Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6197697B2 - 通信品質測定方法、通信品質測定プログラム、および、通信装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6197697B2 - 通信品質測定方法、通信品質測定プログラム、および、通信装置 - Google Patents

通信品質測定方法、通信品質測定プログラム、および、通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6197697B2
JP6197697B2 JP2014040804A JP2014040804A JP6197697B2 JP 6197697 B2 JP6197697 B2 JP 6197697B2 JP 2014040804 A JP2014040804 A JP 2014040804A JP 2014040804 A JP2014040804 A JP 2014040804A JP 6197697 B2 JP6197697 B2 JP 6197697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication device
packet
measurement
distance
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014040804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015167284A (ja
Inventor
賢 青山
賢 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2014040804A priority Critical patent/JP6197697B2/ja
Publication of JP2015167284A publication Critical patent/JP2015167284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6197697B2 publication Critical patent/JP6197697B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信装置間での通信の品質測定に関する。
無線通信装置の開発中に、通信品質を確認するための試験が行われることがある。この試験では試験対象の通信装置が、通信品質の測定に使用するパケット(測定パケット)を、受信処理を行う通信装置に送信する。受信側の通信装置は、測定パケットの通信品質を評価するための測定を行う。ここで、通信品質は、測定パケットの送信側の通信装置と受信側の通信装置の間の距離に応じて変化する。このため、測定を行う前に、オペレータは送信側の通信装置と受信側の通信装置の間の距離を測定し、測定の開始前に、送信側の通信装置との間の距離を受信側の通信装置に設定しておくことになる。送信側の通信装置のオペレータは、送信側の通信装置と受信側の通信装置の間の距離が受信側の通信装置に設定されたことを確認した後で、測定パケットの送信を開始する。受信側の通信装置は、受信電力やパケットエラーレートなどを測定し、得られた結果を、送信側の通信装置との間の距離に対応付ける。
関連する技術として、無線通信の相手局との間の距離を測定し、得られた距離に応じて無線伝送方式に要求される信号ノイズ比の範囲を選別する通信装置が知られている。この通信装置は、相手局との通信における信号ノイズ比やパケットエラーレートなどに応じて、無線伝送方式を選択する。
特開2007−174010号公報
品質測定試験では、送信側と受信側の通信装置の距離を測定し、距離の測定結果を受信側の通信装置に設定し、設定の完了の確認後に測定パケットの送信を開始するという処理を、測定ポイントごとにオペレータが行うため、煩雑である。特に、送信側と受信側の通信装置の間の距離が長くなると、距離の測定だけでなく、受信側の通信装置での設定の完了を送信側の通信装置のオペレータに通知することなども煩雑になる。関連する技術として述べた方法を適用しても、受信側の通信装置での距離の設定や、受信側の通信装置の設定の完了の通知など煩雑な処理を回避することはできない。
本発明は、1つの側面では、通信装置の通信品質の測定を簡便にすることを目的とする。
1つの態様は、第1の通信装置と第2の通信装置の間の通信品質の測定方法である。前記第1の通信装置は、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の距離を表す距離情報を求める。このとき、前記第1の通信装置は、第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の距離の測定に用いる測距パケットの送信時刻、前記測距パケットに応答する前記第2の通信装置からの応答パケットの受信時刻、および、前記第2の通信装置が前記測距パケットを受信してから前記応答パケットを送信するまでの処理にかかる時間を用いる。前記第1の通信装置は、前記距離情報を前記第2の通信装置に通知する。前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置から送信されたパケットを用いて通信品質を測定する。前記第2の通信装置は、前記距離情報が前記第1の通信装置から通知されることをトリガとして、前記通信品質を前記距離情報に対応付けて記憶する。
1つの側面として、通信装置の通信品質の測定が簡便になる。
実施形態にかかる通信品質の測定方法の例を説明する図である。 通信装置の構成の例を示す図である。 パケットに含まれる情報要素の例を示す図である。 通信装置のハードウェア構成の例を示す図である。 測定条件テーブルの例を示す図である。 測定地点の例を示す図である。 測定結果の例を示す図である。 測定結果と予測値との比較の例を示す図である。 送信側の通信装置の処理の例を説明するフローチャートである。 送信側の通信装置の処理の例を説明するフローチャートである。 受信側の通信装置の処理の例を説明するフローチャートである。 パケットに含まれる情報要素の例を示す図である。
図1は、実施形態にかかる通信品質の測定方法の例を説明する図である。以下、通信装置10aが送信した測定パケットを通信装置10bが受信する場合を例として、通信品質の測定方法の例を手順(P1)〜(P6)に分けて説明する。なお、以下の説明では、説明の便宜上、測定パケットを送信している通信装置10を「送信側の通信装置」、測定パケットを受信する通信装置10を「受信側の通信装置」と記載することがある。
(P1)通信装置10aは、通信装置10bとの間の距離を測定するために、通信装置10bに測距パケットを送信する。このとき、通信装置10aは、測距パケットを送信した時刻TAを記憶する。
(P2)通信装置10bは、通信装置10aからパケットを受信する際に、受信の際の受信電力などの品質を測定する。通信装置10bは、受信したパケットに通信装置10aと通信装置10bの間の距離dを示す情報が含まれているかを判定する。測距パケットには、通信装置10aと通信装置10bとの間の距離は含まれていない。そこで、通信装置10bは、得られた通信品質の情報を廃棄する。
通信装置10bは、測距パケットを受信したと判定すると、測距パケットに応答する応答パケットを生成し、通信装置10aに応答パケットを送信する。このとき、通信装置10bは、通信装置10bが測距パケットを受信してから応答パケットを送信するまでの期間の長さを表わす情報を、応答パケットに含めることができる。以下、通信装置10が測距パケットを受信してから応答パケットを送信するまでの期間の長さのことを、その通信装置10でのレイテンシと記載する。ここでは、通信装置10bは、通信装置10bでのレイテンシを含めた応答パケットを通信装置10aに送信したものとする。
(P3)通信装置10aは、応答パケットを受信すると、応答パケットの受信時刻TBを取得する。さらに、通信装置10aは、応答パケットから、通信装置10bでのレイテンシTLを取得する。通信装置10aは、光速cを用いて、以下の式から、通信装置10aと通信装置10bの間の距離dを計算する。
d=c×{(TB−TA)−TL}/2
(P4)通信装置10aは、通信装置10aと通信装置10bの間の距離dを求めると、距離dの情報を含む測定パケットを生成する。通信装置10aは、測定パケットを通信装置10bに送信する。
(P5)通信装置10bは、通信装置10aから測定パケットを受信する際に、受信の際の受信電力などの品質を測定する。通信装置10bは、測定パケットに通信装置10aと通信装置10bの間の距離dを示す情報が含まれているので、通知された距離での通信品質の測定が開始されたと判定する。
(P6)通信装置10bは、測定パケットの受信の際に得られた通信品質の情報を、測定パケットで通知された距離dに対応付けて記憶する。以後、通信装置10aから測定パケットが通信装置10bに送信される度に、通信装置10bは、得られた通信品質を、距離dに対応付けて記憶する。
