JP6189076B2 - 感光性組成物 - Google Patents
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Description
現在、液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ(PDP)等に代表されるフラットパネルディスプレイ(FPD)は、パソコンやテレビ、携帯電話まで多くの電子機器に不可欠なものとなっており、FPDを構成する数多くの光学用材料の需要も大きく伸びている。また、近年パネルサイズの大型化が進み、それに対応する各種感光性樹脂の開発も重要となってきており、特に、表面硬度、高密着性及び高透明性を兼ね備えた感光性樹脂が望まれている。
また、コーティング剤や塗料、印刷インキ等についても、速乾性、基材選択性(非吸収性基材への印刷が可能)、さらに一般的に無溶媒であるため環境に有害なVOC(Volatile Organic Compound:揮発性有機化合物)の発生が無い等の観点から、感光性樹脂の適用範囲が広がりつつある。特に、印刷インキ用途では、感光性樹脂の基材への密着性、硬度、及び透明性が必要とされる。
本発明の目的は、塗膜の表面硬度を損なうことなく、高密着性及び高透明性を発現する硬化膜を与える感光性組成物を提供することにある。
(1)本発明の組成物が硬化されてなる硬化物は、高表面硬度を発現する。
(2)本発明の組成物が硬化されてなる硬化物は、塗膜への高密着性を発現する。
(3)本発明の組成物が硬化されてなる硬化物は、高透明性を発現する。
尚、上記及び以下において、「アクリレート」、「メタクリレート」の双方又はいずれかを指す場合「(メタ)アクリレート」と、「アクリル」、「メタクリル」の双方又はいずれかを指す場合「(メタ)アクリル」と、それぞれ記載することがある。
活性エネルギー線により酸を発生する酸発生剤(H)としては、例えばスルホニウム塩誘導体(H1)及びヨードニウム塩誘導体(H2)が挙げられる。(H)は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中では、末端または側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリアルキレンオキサイド変性ポリジメチルシロキサン、及び末端または側鎖に(メタ)アクリロイロキシ基を有するポリエステル変性ポリジメチルシロキサンが好ましい。
エチレン性二重結合とポリジメチルシロキサン構造を有するシリコーン系化合物(C)の、数平均分子量の好ましい範囲は500〜50000である。
数平均分子量が500以上であると、硬化物のプラスチック基材との密着性が良好であり、50000以下であると、樹脂との相溶性が良好である。
尚、上記「単官能〜六官能の(メタ)アクリレート」とは、(メタ)アクリロイル基の数が1〜6個の(メタ)アクリレートを意味し、以下同様の記載法を用いる。
単官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート及びN,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルジグリコール(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−クロロエチル(メタ)アクリレート、4−ブロモブチル(メタ)アクリレート、シアノエチル(メタ)アクリレート、ブトキシメチル(メタ)アクリレート、メトキシプロピレンモノ(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリレート、2−エチルへキシルカルビトール(メタ)アクリレート、2−(2−メトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、2−(2−ブトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、2,2,2−テトラフルオロエチル(メタ)アクリレート、1H,1H,2H,2H−パーフルオロデシル(メタ)アクリレート、4−ブチルフェニル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、2,4,5−テトラメチルフェニル(メタ)アクリレート、4−クロロフェニル(メタ)アクリレート、フェノキシメチル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジロキシブチル(メタ)アクリレート、グリシジロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジロキシプロピル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノビニルエーテルモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、トリメトキシシリルプロピル(メタ)アクリレート、トリメトキシシリルプロピル(メタ)アクリレート、トリメチルシリルプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレンオキサイドモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、オリゴエチレンオキサイドモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、オリゴエチレンオキサイドモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、ポリエチレンオキサイドモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレンオキサイドモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、オリゴプロピレンオキサイドモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、2−メタクリロイロキシエチルコハク酸、ブトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、トリフロロエチル(メタ)アクリレート、パーフロロオクチルエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性フェノール(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性クレゾール(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ノニルフェノール(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ノニルフェノール(メタ)アクリレート及びエチレンオキサイド変性−2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートが挙げられる。
