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JP6220197B2 - ロボット - Google Patents
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Description

本発明は、ロボットに関し、特に、内部に設けられた駆動部で発生するパーティクルの外部への流出を防止する防塵機構を備えるロボットに関する。
従来から基板を搬送する基板搬送ロボット装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
この基板搬送ロボット装置は、垂直方向に延びる開口を有する中空の垂直ハウジングと、垂直ハウジングの内部に収容された垂直軸移動機構と、垂直軸移動機構によって垂直方向に往復移動する水平ハウジングと、水平ハウジングの上方のシールドフィルムと、垂直ハウジングの下方のシールドフィルムを有する。水平ハウジングは、垂直軸移動機構と連結され、開口を貫通する中空支柱を有する。そして、上方のシールドフィルムは、固定端が支持体に固定され、動滑車で折り返し、且つ固定プーリーを経由して、中空支柱の上端面に結合されている。また、下方のシールドフィルムは、固定端が支持体に固定され、動滑車で折り返し、且つ固定プーリーを経由して、中空支柱の下端面に結合されている。そして、上方のシールドフィルムの動滑車と下方のシールドフィルムの動滑車とは、上方のシールドフィルムと下方のシールドフィルムとに一定の張力がかかるように連結されている。これによって、垂直軸移動機構が駆動されて水平ハウジングが垂直ストローク内のいかなる位置に移動しても、垂直ハウジングの開口は、中空支柱、上方のシールドフィルム及び下方のシールドフィルムによって常時覆われた状態を保つことができるようになっている。
特開平10−157847号公報
特許文献1に記載の基板搬送ロボット装置は、垂直ハウジングの開口がシールドフィルムによって覆われているので、一定の防塵効果を奏する。しかし、その防塵効果は未だ不十分であった。また、ハウジングの外部空間の気体に腐食性ガスが含まれている場合、垂直ハウジング内に腐食性ガスが流入することによって、垂直軸移動機構が腐食されてしまい、基板搬送ロボット装置の寿命を縮めてしまうことがあった。
これらの課題は、基板搬送ロボットに限らず、防塵機能を要求されるロボットに共通する課題である。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、駆動機構で発生するパーティクルに対する防塵効果を従来技術に比べて向上させることが可能なロボットを提供することを第1の目的とする。
また、内部に外部から腐食性ガスが流入することによる駆動機構の腐食を防止することが可能なロボットを提供することを第2の目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のある態様に係るロボットは、ある方向に延在して、その延在方向に第1端および第2端を有する開口が形成された筐体と、前記開口を通って前記筐体の内部及び外部に延在し、該筐体の外部に延在する部分にハンドが設けられた移動体と、前記筐体に収容され、前記移動体の前記筐体の内部に延在する内在部に作用して当該移動体を前記開口の延在方向に移動させる駆動機構と、前記筐体内部に収容されたシールベルトと、を備え、前記シールベルトは、前記開口の法線方向から見て、両側縁が前記開口の両側縁の外側に位置するように該開口の延在方向にそれぞれ延在する内側ベルト区間及び外側ベルト区間を含み、前記内側ベルト区間が、前記筐体の内部において、前記移動体の内在部の前記第1端側部分に一端が保持され、該一端を除く前記内側ベルト区間が前記移動体の内在部の前記第1端側部分から前記開口に沿って前記移動体の内在部よりも前記第1端側の第1空間位置に延び、且つ前記第1空間位置から途中で反転するようにして前記移動体の内在部よりも前記第2端側の第2空間位置まで延び、且つ前記第2空間位置から前記開口に沿って延びて、前記移動体の内在部の前記第2端側部分に他端が保持されるように構成されるとともに前記移動体の移動に伴って周回するように構成され、前記外側ベルト区間が第1部分と第2部分とを含み前記第1部分が、前記内側ベルト区間と前記開口との間において、前記移動体の内在部の前記第1端側部分に一端が保持され、該一端を除く前記第1部分が前記移動体の内在部の前記第1端側部分から前記開口に沿って前記第1端を越える第3空間位置まで延びて該第3空間位置で保持され、前記第2部分が、前記内側ベルト区間と前記開口との間において、前記移動体の内在部の前記第2端側部分に一端が保持され、該一端を除く前記第2部分が前記移動体の内在部の前記第2端側部分から前記開口に沿って前記第2端を越える第4空間位置まで延びて該第4空間位置で保持され、且つ前記移動体の移動に伴って前記第1部分の長さ及び前記第2部分の長さが一方の減少分だけ他方が増加するようにして変化するように構成され、前記駆動機構が、前記内側ベルト区間で囲まれた空間に位置している。
この構成によれば、内側ベルト区間で囲まれた空間に位置する駆動機構に対し、筐体に形成された開口を外側ベルト区間と内側バルト区間とが2重に覆うので、当該駆動機構で発生するパーティクルが筐体の外部空間に流出することを防ぐ効果(防塵効果)を従来技術に比べて向上させることができる。
