JP6197605B2 - ラジアルニードル軸受用保持器 - Google Patents
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Description
このうちの1対のリム部は、それぞれが円環状で、軸方向に間隔をあけて互いに同心に設けられている。
又、前記各柱部は、前記両リム部同士の間に掛け渡される状態で円周方向に関し間隔をあけて設けられている。
そして、前記両リム部と円周方向に隣り合う1対の柱部とにより四周を囲まれる部分を、それぞれ転動体であるニードルを保持する為のポケットとしている。
又、前記両リム部のうちの他方のリム部の内周面のうちで、円周方向に関する位相が前記各ポケットと一致する部分に、円周方向に関する幅がこれら各ポケットと同じである内周面側凹部を設けている。これら各内周面側凹部の底面には、それぞれが軸方向外方に向かう程内径が大きくなる方向に傾斜した軸方向内側内周傾斜面部と軸方向外側内周傾斜面部とを、軸方向に関し互いに隣接した状態で設けている。そして、前記ラジアルニードル軸受用保持器の中心軸に対するこの軸方向外側内周傾斜面部の傾斜角度を0度以上で、且つ、前記軸方向内側内周傾斜面部の傾斜角度よりも小さくしている。
或いは、請求項3に記載した発明の様に、前記一方のリム部の軸方向外端面のうち、前記各外周面側凹部同士の間に、軸方向内方に向かう程外径が大きくなる方向に傾斜した外径側テーパ面部を設ける。又、前記他方のリム部の軸方向外端面のうち、前記各内周面側凹部同士の間に、軸方向内方に向かう程内径が小さくなる方向に傾斜した内径側テーパ面部を設ける。
即ち、本発明の場合、前記ラジアルニードル軸受用保持器の中心軸に対する、前記両リム部のうちの一方のリム部の外周面に設けた外周面側凹部の底面のうちの軸方向外側外周傾斜面部の傾斜角度を、軸方向内側外周傾斜面部の傾斜角度よりも小さくしている。同様に、他方のリム部の内周面に設けた内周面側凹部の底面のうちの軸方向外側内周傾斜面部の傾斜角度を、軸方向内側内周傾斜面部の傾斜角度よりも小さくしている。この為、前記両リム部の軸方向外側部の径方向に関する厚さが過度に小さくなるのを防止できる。この結果、前記両リム部の強度及び剛性を十分に確保できる。
図1〜図5は、請求項1〜2に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例のラジアルニードル軸受用の保持器11は、従来から知られている、ラジアルニードル軸受用として広く知られている籠型の保持器と同様に、1対のリム部8a、8bと、複数本の柱部9a、9aとを備える。このうちの1対のリム部8a、8bは、それぞれが円環状で、軸方向に間隔をあけて互いに同心に設けられている。又、前記各柱部9a、9aは、円周方向に間隔をあけた状態で設けられ、それぞれの軸方向両端部を前記両リム部8a、8bに連結しており、前記両リム部8a、8bと、円周方向に隣り合う2本ずつの柱部9a、9aとにより四周を囲まれる部分を、ニードル6(図11参照)を保持する為のポケット10a、10aとしている。
又、本例の場合、前記各凹部12a、12a同士の間のリム部外周面15aの軸方向外側部を、前記軸方向外側外周傾斜面部14、14と同一の部分円すい面上に位置させている。この様な構造により、前記一方のリム部8aの外径寄り部分の軸方向外端面を、この一方のリム部8aの内径寄り部分の軸方向外端面よりも軸方向内方に位置させている。
又、前記各凹部12b、12b同士の間のリム部内周面15bの軸方向外側部を、前記軸方向外側内周傾斜面部17、17と同一の部分円すい面上に位置させている。この様な構造により、前記他方のリム部8bの外径寄り部分の軸方向外端面を、この他方のリム部8bの外径寄り部分の軸方向外端面よりも軸方向内方に位置させている。
図6〜図7は、請求項1、3に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の保持器11aも、上述した実施の形態の第1例の保持器11と同様に、1対のリム部8c、8dのうちの一方のリム部8cの外周面のうち、円周方向に関する位相がポケット10a、10aと一致する部分に、凹部12c、12cを設けている。本例の場合、前記一方のリム部8cの軸方向外端面のうち、これら各凹部12c、12同士の間部分を、径方向外方に向かう程軸方向内方に向かう方向に傾斜したテーパ面部18a、18aとしている。
これに対し、前記両リム部8c、8dのうちの他方のリム部8dの内周面のうち、円周方向に関する位相が前記各ポケット10a、10aと一致する部分に、凹部12d、12dを設けている。そして、前記他方のリム部8dの軸方向外端面のうち、これら各凹部12d、12d同士の間部分を、径方向内方に向かう程軸方向内方に向かう方向に傾斜したテーパ面部18b、18bとしている。