尚、上記の単官能又は多官能ビニルエーテルとは、それぞれビニルエーテル基の数が単数又は複数のビニルエーテルを意味する。
単官能ビニルエーテルとしては、例えば、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、n−ノニルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、シクロヘキシルメチルビニルエーテル、4−メチルシクロヘキシルメチルビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、ジシクロペンテニルビニルエーテル、2−ジシクロペンテノキシエチルビニルエーテル、メトキシエチルビニルエーテル、エトキシエチルビニルエーテル、ブトキシエチルビニルエーテル、メトキシエトキシエチルビニルエーテル、エトキシエトキシエチルビニルエーテル、メトキシポリエチレングリコールビニルエーテル、テトラヒドロフリフリルビニルエーテル、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、4−ヒドロキシメチルシクロヘキシルメチルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、ポリエチレングリコールビニルエーテル、クロルエチルビニルエーテル、クロルブチルビニルエーテル、クロルエトキシエチルビニルエーテル、フェニルエチルビニルエーテル及びフェノキシポリエチレングリコールビニルエーテルが挙げられる。
この場合の感光性組成物中の好ましい含有量は、(A)が1〜95重量%、(B)が0.05〜30重量%、(H)が0.001〜30重量%、(D)が0.1〜90重量%、(E)が0.1〜90重量%である。
また、本発明の感光性組成物を密着性がより重視される用途に適用する場合は、鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル(A)、重合開始剤(B)及び酸発生剤(H)に加えて、エチレン性二重結合とポリジメチルシロキサン構造を有するシリコーン系化合物(C)、及び(D)以外の三〜六官能の(メタ)アクリレート(J21)を含有するのが好ましい。
この場合の感光性組成物中の好ましい含有量は、(A)が1〜95重量%、(B)が0.05〜30重量%、(H)が0.001〜30重量%、(C)が0.1〜10重量%、(J21)が1〜80重量%である。
顔料分散剤としては、例えば、ビックケミー社製顔料分散剤(Anti−Terra−U、Disperbyk−101,103、106、110、161、162、164、166、167、168,170、174、182、184又は2020等)、味の素ファインテクノ社製顔料分散剤(アジスパーPB711、PB821、PB814、PN411及びPA111等)、ルーブリゾール社製顔料分散剤(ソルスパーズ5000、12000、32000、33000及び39000等)が挙げられる。これらの顔料分散剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。顔料分散剤の添加量は特に限定されるものではないが、感光性組成物中に0〜20重量%の範囲で用いることが好ましい。
溶剤の含有量は、感光性組成物の重量を基準として0〜95重量%であることが好ましく、更に好ましくは3〜94重量%、特に好ましくは5〜90重量%である。
塗工膜厚は、硬化乾燥後の膜厚として、通常0.5〜300μmである。乾燥性、硬化性の観点から好ましい上限は250μmであり、耐摩耗性、耐溶剤性、耐汚染性の観点から好ましい下限は1μmである。
本発明において、活性光線とは250nm〜830nmの波長を有する光線を意味する。
本発明の感光性組成物を活性光線照射で硬化させる際のエネルギー源としては、一般的に使用されている高圧水銀灯の他、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ及びハイパワーメタルハライドランプ等(UV・EB硬化技術の最新動向、ラドテック研究会編、シーエムシー出版、138頁、2006)が使用できる。また、LED光源を使用した照射装置も好適に使用できる。活性光線の照射時及び/又は照射後に光酸発生剤から発生した酸を拡散させる目的で、加熱を行ってもよい。加熱温度は、通常、30℃〜200℃であり、好ましくは35℃〜150℃、更に好ましくは40℃〜120℃である。
電子線の照射量(Mrad)は、通常0.5〜20、感光性組成物の硬化性及び硬化物の可撓性、硬化膜及び基材の損傷を避けるとの観点から好ましくは1〜15である。
[酸発生剤(H−1){前記化学式(1)で表される化合物}の製造]
攪拌機、コンデンサー、温度計、滴下ポンプを備えたフラスコに、トルエン6.5部、イソプロピルベンゼン8.1部、ヨウ化カリウム5.35部及び無水酢酸20部を酢酸70部に溶解させ、10℃まで冷却し、温度を10±2℃に保ちながら、濃硫酸12部と酢酸15部の混合溶液を1時間かけて滴下した。25℃まで昇温し、24時間攪拌した。その後、反応溶液にジエチルエーテル50部を加え、水で3回洗浄し、ジエチルエーテルを減圧留去した。残渣にカリウム{トリフルオロ[トリス(パーフルオロエチル)]ホスフェート}118部を水100部に溶解させた水溶液を加え、25℃で20時間攪拌した。その後、反応溶液に酢酸エチル500部を加え、水で3回洗浄し、有機溶剤を減圧留去することで目的とする酸発生剤(H−1)(淡黄色固体)5.0部を得た。
1,9−ノナンジオールジアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレート1,9ND−A」](A−1)90部、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン[Lamberti社製「ESACURE TZT」](B1−1)20部、製造例1で合成した酸発生剤(H−1)0.25部並びに溶剤としてトルエン30部及びメチルイソブチルケトン70部を一括で配合し、ディスパーサーで均一に混合攪拌し、本発明の感光性組成物(Q−1)を得た。
「1,9−ノナンジオールジアクリレート(A−1)90部」を「1,6−ヘキサンジオールジアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレート1,6HX−A」](A−2)80部」に変更し、「2,4,6−トリメチルベンゾフェノン(B1−1)20部」を「2,3,4−トリメチルベンゾフェノン[LAMBSON社製「SPEEDCURE BME」](B1−2)10部」に変更し、イソボルニルアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートIB−XA」](D1−1)10部を追加した以外は、実施例1と同様にして本発明の感光性組成物(Q−2)を得た。
