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JP6183582B2 - 照明装置およびプロジェクター - Google Patents
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JP6183582B2 - 照明装置およびプロジェクター - Google Patents

照明装置およびプロジェクター Download PDF

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Description

本発明は、照明装置およびプロジェクターに関する。
近年、固体光源の発達に伴い、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)、レーザーダイオード(Laser Diode:LD)、スーパールミネッセントダイオード(Super Luminescent Diode:SLD)などを用いたプロジェクターの開発が進められている。これらの光源は、現在用いられている水銀ランプに比較すると1発光点あたりの光出力が小さく、プロジェクターに必要な明るさを確保するためには、多数の発光点を備えていることが必要である。
多数の発光点を備えた照明装置として、特許文献1のような構成が知られている。特許文献1には、発光素子アレイと、照明対象面上での発光素子からの光による照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にする配光分布補正光学系(例えばコリメートレンズ)と、を備えた照明装置が開示されている。
特開2010−186754号公報
しかしながら、上記のような照明装置では、例えば、コリメートレンズに対して発光素子がずれると、それにともない発光素子から射出する光の光軸がずれ、照明面において照度むらが生じることがあった。その結果、均一な照度分布を有する照明面が得られないことがあった。
本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、照明面を、均一性よく照明することができる照明装置を提供することにある。また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、上記照明装置を含むプロジェクターを提供することにある。
本発明に係る照明装置は、
複数の発光部を有する光源と、
複数の前記発光部から射出された光が入射する光学系と、
を含み、
前記光学系は、
前記発光部から射出された光が入射し、前記発光部から射出された光の放射角を小さくする第1レンズと、
前記第1レンズから射出された光が入射する第2レンズと、
前記第2レンズから射出された光が入射し、前記第2レンズから射出された光の放射角を大きくする拡散板と、
を有し、
前記第2レンズは、前記発光部と、前記拡散板から射出された光が照射される照明面と、を主光線において、共役関係にするように設けられる。
このような照明装置によれば、このような照明装置によれば、照明面を、均一性よく照
明することができる。
本発明に係る照明装置において、
前記拡散板から射出された光を、前記照明面に導くライトガイドを含んでもよい。
このような照明装置によれば、拡散板から射出された光を、より確実に照明面に照射することができ、光の損失を小さくすることができる。
本発明に係る照明装置において、
前記第2レンズの焦点距離は、前記第1レンズの焦点距離よりも大きくてもよい。
このような照明装置によれば、照明面を、均一性よく照明することができる。
本発明に係る照明装置において、
前記発光部と前記第2レンズとの距離が、前記第2レンズと前記照明面との距離の1倍以上5倍以内であってもよい。
このような照明装置によれば、照明面において位置ずれを抑えた光学系を提供できる。
本発明に係る照明装置において、
前記発光部から射出された光は、前記第1レンズにより収束光束となってもよい。
このような照明装置によれば、第2レンズに入射できない光の割合を小さくすることができ、光の損失を小さくすることができる。
本発明に係る照明装置において、
前記第1レンズの個数と前記第2レンズの個数とは、同一であってもよい。
このような照明装置によれば、容易に設計することができる。
本発明に係るプロジェクターは、
前記照明装置から射出された光を、画像情報に応じて変調する空間光変調装置と、
前記空間光変調装置によって形成された画像を投射する投射装置と、
を含み、
前記照明装置は、
複数の発光部を有する光源と、
前記発光部から射出された光が入射する光学系と、
を含み、
前記光学系は、
前記発光部から射出された光が入射し、前記発光部から射出された光の放射角を小さくする第1レンズと、
前記第1レンズから射出された光が入射する第2レンズと、
前記第2レンズから射出された光が入射し、前記第2レンズから射出された光の放射角を大きくする拡散板と、
を有し、
