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JP6208328B2 - 高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム及びそれに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去装置、エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ - Google Patents
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JP6208328B2 - 高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム及びそれに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去装置、エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ - Google Patents

高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム及びそれに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去装置、エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、高粘度油滴及び微細粉塵を含有する高温の排出ガスを処理する過程において、エネルギーを回収し、粒子状大気汚染物質及びガス状大気汚染物質と悪臭物質を同時に処理する高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム及びそれに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去装置に関する。
(本発明を支援した国家研究開発事業)
(課題固有番号)2013001690019
(部署名)環境部
(研究管理専門機関)韓国環境産業技術院、Non−CO 温室ガス低減技術開発事業団
(研究事業名)グローバルトップ環境技術開発事業
(研究課題名)乾式改質技術を用いた発生源メタン直接変換技術
(寄与率)1/1
(主管機関)ケーエフ株式会社
(研究期間)2014年5月1日〜2016年4月30日
一般に、各種産業現場から発生する大気汚染物質を含む排出ガスを処理する技術においては、粒子状大気汚染物質を処理する技術としては、電気集塵装置、濾過集塵装置などが活用されており、ガス状大気汚染物質を処理する技術としては、吸収法、吸着法、触媒酸化装置などが活用されている。しかし、排出ガスのうち高粘度油滴が多量に含有される微細粉塵及びガス状大気汚染物質を処理する場合、一般的な処理技術の適用は、処理効率を低下させ、メンテナンスコストを増加させる原因となる。
特に、炭を生産するための炭製造用炭窯やサウナ用炭窯のように炭化過程で発生する多量の木酢液を含む油滴と微細粉塵を含有するバイオマス燃焼(biomass burning)時に生成される排出ガスの処理装置においては、一般的な処理装置の場合、処理効率が低く、処理コストが高い。処理効率が低く、処理コストが高い理由は、粘度の高い油滴が電気集塵装置の表面に粘着して脱離しにくくなったり、濾過集塵装置の濾過布の濾過空隙を塞いで差圧が増加して処理されないか脱離しないので新たに交換しなければならなくなるからである。
また、肉焼きのように肉を焼く過程で発生する油滴と微細粉塵を含有する排出ガスの処理装置や食品加工工場の乾燥工程などにおける粘度の高い高温の油滴及び微細粉塵を含有する油蒸気及び排出ガスの処理装置においても、一般的な大気汚染物質処理装置の適用ではその処理が難しい。その他の産業施設に排出される油滴と油蒸気が多量に含有される排出ガスの処理装置においても、より改善された処理技術が求められている。
このような問題を解決するために、炭製造用窯やサウナ用炭窯の排出ガス、焼肉屋の排出ガス、食品加工工場の乾燥工程で発生する油蒸気、産業施設における粘度の高い油滴及び微細粉塵を含有する排出ガス中の高粘度油滴及び微細粉塵を除去するための様々な処理システムが開発されており、粉塵除去効率を高め、高温の排出ガスからエネルギーを回収してリサイクルする技術が必要となっている。
本発明は、炭製造用窯やサウナ用炭窯の排出ガス、焼肉屋の排出ガス、食品加工工場の乾燥工程で発生する油蒸気、産業施設における粘度の高い油滴及び微細粉塵を含有する排出ガス中の高粘度油滴及び微細粉塵を含有する高温の排出ガスを処理する過程において、エネルギーを回収し、粒子状大気汚染物質及びガス状大気汚染物質と悪臭物質を同時に処理するエネルギー回収型粉塵処理システムに関する。
上記課題を解決するためになされた本発明の一実施形態である、高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムは、高温性粉塵が含まれる高温汚染気体を捕集する捕集ダクトと、前記高温汚染気体のエネルギーを回収して前記高温汚染気体を中低温汚染気体に変換し、前記高温性粉塵中の粗大粉塵を慣性衝突現象により除去するエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットと、前記粗大粉塵が除去された汚染気体中の微細粉塵を除去するためのインフライト吸着装置(微細粉塵吸着装置)と、前記インフライト吸着装置により微細粉塵が除去された汚染気体中の超微細粉塵を除去するための超微細粉塵除去処理装置とを含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記超微細粉塵除去処理装置は、高温用中性能吸着フィルタ、電気集塵装置(ESP)、濾過バッグ集塵装置、及び静電サイクロンの1つを含