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JP6198676B2 - モータ駆動制御方法およびモータ駆動制御装置 - Google Patents
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JP6198676B2 - モータ駆動制御方法およびモータ駆動制御装置 - Google Patents

モータ駆動制御方法およびモータ駆動制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、モータのコイルに電流を流して、モータを駆動する駆動制御方法、および、モータ駆動制御装置に関する。
単相モータの駆動制御方法について、以下に説明する。
図10は、比較例のモータ駆動制御装置を示す概略の構成図である。
図10に示すように、比較例のモータ駆動制御装置101は、単相のブラシレスモータであるモータ20の駆動を制御する。モータ20は、例えば、ホール素子である位置検出器30と、モータコイルLmとを備える。このモータ駆動制御装置101は、制御回路部104と、プリドライブ回路103と、Hブリッジ回路102とを備える。
制御回路部104は、位置検出器30からの位置検出信号Sp(位置情報)に基づき、駆動制御信号Sdを生成してプリドライブ回路103に出力する。
プリドライブ回路103は、駆動制御信号Sdに基づいて、駆動信号H1,H2,L1,L2を生成する。生成した駆動信号H1,H2,L1,L2は、Hブリッジ回路102に出力される。
Hブリッジ回路102は、直流電源Vddとグランドとの間に接続されたスイッチ素子Q1,Q2を備える第1直列回路と、この第1直列回路に並列に接続されたスイッチ素子Q3,Q4を備える第2直列回路とを備える。
スイッチ素子Q1,Q3は、P型MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)である。スイッチ素子Q2,Q4は、N型MOSFETである。
スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2との接続ノードと、スイッチ素子Q3とスイッチ素子Q4との接続ノードとの間には、モータ20のモータコイルLmが接続される。
モータ駆動制御装置101は、スイッチ素子Q1,Q4およびスイッチ素子Q2,Q3を相補的にオン/オフしてモータコイルLmに流れるコイル電流ILの方向を変化させる。これにより、モータ20を駆動する。
図11は、比較例の各通電制御期間のスイッチ素子の動作を示す図である。
ここでは、具体例として、モータ駆動制御装置101の通電制御によるスイッチ素子Q1〜Q4の動作状態を示している。
第1通電制御期間(第1期間)において、スイッチ素子Q1は、PWM(Pulse Width Modulation)制御される。スイッチ素子Q2,Q3は、オフする。スイッチ素子Q4は、オンする。なお、スイッチ素子Q1は、PWM制御とせず、オン制御としてもよい。
PWM制御期間(第2期間)において、スイッチ素子Q1は、所定のオンデューティでPWM制御される。ここでは、オフとオンにより、1周期のPWMパルスを出力している。スイッチ素子Q2,Q3は、第1通電制御期間と同様にオフする。スイッチ素子Q4は、第1通電制御期間と同様にオンする。
全相オフ制御期間(第3期間)において、スイッチ素子Q1〜Q4は、オフする。
第2通電制御期間(第4期間)において、スイッチ素子Q3は、PWM制御される。スイッチ素子Q2は、オンする。スイッチ素子Q1,Q4は、オフする。なお、スイッチ素子Q3は、PWM制御とせず、オン制御としてもよい。
図12は、比較例のコイル電流の変化を示すグラフである。図11の制御方法におけるモータコイルLmに流れるコイル電流ILの変化を示す。グラフの縦軸は、電流値を示している。グラフの横軸は、時刻を示している。
第1通電制御期間において、コイル電流ILは、電流値Iaを維持する。
時刻t11〜t12のPWM制御期間において、コイル電流ILは、電流値Iaから電流値Ibに減少する。
時刻t12〜t13の全相オフ制御期間において、コイル電流ILは、急激に減少して0Aとなる。
時刻t13以降の第2通電制御期間において、コイル電流ILは、徐々に減少して電流値(−Ia)に到達し、この電流値(−Ia)を維持する。
このように、比較例の制御方法では、通電切り替え時に全相オフ期間が設けられているため、モータコイルLmに大きなエネルギが蓄積されたまま、このモータコイルLmに流れるコイル電流ILの向きが急激に切り替わる。そのため、電源ラインに多くの回生電流が流れて、大きなキックバック現象が発生し、単相モータの振動やノイズが大きくなるという問題がある。
このような問題に対して、キックバック現象を抑制するモータ制御方法が開示されている。特許文献1の要約の解決手段には、「第1〜第4のトランジスタTr1〜Tr4間に架け渡されたモータコイル84を制御してモータ80を制御する方法であって、前記第1Tr1からモータコイル84を介して前記第4Tr4側に通電させる第1通電制御ステップと、第1Tr1をPWM制御する第1PWM制御ステップと、前記第3Tr3から前記モータコイル84を介して第4Tr4側に回生電流を発生させる回生制御ステップと、第3Tr3から前記モータコイル84を介して第4Tr4側に通電するノーオーバーラップ制御ステップと、前記第2Tr2をPWM制御する第2PWM制御ステップと、第2Tr2のPWM制御を停止して第2Tr2から前記モータコイル84を介して第3Tr3側に通電させる第2通電制御ステップとを含む。」と記載されている。
