以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態の文書管理システム10の概略図である。
文書管理システム10は、受付装置12と、文書管理装置14と、記憶装置16と、PC(パーソナルコンピュータ)18と、画像管理装置20と、MFP(Multifunction Peripheral(複合機))22と、を備える。受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク24を介して接続されている。
なお、図1には、文書管理システム10が、1台のPC18と1台のMFP22を備えた構成を一例として示した。しかし、文書管理システム10に備えられたPC18およびMFP22の少なくとも一方は、複数台であってもよい。
本実施の形態の文書管理システム10は、処理案件の紙媒体の書類に対応する電子データを管理するシステムである。
本実施の形態で処理対象とする書類は、各種の業務で用いられる書類である。本実施の形態で処理対象とする書類は、例えば、出荷業務に関する書類、契約業務に関する書類、報告業務に関する書類、申請業務に関する書類、社内の各種ワークフローで用いる書類、などである。
本実施の形態では、処理案件の文書は、一例として、出荷業務に関する文書である場合を説明する。出荷業務とは、受注・製造・出荷、といった物品の出荷に関する工程を含む業務である。本実施の形態では、文書管理システム10を、出荷業務において用いる書類に対して施される各種手続きなどを電子化したシステムに適用した場合を、一例として説明する。
本実施の形態で扱う書類は、出荷業務の処理案件ごとに取り扱われる。本実施の形態では、出荷業務に関する書類として、2種類の書類(基準書類、関連書類)を扱う場合を説明する。
基準書類は、処理案件ごとに1つ作成される書類である。また、基準書類は、ユーザによる手書き入力によって更新されたものを管理する必要性の低い書類である。本実施の形態では、基準書類は、手書き入力されない書類であるものとして説明する。文書管理システム10は、基準書類の基準書類データを生成し、管理する(詳細後述)。
関連書類は、処理案件に関連する書類である。関連書類は、ユーザによる手書き入力によって順次書込みが行われる書類である。このため、関連書類は、1つの処理案件に対して、手書き入力されたタイミングに応じて複数種類存在することとなる。本実施の形態では、文書管理システム10は、ユーザによって手書き入力がなされる毎に、手書き入力の加えられた関連書類を読取り、電子化されたデータ(関連書類データ)として管理する(詳細後述)。
図2は、基準書類30および関連書類34の一例を示す模式図である。図2(A)は、基準書類30の一例を示す模式図である。図2(A)には、基準書類30の一例として、出荷指示書を示した。本実施の形態では、基準書類30が処理案件の物品の出荷業務に関する書類である場合を説明する。基準書類30は、文書管理システム10による後述する処理によって、処理案件ごとに作成される。
図2(B)は、関連書類34の一例を示す模式図である。関連書類34は、基準書類30に対して補足的に用いられる書類である。関連書類34には、ユーザによって、補足情報などの手書き入力が順次行われる。
関連書類34は、手書画像34Cを含む。手書画像34Cは、ユーザによって記載された画像であり、筆記具などを用いて記載された文字や絵や線などである。本実施の形態では、関連書類34が、手書画像34Cと識別画像34Aとを含む形態を説明する。識別画像34Aについては、詳細を後述する。
なお、関連書類34は、他の画像を含んでいてもよい。また、詳細は後述するが、文書管理システム10では、最初に手書画像34Cを含まない関連書類34を出力するように制御した後に、該関連書類34に手書き入力された関連書類34を電子データとして管理する。
すなわち、関連書類34は、ユーザによる手書き入力によって、手書画像34Cの内容が順次更新されていく。図3は、関連書類34の一例の説明図である。
例えば、図3(A)に示すように、ユーザによって手書き入力のなされていない状態の関連書類340に、手書画像a、手書画像b、手書画像c、手書画像d、が順次手書き入力されたとする(図3(A)〜図3(E)参照)。この場合、1つの処理案件に対して、手書画像が未入力の関連書類340を含めると、5種類の関連書類34(関連書類340〜関連書類344)が存在することとなる。文書管理システム10では、手書き入力されたタイミングの異なる各関連書類34の各々を管理する。
なお、図3(A)には、ユーザによって手書き入力のなされていない関連書類340として、罫線や図形などを含む書類を一例として示した。しかし、ユーザによって手書き入力のなされていない関連書類340は、白紙であってもよい。
本実施の形態では、このような基準書類30および関連書類34を、管理対象の書類として扱う場合を説明する。なお、文書管理システム10は、少なくとも関連書類34を管理対象の書類として扱う形態であればよく、基準書類30および関連書類34の双方を管理対象として扱う形態に限定されない。
図1に戻り、文書管理システム10を構成する各装置について説明する。
図4は、受付装置12の機能ブロック図の一例である。受付装置12は、制御部40と、通信部42と、記憶部44と、UI部46と、を備える。通信部42、記憶部44、およびUI部46は、制御部40にデータや信号を授受可能に接続されている。
通信部42は、ネットワーク24などを介して他の装置と通信するために用いる通信機器である。UI部46は、各種画像の表示や、ユーザからの入力を受け付ける。本実施の形態では、UI部46は、表示部46Aと操作部46Bとを含む。表示部46Aは、各種の画像を表示する公知の表示装置である。操作部46Bは、ユーザからの入力を受け付ける。操作部46Bは、例えば、マウスやキーボードなどである。なお、表示部46Aと操作部46Bとを一体的に構成し、タッチパネルとして機能させてもよい。
記憶部44は、各種電子データを記憶する。本実施の形態では、記憶部44は、受注管理情報48を記憶する。
受注管理情報48は、受注情報を管理するための情報である。図5は、受注管理情報48のデータ構成の一例を示す模式図である。受注管理情報48は、案件識別情報(以下、案件IDと称する)と、受注情報と、更新回数と、を対応づけた情報である。受注管理情報48のデータ形式は、データベース(DB)であってもよいし、テーブル形式であってもよく、限定されない。
案件IDは、処理案件を識別する情報である。案件IDは、制御部40によって作成され、受注管理情報48に登録される。受注情報は、対応する案件IDによって識別される処理案件の、物品の出荷業務で用いる情報であり、出荷業務で用いる基本的な情報である。本実施の形態では、受注情報は、基準書類30に出力(印刷)する対象の情報である。
図5に示す例では、受注情報は、出荷する物品の納期、物品の機種(機種識別情報)、物品の受注元の顧客名、物品の納入先、製品仕様、仕様名、などを含む場合を説明する。なお、受注情報に含まれる情報は、図5に示す情報に限定されない。
更新回数は、対応する案件IDによって識別される処理案件に対応する関連書類34(図2および図3参照)が、ユーザによる手書き入力によって更新された回数を示す。本実施の形態では、処理案件ごとに、後述するMFP22によって関連書類34が読取られることで更新された回数を更新回数として用いる。
受注管理情報48に格納されている各電子データは、制御部40の処理によって更新される。
図4に戻り、制御部40は、受付装置12を制御する。制御部40は、受付部40Aと、記憶制御部40Bと、ID(識別情報)作成部40Cと、表示制御部40Dと、送信部40Eと、を有する。説明の便宜上、ここでは本発明に係る機能を主に例示しているが、制御部40が有する機能はこれらに限られるものではない。
本実施の形態では、制御部40は、例えばCPU,ROM,RAMなどを含み、CPUがRAMと協働してROMに記憶されているプログラムを実行することで、制御部40の各部の機能(受付部40A、記憶制御部40B、ID作成部40C、表示制御部40D、送信部40E)が実現される。なお、これに限られず、例えば、制御部40の各部の機能(受付部40A、記憶制御部40B、ID作成部40C、表示制御部40D、送信部40E)のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現される形態であってもよい。
受付部40Aは、通信部42やUI部46から各種情報を受付ける。例えば、受付部40Aは、受注情報や、一覧表示指示を示す指示情報や、印刷指示を示す指示情報や、更新情報などを受付ける。
例えば、受付部40Aは、UI部46から受注情報を受付ける。ユーザはUI部46を操作することで受注情報を入力する。受付部40Aは、UI部46から受注情報を受付ける。
なお、受付部40Aは、通信部42を介して外部装置(例えば、PC18)から受注情報を受付けてもよい。PC18は、公知のパーソナルコンピュータである。例えば、ユーザは、PC18を操作することで、受注情報を入力し、受付装置12への送信指示を入力する。すると、PC18は、入力された受注情報を、受付装置12へ送信する。受付部40Aは、通信部42およびネットワーク24を介して、PC18から受注情報を受付ける。
なお、受付部40Aは、公知のファクシミリ機能や、公知のメール機能、などにより、外部装置から受注情報を受付けてもよい。
一覧表示指示を示す指示情報は、受注管理情報48に登録されている受注情報の一覧の表示指示を示す情報である。受付部40Aは、受注情報と同様に、UI部46や外部装置などから、一覧表示指示を示す指示情報を受付ける。
印刷指示を示す指示情報は、ユーザによって選択された受注情報に対応する、関連書類データ36の印刷指示を示す情報である。受付部40Aは、受注情報と同様に、UI部46や外部装置などから、印刷指示を示す指示情報を受付ける。
なお、本実施の形態では、受付部40Aは、受注情報と印刷指示信号とを含む指示情報を、印刷指示を示す指示情報として受け付ける。
更新情報は、案件IDと、該案件IDによって識別される処理案件に対応する関連書類34の関連書類データ36が更新されたことを示す情報と、を含む。受付部40Aは、ネットワーク24および通信部42を介して記憶装置16から、更新情報を受付ける。
記憶制御部40Bは、記憶部44へのデータの書き込みや記憶部44からのデータ読み出しなどを行う。例えば、記憶制御部40Bは、受付部40Aで受け付けた受注情報を、記憶部44の受注管理情報48へ順次登録する。この処理によって、記憶制御部40Bは、受付けた受注情報を記憶部44へ記憶する。
また、記憶制御部40Bは、受付部40Aで更新情報を受信すると、受注管理情報48における、該更新情報に含まれる案件IDに対応する更新回数を“1”カウントアップする。この処理によって、記憶制御部40Bは、受注管理情報48における更新回数を更新する。
ID作成部40Cは、処理案件を識別する案件IDを作成する。ID作成部40Cは、受付部40Aが印刷指示を示す指示情報を受付けたときに、該指示情報に含まれる受注情報に対応する案件IDが受注管理情報48に登録されていない場合、該案件情報に対応する案件IDを作成する。そして、ID作成部40Cは、作成した案件IDを、対応する案件情報に対応づけて受注管理情報48へ登録する。