1,2−エチレングリコールジメタクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−121M」](A−3)70部、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド[LAMBSON社製「SPEEDCURE BMS」](B1−3)5部、トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部、i−ステアリルアクリレート[大阪有機工業製「ISTA」](E−1)10部、製造例1で合成した酸発生剤(H−1)0.25部並びに溶剤としてトルエン30部及びメチルイソブチルケトン70部を一括で配合し、ディスパーサーで均一に混合攪拌し、本発明の感光性組成物(Q−3)を得た。
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「2−メチル−1,8−オクタンジオールジアクリレートと1,9−ノナンジオールジアクリレートの混合物[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートMOD−A」](A−4)60部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「ジエチルチオキサントン[日本化薬(株)製「カヤキュアDETX」](B7−1)1部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「トリシクロデカンジメタノールジアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートDCP−A」](D3−2)35部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「2−エチルヘキシルメタクリレート[共栄社化学(株)製「ライトエステルEH」](E−2)5部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−4)を得た。
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「1,12−ドデカンジオールジメタクリレート[サートマー社製「CD262」](A−5)40部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「アントラキノン[東京化成(株)製](B5−1)25部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「シクロヘキシルメタクリレート[共栄社化学(株)製「ライトエステルCH」](D6−1)20部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「i−ミリスチルアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートIM−A」](E−3)40部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−5)を得た。
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「ネオペンチルグリコールジアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートNP−A」](A−6)20部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「N−メチルアクリドン[東京化成(株)製](B12−1)30部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「2−エチル−1−アダマンチルアクリレート[出光興産(株)製「アダマンテートEA」](D7−1)78部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「n−ステアリルメタクリレート[共栄社化学(株)製「ライトエステルS」](E−4)2部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−6)を得た。
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)10部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「2−アミノ−9−フルオレノン[東京化成(株)製](B10−1)0.07部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「イソボルニルメタクリレート[共栄社化学(株)製「ライトエステルIB−X」](D1−2)0.05部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「n−ブチルアクリレート[大阪有機工業製「TBA」]](E−5)78部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−7)を得た。
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「1,3−ブチレングリコールジアクリレート[サートマー社製「SR−212」](A−8)5部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「ビス(p−トリル)スルホキシド[東京化成(株)製](B2−1)15部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「トリシクロデセンアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−511AS」](D4−1)90部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「ベヘニルアクリレート[日油(株)製「ブレンマーVA」(E−6)5部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−8)を得た。
「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)100部」、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド[BASF社製「LUCIRIN TPO」](B13−1)20部、酸発生剤(H−1)0.25部を一括で配合し、ディスパーサーで均一に混合攪拌し、本発明の感光性組成物(Q−9)を得た。
「シリコーン系化合物[ビックケミー・ジャパン(株)製「BYK−UV3570」](C−1)1部」を追加した以外は、実施例9と同様にして本発明の感光性組成物(Q−10)を得た。
「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)100部」を「30部」に変更し、「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を追加した以外は、実施例9と同様にして本発明の感光性組成物(Q−11)を得た。