このように、実施形態にかかる方法では、通信品質を測定する通信装置10間でのパケットの送受信にかかる時間を用いて、送信側の通信装置10において、受信側の通信装置10との間の距離が求められる。このため、オペレータが送信側の通信装置10と受信側の通信装置10の間の距離を測定しなくても良い。
また、受信側の通信装置10は、送信側の通信装置10からパケットを受信する際に、受信品質を測定しており、送信側の通信装置10との間の距離が通知されると、得られた値を、測定が行われている距離に対応付けて記憶する。すなわち、受信側の通信装置10は、送信側の通信装置10の移動が終わったかを、送信側の通信装置10から距離の情報が通知されるかによって判定している。このため、送信側の通信装置10のオペレータと受信側の通信装置10でオペレータが連絡を取り合わなくてもよい。
さらに、実施形態にかかる方法では、受信側の通信装置10は、測定結果を送信側の通信装置10から通知された距離の情報に対応づけて記録できるので、受信側の通信装置10での設定の終了を待たずに、送信側の通信装置10が測定パケットを送信できる。このため、オペレータが受信側の通信装置10での設定の終了を送信側の通信装置10のオペレータに通知しなくても、通信品質の測定が開始できる。
なお、通信装置10が通信品質の測定結果に応じて、再測定を行うかを判定した上で、送信側の通信装置10のオペレータが判定結果を認識できるように表示することで、さらに、通信品質の測定を便利にすることもできる。
<装置構成>
図2は、通信装置の構成の例を示す図である。以下、ある地点での通信品質の測定が終わると、送信側の通信装置10が測定結果に応じて、再測定を行うかを判定し、判定結果をオペレータが認識できるように表示する場合を例として説明する。さらに、以下では、通信品質として受信電力とパケットエラーレートが求められる場合を例として説明する。
通信装置10は、送信部11、受信部12、タイマ13、表示部14、制御部20、記憶部60を備える。制御部20は、振り分け部21、試験送信制御部30、結果通知処理部40を有する。通信装置10は、通信品質の測定の際に、送信側と受信側のいずれとしても動作することができるものとする。
送信側の通信装置10として動作する場合、制御部20のうちの振り分け部21と試験送信制御部30が動作する。試験送信制御部30は、測距パケット生成部31、距離計算部32、測定パケット生成部33、判定部34を有する。送信側の通信装置10には、予め、記憶部60に、予測値情報61と測定条件テーブル62が格納される。測定条件テーブル62には、測定パケットの送信の際に用いられる条件や、予測値の計算に用いられる値などが記録される。予測値情報61は、送信側の通信装置10が予測値を計算するときに使用することができる計算式である。なお、予測値情報61は、送信側の通信装置10と受信側の通信装置10の間の距離の関数として、予測される通信品質の値を対応付けた情報であっても良い。
受信側の通信装置10として動作する場合、制御部20のうちの振り分け部21と結果通知処理部40が動作し、記憶部60は受信結果テーブル63を保持する。結果通知処理部40は、応答処理部41、通知部42、品質測定部50を有する。品質測定部50は通信品質として測定する各種パラメータを取得する。図2の例では、品質測定部50は、受信電力測定部51と誤り率算出部52を有する。
送信部11は、測距パケット生成部31、測定パケット生成部33、応答処理部41、通知部42などから入力されたパケットを、対向する通信装置10に送信する。受信部12は、対向する通信装置10から送信されたパケットを受信し、受信したパケットを振り分け部21に出力する。
振り分け部21は、入力されたパケットの種類に応じて、出力先を決定する。図3は、パケットに含まれる情報要素の例を示す。図3のPa1は測距パケット、Pa2は応答パケット、Pa3は測定パケット、Pa4は、通知パケットの例を示す。以下、通知パケットは、受信側の通信装置10が送信側の通信装置10に通信品質を通知するために使用するパケットを指すものとする。図3の例では、いずれの種類のパケットのヘッダにも、送信元アドレス、宛先アドレス、タイプ、パケット長が含まれている。タイプフィールドは、パケットの種類によって異なる値に設定されているので、振り分け部21は、タイプフィールドの値を用いて、パケットの種類を特定するものとする。
振り分け部21は、測距パケットを応答処理部41に出力し、測定パケットを受信電力測定部51と誤り率算出部52に出力する。振り分け部21は、応答パケットを距離計算部32に出力する。このとき、振り分け部21は、応答パケットの受信時刻をタイマ13から取得し、受信時刻と共に応答パケットを、距離計算部32に出力するものとする。さらに、振り分け部21は、通知パケットを判定部34に出力する。
測距パケット生成部31は、図3のPa1に示す情報要素を含む測距パケットを生成し、送信部11に出力する。測距パケット生成部31は、送信側の通信装置10が測定を行う地点に設置されたときに、測距パケットを送信する。
距離計算部32は、測距パケットが送信された時刻を記憶する。さらに、測距パケットに応答する応答パケットとともに、応答パケットの受信時刻も、振り分け部21から取得する。図3のPa2に示すように、応答パケットには、受信側の通信装置10でのレイテンシが含まれている。そこで、距離計算部32は、送信側の通信装置10と受信側の通信装置10の間でのパケットのラウンドトリップタイム(Round Trip Time、RTT)と光速を用いて、送信側の通信装置10と受信側の通信装置10との間の距離を求める。距離計算部32は、得られた距離dを測定パケット生成部33に出力する。
測定パケット生成部33は、距離計算部32から入力された距離dを用いて、測定パケットを生成する。測定パケット生成部33は、測定条件テーブル62を参照することにより、通信品質測定を行っている地点から送信する測定パケットの総数を取得する。測定パケット生成部33は、図3のPa3に示すように、測定パケットのペイロードに、距離、シーケンス番号、測定パケットの総数、パディングを含める。シーケンス番号は、その地点から送信する測定パケットの数を計数するために用いられる番号である。測定パケット生成部33は、生成した測定パケットを、送信部11に出力する。
判定部34は、通知パケットが入力されると、通知パケットを用いて、同じ距離での通信品質の再測定が行われる可能性があるかを判定する。例えば、図3のPa4に示すように、ペイロードに受信電力の平均値、最大値、最小値、パケットエラーレートが含まれている通知パケットを通信装置10が受信したとする。この場合、判定部34は、通知パケットで通知された受信電力の平均値とパケットエラーレートを、予測値情報61を用いて取得した値と比較する。また、受信電力の最小値と最大値の差も計算する。通知パケットで通知されたいずれの値も予測値情報61から得られた値との差が所定の範囲内であり、さらに、受信電力の最小値と最大値の差も、一定の値以下であれば、判定部34は、通信品質の測定に成功したと判定する。すると、判定部34は、表示部14に対して、測定が成功していることを示す信号を出力する。一方、通知パケットに含まれている値が、予測値情報61の値から所定の範囲に含まれない場合や、受信電力の変動が許容範囲を超えている場合、判定部34は、通信品質の測定に失敗したと判定する。この場合、判定部34は、同じ距離での通信品質の再測定をオペレータに促すための信号を、表示部14に出力する。
表示部14は、通信品質の測定処理が成功したかをオペレータが視認できるように表示する。表示部14は、ディスプレイなどであっても良く、また、(Light Emitting Diode)LEDなどであっても良い。すなわち、表示部14は、オペレータが測定処理に成功したかを視認するために使用できる任意の形態で実現され得る。LEDが表示部14を実現する場合、LEDの点灯パターンが、通信品質の測定の成功を表わす場合と、通信品質の測定の失敗を表わす場合では異なるものとする。また、複数のLEDによって表示部14が実現される場合、通信品質の測定の成功を表わす場合と、通信品質の測定の失敗を表わす場合では、点灯するLEDが異なっていても良い。
応答処理部41は、受信側の通信装置10として動作している通信装置10が測距パケットを受信した場合に、応答パケットを生成する。応答パケットの例を図3のPa2に示す。応答処理部41は、通信装置10が測距パケットを受信してから応答パケットを送信するまでにかかる期間を、応答パケットのレイテンシフィールドに含める。応答処理部41は、生成した応答パケットを送信部11に出力する。
受信電力測定部51は、送信側の通信装置10からの受信電力を測定する。受信電力測定部51は、通信装置10で測定パケットを受信した場合、測定パケット中の距離に対応付けて、受信電力の測定結果を受信結果テーブル63に記録する。以下の説明では、受信電力測定部51は、受信電力の平均値、最大値、最小値を、距離に対応付けて受信結果テーブル63に記録するものとする。