表示制御部40Dは、UI部46に各種画像を表示する制御を行う。本実施の形態では、表示制御部40Dは、受付部40Aが一覧表示指示を示す指示情報を受付けると、受注管理情報48に登録されている受注情報を読取り、表示部46Aに表示する。このとき、表示制御部40Dは、各受注情報に対応する更新回数をあわせて表示部46Aに表示することが好ましい。
このため、ユーザは、表示部46Aに表示された受注情報の一覧を閲覧しながら操作部46Bを操作することで、印刷対象の関連書類データ36に対応する受注情報を選択することができる。またこのとき、ユーザは、表示部46Aに表示された受注情報に対応する関連書類34(関連書類データ36)の更新回数を確認することもできる。
なお、更新回数だけでなく、最新の更新日時や更新処理を実行したユーザの情報を、案件IDごとに受注管理情報48に登録してもよい。そして、最新の更新日時や更新処理を実行したユーザの情報を、表示部46Aに表示してもよい。このような情報を表示させることで、案件IDに対応する案件に対して、複数のユーザが更新を加えるワークフローが決まっている場合などに、ワークフロー上で自分の前のユーザの更新作業が完了したかどうか(例えば自分の前のユーザが更新を加えた関連書類の読み取り処理が終了したかどうか)の確認を行うことができる。
そして、ユーザが、表示された受注情報の一覧から、所望の受注情報を選択すると、UI部46は、選択された受注情報と印刷指示信号とを含む指示情報を、印刷指示を示す指示情報として受付部40Aへ出力すればよい。
送信部40Eは、受付部40Aが印刷指示を示す指示情報を受付けると、該指示情報に含まれる受注情報に対応する案件IDと、該案件IDに対応する関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、を含む印刷指示情報を、通信部42を介して文書管理装置14へ送信する。
なお、送信部40Eは、印刷指示を示す指示情報に含まれる受注情報と、印刷指示の入力を行ったユーザのユーザIDと、の少なくとも一方を更に含む印刷指示情報を、文書管理装置14へ送信することが好ましい。
ユーザIDは、例えば、ユーザが印刷指示の入力を行うときに、表示制御部40Dが、ユーザIDの入力を促すメッセージをUI部46へ表示する。ユーザによるUI部46の操作指示によってユーザIDが入力されると、送信部40Eは、受付部40Aを介してユーザIDを受付け、該ユーザIDを更に含む印刷指示情報を文書管理装置14へ送信すればよい。
本実施の形態では、送信部40Eは、案件IDと、該案件IDに対応する関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、該案件IDに対応する受注情報と、印刷指示の入力を行ったユーザのユーザIDと、を含む印刷指示情報を、文書管理装置14へ送信する形態を説明する。
図1に戻り、次に、文書管理装置14について説明する。文書管理装置14は、基準書類データ32の生成や、関連書類データ36の印刷に関する制御などを行う。
図6は、文書管理装置14の機能ブロック図の一例である。文書管理装置14は、制御部50と、通信部52と、記憶部54と、UI部56と、を備える。通信部52、記憶部54、およびUI部56は、制御部50にデータや信号を授受可能に接続されている。
通信部52は、ネットワーク24を介して他の装置と通信するために用いる通信機器である。UI部56は、各種画像の表示や、ユーザからの入力を受け付ける。本実施の形態では、UI部56は、表示部56Aと操作部56Bとを含む。表示部56Aは、各種の画像を表示する公知の表示装置である。操作部56Bは、ユーザからの入力を受け付ける。操作部56Bは、例えば、マウスやキーボードなどである。なお、表示部56Aと操作部56Bとを一体的に構成し、タッチパネルとして機能させてもよい。
記憶部54は、各種データを記憶する。本実施の形態では、記憶部54は、文書管理情報58とユーザ管理情報59とを記憶する。
文書管理情報58は、基準書類データ32(図2参照)などを管理するための情報である。図7は、文書管理情報58のデータ構成の一例を示す模式図である。文書管理情報58は、案件IDと、基準書類データ32と、記憶領域情報と、識別画像34Aの識別画像データと、を対応づけた情報である。文書管理情報58のデータ形式は、データベース(DB)であってもよいし、テーブル形式であってもよく、限定されない。
基準書類データ32は、対応する案件IDによって識別される処理案件の、基準書類30(図2参照)の電子データである。基準書類データ32は、制御部50によって作成される。
記憶領域情報は、対応する案件IDによって識別される処理案件の、関連書類データ36の記憶された(または記憶される)記憶領域を示す情報である。本実施の形態では、関連書類データ36の記憶領域は、記憶装置16の記憶部に予め作成された特定のフォルダである場合を説明する。すなわち、本実施の形態では、記憶領域情報は、記憶装置16の記憶部に予め作成された特定フォルダを示す情報であるものとして説明する。なお、関連書類データ36の記憶領域を、記憶装置16に設けた形態に限定されない。関連書類データ36の記憶領域は、例えば、文書管理装置14に設けてもよい。
記憶領域情報は、関連書類データ36の記憶領域をコンピュータが特定可能な情報であればよい。例えば、記憶領域情報は、関連書類データ36の記憶領域の、ネットワーク上におけるアドレスを示す情報である。
識別画像34A(図2および図3も参照)は、関連書類データ36の記憶領域を示す記憶領域情報と、処理案件の案件IDと、を表す画像である。なお、識別画像34Aは、記憶領域情報と、案件IDと、を少なくとも表す画像であればよく、記憶領域情報、案件ID、および他の情報、を表す画像であってもよい。他の情報は、例えば、受注した処理案件に関する物品の機種を識別するための機種識別情報などである。
本実施の形態では、識別画像34Aは、後述する制御部50の制御によって、該識別画像34Aによって表される処理案件の案件IDに対応する関連書類34に印刷される(図2(B)、図3参照)。このため、関連書類34に形成された識別画像34Aは、該識別画像34Aの形成された関連書類34を電子化した関連書類データ36の記憶領域と、該関連書類34の案件IDと、を表す。
なお、識別画像34Aは、該識別画像34Aによって表される記憶領域情報および案件IDを、該識別画像34Aからコンピュータで識別可能な様式の画像であればよい。識別画像34Aは、例えば、QRコード(登録商標)などの二次元コードや、バーコードなどの一次元コードや、案件IDおよび記憶領域情報を含む文字や図形などである。本実施の形態では、一例として、識別画像34Aが、QRコード(登録商標)である場合を説明する。
次に、ユーザ管理情報59について説明する。図8は、ユーザ管理情報59のデータ構成の一例を示す模式図である。ユーザ管理情報59は、ユーザ識別情報(以下、ユーザIDと称する)と、所属部署と、印刷識別情報(以下、プリンタIDと称する)と、を対応づけた情報である。ユーザ管理情報59のデータ形式は、データベース(DB)であってもよいし、テーブル形式であってもよく、限定されない。
ユーザIDは、ユーザを識別する情報である。所属部署は、対応するユーザIDによって識別されるユーザが所属する部署を示す。なお、所属部署の情報は必ずしも部署の情報である必要はなく、ユーザが属する特定のグループを示す情報であってもよい。プリンタIDは、MFP22の識別情報である。なお、プリンタIDはMFP22のアドレス情報であってもよい。
ユーザ管理情報59には、例えば、文書管理システム10を利用するユーザのユーザIDと、所属部署と、プリンタIDと、を対応づけて予め記憶すればよい。プリンタIDには、例えば、対応するユーザIDによって識別されるユーザが利用するMFP22のプリンタIDを、予めユーザ管理情報59に登録すればよい。なお、ユーザ管理情報59に登録されている各情報は、ユーザによるUI部56の操作指示などによって、適宜変更可能としてもよい。
なお、図8には、ユーザ管理情報59には、ユーザIDによって識別される所属部署ごとに、プリンタIDを登録した形態を一例として示した。しかし、ユーザ管理情報59は、ユーザIDの各々ごとに対応するプリンタIDを登録した形態であってもよい。
図6に戻り、制御部50は、文書管理装置14を制御する。制御部50は、受付部50Aと、特定部50Bと、印刷制御部50Cと、を有する。特定部50Bは、判断部50Dと、生成部50Eと、記憶制御部50Fと、を含む。なお、説明の便宜上、ここでは本発明に係る機能を主に例示しているが、制御部50が有する機能はこれらに限られるものではない。
制御部50は、例えばCPU,ROM,RAMなどを含み、CPUがRAMと協働してROMに記憶されているプログラムを実行することで、制御部50の各部の機能(受付部50A、特定部50B、印刷制御部50C、判断部50D、生成部50E、記憶制御部50F)が実現される。なお、これに限られず、例えば、制御部50の各部の機能(受付部50A、特定部50B、印刷制御部50C、判断部50D、生成部50E、記憶制御部50F)のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現される形態であってもよい。
受付部50Aは、本発明の受付部に相当する。受付部50Aは、印刷指示情報を受付ける。詳細には、受付部50Aは、通信部52およびネットワーク24を介して、受付装置12から印刷指示情報を受付ける。上述したように、本実施の形態では、印刷指示情報は、案件IDと、該案件IDに対応する関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、案件IDに対応する受注情報と、ユーザIDと、を含む。
特定部50Bは、受付部50Aが印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する記憶領域情報によって示される記憶領域を参照する。特定部50Bは、案件IDに対応する記憶領域情報を文書管理情報58(図7)から特定し、該記憶領域情報によって示される記憶領域を参照する。本実施の形態では、特定部50Bは、記憶装置16の記憶領域を参照する。
ここで、記憶領域情報によって示される記憶領域には、後述する画像管理装置20の処理によって、特有のファイル識別情報を付与された関連書類データ36が格納されている。
ファイル識別情報は、例えば、ファイルに付与される名称(ファイル名)である。以下では、ファイル識別情報を、ファイル名と称して説明する。
ファイル名は、画像管理装置20によって作成される(詳細後述)。本実施の形態では、関連書類データ36のファイル名は、タイミング情報と、案件IDと、を含む。タイミング情報は、MFP22が関連書類34を読取った読取タイミングを示す。なお、タイミング情報は、関連書類データ36を記憶領域に記憶するタイミングを示す情報であってもよいし、MFP22が関連書類データ36を画像管理装置20へ送信したタイミングを示す情報であってもよい。タイミング情報は、例えば、年月日を示す情報、年月日時分を示す情報、年月日時分秒を示す情報などである。
すなわち、本実施の形態では、関連書類データ36のファイル名は、該ファイル名を付与された関連書類データ36の関連書類34がMFP22によって読取られたタイミングのタイミング情報と、該関連書類データ36に対応する案件IDと、を含む。
