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JP6190824B2 - 共通ソースfetよりゲート酸化物が厚いバッファ段fetを有する静電放電保護回路 - Google Patents
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JP6190824B2 - 共通ソースfetよりゲート酸化物が厚いバッファ段fetを有する静電放電保護回路 - Google Patents

共通ソースfetよりゲート酸化物が厚いバッファ段fetを有する静電放電保護回路 Download PDF

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Description

本願は、概して半導体デバイス及びプロセスの分野に関し、更に具体的には、デュアルゲート酸化物厚みを備えたMOSトランジスタを用いる高電圧静電放電保護回路の構造及び製造方法に関連する。
一層高い動作速度、一層小さい動作電圧、一層高いパッキング密度、及び低減されたコストに対する需要があらゆるデバイス寸法の低減を押し進めているため、集積回路(IC)における静電放電(ESD)現象は重要性が増している。これは概して、一層薄い誘電体層、一層急速なドーピング遷移での一層高いドーピングレベル、及び一層高い電界など、損害を与えるESD事象に対する増大されたセンシティブ性に寄与するあらゆる因子を示唆する。
入力/出力(I/O)パッドをESD欠陥から保護するための1つの一般的な方式は、保護されるべきピンにそのドレインが接続され、そのソースが接地に結びつけられる、nMOSトランジスタなどの金属酸化物半導体(MOS)デバイスを用い、接地への低インピーダンス電流経路を提供するためESD事象の間寄生バイポーラトランジスタのモードに依存する(ソースはエミッタとして、ドレインはコレクタとして、及びバルク半導体はベースとして機能する)。保護レベル又は欠陥閾値は、nMOSデバイス幅を変えることにより設定され得る。
デバイスの電流搬送能力は、アバランシェコレクタ空乏層における熱的効果により制限される。多数の効果(固有キャリア濃度の増大、キャリア移動度の低減、熱伝導率の低減、及びトンネル電流に対する電位障壁の低下など)が、第2の(熱的)ブレークダウンである熱暴走の開始に寄与する。衝突電離電流の低減はキャリアの熱生成によりオフセットされる。自己加熱の結果としてストレス下デバイスにおいて開始される第2のブレークダウンは、トリガ電流It2により特徴付けられ、これは、デバイス設計、特にドーピングプロファイル、に対し非常にセンシティブであり、その結果、接合溶融となり、漏れ電流の不可逆増大につながる。
約10V〜100V以上の高電圧をサポートするアナログ技術を用いる半導体製品において、一般的なESD保護回路は、約0.75A〜5Aの電流を放電するために通常サチュレーションモードにおいてMOS電界効果トランジスタ(MOSFET)を用いる。トランジスタはしばしば、高電圧クランプを提供するためドレイン拡張される(DE)。ESD保護回路はしばしばアクティブFETセルと呼ばれる。これらのセルにおいて、共通ソーストランジスタNと呼ばれる第1のFETが、そのゲートが充電され、ソースフォロワバッファトランジスタNと呼ばれる第2のFETの電流IdsN2によりオンにされた後、入力ノードにヒットするESD事象から電流を接地まで放電する。トランジスタNは、入力ノードに接続されるキャパシタCから変位電流I=C・dV/dtによりオンにされており、ESD事象の立ち上がりエッジの間Iが流れて、Nのゲートを充電する。従来、ESD事象の立ち上がりエッジの間オンになるように設計されるESDセルは、エッジレートトリガされたセルと呼ばれる。C及び接地に対するそのレジスタRによって形成される高域フィルタは、通常動作遷移ではなく、ESD事象に応答するように設計される。
トランジスタNのチャネル幅はサチュレーションモードにおけるESD放電電流を扱うように設計されるため、トランジスタは大きな面積を有する。互いに組み合わされたマルチフィンガー大面積デバイスとして設計されるトランジスタNは、各々100μmの幅を備えた300個又はそれ以上のフィンガーを有し得る。放電トランジスタNのゲートは、C/Rにより直接的に駆動され得る。しかし、Nは、約0.75A〜5Aの事象電流を放電するために大きくされる必要があるため、充分な電流及びゲート電圧を提供するためCも大きくする必要がある。従って、トランジスタNを用いるソースフォロワバッファ段は、共通ソースFETである放電トランジスタNに対する一層面積効率のよいゲート駆動を提供する。第1のトランジスタNと共に第2のトランジスタNを用いる方が単一トランジスタのみよりも面積の点で経済的である。共通ソースFET(N)を駆動するためソースフォロワNバッファ段を用いることで、ブートキャパシタCに必要とされる面積が低減され、トリガ及び放電時定数を分離させることができる。