その他の部分の構成及び作用・効果に就いては、上述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
図8〜図10は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の保持器11cも、前述した実施の形態の第1例の保持器11と同様に、1対のリム部8e、8fのうちの一方のリム部8eの外周面のうち、円周方向に関する位相がポケット10a、10aと一致する部分に、凹部12e、12eを設けている。本例の場合、前記一方のリム部8eの軸方向外端面のうち、これら各凹部12e、12e同士の間部分を、この一方のリム部8eの径方向内寄り部分の軸方向外端面と同一平面上に位置させている。
これに対し、前記両リム部8e、8fのうちの他方のリム部8fの外周面のうち、円周方向に関する位相が前記各ポケット10a、10aと一致する部分に、凹部12f、12fを設け、前記他方のリム部8fの軸方向外端面のうち、これら各凹部12f、12f同士の間部分を、この他方のリム部8fの径方向外寄り部分の軸方向外端面と同一平面上に位置させている。
その他の部分の構成及び作用・効果に就いては、前述した実施の形態の第1例の場合と同様である。
2 外径側部材
3 外輪軌道
4 内径側部材
5 内輪軌道
6 ニードル
7 保持器
8、8a〜8f リム部
9、9a 柱部
10、10a ポケット
11、11a 保持器
12a〜12f 凹部
13 軸方向内側外周傾斜面部
14 軸方向外側外周傾斜面部
15a リム部外周面
15b リム部内周面
16 軸方向内側内周傾斜面部
17 軸方向外側内周傾斜面部
18a、18b テーパ面部
Claims (3)
- 軸方向に間隔をあけて互いに同心に設けられた1対の円環状のリム部と、
これら両リム部同士の間に掛け渡される状態で円周方向に関し互いに間隔をあけて設けられた複数本の柱部とから成り、
前記両リム部と円周方向に隣り合う1対の柱部とにより四周を囲まれる部分を、それぞれ転動体であるニードルを保持する為のポケットとしたラジアルニードル軸受用保持器に於いて、
前記両リム部のうちの一方のリム部の外周面のうちで、円周方向に関する位相が前記各ポケットと一致する部分に、円周方向に関する幅がこれら各ポケットと同じである外周面側凹部が設けられ、これら各外周面側凹部の底面に、それぞれが軸方向外方に向かう程外径が小さくなる方向に傾斜した軸方向内側外周傾斜面部と軸方向外側外周傾斜面部とが、軸方向に関し互いに隣接する状態で設けられており、前記ラジアルニードル軸受用保持器の中心軸に対する前記軸方向外側外周傾斜面部の傾斜角度を0度以上で、且つ、前記軸方向内側外周傾斜面部の傾斜角度よりも小さくしており、
前記両リム部のうちの他方のリム部の内周面のうちで、円周方向に関する位相が前記各ポケットと一致する部分に、円周方向に関する幅がこれら各ポケットと同じである内周面側凹部が設けられ、これら各内周面側凹部の底面に、それぞれが軸方向外方に向かう程内径が大きくなる方向に傾斜した軸方向内側内周傾斜面部と軸方向外側内周傾斜面部とが、軸方向に関し互いに隣接する状態で設けられており、前記ラジアルニードル軸受用保持器の中心軸に対する前記軸方向外側内周傾斜面部の傾斜角度を0度以上で、且つ、前記軸方向内側内周傾斜面部の傾斜角度よりも小さくしている事を特徴とするラジアルニードル軸受用保持器。 - 前記一方のリム部に於ける前記各外周面側凹部同士の間の外周面のうちの軸方向外側部が、前記軸方向外側外周傾斜面部と同一面上にあり、
前記他方のリム部に於ける前記各内周面側凹部同士の間の内周面のうちの軸方向外側部が、前記軸方向外側内周傾斜面部と同一面上にある、請求項1に記載したラジアルニードル軸受用保持器。 - 前記一方のリム部の軸方向外端面のうち、前記各外周面側凹部同士の間に、軸方向内方に向かう程外径が大きくなる方向に傾斜した外径側テーパ面部を設けており、
前記他方のリム部の軸方向外端面のうち、前記各内周面側凹部同士の間に、軸方向内方に向かう程内径が小さくなる方向に傾斜した内径側テーパ面部を設けている、請求項1に記載したラジアルニードル軸受用保持器。
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| JP2013242212A JP6197605B2 (ja) | 2013-11-22 | 2013-11-22 | ラジアルニードル軸受用保持器 |
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