特開2009−296850号公報
上記の特許文献1のモータ制御方法には、次の様な問題がある。すなわち、回生するエネルギが比較的小さい場合は、回生制御ステップ、ノーオーバーラップ制御ステップなどによってモータコイルに蓄積したエネルギを全て放出することができる。しかし、回生するエネルギが比較的大きい場合、これらの制御ステップを用いても、モータコイルに蓄積したエネルギを効果的に放出することができない。よって、キックバック現象の発生により、モータが振動し、ノイズが発生する虞がある。
そこで、本発明は、モータのコイル電流の方向を変化させる通電切り替えの際に、モータコイルに蓄積したエネルギを効果的に放出することができ、キックバック現象の発生を抑制して、モータの振動やノイズを抑制できるモータ駆動制御方法およびモータ駆動制御装置を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、第1の発明は、直流電源とグランドとの間に接続された第1、第2スイッチ素子を備える第1直列回路と、これに並列接続された第3、第4スイッチ素子を備える第2直列回路と、この第1スイッチ素子と第2スイッチ素子との接続ノードと、第3スイッチ素子と第4スイッチ素子との接続ノードとの間に接続されたモータコイルとからなるHブリッジ回路に対し、第1、第2、第3および第4スイッチ素子のオン/オフを制御して、モータコイルの駆動によりモータの回転を駆動制御する方法である。このモータ駆動制御方法は、第1通電制御期間において、第2、第3スイッチ素子をオフし、第1スイッチ素子をオンまたはPWM制御すると共に第4スイッチ素子をオンするステップを実行する。この第1通電制御期間の後のPWM制御期間において、第1スイッチ素子を所定のオンデューティで所定回数だけPWM制御するステップを実行する。このPWM制御期間の後の回生制御期間において、第1スイッチ素子をオフするステップを実行する。この回生制御期間の後のキックバック抑制期間において、第2スイッチ素子をオンすると共に第4スイッチ素子をオフする第1キックバック抑制期間、および、第2スイッチ素子をオフすると共に第4スイッチ素子をオンする第2キックバック抑制期間を所定回数繰り返すステップを実行する。このキックバック抑制期間の後の第2通電制御期間において、第2スイッチ素子をオンすると共に第3スイッチ素子をオンまたはPWM制御するステップを実行する。
第2の発明は、直流電源とグランドとの間に接続された第1および第2スイッチ素子からなる第1直列回路と、この第1直列回路に並列に接続された第3および第4スイッチ素子からなる第2直列回路と、第1スイッチ素子と第2スイッチ素子との接続ノードと第3スイッチ素子と第4スイッチ素子との接続ノードとの間に接続されたモータコイルと、からなるHブリッジ回路と、このHブリッジ回路の第1、第2、第3および第4スイッチ素子を駆動する駆動信号を生成するプリドライブ回路と、このプリドライブ回路から出力される駆動信号を制御する駆動制御信号を生成する制御回路部とを含むモータ駆動制御装置である。制御回路部は、第1スイッチ素子をオンまたはPWM制御とし、第4スイッチ素子をオンにすると共に第2および第3スイッチ素子をオフにする第1通電制御パターンを生成し、この第1通電制御パターンの生成後に、第1スイッチ素子を所定のオンデューティで所定回数だけPWM制御するPWM制御通電パターンを生成し、このPWM制御通電パターンの生成後に、第1スイッチ素子をオフする回生制御通電パターンを生成し、この回生制御通電パターンの生成後に、第2スイッチ素子をオンすると共に第4スイッチ素子をオフする第1キックバック抑制通電パターン、および、第2スイッチ素子をオフすると共に第4スイッチ素子をオンする第2キックバック抑制通電パターンと、これらの繰り返し回数の情報とを含むキックバック抑制通電パターンを生成し、このキックバック抑制通電パターンの生成後に、第3スイッチ素子をオンまたはPWM制御する第2通電制御パターンを生成する通電パターン生成部と、通電パターン生成部が生成した通電パターンと、モータの位置情報とに基づいて駆動制御信号を生成するモータ制御部とを備える。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、モータのコイル電流の方向を変化させる通電切り替えの際に、モータコイルに蓄積したエネルギを効果的に放出することができ、キックバック現象の発生を抑制して、モータの振動やノイズを抑制できるモータ駆動制御方法およびモータ駆動制御装置を提供することができる。