前記移動体の内在部の前記第1端側部分に、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するように前記移動体に取り付けられた第1移動ローラと、前記移動体の内在部の前記第2端側部分に、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するように前記移動体に取り付けられた第2移動ローラと、前記第1空間位置に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第1固定ローラと、前記第2空間位置に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第2固定ローラと、を備え、前記内側ベルト区間の前記一端と前記外側ベルト区間の第1部分の前記一端とが連続していて、当該連続する部分が前記第1移動ローラに巻き掛けられて前記移動体の内在部の前記第1端側部分に保持されており、前記外側ベルト区間の前記一端を除く前記第1部分が前記第1移動ローラから前記第3空間位置まで延びて該第3空間位置で前記筐体に固定されており、前記内側ベルト区間の前記他端と前記外側ベルト区間の第2部分の前記一端とが連続していて、当該連続する部分が前記第2移動ローラに巻き掛けられて前記移動体の内在部の前記第2端側部分に保持されており、前記外側ベルト区間の前記一端を除く前記第2部分が前記第2移動ローラから前記第4空間位置まで延びて該第4空間位置で前記筐体に固定されており、前記内側ベルト区間の前記一端と前記他端との間の部分が、前記第1固定ローラと前記第2固定ローラとに巻き掛けられるととともに前記第1固定ローラと前記第2固定ローラとの間において該内側ベルト区間を途中で反転させるためのローラに巻き掛けられていてもよい。
この構成によれば、移動体の移動に伴って、シールベルトの外側ベルト区間と筐体とが擦れ合うことに起因する、パーティクルの発生を防ぐことができる。
前記第1空間位置に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第3固定ローラと、前記第2空間位置に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第4固定ローラと、前記筐体内部の前記第1端及び前記第3固定ローラの外側に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第5固定ローラと、前記筐体内部の前記第2端及び前記第4固定ローラの外側に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第6固定ローラと、を備え、前記内側ベルト区間の前記一端が前記移動体の内在部の前記第1端側部分に固定されるとともに該内側ベルト区間の前記他端が前記移動体の内在部の前記第2端側部分に固定されており、前記内側ベルト区間の前記一端と前記他端との間の部分が、前記第3固定ローラと前記第4固定ローラとに巻き掛けられるととともに前記第3固定ローラと前記第4固定ローラとの間において該内側ベルト区間を途中で反転させるためのローラに巻き掛けられており、前記外側ベルト区間の前記第1部分の前記一端が前記移動体の内在部の前記第1端側部分に固定されるとともに該外側ベルト区間の前記第2部分の前記一端が前記移動体の内在部の前記第2端側部分に固定されており、前記外側ベルト区間において、前記一端を除く前記第1部分が前記保持される部分の先まで延在するとともに前記一端を除く前記第2部分が前記保持される部分の先まで延在していて、該第1部分の前記他端と該第2部分の前記他端とが連続しており、前記第1部分の前記一端と前記第2部分の前記一端との間の部分が、前記内側ベルト区間と前記筐体との間に位置するようにして、前記第5固定ローラと前記第6固定ローラとに巻き掛けられるととともに前記第5固定ローラと前記第6固定ローラとの間において該外側ベルト区間を途中で反転させるためのローラに巻き掛けられており、前記内側ベルト区間及び前記外側ベルト区間が、それぞれ別個に、内側ベルト及び外側ベルトを構成していてもよい。
前記内側ベルト区間の前記一端から第1空間位置に向かって延びる部分の前記駆動機構側と、前記内側ベルト区間の前記他端から第2空間位置に向かって延びる部分の前記駆動機構側とに沿って延在するように配設された隔壁を更に備えていてもよい。
この構成によれば、内側ベルト区間と駆動機構との間に存在する隔壁によって、内側ベルト区間で囲まれた空間に位置する駆動機構で発生するパーティクルが筐体の外部空間に流出することを更に効果的に防ぐことができる。
前記外側ベルト区間と前記内側ベルト区間との間の緩衝空間の気体を吸気する吸気機構を更に備えていてもよい。
この構成によれば、外側ベルト区間と内側ベルト区間との間の緩衝空間の気体を吸気機構が吸気するので、筐体の外部空間の気体が内側ベルト区間で囲まれた空間に流入することを効果的に防ぐことができる。その結果、筐体の外部空間の気体に腐食性ガスが含まれている場合、この気体が内側ベルト区間で囲まれた空間に流入することによって駆動機構が腐食性ガスによって腐食されてしまうことを防ぐことができる。また、内側ベルト区間で囲まれた空間の気体が筐体の外部空間に流出することを防ぐことができるので、内側ベルト区間で囲まれた空間の気体に含まれる駆動機構で発生するパーティクルが、筐体の外部空間に流出し、製品の歩留まりが低下することをより効果的に防ぐことができる。
本発明は、ロボットにおいて、駆動機構で発生するパーティクルに対する防塵効果を従来技術に比べて向上させることができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1に係るロボットの構成例を示す一部破断斜視図である。 図1のロボットの構成例を示す縦断面図である。 図2のA−A断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係るロボットの構成例を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るロボット100の構成例を示す一部破断斜視図である。図2は、ロボット100の構成例を示す縦断面図である。図3は、図2A−A断面図である。