誤り率算出部52は、受信に成功した測定パケットの数をカウントする。誤り率算出部52は、受信に成功した測定パケットの数を、測定パケットの総数で割ることにより、パケットエラーレートを計算する。誤り率算出部52は、得られたエラーレートを、測定パケット中の距離に対応付けて受信結果テーブル63に記録する。
通知部42は、測定パケットを最後に受信してから経過した時間を計測する。通知部42は、受信側の通信装置10が、送信側の通信装置10から所定の期間以上にわたって新たな計測パケットを受信していない場合、送信側の通信装置10が現在の地点からの測定パケットの送信を終了させたと判定する。そこで、受信結果テーブル63に含まれている値のうち、最後に受信した測定パケットのペイロードに含まれる距離に対応付けられている値を含む通知パケットを生成する。なお、図3のPa4は、受信側の通信装置10に搭載されているアンテナの数が1つの場合の例である。受信側の通信装置10に複数のアンテナが搭載されている場合、通知パケットには、受信側の通信装置10に備えられた各アンテナの識別子に対応付けて、そのアンテナでの受信電力の情報が含められる。通知部42は、通知パケットを送信部11に出力する。
図4は、通信装置のハードウェア構成の例を示す図である。通信装置10は、プロセッサ100、バス101(101a〜101e)、タイマIC104、Dynamic Random access Memory(DRAM)106、フラッシュメモリ107、無線モジュール108を備える。通信装置10は、オプションとして、Universal Asynchronous Receiver Transmitter(UART)チップ102を含むことができる。バス101a〜101eは、プロセッサ100、UARTチップ102、タイマIC104、DRAM106、フラッシュメモリ107、および、無線モジュール108を、データの入出力が可能になるように接続する。
プロセッサ100は、MicroProcessing Unit(MPU)などの任意の処理回路である。プロセッサ100は、フラッシュメモリ107に格納されたファームウェアなどのプログラムを読み込んで処理を行う。このとき、プロセッサ100は、DRAM106をワーキングメモリとして使用できる。通信装置10において、プロセッサ100は、制御部20として動作する。通信装置10において、DRAM106は、記憶部60として動作する。通信装置10において、無線モジュール108は、送信部11および受信部12として動作する。UARTチップ102は、有線通信に用いられる。例えば、受信側の通信装置10が記憶している受信結果テーブル63が通信装置10以外の装置で処理される場合、通信装置10は、UARTチップ102を用いて、受信結果テーブル63を他の装置に出力する。また、送信側の通信装置10に対して、他の装置から、UARTチップ102を介して、測定条件テーブル62や予測値情報61などの情報が書き込まれることがある。
タイマIC104は、時刻情報の取得、測定パケットを送信する間隔の計測などに用いられる。つまり、タイマIC104は、距離計算部32、測定パケット生成部33、応答処理部41、通知部42などの一部として動作する。無線モジュール108は、開発の対象となっている装置で使用される予定の無線モジュールである。
なお、ファームウェアなどのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されて提供され、通信装置10にインストールされてもよい。また、プログラムは、ネットワークからUARTチップ102や無線モジュール108を介してダウンロードされることにより通信装置10にインストールされてもよい。さらに、実施形態に応じて、DRAM106やフラッシュメモリ107以外の他の種類の記憶装置が利用されることがある。
<実施形態>
以下、通信装置10aが送信側の通信装置10であり、通信装置10bが受信側の通信装置10である場合を例として、各通信装置10で行われる処理の例を説明する。以下の説明では、いずれの装置による動作であるかを分り易くするために、符号の後に、その通信装置10の符号の末尾のアルファベットを付すものとする。例えば、測距パケット生成部31aは、通信装置10aに備えられている測距パケット生成部31であり、応答処理部41bは、通信装置10bに備えられた応答処理部41である。
図5は、測定条件テーブル62aの例を示す。測定条件テーブル62aは、通信品質の測定を行う対象の周波数、送信側の通信装置10aのアンテナの高さ、受信側の通信装置10bのアンテナの高さ、送信側の通信装置10aの送信電力、各装置で用いられるアンテナのゲインなどの情報が含まれる。図5の例では、通信装置10bが受信アンテナを2つ保持している場合を例として示している。以下の説明では、2つの受信アンテナの地面からの高さは、いずれもHr1であるものとする。なお、通信装置10aと通信装置10bのいずれも搭載するアンテナの数は、実装に応じて任意に変更されうる。
測定条件テーブル62aには、さらに、1回の測定に使用される測定パケットの総数、個々の送信パケットのパケット長、送信パケットの送信間隔なども含まれる。図5の例では、通信品質の測定を行う周波数がFr1、通信装置10aのアンテナの地面からの高さがHt1、通信装置10bのアンテナの地面からの高さがHr1、通信装置10aでの送信電力がPow1である。また、1回の測定で通信装置10aが通信装置10bに送信する測定パケットの数は1000、個々の測定パケットのパケット長はL1である。また、通信装置10aは、ある測定パケットの送信から次の測定パケットを送信するまでの時間間隔をInt1に設定する。
図6に、通信品質の測定が行われるときの通信装置10aと通信装置10bの位置の例を示す。以下、通信装置10bがPo0に位置し、Po1〜Po9に位置する通信装置10aとの間の通信品質を測定する場合を例として、各通信装置10で行われる処理の例を説明する。なお、通信装置10aは、図5に示す測定条件テーブル62aを保持しているものとする。まず、通信装置10aが測定地点Po1に位置する場合の処理を例として説明する。
(1)測距パケットと応答パケットを用いた距離の測定
通信装置10aが測定地点Po1、通信装置10bがPo0に設置される。測定側の通信装置10aの測距パケット生成部31aは、通信装置10bに宛てた測距パケット(図3のPa1)を生成する。測距パケット生成部31aは測距パケットを送信部11aに出力する。送信部11aは、測距パケットを通信装置10bに向けて送信する。このとき、距離計算部32aは、測距パケットが送信された時刻(TA1)を記憶する。なお、測距パケットの送信時刻の計測精度は、通信品質を計測するときの距離の計測精度を満たす程度であるものとする。例えば、距離計算部32aは、ナノ秒〜ピコ秒程度の精度で送信時刻を特定するものとする。
通信装置10bの受信部12bは、測距パケットを受信すると、受信した測距パケットを振り分け部21bに出力する。一方、受信電力測定部51bは、通信装置10aからの受信電力を測定する。ここで、通信装置10bに複数のアンテナが備えられている場合、受信電力測定部51bは、アンテナごとに、受信電力を測定し、得られた値をアンテナの識別子に対応付けて記憶する。また、誤り率算出部52bは、通信装置10bが正常に受信できたパケットの数を1つインクリメントする。
振り分け部21bは、入力されたパケットの受信時刻(Tr1)を取得する。さらに、振り分け部21bは、測距パケットのタイプの値を用いて、入力されたパケットが測距パケットであることを特定する。振り分け部21bは、測距パケットを、測距パケットの受信時刻Tr1と共に、応答処理部41bに出力する。さらに、振り分け部21bは、受信電力測定部51bと誤り率算出部52bに対して、受信パケットが測定パケットではないことを通知する。すると、受信電力測定部51bは、測定した受信電力の値を受信結果テーブル63bに記録せずに廃棄する。誤り率算出部52bは、受信に成功したパケットの数を初期化する。
応答処理部41bは、通信装置10aに送信するための応答パケットを生成する。このとき、応答処理部41bは、応答パケットが通信装置10aに向けて送信されると予測される時刻(Tt1)と、測距パケットの受信時刻Tr1の差を、通信装置10aでのレイテンシとして求める。ここで、応答処理部41bは、予め、応答パケットを送信部11bに出力してから応答パケットの送信処理が行われるまでの予測値を予め保持している。このため、応答処理部41bは、応答パケットを送信部11bに出力する時刻Tinに、送信部11bで応答パケットが滞留すると予測される時間を加えた値を、Tt1として用いることができる。応答処理部41bは、Tt1−Tr1の値(TL1)を、レイテンシフィールドに含めることにより、応答パケットを生成する。応答処理部41bは、応答パケットを送信部11bに出力する。送信部11bは、入力された応答パケットを通信装置10aに向けて送信する。
