JP6206730B2 - スピーカおよびそれを備える機器 - Google Patents
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Description
また、本開示は、マグネットと、前記マグネットの一方の磁極面に固着されたプレートと、前記マグネットの他方の磁極面に内側底面が固着された函状のヨークとを備えた磁気回路と、前記プレートと前記ヨークとが形成する磁気空隙に上下方向に振動可能に配置されたボイスコイルと、周縁部が前記ボイスコイルの上端と接合された振動板と、前記ボイスコイルと前記プレートとの間隙と、前記ボイスコイルと前記ヨークとの間隙との少なくとも一方に充填された磁性流体とを備え、前記ボイスコイルに対する前記磁気回路の外側磁極の内縁の形状と、前記ボイスコイルに対する前記磁気回路の内側磁極の外縁の形状とはそれぞれ、上面視において互いに対向する2つの略直線部と、互いに対向する2つの湾曲部であって外側に凸形状をなす湾曲部とから成り、前記外側磁極の内縁と前記内側磁極の外縁との間隙は互いの前記略直線部同士および互いの前記湾曲部同士で形成されており、前記間隙の間隔は、互いの前記湾曲部同士の間において互いの前記略直線部同士の間よりも小さい第2のスピーカを含んでいる。
また例えば、前記音孔は、前記プレートと前記マグネットとのそれぞれに形成された同一形状の各開口部が合わされて形成されていても良い。
また例えば、前記音孔の貫通軸方向に見て、前記音孔の重心から前記プレート外周の最も近い点を第1の点とし、前記第1の点と前記音孔外周との間の最短距離を第1の距離、前記音孔の重心から前記プレート外周の最も遠い点を第2の点とし、前記第2の点と前記音孔外周との間の最短距離を第2の距離とするとき、第1の距離<第2の距離であっても良い。これにより、距離の調整による磁束分布の均一化を行って磁性流体の均一な分布を実現することができる。
例えば、前記手段として、前記プレートと前記マグネットと前記ヨークとのそれぞれに形成された同一形状の各開口部が合わされて前記プレートと前記マグネットと前記ヨークとを貫通するように設けられた複数の音孔を有していても良い。
また例えば、前記音孔は少なくとも磁束密度の高い箇所に設けられていても良い。
また例えば、前記マグネットの水平断面の外周形状はトラック形状であり、前記音孔は貫通軸方向に見てトラック形状であり、前記マグネットの直線部分の前記外周を貫く磁束の磁束密度を低下させる位置に設けられていても良い。
また例えば、前記手段として、前記間隙内に前記磁性流体が均等に分布するように形状が調整された前記ボイスコイルを有していても良い。
また例えば、前記プレートと前記マグネットと前記ヨークとのそれぞれに形成された同一形状の各開口部が組み合わされて前記プレートと前記マグネットと前記ヨークとを貫通するように音孔が設けられており、前記音孔の貫通軸方向に見て、前記音孔の重心から前記プレート外周の最も近い点を第3の点とし、前記第3の点と前記ボイスコイルとの間の最短距離を第3の距離、前記音孔の重心から前記プレート外周の最も遠い点を第4の点とし、前記第4の点と前記ボイスコイルとの間の最短距離を第4の距離とするとき、第3の距離>第4の距離であっても良い。
また例えば、前記手段として、前記ボイスコイルよりも外側に設けられた補助マグネットを有していても良い。
また例えば、前記ボイスコイルの水平断面形状はトラック形状であり、前記補助マグネットは、前記ボイスコイルの短辺方向の外周に前記プレート外周と同様の曲率半径を有するように設けられていても良い。
前記スピーカを備えたテレビ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、イヤホン、補聴器を含むAV機器を構成することもできる。
例えば、前記磁気回路の形状は、上面視において、トラック形と略矩形とのいずれかの形状であっても良い。
また例えば、前記ヨークは、前記ボイスコイルの引き出し線を前記磁気回路の外に通過させる少なくとも2つのスリット部を前記湾曲部に有していても良い。これにより、ボイスコイル引き出し線の他部材への接触を防止し、さらに切り欠き部の磁気ギャップ幅を、他の部分より狭くすることにより磁性流体を均等に分布させ、高能率で線形性の高い小型スピーカを提供することができる。
スリット部の具体的な態様として、以下のものが挙げられる。
例えば、前記スリット部は、ヨークの上端に延伸する切り欠きであっても良い。
また例えば、前記スリット部は、前記引き出し線の振動範囲の上下に所定のクリアランスを有するように前記ヨークの側壁に設けられた貫通孔であっても良い。