ロボット100は、例えば基板に熱処理、不純物導入処理、薄膜形成処理、リソグラフィー処理、洗浄処理及び平坦化処理等の各種プロセス処理を施すための設備において基板の搬送に用いられるロボットである。なお、ロボット100は、基板搬送ロボットに限定されず、内部に設けられた駆動部で発生するパーティクルの外部への流出を防止する防塵機構を備えるロボットであればよい。また、基板は、例えば半導体ウェハ、ガラスウェハ等であり、半導体ウェハとして、シリコンウェハ、サファイヤ(単結晶アルミナ)ウェハ、その他の各種のウェハが例示される。そして、図1及び図2に示すように、ロボット100は、筐体1と、移動体2と、駆動機構3と、シールベルト4と、筐体1に固定された複数の固定ローラと、ハンド6と、制御部9を備える。
筐体1は、箱体である。そして、筐体1には、ある方向に延在して、その延在方向に第1端および第2端を有する開口10が形成されている。
本実施の形態において例示する形態において、筐体1は、図2に示すように、垂直方向に延在する中空の直方体であり、正面壁11と、正面壁11に対峙する背面壁12と、正面壁11及び背面壁12の両側縁を連結する一対の側壁13と、正面壁11及び背面壁12の上縁を連結する上壁14と、正面壁11及び背面壁12の下縁を連結する底壁15と、を有する。そして、正面壁11に垂直方向に一直線に延在する矩形の開口10が形成されている。そして、開口10の上端10aが上記第1端を構成し、開口10の下端10bが上記第2端を構成する。また、背面壁12は、筐体1の内部と外部とが連通するように形成された貫通孔である排気口16を有する。
移動体2は、開口10を通って筐体1の内部及び外部に延在している。そして、筐体1の外部に延在する部分にハンド6が設けられている。ハンド6は、周知のロボットハンドによって構成されるので、その説明を省略する。
本実施の形態において例示する形態において、移動体2は、移動台21と、第1移動ローラ22と、第2移動ローラ23と、を含む。移動台21は、筐体1の内部及び外部に延在に延在し、開口10よりも筐体1の内部側において延在している部分が移動台21の内在部21aを構成し、開口10よりも筐体1の外部側において延在している部分が移動台21の外在部21bを構成する。ハンド6は、外在部21bに設けられている。第1移動ローラ22は、開口10の幅方向に延在する円柱体であり、移動台21の内在部21aの開口10近傍の上方(移動体2の内在部21aの第1端側部分)に位置するように移動台21に取り付けられている。そして、第1移動ローラ22は、両端が移動台21に対して回転可能に支持され、開口10の幅方向に延在する回転軸周りに回転するように取り付けられている。第2移動ローラ23は、開口10の幅方向に延在する円柱体であり、移動台21の内在部21aの開口10近傍の下方(移動体2の内在部21aの第2端側部分)に位置するように移動台21に取り付けられている。そして、第2移動ローラ23は、両端が回転可能に支持され、開口10の幅方向に延在する回転軸周りに回転するように取り付けられている。
駆動機構3は、筐体1に収容されており、移動体2の移動台21の内在部21aに作用して移動体2を開口10の延在方向、すなわち垂直方向に移動させる機構である。また、駆動機構3は、シールベルト4の後述する内側ベルト区間41で囲まれた内部空間S1に位置している。
本実施の形態において例示する形態において、駆動機構3は、周知のボールねじ機構であり、垂直方向に延在する回転軸周りに回転するボールねじ31と、ボールねじ31に螺合するスライダ32と、ボールねじ31と平行に延在し、移動台21がボールねじ31と共に共回りすることを阻止し、スライダ32の延在方向に案内するガイドレール33と、ボールねじ31の下端に設けられた歯車34を介してボールねじ31を回転させるサーボモータ35と、を含む。ボールねじ31は、図示しない軸受けを介して筐体1に取り付けられている。ガイドレール33は、両端が図示しない支持体を介して筐体1に固定されている。サーボモータ35は、筐体1に固定されている。スライダ32には、移動台21の内在部21aが固定されている。そして、ボールねじ31の回転によって、スライダ32は、所定のストローク範囲に亘って、ガイドレール33に案内されて、ボールねじ31の回転軸方向(垂直方向)に移動し、これによって、移動体2は、所定のストローク範囲に亘って筐体1に対して垂直方向に移動するように構成されている。サーボモータ35の回転は、制御部9によって制御される。
なお、駆動機構3は、ボールねじ機構に限られるものでは無く、これに代えて、例えば、ラック・アンド・ピニオン機構、リニアモータ機構を適用することができる。
シールベルト4は、筐体1に収容されている。そして、シールベルト4は、開口10の法線方向から見て、両側縁が開口10の両側縁の外側に位置するように開口10の延在方向に延在する内側ベルト区間41と外側ベルト区間42を含む。