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムは、前記エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットにより取得されるエネルギーを用いるエネルギーリサイクルシステムをさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記エネルギーリサイクルシステムは、前記エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットにより供給される温水を収容する温水タンクと、前記温水タンクにエネルギーを供給するための補助エネルギーユニットとを含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記インフライト吸着装置は、前記慣性衝突型粉塵除去ユニットに連結されたチャンバと、前記チャンバに連結されたサイクロン捕集装置とを含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記チャンバは、第1ダクト及び第2ダクトを備えるハウジングと、前記ハウジングの内壁に傾斜して設けられてジグザグ流路を形成する複数の隔壁と、前記ハウジング内に設けられ、前記流路に吸着剤を吐出する吸着剤吐出ユニットとを含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記第1ダクトは、高温汚染気体が流入するダクトであり、前記第2ダクトは、高温性汚染粉塵が除去された浄化空気が流出するダクトであってもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記複数の隔壁は、前記ハウジングの側壁に取り付けられ、水平方向に対して下向きに鋭角に傾斜して設けられてもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記複数の隔壁は、その断面が弓状であってもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムは、前記隔壁の平面に溜まる汚染物質を除去するために、前記ハウジングに衝撃を与える衝撃装置をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記衝撃装置は、偏心モータを含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記複数の隔壁は、前記ハウジングの底面及び天井面に取り付けられ、ジグザグ形状を有するようにしてもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記高温汚染気体が炭製造時に発生する乾留ガスであり、前記高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムは、前記エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットに連結設置され、前記乾留ガスを凝縮して木酢液を回収する木酢液回収筒をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムは、前記捕集ダクトの後段に設けられ、前記超微細粉塵除去処理装置で除去されていない超微細粉塵を燃焼除去する未燃焼物質再燃焼装置をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムは、前記超微細粉塵除去処理装置に供給される前記汚染気体の流量を一定にするためのオープンダンパをさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態の一態様によれば、前記高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムは、前記オープンダンパを開放するための自己流量調節送風装置をさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態である慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリは、前記高温汚染気体の流れに対して所定角度傾斜し、前記高温汚染気体の風の方向に対して所定角度傾斜して形成される第1ブレードと、前記第1ブレードから屈折角を有して延長形成される第2ブレードと、前記第1ブレードと前記第2ブレードの連結点に形成されるヒートパイプとを含み、前記ヒートパイプにより伝達された熱により冷水が温水となって排出されるようにしてもよい。
本発明の他の実施形態の一態様によれば、前記慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリは、前記第1ブレードと前記第2ブレードの連結点に設けられ、断面が円弧状である一対の第1遮断ブレードをさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態の一態様によれば、前記慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリは、前記第2ブレードの端部に設けられ、断面が円弧状である第2遮断ブレードをさらに含んでもよい。
本発明のさらに他の実施形態である慣性衝突型エネルギー回収装置は、前段に設けられている第1慣性衝突装置と、後段に設けられている第2慣性衝突装置と、前記第1慣性衝突装置と前記第2慣性衝突装置との間に設けられて高温汚染気体を中低温汚染気体に変換するヒートパイプアセンブリと、前記ヒートパイプを冷却するファンとをさらに含んでもよい。
本研究は、韓国環境産業技術院の次世代エコイノベーション技術開発事業(401−112−018)の研究費支援により行われた。