上述したように、関連書類34は、ユーザによる手書き入力によって、手書画像34Cが順次更新されていく(図3参照)。このため、関連書類データ36の記憶領域には、同じ案件IDを含むファイル名の付与された関連書類データ36が複数格納された状態となる場合がある。但し、これらの関連書類データ36のファイル名は、同じ案件IDであっても、タイミング情報が異なる。
本実施の形態では、特定部50Bは、該記憶領域に格納されている印刷対象の案件IDを含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する。これによって、特定部50Bは、印刷対象の処理案件に対応する複数の関連書類データ36の内、最新の更新内容を示す関連書類データ36を、印刷対象として容易に特定することができる。
なお、受付部50Aが受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDが、文書管理装置14が受付装置12から初めて受付ける案件IDである場合、文書管理情報58には、該案件IDに対応する基準書類データ32および識別画像34Aが登録されていない。
そこで、特定部50Bは、判断部50Dと、生成部50Eと、記憶制御部50Fと、を含む。
判断部50Dは、受付部50Aで印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する識別画像34Aが未生成であるか、生成済であるか、を判断する。
判断部50Dは、受付部50Aで受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する識別画像34Aの識別画像データが文書管理情報58(図7参照)に登録されている場合、識別画像34Aが生成済であると判断する。
識別画像34Aが生成済である、とは、言い換えると、該識別画像34Aの形成された関連書類34に少なくとも1回以上ユーザによって手書き入力がなされ、手書き入力のなされた関連書類34が少なくとも1回以上MFP22によって読取られたことを示す。さらに言い換えると、識別画像34Aが生成済である場合とは、過去に1回以上印刷指示のなされた案件IDが印刷対象として、受付装置12を介してユーザによって指示された段階であることを示す。
一方、判断部50Dは、受付部50Aで受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する識別画像34Aの識別画像データが文書管理情報58(図7参照)に登録されていない場合、識別画像34Aが未生成であると判断する。
識別画像34Aが未生成である場合とは、言い換えると、該識別画像34Aの形成された関連書類34が一度も印刷されていないことを示す。このため、識別画像34Aが未生成である場合とは、受付装置12から初めて印刷指示のなされた受注情報に対応する案件IDに対応する関連書類データ36の印刷が、受付装置12を介して初めてユーザによって指示された段階であることを示す。
判断部50Dによって識別画像34Aが未生成であると判断された場合、生成部50Eは、受付部50Aで受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDと、予め定めた記憶領域情報と、を表す識別画像34Aを生成する。
なお、本実施の形態では、生成部50Eは、関連書類データ36を記憶する記憶領域として、1箇所の領域(例えば、記憶装置16における予め定めたフォルダ)を予め定めているものとして説明する。記憶部54は、1種類の記憶領域情報を予め記憶すればよい。そして、生成部50Eは、記憶部54から記憶領域情報を読取る。そして、生成部50Eは、受付部50Aで受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDと、読取った記憶領域情報と、を表す識別画像34Aを生成すればよい。
なお、生成部50Eは、文書管理システム10を利用するユーザを予め複数のグループに分類し、グループ毎に異なる記憶領域を予め設定してもよい。この場合、記憶部54に、ユーザIDと、記憶領域を示す記憶領域情報と、を対応づけて予め記憶すればよい。そして、生成部50Eは、印刷指示情報に含まれるユーザIDに対応する記憶領域情報を、記憶部54から読取る。そして、生成部50Eは、受付部50Aで受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDと、読取った記憶領域情報と、を表す識別画像34Aを生成すればよい。
識別画像34Aの生成方法には、公知の方法を用いればよい。例えば、生成部50Eは、案件IDと記憶領域情報とを表すQRコード(登録商標)を、公知の方法で生成することによって、識別画像34Aを生成する。
記憶制御部50Fは、本発明の第2の記憶制御部に相当する。記憶制御部50Fは、生成部50Eで生成された識別画像34Aの識別画像データを、受付部50Aで受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDと、該識別画像34Aの生成に用いた記憶領域情報と、に対応づけて文書管理情報58に登録する。この処理により、記憶制御部50Fは、生成部50Eで生成された識別画像34Aによって表される案件IDと記憶領域情報とを対応づけて記憶部54に記憶する。
ここで、本実施の形態では、判断部50Dによって識別画像34Aが未生成であると判断された場合、生成部50Eは、受付部50Aで受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する基準書類データ32を更に生成する。具体的には、生成部50Eは、印刷指示情報に含まれる受注情報に含まれる各項目の情報を、基準書類30のフォーマットを示すフォーマット情報によって示される対応する位置の各々に配置することで、基準書類30の基準書類データ32を生成する(図2(A)参照)。
そして、記憶制御部50Fは、生成された基準書類データ32を、該基準書類データ32の案件IDに対応づけて、文書管理情報58に登録する。
このため、文書管理装置14では、受付装置12から初めて印刷指示のなされた処理案件の受注情報について、受注情報をあてはめた基準書類データ32を生成し、記憶部54に記憶する。
なお、上述したように、識別画像34Aが未生成である場合とは、該識別画像34Aの形成された関連書類34が一度も印刷されていないことを示す。このため、判断部50Dによって識別画像34Aが未生成であると判断された場合、生成部50Eは、識別画像34Aを生成すると共に、生成された識別画像34Aを含み且つ手書画像を含まない電子データを、関連書類データ36として生成する。
すなわち、関連書類34が一度も印刷されていない場合には、生成部50Eは、図3(A)に示すような、ユーザによる手書き入力のなされていない関連書類340の関連書類データ36を生成する。
そして、判断部50Dによって識別画像34Aが未生成であると判断された場合、特定部50Bは、手書画像を含まない、すなわち、手書き入力のなされていない関連書類340の関連書類データ36を、印刷対象として特定する。
一方、判断部50Dによって識別画像34Aが生成済であると判断された場合、特定部50Bは、印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する記憶領域情報によって示される記憶領域を参照する。そして、特定部50Bは、該記領域に格納されている該案件IDを含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する。
例えば、特定部50Bは、図3に示す関連書類34(関連書類340〜関連書類344)の内、最新の関連書類344の関連書類データ36を特定する。
印刷制御部50Cは、特定部50Bが特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34を出力するように、MFP22を制御する。
詳細には、印刷制御部50Cは、特定部50Bが特定した関連書類データ36を含む印刷ジョブを、通信部52およびネットワーク24を介して、印刷対象のMFP22へ送信する。
これによって、該印刷ジョブを受信したMFP22は、印刷ジョブに含まれる関連書類データ36を記録媒体に形成することで、関連書類34を出力する。このため、印刷対象の処理案件の関連書類34が一度も印刷されていない場合には、ユーザによる手書き入力のなされていない関連書類34(例えば、図3(A)の関連書類340参照)が、MFP22から出力される。一方、印刷対象の処理案件の関連書類34が少なくとも1回以上印刷されている場合には、該処理案件のユーザによる手書き入力のなされた関連書類34の内、最新の関連書類34(例えば、図3(E)の関連書類344参照)が、MFP22から出力される。
なお、印刷制御部50Cは、特定部50Bが印刷対象として特定した関連書類データ36と、該関連書類データ36の読取タイミングを示すタイミング情報と、を記録媒体に形成した関連書類34を出力するように、MFP22を制御してもよい。
この場合、印刷制御部50Cは、特定部50Bで特定された関連書類データ36のファイル名に含まれるタイミング情報を読取る。そして、印刷制御部50Cは、該関連書類データ36と、読取ったタイミング情報と、これらの関連書類データ36とタイミング情報とを記録媒体に形成することを示す印刷指示と、を含む印刷ジョブを、MFP22へ送信すればよい。
この場合、該印刷ジョブを受信したMFP22は、印刷ジョブに含まれる関連書類データ36とタイミング情報とを記録媒体に形成する。このため、タイミング情報が更に印刷された関連書類34がMFP22から出力される。
なお、印刷制御部50Cが関連書類34を出力するように制御するMFP22は、予め定めた特定のMFP22であってもよいし、関連書類データ36に応じて変更してもよい。
この場合、例えば、受付部50Aで印刷指示情報を受付けたときに、特定部50Bが、関連書類34を出力するMFP22を識別するプリンタIDを特定する。そして、印刷制御部50Cは、特定部50Bが特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34を、特定部50Bが特定したプリンタIDによって識別されるMFP22から出力するように制御すればよい。
具体的には、特定部50Bは、受付部50Aで受付けた印刷指示情報に含まれるユーザIDに基づいてプリンタIDを特定すればよい。詳細には、特定部50Bは、印刷指示情報に含まれるユーザIDに対応するプリンタIDをユーザ管理情報59(図8参照)から読取る。そして、特定部50Bは、読取ったプリンタIDを、関連書類34を出力するMFP22のプリンタIDとして特定すればよい。
なお、文書管理装置14は、関連書類34と基準書類30とを印刷するようにMFP22を制御してもよい。
この場合、特定部50Bは、受付部50Aが印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する、該案件IDによって識別される処理案件の基準書類データ32を更に印刷対象として特定すればよい。