内側ベルト区間41は、筐体1の内部において、一端41aが移動台21の内在部21aの開口10近傍の上面(移動体2の内在部21aの第1端側部分)に保持されている。そして、内側ベルト区間41のその他の部分が移動台21の内在部21aの開口10近傍の上面から開口10に沿って移動台21の内在部21aよりも開口10の上端10a側の第1空間位置P1に延びている。この移動台21の内在部21aの開口10近傍の上面から第1空間位置P1に延びている部分が、シールベルト4の内側上部シール区間45を構成している。そして、内側ベルト区間41は、第1空間位置P1から途中で反転するようにして移動台21の内在部21aよりも開口10の下端10b側の第2空間位置P2まで延びている。そして、内側ベルト区間41は、第2空間位置P2から開口10に沿って延びている。そして、内側ベルト区間41の他端41bは、移動台21の内在部21aの開口10近傍の下面(移動体2の内在部21aの第2端側部分)に保持されるように構成されている。第2空間位置P2から移動台21の内在部21aの開口10近傍の下面に延びている部分が、シールベルト4の内側下部シール区間46を構成している。そして、内側ベルト区間41は、移動体2の移動に伴って周回するように構成されている。
外側ベルト区間42は、第1部分43と第2部分44とを含む。第1部分43は、一端43aが内側ベルト区間41と開口10との間において、移動台21の内在部21aの開口10近傍の上面(移動体2の内在部21aの第1端側部分)に保持され、その他の部分が移動台21の内在部21aの開口10近傍の上面から開口10に沿って上端10aを越える第3空間位置P3まで延びている。この移動台21の内在部21aの開口10近傍の上面から第3空間位置P3まで延びている部分がシールベルト4の外側上部シール区間47を構成している。そして、第3空間位置P3で第1部分43の他端43bが保持されている。第2部分44は、一端44aが内側ベルト区間41と開口10との間において、移動台21の内在部21aの開口10近傍の下面(移動体2の内在部21aの第2端側部分)に保持され、その他の部分が移動台21の内在部21aの開口10近傍の下面から開口10に沿って下端10bを越える第4空間位置P4まで延びている。この移動台21の内在部21aの開口10近傍の下面から第4空間位置P4まで延びている部分がシールベルト4の外側下部シール区間48を構成している。そして、第4空間位置P4で第2部分44の他端44bが保持されている。そして、第1部分43及び第2部分44は、移動体2の移動に伴って第1部分43の長さ及び第2部分44の長さが一方の減少分だけ他方が増加するようにして変化するように構成されている。
本実施の形態において例示する形態において、シールベルト4は、伸縮性を実質的に有しない1本の帯状体によって構成されている。そして、シールベルト4の内側ベルト区間41の一端41aと外側ベルト区間42の第1部分43の一端43aとは連続している。そして、この連続する部分が第1移動ローラ22に巻き掛けられて移動体2に保持されている。そして、外側ベルト区間42の第1部分43の上記その他の部分が第1移動ローラ22から第3空間位置P3まで延びて、第3空間位置P3で筐体1に固定されている。
また、シールベルト4の内側ベルト区間41の他端41bと外側ベルト区間42の第2部分44の一端44aとは連続している。そして、この連続する部分が第2移動ローラ23に巻き掛けられて移動体2に保持されている。そして、外側ベルト区間42の第2部分44の上記その他の部分が第2移動ローラ23から第4空間位置P4まで延びて、第4空間位置P4で筐体1に固定されている。
そして、外側ベルト区間42の第1部分43及び第2部分44の上記その他の部分の両側縁は、筐体1の正面壁11に当接するように設けられている。これによって、開口10とシールベルト4との間に間隙が生じることを防ぐことができ、筐体1の内部空間の雰囲気と、筐体1の外部空間の雰囲気とを効果的に隔離することができる。
そして、内側ベルト区間41の一端41aと他端41bとの間の部分が、筐体1に固定された複数の固定ローラ(後述する第1固定ローラ51、第2固定ローラ52、第1反転ローラ53及び第2反転ローラ54)に巻き掛けられている。
この複数の固定ローラは、第1固定ローラ51、第2固定ローラ52、第1反転ローラ53、及び第2反転ローラ54で構成されている。第1固定ローラ51、第2固定ローラ52、第1反転ローラ53、及び第2反転ローラ54は、開口10の幅方向に延在する円柱体であり、両端が図示しない支持体を介して筐体1に対して回転可能に支持され、開口10の幅方向に延在する回転軸周りに回転するように筐体1に固定されている。なお、第1固定ローラ51、第2固定ローラ52、第1反転ローラ53、及び第2反転ローラ54は、筐体1に直接的に取り付けられて固定されていてもよい。第1固定ローラ51は、第1空間位置P1に位置している。第2固定ローラ52は、第2空間位置P2に位置している。第1反転ローラ53は、第1固定ローラ51と背面壁12との間に位置している。第2反転ローラ54は、第2固定ローラ52と背面壁12との間に位置している。第1反転ローラ53及び第2反転ローラ54は、シールベルト4の延在方向における第1固定ローラ51と第2固定ローラ52との間において内側ベルト区間41を途中で反転させるためのローラを構成する。そして、シールベルト4の内側ベルト区間41は、一端41aから他端41bに向かう方向において、第1固定ローラ51、第1反転ローラ53、第2反転ローラ54、及び第2固定ローラ52にこの順で巻き掛けられている。
そして、上述の通り、駆動機構3は、シールベルト4の内側ベルト区間41で囲まれた内部空間S1に位置しており、筐体1及び外側ベルト区間42と内側ベルト区間41との間には緩衝空間S2が形成されている。よって、底壁15に形成されている排気口16は、筐体の外部空間S3と緩衝空間S2とを接続している。
また、本実施の形態において例示する形態において、ロボット100は、一対の隔壁7及び排気機構(吸気機構)8を更に備える。