前記第2レンズは、前記発光部と、前記拡散板から射出された光が照射される照明面と、を主光線において、共役関係にするように設けられる。
このようなプロジェクターによれば、照明面を、均一性よく照明することができる照明装置を含むため、輝度むらを低減することができる。
本発明に係る照明装置は、
複数の発光部を有する光源と、複数の前記発光部から射出された光が入射する光学系と、を含み、前記光学系は、前記発光部から射出された光が入射し、前記発光部から射出された光の放射角を小さくする第1レンズと、前記第1レンズから射出された光が入射する第2レンズと、前記第2レンズから射出された光が入射し、前記第2レンズから射出された光の放射角を大きくする拡散板と、を有し、前記第2レンズは、前記発光部と、前記拡散板から射出された光が照射される照明面と、を主光線において、共役関係にするように設けられ、前記拡散板から射出された光を、前記照明面に導くライトガイドを含む。
本発明に係る照明装置において、
前記第2レンズの焦点距離は、前記第1レンズの焦点距離よりも大きくてもよい。
本発明に係る照明装置において、
前記照明面と前記第2レンズとの距離が、前記第2レンズと前記発光部との距離の1倍以上5倍以内であってもよい。
本発明に係る照明装置において、
前記発光部から射出された光は、前記第1レンズにより収束光束となってもよい。
本発明に係る照明装置において、
前記第1レンズの個数と前記第2レンズの個数とは、同一であってもよい。
本発明に係るプロジェクターは、
照明装置と、前記照明装置から射出された光を、画像情報に応じて変調する空間光変調装置と、前記空間光変調装置によって形成された画像を投射する投射装置と、を含み、前記照明装置は、複数の発光部を有する光源と、前記発光部から射出された光が入射する光学系と、を含み、前記光学系は、前記発光部から射出された光が入射し、前記発光部から射出された光の放射角を小さくする第1レンズと、前記第1レンズから射出された光が入射する第2レンズと、前記第2レンズから射出された光が入射し、前記第2レンズから射
出された光の放射角を大きくする拡散板と、を有し、前記第2レンズは、前記発光部と、前記拡散板から射出された光が照射される照明面と、を主光線において、共役関係にするように設けられ、前記拡散板から射出された光を、前記照明面に導くライトガイドを含む。
本実施形態に係る照明装置を模式的に示す図。 本実施形態に係る照明装置の光源を模式的に示す図。 発光部と照明面との主光線における共役関係を説明するための図。 照明面を模式的に示す図。 第1レンズに対する発光素子の位置ずれを説明するための図。 第1レンズから射出される光が平行光である場合と、第1レンズから射出される光が集光された光である場合と、を模式的に示す図。 本実施形態の変形例に係る照明装置を模式的に示す図。 本実施形態に係るプロジェクターを模式的に示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 照明装置
まず、本実施形態に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る照明装置100を模式的に示す図である。図2は、本実施形態に係る照明装置100の光源10を模式的に示す図であって、Z軸方向から見た図である。なお、便宜上、図1では、支持基板16の図示を省略している。また、図1,2および以下に示す図3〜図7では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。
照明装置100は、図1および図2に示すように、光源10と、光学系102と、を含む。さらに、照明装置100は、ライトガイド50を含むことができる。
光源10は、発光素子12と、支持基板16と、を有している。発光素子12は、複数設けられている。発光素子12の数は、特に限定されないが、図2に示す例では、発光素子12は、3つ設けられて、Y軸方向に配列されている。
発光素子12は、複数の発光部14を有している。発光部14の数は、特に限定されないが、図2に示す例では、発光部14は、1つの発光素子12において5つ設けられて、X軸方向に配列されている。発光部14は、X軸方向およびY軸方向にマトリックス状に配列されている。発光部14は、X軸方向およびY軸方向に等間隔で配列されている。
なお、図示はしないが、発光素子12は、1つの発光部14を有していてもよく、1つの発光部14を有する発光素子12がX軸方向およびY軸方向にマトリックス状に配列されていてもよい。
発光素子12は、発光部14から光(光束)を射出することができる。図示の例では、発光部14から射出する光の射出方向は、Z軸方向である。発光素子12は、例えば、SLD、LD、LEDである。SLDは、レーザー発振を防止することができ、LDに比べて、スペックルノイズを低減することができる。
支持基板16は、発光素子12を支持している。支持基板16の形状は、発光素子12を支持できれば特に限定されないが、例えば、板状である。支持基板16の材質は、例えば、銅、アルミニウムである。このような材質の支持基板16を用いることにより、光源10の放熱性を向上させることができる。