本実施形態におけるモータ駆動制御装置を示す概略の構成図である。 本実施形態における各通電制御期間のスイッチ素子の動作を示す図である。 第1通電制御期間とPWM制御期間の電流経路を示す図である。 回生制御期間の電流経路を示す図である。 第1キックバック抑制期間と第2キックバック抑制期間の電流経路を示す図である。 短絡防止期間と第2通電制御期間の電流経路を示す図である。 本実施形態における各駆動信号波形と出力信号波形を示す図である。 本実施形態におけるコイル電流の変化を示すグラフである。 本実施形態におけるモータ制御方法を示すフローチャートである。 比較例のモータ駆動制御装置を示す概略の構成図である。 比較例の各通電制御期間のスイッチ素子の動作を示す図である。 比較例のコイル電流の変化を示すグラフである。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態の構成)
図1は、本実施形態におけるモータ駆動制御装置1を示す概略の構成図である。
図1に示すように、モータ駆動制御装置1は、単相のブラシレスモータであるモータ20の駆動を制御する。モータ20は、例えば、ホール素子である位置検出器30と、モータコイルLmとを備える。このモータ駆動制御装置1は、制御回路部4と、プリドライブ回路3と、Hブリッジ回路2とを備える。
制御回路部4は、モータ制御部41と、通電パターン生成部42とを備える。この制御回路部4は、位置検出器30からの位置検出信号Sp(位置情報)に基づき、駆動制御信号Sdを生成してプリドライブ回路3に出力する。
通電パターン生成部42は、通電パターン記憶部421を備える。通電パターン生成部42は、各通電制御期間の通電パターン情報Seを生成する。通電パターン記憶部421は、通電パターン情報Seを記憶(格納)する。しかし、これに限られず、通電パターン生成部42は、外部の記憶装置などから通電パターンをその都度読み込むなどの方法で、通電パターン情報Seを生成してもよい。よって、通電パターン記憶部421は、このモータ駆動制御装置1に必須の構成要素ではない。
モータ制御部41は、モータ20の位置情報である位置検出信号Spと、通電パターン情報Seとに基づいて、駆動制御信号Sdを生成する。
プリドライブ回路3は、駆動制御信号Sdに基づいて、駆動信号H1,H2,L1,L2を生成する。生成した駆動信号H1,H2,L1,L2は、Hブリッジ回路2に出力される。
Hブリッジ回路2は、直流電源Vddとグランドとの間に接続されたスイッチ素子Q1,Q2を備える第1直列回路と、この第1直列回路に並列に接続されたスイッチ素子Q3,Q4を備える第2直列回路とを備える。
スイッチ素子Q1(第1スイッチ素子)は、P型MOSFETであり、ソース(一端)が直流電源Vddに接続され、ドレイン(他端)がスイッチ素子Q2(第2スイッチ素子)に接続される。スイッチ素子Q2は、N型MOSFETである。このスイッチ素子Q2のドレイン(一端)がスイッチ素子Q1のドレイン(他端)に接続され、スイッチ素子Q2のソース(他端)がグランドに接続される。スイッチ素子Q3(第3スイッチ素子)とスイッチ素子Q4(第4スイッチ素子)とを備える第2直列回路は、スイッチ素子Q1,Q2を備える第1直列回路と同様に構成される。なお、各スイッチ素子Q1〜Q4は、MOSFETに限られず、他の種類の半導体スイッチ素子を用いてもよい。
モータ20のモータコイルLmの第1の端部は、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2との接続ノードに接続され、出力信号M1が出力される。モータコイルLmの第2の端部は、スイッチ素子Q3とスイッチ素子Q4との接続ノードに接続され、出力信号M2が出力される。
図2は、本実施形態における各通電制御期間のスイッチ素子の動作を示す図である。ここでは、モータ駆動制御装置1の通電制御により、第1通電制御期間から第2通電制御期間に遷移する際のスイッチ素子Q1〜Q4の動作状態を示している。
第1通電制御期間(第1期間)において、スイッチ素子Q1は、PWM制御される。スイッチ素子Q2,Q3は、オフする。スイッチ素子Q4は、オンする。以下、この通電パターンを、第1通電制御パターンと呼ぶ。
PWM制御期間(第2期間)において、スイッチ素子Q1は、所定のオンデューティで1回だけPWM制御される。スイッチ素子Q2,Q3は、第1通電制御期間と同様にオフする。スイッチ素子Q4は、第1通電制御期間と同様にオンする。以下、この通電パターンを、PWM制御通電パターンと呼ぶ。ここでは、スイッチ素子Q1のオフとオンにより、PWMパルスを1個だけ生成している。
回生制御期間(第3期間)において、スイッチ素子Q1はオフする。スイッチ素子Q2,Q3は、PWM制御期間と同様にオフする。スイッチ素子Q4は、PWM制御期間と同様にオンする。以下、この通電パターンを、回生制御通電パターンと呼ぶ。
キックバック抑制期間(第4期間)は、第1キックバック抑制期間と第2キックバック抑制期間の組み合わせである。第1キックバック抑制期間において、スイッチ素子Q1は、オフする。スイッチ素子Q2は、オンする。スイッチ素子Q3は、回生制御期間と同様にオフする。スイッチ素子Q4は、オフする。以下、この通電パターンを、第1キックバック抑制通電パターンと呼ぶ。
第2キックバック抑制期間において、スイッチ素子Q1は、第1キックバック抑制期間と同様にオフする。スイッチ素子Q2は、オフする。スイッチ素子Q3は、第1キックバック抑制期間と同様にオフする。スイッチ素子Q4は、オンする。以下、この通電パターンを、第2キックバック抑制通電パターンと呼ぶ。第2キックバック抑制通電パターンは、回生制御通電パターンと同様である。