前述した構成を有する本発明の一実施形態によれば、炭製造用窯やサウナ用炭窯の排出ガス、焼肉屋の排出ガス、食品加工工場の乾燥工程で発生する油蒸気などの高温で排出される排出ガスでの粒子状大気汚染物質である粉塵を浄化できるだけでなく、高温の排出ガスからエネルギーを回収してリサイクルすることによりエネルギー効率を高めることができる。
また、本発明の一実施形態によれば、慣性衝突型粉塵除去ユニットにより油滴などの粗大粉塵を先に除去することにより、後段の超微細粉塵除去装置の集塵負荷を最小限に抑えるメンテナンスの利点があり、システム全体の耐久性を向上させることができる。
さらに、インフライト吸着装置のうちチャンバの流路をジグザグ状に形成して吸着剤に汚染物質が吸着できる滞留時間を確保することにより、粒子状及びガス状大気汚染物質の除去効率を高めることができる。
本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムの構成を示すブロック構成図である。 本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムの構成を示すブロック構成図である。 本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムに含まれるエネルギーリサイクルシステムのブロック構成図である。 本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムに適用されるヒートパイプの一例を示す図である。 図4のヒートパイプが設けられたエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットを説明するための図である。 本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリの一例を示す図である。 図6の慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリが適用されたエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットを説明するための図である。 空冷式が適用されたエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットを説明するための図である。 本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムのうちインフライト吸着装置に用いられるチャンバの第1実施例を示す図である。 前記チャンバの第1実施例に用いられる隔壁の斜視図である。 前記チャンバの第1実施例に適用される衝撃装置の第1実施例を説明するための図である。 前記チャンバの第1実施例に適用される衝撃装置の第2実施例を説明するための図である。 本発明の一実施形態である前記チャンバの第2実施例の断面図である。
以下、本発明に係る高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム及びそれに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去装置について図面を参照してより詳細に説明する。以下の説明で用いられる構成要素の接尾辞「装置」、「ユニット」、「アセンブリ」及び「部」は、明細書の作成を容易にするために付与又は混用されるものであり、それ自体が有意性や有用性を有するものではない。
図1及び図2は、本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムの構成を示すブロック構成図である。同図に示すように、本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムは、高温性汚染発生源10(炭窯、肉焼き、油蒸気などの高温の排出ガス)から発生する、高温性粉塵が含まれる高温汚染気体を捕集する捕集ダクト20と、エネルギー回収装置31、慣性衝突型粉塵除去ユニット33、慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ35を含むエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30と、木酢液又は油蒸気回収筒40と、インフライト吸着装置50と、オープンダンパ51と、超微細粉塵除去装置60と、未燃焼物質再燃焼装置70と、自己流量調節送風装置80とを含んでもよい。
ここで、高温性汚染発生源10とは、炭を生産する炭窯、焼肉屋やゴミ焼却装置など、高温ガスを排出する汚染発生源を意味する。
捕集ダクト20は、高温性汚染発生源10から発生した高温性粉塵が含まれる高温汚染気体を捕集する役割を果たす。このように捕集ダクト20で捕集された高温汚染気体は、エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30に移動する。
エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30は、前記高温汚染気体のエネルギーを回収して前記高温汚染気体を中低温汚染気体に変換し(その熱で冷水を温水に変え)、汚染気体中の粗大粉塵を除去する機能を有する。エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30は、エネルギー回収装置31、慣性衝突型粉塵除去ユニット33、慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ(一体型)35を含んでもよい。エネルギー回収装置31の一例については図3及び図4で説明し、慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ35については図5〜図8で説明する。
エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30により取得されたエネルギーはエネルギーリサイクルシステム100においてリサイクルされる。エネルギーリサイクルシステム100については図3で説明する。
インフライト吸着装置50は、エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30により粗大粉塵が除去された汚染気体中の微細粉塵を除去する機能を有し、当該インフライト吸着装置50は、サイクロン装置と、チャンバ300とを含んでもよい。前記サイクロン装置は、遠心力を利用して粉塵を除去する装置であって、円筒状のハウジングの接線方向に流入する流体中の粒子状物質(粉塵)を遠心力により壁面に移動させ、その壁面側に移動した粉塵が下方に落下してホッパーに溜まるようにすることにより、微細粉塵を除去する。一方、チャンバについては図9〜図13を用いてより詳細に説明する。
炭窯のように炭化過程で酸素供給を遮断するために空気注入口を閉じる場合は発生流量が少なくなるので、処理装置への一定流量の供給のためにオープンダンパ51を開放し、後段の処理装置に一定流量を供給する。すなわち、超微細粉塵除去装置60の処理流量を一定にして処理速度を一定に維持することにより、超微細粉塵除去装置60の処理効率を高める。
超微細粉塵除去装置60は、チャンバ300により微細粉塵が除去された汚染気体中の超微細粉塵を除去する機能を有する。当該超微細粉塵除去装置60としては、高温用中性能吸着フィルタ61及び電気集塵装置(ESP)62、濾過バッグ集塵装置65及び静電サイクロン67の少なくとも1つを用いることができる。
未燃焼物質再燃焼装置70は、可燃性物質であるCO(一酸化炭素)やHC(炭化水素)などを検知する検知センサが取り付けられており、所定レベル以上の濃度が検知されると、補助燃料を用いて点火燃焼させることにより、二酸化炭素又は水に変換して無害な物質にする。当該未燃焼物質再燃焼装置70は、木酢液を回収する場合はオープンダンパ51の前段に設けられ、木酢液を回収しない場合は捕集ダクト20とエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30との間に設けられるようにしてもよい。
自己流量調節送風装置80は、流入する流量が少なくなると、オープンダンパ51を開放して流量を一定に維持することにより、超微細粉塵除去処理装置の効率を一定に維持するものである。
以下、エネルギーリサイクルシステム100の構成について図2を用いてより詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムに含まれるエネルギーリサイクルシステムのブロック構成図である。
図3に示すように、エネルギーリサイクルシステム100は、エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30から排出される温水を貯蔵する温水タンク102と、温水タンク102を加熱するための補助エネルギーユニットである補助バーナ103−1及び太陽集熱器103−2と、温水タンク102の温水を用いて冷房機能を実行する吸収式冷房装置107−1と、温水タンク102の温水を用いて発電するスターリング発電機109−1と、温水タンク102の温水を用いて温風機能を実行する温風器105−1と、前記温水を用いる暖房システム105−2とを含んでもよい。
吸収式冷房装置107−1により室内冷房107−2が行われ、スターリング発電機109−1により電力生産109−2が行われる。
以下、前記高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムに用いられるエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30に含まれるエネルギー回収装置(ヒートパイプ)31、慣性衝突型粉塵除去ユニット33、慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ35、並びにチャンバの構造について図4〜図13を用いてより詳細に説明する。
図4は、本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムに用いられるヒートパイプ(エネルギー回収装置)の一例を示す図である。図4に示すように、ヒートパイプ31は、フレーム内に第1方向に複数配列される第1ヒートパイプ31−1と、前記第1方向と直交する第2方向に複数配列される第2ヒートパイプ31−2とを含んでもよい。汚染発生源10から発生した前記高温汚染気体がヒートパイプ31−1、31−2間を通過することにより、その熱がヒートパイプ31−1、31−2に伝導されてヒートパイプ31−1、31−2の温度が上昇し、前記高温汚染気体が中低温汚染気体に変換される。ヒートパイプ31に伝導された熱により上部又は水平の分離筒に流入した冷水は温水に変換される。
図5においては、図4に示すエネルギー回収装置が適用されたエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットについて説明する。
図5に示すように、エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30は、前段に設けられている第1慣性衝突装置33−1と、後段に設けられている第2慣性衝突装置33−2と、中央部に設けられる複数のヒートパイプ31とを含んでもよい。
第1慣性衝突装置33−1は、前段の捕集ダクト20で捕集されて流入する高温の排出ガス中の粗大粉塵を慣性衝突現象により除去する機能を有する。
複数のヒートパイプ31は、図4で説明したように、高温の排出ガスの熱により温度が上昇する。すると、エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30の上部に配置された水路を流れる水(AからB方向へ)の温度が上昇し、冷水が温水に変換されて排出される。