光学系102には、複数の発光部14から射出する光が入射する。光学系102は、第1レンズアレイ20(第1レンズ22)、第2レンズアレイ30(第2レンズ32)、および拡散板40を有している。なお、図示はしないが、光学系102は、レンズ22,32および拡散板40以外の光学部材を有していてもよい。
第1レンズアレイ20は、複数の第1レンズ22から構成されている。第1レンズ22は、発光部14の数に対応して複数設けられている。第1レンズ22には、発光部14から射出する光が入射する。発光部14から射出する光の主光線は、例えば、第1レンズ22の中心(例えば第1レンズ22を構成する球面の中心)を通る。ここで、「主光線」とは、光束を構成する光線のうち中心(光束の角度分布の中心)を通る光線である。主光線の方向から見たときの、発光部14から射出する光束の形状は、例えば、楕円や円である。なお、本実施形態においては、主光線の方向は、Z軸方向と平行である。
第1レンズ22は、発光部14から射出する光の放射角を小さくすることができる。具体的には、第1レンズ22は、発光部14から射出される発散光を平行光として、射出することができる。すなわち、第1レンズ22は、コリメートレンズとして機能することができる。
なお、発光部14から射出された光は、第1レンズ22によって、集光されても(収束光となっても)よい。すなわち、第1レンズ22から射出する光は、1点に向かって、進行してもよい(後述する図6参照)。
第1レンズ22の形状は、発光部14から射出する光の放射角を小さくすることができれば、特に限定されないが、図示の例では、第1レンズ22は、光源10側の面が平面であり、照明対象2側の面が凸面(球面)である形状を有している。図示はしないが、第1レンズ22は、光源10側の面および照明対象2側の面が凸面である形状を有していてもよい。第1レンズ22の材質は、例えば、ガラスである。
第2レンズアレイ30は、複数の第2レンズ32から構成されている。第2レンズ32は、第1レンズ22の数に対応して複数設けられている。第2レンズ32には、第1レンズ22から射出する光が入射する。第1レンズ22から射出する光の主光線は、例えば、第2レンズ32の中心(例えば第2レンズ32を構成する球面の中心)を通る。第1レンズ22の個数と第2レンズ32との個数は、例えば、同一である。
第2レンズ32は、発光部14と、拡散板40から射出された光が照射される照明面4とが、主光線において、共役関係となる光学系102を構成するように設けられている。具体的には、第1レンズ22と拡散板40との間に第2レンズ32が設けられることにより、発光部14と照明面4とを、主光線において、共役関係にすることができる。なお、拡散板40から射出される光には拡散成分が含まれるため、上述の共役関係を満たしていないが、拡散板40に入射して射出される光のうち、拡散しない成分(拡散後の光束を構成する中心光線)に対して、上述の共役関係を満たすように、第2のレンズ32の形状が設定されている。したがって、図3に示すように、例えば発光素子12を実装する際に、発光素子12が主光線LがZ軸と平行に進行する位置からずれて、発光部14を中心として回転して主光線Lの進行方向が光線L1〜L6のようにZ軸に対して傾いたとしても、光学系102を通る主光線L1〜L6は、例えば、照明面4において同一の位置に到達することができる。このように主光線の回転による、照明面4において生じる位置ずれは解消できる。もう一つの問題である主光線の位置ずれについて後述で説明する。
なお、図3は、発光部14と照明面4との主光線における共役関係を説明するための図
であり、第1レンズ22、第2レンズ32、および拡散板40を通過する複数の主光線を図示している。簡単のため、第2レンズ32のみを図示してある。
図3に示すように、発光部14と第2レンズ32の主点Hとの間の距離をaとし、第2レンズ32の主点Hと照明面4との間の距離をbとし、第2レンズ32の焦点距離をfとすると、
1/a+1/b=1/f
の関係を満たす。ここで、「焦点距離」とは、発光素子12側(−Z軸方向側)の無限遠から光を入れたときに集光する点と主点との間の距離をいう。また、「主点」とは、発光素子12側(−Z軸方向側)から光を入れたときの主点である。
図3に破線で示すように、発光素子12が所定の位置から(例えば第2レンズ32の中心軸から)Y軸方向にΔS1ずれて主光線L7を射出しているとすると、主光線L7の照明面4におけるY軸方向のずれ(例えば第2レンズ32の中心軸からのずれ)ΔS2は、
ΔS2=ΔS1×(b/a)