短絡防止制御期間(第5期間)において、スイッチ素子Q1は、第2キックバック抑制期間と同様にオフする。スイッチ素子Q2は、オンする。スイッチ素子Q3は、第2キックバック抑制期間と同様にオフする。スイッチ素子Q4は、オフする。以下、この通電パターンを、短絡防止制御通電パターンと呼ぶ。短絡防止制御通電パターンは、第1キックバック抑制通電パターンと同様である。
第2通電制御期間(第6期間)において、スイッチ素子Q1は、短絡防止制御期間と同様にオフする。スイッチ素子Q2は、短絡防止制御期間と同様にオンする。スイッチ素子Q3は、PWM制御される。スイッチ素子Q4は、オフする。以下、この通電パターンを、第2通電制御パターンと呼ぶ。
第2通電制御期間から第1通電制御期間に遷移する際の各制御期間は、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q3とが入れ替わり、スイッチ素子Q2とスイッチ素子Q4とが入れ替わって動作する他は、前記制御期間の動作と同様である。
通電パターン生成部42(図1参照)は、第1通電制御パターン、PWM制御通電パターン、回生制御通電パターン、第1、第2キックバック抑制通電パターン、短絡防止制御通電パターン、および、第2通電制御パターンを生成する。
通電パターン記憶部421(図1参照)は、第1通電制御パターンの情報、PWM制御通電パターンの情報、回生制御通電パターンの情報、第1、第2キックバック抑制通電パターンの情報、短絡防止制御通電パターンの情報、および、第2通電制御パターンの情報を格納する。
図3(a),(b)は、第1通電制御期間とPWM制御期間の電流経路を示す図である。
図3(a)は、第1通電制御期間(図2参照)の電流経路を示す図である。
スイッチ素子Q1〜Q4には、それぞれ寄生ダイオードD1〜D4が形成される。以下、各スイッチ素子Q1〜Q4に並列に、各寄生ダイオードD1〜D4を図示する。
第1通電制御期間において、スイッチ素子Q1は、PWM制御される。スイッチ素子Q4は、オンする。スイッチ素子Q2,Q3は、オフする。
破線で示す電流は、直流電源Vddからスイッチ素子Q1、モータコイルLm、スイッチ素子Q4を介してグランドに流れる。このときコイル電流ILは、電流値Iaを維持する。なお、スイッチ素子Q1は、PWM制御に限定されず、オンしてもよい。
図3(b)は、PWM制御期間(第2期間)の電流経路を示す図である。
PWM制御期間において、スイッチ素子Q1は、所定のオンデューティで1回だけPWM制御される。ここで1回とは、PWMパルス数が1のことをいう。しかし、これに限られず、少なくとも1回以上の所定回数であればよい。スイッチ素子Q4は、オンする。スイッチ素子Q2,Q3は、オフする。所定のオンデューティとは、PWM信号の1周期に対するオン期間の割合のことである。
PWM制御期間のPWM信号のオンデューティを調整することにより、コイル電流ILを所望の変化量で徐々に減少させることができる。このPWM制御のパルス数(所定回数)は、モータ仕様に基づいて適切な回数に設定される。
破線で示す電流は、第1期間と同様に、直流電源Vddからスイッチ素子Q1、モータコイルLm、スイッチ素子Q4を介してグランドに流れる。
図4は、回生制御期間(図2参照)の電流経路を示す図である。
回生制御期間において、スイッチ素子Q1は、オフする。スイッチ素子Q2,Q3は、オフを継続する。スイッチ素子Q4は、オンを継続する。
破線で示す電流は、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードD2からモータコイルLmを介してスイッチ素子Q4の方向に回生される。
図5(a),(b)は、第1キックバック抑制期間と第2キックバック抑制期間の電流経路を示す図である。
図5(a)は、第1キックバック抑制期間(図2参照)の電流経路を示す図である。
第1キックバック抑制期間において、スイッチ素子Q2はオンする。スイッチ素子Q4はオフする。スイッチ素子Q1,Q3は、オフを継続する。
破線で示す電流は、スイッチ素子Q4の寄生ダイオードD4からモータコイルLmを介して、スイッチ素子Q2の方向に回生される。コイル電流ILは、ゼロを維持する。
本実施形態では、第1キックバック抑制期間だけでは、モータコイルLmに蓄積したエネルギの回生が充分に行えない。よって、以下に示す第2キックバック抑制期間に遷移する。
図5(b)は、第2キックバック抑制期間(図2参照)の電流経路を示す図である。
第2キックバック抑制期間において、スイッチ素子Q2はオフする。スイッチ素子Q4はオンする。スイッチ素子Q1,Q3は、オフを継続する。
破線で示す電流は、スイッチ素子Q2の寄生ダイオードD2からモータコイルLmを介して、スイッチ素子Q4に向けて回生される。コイル電流ILは、ゼロを維持する。
キックバック抑制期間は、この第1キックバック抑制通電パターンから第2キックバック抑制通電パターンへの遷移を、所定回数繰り返す。ここで所定回数とは、少なくとも1回であり、モータコイルLmに蓄えられるエネルギの大きさに応じている。