前記スピーカを備えるインナーイヤーヘッドホン、携帯型情報端末、タブレット型映像音声情報端末を構成することができる。
従来のスピーカ600では、磁性流体610を磁気空隙607内に均一に分布させることに関して考慮された構成となっていないため、磁性流体610が一部に集中してしまうという課題が発生する。本願発明者は、磁性流体が一部に集中してしまうことの要因が、スピーカの形状が細長い形状であることによることを知見した。細長い形状のスピーカでは、磁気空隙曲線部における磁束密度が不均一となる。例えば従来のスピーカ600では、磁気空隙607を形成するボイスコイル606やプレート603がトラック形状(2つの並行する線分と、当該線分間の相対する端部同士をつなぐ2つの曲線とからなる形状)に構成されるが、磁気空隙607曲線部の磁束が直線部に比べ大きく拡散してしまうため、磁気空隙607曲線部における磁束密度は直線部に比べ低下してしまう。このため、場合によっては、磁性流体が一部に集中することになり、ボイスコイル606とプレート603間の磁気空隙607内に空気の隙間が形成されローリングや低域特性の劣化を生じさせてしまう。本開示はこれら知見した課題を解決する。
本開示に係るスピーカ100の断面図を図1に示す。以下の説明では、図1(a)右側に示した矢印の通り、紙面上部を垂直方向上、紙面下部を垂直方向下として垂直方向を定義する。また水平方向は垂直方向に直交する方向である。また図1の説明において、「振動方向」とは垂直方向と同様の方向を示す。図1(a)は、スピーカ100の垂直断面図を表す図であり、図1(b)は図1(a)の切断線A−Bでスピーカを切断したときに矢印C方向にスピーカを見た図である。スピーカ100は、ヨーク101と、マグネット102と、プレート103と、振動板104と、サスペンション105aおよび105bと、ボイスコイル106と、音孔108と、磁性流体110とを備える。ヨーク101と、マグネット102と、プレート103とによって、磁気空隙107が形成される。ボイスコイル106と、磁性流体110とは、この磁気空隙107内に配置される。以下各構成について説明する。
以上の理由により本開示におけるスピーカ100では、従来のスピーカ600のように磁性流体110が一部に集中することはない。これにより、プレート103の外周およびボイスコイル106の内周の空間に隙間が生じることがないので、音孔108および振動板104の下部の空間は磁性流体によって封止された状態に保たれる。すなわち音孔108および振動板104の下部の空間から、分割サスペンションの下部空間に発生した音が漏れることが抑制される。すなわち音漏れによる低域特性の劣化やローリングを防止することができる。
次に、磁性流体を磁気空隙内に均一に分布させることのできるスピーカについてさらに説明を進めていく。また、以下の説明は、小型かつ低音再生可能なスピーカの生産効率向上および能率向上にも関する。なお、以下の説明における各部材の符号は、図1〜図8、図22のものとは独立したものとする。
図10(a)において、スピーカ100は、ヨーク101と、マグネット103と、プレート104と、振動板105と、ボイスコイル106と、サスペンション107aおよび107bと、フレーム部108aおよび108bと、磁性流体109とを備える。ヨーク101は、上面が開放された函状であり、切り欠き部102a、102bを備える。スピーカ100を上面から見た外形状は、図9に示すように長方形状である。振動板105の全体形状は長方形状であり、ボイスコイル106と固着される部分の内側にリブが設けられている。なお、リブは必須の構成ではない。また、スピーカ100の磁気回路部を上面から見た外形状は、図10(b)に示すように半円部と直線部からなる略長円形状である。ボイスコイル106は、ヨーク101の側部101a、101bにおける内周とプレート104の外周との間隙に上下に振動可能に配置され、上面から見た形状は略長円形状である。さらに、ボイスコイル106は、図11に示すように引き出し部110a、110bを備える。
なお、スピーカ100において、振動板105の全体形状は長方形状であるとしたが、振動板105の形状は磁気回路部と略同一形状の略長円形とし、長方形状のコーナー部を切り抜いた形であっても良い。上述の振動板形状によれば、引き出し部110a、110bをコーナー部に延長させ、振動板105が引き出し部110a、110bと接触することなく上下に振動できる範囲を拡大することができる。
100、203、300、400、500、600、700 スピーカ