既知の技術において、トランジスタN及びトランジスタN両方が、通常はnMOSである、同じタイプの電界効果トランジスタにより提供され、これらのトランジスタは、同一の製造により、また、同一の厚みでつくられる、同じゲート酸化物を用いる。
ESD保護に対し従来技術により用いられるアクティブFETセルを分析し、出願人は、共通ソース及びソースフォロワバッファFET両方に対する単一のゲート酸化物及び酸化物厚みの事実に基づいて、共通ソースFETが、ソースフォロワバッファFETにおけるゲート信頼性制約及びボディ効果に起因して準最適なゲート駆動となることを認識している。ボディ効果を克服するため、共通ソース及びソースフォロワFET面積は増大される必要があり、これは、スケーリング及び縮小するデバイスアウトラインの技術トレンドとは逆方向であり得るため、許容不可能なアプローチである。
出願人は更に、信頼性制約及びボディ効果をなくすための別のオプションが、ソースフォロワFETのアイソレーションであり得ることを認識している。しかし、以下の理由により、このオプションは許容可能ではない。アイソレーションをつくることは、全体的なプロセス複雑性を増大させ得、そのため、製造コストに著しく付加し得、また、アイソレーションは、共通ソースFETのゲート、又は保護されるべきパッド、のいずれかに接続される必要があり、前者においては、共通ソースFETゲートに静電容量を付加し、共通ソースFETの駆動を劣化させ、後者においては、高電圧DEMOSトランジスタに対し必ずしも物理的に可能ではない。
出願人は、共通ソースFETの準最適なゲート駆動の問題は、アクティブFET保護セルに対しデュアルゲート酸化物DEMOSトランジスタを用いることにより解決され得ることを見出している。具体的には、ソースフォロワバッファFETは、少なくとも、予期されるソースフォロワ閾値電圧を扱う量だけ共通ソースFETより厚いゲート酸化物を有する。しばしば、ソースフォロワバッファFETは、共通ソースFETのゲート酸化物の少なくとも2倍の厚みのゲート酸化物を有し得る。この解決策で、共通ソースFETのゲート駆動が最適化され得、信頼性制約及びボディ効果がある場合でも、共通ソースFET及びソースフォロワFET両方の面積が最小化され得る。ソースフォロワFETは、共通ソースFETに対する改善されたゲート駆動を達成するために隔離される必要はない。
180nm技術ノードの設計ガイドライン下で製造される本発明の一実施例において、ソースフォロワバッファFETのゲート酸化物は約13.0nmの厚みであり、共通ソースFETのゲート酸化物は約4.5nmの厚みである。等しく厚いゲート酸化物を用いる従来技術で製造される類似の保護セルと比較して、DEMOS FETのためのフィンガーの数は著しく低減され得、そのため、保護セルに必要とされる面積が188,000μmから約87,000μmまで低減され得る。
本発明のデュアルゲート酸化物の概念は、nMOSに対してだけでなく、pMOSトランジスタ、及びレベルトリガなどのその他のESD保護セル設計に対しても実装され得る。
図1は、従来技術に従ったアクティブFET ESD保護セルの概略の回路図である。
図2は、ドレイン拡張されたn型MOS電界効果トランジスタの破断面を示す。
図3は、本発明に従ったアクティブFET ESD保護セルの概略の回路図であり、共通ソースFET及びソースフォロワバッファFETに対する異なるゲート酸化物厚みを含む。
図4は、本発明に従ったESD保護セルの簡略化した上面図を図示する。
図5は、従来技術に従ったFETを備えたESD保護セルの簡略化した上面図を示す。