となる。通常、実装装置の精度により、ΔS1は5μm〜20μm程度である。一方、照明対象2として、例えばライトバルブを照明する場合、ライトバルブの大きさは0.5インチ〜1インチ程度であり、照明面4において許容される位置ずれΔS2は、100μm程度である。このため、b/aは5倍以下に抑えられていればよい。また、発光部14から射出された光が、本来入射すべき第2レンズ32の隣の第2レンズ32に入射しないように、aは小さい(発光部14に近い)方がよい。さらに、拡散板40から射出された光が、空間的な強度分布の広がった状態で、照明面4を照射することが望ましいため、bは大きい(照明面4から離れている)方がよい。このような条件を満たすためには、b/aが1以上であることが望ましい。したがって、光学的に望ましい倍率は、1≦b/a≦5である。このような倍率の関係を有する第2レンズ32を用いることにより、照明面4において位置ずれを抑えた光学系を提供できる。
また、第2レンズ32の焦点距離は、第1レンズ22の焦点距離よりも大きくすることができる。これにより、第2レンズ32と照明面4との距離を大きく取れるので、拡散板40から射出された光が、空間的な強度分布の広い状態で、照射面4を照明することができる。具体的には、第2レンズ32の焦点距離は、例えば、8mm程度であり、第1レンズ22の焦点距離は、例えば、1mm程度である。
第2レンズ32の形状は、発光部14と照明面4とを主光線において共役関係にすることができれば、特に限定されないが、図1に示す例では、第2レンズ32は、光源10側の面が凸面(球面)であり、照明対象2側の面が平面である形状を有している。図示はしないが、第2レンズ32は、光源10側の面および照明対象2側の面が凸面である形状を有していてもよい。第2レンズ32の材質は、例えば、ガラスである。
拡散板40には、図1に示すように、第2レンズ32から射出された光が入射する。拡散板40は、第2レンズ32から射出された光の放射角を大きくすることができる。拡散板40から射出する光は、等方的に広がりながら、Z軸方向に進行することができる。拡散板40から射出する光は、照明面4において、一部が重なることができる(非重畳系)。拡散板40の材質は、例えば、ガラスである。
ライトガイド50には、拡散板40から射出する光が入射する。ライトガイド50は、拡散板40から射出する光を、照明面4に導くことができる。ライドガイド50の形状は、特に限定されず、直方体であってもよいし、光が通る部分が中空となるように直方体に開口部が設けられた形状で内側に反射面が形成されたものであってもよい。ライトガイド50の材質は、例えば、ガラスである。
照明対象2の照明面4には、ライトガイド50から射出された光が照射される。例えば、照明装置100をプロジェクターに用いる場合、照明対象2は、ライトバルブである。ここで、図4は、照明面4を模式的に示す図であって、Z軸方向から見た図である。図4に示すように、複数の光源像(主光線Lの位置)がX軸方向およびY軸方向において等間隔で配列されることが望ましい。これにより、照度の均一性を高めることができる。
なお、上記では、複数の第1レンズ22が第1レンズアレイ20を構成している例について説明したが、複数の第1レンズ22は、レンズアレイを構成せず、互いに離間している別個のレンズであってもよい。同様に、上記では、複数の第2レンズ32が第2レンズアレイ30を構成している例について説明したが、複数の第2レンズ32は、レンズアレイを構成せず、互いに離間している別個のレンズであってもよい。
照明装置100は、例えば、以下の特徴を有する。
照明装置100によれば、第2レンズ32は、発光部14と照明面4とを主光線において、共役関係にするように設けられている。そのため、上述のように、例えば発光素子12を実装する際に、発光素子12が主光線LがZ軸と平行に進行する位置からずれて、発光部14を中心として回転して主光線Lの進行方向がZ軸に対して傾いたとしても、光学系102を通る主光線Lは、例えば、照明面4において同一の位置に(または、ほぼ同一の位置に)到達することができる(図3参照)。したがって、照明装置100では、照明面4を均一性よく照明することができる。
例えば、射出する光の放射角が35°前後と大きい発光素子12にあっては、第1レンズ22の焦点距離は、1mm程度と非常に小さい。そのため、図5に示すように、発光素子12が第1レンズ22に対して(第1レンズ22の中心軸に対して)Y軸方向に数十μmずれたとしても、数度といった大きな光軸ずれを引き起こし、主光線Lの進行方向がずれてしまう。照明装置100では、このように第1レンズ22に対して発光素子12がずれることによって生じる光軸ずれを、第2レンズ32によって補正することができる。
なお、図5は、第1レンズ22に対する発光素子12の位置ずれを説明するための図であって、位置がずれた場合の発光素子12および主光線Lを破線で示している。
照明装置100によれば、拡散板40から射出された光を、照明面4に導くライトガイド50を含む。これにより、拡散板40から射出された光を、より確実に照明面4に照射することができ、光の損失を小さくすることができる。
照明装置100によれば、第2レンズ32の焦点距離は、第1レンズ22の焦点距離よりも大きい。そのため、第2レンズ32と照明面4との距離を大きく取れるので、拡散板40から射出された光が、空間的な強度分布の広い状態で、照射面4を照明することができる(図3参照)。したがって、照明装置100では、照明面4を、均一性よく照明することができる。