101、301、401、501、601 ヨーク
102、302、402、502、602 マグネット
103、303、403、503、603 プレート
104、304、404、504、604 振動板
105a、105b、305a、305b、405a、405b、505a、505b、605a、605b サスペンション
106、306、406、506、606 ボイスコイル
107、307、507、607 磁気空隙
108、308、408、508、608、708 音孔
109、609 リブ
110、310、410、510、610 磁性流体
201 筐体
202 ディスプレー部
411 補助マグネット
P、Q、R、S 点
LP、LQ 距離
w1、w2 幅
図9〜図21、図23、図24について
100、200、300、400、500、700、1100、1200 スピーカ
101、201、301、701、1101、21、1201 ヨーク
102a、102b、202a、202b、302a、302b、1202a、1202b 切り欠き部
103、203、303、703、1102 マグネット
104、204、304、704、1103、23、1204 プレート
105、205、305、705、1106 振動板
106、206、306、706、1107、33、1206 ボイスコイル
107a、107b、207a〜207d、307a〜307d、707a、707b サスペンション
108a、108b フレーム部
208a〜208d、308a〜308d、308a'、308c'、708a、708b サスペンション貼付部
109、209、309、709、1110、1209 磁性流体
110a、110b、210a、210b、310a、310b 引き出し部
311 スピーカアレイ
410 インナーイヤーヘッドホン
402 ケース
404 前面容積
405 ポート
406 背面音孔
407 ハウジング
408 コード
510 携帯型情報端末
502、602 筐体
503、603 ディスプレイ
504 基板
505、605a〜605d 音孔
610 映像音声情報端末
600a〜600d スピーカモジュール
604 筐体補強フレーム
1108a〜1108d エッジ片
1109 スペーサ
G2 磁気空隙
1 スピーカ装置
21C 側部
22 磁石
3 振動体
4 引出線
5 フレーム
6 端子部
71 切欠部
Claims (19)
- マグネットと、前記マグネットの一方の磁極面に固着されたプレートと、前記マグネットの他方の磁極面に内側底面が固着された函状のヨークとを備えた磁気回路と、
前記プレートと前記ヨークとが形成する磁気空隙に上下方向に振動可能に配置されたボイスコイルと、
周縁部が前記ボイスコイルの上端と接合された振動板と、
前記ボイスコイルと前記プレートとの間隙と、前記ボイスコイルと前記ヨークとの間隙との少なくとも一方に充填された磁性流体とを備え、
前記磁性流体を均等に分布させる手段を少なくとも一つ有し、
前記手段として、前記プレートと前記マグネットとを貫通するように設けられた音孔を有することを特徴とするスピーカ。 - 前記音孔は、前記プレートと前記マグネットとのそれぞれに形成された同一形状の各開口部が合わされて形成される、請求項1に記載のスピーカ。
- 前記音孔の貫通軸方向に見て、前記音孔の重心から前記プレート外周の最も近い点を第1の点とし、前記第1の点と前記音孔外周との間の最短距離を第1の距離、前記音孔の重心から前記プレート外周の最も遠い点を第2の点とし、前記第2の点と前記音孔外周との間の最短距離を第2の距離とするとき、第1の距離<第2の距離であることを特徴する請求項1または2に記載のスピーカ。
- 前記手段として、前記プレートと前記マグネットと前記ヨークとのそれぞれに形成された同一形状の各開口部が合わされて前記プレートと前記マグネットと前記ヨークとを貫通するように設けられた複数の音孔を有することを特徴とする、請求項1または2に記載のスピーカ。
- 前記音孔は少なくとも磁束密度の高い箇所に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のスピーカ。
- 前記マグネットの水平断面の外周形状はトラック形状であり、
前記音孔は貫通軸方向に見てトラック形状であり、前記マグネットの直線部分の前記外周を貫く磁束の磁束密度を低下させる位置に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスピーカ。 - マグネットと、前記マグネットの一方の磁極面に固着されたプレートと、前記マグネットの他方の磁極面に内側底面が固着された函状のヨークとを備えた磁気回路と、