図2に示すように、一対の隔壁7は、内側ベルト区間41の一端41aから第1空間位置P1に向かって延びる部分の駆動機構3側と、内側ベルト区間41の他端41bから第2空間位置P2に向かって延びる部分の駆動機構3側とに沿って延在するように配設されている。すなわち、一対の隔壁7は、図2及び図3に示すように、内部空間S1と緩衝空間S2との境界に位置するように構成され、一対の隔壁7は、シールベルト4の内側上部シール区間45及び内側下部シール区間46と駆動機構3との間に配設されている。また、一対の隔壁7は、内側上部シール区間45及び内側下部シール区間46に沿って延在するように配設されている。そして、一対の隔壁7の外側側縁部7aは、一対の側壁13の内面に取り付けられ、開口10の幅方向に延びている。そして、一対の隔壁7の内側側縁部7bは、開口10の法線方向から見て、内側ベルト区間41の上記内側上部シール区間45,内側下部シール区間46の側縁よりも内側に位置するように構成されている。そして、一対の隔壁7の内側側縁部7bの間を移動台21の内在部21aが垂直方向に移動する。これによって、内部空間S1の雰囲気と緩衝空間S2の雰囲気とを隔離することができ、内部空間S1に位置する駆動機構3で発生するパーティクルが筐体1の外部空間に流出することを防ぐ効果を更に向上させることができる。
排気機構8は、緩衝空間S2の気体を吸気する機構である。本実施の形態において例示する形態において、排気機構8は、例えば、ファン又はブロワ等の送風機、排気ポンプ等で構成され、吸入口81と吐出口82とを有する。吸込口81は吸気口16と接続されている。また、吐出口82は、排気ダクト110に接続されている。そして、排気機構8は、その駆動によって、吸気口16を介して緩衝空間S2の気体を吸い込み、この気体を吐出口82から排気ダクト110に排出する。これによって、内部空間S1の気圧に対して緩衝空間S2の気圧が負圧となるために、内部空間S1の気体は、緩衝空間S2に流出する。排気機構8の駆動によって、外部空間S3の気圧に対しても緩衝空間S2の気圧が負圧になるために、緩衝空間S2に流出した内部空間S1の気体は、開口10を通って外部空間S1に実質的に流出することなく、排気口16を通って、排気ダクト110に排出される。このように、内部空間S1の気体が外部空間S3に流出することを防ぐことができるので、内部空間S1の気体に含まれる駆動機構3から生じるパーティクルが、外部空間S3に流出し、製品の歩留まりが低下することをより効果的に防ぐことができる。
また、上述の通り、排気機構8の駆動によって外部空間S3の気圧に対して緩衝空間S2の気圧が負圧になるため、正面壁11と当接しているシールベルト4は、若干筐体1の内部に膨らみ、この結果、正面壁11とシールベルト4との間には、間隙が形成される。そして、外部空間S1の気体はこの間隙を介して緩衝空間S2に流入する。しかし、上述の通り、内部空間S1の気圧に対して緩衝空間S2の気圧は負圧になっているので、緩衝空間S2に流入した外部空間S3の気体は、緩衝空間S2から内部空間S1に実質的に流入することなく、排気口16を通って、排気ダクト110に排出される。このように、外部空間S3の気体が内部空間S1に流入することを効果的に防ぐことができるので、外部空間S3の気体に腐食性ガスが含まれている場合、この気体が内部空間S1に流入することによって駆動機構3が腐食性ガスによって腐食されてしまうことを防ぐことができる。
[動作例]
次に、ロボット100の動作例を説明する。
制御部9が、駆動機構3を駆動し、移動体2を上方に移動させると、図2に示すように、内側ベルト区間41の内側下部シール区間46にこの区間が第2移動ローラ23に近づく方向に張力が生じ、シールベルト4の内側ベルト区間41は、移動体2の移動に伴って、第1移動ローラ22から第2移動ローラ23に向かう方向(図2における時計回り方向)に移動するように周回する。そして、外側ベルト区間42の第1部分43から内側ベルト区間41の内側上部シール区間45にシールベルト4が引き込まれ、外側ベルト区間42の第1部分43の一端43aが上方に移動する。これにより、第1部分43の長さが減少する。また、内側ベルト区間41の内側下部シール区間46から外側ベルト区間42の第2部分44にシールベルト4が繰り出され、外側ベルト区間42の第2部分44の一端44aが上方に移動する。これにより、第2部分44の長さが第1部分43の減少分だけ増加する。したがって、移動体2が移動しても、外側ベルト区間42全体の長さ及び延在位置は変化せず、移動体2の移動によって、開口10の上端10aと移動体2との間及び下端10bと移動体2との間に隙間が生じないようになっている。これによって、外部空間S3の雰囲気と内部空間S1の雰囲気とを隔離することができる。特に、外部空間S3と内部空間S1との間には、外側上部シール区間47及び内側上部シール区間45、並びに外側下部シール区間48及び内側下部シール区間46が位置しているので、外部空間S3の雰囲気と内部空間S1の雰囲気とを効果的に隔離することができる。そして、外側ベルト区間42の第1部分43が内側ベルト区間41に引き込まれるときは、第3空間位置P3でシールベルト4の外側ベルト区間42の第1部分43の他端43bが保持されているので、シールベルト4の第1部分43は、筐体1の正面壁11に対して相対的に移動せず、その第1部分43の両側縁と筐体1の正面壁11とが擦れ合わないようになっている。また、内側ベルト区間41の内側下部シール区間46が外側ベルト区間42の第2部分44に繰り出されるときも、第4空間位置P4でシールベルト4の外側ベルト区間42の第2部分44の他端44bが保持されているので、シールベルト4の第2部分44は、筐体1の正面壁11に対して相対的に移動せず、その第2部分44の両側縁と筐体1の正面壁11とが擦れ合わないようになっている。したがって、移動体2の移動に伴って、シールベルト4の外側ベルト区間42と筐体1とが擦れ合うことに起因する、パーティクルの発生を防ぐことができる。