一方、複数のヒートパイプ31の後段には、第1慣性衝突装置33−1と同じ形態の第2慣性衝突装置33−3が設けられており、再び粗大粉塵を除去することにより粉塵除去率を向上させる。
また、図示のように、下端部には木酢液を回収するための多孔プレート41が設けられ、多孔プレート41を通過した木酢液は下端部に設けられた回収筒(図示せず)により回収される。
以下、本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ35を用いたエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットについて図6〜図8を用いてより詳細に説明する。
図6は、本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリの一例を示す図である。
図6に示すように、慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ(一体型)35は、高温汚染気体の流れに対して所定角度傾斜し、前記高温汚染気体の風の方向に対して所定角度傾斜して形成される第1ブレード35−1と、第1ブレード35−1から屈折角を有して延長形成される第2ブレード35−2と、第1ブレード35−1と第2ブレード35−2の連結点に形成されるヒートパイプ36とを含み、ヒートパイプ36により冷水が温水となって排出されるようにしてもよい。
一方、第1ブレード35−1と第2ブレード35−2の連結点に一対の第1遮断ブレード35−3が設けられており、粉塵が当該遮断ブレードに衝突して重力により除去される。
また、第2ブレード35−2の端部に第2遮断ブレード35−4が設けられており、当該第2遮断ブレード35−4により再び粉塵が除去される。
このように製造された慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリは、粉塵の除去及びエネルギーリサイクルを同時に行うことができる。
図7においては、図6の慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリが適用されたエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30について説明する。図7に示すエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニット30は、大体の構成が図5と同様であるのでその説明を省略する。図5とは異なり、図7においては、図6に示す慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ35が中央に設けられ、当該アセンブリの中央にあるヒートパイプ36を介して高温の汚染気体からのエネルギーが上部に設けられた水路に伝達される。これにより、上部に配設された水路に供給される冷水は温水に変換され、温水が排出される。
また、当該慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去アセンブリ35の各ブレード部分では慣性衝突現象が発生し、高温の汚染気体に含まれる粗大粉塵が除去される。
図8においては、ヒートパイプを冷却する方式として空冷式が適用された例が示されている。ヒートパイプ36を介して伝達される熱の使用目的がない場合、図7に示すような水冷式においては、凍結破損の恐れがある。これを防止するために、図8に示すように、上部にファンを形成する。よって、前記ヒートパイプが高温の汚染気体により加熱されると、前記ファンが動作して冷却を行う。
図9は、本発明の一実施形態である高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システムのうちインフライト吸着装置に用いられるチャンバ300の一例を示す図である。
同図に示すように、ハウジング310の内部には、側壁から延長形成される第1隔壁321と中央柱325から延長形成される第2隔壁323とが交互に設けられ、ジグザグ流路を形成している。前記流路が第1ダクト311及び第2ダクト313に連結され、第1ダクト311から流入する排出ガスが前記流路に沿ってジグザグ気流を形成する。同図に示すように、第1隔壁321及び第2隔壁323は、ハウジング310の水平方向に対して下向きに鋭角に傾斜し、前述した汚染物質が吸着された汚染粉塵が重力により下方に落下するように設けられてもよい。
一方、ハウジング310の底面側には、吸着剤吐出ユニット330が形成されている。当該吸着剤吐出ユニット330は、排出ガスのガスを吸着すると共に衝突効果を誘発して微細粉塵を同時に粗大化する吸着剤を前記ジグザグ流路に吐出する装置であって、前記吸着剤としては、活性弾やゼオライトを用いることができる。前記吸着剤は、隔壁321、323が形成するジグザグ流路に流入すると、前記排出ガスの気流に従って前記排出ガスと共に前記ジグザグ流路を流れて前記排出ガスに含まれる汚染物質(ガス及び微細粉塵)を捕集し、その捕集により汚染粉塵が十分に重くなると(微細粉塵の粗大化)、前記隔壁の平面上に落下する。このように落下した粉塵は重力によりハウジング310の底面側に落下する。よって、吐出口327を介して汚染粉塵収納部340に溜まる。また、衝撃装置380により、前記隔壁の平面上に依然として存在する汚染粉塵を汚染粉塵収納部340に落下させることもできる。
一方、2次浄化機能を有する慣性衝突装置350は、図示のように3つのサブフィルタで構成されてもよい。当該慣性衝突装置350により1次浄化された空気の微細粉塵が除去され、より浄化された空気を第2ダクト313に排出することができる。
また、第2ダクト313から吐出される気流の一部を吸着剤吐出ユニット330に誘導する誘導ファン360をさらに設けてもよい。こうすることにより、前記吸着剤を容易に前記ジグザグ流路に流入させることができる。