第1キックバック抑制期間から第2キックバック抑制期間への切り替わりの時、スイッチ素子Q1〜Q4が全相オフとなる瞬間がある。このとき、回生しきれなかったモータコイルLmのエネルギは、直流電源Vdd側に負電流として回生する虞がある。しかし、このあと、スイッチ素子Q4のオンにより、グランド側への回生に切り替わる。よって、直流電源Vdd側へ回生される負電流のピークを問題無い程度の大きさに抑えることができる。
第2キックバック抑制期間から第1キックバック抑制期間への切り替わりの時も、短い間であるが、モータコイルLmのエネルギは、直流電源Vdd側に負電流として回生する虞がある。直流電源Vdd側へのコイルエネルギの回生は、瞬間的かつ断続的であり、キックバック抑制期間の切替え毎に徐々に行われる。よって、直流電源Vdd側の回生電流(負電流)のピークを抑えることができる。
このように、本実施形態のモータ駆動制御方法は、第1、第2キックバック抑制期間の切替えを行うことで、グランド側へのエネルギ回生に加えて、直流電源Vdd側へのエネルギ回生も併せて行うことができる。その相乗効果により、同じ時間、一方側のグランド回生(キックバック回生)を続けたときよりも、更に多くのエネルギの回生が可能となり、よって、効率的にエネルギを回生できる。
すなわち、相切り替えの通電タイミングという制約の中、このキックバック抑制期間の切替え動作により、限られた時間内に、早くかつ効率的なエネルギ回生を行うことができる。
図6(a),(b)は、短絡防止制御期間と第2通電制御期間の電流経路を示す図である。
図6(a)は、短絡防止制御期間(図2参照)の電流経路を示している。
短絡防止制御期間において、スイッチ素子Q2は、オンする。スイッチ素子Q4は、オフする。スイッチ素子Q1,Q3は、オフする。この短絡防止制御期間は、例えば、数m秒程度である。
破線で示す電流は、スイッチ素子Q4の寄生ダイオードD4からモータコイルLmを介して、スイッチ素子Q2に向けて流れる。コイル電流ILは、ゼロから徐々にマイナスの値になる。
この短絡防止制御期間を設けることにより、スイッチ素子Q2とスイッチ素子Q4とが同時にオンすることによる短絡状態の発生を防止することができる。ただし、各スイッチ素子Q1〜Q4のスイッチング速度が速く、短絡の発生が無いと特定できる場合は、本期間を不要とすることができるので、必須の期間ではない。
図6(b)は、第2通電制御期間(図2参照)の電流経路を示している。
第2通電制御期間において、スイッチ素子Q2は、オンする。スイッチ素子Q3は、PWM制御される。スイッチ素子Q1,Q4は、オフする。
破線で示す電流は、電源からスイッチ素子Q3、モータコイルLm、スイッチ素子Q2を介してグランドに流れる。このときコイル電流ILは、徐々に減少して電流値(−Ia)となる。なお、スイッチ素子Q3は、PWM制御に限定されず、オンされてもよい。
図7は、本実施形態における各駆動信号波形と出力信号波形を示すタイムチャートである。このタイムチャートでは、位置検出信号Spと、駆動信号H1,L1,H2,L2と、出力信号M1,M2とを示している。出力信号M1は、モータコイルLm(図1参照)の第1の端部の信号である。出力信号M2は、モータコイルLm(図1参照)の第2の端部の信号である。なお、駆動信号H1,H2は、アクティブ・ローの信号である。
第1通電制御期間において、位置検出信号SpはLレベルである。
駆動信号H1は、HレベルとLレベルとを繰り返して、スイッチ素子Q1をPWM制御させる。駆動信号L1は、Lレベルであり、スイッチ素子Q2をオフさせる。駆動信号H2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q3をオフさせる。駆動信号L2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q4をオンさせる。
このとき、出力信号M1は、駆動信号H1の電圧が反転した信号となる。出力信号M2は、Lレベルとなる。第1通電制御期間にて、位置検出信号Spがオンしたことを検知すると、モータ駆動制御装置1は、PWM制御期間に遷移する。この遷移が行われるのは、時刻t1である。
PWM制御期間以降、位置検出信号SpはHレベルであり、よってオン状態である。
PWM制御期間において、駆動信号H1は、所定のオフデューティでHレベルとLレベルとを所定回数だけ繰り返して、スイッチ素子Q1をPWM制御させる。駆動信号L1は、Lレベルであり、スイッチ素子Q2をオフさせる。駆動信号H2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q3をオフさせる。駆動信号L2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q4をオンさせる。
駆動信号H1は、1回のHレベルとLレベルにより、スイッチ素子Q1をPWM制御させる。例えば、このHレベル期間は10μ秒であり、Lレベル期間は1μ秒である。これにより、スイッチ素子Q1を所定のデューティでオン/オフさせる。駆動信号L1は、Lレベルであり、スイッチ素子Q2をオフさせる。駆動信号H2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q3をオフさせる。駆動信号L2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q4をオンさせる。
