Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6170382B2 - 往復動圧縮機 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6170382B2 - 往復動圧縮機 - Google Patents

往復動圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP6170382B2
JP6170382B2 JP2013180269A JP2013180269A JP6170382B2 JP 6170382 B2 JP6170382 B2 JP 6170382B2 JP 2013180269 A JP2013180269 A JP 2013180269A JP 2013180269 A JP2013180269 A JP 2013180269A JP 6170382 B2 JP6170382 B2 JP 6170382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
valve
outer peripheral
suction valve
compression chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013180269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015048762A (ja
Inventor
大 福留
大 福留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2013180269A priority Critical patent/JP6170382B2/ja
Publication of JP2015048762A publication Critical patent/JP2015048762A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6170382B2 publication Critical patent/JP6170382B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Description

本発明は、例えば4輪自動車等の車両に搭載されたエアサスペンション等に車高調整用の圧縮空気を給排するのに好適に用いられる往復動圧縮機に関する。
一般に、車高調整装置として車両に搭載されるエアサスペンションは、例えば積載重量の変化等に応じて車両高さ(車高)が変わるのを抑えると共に、運転者の好み等に応じて車高を適宜に調整するために、車載の空気圧縮機(エアコンプレッサ)から圧縮空気が給排されるものである。
そして、エアサスペンションに圧縮空気を供給する車載用の空気圧縮機は、電動モータによって往復動式の圧縮機を駆動することにより、該往復動圧縮機に吸込んだ空気を圧縮してエアサスペンションに供給するものである。
ここで、往復動圧縮機は、筒状のシリンダと、該シリンダ内を揺動しつつ往復動し該シリンダ内に非圧縮室と圧縮室を画成するピストンと、環状の平板部と該平板部から立ち上がった筒状のリップ部とからなり、該リップ部によって前記ピストンと前記シリンダとの間をシールするリップリングと、前記ピストンに形成され、前記非圧縮室と前記圧縮室とを連通させる連通路と、前記ピストンに設けられ、吸込み行程時に前記連通路を開弁する吸込み弁と、圧縮行程時に前記圧縮室内に吸込んだ気体を吐出する吐出弁とにより大略構成されている。
吸込み弁は、ばね性を有する薄板からなり、連通路を閉塞するようにピストンの先端面に設けられている。この場合、吸込み弁は、ねじ、リベット等を用いてピストンに固定する構成が知られている(特許文献1参照)。
特開平8−189468号公報
特許文献1の往復動圧縮機では、吸込み弁をピストンに対し、ねじ、リベット等を用いて固定する構成としているので、部品点数が多くなる上にピストンに穴加工(ねじ加工)を施さなくてはならない。このために、組立作業性の低下、製造コストの上昇を招くという問題がある。
本発明の目的は、吸込み弁を簡単な構成でピストンに固定できるようにした往復動圧縮機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明が採用する構成の特徴は、前記ピストンは、前記リップリングの平板部が載置される外周環状部と、該外周環状部よりも小径であって該外周環状部から突出して形成され前記吸込み弁が載置される突出部とからなり、前記吸込み弁は、前記突出部に載置される基部と、一端が該基部と一体的に設けられ他端が前記連通路を開閉する弁部となった板状体であって、前記基部の外周側には、切り起し部が複数設けられ、前記突出部の外周面には、前記リップリングの平板部と前記吸込み弁の切り起し部とを前記ピストンに対し挟持するリング部材を設ける構成としたことにある。