具体的には、特定部50Bは、受付部50Aが受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する基準書類データ32を、文書管理情報58(図7参照)から読取る。そして、特定部50Bは、読取った基準書類データ32を、更に、印刷対象として特定すればよい。
そして、印刷制御部50Cは、特定部50Bが特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34と、特定した基準書類データ32を記録媒体に形成した基準書類30と、を出力するように、MFP22を制御すればよい。
これによって、MFP22から、印刷対象の処理案件に対応する、基準書類30と関連書類34とが印刷される。
なお、印刷制御部50Cは、基準書類30と関連書類34とをこの順に出力するように、MFP22を制御することが好ましい。例えば、印刷制御部50Cは、印刷対象として特定した基準書類データ32および関連書類データ36と、印刷順序を示す情報と、を含む印刷ジョブを、MFP22へ、通信部52を介して送信すればよい。印刷順序を示す情報は、基準書類データ32と、関連書類データ36と、をこの順に記録媒体に形成することを示す情報であればよい。
図1に戻り、次に、MFP22について説明する。MFP22は、画像形成機能、およびスキャナ機能を少なくとも有する装置である。
図9は、MFP22の機能ブロック図の一例である。MFP22は、制御部80と、通信部82と、記憶部84と、UI部86と、エンジン部88と、を備える。通信部82、記憶部84、UI部86、およびエンジン部88と、制御部80と、はデータや信号を授受可能に接続されている。
通信部82は、ネットワーク24を介して他の装置と通信するために用いる通信機器である。UI部86は、各種画像の表示や、ユーザからの入力を受け付ける。本実施の形態では、UI部86は、表示部86Aと操作部86Bとを含む。表示部86Aは、各種の画像を表示する公知の表示装置である。操作部86Bは、ユーザからの入力を受け付ける。操作部86Bは、例えば、キーボードなどである。なお、表示部86Aと操作部86Bとを一体的に構成し、タッチパネルとして機能させてもよい。記憶部84は、各種データを記憶する。
エンジン部88は、画像形成機能、およびスキャナ機能などの各種の機能を実行する。なお、エンジン部88は、ファックス機能、コピー機能などの他の機能を更に備えた構成であってもよい。本実施形態では、エンジン部88は、画像形成機能を実行する画像形成部88Aと、スキャナ機能を実行する読取部88Bと、を備える。
なお、本実施の形態では、画像形成部88Aと読取部88Bとを備えた構成のMFP22を一例として説明する。しかし、画像形成部88Aと読取部88Bとを別体(別々の装置)として構成してもよい。
画像形成部88Aは、制御部80の制御によって画像を記録媒体に記録する。読取部88Bは、記録媒体の画像を読取り、読取った画像のデータを制御部80へ送信する。
制御部80は、MFP22を制御する。制御部80は、表示制御部80Aと、受付部80Bと、エンジン制御部80Cと、通信制御部80Dと、を有する。説明の便宜上、ここでは本発明に係る機能を主に例示しているが、制御部80が有する機能はこれらに限られるものではない。
本実施の形態では、制御部80は、例えばCPU,ROM,RAMなどを含み、CPUがRAMと協働してROMに記憶されているプログラムを実行することで、制御部80の各部の機能(表示制御部80A、受付部80B、エンジン制御部80C、通信制御部80D)が実現される。なお、これに限られず、例えば、制御部80の各部の機能(表示制御部80A、受付部80B、エンジン制御部80C、通信制御部80D)のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現される形態であってもよい。
表示制御部80Aは、各種画像などをUI部86(表示部86A)に表示する制御を行う。受付部80Bは、UI部86(操作部86B)のユーザによる操作指示を受付ける。エンジン制御部80Cは、エンジン部88を制御する。通信制御部80Dは、通信部82を介した外部装置との通信を制御する。
本実施の形態では、通信制御部80Dは、通信部82を介して文書管理装置14から印刷ジョブを受信し、エンジン制御部80Cへ出力する。エンジン制御部80Cは、受付けた印刷ジョブに含まれる基準書類データ32や関連書類データ36を記録媒体に形成するように、画像形成部88Aを制御する。これによって、画像形成部88Aは、関連書類34や基準書類30を出力(印刷)する。
また、受付部80Bは、UI部86から、関連書類34の読取指示を受付ける。例えば、ユーザは、関連書類34に手書き入力を行うと、手書き入力による手書画像34Cの書込まれた関連書類34を読取部88Bに載置する。そして、ユーザは、UI部86を操作することで、該関連書類34の読取指示を入力する。
例えば、本実施の形態では、表示制御部80Aは、関連書類34の読取りと関連書類34の読取結果の画像管理装置20への送信と、を指示するためのボタン画像を含む表示画面を表示部86Aに表示する。ユーザが、該ボタン画像を操作指示すると、UI部86は、関連書類34の読取指示を示す読取指示情報を制御部80へ送信する。受付部80Bが読取指示情報を受付けると、エンジン制御部80Cは、読取部88Bを制御することによって、関連書類34を読取るように制御する。
これによって、読取部88Bは、関連書類34の関連書類データ36を得る。図2(B)などを用いて説明したように、関連書類34には、識別画像34Aと、ユーザによって手書き入力された手書画像34Cと、が印刷されている。このため、読取部88Bは、関連書類34を読取ることによって、手書画像34Cと、識別画像34Aと、を含む関連書類34の関連書類データ36を得る。そして、読取部88Bは、関連書類データ36を制御部80へ出力する。なお、読取部88Bは、手書画像34Cを含み且つ識別画像34Aを含まない関連書類34を読取ることで、関連書類データを得ても良い。この場合、読取部88Bは、識別画像34Aを別途読取ってもよい。
制御部80のエンジン制御部80Cは、読取部88Bから関連書類データ36を受付けると、該関連書類データ36と、該関連書類データ36の読取部88Bによる読取タイミングを示すタイミング情報と、を、通信制御部80D、通信部82、およびネットワーク24を介して、画像管理装置20へ送信する。
図1に戻り、次に、画像管理装置20について説明する。画像管理装置20は、MFP22で読取られた関連書類34の関連書類データ36にファイル名を付与し、記憶装置16へ記憶する。
図10は、画像管理装置20の機能ブロック図の一例である。画像管理装置20は、制御部70と、通信部72と、記憶部74と、を備える。通信部72および記憶部74は、制御部70にデータや信号を授受可能に接続されている。
通信部72は、ネットワーク24を介して他の装置と通信するために用いる通信機器である。記憶部74は、各種データを記憶する。
制御部70は、画像管理装置20を制御する。制御部70は、受信部70Aと、取得部70Bと、付与部70Cと、記憶制御部70Dと、を有する。説明の便宜上、ここでは本発明に係る機能を主に例示しているが、制御部70が有する機能はこれらに限られるものではない。
本実施の形態では、制御部70は、例えばCPU,ROM,RAMなどを含み、CPUがRAMと協働してROMに記憶されているプログラムを実行することで、制御部70の各部の機能(受信部70A、取得部70B、付与部70C、記憶制御部70D)が実現される。なお、これに限られず、例えば、制御部70の各部の機能(受信部70A、取得部70B、付与部70C、記憶制御部70D)のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現される形態であってもよい。
受信部70Aは、通信部72およびネットワーク24を介して、MFP22から関連書類データ36およびタイミング情報を受信する。
取得部70Bは、本発明における取得部に相当する。取得部70Bは、受信部70Aで受信した関連書類データ36の関連書類34に含まれる識別画像34Aから、該識別画像34Aによって表される案件IDと記憶領域情報とを取得する。取得部70Bは、公知の画像解析方法を用いて、識別画像34Aを解析することによって、該識別画像34Aから案件IDと記憶領域情報とを取得すればよい。
付与部70Cは、本発明における付与部に相当する。付与部70Cは、タイミング情報と、案件IDと、を含むファイル名を作成する。付与部70Cは、ファイル名に含まれるタイミング情報として、受信部70Aで関連書類データ36と共に受信したタイミング情報を用いる。また、付与部70Cは、ファイル名に含まれる案件IDとして、受信部70Aで受信した該関連書類データ36の識別画像34Aから取得部70Bで取得した、案件IDを用いる。
すなわち、付与部70Cは、MFP22から受信した関連書類データ36に、該MFP22で該関連書類データ36を読取った読取タイミングを示すタイミング情報と、該関連書類データ36の識別画像34Aから取得した案件IDと、を含むファイル名を作成する。
そして、付与部70Cは、作成したファイル名を、該関連書類データ36へ付与する。
記憶制御部70Dは、本発明の第1の記憶制御部に相当する。記憶制御部70Dは、付与部70Cでファイル名の付与された関連書類データ36を、取得部70Bで取得した記憶領域情報によって示される記憶領域に記憶する制御を行う。
上述したように、本実施の形態では、記憶領域情報は、記憶装置16の記憶部に予め作成された特定フォルダを示す情報であるものとして説明する。このため、本実施の形態では、取得部70Bで取得した記憶領域情報によって示される、記憶装置16の記憶領域に、ファイル名を付与した関連書類データ36を記憶する。
具体的には、記憶制御部70Dは、ファイル名を付与した関連書類データ36と、取得部70Bで取得した記憶領域情報と、を含む記憶指示情報を、通信部72を介して記憶装置16へ送信する制御を行う。記憶指示情報を受信した記憶装置16は、記憶指示情報に含まれる記憶領域情報によって示される記憶領域に、該記憶指示情報に含まれる関連書類データ36を記憶する。
図1に戻り、次に、記憶装置16について説明する。記憶装置16は、関連書類データ36を記憶するデータサーバである。
図11は、記憶装置16の機能ブロック図の一例である。記憶装置16は、制御部60と、通信部62と、記憶部64と、を備える。通信部62および記憶部64と、制御部60と、はデータや信号を授受可能に接続されている。
通信部62は、ネットワーク24を介して他の装置と通信するために用いる通信機器である。記憶部64は、各種データを記憶する。本実施の形態では、記憶部64は、関連書類データ36を記憶するための記憶領域64Aが設けられている。記憶領域64Aは、上記記憶領域情報によって示される記憶領域である。
図12は、記憶領域64Aに記憶された関連書類データ36の一例を示す模式図である。関連書類データ36の各々には、画像管理装置20によって、上述した特有のファイル名が付与されている。
例えば、関連書類データ361のファイル名は、“A00120151020101045”となっている。“A001”は、案件IDを示す。“20151020101045”は、2015年10月20日10時10分45秒を示す。関連書類データ362〜関連書類データ368についても同様の規則でファイル名が付与されている。