以下、前記ジグザグ流路の形成に用いられる隔壁の形状について図10を用いてより詳細に説明する。
図10は、前記チャンバの第1実施例に用いられる隔壁の斜視図である。同図に示すように、第1隔壁321及び第2隔壁323に用いられる隔壁モジュールは、全体として正方形状を有し、その断面が弓状に曲がっている。まるで伝統凧に類似した形状を有する。このように形成されることにより、落下する汚染粉塵を下降させることができる。
以下、衝撃装置について図11及び図12を用いて簡単に説明する。
図11は、前記チャンバの第1実施例に適用される衝撃装置の第1実施例を説明するための図であり、図12は、前記チャンバの第1実施例に適用される衝撃装置の第2実施例を説明するための図である。衝撃装置380は、前記隔壁の平面に溜まる汚染物質を除去するためにハウジング310に衝撃を与える装置である。図11における第1実施例によれば、衝撃を与えるためのモータ381が両側に設けられ、ハウジング310の上端及び下端には緩衝部383が設けられる。また、図12における第2実施例によれば、衝撃装置380は、衝撃錘381’が中央下部に配置され、衝撃錘381’によりハウジング310が衝撃を受ける場合にそれを緩衝するための緩衝部383’が衝撃錘381’と同一線上のハウジング310の天井部に設けられる。
このように衝撃装置をさらに備えることにより、本発明によるチャンバにおいては、排出ガスの汚染物質と吸着した汚染粉塵が隔壁に存在するのではなく下に溜まるようになり、メンテナンスが容易になる。
以下、本発明によるチャンバの第2実施例について図13を用いて説明する。第2実施例において第1実施例と同じ部分に関する説明は説明の簡略化のために省略する。
図13は、前記チャンバの第2実施例の断面図である。同図に示すように、本発明によるチャンバ300の第2実施例において、複数の隔壁321’は、ハウジング310の底面及び天井面に取り付けられ、ジグザグ形状を有するので、第1実施例とは異なり、垂直型ジグザグ流路を形成する。また、複数の隔壁321’により形成される垂直型流路の一端には、多孔性ローラ329が設けられる。当該多孔性ローラ329は、汚染粉塵を汚染粉塵収納部340に送る機能を有し、また、気流が収納部340に分流されることを防止して汚染粉塵を吸着剤に容易に付着させると共に、重い汚染粉塵を汚染粉塵収納部340に移送させる機能を有する。
第2実施例のように構成することにより、隔壁の平面に汚染粉塵が付着する恐れがなくなる。
前述した構成を有する本発明の一実施形態によれば、炭製造用窯やサウナ用炭窯の排出ガス、焼肉屋の排出ガス、食品加工工場の乾燥工程で発生する油蒸気などの高温で排出される排出ガスでの粒子状大気汚染物質である粉塵を浄化できるだけでなく、高温の排出ガスからエネルギーを回収してリサイクルすることによりエネルギー効率を高めることができる。
また、本発明の一実施形態によれば、慣性衝突型粉塵除去ユニットにより油滴などの粗大粉塵を先に除去することにより、後段の超微細粉塵除去装置の集塵負荷を最小限に抑えるメンテナンスの利点があり、システム全体の耐久性を向上させることができる。
さらに、インフライト吸着装置のうちチャンバの流路をジグザグ状に形成して吸着剤に汚染物質が吸着できる滞留時間を確保することにより、粒子状及びガス状大気汚染物質の除去効率を高めることができる。
前述したように、高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム及びそれに用いられる慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去装置は、上記実施形態の構成と方法が限定的に適用されるわけではなく、各実施形態の全部又は一部を選択的に組み合わせて構成することで様々に変形することができる。

Claims (20)

  1. 高温性粉塵が含まれる高温汚染気体を捕集する捕集ダクトと、
    前記高温汚染気体のエネルギーを回収して前記高温汚染気体を中低温汚染気体に変換し、前記高温性粉塵中の粗大粉塵を慣性衝突現象により除去するエネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットと、
    前記粗大粉塵が除去された汚染気体中の微細粉塵を除去するための微細粉塵吸着装置と、
    前記微細粉塵吸着装置により微細粉塵が除去された汚染気体中の超微細粉塵を除去するための超微細粉塵除去処理装置とを含む、高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  2. 前記超微細粉塵除去処理装置は、
    高温用中性能吸着フィルタ、電気集塵装置(ESP)、濾過バッグ集塵装置、及び静電サイクロンの1つを含み、
    前記高温用中性能吸着フィルタは汚染気体中の超微細粉塵を除去する、請求項1に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  3. 前記エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットにより取得されるエネルギーを用いるエネルギーリサイクルシステムをさらに含む、請求項1に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  4. 前記エネルギーリサイクルシステムは、
    前記エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットにより供給される温水を収容する温水タンクと、
    前記温水タンクにエネルギーを供給するための補助エネルギーユニットとを含む、請求項3に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  5. 前記微細粉塵吸着装置は、