本発明によれば、リップリングと吸込み弁とをリング部材によってピストンに固定することができるので、部品点数を削減でき、作業性や生産性の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態による往復動圧縮機を示す縦断面図である。 図1中の圧縮構造部を拡大して示す縦断面図である。 ピストンとリップリングと吸込み弁とリング部材とを分解した状態で示す分解斜視図である。 吸込み弁を単体で拡大して示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態による往復動圧縮機として揺動型の空気圧縮機を例に挙げ、図1ないし図4に従って詳細に説明する。
図1において、揺動型の空気圧縮機1は、後述のクランクケース2、クランク軸3、電動モータ4、シリンダ6、シリンダヘッド9、ピストン10、リップリング13、吸込み弁15、リング部材17、吐出弁18を含んで構成されている。
空気圧縮機1のクランクケース2は、例えばアルミニウム材料等の金属材料からなる中空容器として形成されている。クランクケース2は、前側が開口した筒部2Aと、該筒部2Aの後側を縮径して設けられた軸受取付部2Bと、筒部2Aの径方向、例えば上側に開口して設けられたシリンダ取付部2Cと、筒部2Aの開口を閉塞して設けられた蓋2Dとから構成されている。また、このクランクケース2内は、クランク軸3を回転可能に収容するためのクランク室2Eとなっている。
具体的には、クランクケース2の後側には、空気圧縮機1の駆動源となる電動モータ4が取付けられている。一方、クランク軸3は、軸受取付部2B内の軸受2Fに支持された電動モータ4の駆動軸4Aの先端に一体回転するように連結されている。このクランク軸3には、駆動軸4Aの回転中心から偏心した位置に支持ボルト3Aが設けられている。これにより、クランク軸3は、電動モータ4によって回転駆動することにより、支持ボルト3Aを周回動作させ、後述のピストン10を往復動させる。クランクケース2の側面には、外部に開口した吸込み口5が設けられ、該吸込み口5を通じて外部の空気が吸い込まれる。
シリンダ6は、クランクケース2上に設けられている。このシリンダ6は、例えばアルミニウム材料を用いて円筒状に形成され、その内部には後述のピストン10が往復動可能に挿嵌されている。また、シリンダ6は、基端側がクランクケース2のシリンダ取付部2Cに取付けられ、先端側には、後述のシリンダヘッド9が取付けられている。さらに、シリンダ6内は、後述のピストン10によってクランクケース2内のクランク室2Eと連通する非圧縮室7とシリンダヘッド9側の圧縮室8(図1参照)とに画成されている。シリンダ6は、シリンダヘッド9と共にクランクケース2のシリンダ取付部2Cにボルト止めされている。
シリンダヘッド9は、シリンダ6の先端側を閉塞するように該シリンダ6の先端側に取付けられている。このシリンダヘッド9は、シリンダ6の先端側を閉塞してピストン10との間に圧縮室8を形成する弁板部9Aと、該弁板部9Aを貫通して設けられ圧縮室8に連通する吐出口9Bと、後述の吐出弁18が取付けられる筒状の吐出弁取付部9Cとを有している。吐出口9Bは、吐出弁18を介して流出通路9Dに連通し、該流出通路9Dは外部の空気タンク(図示せず)に接続されている。
ピストン10は、シリンダ6内を揺動しつつ往復動可能に挿嵌されている。この揺動型のピストン10は、シリンダ6内に非圧縮室7と圧縮室8を画成するものである。ピストン10は、図2に示す如く、シリンダ6の内径寸法よりも僅かに小さな直径寸法をもった円板体として形成されている。ここで、ピストン10は、大径な外周環状部10Aと小径な突出部10Bとにより扁平な段付円柱体として形成されている。
これにより、外周環状部10Aの先端面は、後述するリップリング13の平板部13Aを載置するため平坦に加工された円環状先端面10Cとなっている。一方、突出部10Bは外周環状部10Aよりも小径な円柱状をなし、該外周環状部10Aから突出して形成されている。この突出部10Bの外周面10Dには、リップリング13の平板部13Aが外嵌するように取付けられる。さらに、突出部10Bの先端面は、後述する吸込み弁15を載置するために平坦な円形状の円形先端面10Eとなっている。
このように形成されたピストン10は、後述のコンロッド11を介してクランク軸3に接続され、このクランク軸3の回転駆動によってシリンダ6内を揺動しつつ往復動するものである。