なお、ファイル名の規則を示す規則情報は、予め設定すればよい。規則情報は、ファイル名の何文字目から何文字目までが案件IDを示す情報であり、ファイル名の何文字目から何文字目までがタイミング情報を示すか、を定めた情報であればよい。そして、この規則情報は、文書管理システム10において関連書類データ36を扱う装置の各々に予め登録しておけばよい。
図11に戻り、制御部60は、記憶装置16を制御する。制御部60は、受信部60Aと、記憶制御部60Bと、検出部60Cと、送信部60Dと、を有する。説明の便宜上、ここでは本発明に係る機能を主に例示しているが、制御部60が有する機能はこれらに限られるものではない。
本実施の形態では、制御部60は、例えばCPU,ROM,RAMなどを含み、CPUがRAMと協働してROMに記憶されているプログラムを実行することで、制御部60の各部の機能(受信部60A、記憶制御部60B、検出部60C、送信部60D)が実現される。なお、これに限られず、例えば、制御部60の各部の機能(受信部60A、記憶制御部60B、検出部60C、送信部60D)のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)により実現される形態であってもよい。
受信部60Aは、通信部62およびネットワーク24を介して、画像管理装置20から記憶指示情報を受信する。記憶制御部60Bは、受信部60Aで受信した記憶指示情報に含まれる、関連書類データ36を、該記憶指示情報に含まれる記憶領域情報によって示される記憶領域64Aへ記憶する。
検出部60Cは、記憶部64の記憶領域64Aを監視し、記憶領域64Aに新たな関連書類データ36が記憶されたか否かを検出する。
送信部60Dは、検出部60Cによって新たな関連書類データ36が記憶されたことが検出されると、新たに記憶された関連書類データ36のファイル名から、案件IDを読取る。そして、送信部60Dは、読取った案件IDと、該案件IDをファイル名に含む関連書類データ36が更新されたことを示す情報と、を含む更新情報を、通信部62を介して受付装置12へ送信する制御を行う。
次に、本実施の形態の文書管理システム10で行われる、文書管理処理の流れの概要を説明する。
図13は、本実施の形態の文書管理システム10で行われる、文書管理処理の流れの概要を示す説明図である。
まず、ユーザがPC18を操作することなどによって、新規の受注情報を入力する。すると、PC18は、受付装置12へ受注情報を送信する(SEQ100)。受付装置12は、受信した受注情報を、受注管理情報48(図5参照)へ登録する。
また、ユーザがPC18を操作することなどによって、受注情報の印刷指示を入力する。すると、PC18は、印刷対象の受注情報と印刷指示信号とを含む指示情報を、印刷指示を示す指示情報として受付装置12へ送信する(SEQ101)。
受付装置12では、印刷指示を示す指示情報を受信すると、該指示情報に含まれる受注情報に案件IDを付与して受注管理情報48に登録する。そして、受付装置12は、該案件IDと、該受注情報と、PC18を操作したユーザのユーザIDと、該案件IDに対応する関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、を含む印刷指示情報を、文書管理装置14へ送信する(SEQ102)。
文書管理装置14は、受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する識別画像34Aが文書管理情報58(図7参照)に登録されていない場合、該案件IDに対応する識別画像34Aの形成された関連書類34が一度も印刷されていないと判断する。
この場合、文書管理装置14は、識別画像34Aを生成すると共に、生成された識別画像34Aを含み且つ手書画像34Cを含まない電子データを、関連書類データ36として生成する。そして、文書管理装置14は、この関連書類データ36をMFP22から出力するように制御する(SEQ104)。また、文書管理装置14は、受注情報をあてはめた基準書類データ32を生成し、MFP22から印刷するように制御する(SEQ104)。
このため、関連書類34が一度も印刷されていない処理案件については、基準書類30(図2(A)参照)と、手書画像を含まない関連書類34(図3(A)関連書類340参照)と、が出力される(SEQ106)。
ユーザ(図3中、ユーザU参照)は、関連書類34に手書き入力を行うことによって、文字や絵などの手書画像を書込む(SEQ107)。そして、ユーザは、手書画像の書込まれた関連書類34(例えば、関連書類34nとする)をMFP22に載置し、MFP22を操作することによって関連書類34の読取指示を入力する(SEQ108)。なお、該“n”は、該関連書類34に手書き入力された回数を示し、1以上の整数を表す。
MFP22は、関連書類34を読取り、関連書類34の関連書類データ36と、該関連書類34の読取タイミングを示すタイミング情報と、を画像管理装置20へ送信する(SEQ110)。
画像管理装置20は、関連書類データ36の識別画像34Aから、案件IDおよび記憶領域情報を取得する。そして、画像管理装置20は、該関連書類データ36に、タイミング情報と案件IDとを含むファイル名を付与する。そして、画像管理装置20は、該ファイル名の付与された関連書類データ36を、識別画像34Aから取得した記憶領域情報によって示される記憶装置16の記憶領域64Aへ記憶する制御を行う(SEQ112)。
SEQ100〜SEQ112の処理によって、ユーザによって手書き入力のなされた関連書類34が、手書き入力による更新がなされる毎にMFP22によって読取られ、記憶装置16に順次格納されていく。すなわち、記憶装置16の記憶部64の記憶領域64Aには、MFP22によって関連書類34が読取られる度に、画像管理装置20によってファイル名を付与された関連書類データ36が順次格納されていく(SEQ124、SEQ126、SEQ128)。
このため、例えば、記憶領域64Aには、同じ案件ID(例えば、“A001”)をファイル名に含み、タイミング情報の異なる複数の関連書類データ36(例えば、関連書類データ361〜関連書類データ364)が順次格納されていく。
そして、ユーザが、既に記憶装置16に1回以上格納されている処理案件の関連書類データ36を、印刷対象として指示したとする(SEQ114)。すると、受付装置12は、印刷指示情報を文書管理装置14へ送信する(SEQ116)。
文書管理装置14は、受付装置12から受信した印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する記憶領域情報によって示される記憶領域を参照する(SEQ118)。すなわち、文書管理装置14は、記憶装置16の記憶領域64Aを参照する(SEQ118)。そして、文書管理装置14は、該案件IDを含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する。
例えば、印刷指示情報に含まれる案件IDが、“A001”であったと仮定する。そして、記憶領域64Aには、“A001”をファイル名に含む関連書類データ36が複数(関連書類データ361〜関連書類データ364)記憶されていたとする。
これらの、関連書類データ361〜関連書類データ364は、同じ案件IDをファイル名に含む関連書類データ36であるが、関連書類34に順次手書き入力された手書画像34Cの更新回数が異なっている。このため、これらの関連書類34は、手書画像34Cの内容が異なっている場合がある(関連書類341〜関連書類344参照)。
文書管理装置14は、該案件IDを含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する。図13に示す形態の場合、文書管理装置14は、最新のタイミング情報“20151024102010”(2015年10月24日10時20分10秒)をファイル名に含む関連書類データ364を、印刷対象として特定する。
そして、文書管理装置14は、特定した関連書類データ364を印刷するように、MFP22を制御する(SEQ120)。このため、MFP22は、印刷対象としてユーザによって選択された案件IDに対応する関連書類データ36の内、最新の読取タイミングで読取られた関連書類データ36の関連書類34n(nは1以上の整数)を、印刷する(SEQ122)。
このため、本実施の形態の文書管理システム10では、処理案件に関する関連書類34を効率良く管理することができる。さらに、本実施の形態の文書管理システム10では、作業工程に関わるユーザは案件IDを特定するだけで、最新の関連書類を容易に取得することができる。
次に、本実施の形態の文書管理システム10を構成する各装置で実行する処理の手順を説明する。
まず、受付装置12について説明する。図14は、受付装置12が実行する受付処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、受付部40Aが、受注情報を受付けたか否かを判断する(ステップS200)。ステップS200で肯定判断すると(ステップS200:Yes)、ステップS202へ進む。ステップS202では、受付部40Aが、ステップS200で受付けた受注情報を記憶部44へ記憶する(ステップS202)。ステップS202では、受付部40Aは、受注情報を受注管理情報48(図5参照)へ登録することによって、該受注情報を記憶部44へ記憶する。
次に、受付部40Aは、印刷指示を示す指示情報を受付けたか否かを判断する(ステップS204)。印刷指示を示す指示情報を受付けていないと判断すると(ステップS204:No)、本ルーチンを終了する。一方、印刷指示を示す指示情報を受付けたと判断すると(ステップS204:Yes)、後述するステップS212へ進む。
一方、上記ステップS200で否定判断すると(ステップS200:No)、ステップS206へ進む。ステップS206では、受付部40Aが、一覧表示指示を示す指示情報を受付けたか否かを判断する(ステップS206)。
ステップS206で肯定判断すると(ステップS206:Yes)、ステップS208へ進む。ステップS208では、表示制御部40Dが、受注管理情報48(図5参照)に登録されている受注情報および対応する更新回数を、UI部46へ表示する制御を行う(ステップS208)。なお、表示制御部40Dは、ステップS206で受付けた、一覧表示指示を示す指示情報の送信元が外部装置(例えば、PC18)である場合、該外部装置へ、該受注情報および更新回数を表示する制御を行えばよい。
次に、受付部40Aは、印刷指示を示す指示情報を受付けたか否かを判断する(ステップS210)。ステップS210で否定判断すると(ステップS210:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS210で肯定判断すると(ステップS210:Yes)、ステップS212へ進む。
ステップS212では、ID作成部40Cが、案件IDを付与済であるか否かを判断する(ステップS212)。ID作成部40Cは、ステップS210で受付けた印刷指示を示す指示情報に含まれる受注情報に対応する案件IDが受注管理情報48に登録されているか否かを判別することで、ステップS212の判断を行う。
