明は、請求項1において、前記アンカー層がスパッタリングによって形成された層である反射防止膜である。
本発明の請求項3の発明は、請求項1または2において、前記アンカー層の厚さが3nm以上7nm以下である反射防止膜である。
本発明の請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかにおいて、前記ハードコート層は、アクリル系の活性エネルギー線硬化型樹脂を含む反射防止膜である。
本発明は、アルカリ処理をすることなく、ゾルゲル層とハードコート層とが十分な密着性を有する反射防止膜を提供することができる。
本発明の一実施形態の反射防止膜を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の反射防止膜を説明するための図である。本実施形態の反射防止膜は、透明基材103と、透明基材103の面103aの側に形成されるハードコート層102と、ハードコート層102の面のうち、透明基材103と反対側の面102a上に形成される低屈折率層101と、ハードコート層102と低屈折率層101との間に、スパッタリングによって形成されたアンカー層111と、を有する反射防止膜1である。
本実施形態では、アンカー層111の厚さを、1nm以上、10nm以下とし、より望ましくは、3nm以上、7nm以下とする。
以下、図1に示した各層について、具体的に説明する。
<透明基材フィルム>
透明基材フィルム103の材質は、特に限定されないが、反射防止フィルムに用いられる一般的な材料を用いることができ、例えば、セルロースアシレート、シクロオレフィンポリマー、アクリレート系ポリマー、又はポリエステルを主体とするものが好ましい。ここで、「主体とする」とは、基材構成成分の中で最も含有割合が高い成分を示すものである。
セルロースアシレートの具体例としては、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテートブチレート等が挙げられる。シクロオレフィンポリマーとしては、例えば、ノルボルネン系重合体、単環の環状オレフィン系重合体、環状共役ジエン系重合体、ビニル脂環式炭化水素系重合体樹脂等が挙げられ、より具体的には、日本ゼオン(株)製のゼオネックスやゼオノア(ノルボルネン系樹脂)、住友ベークライト(株)製スミライトFS‐1700、JSR(株)製アートン(変性ノルボルネン系樹脂)、三井化学(株)製アペル(環状オレフィン共重合体)、Ticona社製のTopas(環状オレフィン共重合体)、日立化成(株)製オプトレッツOZ‐1000シリーズ(脂環式アクリル樹脂)等が挙げられる。アクリレート系ポリマーの具体例としては、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸メチル‐(メタ)アクリル酸ブチル共重合体等が挙げられる。ポリエステルの具体例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等が挙げられる。
本発明にあっては、透明基材フィルム103の厚さは、20μm以上300μm以下、好ましくは30μm以上200μm以下である。透明基材フィルムは、その上にハードコート層102を形成するのに際して、接着性向上のために、コロナ放電処理、酸化処理等の物理的な処理の他、アンカー剤又はプライマーと呼ばれる塗料の塗布を予め行なってもよい。
<ハードコート層>
ハードコート層102は、アクリル系の活性エネルギー線硬化型樹脂を含む膜Aで構成されている。アクリル系の活性エネルギー線硬化型樹脂としては特に限定されず、従来公知のものが使用できる。たとえば、1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を含有する多官能性モノマーを主成分とする重合体を用いて形成すればよい。
多官能性モノマーとしては、1,4−ブタンジオール(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、3−メチルペンタジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールビスβ−(メタ)アクリロイルオキシプロピネート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリ(2−ヒドロキシエチル)イソシアネートジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、2,3−ビス(メタ)アクリロイルオキシエチルオキシメチル[2.2.1]ヘプタン、ポリ1,2−ブタジエンジ(メタ)アクリレート、1,2−ビス(メタ)アクリロイルオキシメチルヘキサン、ノナエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラデカンエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、10−デカンジオール(メタ)アクリレート、3,8−ビス(メタ)アクリロイルオキシメチルトリシクロ[5.2.10]デカン、水素添加ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシジエトキシフェニル)プロパン、1,4−ビス((メタ)アクリロイルオキシメチル)シクロヘキサン、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、エボキシ変成ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。多官能モノマーは、一種類のみを使用しても良いし、二種類以上を併用しても良い。また、必要で有れば単官能モノマーと併用して共重合させることもできる。