以上に説明したように、本発明のロボット100は、制御部9が駆動機構3を駆動し移動体2を移動させると、移動体2の移動に伴って、内側ベルト区間41が周回するとともに内側ベルト区間41の第1部分43の一端43a及び第2部分44の一端44aが移動体2の移動方向に移動する。したがって、移動体2の移動によって、開口10の上端10aと移動体2との間及び下端10bと移動体2との間に隙間が生じないようになっており、筐体1に形成された開口10を外側ベルト区間42及び内側ベルト区間41が2重に覆った状態を保つようになっている。これによって、外部空間S3の雰囲気と内部空間S1の雰囲気とを隔離することができ、内部空間S3において駆動機構3から発生するパーティクルが外部空間S1に流出することを防ぐ効果(防塵効果)を従来技術に比べて向上させることができる。また、内側ベルト区間41と外側ベルト区間42との間の緩衝空間S2の気体を排気機構8が吸気するので、筐体1の外部空間S3の気体が内部空間S1に流入することを効果的に防ぐことができる。その結果、外部空間S1の気体に腐食性ガスが含まれている場合、この腐食性ガスが内部空間S1に流入することを効果的に防ぐことができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係るロボット200の構成例を示す縦断面図である。
図4に示すように、ロボット200は、筐体201と、移動体202と、駆動機構3と、シールベルト204と、筐体1に固定された複数の固定ローラと、ハンド6と、制御部9を備える。
以下、上記実施の形態1と本実施の形態との相違点を中心に説明する。
駆動機構3、ハンド6及び制御部9については、上記実施の形態1と同様の構成であるので、その説明を省略する。
筐体201は、一方の側壁13に形成された筐体1の内部の緩衝空間S2と外部空間S3とが連通するように形成された貫通孔である排気口216を有する。その他の筐体201の構成は、上記実施の形態1の筐体1と同様であるので、その説明を省略する。
移動体202は、本実施の形態において例示する形態において、移動台21を含むが、上記実施の形態1における第1移動ローラ22及び第2移動ローラ23に相当する部材は設けられていない。その他の移動体202の構成は、上記実施の形態1の移動体2と同様であるので、その説明を省略する。
本実施の形態において例示する形態において、シールベルト204は、伸縮性を実質的に有しない帯状体である内側ベルト241及び外側ベルト242を有する。外側ベルト242は、内側ベルト241と筐体1の開口10との間に位置するように配設されている。内側ベルト241は、内側ベルト区間を構成し、外側ベルト242は、外側ベルト区間を構成する。このように、内側ベルト区間と外側ベルト区間とは、それぞれ別個のベルトで構成されている。
内側ベルト241の一端241aは、移動体202の内在部21aの開口10近傍の上面に固定されている。また、内側ベルト241の他端241bは、移動体202の内在部21aの開口10近傍の下面に固定されている。そして、内側ベルト241の一端241aと他端241bとの間の部分は、筐体1に固定された複数の固定ローラ(後述する第3固定ローラ251、第4固定ローラ252、第3反転ローラ255及び第4反転ローラ256)に巻き掛けられている。
外側ベルト242は、第1部分43と第2部分44とを含む。第1部分43の一端43aは、移動体202の内在部21aの開口10近傍の上面であって、内側ベルト241の一端241aが固定されている部分と10との間の部分に固定されている。また、外側ベルト242の第2部分44の一端44aは、移動体202の内在部21aの開口10近傍の下面であって、内側ベルト241の他端241bが固定されている部分と10との間の部分に固定されている。
そして、第1部分43のその他の部分は、移動台21の内在部21aの開口10近傍の上面から開口10に沿って上端10aを越える第3空間位置P3に延び、更に第3空間位置P3の先まで延在している。また、第2部分44のその他の部分は、移動台21の内在部21aの開口10近傍の下面から開口10に沿って下端10bを越える第4空間位置P4に延び、更に第4空間位置P4の先まで延在している。そして、第1部分43の他端と第2部分44の他端とは連続している。そして、外側ベルト242の第1部分43の一端43aと第2部分44の一端44aとの間の部分は、筐体1に固定された複数の固定ローラ(後述する第5固定ローラ253、第6固定ローラ254、第5反転ローラ257、第6反転ローラ258)に巻き掛けられている。
そして、外側ベルト242は、第1部分43及び第2部分44の開口10に沿って延びる部分と、筐体1の正面壁11との間には間隙が形成されるように配設されている。これによって、第1部分43及び第2部分44の開口10に沿って延びる部分と、筐体1の正面壁11とが擦れ合ってパーティクルが発生し、製品の歩留まりを低下させてしまうことを防止することができる。
また、ロボット200は、第3固定ローラ251、第4固定ローラ252、第5固定ローラ253、第6固定ローラ254、第3反転ローラ255、第4反転ローラ256、第5反転ローラ257、及び第6反転ローラ258を備える。
第3固定ローラ251、第4固定ローラ252、第5固定ローラ253、第6固定ローラ254、第3反転ローラ255、第4反転ローラ256、第5反転ローラ257、及び第6反転ローラ258は、開口10の幅方向に延在する円柱体であり、両端が図示しない支持体を介して筐体1に対して回転可能に支持され、開口10の幅方向に延在する回転軸周りに回転するように筐体1に固定されている。なお、これら第3乃至第10の固定ローラは、筐体1に直接的に取り付けられて固定されていてもよい。