照明装置100によれば、発光部14と第2レンズ32との距離を、第2レンズと照明面4との距離の1倍以上5倍以内とすることができる。これにより、上述のように、照明面4において位置ずれを抑えた光学系を提供できる。
照明装置100によれば、第1レンズ22は、発光部14から射出された光を集光する(収束光束とする)ことができる。これにより、光の損失を小さくすることができる。以下、具体的に説明する。
例えば、発光素子12が第1レンズ22に対して(第1レンズ22の中心軸に対して)Y軸方向にずれた場合、図6(A)に示すように、第1レンズ22から射出する光(光束B)が平行光である場合は、第1レンズ22から射出する光束Bの一部は、第2レンズ32に入射することができず、損失となることがある。具体的には、第1レンズ22から射出する光束Bの幅(Y軸方向の大きさ)が0.5mmであり、第2レンズ32の有効径(例えばY軸方向の大きさ)が0.7mmだとすると、光束Bの中心軸(主光線の位置)が第2レンズ32の入射面において該入射面の中心(Z軸方向から見た中心)から0.2mm以上ずれると、光の損失が生じてしまう。これに対し、図6(B)に示すように、第1レンズ22から射出する光束Bは、集光された光であると、図6(A)に示す場合と比べて、第2レンズ32の入射面における光束径を小さくすることができる。そのため、第2レンズ32に入射できない光束Bの割合を小さくすることができ、光の損失を小さくすることができる。
なお、図6は、第1レンズ22から射出される光が平行光である場合と、第1レンズ22から射出される光が集光された光(収束光)である場合と、を模式的に示す図であって、位置がずれた場合の発光素子12および光束Bを破線で示している。いずれの場合も、発光部14と照明面4とを、主光線において共役関係を満たすように、第2レンズ32の形状が設定されている。なお、第2レンズ32とライトガイド50との間に拡散板40が設けられた状態における共役関係については、前述の通りである。
照明装置100によれば、第1レンズ22の個数と第2レンズ32の個数とを、同一にすることができる。これにより、照明装置100を容易に設計することができる。
2. 照明装置の変形例
次に、本実施形態の変形例に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。図7は、本実施形態の変形例に係る照明装置200を模式的に示す図である。以下、本実施形態の変形例に係る照明装置200において、本実施形態に係る照明装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、便宜上、図7では、支持基板16の図示を省略している。
照明装置100では、図1に示すように、第2レンズアレイ30を構成する第2レンズ32は、Y軸方向において等ピッチで配置されていた。これに対し、照明装置200では、図7に示すように、第2レンズ32は、レンズアレイを構成しておらず、Y軸方向に沿って異なるピッチで配置されている。図示の例では、複数の第2レンズ32は、Y軸方向において、内側から外側に向けて、隣り合う第2レンズ32の間隔が大きくなるように配置されている。これにより、発光素子12のピッチD1と、照明面4における主光線の位置のピッチD2と、を異なる値にすることができる。
3. プロジェクター
次に、本実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係るプロジェクター800を模式的に示す図である。なお、便宜上、図8では、プロジェクター800を構成する筐体を省略して図示している。
プロジェクター800は、本発明に係る照明装置を含む。以下では、図8に示すように、照明装置100(照明装置100R、照明装置100G、照明装置100B)を含むプロジェクター800について説明する。照明装置100R、照明装置100G、照明装置100Bは、それぞれ、赤色光、緑色光、青色光を出射することができる。なお、便宜上、図8では、照明装置100R、照明装置100G、照明装置100Bを、簡略化して図示している。
プロジェクター800は、図8に示すように、さらに、透過型の液晶ライトバルブ(空間光変調装置)804R,804G,804Bと、投射レンズ(投射装置)808と、を含む。液晶ライトバルブ804R,804G,804Bは、図1に示す照明対象2に対応している。
各照明装置100R,100G,100Bから射出する光は、各液晶ライトバルブ804R,804G,804Bに入射する。各液晶ライトバルブ804R,804G,804Bは、入射した光をそれぞれ画像情報に応じて変調する。そして、投射レンズ808は、液晶ライトバルブ804R,804G,804Bによって形成された像を拡大してスクリーン(表示面)810に投射する。