ハードコート層を形成するに際しては、前記多官能モノマーに有機溶剤を加え、必要により重合開始剤やレベリング剤などを加えた組成物を作製し、従来公知のウエットコーティング法により透明基材フィルム上に塗工する。その際、ハードコート層と透明基材フィルムの界面で生じる干渉縞を防ぐため、前記有機溶剤には、透明基材フィルムに浸透もしくは透明基材フィルムを溶解させるものを混合することが望ましい。
ハードコート層102の膜厚は2μmから20μmが好ましい。5から10μmが特に好ましい。薄過ぎるとハードコート層としての硬さが不足し、また、前記浸透層の形成が不十分となり干渉縞を防止できない。厚過ぎると取り回し中にクラックが入りやすくなる。好ましい屈折率は1.6以上2.0以下である。また、ハードコート層102に平均粒子径0.01μmから0.1μmの無機微粒子又は有機物微粒子を混合分散させて屈折率を調整してもよく、又、ハードコート層102の表面形状を凹凸にさせてもよい。
<低屈折率層>
低屈折率層101は、上記のハードコート層上に表面処理なしで直接形成され、有機ケイ素化合物の加水分解縮合物である酸化ケイ素膜を主として含む膜で構成される。いわゆる酸化ケイ素のゾルゲル法によって得られる熱硬化型の酸化ケイ素膜である。これにより十分な硬度が得られる。なお、本発明における酸化ケイ素とはSiOx(Xは1.8から2.0)を意味する。
有機ケイ素化合物は、いわゆる多官能のアルコキシシランであり、なかでも、4官能のアルコキシシランを用いることが膜硬度の点から好ましい。
4官能のアルコキシシランである、Si(OR)(Rはアルキル基)としては、Si(OCH、Si(OC、Si(OC、Si[OCH(CH、Si(OCが挙げられ、これらを単独に、あるいは2種類以上併せて用いてもよい。
なお、3官能以下のアルコキシシランやフッ素置換アルキル基を有するアルコキシシラン、たとえば、CH(CHSi(OCH、CFCF(CHSi(OCH、CF(CF(CHSi(OCH、CF(CF(CHSi(OCH、CF(CF(CHSi(OCH、CF(CF(CHSi(OCH、CF(CF(CHSi(OCH、CF(CF(CHSi(OCH、CF(CF(CHSi(OCH、CF(CF(CHSi(OCH、CF(CHSi(OC、CFCF(CHSi(OC、CF(CF(CHSi(OC、CF(CF(CHSi(OC、CF(CF(CHSi(OC、CF3(CF(CHSi(OC、CF(CF(CHSi(OC、CF(CF(CHSi(OC、CF(CF(CHSi(OC、CF(CF(CHSi(OC等を併用してもよい。
上記の有機ケイ素化合物を主成分とするコーティング溶液は溶媒で希釈して塗布すればよい。希釈溶媒として用いられるものは、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、2−メトキシエタノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル、ジイソプロピルエーテル等のエーテル類、エチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール等のグリコール類、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチルカルビトール等のグリコールエーテル類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド等が挙げられる。
コーティング溶液は、従来公知のウエットコーティング法(ディップコーティング法、スピンコーティング法、フローコーティング法、スプレーコーティング法、ロールコーティング法、グラビアコーティング法等)によりハードコート層上に塗工される。その後、加熱工程を経て低屈折率層101を形成する。
低屈折率層101の膜厚は50nmから150nmが好ましい。好ましい屈折率は1.4以上1.5以下である。
<アンカー層>
アンカー層111としては、好ましくはスパッタリングで形成された、1nm以上10nm以下の酸化ケイ素(SiOx)薄膜を用いる。透明基材103への熱ダメージ、アンカー層の厚みムラ、密着性等の観点から、好ましくは反応型のスパッタリングを用いる。スパッタリング法は、EB(イオンビーム)方式やIP(イオンプレーティング)方式等の蒸着法に比べ成膜レートは落ちるものの、膜厚の安定性が良いことが知られている。そして、スパッタリングで形成された薄膜は、理由は不明であるが、低屈折率層のみならず、ハードコート層との密着にも優れる。これにより、密着性を向上できる。
本実施形態のアンカー層111の厚さは、前記したように、1nm以上、10nm以下であり、好適には3nm以上、7nm以下である。本実施形態では、アンカー層111の厚さが薄いため、アンカー層111の成膜にかかる時間がラインに与える影響を小さくすることができる。また、スパッタリングの手法のうち、マグネトロンスパッタリングは、成膜レートを高めることに有利である。
なお、アンカー層111を10nm以下としたのは、アンカー層111が10nmを超えると、低屈折率層101の屈折率に影響を及ぼして所望の屈折率が得られないためである。また、アンカー層111を1nm以上としたのは、アンカー層111が1nmを下回ると、酸化ケイ素膜が形成されない領域が生じ、アンカー層としての役割を果たさなくなるためである。
なお、CIE L*a*b*色空間における好ましい反射色相は、a*=1〜10、b*=−3〜−20、であり、より好ましくは、a*=3〜7、b*=−13〜−17である。アンカー層や低屈折率層の膜厚ムラは斜めから観察したときの色ムラとして視認される。a*=0、b*=0付近の反射色相はニュートラルであるものの、わずかな膜厚ムラが色ムラとして視認されやすく、安定生産に難がある。また、青系統以外の反射色相はイメージが悪いため、a*=1〜10、b*=−3〜−20とすることにより、膜厚ムラがあっても色ムラが目立たず、高級感を持った青系統の反射色相を得ることができる。