ステップS212で肯定判断すると(ステップS212:Yes)、ステップS214へ進む。ステップS214では、送信部40Eが、ステップS210で受付けた指示情報に含まれる受注情報と、該受注情報に対応する案件IDと、該案件IDに対応する関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、印刷指示の入力を行ったユーザのユーザIDと、を含む印刷指示情報を、文書管理装置14へ送信する(ステップS214)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS212で否定判断すると(ステップS212:No)、ステップS216へ進む。ステップS216では、ID作成部40Cが、ステップS210で受付けた指示情報に含まれる案件情報に対応する案件IDを作成する(ステップS216)。そして、ID作成部40Cは、作成した案件IDを、該案件情報に対応づけて受注管理情報48へ登録する。
次に、送信部40Eが、ステップS210で受付けた指示情報に含まれる受注情報と、該受注情報に対応する案件IDと、該案件IDに対応する関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、印刷指示の入力を行ったユーザのユーザIDと、を含む印刷指示情報を、文書管理装置14へ送信する(ステップS218)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS206で否定判断すると(ステップS206:No)、ステップS220へ進む。ステップS220では、受付部40Aが、更新情報を記憶装置16から受信したか否かを判断する。ステップS220で否定判断すると(ステップS220:No)、本ルーチンを終了する。ステップS220で肯定判断すると(ステップS220:Yes)、ステップS222へ進む。
ステップS222では、記憶制御部40Bが、受注管理情報48における、ステップS220で受信した更新情報に含まれる案件IDに対応する更新回数を“1”カウントアップする(ステップS222)。そして、記憶制御部40Bは、カウントアップ後の値(更新回数)を、該案件IDに対応づけて受注管理情報48に登録する(図5参照)(ステップS224)。ステップS224の処理によって、記憶制御部40Bは、受注管理情報48における更新回数を更新する。そして、本ルーチンを終了する。
次に、文書管理装置14で実行する文書管理処理の手順の一例を説明する。図15は、文書管理装置14で実行する文書管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、受付部50Aが、受付装置12から印刷指示情報を受付けたか否かを判断する(ステップS300)。ステップS300で否定判断すると(ステップS300:No)、本ルーチンを終了する。ステップS300で肯定判断すると(ステップS300:Yes)、ステップS302へ進む。
ステップS302では、判断部50Dが、ステップS300で受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する基準書類データ32を未生成であるか否かを判断する(ステップS302)。ステップS302で否定判断すると(ステップS302:No)、後述するステップS308へ進む。ステップS302で肯定判断すると(ステップS302:Yes)、ステップS304へ進む。
ステップS304では、生成部50Eが、ステップS300で受付けた印刷指示情報に含まれる受注情報をあてはめた基準書類データ32を生成する(ステップS304)。そして、記憶制御部50Fは、ステップS304で生成した基準書類データ32を、ステップS300で受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応づけて、文書管理情報58(図7参照)へ登録する。これによって、記憶制御部50Fは、基準書類データ32を記憶部54へ記憶する(ステップS306)。そして、ステップS308へ進む。
ステップS308では、判断部50Dが、ステップS300で受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する識別画像34Aが未生成であるか否かを判断する(ステップS308)。識別画像34Aが未生成であると判断した場合(ステップS308:Yes)、ステップS310へ進む。
ステップS310では、生成部50Eが、ステップS300で受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDと、予め定めた記憶領域を示す記憶領域情報と、を示す識別画像34Aを生成する(ステップS310)。
そして、記憶制御部50Fが、ステップS310で生成された識別画像34Aの識別画像データを、ステップS300で受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応づけて記憶部54に記憶する(ステップS312)。ステップS312では、記憶制御部50Fは、生成された識別画像34Aの識別画像データを該案件IDに対応づけて文書管理情報58(図7参照)へ登録することによって、ステップS312の処理を行う。
次に、生成部50Eが、ステップS310で生成した識別画像34Aを含み且つ手書画像34Cを含まない電子データを、関連書類データ36として生成する(ステップS314)。そして、特定部50Bは、ステップS314で生成された関連書類データ36を、印刷対象として特定する(ステップS316)。
次に、特定部50Bは、ステップS300で受付けた印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する基準書類データ32を、文書管理情報58(図7参照)から特定する(ステップS318)。
次に、特定部50Bが、ステップS318で特定した基準書類データ32の基準書類30と、ステップS316または後述するステップS328で特定した関連書類データ36の関連書類34と、をこの順に出力するように、印刷順を設定する(ステップS320)。
次に、特定部50Bが、ステップS300で受付けた印刷指示情報に含まれるユーザIDに対応するプリンタIDをユーザ管理情報59(図8参照)から読取る。この処理によって、特定部50Bは、関連書類34を出力するMFP22のプリンタIDを特定する(ステップS322)。
次に、印刷制御部50Cは、印刷ジョブをMFP22へ送信する印刷制御を行う(ステップS324)。この印刷ジョブは、ステップS320で設定した印刷順と、ステップS316またはステップS328で特定した関連書類データ36と、ステップS318で特定した基準書類データ32と、を含む。印刷制御部50Cは、この印刷ジョブを、ステップS322で特定されたプリンタIDによって識別されるMFP22へ送信する。これによって、印刷制御部50Cは、ステップS322で特定されたプリンタIDによって識別されるMFP22から、ステップS320で設定した印刷順で、ステップS316またはステップS328で特定した関連書類データ36の関連書類34とステップS318で特定した基準書類データ32の基準書類30とを出力するように、該MFP22を制御する(ステップS324)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS308で識別画像34Aが生成済と判断した場合(ステップS308:No)、ステップS326へ進む。
ステップS326では、特定部50Bは、ステップS300で受信した印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する記憶領域情報を、文書管理情報58(図7)から特定する。そして、特定部50Bは、特定した記憶領域情報によって示される記憶領域を参照する(ステップS326)。本実施の形態では、特定部50Bは、記憶装置16の記憶領域を参照する。
そして、特定部50Bは、該記憶領域に格納されている、ステップS300で受信した印刷指示情報に含まれる案件IDを含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する(ステップS328)。これによって、特定部50Bは、印刷対象の処理案件に対応する複数の関連書類データ36の内、最新の更新内容を示す関連書類データ36を、印刷対象として容易に特定することができる。そして、上記ステップS318へ進む。
なお、上記ステップS310の処理において、生成部50Eは、案件IDと、記憶領域情報と、機種識別情報と、を含む識別画像34Aを生成してもよい。上述したように、受注情報には、機種識別情報が含まれる(図5参照)。このため、この場合、生成部50Eは、印刷指示情報に含まれる受注情報から、機器識別情報を更に読取り、案件IDと、記憶領域情報と、読取った機器識別情報と、を含む識別画像34Aを生成すればよい。
この場合、識別画像34Aが、機器識別情報を更に含むことで、ステップS314の処理において、生成部50Eは、案件IDと記憶領域情報と機種識別情報とを含む識別画像34Aを含む、電子データを、関連書類データ36として生成することができる。このため、ステップS324の処理によって、案件IDと記憶領域情報と機種識別情報とを含む識別画像34Aを含む、関連書類34を出力するように、MFP22を制御することができる。
識別画像34Aが機種識別情報も含むことで、読み取った識別画像34Aの機器識別情報に基づいて、ユーザは、どの機種に関連する処理案件なのか、後から用意に特定することが可能となる。さらに、複数の異なる関連書類データ36のデータフォーマット(データ形式、レイアウト、出力する際に予め印字する図形や文字)を機種識別情報と関連付けて記憶しておいてもよい。そして、ステップS314の処理において、生成部50Eが、ステップS310で生成した識別画像34Aを含む電子データを、関連書類データ36として生成する際に、機種識別情報に対応する関連書類のデータフォーマットを特定し、特定したデータフォーマットに従って関連書類データ36を生成してもよい。
次に、MFP22が実行する処理の手順の一例を説明する。図16は、MFP22が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、通信制御部80Dが、文書管理装置14から印刷ジョブを受信したか否かを判断する(ステップS400)。
ステップS400で肯定判断すると(ステップS400:Yes)、ステップS402へ進む。ステップS402では、エンジン制御部80Cが、ステップS400で受信した印刷ジョブに基づいて、文書管理装置14で設定した印刷順で、文書管理装置14で特定した関連書類データ36の関連書類34と、文書管理装置14で特定した基準書類データ32の基準書類30とを出力(印刷)する(ステップS402)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS400で否定判断すると(ステップS400:No)、ステップS404へ進む。ステップS404では、受付部80Bが、関連書類34の読取指示を受付けたか否かを判断する(ステップS404)。ステップS404で否定判断すると(ステップS404:No)、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS404で肯定判断すると(ステップS404:Yes)、ステップS406へ進む。ステップS406では、エンジン制御部80Cが、読取部88Bを制御することによって、関連書類34を読取るように制御する(ステップS406)。
