JP6208966B2 - 香りつきティッシュペーパー包装体 - Google Patents
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Description
[1]香り成分を含む粘着剤からなる香料含有層と、香料含有層の一方の面に隣接し、香り透過性フィルムからなる香り透過性層と、前記香料含有層の他方の面に隣接し、支持能を有する香り非透過性フィルムからなる香り非透過性層を有する積層体からなり、ティッシュペーパーに香りを付与する略矩形状の芳香板が前記香り透過性層側を前記ティッシュペーパーに向けて底部側に挿入された箱型の香りつきティッシュペーパー包装体であって、前記芳香板を挿入する開口部が前記底部に形成されていることを特徴とする香りつきティッシュペーパー包装体。
[2]香り成分を含む粘着剤からなる香料含有層と、香料含有層の一方の面に隣接し、支持能を有する紙からなる香り透過性層と、前記香料含有層の他方の面に隣接し、香り非透過性フィルムからなる香り非透過性層とを有する積層体からなり、ティッシュペーパーに香りを付与する略矩形状の芳香板が前記香り透過性層側を前記ティッシュペーパーに向けて底部側に挿入された箱型の香りつきティッシュペーパー包装体であって、前記芳香板を挿入する開口部が前記底部に形成されていることを特徴とする香りつきティッシュペーパー包装体。
[3]香り成分を含む粘着剤からなる香料含有層と、香料含有層の一方の面に隣接し、支持能を有する紙からなる香り透過性層と、前記香料含有層の他方の面に隣接し、香り透過性フィルムからなる香り透過性層とを有する積層体からなり、ティッシュペーパーに香りを付与する略矩形状の芳香板が底部側に挿入された箱型の香りつきティッシュペーパー包装体であって、前記芳香板を挿入する開口部が前記底部に形成されていることを特徴とする香りつきティッシュペーパー包装体。
[4]前記香り透過性層の厚さは、10μm以上100μm以下であり、前記支持能を有する香り非透過性層の厚さは、200μm以上800μm以下であることを特徴とする[1]記載の香りつきティッシュペーパー包装体。
[5]前記支持能を有する紙からなる香り透過性層の厚さは、200μm以上800μm以下であり、前記香り非透過性フィルムからなる香り非透過性層の厚さは、20μm以上50μm以下であることを特徴とする[2]記載の香りつきティッシュペーパー包装体。
[6]前記支持能を有する紙からなる香り透過性層の厚さは、200μm以上800μm以下であり、前記香り透過性フィルムからなる香り透過性層の厚さは、10μm以上100μm以下であることを特徴とする[3]記載の香りつきティッシュペーパー包装体。
本発明のティッシュペーパー用芳香板(以下、単に芳香板ということもある。)は、香料含有層と、香料含有層に隣接する香り透過性層とを有する積層体からなる。このような本発明のティッシュペーパー用芳香板では、香料含有層からの香料成分の放出が、透過性層により制御されるため、香料成分が徐々に放出される徐放性となり、ティッシュペーパーへの香りの付与が長期間にわたって持続する。香り透過性層は、香料含有層の片面に設けられていてもよく、両面に設けられていてもよい。香り成分を徐放的に放出させるため、香料含有層は露出していないことが好ましく、香り透過性層が香料含有層の片面のみに設けられている場合には、香り透過性層または香り不透過性層を有した支持層が設けられていることが好ましい。香り透過性層が香料含有層の両面に設けられている場合、同種の層が両面に設けられていてもよく、また、異なる種類の香り透過性層が各面にそれぞれ設けられていてもよい。
本発明のティッシュペーパー用芳香板において、香料含有層は、香り成分を含有する層であればよく、香り成分と香り成分を保持しうる基材から構成することができ、特に限定されるものではないが、好ましくは、香り成分を含有する粘着剤からなる層である。
香り成分の使用量は、所望の香りの強さ、適用するティッシュペーパー包装体の容量、香り成分の種類などに応じて香り成分を適宜調整して決定することができる。