通信装置10aの受信部12aは、応答パケットを受信すると、受信した応答パケットを振り分け部21aに出力する。振り分け部21aは、入力されたパケットの受信時刻(TB1)を取得する。さらに、振り分け部21aは、応答パケットのヘッダ中のタイプフィールドの値を用いて、入力されたパケットが応答パケットであることを特定する。振り分け部21aは、応答パケットを、応答パケットの受信時刻TB1と共に、距離計算部32aに出力する。
距離計算部32aは、応答パケットから、受信側の通信装置10bでのレイテンシ(TL1)を抽出する。そこで、距離計算部32aは、Po1に位置する通信装置10aと、Po0に位置する通信装置10bの間でのパケットのラウンドトリップタイム(Round Trip Time、RTT)を求める。ラウンドトリップタイムは、測距パケットが送信された時刻(TA1)から応答パケットの受信時刻(TB1)までの時間からレイテンシを差し引いた値であるので、RTT=(TB1−TA1)−TL1である。従って、測距パケットが通信装置10aから通信装置10bに着くまでにかかる時間は、{(TB1−TA1)−TL1}/2と表わせる。従って、距離計算部32aは、通信装置10aがPo1に位置する場合について、通信装置10aと通信装置10bの間の距離dを、光速cを用いて、d=c×{(TB1−TA1)−TL1}/2と計算する。距離計算部32aは、得られた距離dを測定パケット生成部33aに出力する。以下の説明では、通信装置10aがPo1に位置している場合の通信装置10aと通信装置10bの間の距離は100mであるものとする。
(2)測定パケットの送信と受信品質の測定
次に、測定パケットの生成の際に行われる処理について説明する。測定パケット生成部33aは、測定条件テーブル62a(図5)を参照することにより、地点Po1から送信する測定パケットの総数が1000であることと、測定パケットの送信間隔がInt1であることを特定する。測定パケット生成部33aは、距離計算部32aから入力された距離を用いて、測定パケットを生成する。このとき、測定パケット生成部33aは、図3のPa3に示すように、ペイロード中に、シーケンス番号と、測定パケットの総数を含める。従って、測定パケット生成部33aが生成した測定パケットのシーケンス番号が1である場合、以下の情報が測定パケットに含まれる。
タイプ :測定パケット
距離 :100m
シーケンス番号 :1
測定パケットの総数:1000
測定パケット生成部33aは、生成した測定パケットを送信部11aに出力する。送信部11aは、測定パケットを通信装置10aに向けて送信する。測定パケット生成部33aは、測定パケットの送信からの経過時刻をカウントする。
通信装置10bの受信部12bは、測定パケットを受信すると、受信した測定パケットを振り分け部21bに出力する。一方、受信電力測定部51bは、測定パケットの受信の際に通信装置10aから受信した電力を、アンテナごとに測定する。誤り率算出部52bは、通信装置10bが正常に受信できたパケットの数を1つインクリメントする。
振り分け部21bは、測定パケットのタイプフィールドの値を用いて、入力されたパケットが測定パケットであることを特定する。振り分け部21bは、測定パケットを、受信電力測定部51bと誤り率算出部52bに出力する。受信電力測定部51bは、入力されたパケットに含まれている距離を取得し、距離の値に対応付けて、測定した受信電力の値を受信結果テーブル63bに記録する。誤り率算出部52bも、測定パケットから距離の情報を取得し、取得した距離に対応付けて受信に成功したパケットの数を記憶する。すなわち、ここでは、シーケンス番号=1の測定パケットの受信の際の受信電力が100mに対応付けて記憶され、また、100mの距離で1つのパケットの受信に成功したことが受信結果テーブル63bに記録される。
さらに、振り分け部21bは、測定パケットを通知部42bにも出力する。通知部42bは、振り分け部21bから入力された測定パケット中の距離を記憶する。さらに、通知部42bは、タイマ13bをリセットして、計測を再開する。この処理により、通知部42bは、最後に測定パケットを受信してから経過した時間を計測する。
測定パケット生成部33aは、シーケンス番号=1の測定パケットの送信から経過した時間がInt1になると、シーケンス番号を1つインクリメントして、測定パケットを生成する。このとき、測定パケット生成部33aは、測定パケットの総数と距離の値はシーケンス番号=1のパケットと同じ値にする。従って、以下の情報を含む測定パケットが生成される。
タイプ :測定パケット
距離 :100m
シーケンス番号 :2
測定パケットの総数:1000
測定パケット生成部33aは、生成した測定パケットを送信部11aに出力し、送信部11aは、測定パケットを通信装置10aに向けて送信する。
通信装置10bでは、シーケンス番号=2の測定パケットについても、シーケンス番号=1の測定パケットと同様に、受信電力の測定と、パケットの受信に成功したかの判定が行われる。受信電力測定部51bは、振り分け部21bからシーケンス番号=2の測定パケットが入力されると、得られた受信電力を、距離=100mに対応付ける。さらに、受信電力測定部51bは、2回の測定のうちで大きい方の受信電力を距離=100mのときの受信電力の最大値とし、小さい方の受信電力を最小値とする。また、受信電力測定部51bは、2回の測定での平均値を、距離が100mの場合の受信電力の平均値とする。さらに、通知部42bでは、最後に測定パケットを受信してから経過した時間の計測と、最後に受信した計測パケットで通知された距離の取得が行われる。
その後も、測定パケット生成部33aは、送信済みの測定パケットの数が測定パケットの総数に至るまで、最後に測定パケットを送信してからの経過時刻がInt1になると、測定パケットを生成する。なお、測定パケット生成部33aは、測定パケット中のシーケンス番号を、最後に送信した測定パケット中のシーケンス番号よりも1つ大きくする。従って、この例では、シーケンス番号=1000の測定パケットを送信部11aに出力すると、測定パケット生成部33aは、測定パケットの生成を終了する。測定パケット生成部33aで生成された測定パケットは、送信部11aを介して、通信装置10bに送信される。
(3)受信品質の測定の終了と測定結果の通知
測定パケット生成部33aが測定パケットの生成を終了すると、通信装置10aから通信装置10bへパケットが送信されない。通知部42bは、最後に測定パケットを受信してから経過した時間が所定の期間を超えると、現在の測定を行っている地点での測定が終了したと判定する。通知部42bは測定の終了を誤り率算出部52bに通知する。誤り率算出部52bは、送信された測定パケットの総数から、通信装置10bが受信できたパケットの数を差し引いた差分を、測定パケットの総数で割った値をパケットエラーレートとする。パケットエラーレートの計算が終わると、通知部42bは、受信結果テーブル63bを参照することにより、受信電力やパケットエラーレートの測定結果を取得する。このとき、通知部42bは、受信結果テーブル63bに格納されている結果のうち、最後に受信した測定パケットで通知された距離に対応付けられた値を、送信側の通信装置10aに通知する結果として特定する。
図7は、測定結果の例を示す図である。図7は、通信装置10bが記憶する受信結果テーブル63bの例である。図7の例では、通信装置10aが測定パケットを送信する際の送信電力が7.7dBm、通信装置10aのアンテナ利得が−1.1dBiである。また、以下の例では、通信装置10bには、ant1とant2の2本の受信アンテナが備えられている場合を例とする。以下の例では、通信装置10bのant1のアンテナ利得が−3.9dBi、通信装置10bのant2のアンテナ利得が−5.9dBiであるものとする。
通信装置10aがPo1に位置するときに、図7のテーブルTa1のうちのNo.1とNo.10のエントリに示す値が得られたとする。すると、通知部42bは、以下の情報を含む通知パケットを生成する。
タイプ :通知パケット
距離 :100m
アンテナ1
平均受信電力:−72dBm
最大受信電力:−71dBm
最小受信電力:−73dBm
アンテナ2
平均受信電力:−73.5dBm
最大受信電力:−73dBm
最小受信電力:−74dBm
パケットエラーレート:0
通知部42bは、生成した通知パケットを送信部11bに出力する。送信部11bは、通信装置10aに向けて通知パケットを送信する。
通信装置10aの受信部12aは、通知パケットを受信すると、受信した通知パケットを振り分け部21aに出力する。振り分け部21aは、パケットのヘッダ中のタイプフィールドの値を用いて、入力されたパケットが通知パケットであることを特定する。振り分け部21aは、通知パケットを、判定部34aに出力する。
判定部34aは、通知パケットに含まれている距離での受信電力の予測値を、予測値情報61を用いて求める。ここでは、予測値情報61は、通信装置10aと通信装置10bの間の直接波と、地面からの反射波を合成して、受信電力の強度を求めるための数式であるとする。以下、通信装置10aと通信装置10bの間の直接波と、地面からの反射波の合成波の強度を示すモデルを「2波モデル」と記載することがある。なお、予測値情報61として通信装置10が保持する計算式は、実装に応じて任意に変更されうる。判定部34aは、各アンテナの平均受信電力を抽出し、予測値情報61から得られた値と比較する。