そして、エンジン制御部80Cは、読取部88Bから関連書類データ36を受付けると、該関連書類データ36と、該関連書類データ36の読取部88Bによる読取タイミングを示すタイミング情報と、を、通信制御部80D、通信部82、およびネットワーク24を介して、画像管理装置20へ送信する(ステップS408)。そして、本ルーチンを終了する。
次に、画像管理装置20が実行する画像管理処理の手順の一例を説明する。図17は、画像管理装置20が実行する画像管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、受信部70Aが、MFP22から関連書類データ36およびタイミング情報を受信したか否かを判断する(ステップS500)。ステップS500で否定判断すると(ステップS500:No)、本ルーチンを終了する。ステップS500で肯定判断すると(ステップS500:Yes)、ステップS502へ進む。
ステップS502では、取得部70Bが、ステップS500で受信した関連書類データ36の関連書類34に含まれる識別画像34Aを読取る(ステップS502)。そして、取得部70Bは、ステップS502で読取った識別画像34Aによって表される案件IDと記憶領域情報とを取得する(ステップS504)。
次に、付与部70Cが、ステップS500で受信したタイミング情報と、ステップS504で取得した案件IDと、を含むファイル名を作成する(ステップS506)。そして、付与部70Cは、ステップS506で作成したファイル名を、ステップS500で受信した関連書類データ36へ付与する(ステップS508)。
次に、記憶制御部70Dが、ステップS508でファイル名の付与された関連書類データ36を、ステップS504で取得した記憶領域情報によって示される記憶領域(本実施の形態では記憶装置16の記憶領域64A)へ記憶する制御を行う(ステップS510)。そして、本ルーチンを終了する。
なお、ステップS502で読取った識別画像34Aに、機種識別情報が含まれる場合、ステップS506において、付与部70Cは、ステップS500で受信したタイミング情報と、ステップS504で取得した案件IDと、該機種識別情報と、を含むファイル名を作成することが好ましい。
また、記憶制御部70Dは、記憶領域情報(例えば、特定のフォルダを示す情報)と、特定のアドレスを示すアドレス情報(例えばメールアドレス)と、を対応付けて予め記憶してもよい。そして、ステップS510において、記憶制御部御70Dは、関連書類データ36を記憶領域へ記憶する制御を行った場合に、該記憶領域へ記憶した関連書類データ36を、該記憶領域に対応するアドレス情報によって示されるアドレス(例えば、メールアドレス)へ自動配信してもよい。また、このとき、記憶制御部70Dは、関連書類データ36そのものに代えて、関連書類データ36へアクセス可能なリンク情報(例えば、URL)を自動配信してもよい。
次に、記憶装置16が実行する処理の手順の一例を説明する。図18は、記憶装置16が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、受信部60Aが、画像管理装置20から記憶指示情報を受信したか否かを判断する(ステップS600)。ステップS600で肯定判断すると(ステップS600:Yes)、ステップS602へ進む。
ステップS602では、記憶制御部60Bは、ステップS600で受信した記憶指示情報に含まれる、関連書類データ36を、該記憶指示情報に含まれる記憶領域情報によって示される記憶領域64Aへ記憶する(ステップS602)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS600で否定判断すると(ステップS600:No)、ステップS604へ進む。ステップS604では、検出部60Cが、記憶領域64Aに新たな関連書類データ36が記憶されたことを検出したか否かを判断する(ステップS604)。
ステップS604で肯定判断すると(ステップS604:Yes)、ステップS606へ進む。ステップS606では、送信部60Dが、新たに記憶された関連書類データ36のファイル名から、案件IDを読取る。そして、送信部60Dは、読取った案件IDと、該案件IDをファイル名に含む関連書類データ36が更新されたことを示す情報と、を含む更新情報を、受付装置12へ送信する(ステップS606)。そして、本ルーチンを終了する。一方、ステップS604で否定判断すると(ステップS604:No)、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態の文書管理システム10は、読取部88B(MFP22)と、取得部70Bと、付与部70Cと、記憶制御部70D(第1の記憶制御部)と、記憶部54(記憶部)と、受付部50Aと、特定部50Bと、印刷制御部50Cと、を備える。
読取部88Bは、処理案件に関する関連書類34であって、手書き入力された手書画像34Cを含む関連書類34を読取り、関連書類データ36を得る。また、読取部88Bは、記憶領域64Aを示す記憶領域情報と処理案件の案件ID(案件識別情報)とを表す識別画像34Aを読取る。取得部70Bは、読取部88Bによって読取られた識別画像34Aから、案件ID(案件識別情報)および記憶領域情報を取得する。付与部70Cは、読取部88Bによる関連書類34の読取タイミングを示すタイミング情報と、取得した案件ID(案件識別情報)と、を含むファイル名(ファイル識別情報)を、読取った関連書類データ36に付与する。記憶制御部70D(第1の記憶制御部)は、ファイル名を付与された関連書類データ36を、取得した記憶領域情報によって示される記憶領域64Aに記憶する制御を行う。記憶部54は、案件ID(案件識別情報)と記憶領域情報とを対応づけて記憶する。
受付部50Aは、印刷対象の処理案件の案件ID(案件識別情報)と、関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、を含む印刷指示情報を受付ける。特定部50Bは、印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件ID(案件識別情報)に対応する記憶領域情報によって示される記憶領域64Aから、該記憶領域64Aに格納されている該案件ID(案件識別情報)を含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する。印刷制御部50Cは、特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34を出力するように画像形成部88A(MFP22)を制御する。
このように、本実施の形態では、関連書類34には、識別画像34Aと手書画像34Cが含まれる。識別画像34Aは、記憶領域情報と処理案件の案件IDとを表す。そして、本実施の形態では、関連書類34を読取ることで得た関連書類データ36に、関連書類34の読取タイミングを示すタイミング情報と、該関連書類34の識別画像34Aから取得した案件IDと、を含むファイル名を付与する。そして、本実施の形態では、このファイル名を付与された関連書類データ36を、識別画像34Aから取得した記憶領域情報によって示される記憶領域に記憶する。
さらに、本実施の形態では、印刷指示情報を受付けたときには、該印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する記憶領域情報によって示される記憶領域から、該記憶領域に格納されている該案件IDを含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する。そして、特定した関連書類データ36を出力するように制御する。
ここで、1つの書類(関連書類34)に対して、ユーザによる手書き入力による更新が複数回なされ、1つの処理案件に対して複数種類の関連書類34が存在することになる場合がある。しかし、本実施の形態では、このような場合であっても、各処理案件に対して最新の関連書類34を容易に特定し、出力することができる。
従って、本実施の形態では、処理案件に関する関連書類34を効率よく管理することができる。
また、本実施の形態の文書管理システム10を利用することで、ユーザは、印刷対象の処理案件に対する、手書き入力のなされた最新の関連書類34を容易に得ることが可能となる。このため、本実施の形態の文書管理システム10では、ユーザの煩雑な処理が不要となり、作業の効率化を図ることもできる。
なお、特定部50Bは、判断部50Dと、生成部50Eと、第2の記憶制御部(記憶制御部50F)と、を有することができる。判断部50Dは、受付部50Aが印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件ID(案件識別情報)に対応する識別画像34Aが未生成であるか生成済であるかを判断する。生成部50Eは、識別画像34Aが未生成であると判断した場合、印刷指示情報に含まれる案件ID(案件識別情報)と予め定めた記憶領域情報とを表す識別画像34Aを生成する。そして、記憶制御部50F(第2の記憶制御部)は、生成された識別画像34Aによって表される案件ID(案件識別情報)と記憶領域情報とを対応づけて記憶部43に記憶する制御を行う。
そして、判断部50Dが識別画像34Aを未生成であると判断した場合、特定部50Bは、生成部50Eで生成された識別画像34Aを含み且つ手書画像34Cを含まない電子データを関連書類データ36として生成し、生成した該関連書類データ36を、印刷対象として特定する。一方、判断部50Dが識別画像34Aを生成済であると判断した場合、特定部50Bは、受付けた印刷指示情報に含まれる案件ID(案件識別情報)に対応する記憶領域情報によって示される記憶領域64Aから、該記憶領域64Aに格納されている該案件ID(案件識別情報)を含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する。
また、印刷制御部50Cは、特定部50Bで特定した関連書類データ36と、特定した該関連書類データ36の読取タイミングを示すタイミング情報と、を記録媒体に形成した関連書類34を出力するように画像形成部88Aを制御してもよい。
また、特定部50Bは、受付部50Aで印刷指示情報を受付けたときに、関連書類34を出力するMFP22(画像形成部88A)を識別するプリンタID(印刷識別情報)を更に特定してもよい。この場合、印刷制御部50Cは、特定部50Bで特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34を、特定したプリンタID(印刷識別情報)によって識別されるMFP22(画像形成部88A)から出力するよう制御すればよい。
また、受付部50Aは、ユーザID(ユーザ識別情報)を更に含む印刷指示情報を受付けてもよい。この場合、特定部50Bは、印刷指示情報を受付けたときに、受付けた該印刷指示情報に含まれるユーザID(ユーザ識別情報)に基づいてプリンタID(印刷識別情報)を特定すればよい。このようにユーザIDごとにプリンタIDを関連づけておくことで、一つの案件に関わる複数のユーザがそれぞれ異なる場所で作業を行う場合であっても、作業を行うユーザの場所に適した場所に位置するMFP(MFP22)から関連書類を出力することができる。