次に、以上説明した本実施形態の反射防止膜の実施例及び比較例について説明する。
(実施例)
<(1)スパッタリング条件>
本実施例のアンカー層111のスパッタリングの条件は、以下のとおりである。
・マグネトロンスパッタリング
・ターゲットの大きさ:40cm長×15cm幅
・ターゲットと透明基材間距離:60mm
・投入電力:1.0KW
・成膜圧力 4×10−1Pa
・ライン速度:1m/min
・膜厚:5nm
<(2)ハードコート層用インキ>
ハードコート層102を形成するためのハードコート層用インキは、以下の組成とした。
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA):65重量部
・イソシアヌル酸変性ジアクリレート(M−215)(東亞合成(株)製):35重量部
・イルガキュア184(光重合開始剤):6重量部
・シリコーン(レベリング剤):0.045重量部
・チタン表面に有機成分を導入した反応性高屈折微粒子(平均粒径55nm):6.8重量部
・シリカ表面に有機成分を導入した反応性無機微粒子(平均粒径60nm):20重量部
・トルエン:64重量部
反応性高屈微粒子の調製は、表面吸着イオン除去及び表面処理(単官能モノマーの導入)によって行なった。このようにして得られたチタン微粒子(反応性高屈折微粒子)は、日機装(株)社製、Nanotrac粒度分析計により測定した結果、d50=55nmの平均粒径を有していた。また、チタン微粒子表面を被覆する有機成分量は、熱重量分析法により測定した結果3.12×10-3g/m2であった。また、得られた反応性高屈折微粒子の比重は、1.72であった。
反応性無機微粒子の調製は、上記反応性高屈微粒子の調整粒径50nmの水分散コロイダルチタンの代わりに、粒径60nmの水分散コロイダルシリカを用いることにより、反応性無機微粒子を得た。このようにして得られた反応性無機微粒子は、上記粒度分析計により測定した結果、d50=60nmの平均粒径を有していた。また、表面を被覆する有機成分量は熱重量分析法により測定した結果3.55×10-3g/m2であった。また、得られた反応性無機微粒子の比重は、2.14であった。
<(3)ゾルゲル層用インキ>
ゾルゲル層用インキとしては、テトラエトキシシラン/PVA/水/HCl=26/36/9/14を用いた。
反射防止膜は、80μm厚のTACに、ワイヤーバーでハードコート層用インキを塗布乾燥してUV照射して10μmのハードコート層102を得た。次に、スパッタリングによって酸化ケイ素5nmを積層してアンカー層111を形成した。さらに、ワイヤーバーによってゾルゲル層用インキを塗布して120℃の乾燥炉で2時間硬化し、0.1μmの低屈折率層101を形成した。
以上の手順で製造された反射防止膜1の、分光光度計(日本分光株式会社製、V−7100)で測定した全光線透過率は92%、視感反射率は0.8%であり、L*a*b*色度系における反射色相は、a*=6、b*=−15である。また、碁盤目試験(JIS K5400−8.5)にてハードコート層102と低屈折率層101との密着性を評価した。この結果、ハードコート層102と低屈折率層101との剥離はみられなかった。
(比較例)
比較例1
比較例1の反射防止膜は、アンカー層111を設けない点以外は上記した実施例の反射防止膜と同様に製造した。比較例1の反射防止膜の全光線透過率は92%、視感反射率は0.8%であった。反射色相は、a*=7、b*=−12であった。また、碁盤目試験(JIS K5400−8.5)にてハードコート層と低屈折率層との密着性を評価したところ、80/100の剥離がみられた。
比較例2
比較例2の反射防止膜は、スパッタリングにおいて、ライン速度を10m/min、膜厚を0.5nmとした点以外は上記した実施例の反射防止膜と同様に製造した。比較例2の反射防止膜の全光線透過率は92%、視感反射率は0.8%であった。反射色相は、a*=7、b*=−12であった。また、碁盤目試験(JIS K5400−8.5)にてハードコート層と低屈折率層との密着性を評価したところ、50/100の剥離がみられた。
比較例3
比較例3の反射防止膜は、スパッタリングにおいて、ライン速度を0.25m/min、膜厚を20nmとした点以外は上記した実施例の反射防止膜と同様に製造した。比較例2の反射防止膜の全光線透過率は91%、視感反射率は2%であった。反射色相は、a*=2、b*=−18であった。また、碁盤目試験(JIS K5400−8.5)にてハードコート層と低屈折率層との密着性を評価したところ、剥離はみられなかった。しかしながら、比較例3によれば、視感反射率が2%と高いため、高い密着性を有しながらも、十分低い反射率を持った反射防止膜を提供することができなかった。
本発明の反射防止膜は、電子機器のディスプレイ等の表面に設けられ、表示画面の映り込みを防ぐことに好適である。
101 低屈折率層
102 ハードコート層
102a、103a 面
103 :透明基材
111 :アンカー層

Claims (3)

  1. 透明基材と、
    前記透明基材の一面側に形成されるハードコート層と、
    前記ハードコート層の面のうち、前記透明基材と反対側の面上に形成される、有機ケイ素化合物の加水分解縮合物である酸化ケイ素の低屈折率層と、
    前記ハードコート層と前記低屈折率層との間に1nm以上10nm以下の酸化ケイ素のアンカー層と、を有し、
    CIE L 色空間における反射色相が、a =3〜7、かつb =−13〜−17である反射防止膜。
  2. 前記アンカー層の厚さが3nm以上7nm以下である請求項1に記載の反射防止膜。
  3. 前記ハードコート層は、アクリル系の活性エネルギー線硬化型樹脂を含む請求項1又は2に記載の反射防止膜。
JP2012190712A 2012-08-30 2012-08-30 反射防止膜 Active JP6167488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012190712A JP6167488B2 (ja) 2012-08-30 2012-08-30 反射防止膜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012190712A JP6167488B2 (ja) 2012-08-30 2012-08-30 反射防止膜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014048429A JP2014048429A (ja) 2014-03-17
JP6167488B2 true JP6167488B2 (ja) 2017-07-26

Family

ID=50608172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012190712A Active JP6167488B2 (ja) 2012-08-30 2012-08-30 反射防止膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6167488B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6172812B1 (en) * 1997-01-27 2001-01-09 Peter D. Haaland Anti-reflection coatings and coated articles
JP2002082205A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Toppan Printing Co Ltd 反射防止フィルムおよびそれを用いた光学機能フィルムおよび表示装置
JP2003294907A (ja) * 2002-04-01 2003-10-15 Nitto Denko Corp 反射防止フィルム及びその製造方法、光学素子、並びに画像表示装置
JP3679074B2 (ja) * 2002-09-09 2005-08-03 大日本印刷株式会社 透明積層フィルム、偏光板、液晶表示素子及び液晶表示装置
JP2007271958A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Toppan Printing Co Ltd 反射防止積層体およびその製造方法、ならびに光学機能性フィルタおよび光学表示装置
JP2008176143A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Hitachi Maxell Ltd 光学フィルム及びそれを用いたディスプレイ用前面板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014048429A (ja) 2014-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5365197B2 (ja) 近赤外線吸収性組成物、及び近赤外線吸収フィルタ
KR100867338B1 (ko) 코팅 조성물, 그 도막, 반사 방지막, 반사 방지 필름, 화상 표시 장치 및 중간 제품
CN102667536B (zh) 抗反射膜及其制造方法
CN103477249B (zh) 防反射膜及其制造方法
WO2005088587A1 (ja) 透明積層体
KR20120102082A (ko) 반사 방지 필름
KR102137183B1 (ko) 다층 필름 및 이를 포함하는 적층체
JP4712236B2 (ja) 反射防止膜、反射防止フィルム、画像表示装置、及び、それらの製造方法
JP2015118280A (ja) 光学積層体
JP5808523B2 (ja) 反射防止フィルム
JP2013205634A (ja) 光学フィルムおよびその製造方法
CN102725661B (zh) 抗反射膜及其制造方法
JP5876994B2 (ja) フラットパネルディスプレイ用ガラス基板の製造方法
JP6393970B2 (ja) ハードコート組成物およびそれを塗工してなるハードコートフィルム、反射防止フィルム
WO2003005069A1 (en) Antireflection film and method for production thereof
JP6167488B2 (ja) 反射防止膜
JP4888593B2 (ja) 減反射材及びそれを用いた電子画像表示装置
JP2009192922A (ja) 画像表示装置用フィルター及びそれを用いた画像表示装置
JP2008019358A (ja) 透明被膜形成用塗料および透明被膜付基材
JP2008127413A (ja) ハードコート剤及び反射防止フィルム
JP2014056066A (ja) 反射防止フィルムおよびその製造方法
JP2011242463A (ja) 低反射フィルム及びその製造方法
JP5729080B2 (ja) 透明導電性フィルムの製造方法およびタッチパネル
JP2016124124A (ja) 色調補正フィルム
TWI549030B (zh) Conductive transparent laminates, patterned conductive transparent laminates and touch panels

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160530

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6167488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150