図8は、測定結果と予測値との比較の例を示す図である。図8のテーブルTa2に、2波モデルから得られた予測値と、通信装置10aから通知された各アンテナの受信電力の平均値を示す。ここでは、テーブルTa2のうち、距離=100mのときのエントリが得られたものとする。さらに、2波モデルによる受信電力の予測値と受信電力の測定結果の比較に使用する閾値Th1の値は5dBmであるものとする。また、パケットエラーレートとの比較に使用する閾値Th2は、0.1%であるものとする。
判定部34aは、通知パケットによって通信装置10aから通知された受信電力の平均値が、2波モデルによる受信電力の予測値よりも閾値Th1以上小さいと、地点Po1での品質測定に失敗したと判定する。一方、受信電力の平均値が、2波モデルによる受信電力の予測値から閾値Th1(5dBm)を差し引いた値よりも大きい場合、判定部34aは、予測以上の受信電力が得られていると判定する。
さらに、判定部34aは、パケットエラーレートが閾値Th2以上であるかも判定する。パケットエラーレートが閾値Th2未満であって、かつ、受信電力が予測値を閾値Th1以上下回っていない場合、判定部34aは、地点Po1での品質測定に成功したと判定する。
地点Po1での品質測定に成功したと判定すると、判定部34aは、判定結果を表示部14aに出力する。表示部14aは、判定結果が入力されると、予め決められた表示をすることにより、通信装置10aのオペレータが、地点Po1での測定が成功したことを認識できるように表示する。
ここでは、図8に示すように、距離=100mでの測定は成功しているので、品質測定に成功した旨の表示が表示部14によってなされる。そこで、オペレータは、地点Po1での測定を終了し、通信装置10aを他の観測地点に移動させる。
地点Po2〜Po4においても、地点Po1と同様の処理が行われたものとする。図6において、通信装置10aと通信装置10bの間の距離は、地点Po2では200m、地点Po3では250m、地点Po4では300mであるものとする。地点Po2〜Po4での測定により、受信結果テーブル63bには、図7のエントリNo.2〜No.4、No.11〜No.13が記録されたものとする。また、地点Po2〜Po4での測定結果の通知により、通信装置10aで行われた比較結果を、図8の距離=200〜300mの欄に示す。
次に、受信品質測定に失敗した場合の例について述べる。地点Po4での処理に成功したあと、通信装置10aが地点Po5に設置されたとする。地点Po5での距離(350m)の測定も他の地点と同様に行われたとする。その後、通信装置10aからの測定パケットの送信中に、通信装置10aと通信装置10bの間の伝搬路に障害が発生したために、パケットエラーは発生していないものの、通信装置10bでの受信電力強度が低下したとする。図7のエントリNo.5、No.14に、通信装置10bで得られた測定結果を示す。図7のエントリNo.5、No.14の情報を通知する通知フレームを用いて通信装置10a中の判定部34aが比較処理を行った結果を、図8の距離=350mの欄に示す。距離=350mの欄では、受信電力値が2波モデルを閾値Th1(5dBm)以上、下回っている。このため、判定部34aは、Po5において測定に失敗したと判定する。判定部34aは、判定結果を表示部14aに出力する。表示部14aは、Po5での受信品質測定の失敗と、再測定を促す旨の通知を表示する。例えば、再測定を促す旨の通知は、通信装置10aと通信装置10bとの間の現在の距離から、所定の閾値以内の距離での通信品質の測定が要求されていることを示す表示であっても良い。すると、オペレータは、表示部14aでの表示に基づいて、通信装置10aと通信装置10bとの間の距離を大きく変化させずに再測定を行うことを決定し、通信装置10aを図6の地点Po5からPo6に移動させる。なお、ここでは、Po6もPo0から350mの地点であるものとする。
地点Po6での測定により、受信結果テーブル63bには、図7のエントリNo.6、No.15が記録されたものとする。判定部34aは、地点Po6での測定結果を通信装置10bから受信し、比較処理を行う。比較処理の結果を、図8の距離=350mの下の欄に示す。ここでは、図8に示すように、判定部34aは、地点Po6での測定に成功したと判定したものとする。すると、表示部14aは、予め決められた表示をすることにより、地点Po6での測定が成功したことを表示する。そこで、オペレータは、地点Po6での測定を終了し、通信装置10aを他の観測地点に移動させる。
地点Po6の後に地点Po7〜Po9でも測定が行われたとする。地点Po7〜Po9での測定により、受信結果テーブル63bには、図7のエントリNo.7〜No.9、No.16〜No.18が記録されたものとする。また、地点Po7〜Po9での測定結果の通知により、通信装置10aで行われた比較結果を、図8の距離=400〜500mの欄に示す。
このように、受信側の通信装置10bは、送信側の通信装置10aから距離が通知されたことをトリガとして、受信電力や受信に成功したパケット数のカウントなどを行うため、受信品質の測定が簡便になっている。さらに、送信側の通信装置10が通信品質を測定する地点間の距離のリストを保持している場合、通信装置10は、測定が終了した地点間の距離をチェックすることもできる。
図9Aと図9Bは、送信側の通信装置10の処理の例を説明するフローチャートである。図9A、図9Bの例では、送信側の通信装置10が、通信品質を測定する距離のリストを保持しており、測定が終了した距離を通信装置10がチェックしている場合についての処理を示す。
図9A、図9Bでは、変数r、m、nと、定数R、M、Nを用いる。変数rは、受信側の通信装置10との間の距離を大きく変えずに再測定を行った回数のカウントに使用する。変数mは、送信側の通信装置10が測距パケットを送信する回数をカウントするために使用する。変数nは、測定パケットの送信回数のカウント用の変数であり、シーケンス番号の設定に使用される。定数Rは再測定の上限回数、定数Mは1つの地点において距離の測定を行うことができる回数の上限、定数Nは1つの地点で送信される測定パケットの総数を表わすものとする。
通信装置10が新たな地点に設定されると、判定部34は、変数rを0に設定する(ステップS1)。測距パケット生成部31は、変数mを1に設定する(ステップS2)。距離計算部32は、測距パケット生成部31が測距パケットを送信すると、応答パケットを受信したかを判定する(ステップS3、S4)。距離計算部32は、タイマが満了するまでは、応答パケットを待ち合わせる(ステップS5でNo)。距離計算部32は、タイマが満了しても応答パケットが入力されない場合、変数mを定数Mと比較する(ステップS5でYes)。変数mが定数M以上ではない場合、距離計算部32は、変数mを1つインクリメントし、距離の測定に失敗したことを測距パケット生成部31に通知する(ステップS6でNo、ステップS7)。その後、測距パケット生成部31により測距パケットが生成されることにより、ステップS3以降の処理が繰り返される。一方、変数mが定数M以上の場合、距離計算部32は、処理を終了し、距離の測定に失敗したことから、通信装置10は測定処理を終了する(ステップS6でYes)。このとき、表示部14は、適宜、距離の測定の失敗により処理を終了する旨をオペレータに通知するための表示処理を行っても良い。
応答パケットを受信できた場合、距離計算部32は、RTTを用いて受信側の装置までの距離を計算する(ステップS8)。さらに、測定パケット生成部33は、変数nを1に設定する(ステップS9)。測定パケット生成部33は、シーケンス番号=nの測定パケットを生成し、送信部11を介して、受信側の通信装置10に送信する(ステップS10、S11)。測定パケット生成部33は、変数nを定数Nと比較する(ステップS12)。変数nが定数Nより小さい場合、測定パケット生成部33は、変数nを1つインクリメントして、ステップS10以降の処理を繰り返す(ステップS12でNo、ステップS13)。
変数nが定数N以上になると、測定パケット生成部33は、所定の数の測定パケットを送信したと判定し、送信処理を中断する(ステップS12でYes)。このとき、測定パケット生成部33は、通信装置10を受信モードに切り替え、判定部34はタイマを起動する。判定部34は、受信側からの通知パケットを受信したかを判定する(ステップS14)。通知パケットを受信していない場合、判定部34はタイムアウトが発生しているかを判定する(ステップS14でNo、ステップS15)。判定部34は、タイムアウトが発生するまでは、通知パケットを待ち合わせる(ステップS15でNo)。通信装置10が通知パケットを受信すると、判定部34は、通知パケットで通知された結果が予測された範囲内であるかを判定する(ステップS14でYes、ステップS16)。