第3固定ローラ251は、第1空間位置P1に位置する。第4固定ローラ252は、第2空間位置P2に位置する。第3反転ローラ255は、第3固定ローラ251と背面壁12との間に位置している。第4反転ローラ256は、第4固定ローラ252と背面壁12との間に位置している。第3反転ローラ255及び第4反転ローラ256は、内側ベルト241の延在方向における第1固定ローラ51と第2固定ローラ52との間において内側ベルト241を途中で反転させるためのローラを構成している。
そして、内側ベルト241は、一端241aから他端241bに向かう方向において、第3固定ローラ251、第3反転ローラ255、第4反転ローラ256、及び第4固定ローラ252にこの順で巻き掛けられている。
第5固定ローラ253は、筐体1内部の開口10の上端10a及び第3固定ローラ251の外側に位置する。この位置は、上記実施の形態1の第3空間位置P3を構成する。第6固定ローラ254は、筐体1内部の開口10の下端10b及び第4固定ローラ252の外側に位置する。この位置は、上記実施の形態1の第4空間位置P4を構成する。
そして、第5反転ローラ257は、第5固定ローラ253と背面壁12との間であって、第3反転ローラ255の外側に位置している。第6反転ローラ258は、第6固定ローラ254と背面壁12との間であって、第4反転ローラ256の外側に位置している。第5反転ローラ257及び第6反転ローラ258は、外側ベルト242の延在方向における第5固定ローラ253と第6固定ローラ254との間において外側ベルト242を途中で反転させるためのローラを構成している。
そして、外側ベルト242は、第1部分43の一端43aから第2部分44の一端44aに向かう方向において、第5固定ローラ253、第5反転ローラ257、第6反転ローラ258、及び第6固定ローラ254にこの順で巻き掛けられている。
そして、上述の通り、駆動機構3は、内側ベルト241で囲まれた内部空間S1に位置しており、外側ベルト242と内側ベルト241との間には緩衝空間S2が位置している。よって、一方の側壁13に形成されている排気口16は、外部空間S3と緩衝空間S2とを接続している。
以上の通り構成されたロボット200は、制御部9が、駆動機構3を駆動し、移動体202を移動させると、内側ベルト241及び外側ベルト242は、移動体2の移動に伴って周回する。したがって、移動体202の移動によって、開口10の上端10aと移動体202との間及び下端10bと移動体202との間に隙間が生じないようになっており、筐体1に形成された開口10を外側ベルト242と内側ベルト241とが2重に覆った状態を保つようになっている。これによって、外部空間S3の雰囲気と内部空間S1の雰囲気とを隔離することができ、内部空間S3において駆動機構3から発生するパーティクルが外部空間S1に流出することを防ぐ効果(防塵効果)を従来技術に比べて向上させることができる。
<変形例>
上記実施の形態においては、筐体1の開口10は、一直線に延在するものを例示したがたがこれに限られるものではない。例えば、これに代えて、開口10は湾曲して延在していてもよい。
また、上記実施の形態においては、開口10は、垂直方向に延在するように形成されたものを例示したが、これに限られるものではなく、例えば、これに代えて、開口10は、水平方向に延在してもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本件発明は、ワークを処理する設備における搬送装置に適用することができる。
S1 内部空間
S2 緩衝空間
S3 外部空間
1 筐体
2 移動体
3 駆動機構
4 シールベルト
6 ハンド
7 隔壁
7a 外側側縁部
7b 内側側縁部
8 排気機構
9 制御部
10 開口
10a 上端
10b 下端
11 正面壁
12 背面壁
13 側壁
14 上壁
15 底壁
16 吸気口
21 移動台
21a 内在部
21b 外在部
22 第1移動ローラ
23 第2移動ローラ
31 ボールねじ
32 スライダ
33 ガイドレール
34 歯車
35 サーボモータ
41 内側ベルト区間
41a 一端
41b 他端
42 外側ベルト区間
43 第1部分
43a 一端
43b 他端
44 第2部分
44a 一端
44b 他端
45 内側上部シール区間
46 内側下部シール区間
47 外側上部シール区間
48 外側下部シール区間
51 第1固定ローラ
52 第2固定ローラ
53 第1反転ローラ
54 第2反転ローラ
81 吸入口
82 吐出口
100 ロボット
110 排気ダクト

Claims (5)

  1. ある方向に延在して、その延在方向に第1端および第2端を有する開口が形成された筐体と、
    前記開口を通って前記筐体の内部及び外部に延在し、該筐体の外部に延在する部分にハンドが設けられた移動体と、
    前記筐体に収容され、前記移動体の前記筐体の内部に延在する内在部に作用して当該移動体を前記開口の延在方向に移動させる駆動機構と、
    前記筐体内部に収容されたシールベルトと、を備え、
    前記シールベルトは、前記開口の法線方向から見て、両側縁が前記開口の両側縁の外側に位置するように該開口の延在方向にそれぞれ延在する内側ベルト区間及び外側ベルト区間を含み、
    前記内側ベルト区間が、前記筐体の内部において、前記移動体の内在部の前記第1端側部分に一端が保持され、該一端を除く前記内側ベルト区間が前記移動体の内在部の前記第1端側部分から前記開口に沿って前記移動体の内在部よりも前記第1端側の第1空間位置に延び、且つ前記第1空間位置から途中で反転するようにして前記移動体の内在部よりも前記第2端側の第2空間位置まで延び、且つ前記第2空間位置から前記開口に沿って延びて、前記移動体の内在部の前記第2端側部分に他端が保持されるように構成されるとともに前記移動体の移動に伴って周回するように構成され、