    前記慣性衝突型粉塵除去ユニットに連結されたチャンバと、
    前記チャンバに連結されたサイクロン捕集装置とを含む、請求項1に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  6. 前記チャンバは、
    第1ダクト及び第2ダクトを備えるハウジングと、
    前記ハウジングの内壁に傾斜して設けられてジグザグ流路を形成する複数の隔壁と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記ジグザグ流路に吸着剤を吐出する吸着剤吐出ユニットとを含む、請求項5に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  7. 前記第1ダクトは、高温汚染気体が流入するダクトであり、前記第2ダクトは、高温性汚染粉塵が除去された浄化空気が流出するダクトである、請求項6に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  8. 前記複数の隔壁は、前記ハウジングの側壁に取り付けられ、水平方向に対して下向きに鋭角に傾斜して設けられる、請求項6に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  9. 前記複数の隔壁は、その断面が弓状であり、
    前記複数の隔壁は、その断面が弓状であることにより、落下する汚染粉塵を下降させる、請求項6に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  10. 前記隔壁の平面に溜まる汚染物質を除去するために、前記ハウジングに衝撃を与える衝撃装置をさらに含む、請求項6に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  11. 前記衝撃装置は、偏心モータを含む、請求項10に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  12. 前記複数の隔壁は、前記ハウジングの底面及び天井面に取り付けられ、ジグザグ形状を有する、請求項6に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  13. 前記高温汚染気体が炭製造時に発生する乾留ガスであり、
    前記エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットに連結設置され、前記乾留ガスを凝縮して木酢液を回収する木酢液回収筒をさらに含む、請求項1に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  14. 前記エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットは、
    前記高温汚染気体の流れに対して所定角度傾斜して形成される第1ブレードと、
    前記第1ブレードから屈折角を有して延長形成される第2ブレードと、
    前記第1ブレードと前記第2ブレードの連結点に形成されるヒートパイプと、
    前記ヒートパイプに設けられ、断面が円弧状である一対の第1遮断ブレードと、
    前記第ブレードの端部に設けられ、断面が円弧状である第2遮断ブレードとをさらに含み、
    前記ヒートパイプ間を通過する高温汚染気体により冷水が温水に変換される、請求項1に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  15. 前記捕集ダクトの後段に設けられ、前記超微細粉塵除去処理装置で除去されていない超微細粉塵を燃焼除去する未燃焼物質再燃焼装置をさらに含む、請求項1に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  16. 前記超微細粉塵除去処理装置に供給される前記高温汚染気体の流量を一定にするためのオープンダンパをさらに含む、請求項1に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  17. 前記オープンダンパを開放するための自己流量調節送風装置をさらに含む、請求項16に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム。
  18. 高温汚染気体の流れに対して所定角度傾斜して形成される第1ブレードと、
    前記第1ブレードから屈折角を有して延長形成される第2ブレードと、
    前記第1ブレードと前記第2ブレードの連結点に形成されるヒートパイプとを含み、
    前記ヒートパイプ間を通過する前記高温汚染気体により、前記ヒートパイプ内に導入される冷水が温水となって排出される、慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去装置。
  19. 前記第1ブレードと前記第2ブレードの連結点に設けられ、断面が円弧状である一対の第1遮断ブレードと、
    前記第ブレードの端部に設けられ、断面が円弧状である第2遮断ブレードとをさらに含む、請求項18に記載の慣性衝突型エネルギー回収及び粉塵除去装置。
  20. エネルギー回収及び慣性衝突型粉塵除去ユニットは、
    前段に設けられている第1慣性衝突装置と、
    後段に設けられている第2慣性衝突装置と、
    前記第1慣性衝突装置と前記第2慣性衝突装置との間に設けられて高温汚染気体を中低温汚染気体に変換するヒートパイプアセンブリと、
    前記ヒートパイプアセンブリを冷却するファンとをさらに含む、請求項1に記載の高温汚染気体中の汚染物質を除去するエネルギー活用型粉塵除去処理システム
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