コンロッド11は、ピストン10の下面側(クランク軸3側)に設けられ、該コンロッド11は、クランク軸3とピストン10とを接続するものである。コンロッド11の長さ方向の一端11Aはピストン10の下面中央部位に一体的に取付けられている。一方、コンロッド11の他端側は、クランクケース2内のクランク室2Eに位置して円筒状の軸受支持部11Bとなり、この軸受支持部11Bは、軸受12を介してクランク軸3の支持ボルト3Aに回転可能に取付けられている。従って、コンロッド11は、電動モータ4によりクランク軸3が回転駆動されることにより、軸受支持部11Bを旋回動作させ、ピストン10をシリンダ6内で往復動させることができる。
リップリング13は、ピストン10の外周側に設けられている。このリップリング13は、ピストン10とシリンダ6との間をシールするものである。リップリング13は、例えば耐摩耗性、自己潤滑性を有する樹脂材料からなる断面L字状のシール部材として形成されている。即ち、リップリング13は、円環状の平板部13Aと該平板部13Aの外周から立ち上がった筒状のリップ部13Bとからなり、該リップ部13Bによってピストン10とシリンダ6との間をシールしている。
具体的には、リップリング13の平板部13Aは、ピストン10の突出部10B(外周面10D)に外嵌して円環状先端面10C上に載置されている。一方、リップ部13Bは、シリンダ6の内周面に気密に摺接するものである。ここで、リップリング13は、その平板部13Aがピストン10の外周環状部10Aと後述するリング部材17との間に挟持されることにより、ピストン10の外周側に固定されている。
連通路14は、ピストン10に設けられ、該連通路14は非圧縮室7と圧縮室8との間を連通するものである。この連通路14は、ピストン10を軸方向(コンロッド11の長さ方向)に貫通した略半円形状の通路として形成されている。
吸込み弁15は、吸込み行程時に連通路14を開弁し、圧縮行程時に連通路14を閉塞するものである。この吸込み弁15は弾性(ばね性)を有する円形状の薄板からなり、図2、図4に示すように、突出部10Bの円形先端面10Eに載置される円形状の基部15Aと、一端が該基部15Aと一体的に設けられ、他端が連通路14を開閉する弁部15Bからなり、全体として板状体として構成されている。ここで、吸込み弁15の基部15Aは、ピストン10の突出部10Bの円形先端面10Eに載置されるもので、該円形先端面10Eと同等または僅かに小さな円板として形成されている。また、弁部15Bは、円形状の基部15Aに対してΩ形に溝加工を施して切欠くことにより舌片状に形成され、連通路14を閉塞する位置に配置されている。
これにより、弁部15Bは、図2中に二点鎖線で示すように、吸込み行程時に開弁して非圧縮室7と圧縮室8とを連通させる。一方、圧縮行程時には、実線で示すように閉弁し、非圧縮室7と圧縮室8とを遮断することができる。さらに、弁部15Bの外周側には後述する切り起し部16が設けられている。そして、吸込み弁15は、その基部15Aの外周側が、後述のリング部材17とピストン10の突出部10B(円形先端面10E)との間で挟持される構造となっている。
切り起し部16は、吸込み弁15の基部15Aの外周側に複数個、例えば3個設けられている。各切り起し部16は、基部15Aの外周側から中心に向けてコ字状に切欠くことにより四角形状に切り離されている。この状態で切り起し部16の先端側を立ち上げるように斜めに折曲げることにより形成されている。ここで、各切り起し部16は、自由状態での高さ寸法が、ピストン10の円形先端面10Eと後述するリング部材17の内鍔部17Cとの間の高さ(隙間)寸法Hよりも公差を含めて十分に大きくなるように形成されている。
これにより、後述のリング部材17をピストン10の突出部10Bに嵌合させたときには、リング部材17の内鍔部17Cで各切り起し部16を押圧することにより、これらの切り起し部16を弾性変形させつつ、吸込み弁15をピストン10の円形先端面10Eに密着させることができる。
リング部材17は、ピストン10を形成する突出部10Bの外周面10Dに設けられている。このリング部材17は、リップリング13の平板部13Aと吸込み弁15の各切り起し部16とをピストン10に対し挟持するものである。リング部材17は、例えばアルミニウム材料を用い、円環状体として形成されている。
リング部材17は、図2に示すように、リップリング13の平板部13Aを押圧する円環状の押圧面17Aを有している。また、リング部材17の内周面は、ピストン10の外周面10Dに嵌合する嵌合面17Bとなっている。この嵌合面17Bは、外周面10Dに対し、締め代をもって圧入され、これによりリング部材17は、ピストン10の突出部10Bに一体的に取付けられている。さらに、リング部材17には、嵌合面17Bの押圧面17Aと反対側を縮径することにより環状の内鍔部17Cが設けられている。