    前記外側ベルト区間が第1部分と第2部分とを含み前記第1部分が、前記内側ベルト区間と前記開口との間において、前記移動体の内在部の前記第1端側部分に一端が保持され、該一端を除く前記第1部分が前記移動体の内在部の前記第1端側部分から前記開口に沿って前記第1端を越える第3空間位置まで延びて該第3空間位置で保持され、前記第2部分が、前記内側ベルト区間と前記開口との間において、前記移動体の内在部の前記第2端側部分に一端が保持され、該一端を除く前記第2部分が前記移動体の内在部の前記第2端側部分から前記開口に沿って前記第2端を越える第4空間位置まで延びて該第4空間位置で保持され、且つ前記移動体の移動に伴って前記第1部分の長さ及び前記第2部分の長さが一方の減少分だけ他方が増加するようにして変化するように構成され、
    前記駆動機構が、前記内側ベルト区間で囲まれた空間に位置している、ロボット。
  2. 前記移動体の内在部の前記第1端側部分に、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するように前記移動体に取り付けられた第1移動ローラと、前記移動体の内在部の前記第2端側部分に、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するように前記移動体に取り付けられた第2移動ローラと、前記第1空間位置に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第1固定ローラと、前記第2空間位置に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第2固定ローラと、を備え、
    前記内側ベルト区間の前記一端と前記外側ベルト区間の第1部分の前記一端とが連続していて、当該連続する部分が前記第1移動ローラに巻き掛けられて前記移動体の内在部の前記第1端側部分に保持されており、
    前記外側ベルト区間の前記一端を除く前記第1部分が前記第1移動ローラから前記第3空間位置まで延びて該第3空間位置で前記筐体に固定されており、
    前記内側ベルト区間の前記他端と前記外側ベルト区間の第2部分の前記一端とが連続していて、当該連続する部分が前記第2移動ローラに巻き掛けられて前記移動体の内在部の前記第2端側部分に保持されており、
    前記外側ベルト区間の前記一端を除く前記第2部分が前記第2移動ローラから前記第4空間位置まで延びて該第4空間位置で前記筐体に固定されており、
    前記内側ベルト区間の前記一端と前記他端との間の部分が、前記第1固定ローラと前記第2固定ローラとに巻き掛けられるととともに前記第1固定ローラと前記第2固定ローラとの間において該内側ベルト区間を途中で反転させるためのローラに巻き掛けられている、請求項1に記載のロボット。
  3. 前記第1空間位置に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第3固定ローラと、前記第2空間位置に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第4固定ローラと、前記筐体内部の前記第1端及び前記第3固定ローラの外側に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第5固定ローラと、前記筐体内部の前記第2端及び前記第4固定ローラの外側に位置し、前記開口の幅方向に延在する回転軸周りに回転するよう前記筐体に固定された第6固定ローラと、を備え、
    前記内側ベルト区間の前記一端が前記移動体の内在部の前記第1端側部分に固定されるとともに該内側ベルト区間の前記他端が前記移動体の内在部の前記第2端側部分に固定されており、
    前記内側ベルト区間の前記一端と前記他端との間の部分が、前記第3固定ローラと前記第4固定ローラとに巻き掛けられるととともに前記第3固定ローラと前記第4固定ローラとの間において該内側ベルト区間を途中で反転させるためのローラに巻き掛けられており、
    前記外側ベルト区間の前記第1部分の前記一端が前記移動体の内在部の前記第1端側部分に固定されるとともに該外側ベルト区間の前記第2部分の前記一端が前記移動体の内在部の前記第2端側部分に固定されており、
    前記外側ベルト区間において、前記一端を除く前記第1部分が前記保持される部分の先まで延在するとともに前記一端を除く前記第2部分が前記保持される部分の先まで延在していて、該第1部分の前記他端と該第2部分の前記他端とが連続しており、前記第1部分の前記一端と前記第2部分の前記一端との間の部分が、前記内側ベルト区間と前記筐体との間に位置するようにして、前記第5固定ローラと前記第6固定ローラとに巻き掛けられるととともに前記第5固定ローラと前記第6固定ローラとの間において該外側ベルト区間を途中で反転させるためのローラに巻き掛けられており、
    前記内側ベルト区間及び前記外側ベルト区間が、それぞれ別個に、内側ベルト及び外側ベルトを構成している、請求項1に記載のロボット。
  4. 前記内側ベルト区間の前記一端から第1空間位置に向かって延びる部分の前記駆動機構側と、前記内側ベルト区間の前記他端から第2空間位置に向かって延びる部分の前記駆動機構側とに沿って延在するように配設された隔壁を更に備える、請求項1乃至3の何れかに記載のロボット。
  5. 前記外側ベルト区間と前記内側ベルト区間との間の緩衝空間の気体を吸気する吸気機構を更に備える、請求項1乃至4の何れかに記載のロボット。
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