また、関連書類34は、例えば、処理案件の物品の出荷業務に関する書類である。
また、特定部50Bは、受付部50Aが印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件ID(案件識別情報)に対応する、該案件ID(案件識別情報)によって識別される処理案件の基準書類データ32を更に印刷対象として特定してもよい。
この場合、印刷制御部50Cは、特定部50Bで特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34と、特定部50Bで特定した基準書類データ32を記録媒体に形成した基準書類30と、を出力するようにMFP22(画像形成部88A)を制御することが好ましい。
また、印刷制御部50Cは、基準書類30と、関連書類34と、をこの順に出力するようにMFP22(画像形成部88A)を制御してもよい。
また、本実施形態の文書管理装置14は、受付部50Aと、記憶部54と、特定部50Bと、印刷制御部50Cと、を備える。受付部50Aは、処理案件に関する関連書類34であって、手書き入力された手書画像34Cを含む関連書類34の関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、印刷対象の処理案件の案件ID(案件識別情報)と、を含む印刷指示情報を受付ける。記憶部54は、案件ID(案件識別情報)と記憶領域情報とを対応づけて記憶する。
受付部50Aは、印刷対象の処理案件の案件ID(案件識別情報)と、関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、を含む印刷指示情報を受付ける。特定部50Bは、印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件ID(案件識別情報)に対応する記憶領域64Aの記憶領域情報によって示される記憶領域64Aから、該記憶領域64Aに格納されている該案件ID(案件識別情報)を含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定する。印刷制御部50Cは、特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34を出力するように画像形成部88A(MFP22)を制御する。
また、本実施の形態の文書管理方法は、処理案件に関する関連書類34であって、手書き入力された手書画像34Cを含む関連書類34を読取ることで、関連書類データを得る一方で、記憶領域64Aを示す記憶領域情報と処理案件の案件ID(案件識別情報)とを表す識別画像34Aを読取るステップと、関連書類34に含まれる識別画像34Aから、案件IDおよび記憶領域情報を取得するステップと、関連書類34の読取タイミングを示すタイミング情報と、取得した案件IDと、を含むファイル名を、読取った関連書類データ36に付与するステップと、ファイル名を付与された関連書類データ36を、取得した記憶領域情報によって示される記憶領域64Aに記憶する制御を行うステップと、印刷対象の処理案件の案件IDと、関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、を含む印刷指示情報を受付けるステップと、印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件IDに対応する記憶領域情報によって示される記憶領域64Aから、該記憶領域64Aに格納されている該案件IDを含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定するステップと、特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34を出力するように画像形成部88A(MFP22)を制御するステップと、を含む。
また、本実施の形態の文書管理方法は、処理案件に関する関連書類34であって、手書き入力された手書画像34Cを含む関連書類34の関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、印刷対象の処理案件の案件ID(案件識別情報)と、を含む印刷指示情報を受付けるステップと、印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件ID(案件識別情報)に対応する記憶領域64Aを示す記憶領域情報によって示される記憶領域64Aから、該記憶領域64Aに格納されている該案件ID(案件識別情報)を含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定するステップと、特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34を出力するように画像形成部88A(MFP22)を制御するステップと、を含む。
また、本実施の形態の文書管理プログラムは、処理案件に関する関連書類34であって、手書き入力された手書画像34Cを含む関連書類34の関連書類データ36の印刷指示を示す指示情報と、印刷対象の処理案件の案件ID(案件識別情報)と、を含む印刷指示情報を受付けるステップと、印刷指示情報を受付けたときに、該印刷指示情報に含まれる案件ID(案件識別情報)に対応する記憶領域64Aを示す記憶領域情報によって示される記憶領域64Aから、該記憶領域64Aに格納されている該案件ID(案件識別情報)を含むファイル名の関連書類データ36の内、最新の読取タイミングを示すタイミング情報をファイル名に含む関連書類データ36を、印刷対象として特定するステップと、特定した関連書類データ36を記録媒体に形成した関連書類34を出力するように画像形成部88A(MFP22)を制御するステップと、をコンピュータに実行させるための文書管理プログラムである。
ここで、受付装置12が企業システム内に設置されている基幹システムそのものである場合や、基幹システムと密接に連動している場合がある。このような場合、受付装置12へ文書管理等の機能を後から追加するには基幹システムの改修が必要となり、多大なコストを要する。本実施の形態では、上述したように、文書管理システム10で実行する処理を、受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、画像管理装置20、およびMFP22を用いて実行する。このように、文書管理等の機能を持つ装置を、受付装置12とは別に設置することで、本実施の形態では、受付装置12の改修を少なくすることができる。
次に、上記実施の形態における、受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22のハードウェア構成を説明する。
図19は、上記実施の形態における受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22のハードウェア構成の一例を示す図である。
上記実施の形態における受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22は、CPU90、ROM92、RAM94、I/F(Interface)96、およびHDD(ハードディスクドライブ)98を有する。CPU90、ROM92、RAM94、I/F96、およびHDD98は、バス99により相互に接続されており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。また、I/F96には、公知の表示装置や、ユーザによる各種操作を受け付ける操作部や、他の装置と通信を行う通信部などが接続されている。
上記実施の形態における受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22で実行される上記各種処理を実行するためのプログラムは、ROM92などに予め組み込んで提供される。
なお、上記実施の形態における受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22の各々は、複数のCPUを備えた構成であってもよい。
なお、上記実施の形態における受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22で実行される上記各種処理を実行するためのプログラムは、これらの装置にインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供するように構成してもよい。
また、上記実施の形態における受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22で実行される上記各種処理を実行するためのプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記実施の形態における受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22で実行される上記各種処理を実行するためのプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
上記実施の形態における受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、PC18、画像管理装置20、およびMFP22で実行される上記各種処理を実行するためのプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU90がROM92などの記憶媒体から各プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記には、本発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定すること、は意図していない。上記新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、上記実施の形態では、文書管理システム10で実行する処理を、受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、画像管理装置20、およびMFP22を用いて実行する場合を説明した。しかし、文書管理システム10で実行する処理を、受付装置12、文書管理装置14、記憶装置16、画像管理装置20、およびMFP22の少なくとも2つ以上を1つの装置として構成してもよい。
具体的には、画像管理装置20の機能をMFP22側に備えた構成とし、画像管理装置20を備えないシステム構成(サーバレス)であってもよい。
なお、上記実施の形態では、識別画像34Aは、関連書類34に印刷される場合を説明した。しかし、基準書類30に識別画像34Aを印刷してもよい。この場合、識別画像34Aを含む基準書類データ32を、上記と同様にして作成すればよい。
この場合、ユーザは、手書画像34Cを加えた関連書類34と、識別画像34Aの印刷された基準書類30と、を連続してMFP22に読取らせることが好ましい。
上記実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。