このとき、出力信号M1は、駆動信号H1の電圧が反転した信号となる。出力信号M2は、Lレベルとなる。PWM制御期間にて、PWM制御パルスを所定回数だけ出力すると、モータ駆動制御装置1は、回生制御期間に遷移する。この遷移は、時刻t2に行われる。
なお、PWM制御期間においては、第1通電制御期間のオンデューティよりも小さなオンデューティで、スイッチ素子Q1のPWM制御を開始し、回数を追うごとにオンデューティを小さくすることによっても、モータコイルLmのエネルギを徐々に減少させることができる。
回生制御期間において、駆動信号H1は、Hレベルであり、スイッチ素子Q1をオフさせる。駆動信号L1は、Lレベルであり、スイッチ素子Q2をオフさせる。駆動信号H2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q3をオフさせる。駆動信号L2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q4をオンさせる。
このとき、出力信号M1は、当初はLレベルであり、時間経過によりHレベルとなる。出力信号M2は、Lレベルとなる。この回生制御期間は、例えば、数十mS程度である。その後、モータ駆動制御装置1は、キックバック抑制期間に遷移する。この遷移が行われるのは、時刻t3である。
キックバック抑制期間において、駆動信号H1は、Hレベルであり、スイッチ素子Q1をオフさせる。駆動信号L1は、当初はHレベルでスイッチ素子Q2をオンさせ、その後Lレベルでスイッチ素子Q2をオフさせ、これを所定回数だけ繰り返す。駆動信号H2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q3をオフさせる。駆動信号L2は、当初はLレベルでスイッチ素子Q4をオフさせ、その後Hレベルでスイッチ素子Q4をオンさせ、これを所定回数だけ繰り返す。その後、モータ駆動制御装置1は、短絡防止制御期間に遷移する。この遷移が行われるのは、時刻t4である。
短絡防止制御期間において、駆動信号H1は、Hレベルであり、スイッチ素子Q1をオフさせる。駆動信号L1は、Hレベルであり、スイッチ素子Q2をオンさせる。駆動信号H2は、Hレベルであり、スイッチ素子Q3をオフさせる。駆動信号L2は、Lレベルであり、スイッチ素子Q4をオフさせる。このとき、出力信号M1,M2は、Lレベルとなる。
その後、モータ駆動制御装置1は、第2通電制御期間に遷移する。この遷移が行われるのは、時刻t5である。
第2通電制御期間において、位置検出信号SpはHレベルである。
駆動信号H1は、Hレベルであり、スイッチ素子Q1をオフさせる。駆動信号L1は、Hレベルであり、スイッチ素子Q2をオンさせる。駆動信号H2は、LレベルとHレベルとを繰り返して、スイッチ素子Q3をPWM制御させる。駆動信号L2は、Lレベルであり、スイッチ素子Q4をオフさせる。
このとき、出力信号M1は、Lレベルとなる。出力信号M2は、駆動信号H2の電圧が反転した信号となる。
この第2通電制御期間は、モータ駆動制御装置1が、位置検出信号Spのオフを検知するまで継続する。
図8は、本実施形態におけるコイル電流ILの変化を示すグラフである。グラフの縦軸は、電流値を示している。グラフの横軸は、時刻を示している。
第1通電制御期間において、コイル電流ILは、電流値Iaを維持する。
時刻t1〜t2のPWM制御期間において、コイル電流ILは、電流値Iaから電流値Ibに減少する。
時刻t2〜t3の回生制御期間において、コイル電流ILは、電流値Ibから0Aまで徐々に減少する。
時刻t3〜t4のキックバック抑制期間において、コイル電流ILは、0Aを維持する。
時刻t4〜t5の短絡防止制御期間において、コイル電流ILは、次第に減少して負の電流値となる。
時刻t5以降の第2通電制御期間において、コイル電流ILは、徐々に減少して電流値(−Ia)となったのち、この電流値(−Ia)を維持する。
このように、本実施形態の制御方法では、通電切り替え時にキックバック抑制期間が設けられている。よって、モータコイルLmに蓄積されたエネルギが充分に放出されたのち、このモータコイルLmに流れるコイル電流ILの向きが切り替わる。そのため、電源ラインに流れる回生電流を抑えられる。よって、本実施形態の制御方法は、キックバック現象の発生を抑制し、モータの振動やノイズを抑制することができる。
図9は、本実施形態におけるモータ制御方法を示すフローチャートである。
制御回路部4は、第1通電制御期間から第2通電制御期間に遷移する際に、以下の通電制御ステップを実行する。
ステップS1において、制御回路部4は、第1通電制御ステップの動作を行う。第1通電制御ステップの動作とは、スイッチ素子Q2,Q3をオフし、スイッチ素子Q1をPWM制御すると共にスイッチ素子Q4をオンする動作である。その後、制御回路部4は、位置検出信号Spに基づき、ステップS2の処理を行う。
ステップS2において、制御回路部4は、スイッチ素子Q1を所定のオンデューティでPWM制御することにより、PWM制御ステップの動作を行う。そして、制御回路部4は、所定時間が経過すると、ステップS3の処理を行う。
ステップS3において、制御回路部4は、スイッチ素子Q1をオフすることにより、回生制御ステップの動作を行う。そして、制御回路部4は、所定時間が経過すると、ステップS4の処理を行う。