本発明のティッシュペーパー用芳香板において、香り透過性層は、香り成分を透過する層である。香り透過性層としては、香り成分を透過する一方、香り成分の透過をある程度抑制するという、香り成分の放出をコントロールする、板状、シート状あるいはフィルム状物であることが好ましい。
香り透過性フィルム層は、前記香料含有層に隣接することにより、香料含有層から香り成分が短時間で飛散してしまうのを防ぎつつ、香り成分を透過し、ティッシュペーパー用芳香板から長時間にわたり香りの放出を持続させる役割を果たすことができる。
本発明のティッシュペーパー用芳香板は、香り非透過性層を有することも好ましい。香り非透過性層としては、香料含有層中に含まれる香り成分を、実質的に透過しない層形成物を特に制限なく用いることができる。
香り透過性層がフィルム状である場合、たとえば厚さが5〜200μm、好ましくは10〜100μm、より好ましくは20〜50μm程度のものを選択して用いることができる。
本発明に係る芳香板は、上述したように、香料含有層と、香り透過性層とを有し、必要に応じてさらに香り非透過性層を有する積層体からなる。
本発明のティッシュペーパー用芳香板は、使用までの間、アルミ蒸着フィルムなどの香り非透過性の素材で包装して保存すると、香り成分の飛散を抑制できるため好ましい。
本発明のティッシュペーパー用芳香板は、香りを有さない従来公知のティッシュペーパー包装体に対して、制限なく用いることができる。ティッシュペーパー包装体とは、ティッシュペーパーが包装された形態のものをいい、たとえば、紙製の箱にティッシュペーパーが収納されたボックスティッシュ、携帯に好適な形状に折りたたまれたティッシュペーパーがフィルム等により包装されたポケットティッシュ、その他の包装を施されたティッシュペーパー等が挙げられる。本発明では、このうち紙箱で包装された形態のボックスティッシュが特に好適である。
厚さ50μmの低密度ポリエチレンフィルムからなる香り透過性フィルム2−1上に、アクリル系粘着剤を29g/m2となるよう塗布、乾燥してアクリル系粘着剤層を形成し、これに香料(ローズ油)をグラビアコーターを用いて11g/m2となるよう塗布・含浸させて香料含有層3を形成し、香り透過性フィルム層2−1と香料含有層3との積層体(i−1)を得た。次いで積層体(i−1)の香料含有層3上に、支持能を有する香り非透過性層4として、厚さ400μmのポリエチレンテレフタレート板を乗せ、ラミネート機を用いて、速度15m/min、圧力1kg/cm2の条件でプレスして、3層構造の積層体(ii−1)を得た。
厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートからなる香り非透過性フィルム4上に、アクリル系粘着剤を29g/m2となるよう塗布、乾燥してアクリル系粘着剤層を形成し、これに香料(ローズ油)をグラビアコーターを用いて11g/m2となるよう塗布・含浸させて香料含有層3を形成し、香り非透過性フィルム層4と香料含有層3との積層体(i−2)を得た。積層体(i−2)の香料含有層3上に、支持能を有する香り透過性層2−2として、厚み750μmの紙を乗せ、ラミネート機を用いて、速度15m/min、圧力1kg/cm2の条件でプレスして、3層構造の積層体(ii−2)を得た。
厚さ50μmの低密度ポリエチレンフィルムからなる香り透過性フィルム2−1上に、アクリル系粘着剤を29g/m2となるよう塗布、乾燥してアクリル系粘着剤層を形成し、これに香料(ローズ油)をグラビアコーターを用いて11g/m2となるよう塗布・含浸させて香料含有層3を形成し、香り透過性フィルム層2−1と香料含有層3との積層体(i−3)を得た。次いで積層体(i−3)の香料含有層3上に、支持能を有する香り透過性層2−2として、厚み750μmの紙を乗せ、ラミネート機を用いて、速度15m/min、圧力1kg/cm2の条件でプレスして、3層構造の積層体(ii−3)を得た。