前記プレートと前記ヨークとが形成する磁気空隙に上下方向に振動可能に配置されたボイスコイルと、
周縁部が前記ボイスコイルの上端と接合された振動板と、
前記ボイスコイルと前記プレートとの間隙と、前記ボイスコイルと前記ヨークとの間隙との少なくとも一方に充填された磁性流体とを備え、
前記磁性流体を均等に分布させる手段を少なくとも一つ有し、
前記手段として、前記間隙内に前記磁性流体が均等に分布するように形状が調整された前記ボイスコイルを有することを特徴とするスピーカ。 - 前記プレートと前記マグネットと前記ヨークとのそれぞれに形成された同一形状の各開口部が組み合わされて前記プレートと前記マグネットと前記ヨークとを貫通するように音孔が設けられており、
前記音孔の貫通軸方向に見て、前記音孔の重心から前記プレート外周の最も近い点を第3の点とし、前記第3の点と前記ボイスコイルとの間の最短距離を第3の距離、前記音孔の重心から前記プレート外周の最も遠い点を第4の点とし、前記第4の点と前記ボイスコイルとの間の最短距離を第4の距離とするとき、第3の距離>第4の距離であることを特徴する請求項7に記載のスピーカ。 - マグネットと、前記マグネットの一方の磁極面に固着されたプレートと、前記マグネットの他方の磁極面に内側底面が固着された函状のヨークとを備えた磁気回路と、
前記プレートと前記ヨークとが形成する磁気空隙に上下方向に振動可能に配置されたボイスコイルと、
周縁部が前記ボイスコイルの上端と接合された振動板と、
前記ボイスコイルと前記プレートとの間隙と、前記ボイスコイルと前記ヨークとの間隙との少なくとも一方に充填された磁性流体とを備え、
前記磁性流体を均等に分布させる手段を少なくとも一つ有し、
前記手段として、前記ボイスコイルよりも外側に設けられた補助マグネットを有することを特徴とするスピーカ。 - 前記ボイスコイルの水平断面形状はトラック形状であり、
前記補助マグネットは、前記ボイスコイルの短辺方向の外周に前記プレート外周と同様の曲率半径を有するように設けられていることを特徴とする請求項9に記載のスピーカ。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載のスピーカを備えたテレビ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、イヤホン、補聴器を含むAV機器。
- マグネットと、前記マグネットの一方の磁極面に固着されたプレートと、前記マグネットの他方の磁極面に内側底面が固着された函状のヨークとを備えた磁気回路と、
前記プレートと前記ヨークとが形成する磁気空隙に上下方向に振動可能に配置されたボイスコイルと、
周縁部が前記ボイスコイルの上端と接合された振動板と、
前記ボイスコイルと前記プレートとの間隙と、前記ボイスコイルと前記ヨークとの間隙との少なくとも一方に充填された磁性流体とを備え、
前記ボイスコイルに対する前記磁気回路の外側磁極の内縁の形状と、前記ボイスコイルに対する前記磁気回路の内側磁極の外縁の形状とはそれぞれ、上面視において互いに対向する2つの略直線部と、互いに対向する2つの湾曲部であって外側に凸形状をなす湾曲部とから成り、
前記外側磁極の内縁と前記内側磁極の外縁との間隙は互いの前記略直線部同士および互いの前記湾曲部同士で形成されており、前記間隙の間隔は、互いの前記湾曲部同士の間において互いの前記略直線部同士の間よりも小さいことを特徴とするスピーカ。 - 前記磁気回路の形状は、上面視において、トラック形と略矩形とのいずれかの形状であることを特徴とする請求項12に記載のスピーカ。
- 前記ヨークは、前記ボイスコイルの引き出し線を前記磁気回路の外に通過させる少なくとも2つのスリット部を前記湾曲部に有することを特徴とする請求項12に記載のスピーカ。
- 前記スリット部は、ヨークの上端に延伸する切り欠きであることを特徴とする、請求項14に記載のスピーカ。
- 前記スリット部は、前記引き出し線の振動範囲の上下に所定のクリアランスを有するように前記ヨークの側壁に設けられた貫通孔であることを特徴とする、請求項14に記載のスピーカ。
- 請求項12から16のいずれか1項に記載のスピーカを備える、インナーイヤーヘッドホン。
- 請求項12から16のいずれか1項に記載のスピーカを備える、携帯型情報端末。
- 請求項12から16のいずれか1項に記載のスピーカを備える、タブレット型映像音声情報端末。
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