また、プロジェクター800は、液晶ライトバルブ804R,804G,804Bから射出された光を合成して投射レンズ808に導くクロスダイクロイックプリズム(色光合成手段)806を、含むことができる。
各液晶ライトバルブ804R,804G,804Bによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム806に入射する。このプリズムは、4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。そして、合成された光は、投射光学系である投射レンズ808によりスクリーン810上に投射され、拡大された画像が表示される。
プロジェクター800によれば、照明対象を、均一性よく照明することができる照明装置100を含む。そのため、プロジェクター800は、輝度むらを低減することができる。
なお、上述の例では、空間光変調装置として透過型の液晶ライトバルブを用いたが、液晶以外のライトバルブを用いてもよいし、反射型のライトバルブを用いてもよい。このようなライトバルブとしては、例えば、反射型の液晶ライトバルブや、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)が挙げられる。また、投射光学系の構成は、使用されるライトバルブの種類によって適宜変更される。
また、光源からの光をスクリーン上で走査させることにより、表示面に所望の大きさの画像を表示させる走査型の画像表示装置(プロジェクター)の照明装置にも、100R,100G,100Bを適用することが可能である。
上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
2…照明対象、4…照明面、10…光源、12…発光素子、14…発光部、16…支持基
板、20…第1レンズアレイ、22…第1レンズ、30…第2レンズアレイ、32…第2レンズ、40…拡散板、50…ライトガイド、100…照明装置、102…光学系、200…照明装置、800…プロジェクター、804…液晶ライトバルブ、806…クロスダイクロイックプリズム、808…投射レンズ、810…スクリーン

Claims (6)

  1. 複数の発光部を有する光源と、
    複数の前記発光部から射出された光が入射する光学系と、
    を含み、
    前記光学系は、
    前記発光部から射出された光が入射し、前記発光部から射出された光の放射角を小さくする第1レンズと、
    前記第1レンズから射出された光が入射する第2レンズと、
    前記第2レンズから射出された光が入射し、前記第2レンズから射出された光の放射角を大きくする拡散板と、
    を有し、
    前記第2レンズは、前記発光部と、前記拡散板から射出された光が照射される照明面と、を主光線において、共役関係にするように設けられ
    前記拡散板から射出された光を、前記照明面に導くライトガイドを含む、ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記第2レンズの焦点距離は、前記第1レンズの焦点距離よりも大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記照明面と前記第2レンズとの距離が、前記第2レンズと前記発光部との距離の1倍以上5倍以内である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記発光部から射出された光は、前記第1レンズにより収束光束となる、ことを特徴とする請求項1ないしいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第1レンズの個数と前記第2レンズの個数とは、同一である、ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 照明装置と、
    前記照明装置から射出された光を、画像情報に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記空間光変調装置によって形成された画像を投射する投射装置と、
    を含み、
    前記照明装置は、
    複数の発光部を有する光源と、
    前記発光部から射出された光が入射する光学系と、
    を含み、
    前記光学系は、
    前記発光部から射出された光が入射し、前記発光部から射出された光の放射角を小さくする第1レンズと、
    前記第1レンズから射出された光が入射する第2レンズと、
    前記第2レンズから射出された光が入射し、前記第2レンズから射出された光の放射角を大きくする拡散板と、
    を有し、
    前記第2レンズは、前記発光部と、前記拡散板から射出された光が照射される照明面と、を主光線において、共役関係にするように設けられ
    前記拡散板から射出された光を、前記照明面に導くライトガイドを含む、ことを特徴とするプロジェクター。
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