厚さ50μmの低密度ポリエチレンフィルムである香り透過性フィルム2−1上に、アクリル系粘着剤を29g/m2となるよう塗布、乾燥してアクリル系粘着剤層を形成し、これに香料(ローズ油)をグラビアコーターを用いて11g/m2となるよう塗布・含浸させて香料含有層3を形成し、香り透過性フィルム層2−1と香料含有層3との積層体(i−4)を得た。この積層体(i−4)は2枚製造した。次いで、支持能を有する香り透過性層2−2として、厚み750μmの紙を、香料含有層3が香り透過性層2−2側となるように、2枚の積層体(i−4)で挟み、ラミネート機を用いて、速度15m/min、圧力1kg/cm2の条件でプレスして、5層構造の積層体(ii−4)を得た。
実施例4において、厚み750μmの紙(透過性層2−2)を用いる代わりに、支持能を有する香り非透過性層4として、厚さ400μmのポリエチレンテレフタレート板を用いたことのほかは、実施例4と同様にして5層構造の積層体を製造し、これを幅1.5cm、長さ13.6cmにカットして、図6に示す略矩形状のティッシュペーパー用芳香板1Eを得た。
2−1 香り透過性層(PEフィルム)
2−2 香り透過性層(紙)
3 香料含有層
4 香り非透過性層(PET)
a ボックスティッシュの箱体(底面)
b 開口部
Claims (6)
- 香り成分を含む粘着剤からなる香料含有層と、
香料含有層の一方の面に隣接し、香り透過性フィルムからなる香り透過性層と、
前記香料含有層の他方の面に隣接し、支持能を有する香り非透過性フィルムからなる香り非透過性層と
を有する積層体からなり、ティッシュペーパーに香りを付与する略矩形状の芳香板が前記香り透過性層側を前記ティッシュペーパーに向けて底部側に挿入された箱型の香りつきティッシュペーパー包装体であって、
前記芳香板を挿入する開口部が前記底部に形成されていることを特徴とする香りつきティッシュペーパー包装体。 - 香り成分を含む粘着剤からなる香料含有層と、
香料含有層の一方の面に隣接し、支持能を有する紙からなる香り透過性層と、
前記香料含有層の他方の面に隣接し、香り非透過性フィルムからなる香り非透過性層と
を有する積層体からなり、ティッシュペーパーに香りを付与する略矩形状の芳香板が前記香り透過性層側を前記ティッシュペーパーに向けて底部側に挿入された箱型の香りつきティッシュペーパー包装体であって、
前記芳香板を挿入する開口部が前記底部に形成されていることを特徴とする香りつきティッシュペーパー包装体。 - 香り成分を含む粘着剤からなる香料含有層と、
香料含有層の一方の面に隣接し、支持能を有する紙からなる香り透過性層と、
前記香料含有層の他方の面に隣接し、香り透過性フィルムからなる香り透過性層と
を有する積層体からなり、ティッシュペーパーに香りを付与する略矩形状の芳香板が底部側に挿入された箱型の香りつきティッシュペーパー包装体であって、
前記芳香板を挿入する開口部が前記底部に形成されていることを特徴とする香りつきティッシュペーパー包装体。 - 前記香り透過性層の厚さは、10μm以上100μm以下であり、前記支持能を有する香り非透過性層の厚さは、200μm以上800μm以下であることを特徴とする請求項1記載の香りつきティッシュペーパー包装体。
- 前記支持能を有する紙からなる香り透過性層の厚さは、200μm以上800μm以下であり、前記香り非透過性フィルムからなる香り非透過性層の厚さは、20μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項2記載の香りつきティッシュペーパー包装体。
- 前記支持能を有する紙からなる香り透過性層の厚さは、200μm以上800μm以下であり、前記香り透過性フィルムからなる香り透過性層の厚さは、10μm以上100μm以下であることを特徴とする請求項3記載の香りつきティッシュペーパー包装体。
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