ステップS4において、制御回路部4は、スイッチ素子Q2をオンすると共にスイッチ素子Q4をオフすることにより、第1キックバック抑制ステップの動作を行う。そして、制御回路部4は、所定時間が経過するとステップS5の処理を行う。
ステップS5において、制御回路部4は、スイッチ素子Q2をオフすると共にスイッチ素子Q4をオンすることにより、第2キックバック抑制ステップの動作を行う。そして、制御回路部4は、所定時間が経過するとステップS6の処理を行う。
ステップS6において、制御回路部4は、第1、第2キックバック抑制ステップを予め設定されたN回だけ実行したか否かを判断する。制御回路部4は、第1、第2キックバック抑制ステップをN回だけ実行したならば(YES)、ステップS7の処理を行い、第1、第2キックバック抑制ステップの実行回数がN回に達していないならば(NO)、ステップS4の処理に戻る。ここでN回とは、予め設定される1以上の回数である。
ステップS7において、制御回路部4は、スイッチ素子Q2をオンすると共にスイッチ素子Q4をオフすることにより、短絡防止制御ステップの動作を行う。そして、制御回路部4は、所定時間が経過するとステップS8の処理を行う。
ステップS8において、制御回路部4は、スイッチ素子Q2をオンすると共にスイッチ素子Q3をPWM制御する第2通電制御ステップの動作を行う。その後、制御回路部4は、図9の処理を終了する。
本実施形態のモータ制御方法によれば、回生制御ステップにおいてコイル電流の回生が充分に行われなかった場合であっても、キックバック抑制ステップによって、モータコイルに蓄積したエネルギを効果的に放出可能である。よって、本実施形態のモータ制御方法は、キックバック現象の発生を適切に抑制して、モータ20の振動とノイズとを抑制できる。
本実施形態のモータ制御方法によれば、第1キックバック抑制期間から第2キックバック抑制期間への遷移の繰り返し回数Nを調整可能である。モータコイルLmに蓄積するエネルギの大きさに応じて、繰り返し回数Nを調整することにより、モータ仕様に対して広く対応可能となる。このように、本実施形態のモータ制御方法は、キックバック現象の発生を適切に抑制して、モータの振動とノイズとを抑制できる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(i)のようなものがある。
(a) モータ駆動制御装置1の各構成要素は、少なくともその一部がハードウェアによる処理ではなく、ソフトウェアによる処理であってもよい。
(b) モータ駆動制御装置1は、少なくともその一部を集積回路(IC)としてもよい。
(c) モータ20は、ブラシレスモータに限定されず、他の種類のモータであってもよい。
(d) 位置検出方法は、ホール素子による方法に限定されず、基板に設けたコイルパターンを用いたパターンFG(Frequency Generator)、逆起電圧の検出による回転速度情報などであってもよい。
(e) 図7に示した各信号波形は一例であり、これに限定されない。
(f) 図8に示したコイル電流ILのグラフは一例であり、これに限定されない。
(g) 図9に示したフローチャートは一例であり、これに限定されない。例えば、各ステップ間に他の処理が実行されてもよい。
(h) 本発明は、第1、第2通電制御期間で上アームのスイッチ素子Q1,Q3をPWM制御またはオン制御し、その後の回生制御期間などで、下アームのスイッチ素子Q2,Q4に回生電流やキックバック電流を流している。しかし、これに限られず、本発明は、第1、第2通電制御期間で下アームのスイッチ素子をオンに制御またはPWM制御し、その後の回生制御期間などで、上アームのスイッチ素子に、回生電流やキックバック電流を流してもよい。
(i) Hブリッジ回路2は、スイッチ素子Q2,Q4の一端が直流電源Vddに接続され、スイッチ素子Q2,Q4の他端がスイッチ素子Q1,Q3の一端にそれぞれ接続され、スイッチ素子Q1,Q3の他端がグランドに接続されて構成されていてもよい。
1 モータ駆動制御装置
2 Hブリッジ回路
3 プリドライブ回路
4 制御回路部
41 モータ制御部
42 通電パターン生成部
421 通電パターン記憶部
20 モータ
30 位置検出器
Q1〜Q4 スイッチ素子
D1〜D4 寄生ダイオード

Claims (7)

  1. 直流電源とグランドとの間に接続された第1および第2スイッチ素子を備える第1直列回路と、
    前記第1直列回路に並列に接続された第3および第4スイッチ素子を備える第2直列回路と、
    前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との接続ノードと前記第3スイッチ素子と前記第4スイッチ素子との接続ノードとの間に接続されたモータコイルと、
    からなるHブリッジ回路に対し、
    前記第1、第2、第3および第4スイッチ素子のオン/オフを制御して前記モータコイルの駆動によりモータの回転を駆動制御する方法であって、
    第1通電制御期間において、前記第2および第3スイッチ素子をオフし、前記第1スイッチ素子をオンまたはPWM制御すると共に前記第4スイッチ素子をオンするステップと、
    前記第1通電制御期間の後のPWM制御期間において、前記第1スイッチ素子を所定のオンデューティで所定回数だけPWM制御するステップと、