通知パケットで通知された結果が予測された範囲内である場合(ステップS16でYes)、判定部34は、全ての測定対象の距離についての処理が終わったかを判定する(ステップS20)。全ての測定対象の距離についての処理が終わっていない場合、判定部34は、次に受信側の通信装置10までの距離が異なる地点での測定が行われると判定し、変数rを0に設定する(ステップS21)。さらに、判定部34は、判定結果を表示部14に出力する。表示部14は、次回の測定を行う距離までの移動を促すための表示処理を行う(ステップS22)。通信装置10は、次の地点に設置されると、ステップS2以降の処理を繰り返す。なお、ステップS20において、判定部34が全ての測定対象の距離についての処理が終わったと判定すると通信装置10は処理を終了する(ステップS20でYes)。
一方、結果が予測される範囲外の場合、判定部34は、変数rを1つインクリメントした上で、同じ距離での測定を再度行うかを判定するために、変数rを定数Rと比較する(ステップS16でNo、ステップS17、S18)。変数rが定数Rより小さい場合、判定部34は、再測定を行うことを決定し、表示部14に通知する(ステップS18でNo)。表示部14は、受信側の通信装置からの距離を保持しつつ新たな測定ポイントへ移動して再測定を行うことを促すための表示処理を行う(ステップS19)。通信装置10は、次の地点に設置されると、ステップS2以降の処理を繰り返す。
ステップS18で、変数rが定数R以上である場合、判定部34は、これ以上再測定を行わないために、現在の距離での通信品質の測定を強制的に終了することを決定する(ステップS18でYes)。すると、ステップS20以降の処理が行われる。通信装置10が受信側の通信装置10から通知パケットを受信できなかった場合(ステップS15でYes)には、結果が予測された範囲内ではない場合と同様に、ステップS17以降の処理が行われる。
図10は、受信側の通信装置10の処理の例を説明するフローチャートである。通知部42は、パケットの受信間隔を測定するために使用するタイマの値を0に設定してから、タイマをスタートさせる(ステップS31)。判定部34は、タイマをスタートさせた後で、パケットを受信したかを判定する(ステップS32)。判定部34は、パケットを受信していない場合、タイマの値が所定の値T以上であるかを判定する(ステップS32でNo、ステップS39)。タイマの値がT未満の間は、パケットを受信するまで待機する(ステップS39でNo)。
パケットを受信した場合、振り分け部21は、受信したパケットの種類が測距パケットであるかを判定する(ステップS32でYes、ステップS33)。測距パケットを受信した場合、応答処理部41は、応答パケットを生成する(ステップS33でYes、ステップS34)。応答処理部41は、応答パケットにレイテンシを含め、送信部11を介して、送信側の通信装置10に応答パケットを送信する(ステップS35)。通知部42は、タイマ値を0にリセットし、ステップS32以降の処理を行う(ステップS36)。
受信したパケットが測距パケットではない場合、通信装置10は測定パケットを受信している(ステップS33でNo)。そこで、受信電力測定部51と誤り率算出部52は、測定パケットから送信側の通信装置10までの距離を取得し、得られた測定結果を、距離に対応付けて、受信結果テーブル63に格納する(ステップS37、S38)。さらに、通知部42は、最後に受信した測定パケットで通知された距離を記憶しているものとする。その後、通知部42は、タイマ値を0にリセットし、ステップS32以降の処理を行う(ステップS36)。
パケットを受信しないままタイマ値がT以上になると、通知部42は、送信側の通信装置10が現在の地点から行う測定パケットの送信が終了したと判定する(ステップS32でNo、ステップS39でYes)。そこで、通知部42は、最後に受信した測定パケットによって通知された距離に対応付けられた測定結果を通知するための通知パケットを生成し、送信部11を介して送信側の通信装置10に送信する(ステップS40)。
このように、実施形態にかかる方法では、パケットのRTTを用いて送信側の通信装置10が自律的に、受信側の通信装置10との間の距離を求めるので、オペレータが送信側の通信装置10と受信側の通信装置10の間の距離を測定しなくても良い。また、受信側の通信装置10は、送信側の通信装置10の設置が完了しているかを、送信側の通信装置10から距離の情報が通知されるかによって判定している。さらに、実施形態にかかる方法では、受信側の通信装置10は、送信側の通信装置10から通知された距離の情報に対応づけて記録できるので、受信側の通信装置10での設定の終了を待たずに、送信側の通信装置10が測定パケットを送信できる。このため、送信側の通信装置10のオペレータと受信側の通信装置10でオペレータが連絡を取り合わなくても通信品質の測定を行うことができる。
さらに、実施形態にかかる方法では、送信側の通信装置10に現在の地点での通信品質の測定結果が通知されるので、送信側の通信装置10において、再測定を行うかを判定することができる。このため、送信側の通信装置10のオペレータは、受信側の通信装置10のオペレータに、現在の地点での通信品質の測定結果の評価を問合わせなくても、再測定を行うかを知ることができる。従って、複数の地点での通信品質の測定が行われる場合に、効率的に次の測定地点を特定することができる。
<その他>
なお、実施形態は上記に限られるものではなく、様々に変形可能である。以下にその例をいくつか述べる。
以上の説明では、送信側の通信装置10において通信品質の測定に成功したかを判定しているが、受信側の通信装置が、通信品質の測定に成功したかを判定し、送信側の通信装置10に判定結果を通知しても良い。この場合、受信側の通信装置10中の通知部42が、通知パケットを生成する際に、予測値情報61を用いて、受信電力と予測値を比較する。通知部42での判定処理は、通信品質の測定結果が送信側の通信装置10に通知される場合に送信側の通信装置10の判定部34が行う判定処理と同様である。図11に、受信側の通信装置が測定に成功したかを判定する場合の通知パケットに含まれる情報要素の例を示す。図11に示す通知パケットのヘッダに含まれる情報要素は、図3のPa4に示す通知パケットと同様である。図11に示す通知パケットでは、ペイロードに判定結果が含まれる。送信側の通信装置10の判定部34は、通知パケットを取得すると、判定結果が成功の場合、現在の地点での測定が成功したと判定する。一方、通知パケット中のペイロードに、失敗を示す情報が含まれている場合、判定部34は、現在の地点での測定が失敗したと判定する。
応答パケットを送信するときの受信側の通信装置10の処理を軽減するために、予め、オペレータが測距パケットの受信から応答パケットの送信までにかかる時間の平均値を求めてもよい。この場合、応答処理部41は、予め求められた平均値を、レイテンシとして記憶する。応答パケットを生成する際に、応答処理部41は、予め記憶している時間を、レイテンシフィールドに含める。
以上、測定パケットに距離が含まれている場合を例として説明したが、測定パケットに距離を含めず、測定パケットの送信前に、送信側の通信装置10から受信側の通信装置10に距離を通知するパケットを送信しても良い。この場合、受信側の通信装置10は、送信側の通信装置10から距離が通知されると、通知された距離を記憶する。この場合、受信側の通信装置10は、測定パケットを用いて行った受信品質の測定結果を、通知された距離に対応付けて記録する。送信側の通信装置10は、設置位置が変更されると、受信側の通信装置10までの距離を測定し、新たに測定した距離を受信側の通信装置10に通知する。
さらに、測距パケット、応答パケット、測定パケット、通知パケットなどのパケットに含まれる情報要素は、実装に応じて変更され得る。例えば、送信側の通信装置10において、測定が成功したかを判定する際に、受信電力の最大値や最小値が使用されない場合、通知パケットは、受信電力の最大値と最小値を含まないように変更されうる。また、パケット長に応じて、いずれのパケットも適宜、パディングが含められることがあり、パディングが含められない場合もある。
予測値情報61として、予測値の計算に使用することができる数式以外にも、距離の関数として、受信電力やパケットエラーレートの予測値を表わした情報が使用されても良い。この場合、判定部34または通知部42は、予測値情報61に含まれている値を、測定結果と比較することにより、通信品質の測定に成功したかを判定する。
以上の説明では分かりやすくするために、通信装置10aが送信側、通信装置10bが受信側として動作する場合を説明したが、各通信装置10は、送信側、受信側のいずれとしても動作しうる。例えば、通信装置10bは、通信装置10cとの間で通信品質の測定を行う場合に、送信側の通信装置10として動作しうる。また、通信装置10bが通信装置10aに対して、送信側の通信装置10として動作し、測定パケットを送信することもできる。
本明細書中では、読みやすくするための便宜上、ネットワーク中で送受信される情報の単位を表現する際に使用する文言を「パケット」に統一しているにすぎない。このため、実装に応じて、適宜、「パケット」という文言を「フレーム」に読み替えることができるものとする。
さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の通信装置と第2の通信装置の間の通信品質の測定方法であって、
前記第1の通信装置は、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の距離の測定に用いる測距パケットの送信時刻、前記測距パケットに応答する前記第2の通信装置からの応答パケットの受信時刻、および、前記第2の通信装置が前記測距パケットを受信してから前記応答パケットを送信するまでの処理にかかる時間を用いて、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置の間の距離を表す距離情報を求め、
前記距離情報を前記第2の通信装置に通知し、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から送信された測定パケットを用いて通信品質を測定し、
前記距離情報が前記第1の通信装置から通知されることをトリガとして、前記通信品質を前記距離情報に対応付けて記憶する
ことを特徴とする通信品質の測定方法。
(付記2)
前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置との間の距離が前記距離情報で表される距離である場合に予測される通信の品質を表わす予測値を保持し、
前記第1の通信装置は、前記距離情報を含む前記測定パケットを、所定の数、前記第2の通信装置に送信した後、前記第2の通信装置宛のパケットの送信を中止し、
前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置から前記測定パケットを受信しない期間が第1の閾値を超えると前記第1の通信装置に、前記距離情報が表す距離での通信品質を通知する通知パケットを送信し、
前記第1の通信装置は、前記通知パケットで通知された通信品質と前記予測値の差が第2の閾値以下の場合、前記距離情報で表される距離での通信品質の測定に成功したと判定し、前記通知パケットで通知された通信品質と前記予測値の差が第2の閾値を越えた場合、前記距離情報で表される距離での測定に失敗したと判定する
ことを特徴とする付記1に記載の測定方法。
(付記3)
前記第1の通信装置は、
前記第1の通信装置が第1の地点に位置するときに行われた測定に失敗したと判定すると、前記第2の通信装置から前記距離情報で表わされる距離から第3の閾値以内の距離での通信品質の測定の要求を表わす表示を行い、
前記第1の通信装置が第1の地点に位置するときに行われた測定に成功したと判定すると、前記第2の通信装置から前記距離情報で表わされる距離での通信品質の測定の終了を表わす表示を行う
ことを特徴とする付記2に記載の測定方法。
(付記4)
第1の通信装置と通信する第2の通信装置として動作する通信装置であって、
前記第1の通信装置からパケットを受信する受信部と、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の通信品質を測定する測定部と、
前記受信部が前記第1の通信装置から前記第2の通信装置までの距離の測定に用いられる測距パケットを受信すると、前記測距パケットに応答する応答パケットを生成する応答処理部と、
前記応答パケットを、前記第1の通信装置に送信する送信部と、
前記第1の通信装置が前記応答パケットを用いて計算した前記距離を表す距離情報が含まれている測定パケットを受信した際の通信品質を前記距離情報に対応付けて記憶する記憶部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
(付記5)
前記第1の通信装置から前記測定パケットを受信してからの経過時間が閾値を超えると、前記距離情報が表わす距離での通信品質を通知する通知パケットを生成する通知部
をさらに備え、
前記送信部は、前記通知パケットを前記第1の通信装置に送信する
ことを特徴とする付記4に記載の通信装置。
(付記6)
前記第2の通信装置から、前記第2の通信装置が送信するパケットの通信品質を測定する第3の通信装置までの距離を、前記第3の通信装置に送信した第1のパケットの送信時刻と前記第1のパケットに応答する第2のパケットの受信時刻を用いて計算する距離計算部と、
前記距離計算部で計算された距離を表わす他の距離情報を含めた他の測定パケットを、前記第3の通信装置での通信品質の測定対象として生成する生成部
を備え、
前記送信部は、前記他の測定パケットを前記第3の通信装置に送信する
ことを特徴とする付記4または5に記載の通信装置。
(付記7)
前記記憶部は、第3の通信装置から前記他の測定パケットについての通信品質として予測される予測値をさらに記憶し、
前記第3の通信装置から前記他の測定パケットについての通信品質を通知する他の通知パケットを前記受信部が受信すると、前記予測値と前記他の通知パケットで通知された情報の差が所定の値を超えた場合に、通信品質の測定に失敗したと判定し、前記予測値と前記他の通知パケットで通知された情報の差が前記所定の値以内の場合に通信品質の測定に成功したと判定する判定部と、
前記判定部での判定結果を表示する表示部
を備えることを特徴とする付記6に記載の通信装置。
(付記8)
第1の通信装置と通信する第2の通信装置として動作する通信装置に、
前記第1の通信装置からパケットを受信し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の通信品質を測定し、
前記第1の通信装置から前記第2の通信装置までの距離の測定に用いられる測距パケットを受信すると、前記測距パケットに応答する応答パケットを生成し、
前記応答パケットを、前記第1の通信装置に送信し、
前記第1の通信装置が前記応答パケットを用いて計算した前記距離を表す距離情報が含まれている測定パケットを受信した際の通信品質を、前記距離情報に対応付けて記憶する
処理を行わせることを特徴とする通信品質の測定プログラム。
10 通信装置
11 送信部
12 受信部
13 タイマ
14 表示部
20 制御部
21 振り分け部
30 試験送信制御部
31 測距パケット生成部
32 距離計算部
33 測定パケット生成部
34 判定部
40 結果通知処理部
41 応答処理部
42 通知部
50 品質測定部
51 受信電力測定部
52 誤り率算出部
60 記憶部
61 予測値情報
62 測定条件テーブル
63 受信結果テーブル
100 プロセッサ
101 バス
102 UART
104 タイマIC
106 DRAM
107 フラッシュメモリ
108 無線モジュール

Claims (6)

  1. 第1の通信装置と第2の通信装置の間の通信品質の測定方法であって、
    前記第1の通信装置は、
    前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の距離の測定に用いる測距パケットの送信時刻、前記測距パケットに応答する前記第2の通信装置からの応答パケットの受信時刻、および、前記第2の通信装置が前記測距パケットを受信してから前記応答パケットを送信するまでの処理にかかる時間を用いて、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置の間の距離を表す距離情報を求め、
    前記距離情報を前記第2の通信装置に通知し、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置から送信された測定パケットを用いて通信品質を測定し、
    前記距離情報が前記第1の通信装置から通知されることをトリガとして、前記通信品質を前記距離情報に対応付けて記憶する
    ことを特徴とする通信品質の測定方法。
  2. 前記第1の通信装置は、前記第2の通信装置との間の距離が前記距離情報で表される距離である場合に予測される通信の品質を表わす予測値を保持し、
    前記第1の通信装置は、前記距離情報を含む前記測定パケットを、所定の数、前記第2の通信装置に送信した後、前記第2の通信装置宛のパケットの送信を中止し、
    前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置から前記測定パケットを受信しない期間が第1の閾値を超えると前記第1の通信装置に、前記距離情報が表す距離での通信品質を通知する通知パケットを送信し、
    前記第1の通信装置は、前記通知パケットで通知された通信品質と前記予測値の差が第2の閾値以下の場合、前記距離情報で表される距離での通信品質の測定に成功したと判定し、前記通知パケットで通知された通信品質と前記予測値の差が第2の閾値を越えた場合、前記距離情報で表される距離での測定に失敗したと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の測定方法。
  3. 前記第1の通信装置は、
