JP6192703B2 - 黄リンの精製方法 - Google Patents
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Description
2H2O2→2H2O+O2
2H2O2→2H2O+O2
(1)実験方法
1.30質量%過酸化水素水に水を入れて3.5質量%過酸化水素水に希釈させる。
2.攪拌機を準備した後、ビーカーに原料黄リンと過酸化水素水を入れる。
3.過酸化水素水の滴定により入った過酸化水素水の濃度を確認した後、追加的な水を入れて濃度を調節する。
4.温度を上げて45〜75℃に調節し、黄リンを溶融させる。
5.黄リンが溶融されて液体になると、先ず攪拌により過酸化水素水で1次精製し、温度を若干下げて過酸化水素水溶液を除去する。次に、過酸化水素水と添加剤を混合した溶液を入れて攪拌することで2次精製を実施した。
6.全体の攪拌時間は3時間以内と行った。
7.洗浄過程が終了すると、黄リンをICP‐OES(Perkin elmer社製、Optima 7300DV)、ICP‐MS(Perkin Elmer社製、DRC2)でmetal不純物を分析した。
実施例1)
ビーカーに過酸化水素水30質量%13gを入れて水を添加し過酸化水素水の濃度を3.5質量%以上に調節した後、原料黄リン5gを入れる。原料黄リンは、大気中で発火の危険性があるため水中に保管し、ビーカーに混合する際に添加される水のため過酸化水素水の濃度が3質量%以下に低下することがある。したがって、ビーカーに混合した後、過酸化水素水の滴定により濃度を確認した後、3質量%であるか否かを確認する必要があり、3質量%に調節して実験を行った。60度の温度を維持し、3時間攪拌を行った。
他のLOT NO.の原料黄リンを使用し、実施例1と同一の実験方法で3質量%過酸化水素水で1次精製した後、それぞれの条件で2次精製を行った。
(単位:ppb)
(1)実験方法
1.ジアセチルペルオキシドを水に希釈させて3.5質量%の水溶液に作製する。
2.攪拌機を準備した後、ビーカーに原料黄リンと希釈された溶液を入れる
3.滴定により酸化剤濃度を確認した後、水を追加して酸化剤の濃度を3質量%に調節する。
4.温度を上げて45〜75℃に調節し、黄リンを溶融させる。
5.黄リンが溶融されて液体になると、攪拌を実施する。
6.全体の攪拌時間は3時間以内と行った。
7.洗浄過程が終了すると、黄リンをICP‐OES(Perkin elmer社製、Optima 7300DV)、ICP‐MS(Perkin Elmer社製、DRC2)でmetal不純物を分析した。
ビーカーにジアセチルペルオキシド25質量%15gを入れて水を添加してジアセチルペルオキシド水溶液の濃度を3.5質量%以上に調節した後、原料黄リン5gを入れる。原料黄リンは、大気中で発火の危険性があるため水中に保管し、ビーカーに混合する際に添加される水のため酸化剤として使用されるジアセチルペルオキシドが3質量%以下に減少することがある。したがって、ビーカーに混合した後、滴定により濃度を確認する必要があり、酸化剤の濃度を3質量%に調節して実験を行った。温度を60℃に上げて原料黄リンを溶融させた後、3時間攪拌した。
(1)実験方法
1.16質量%窒酸と62質量%硫酸を1:1の質量比で300gの混酸を作製する。
2.攪拌機を準備した後、ビーカーに原料黄リンと混酸を入れる
3.温度を上げて45〜75℃に調節し、黄リンを溶融させる。
4.黄リンが溶融されて液体になると、攪拌を実施する。
5.全体の攪拌時間は3時間以内と行った。
6.洗浄過程が終了すると、黄リンをICP‐OES(Perkin elmer社製、Optima 7300DV)、ICP‐MS(Perkin Elmer社製、DRC2)でmetal不純物を分析した。
ビーカーに16質量%窒酸と62質量%硫酸を1:1の質量比で混合した混酸300gを作製する。これに原料黄リン20gを入れた後、温度を60℃に上げて原料黄リンを攪拌する。攪拌時間は2時間以内と行った。
(1)実験方法
1.30質量%過酸化水素水に水を入れて3.5質量%過酸化水素に希釈させる。
2.攪拌機を準備した後、ビーカーに原料黄リンと過酸化水素水を入れる。
3.過酸化水素水の滴定により入った過酸化水素水の濃度を確認した後、追加的な水を入れて濃度を調節する。
4.温度を上げて45〜75℃に調節し、黄リンを溶融させる。
5.黄リンが溶融されて液体になると、化学式1の添加剤を入れて、攪拌を実施する。
6.全体の攪拌時間は3時間以内と行った。
7.洗浄過程が終了すると、黄リンをICP‐OES(Perkin elmer社製、Optima 7300DV)、ICP‐MS(Perkin Elmer社製、DRC2)でmetal不純物を分析した。
ビーカーに過酸化水素水30質量%13gを入れて水を添加して過酸化水素水の濃度を3.5質量%以上に調節した後、原料黄リン5gを入れる。原料黄リンは、大気中で発火の危険性があるため水中に保管し、ビーカーに混合する際に添加される水のため、過酸化水素水の濃度が3質量%以下に減少することがある。したがって、ビーカーに混合した後、過酸化水素水の滴定により濃度を確認した後、3質量%であるか否かを確認する必要があり、3質量%に調節して実験を行った。60度に温度を上げて原料黄リンが溶融し始まると本発明のリン酸系添加剤0.5質量%を入れて3時間を攪拌した。
(単位:ppb)
実際の工程に適用して精製効果を確認しており、詳細な工程は次のとおりである。原料黄リンを攪拌機タンクに2.0ton、3.0質量%過酸化水素水を2.7ton入れ、原料黄リン基準で0.5%のDTPMPを投入して工程を行った。実際の工程上の試料採取の問題でICP‐OESにより分析した。