    前記PWM制御期間の後の回生制御期間において、前記第1スイッチ素子をオフするステップと、
    当該回生制御期間の後のキックバック抑制期間において、前記第2スイッチ素子をオンすると共に前記第4スイッチ素子をオフする第1キックバック抑制期間、および、前記第2スイッチ素子をオフすると共に前記第4スイッチ素子をオンする第2キックバック抑制期間を所定回数繰り返すステップと、
    当該キックバック抑制期間の後の第2通電制御期間において、前記第2スイッチ素子をオンすると共に前記第3スイッチ素子をオンまたはPWM制御するステップと、
    を実行することを特徴とするモータ駆動制御方法。
  2. 前記第2キックバック抑制期間の後の短絡防止制御期間において、前記第2スイッチ素子をオンすると共に前記第4スイッチ素子をオフして、当該第4スイッチ素子から前記モータコイルを介して前記第2スイッチ素子側に電流を発生させるステップ、
    を実行し、
    前記短絡防止制御期間の後に、前記第2通電制御期間に係るステップを実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御方法。
  3. 前記第1スイッチ素子の一端と前記第3スイッチ素子の一端とは、直流電源に接続され、
    前記第1スイッチ素子の他端は、前記第2スイッチ素子の一端に接続され、
    前記第3スイッチ素子の他端は、前記第4スイッチ素子の一端に接続され、
    前記第2スイッチ素子の他端と前記第4スイッチ素子の他端とは、グランドに接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御方法。
  4. 前記第2スイッチ素子の一端と前記第4スイッチ素子の一端とは、直流電源に接続され、
    前記第2スイッチ素子の他端は、前記第1スイッチ素子の一端に接続され、
    前記第4スイッチ素子の他端は、前記第3スイッチ素子の一端に接続され、
    前記第1スイッチ素子の他端と前記第3スイッチ素子の他端とは、グランドに接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御方法。
  5. 直流電源とグランドとの間に接続された第1および第2スイッチ素子からなる第1直列回路と、
    前記第1直列回路に並列に接続された第3および第4スイッチ素子からなる第2直列回路と、
    前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子との接続ノードと前記第3スイッチ素子と前記第4スイッチ素子との接続ノードとの間に接続されたモータコイルと、からなるHブリッジ回路と、
    当該Hブリッジ回路の前記第1、第2、第3および第4スイッチ素子を駆動する駆動信号を生成するプリドライブ回路と、
    当該プリドライブ回路から出力される駆動信号を制御する駆動制御信号を生成する制御回路部と、
    を含むモータ駆動制御装置であって、
    前記制御回路部は、
    前記第1スイッチ素子をオンまたはPWM制御とし、前記第4スイッチ素子をオンにすると共に前記第2および第3スイッチ素子をオフにする第1通電制御パターンを生成し、
    当該第1通電制御パターンの生成後に、前記第1スイッチ素子を所定のオンデューティで所定回数だけPWM制御するPWM制御通電パターンを生成し、
    当該PWM制御通電パターンの生成後に、前記第1スイッチ素子をオフする回生制御通電パターンを生成し、
    当該回生制御通電パターンの生成後に、前記第2スイッチ素子をオンすると共に前記第4スイッチ素子をオフする第1キックバック抑制通電パターン、および、前記第2スイッチ素子をオフすると共に前記第4スイッチ素子をオンする第2キックバック抑制通電パターンと、これらの繰り返し回数の情報とを含むキックバック抑制通電パターンを生成し、
    当該キックバック抑制通電パターンの生成後に、前記第3スイッチ素子をオンまたはPWM制御する第2通電制御パターンを生成する通電パターン生成部と、
    前記通電パターン生成部が生成した通電パターンと、モータの位置情報とに基づいて前記駆動制御信号を生成するモータ制御部と、を備える、
    ことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  6. 前記通電パターン生成部は、
    前記キックバック抑制通電パターンの生成後に、前記第2スイッチ素子をオンすると共に前記第4スイッチ素子をオフする短絡防止制御通電パターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のモータ駆動制御装置。
  7. 前記通電パターン生成部は、前記第1通電制御パターンの情報、前記PWM制御通電パターンの情報、前記回生制御通電パターンの情報、前記キックバック抑制通電パターンの情報、および、前記第2通電制御パターンの情報を格納する通電パターン記憶部を備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載のモータ駆動制御装置。
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