図1は、入力ピン101を静電放電(ESD)事象からの損傷から保護する既知の技術の静電気放電回路を図示し、概して100で示す。図1の保護回路は、それが2つのMOSトランジスタを含むため、しばしばアクティブFETセル又はactFETセルと呼ばれる。2つのMOSトランジスタは、110で示されて共通ソーストランジスタと呼ばれる第1のトランジスタNと、120で示されてソースフォロワバッファトランジスタと呼ばれる第2のトランジスタNである。両方のトランジスタは典型的に、エンハンスメントモードドレイン拡張された(DE)nMOSトランジスタであり、約0.75〜5Aの間の電流を放電するように通常サチュレーションモードにおいて動作する。引用される用語に従うと、DEnMOSトランジスタNを備えた段は共通ソース段と呼ばれ、DEnMOSトランジスタNを備えた段はソースフォロワ段と呼ばれる。
本発明の説明は、接地に対して、しばしば、入力/出力(I/O)端子又は入力ピンを保護することに言及するが、これらの記述が制限的な意味に解釈されることは意図していないことを強調すべきである。そうではなく、説明されるESDセルは、電力供給ピン及び多数のその他のピンを保護するために用いることができ、そのため幅広く適用可能である。
高電圧(約10〜100V以上)をサポートするアナログ半導体製品に対する高電圧クランプとして動作し得るドレイン拡張された(DE)MOS電界効果トランジスタ(MOSFET)の一例を図2に示す。DEMOSトランジスタは概して200で示し、nMOS型のものである。この例では、開始シリコン202上に成長されるp型エピタキシャル材料201は、ボディコンタクト214を有する。ソースコンタクト211及びドレインコンタクト213は、重くドープされたn型領域を用いる。ドレイン213のためのコンタクト領域は、さほど重くなく重くドープされたn型領域203により拡張される。ゲートコンタクト212は、典型的に二酸化シリコンであるゲート酸化物レイヤ222によりp型材料201から分離される。酸化物層222は、トランジスタの製造技術によって決まる厚み223を有する。図2のこの例示のMOSトランジスタにおいて、ゲート212はオンにするためにソース211に対して正である必要がある。
ここで図1におけるセル100を参照すると、トランジスタ110は、ESD事象が入力ピン101にヒットするとき、トランジスタ110のゲート112が正のゲート電圧で充電され、トランジスタ120の電流IdsN2によりオンにされた後、事象電流を接地140まで放電する。
図1に図示するように、ノード141は、トランジスタN(110)のゲート112に結びつけられ、ノード141から接地までの電圧はVgsN1として示される。ノード142は、トランジスタN(120)のゲート122に結びつけられ、ノード142から接地までの電圧はVgbN2として示される。これらの名称を用いて、actFET保護セルの分析により、図1に示すような従来のセルの制約及び欠点を明らかにする。トランジスタ120は、キャパシタC(130で示される)の変位電流I=C・dV/dtによりオンになり、キャパシタCは入力ノード101に接続される。トランジスタ120のターンオンは本明細書においてRCトリガと呼ばれる。ESD事象の立ち上がりエッジの間、変位電流Iが流れ、トランジスタ120のゲート122において正の電圧を生成する。トランジスタN(120)のゲート122における電圧は、その最大許容ゲートボディ電圧VgbmaxN2により制限される(トランジスタ120のボディ124のノード143は、トランジスタ110のボディ114と共有される)。
トランジスタ120のソース121及びボディ124は異なる電位にある(ソース121は、接地ノード140に及びそのためそれ自体のボディ124に比較して正である)ため、トランジスタ110の閾値電圧Vは増大される。ソース及びボディが同じ電位の場合に関連するトランジスタ120の閾値電圧Vの増大は、通常、ボディ効果と呼ばれる。その結果、そのゲート酸化物の信頼性では、トランジスタ120をオンにすることが一層難しくなる。トランジスタ110及び120両方が同じゲート酸化物特性を有するため、ノード141における電圧が一層低いと、トランジスタ110のゲート112における電圧も一層低い。
トランジスタN(120)及びトランジスタN(110)が同じゲート酸化物厚み及び同じゲート酸化物型を有するという事実に起因して、下記数式が、トランジスタN(110)のゲート112とソース111との間の最大電圧に当てはまる。
gsmaxN1=VgbmaxN2
トランジスタ120のゲート電圧VgbN2は、その最大許容電圧VgbmaxN2により制限される。
従来技術において、トランジスタ110及び120はいずれも同一のゲート酸化物を有する。従って、下記状況が当てはまる。
gsN1=VgbN2
gsN1<VgbN2
この事実により、トランジスタ110は下記のように最大ゲート駆動を得ることができないことが分かる。
gsN1<Vgsmax
放電セル100は、トランジスタ110のゲート駆動が準最適なものとなり、そのため、電流に関して、IdsN1<Idsmaxとなる。この欠点を補償するため、及びトランジスタN(110)の駆動能力をその最大能力にするために、従来技術は、トランジスタN(110)の面積を一層大きな面積に増大する方法を提案しているが、この提案は市場トレンドとは全く逆方向である。
トランジスタ110及び120はサチュレーションモードで動作する。トランジスタチャネルの幅をW、ドレイン・ソースチャネルの長さをL、チャネルコンダクタンスのターンオンに対する閾値電圧をVで示すと、電流Idsは下記式により得られる。
ds=const・W/L・(Vgs−V
トランジスタ120のソース121及びボディ124は異なる電位にあるため、閾値電圧Vは、ボディ効果に起因してゼロソース・ボディ電圧での閾値電圧VT0に関連して増大される。ソース121は、ノード141を介してトランジスタ110のゲート112につなげられ、且つ、レジスタ132を介して接地に接続される。一方、ボディ124は、ノード143を介してトランジスタ110のボディ114につなげられ、且つ、接地に直接的に接続される。その結果、ソース121は接地ノード140と比較して正である。トランジスタ110及び120に対する図1に示す接続は、ソースフォロワアイソレーションがプロセス複雑性を増大し得、また、そのアイソレーションがノード141か又はノード102(INノード)に接続される必要があるため、トランジスタ120がトランジスタ110に対して隔離されていないという事実の結果である。アイソレーションをノード141に接続することは、ゲート112に静電容量を付加することであり、これはトランジスタ110の駆動を劣化させ得る。アイソレーションをノード102に接続することは、高電圧DEMOSに対し、特に、20Vより高電圧のデバイスに対し、必ずしも常に物理的に可能ではない。
図3は、標準的なCMOS技術に基づいた本発明の例示の実施例を図示する。例示のアクティブFETセルは、概して300で示され、ICのI/Oパッドを静電放電事象から保護する。多くの製品はnMOS技術に属するが、本発明のアプローチはpMOSに等しく適用可能であることに留意されたい。実施例は、アナログ半導体製品の大きなファミリに属し、半導体ボディにおけるICの入力/出力(I/O)パッドを静電放電事象から保護するためのデバイスを含む。本明細書においてN又は共通ソースFETと呼ぶこともある、第1のドレイン拡張された(DE)nMOSトランジスタ310が、p型半導体ボディに形成され、そのボディコンタクト314としてノード343を有する。トランジスタ310は、第1の厚みの酸化物315、及び酸化物315上のゲート312を有する。トランジスタ310のゲート酸化物はコア酸化物と呼ばれる。酸化物315の厚みは、用いられる製造技術に依存する。一例として、180nm技術が用いられるとき、酸化物315の厚みは約4.5nm〜5.0nmであることが好ましい。65nmから250nmまでの技術にわたる他の技術世代では、第1の酸化物厚みは約2.0nm〜8.5nmであり得る。これらの酸化物は、コア電圧をサポートし、本明細書においてコア酸化物と呼ばれる。トランジスタ310に対する図3における更なる表示は、ソース311及びドレイン313を示す。
図3が示すように、第1のトランジスタ310は、I/Oパッド301に結びつけられるドレイン313、接地340に結びつけられるソース311、及び第2のトランジスタ320のソース321に結びつけられ、更に接地(332で示されるレジスタ)に抵抗性接続されるゲート312を有する。
図3の例示の実施例において更に、本明細書においてN又はソースフォロワバッファFETと呼ぶこともある、第2のドレイン拡張されたnMOSトランジスタ320がある。第2のトランジスタ320は、p型半導体ボディに形成され、ノード343に結びつけられるボディコンタクト324を有する。トランジスタ320は、第2の厚みの酸化物325、及び酸化物325上のゲート322を有する。トランジスタ320のゲート酸化物はI/O酸化物と呼ばれる。ソースフォロワバッファFETは、少なくとも、予期されるソースフォロワ閾値電圧を扱う量だけ共通ソースFETより厚いゲート酸化物を有する。しばしば、ソースフォロワバッファFETは、共通ソースFETのゲート酸化物の少なくとも2倍の厚みのゲート酸化物を有し得る。酸化物325の厚みは用いられる製造技術に依存し、この製造技術は、CMOS製品に対し、DEMOS製造においてデュアルゲート酸化物厚みを慣例的に生成することができる。一例として、180nm技術が用いられるとき、酸化物325の厚みは約12.5nm〜13.5nmであることが好ましい。65nmから250nm技術までわたる他の技術世代では、第2の酸化物厚みは約4.0nm〜約20.9nmであり得る。これらの酸化物は、I/O動作電圧をサポートし、本明細書においてI/O酸化物と呼ばれる。トランジスタ320に対する図3における更なる表示は、ソース321及びドレイン323を示す。
図3に示すように、第2のトランジスタ320は、I/Oパッド301に結びつけられるドレイン323、及びI/Oパッド301に接続されるキャパシタ330に、及び接地に接続されるレジスタ331に結びつけられるゲート325を有する。
共通ソースFET310(N)の薄いゲート酸化物に対して、ソースフォロワバッファFET320(N)に対する厚いゲート酸化物を有することにより、トランジスタ320に対して一層高いゲート電圧が可能となり、物理的限界として下記であり、
gbN2−max>VgsN1−max
動作状況として下記である。
gsN1<VgbN2
この利点により、トランジスタ310のゲート315が、オペレーションにおいてフル電圧で信頼性を持って駆動され得る。
gsN1=VgsN1−max
従って下記電流が可能となる。
dsN1=IdsN1−max
厚いI/O酸化物を備えたDEnMOS320が、トランジスタ310(N)のゲート315に、その薄いゲート酸化物のフル電圧まで駆動させ得るため、このコア酸化物DEnMOS310は、I/O酸化物DEnMOS320より低いゲート電圧でピーク駆動−電流を達成する。従って、アクティブFETセル300は、上述のソースフォロワボディ効果が発生する場合でも最適なDEnMOS駆動電流を用いる。この能力は、セル300により消費される半導体面積のための著しい占有面積節約となる。
図4は、本発明に従った例示の保護セルのレイアウトを概略的に示し、明確にするためレイアウトの詳細は簡略化されている。この例示のセルは、180nm技術ノードの条件下で製造される12VのDEnMOS actFETである。セルの周囲は約423μmの長さ401及び約205μmの幅402を有し、そのため、セルは回路面積の約86,715μmを消費する。この面積に含まれるのは、DEnMOSトランジスタ410(これは図3においてN(又は310)で示されている)のための面積、DEnMOSトランジスタ420(図3においてN(又は320)示されている)のための面積、キャパシタC(430a及び430b)のための面積、及びレジスタRのための面積431、及びレジスタRのための面積432である。本発明に従って、トランジスタ410及び420は異なるゲート酸化物厚みを有し、トランジスタ410は、約4.5nmの厚みのゲート酸化物、各100μm幅の140個のフィンガーを有し、トランジスタ420は、約13.0nmのゲート酸化物、及び各100μm幅の10個のフィンガーを有する。図4は、少数のトランジスタフィンガーのみを示し、例えば、トランジスタ410では、これらはソースに対し411、ドレインに対し413、及びゲートに対し412で示される。
本発明に従った図4に示される例示の保護セルに対する比較として、図5は、ESDの間等しいクランピング電圧を有し、180nm技術ノードの同じ条件下で製造されるが、従来技術に従って両方のトランジスタに対し等しいゲート酸化物厚みを有する、12VのDEnMOSセルを図示するため同じ縮尺で描かれている。トランジスタに必要とされる領域を推定するため、図5において用いられる数は、概して用いられる13.0nmの厚みの酸化物(I/O酸化物)に基づく。図5における従来のセルの周囲は約1107μmの長さ501及び約170μmの幅502を必要とし、そのため、セルは回路面積の約188,190μmを消費する。この面積要件を、等しい放電電流能力に対する図4において説明したセル面積と比較することで、従来技術を用いるセルは、本発明に従った等しい能力のセルに必要な面積の2倍以上を必要とすることを明確に示している。図5に含まれる面積は、DEnMOSトランジスタ510のための面積、DEnMOSトランジスタ520のための面積、キャパシタC(530a、530b、530c、及び530d)のための面積、及びレジスタRのための面積531、及びレジスタRのための面積532である。トランジスタ510は、各100μm幅の300個のフィンガーを必要とし、トランジスタ520は、各100μm幅の60個のフィンガーを有する。図5は、少数のトランジスタフィンガーのみを示し、トランジスタ510に対し、フィンガーは、ソースフィンガーに対し511、ドレインフィンガーに対し513、及びゲートフィンガーに対し512で示されることに留意されたい。
説明される実施例は、pMOSトランジスタにおいてだけでなくnMOSトランジスタにおいてもESD保護のために実装され得る。基板材料は、シリコン、シリコンゲルマニウム、ガリウム砒素、及び製造において用いられるその他の半導体材料を含み得る。本発明のデュアルゲート酸化物概念は、例えば、レベルトリガに対して、その他のESDセル回路設計に対して実装され得る。
当業者であれば、本発明の特許請求の範囲内で、説明した例示の実施例に変形が成され得ること、及び多くのその他の実施例が可能であることが分かるであろう。

Claims (14)

  1. 半導体集積回路の入力/出力(I/O)パッドを静電放電(ESD)事象から保護するためのデバイスであって、
    前記I/Oパッドに結びつけられる共通ソース段であって、ESD電流を放電することに適切な第1の横型のドレイン拡張されたMOSトランジスタを含み、前記第1のトランジスタが第1の厚みのゲート酸化物を有する、前記共通ソース段と、
    トリガにより前記I/Oパッドに結びつけられ、且つ、前記共通ソース段に接続されるソースフォロワ段と、
    を含み、
    前記ソースフォロワ段が、第2の厚みのゲート酸化物を有する第2の横型のドレイン拡張されたMOSトランジスタを含み、
    前記第2の厚みが、前記第1の厚みより少なくとも前記ソースフォロワ閾値電圧を扱うために必要とされる量だけ大きい、デバイス。
  2. 請求項1に記載のデバイスであって、
    前記第1の酸化物厚みが2.0から8.5nmまでの範囲である、デバイス。
  3. 請求項1に記載のデバイスであって、
    前記第2の酸化物厚みが4.0から20.0nmまでの範囲である、デバイス。
  4. 請求項1に記載のデバイスであって、
    前記トリガがRCトリガである、デバイス。
  5. 請求項1に記載のデバイスであって、
    前記トリガが電圧/レベルトリガである、デバイス。
  6. 請求項1に記載のデバイスであって、
    前記第1及び第2のトランジスタがnMOSトランジスタである、デバイス。
  7. 請求項1に記載のデバイスであって、
    前記第1及び第2のトランジスタがpMOSトランジスタである、デバイス。
  8. 半導体集積回路の入力/出力(I/O)パッドを静電放電事象から保護するためのデバイスであって、
    第1の厚みのゲート酸化物を有する第1の横型のドレイン拡張されたMOSトランジスタと、
    前記第1の厚みの少なくとも2倍厚い第2の厚みのゲート酸化物を有する第2の横型のドレイン拡張されたMOSトランジスタと、
    を含み、
    前記第1のトランジスタが、前記I/Oパッドに結びつけられるドレインを有し、そのソースが接地に結びつけられ、そのゲートが、前記第2のトランジスタのソースに結びつけられ、且つ、接地に抵抗性接続され、
    前記第2のトランジスタが、前記I/Oパッドに結びつけられるドレインを有し、そのゲートが、前記I/Oパッドに接続されるキャパシタと、接地に接続される抵抗器とに結びつけられる、デバイス。
  9. 請求項8に記載のデバイスであって、
    接地と、前記第2のトランジスタのソースに結びつけられる前記第1のトランジスタのゲートとの間の第1の抵抗器を更に含む、デバイス。
  10. 請求項9に記載のデバイスであって、
    接地と、前記キャパシタに結びつけられる前記第2のトランジスタのゲートとの間の第2の抵抗器を更に含む、デバイス。
  11. 請求項8に記載のデバイスであって、
    前記第1及び第2のトランジスタがnMOSトランジスタである、デバイス。
  12. 請求項8に記載のデバイスであって、
    前記第1及び第2のトランジスタがpMOSトランジスタである、デバイス。
  13. 請求項8に記載のデバイスであって、
    前記第1の酸化物厚みが2.0から8.5nmまでの範囲である、デバイス。
  14. 請求項8に記載のデバイスであって、
    前記第2の酸化物厚みが4.0から20.0nmまでの範囲である、デバイス。
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