(単位:ppb)
比較例1)
ビーカーに過酸化水素水30質量%13gを入れて水を添加して過酸化水素水の濃度を3.5質量%以上に調節した後、原料黄リン5gを入れる。原料黄リンは、大気中で発火の危険性があるため、水中に保管してビーカーに混合する際に添加される水のため過酸化水素水の濃度が3質量%以下に減少することがある。したがって、ビーカーに混合した後、過酸化水素水の滴定により濃度を確認した後、3質量%であるか否かを確認する必要があり、3質量%に調節して実験を行った。実験は二つの方法で行い、過酸化水素水で1次精製した後、添加剤を入れて2次精製する方法と、過酸化水素水と添加剤を同時に入れて一度に精製する方法を使用した。温度を60℃に上げて原料黄リンが溶融し始まると攪拌してそれぞれの方法で精製実験を行った。使用した添加剤は、多価カルボン酸であるエチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)とジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)であり、0.5質量%〜1.0質量%を入れて3時間攪拌させた。実験後、ICP‐OESにより分析を行った。
窒素を含んでいる多価カルボン酸であるイミノ二酢酸(IDA)と酸素を含んで酸化された形態であるオキシカルボン酸であるクエン酸(CTA)を入れて実験を行った。ビーカーに過酸化水素水30質量%13gを入れて水を添加して過酸化水素水の濃度を3.5質量%以上に調節した後、比較例1と同様なLOT NO.の原料黄リン5gを入れる。原料黄リンは、大気中で発火の危険性があるため、水中に保管してビーカーに混合する際に添加される水のため過酸化水素水の濃度が3質量%以下に減少することがある。したがって、ビーカーに混合した後、過酸化水素水の滴定により濃度を確認した後、3質量%であるか否かを確認する必要があり、3質量%に調節して実験を行った。実験は二つの方法で行い、過酸化水素水で1次精製した後、添加剤を入れて2次精製する方法と、過酸化水素水と添加剤を同時に入れて一度に精製する方法を使用した。温度を60℃に上げて原料黄リンが溶融し始まると、窒素を含んでいる多価カルボン酸であるイミノ二酢酸(IDA)と酸素を含んで酸化された形態であるオキシカルボン酸であるクエン酸(CTA)を0.5質量%〜1.0質量%を入れて3時間攪拌させた。実験後、ICP‐OESにより分析を行った。
リン酸系添加剤を使用するが、隣接した位置に窒素を含んでいない添加剤で実験を行った。使用した添加剤はヒドロキシエチリデンジホスホン酸(HEDP)、ホスホノブタントリ酢酸(PBTA)であり、少なくとも1個以上のリン酸基を有している。ビーカーに過酸化水素水30質量%13gを入れて水を添加し、過酸化水素水の濃度を3.5質量%以上に調節した後、比較例1と同様なLOT NO.の原料黄リン5gを入れる。原料黄リンは、大気中で発火の危険性があるため水中に保管してビーカーに混合の際に添加される水のため過酸化水素水の濃度が3質量%以下に減少することがある。したがってビーカーに混合した後、過酸化水素水の滴定により濃度を確認した後、3質量%であるか否かを確認する必要があり、3質量%に調節して実験を行った。実験は二つの方法で行い、過酸化水素水で1次精製した後、添加剤を入れて2次精製する方法と、過酸化水素水と添加剤を同時に入れて一度に精製する方法を使用した。温度を60℃に上げて原料黄リンが溶融し始まると窒素を含んでいないリン酸系添加剤であるヒドロキシエチリデンジホスホン酸(HEDP)とホスホノブタントリ酢酸(PBTA)を0.5質量%を入れて3時間攪拌させた。実験後、ICP‐OESにより分析を行った。
Claims (5)
- 黄リンに酸化剤を入れ攪拌して黄リンから不純物を除去する段階と、
前記不純物が除去された黄リンに添加剤を含む溶液を入れ攪拌して不純物を除去する段階と、を含み、
前記除去される不純物は、金属イオンとして、アルミニウム、鉄、アンチモンから選択されるいずれか一つを含み、
前記添加剤は、アミノトリメチレンホスホン酸(ATMP)、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸(DTPMP)、ビスヘキサメチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸(BHTPMP)、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸(EDTMP)、ヘキサメチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸(HDTMP)から選択される1種以上であることを特徴とする、黄リンの精製方法。 - 前記酸化剤は、有機系過酸化物、強酸および過酸化水素水のいずれか一つであることを特徴とする、請求項1に記載の黄リンの精製方法。
- 前記添加剤を含む溶液は、過酸化水素水を溶媒とすることを特徴とする、請求項1に記載の黄リンの精製方法。
- 前記不純物除去段階における工程温度は、45〜75℃であることを特徴とする、請求項1に記載の黄リンの精製方法。
- 前記添加剤の濃度は、黄リンに対して2重量%以下であることを特徴とする、請求項1に記載の黄リンの精製方法。
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