リング部材17は、嵌合面17Bがピストン10の突出部10Bの外周面10Dに圧入されることにより、押圧面17Aによってリップリング13の平板部13Aをピストン10の円環状先端面10Cとの間に挟んで固定することができる。この時には、内鍔部17Cは、円形先端面10Eとの隙間(高さ)寸法を寸法Hまで小さくすることにより、吸込み弁15の周囲を挟んで固定することができる。この場合、リング部材17は圧入により固定しているから、ねじ加工、穴加工等を必要とせず、簡単に固定できる。
吐出弁18は、シリンダヘッド9に設けられ、該吐出弁18は、圧縮行程時に圧縮室8内に吸込んだ空気を吐出するものである。この吐出弁18は、吐出弁取付部9C内に往復動可能に設けられ吐出口9Bを連通,遮断する弁体18Aと、該弁体18Aを弁板部9Aに向けて付勢する弁ばね18Bと、該弁ばね18Bを押えるキャップ18Cとから構成されている。この場合、圧縮室8内の圧力が流出通路9D側の圧力および弁ばね18Bの付勢力よりも高くなると、弁体18Aが開弁し、圧縮室8内の圧縮空気を、吐出口9B、流出通路9Dを介して空気タンク(図示せず)側に供給する。
ここで、ピストン10に対し、リップリング13、吸込み弁15、リング部材17を組付けるときの手順について述べる。
まず、リップリング13の平板部13Aをピストン10の突出部10Bに外嵌状態で取付ける。次に、弁部15Bで連通路14を閉塞するように吸込み弁15を突出部10Bの円形先端面10Eに配置する。この状態で、突出部10Bの外周面10Dにリング部材17の嵌合面17Bを圧入嵌合させる。これにより、リップリング13は、その平板部13Aをピストン10の円環状先端面10C(外周環状部10A)とリップリング13の押圧面17Aとの間に挟んで固定することができる。これと同時に吸込み弁15は、その基部15Aの周囲、即ち、各切り起し部16を突出部10Bの円形先端面10Eとリング部材17の内鍔部17Cとの間に挟んで固定することができる。
本実施の形態による揺動型の空気圧縮機1は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、電動モータ4により駆動軸4Aを回転駆動させると、駆動軸4Aおよびクランク軸3の回転が、コンロッド11を介してピストン10に伝えられる。そして、ピストン10はシリンダ6内を揺動しつつ往復動し、ピストン10がシリンダヘッド9から離れる吸込み行程と、ピストン10がシリンダヘッド9に近づく圧縮行程とを交互に繰り返す。
この場合、ピストン10の吸込み行程では、圧縮室8内に負圧が生じると、吸込み弁15は、この負圧によって弁部15Bを開弁する。これにより、非圧縮室7と圧縮室8とはピストン10に設けられた連通路14を介して連通するから、吸込み口5からクランク室2Eを介して非圧縮室7に流入した外部の空気が、連通路14を経由して圧縮室8内に吸込まれる。なお、吸込み弁15の基部15Aと切り起し部16は、リング部材17の内鍔部17Cに確実に挟持されているため、吸込み行程時に吸込み弁15がガタつくことはなく、安定的に弁部15Bを開弁させることができる。
一方、ピストン10が下死点から上死点へと達する圧縮行程では、圧縮室8内の圧力が上昇し、圧縮室8内の圧力が吐出弁18側の設定圧力よりも高くなると、吐出弁18の弁体18Aが開弁する。これにより、圧縮室8内の圧縮空気は、吐出口9B、流出通路9Dを介して外部の空気タンク(図示せず)等に貯留することができる。
ここで、ピストン10の圧縮行程では、ピストン10の外周環状部10Aに載置されたリップリング13のリップ部13Bは、シリンダ6の内周面に摺接することにより、シリンダ6とピストン10との間を気密にシールし、圧縮室8内で圧縮された空気が非圧縮室7に漏洩するのを防止する。
かくして、本実施の形態によれば、ピストン10は、リップリング13の平板部13Aが載置される外周環状部10Aと、該外周環状部10Aよりも小径であって該外周環状部10Aから突出して形成され吸込み弁15が載置される突出部10Bとにより構成し、前記吸込み弁15は、突出部10Bに載置される基部15Aと、一端が該基部15Aと一体的に設けられ他端が連通路14を開閉する弁部15Bとなった板状体として形成し、前記基部15Aの外周側には、切り起し部16を複数設ける。この上で、突出部10Bの外周面10Dには、前記リップリング13の平板部13Aと前記吸込み弁15の切り起し部16とを前記ピストン10に対し挟持するリング部材17を設ける構成としている。
従って、ピストン10に対してリング部材17を取付けるだけで、リング部材17は、ピストン10に対してリップリング13と吸込み弁15の2部材を同時に取付けることができる。
この結果、リング部材17を用いてピストン10にリップリング13を取付ける作業を行うだけで、これと同時にピストン10に吸込み弁15を取付けることができ、組立作業を向上することができる。