「シリコーン系化合物[ビックケミー・ジャパン(株)製「BYK−UV3570」](C−1)1部」を追加した以外は、実施例11と同様にして本発明の感光性組成物(Q−12)を得た。
「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を「ペンタエリスリトールテトラアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートPE−4A」](J2−2)70部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−13)を得た。
「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を「カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート[日本化薬(株)製「カヤラッドDPCA−20」](J2−3)70部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−14)を得た。
「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)30部」を「70部」に変更し、「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を「30部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−15)を得た。
「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)30部」を「10部」に変更し、「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を「90部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−16)を得た。
「シリコーン系化合物[ビックケミー・ジャパン(株)製「BYK−UV3570」](C−1)1部」を「6部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−17)を得た。
「シリコーン系化合物[ビックケミー・ジャパン(株)製「BYK−UV3570」](C−1)1部」を「0.2部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−18)を得た。
「1,9−ノナンジオールジアクリレート(A−1)」を「ジエチレングリコールジアクリレート」に変更する以外は、実施例1と同様にして比較用の感光性組成物(Q’−1)を得た。
酸発生剤(H−1)を使用しない以外は、実施例1と同様にして比較用の感光性組成物(Q’−2)を得た。
実施例1〜18及び比較例1〜2で得た各感光性組成物を、表面処理を施した厚さ80μmのCOP(シクロオレフィンポリマー)フィルム[JSR(株)製アートン]に、アプリケーターを用いて膜厚20μmとなるように塗布して、循風乾燥機を使用して60℃で1分間乾燥した後、ベルトコンベア式UV照射装置(アイグラフィックス株式会社「ECS−151U」)を使用して露光を行った。露光量は365nmとして150mJ/cm2であった。ただし、溶剤を含まない実施例9〜18の感光性組成物については、膜厚10μmとなるように塗布して、乾燥工程を経ずに、ベルトコンベア式UV照射装置を使用して露光を行った。
硬化後の塗膜について以下の方法で性能評価を行った結果を表1に示す。
(1)表面硬度
JIS K−5600−5−4に準拠して、表面硬度の指標として鉛筆硬度を測定する。
(2)密着性
JIS K−5600−5−6に準拠し、碁盤目セロハンテープ剥離試験(1mm間隔、100目)「残存目数/100」を実施し、密着性を評価した。
(3)透過率及びヘイズ(透明性)
JIS−K7136に準拠し、全光線透過率測定装置[商品名「haze−garddual」BYK gardner(株)製]を用いて透過率及びヘイズを測定した。透過率は、基材であるCOPの値をブランクとして差し引いた値であり、いずれも単位は%である。
Claims (8)
- 鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル(A)、炭素数6〜15の環状炭化水素骨格を有する(メタ)アクリレート(D)、炭素数1〜24の鎖状炭化水素基を有するモノ(メタ)アクリレート(E)、重合開始剤(B)及び活性エネルギー線により酸を発生する酸発生剤(H)を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型感光性組成物であって、前記重合開始剤(B)が、ベンゾフェノン誘導体(B1)、ジフェニルスルホキシド誘導体(B2)、ジフェニルスルホン誘導体(B3)、アントロン誘導体(B4)、アントラキノン誘導体(B5)、キサントン誘導体(B6)、チオキサントン誘導体(B7)、ジベンゾスベロン誘導体(B8)、ジベンゾスベレノン誘導体(B9)、フルオレノン誘導体(B10)、フェナントレンキノン誘導体(B11)、アクリドン誘導体(B12)及びアシルホスフィンオキサイド誘導体(B13)からなる群から選ばれる少なくとも1種のラジカル重合開始剤である活性エネルギー線硬化型感光性組成物。
- (A)が、炭素数2〜12の鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステルである請求項1記載の組成物。
- 更にエチレン性二重結合とポリジメチルシロキサン構造を有するシリコーン系化合物(C)を含有する請求項1又は2記載の組成物。
- 前記活性エネルギー線により酸を発生する酸発生剤(H)が、スルホニウム塩誘導体(H1)及び/又はヨードニウム塩誘導体(H2)である請求項1〜3のいずれか記載の組成物。
- 更に炭素数4〜35かつ3〜6官能の(メタ)アクリレート化合物(J21)を含有し、(J21)が(A)、(D)及び(E)以外の(メタ)アクリレート化合物である請求項1〜4いずれか記載の組成物。
- (A)の含有量が1〜95重量%、(B)の含有量が0.05〜30重量%、(H)の含有量が0.001〜30重量%、(C)の含有量が0〜10重量%、(D)の含有量が0.1〜90重量%、(E)の含有量が0.1〜90重量%及び(J21)の含有量が0〜80重量%である請求項1〜5のいずれか記載の組成物。
- フラットパネルディスプレイ用、コーティング剤用、インキ用、塗料用、接着剤用、レジストパターン形成用又はセラミック電子部品製造用である請求項1〜6のいずれか記載の組成物。
- 請求項1〜7のいずれか記載の組成物が活性エネルギー線により硬化されてなる硬化物。
Priority Applications (1)
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