    前記第1の通信装置が第1の地点に位置するときに行われた測定に失敗したと判定すると、前記第2の通信装置から前記距離情報で表わされる距離から第3の閾値以内の距離での通信品質の測定の要求を表わす表示を行い、
    前記第1の通信装置が第1の地点に位置するときに行われた測定に成功したと判定すると、前記第2の通信装置から前記距離情報で表わされる距離での通信品質の測定の終了を表わす表示を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の測定方法。
  4. 第1の通信装置と通信する第2の通信装置として動作する通信装置であって、
    前記第1の通信装置からパケットを受信する受信部と、
    前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の通信品質を測定する測定部と、
    前記受信部が前記第1の通信装置から前記第2の通信装置までの距離の測定に用いられる測距パケットを受信すると、前記測距パケットに応答する応答パケットを生成する応答処理部と、
    前記応答パケットを、前記第1の通信装置に送信する送信部と、
    前記第1の通信装置が前記応答パケットを用いて計算した前記距離を表す距離情報が含まれている測定パケットを受信した際の通信品質を前記距離情報に対応付けて記憶する記憶部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  5. 前記第1の通信装置から前記測定パケットを受信してからの経過時間が閾値を超えると、前記距離情報が表わす距離での通信品質を通知する通知パケットを生成する通知部
    をさらに備え、
    前記送信部は、前記通知パケットを前記第1の通信装置に送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 第1の通信装置と通信する第2の通信装置として動作する通信装置に、
    前記第1の通信装置からパケットを受信し、
    前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間の通信品質を測定し、
    前記第1の通信装置から前記第2の通信装置までの距離の測定に用いられる測距パケットを受信すると、前記測距パケットに応答する応答パケットを生成し、
    前記応答パケットを、前記第1の通信装置に送信し、
    前記第1の通信装置が前記応答パケットを用いて計算した前記距離を表す距離情報が含まれている測定パケットを受信した際の通信品質を、前記距離情報に対応付けて記憶する
    処理を行わせることを特徴とする通信品質の測定プログラム。
JP2014040804A 2014-03-03 2014-03-03 通信品質測定方法、通信品質測定プログラム、および、通信装置 Active JP6197697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040804A JP6197697B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 通信品質測定方法、通信品質測定プログラム、および、通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040804A JP6197697B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 通信品質測定方法、通信品質測定プログラム、および、通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015167284A JP2015167284A (ja) 2015-09-24
JP6197697B2 true JP6197697B2 (ja) 2017-09-20

Family

ID=54257987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014040804A Active JP6197697B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 通信品質測定方法、通信品質測定プログラム、および、通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6197697B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111796260B (zh) * 2019-08-12 2023-09-12 维沃移动通信有限公司 一种测距方法及设备
JP7786110B2 (ja) * 2021-10-05 2025-12-16 株式会社豊田自動織機 測定装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4315151B2 (ja) * 2005-12-20 2009-08-19 ソニー株式会社 無線通信装置
JP5387026B2 (ja) * 2009-02-12 2014-01-15 株式会社リコー 通信装置、通信システム、通信方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015167284A (ja) 2015-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN114730003B (zh) 用于通过超宽带(uwb)发送/接收数据的装置的运行方法和设备
US10667159B2 (en) Method, user equipment, base station, and system for enhancing reliability of wireless communication
US9226260B2 (en) Initiator-conditioned fine timing measurement service request
US9288769B2 (en) Wireless power control apparatus and method having multiple transmit power levels
JP2016506702A5 (ja)
US20160109554A1 (en) ADAPTIVE OPTIMIZATION OF TIME OF FLIGHT (ToF) EXCHANGE
KR20190057358A (ko) 다운링크 제어 채널 송신 방법, 수신 네트워크 요소 및 발신 네트워크 요소
JP2007218614A (ja) 位置推定方法及び位置推定システム
KR101830683B1 (ko) 무선 근거리 네트워크 액세스 포인트의 성능 측정 시스템 및 방법
JP6197697B2 (ja) 通信品質測定方法、通信品質測定プログラム、および、通信装置
US10313899B2 (en) Storing a value of a counter for a wireless local area network
US9807780B2 (en) Data sharing system
US9143247B2 (en) Wireless communication method and apparatus
US9332481B2 (en) Wireless communication system, wireless communication method, transmitting terminal, and receiving terminal
EP3048844A1 (en) Communications method, base station, and terminal
JP2011205479A (ja) 無線通信システム及び無線品質測定方法
WO2015141126A1 (ja) 端末装置、通信システム、サーバ、通信方法及びプログラムを格納する記憶媒体
JP5228276B2 (ja) 位置推定システム
KR20190093441A (ko) 무선 통신 네트워크에서 개인 영역 통신을 위한 통신 노드 및 그의 동작 방법
US20140140272A1 (en) Wireless communication system, wireless communication method, and transmitting terminal
HK1234242A1 (en) System and method to measure an error rate of a wireless local area network
HK1234242B (en) System and method to measure an error rate of a wireless local area network

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6197697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150