しかも、吸込み弁15には、基部15Aの外周側をコ字状に切欠くことにより複数の切り起し部16を設ける構成としている。従って、吸込み弁15の基部15A(切り起し部16)を切り起し部16の弾性力を利用してリング部材17の内鍔部17Cとピストン10の突出部10Bとの間に安定的に挟持することができる。また、弾性をもった切り起し部16は、公差による寸法誤差を許容することができ、容易に加工することができる。
このように、空気圧縮機1の組立時には、例えば、ねじ、リベット、ピン等からなる吸込み弁取付用の部品を用いたり、これを固定する工具等を使用しなくても、吸込み弁15を、リング部材17により確実にピストン10に固定することができる。また、吸込み弁取付用の部品点数を削減できるので製造コストを削減し、生産性を向上させることも可能となる。
なお、本実施の形態では、吸込み弁15をΩ形に切欠くことにより、基部15Aと弁部15Bとを設ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、C字状やU字状、コ字状に切欠くことにより、基部と弁部を設ける構成としてもよい。
また、本実施の形態では、リング部材17はピストン10の突出部10Bに対して、圧入して嵌合する場合を例示した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、リング部材17の嵌合面17Bとピストン10の外周面10Dにねじ溝を切り、リング部材17を突出部10Bに対して締め付けることで、嵌合する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、吐出弁18は、弁ばね18Bによって弁体18Aを吐出口9Bに対して開弁、閉塞する構成を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、吐出弁18を、吸込み弁15と同様に、弾性を有する薄板からなるリード弁を用いて形成し、このリード弁により、吐出口9Bを連通,遮断する構成としてもよい。
さらに、本実施の形態では、往復動型の空気圧縮機1を例に挙げて説明したが、本発明は空気圧縮機に限らず、例えば真空ポンプ、冷媒圧縮機等にも広く適用することができる。
次に、上記実施の形態に含まれる発明について述べる。即ち、本発明では、ピストンの突出部は先端面が平坦な円形状に形成され、吸込み弁の基部は、前記突出部の先端面に載置される円形状に形成し、吸込み弁の弁部は、前記基部に対してΩ形に切欠くことにより舌片状の弁部として形成し、切り起し部は、前記基部の外周側をコ字状に切欠いて斜めに傾斜させるように立ち上げる構成としている。これにより、円柱状に形成した突出部の先端面に円形状の吸込み弁を載置することができる。この場合、切り起し部は、斜めに立ち上げるように形成しているから、弾性をもって吸込み弁の基部を突出部の先端面に密着させることができる。

1 空気圧縮機(往復動圧縮機)
6 シリンダ
7 非圧縮室
8 圧縮室
10 ピストン
10A 外周環状部
10B 突出部
13 リップリング
13A 平板部
13B リップ部
14 連通路
15 吸込み弁
15A 基部
15B 弁部
16 切り起し部
17 リング部材
18 吐出弁

Claims (2)

  1. 筒状のシリンダと、
    該シリンダ内を揺動しつつ往復動し該シリンダ内に非圧縮室と圧縮室を画成するピストンと、
    環状の平板部と該平板部から立ち上がった筒状のリップ部とからなり、該リップ部によって前記ピストンと前記シリンダとの間をシールするリップリングと、
    前記ピストンに形成され、前記非圧縮室と前記圧縮室とを連通させる連通路と、
    前記ピストンに設けられ、吸込み行程時に前記連通路を開弁する吸込み弁と、
    圧縮行程時に前記圧縮室内に吸込んだ気体を吐出する吐出弁と、
    を備えた往復動圧縮機において、
    前記ピストンは、前記リップリングの平板部が載置される外周環状部と、該外周環状部よりも小径であって該外周環状部から突出して形成され前記吸込み弁が載置される突出部とからなり、
    前記吸込み弁は、前記突出部に載置される基部と、一端が該基部と一体的に設けられ他端が前記連通路を開閉する弁部となった板状体であって、前記基部の外周側には、切り起し部が複数設けられ、
    前記突出部の外周面には、前記リップリングの平板部と前記吸込み弁の切り起し部とを前記ピストンに対し挟持するリング部材を設けることを特徴とする往復動圧縮機。
  2. 前記ピストンの突出部は先端面が平坦な円形状に形成され、
    前記吸込み弁の基部は、前記突出部の先端面に載置される円形状に形成し、
    前記吸込み弁の弁部は、前記基部に対してΩ形に切欠くことにより舌片状の弁部として形成し、
    前記切り起し部は、前記基部の外周側をコ字状に切欠いて斜めに傾斜させるように立ち上げる構成としてなる請求項1に記載の往復動圧縮機。
JP2013180269A 2013-08-30 2013-08-30 往復動圧縮機 Expired - Fee Related JP6170382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013180269A JP6170382B2 (ja) 2013-08-30 2013-08-30 往復動圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013180269A JP6170382B2 (ja) 2013-08-30 2013-08-30 往復動圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015048762A JP2015048762A (ja) 2015-03-16
JP6170382B2 true JP6170382B2 (ja) 2017-07-26

Family

ID=52698980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013180269A Expired - Fee Related JP6170382B2 (ja) 2013-08-30 2013-08-30 往復動圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6170382B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114784U (ja) * 1984-07-03 1986-01-28 カヤバ工業株式会社 コンプレツサのピストンシ−ル構造
JPH0335896Y2 (ja) * 1987-07-18 1991-07-30
JP2569498Y2 (ja) * 1991-06-28 1998-04-22 株式会社共立 往復式圧縮機
US6648612B2 (en) * 2002-03-25 2003-11-18 I-Min Hsiao Oil-free air compressor
JP5230995B2 (ja) * 2007-11-09 2013-07-10 周 文三 改良されたシールリングを有する空気圧縮機
JP5233406B2 (ja) * 2008-05-22 2013-07-10 パナソニック株式会社 密閉型圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015048762A (ja) 2015-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102257274B (zh) 电机泵组
EP2193058B1 (de) Motor-pumpenaggregat
CN101384459B (zh) 电机泵组
CN102656070A (zh) 马达-泵单元
CN108431416A (zh) 电动气泵
JP2001271744A (ja) エアコンプレッサ
US11015588B2 (en) Compact air compressor
JP6170382B2 (ja) 往復動圧縮機
CN100416098C (zh) 往复式压缩机的汽缸支承结构
US20200011312A1 (en) Cylinder assemble structure for compact air compressor
JP4872480B2 (ja) 圧縮機
US11353014B2 (en) Reciprocating compressor
US12584472B2 (en) Compressor
JP4052077B2 (ja) ピストンポンプ
KR200396329Y1 (ko) 공기 압축기
KR20210028979A (ko) 실린더 및 이를 포함하는 왕복동식 압축기
EP0639713A1 (en) Plunger pump
JP2022054870A (ja) 往復動圧縮機およびその製造方法
KR100927830B1 (ko) 밸브 조립체 및 이를 구비하는 압축기
JP2008248812A (ja) 往復動圧縮機
JPH09137777A (ja) 往復動型圧縮機
JP2005054703A (ja) 圧縮機における吐出弁構造
KR20010066579A (ko) 밀폐형 압축기의 피스톤핀 설치구조
KR20050111062A (ko) 스크롤 압축기의 체크밸브장치
JP2001012357A (ja) 小型ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6170382

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees