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JP6224566B2 - 不整地運搬車両 - Google Patents
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Description

本発明は、山岳地等の不整地において土砂等の運搬をするための不整地運搬車両に係り、より詳しくは、下部走行体に設置される旋回フレームと、土砂等を載せる荷台と、その荷台を昇降するベッセルシリンダを備えた不整地運搬車両に関する。
この種の不整地運搬車両として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この不整地運搬車両は、履帯式下部走行体上に旋回装置を介して上部旋回体を設置し、上部旋回体の基枠である旋回フレーム上の前部の左右いずれか片側に運転室を搭載し、運転室に隣接して、エンジンや油圧ポンプを有する動力源部を搭載する。旋回フレームの後部には、枢着ピンを中心に上下動可能に荷台が取付けられ、旋回フレームと荷台との間にベッセルシリンダが取付けられる。
このような不整地運搬車両においては、下部走行体や旋回フレーム等の機体部分に共通のものを用い、荷台としては土砂や木材等、積載対象物の性状に好適な構造の複数種類の荷台を準備しておき、ユーザーの要求に応じて選択された荷台を旋回フレーム上に設置して不整地運搬車両を組み立てることが行なわれる。また、ユーザー側においても、荷台として複数種類のものを準備しておき、積載対象物に対応して荷台を取り換えて使用することもある。また、荷台の損傷等により新品の荷台に交換する場合もある。
図10はこのように不整地運搬車両における旋回フレーム80に対する荷台90の取付け作業中の状態を示す側面図である。図10に示すように、荷台90を旋回フレーム80に取付けるときには、ベッセルシリンダ118の旋回フレーム80側ボス118aを、旋回フレーム80に設けたブラケット124にピン131によって連結しておく。また、ベッセルシリンダ118の荷台側が落下しないように、旋回フレーム80上に枕木100を載せ、その上にベッセルシリンダ118を載せておく。
このようにベッセルシリンダ118を旋回フレーム80上に枕木100を介して載せた状態にしておき、不図示のクレーンにより、チェーン等の吊り上げ部材160を介して荷台90を旋回フレーム80の上方に吊上げ、その後、旋回フレーム80へと降下させる。この時、荷台90は水平姿勢にして吊り上げる。荷台90を水平姿勢にして降下させていくと、まず荷台90の下面のブラケット125のピン孔125aがベッセルシリンダ118のボス118bのピン孔118cに近接する。そこでこれらのピン孔118c,125aを位置合わせてこれらのピン孔118c,125aに不図示のピンを挿着する。この時、1人の作業員がピン孔118c,125aの位置の合致、不一致を監視して運転室にいる他の作業員に知らせ、他の作業員は不整地運搬車両のエンジンを起動しておき、ベッセルシリンダ118の伸縮度合を調整してピン孔118c,125aの位置合わせを行なう。
ピン孔118c,125aの位置合わせを行なってピンを挿着後、枕木100を取外し、荷台90をさらに降下させ、旋回フレーム80の後側のブラケット122のボス123のピン孔123aと、荷台90の後側のブラケット128のボス129のピン孔129aの位置合わせを行って支軸としての不図示の枢着ピンを挿通する。
特開2011−194950号公報
図10に示す従来の取付け構造においては、荷台90の取付け時に枕木100によって旋回フレーム80上にベッセルシリンダ118を支持しているため、ベッセルシリンダ118のボス118aが旋回フレーム80よりも高い位置となる。このため、前述の通り、荷台90を旋回フレーム80に枢着ピンより連結する前に、ベッセルシリンダ118を荷台90に対してピンにより連結する必要がある。このため、前述のように、クレーンにより荷台90を吊った不安定な状態でベッセルシリンダのピン孔118cに荷台90側のブラケット125のピン孔125aを位置合わせしてピンの枢着を行わなくてはならないことから、ピン孔118c,125aの位置合わせが困難であり、作業性が悪いという問題点があった。また、ピン孔118c,125aの位置合わせに2人の作業員が必要となり、省力化が困難であるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、その目的は、不整地運搬車両の荷台の取付け作業において、荷台取付け時の作業性が向上させることが可能となると共に、省力化が可能となる不整地運搬車両を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本願の第1の発明は、
履帯式下部走行体上に車体フレーム設置され、前記車体フレームの後部に、後側の支軸を中心として上下動可能に荷台けられ、前記荷台と前記車体フレームとの間で、かつ前記車体フレームを構成する左右の縦フレームの内側にそれぞれ位置する箇所にベッセルシリンダ取付けられた不整地運搬車両において、
前記車体フレームを構成する前記左右の縦フレームの内側に、前記車体フレームに対する前記荷台の取付けの際に、前記車体フレームに一端側がピン付けされたベッセルシリンダを支持する支持機構設けられ
前記支持機構を構成する支持部材は前記車体フレームに着脱可能に取付けられ、
前記荷台を前記車体フレーム上に載置し、かつ前記荷台を前記車体フレームに枢着ピンにより連結した状態において、前記支持機構によって支持される縮小状態のベッセルシリンダの荷台側の連結用のピン孔位置が、前記荷台のベッセルシリンダ連結用のピン孔位置に合致するように、前記支持機構が配置されていることを特徴とする不整地運搬車両である。
また、本願の第2の発明は、
履帯式下部走行体上に車体フレームが設置され、前記車体フレームの後部に、後側の支軸を中心として上下動可能に荷台が設けられ、前記荷台と前記車体フレームとの間で、かつ前記車体フレームを構成する左右の縦フレームの内側にそれぞれ位置する箇所にベッセルシリンダが取付けられた不整地運搬車両において、
前記車体フレームを構成する前記左右の縦フレームの内側に、前記車体フレームに対する前記荷台の取付けの際に、前記車体フレームに一端側がピン付けされたベッセルシリンダを支持する支持機構が設けられ
前記支持機構は、前記車体フレームの前記左右の縦フレームの各内側に、前記ベッセルシリンダを下から支持する支持部材と、前記支持部材を前記縦フレームに対して固定するボルトとを備え、前記支持部材の前記ボルトを挿通するためのボルト挿通孔が長孔をなし、前記ボルトに対して前記ボルト挿通孔の相対位置を変更することによって前記支持部材の高さが調整可能に構成されていることを特徴とする不整地運搬車両である。
上述の第1の発明によれば、旋回フレームの左右の縦フレームの内側に、ベッセルシリンダを支持するための支持機構を設けたため、従来よりも低い位置でベッセルシリンダを支持することができる。このため、荷台の取付け作業において、ベッセルシリンダが荷台と干渉することを防止することが可能となる。このため、旋回フレームに荷台を載置した荷台の静止状態でベッセルシリンダを荷台に連結できる。このため、ベッセルシリンダと荷台とのピン孔の位置合わせが容易となり、作業性が向上し、作業が迅速に行なえる。また、荷台が旋回フレーム上に載置された状態でベッセルシリンダのピン孔の高低の調整を行なえばよいため、不整地運搬車両のエンジンを起動してベッセルシリンダの伸縮を行なうことなく1人でピンによる連結作業を行なうことができ、省力化が達成できる。
また、荷台を降下させて旋回フレーム上に載置した状態において、ベッセルシリンダの荷台側の連結用のピン孔位置が、荷台のベッセルシリンダ連結用のピン孔位置に合致する位置にベッセルシリンダが支持されるため、荷台を取付ける作業の際に、より迅速にピン孔の位置合せができ、荷台の取付け作業の作業性がさらに向上する。
上述の第の発明によれば、支持部材のボルト挿通用の孔を長孔としたため、支持部材の高さを調整することが可能となる。このため、製造上の誤差を支持部材の位置調整によって吸収することができ、より高精度にピン孔の位置合わせを行なうことができる。また、不整地運搬車両の稼働中は支持部材を下げておくことにより、支持部材がベッセルシリンダに干渉することはないため、支持部材は取外す必要がなく、支持部材の管理が不要となる。
本発明の不整地運搬車両の一実施の形態を示す側面図である。 本実施の形態において、旋回フレームに対するベッセルシリンダの取付け構造を示す平面図である。 図2の拡大部分平面図である。 本実施の形態において、旋回フレームに対する荷台の取付け作業状態を示す側面図である。 本実施の形態において、旋回フレームに荷台の取付けた状態を示す側面図である。 本実施の形態における支持機構の一例を示す斜視図である。 本実施の形態におけるベッセルシリンダと荷台とのピン結合構造及び支持機構を示す断面図である。 本発明による支持機構の参考例を示す断面図である。 本発明による支持機構の他の例を示す斜視図である。 従来の不整地運搬車両の荷台の取付作業状態を示す側面図である。
図1は本発明による不整地運搬車両の一実施の形態を示す側面図、図2は本実施の形態において、旋回フレームに対するベッセルシリンダの取付け構造を示す平面図である。図1において、1は履帯式下部走行体であり、この下部走行体1は、トラックフレーム2と、このトラックフレーム2の一端側(図示例は前端側)に設けられた左右の駆動輪3と、トラックフレーム2の他端側(図示例は後端側)に設けられた左右の従動輪4と、駆動輪3と従動輪4に掛け回された履帯5とにより構成されている。そしてこの下部走行体1は、駆動輪3によって履帯5を駆動することにより、山岳地、泥地、山道等の不整地を走行可能としたものである。
6は下部走行体1上に旋回装置7を介して旋回可能に設置した上部旋回体である。旋回装置7は、旋回モータにより歯車機構(いずれも図示せず)を介して上部旋回体6を旋回させるものである。上部旋回体6は、車体フレームとしての旋回フレーム8と、その上に搭載された荷台(ベッセル)9、動力源部13、運転室19を備える。この荷台9は、ピン34を中心として図2に示すベッセルシリンダ18の伸縮により上下動可能に取付けられる。
図2に示すように、旋回フレーム8の前部には運転室19及び動力源部13が載置され、動力源部13は、エンジン20と、これにより駆動される油圧ポンプ21と、熱交換器17と、作動油タンク30と、燃料タンク14と、エアクリーナー15を備える。旋回フレーム8の後部には、左右に並設された縦フレーム8a,8bと、これらの縦フレーム8a,8bの後端部間を結合した横フレーム8cとを備える。
図3は図2の部分拡大平面図、図4は本実施の形態において、旋回フレーム8に対する荷台9の取付け作業状態を示す側面図、図5は同じく旋回フレーム8に荷台9の取付けた状態を示す側面図である。図3ないし図5に示すように、旋回フレーム8の後端部の左右に、荷台9を枢着するためのボス23を有するブラケット22を備える。一方、荷台9の後端部には、ブラケット22に対応するブラケット28を有し、このブラケット28に設けたボス29のピン孔29aと旋回フレーム8側ブラケット22のボス23のピン孔23aを位置合わせして枢着ピン34を挿着することにより、荷台9を旋回フレーム8に対して上下動可能に枢着する構造を有する。
一方、荷台9の前後方向のほぼ中央部には、左右のベッセルシリンダ18の荷台側をそれぞれ荷台9に連結するため、下方に突出したブラケット26を備える。26aはこのブラケット26に設けたピン孔である。
荷台9の前部には、不整地運搬車両の前側の動力源部13等と荷台9の荷物搭載部とを隔離するための縦板10を設け、縦板10の上端には前方に突出させて、動力源部13を覆う庇11を設けている。また、縦板10と庇11の両側には側板12を設けている。この荷台9を旋回フレーム8に着脱する際、クレーンにより荷台9を吊り上げるため、側板12と荷台9の後端部にはそれぞれチェーンやワイヤ等の吊り上げ部材60を接続するための接続孔12aおよびブラケット9aを備える。9bは荷台9の補強のために荷台9の底板9cに設けたリブである。
24はベッセルシリンダ18を旋回フレーム8に連結するため、横フレーム8cと縦フレーム8a,8bの内面に設けたブラケットである。ベッセルシリンダ18の一端(旋回フレーム側端部)にはボス18aを有し、図3に示すように、このボス18aを、ブラケット24,24に設けたボス25,25の間に挟み、これらのボス18a、25のピン孔にピン31を挿着してベッセルシリンダ18の一端を旋回フレーム8に連結する。
一方、ベッセルシリンダ18の他端、すなわち荷台9側端部にはボス18bを有する。このボス18bのピン孔18cを、荷台9の下面のブラケット26に設けたピン孔26aに位置合わせしてピン32を挿着することにより、ベッセルシリンダ18を荷台9に連結する。
50は荷台9を旋回フレーム8に取付ける際に、ベッセルシリンダ18を下側から支持しておく支持機構である。この支持機構50は、図3に示すように、旋回フレーム8の左右の縦フレーム8a,8bの各内側、すなわち縦フレーム8a,8bの相互の対向面に設ける。図6の斜視図と図7の断面図は、縦フレーム8a,8bのうち、縦フレーム8a側に取付けられる支持機構50について代表して示す。図6、図7に示すように、縦フレーム8aの内側の面には、ベッセルシリンダ18を支持する支持部材52を取付けるためのシートスクリュー51を溶接等により固定して設ける。
図6、図7に示すように、本実施の形態の支持部材52は、取付け板部52aと支持板部52bとからなるL字形に曲成された板材でなる。そして、支持部材52の取付け板部52aに設けたボルト挿通孔52cにボルト53を挿通してシートスクリュー51のねじ孔51aに螺合し締結することにより、支持部材52を縦フレーム8bに着脱可能に取付ける。縦フレーム8b側には縦フレーム8aと対称形をなす支持機構50が設けられる。なお、図7において、18dはベッセルシリンダ18に作動油を供給するための配管である。
本実施の形態において、荷台9を旋回フレーム8に取付ける時には、図4に示すように、支持機構50の支持部材52を旋回フレーム8の縦フレーム8a,8bに取付けておく。また、ベッセルシリンダ18の一端を、図3に示した構造でピン31により旋回フレーム8に連結すると共に、ベッセルシリンダ18のチューブを支持機構50の支持部材52上に載せて支持した状態にしておく。
そして、不図示のクレーンにより、図4に示すように、吊り上げ部材60を介して荷台9を旋回フレーム8上に吊り上げる。そして、図4の状態から、荷台9が下降させ、荷台9の後端部の枢着用ボス29のピン孔29aを、旋回フレーム8のボス23のピン孔23aに位置合わせし、図5に示すように、枢着ピン31をこれらのピン孔29a,23aに挿着する。
また、荷台9を旋回フレーム8に載置した状態、すなわち荷台9が最下降した状態において、縮小状態のベッセルシリンダ18のボス18bのピン孔18cの位置を、荷台9のブラケット26のピン孔26aの位置に合わせる。この場合、縮小状態のベッセルシリンダ18のピン孔18cの位置が、旋回フレーム8に載置した荷台9側のピン孔26aと合致するように予め構成しておくことにより、ピン孔18c,26aの位置合わせを容易かつ迅速に行なうことができる。このように、ピン孔18c,26aの位置合わせを行なった状態において、これらのピン孔18c,26aにピン32を挿着してベッセルシリンダ18を荷台9に連結する。
このように、ベッセルシリンダ18を荷台9に連結した後は、ボルト53を抜いて支持部材52は取外しておき、支持部材52がベッセルシリンダ18に干渉することを防止する。
このように、本実施の形態によれば、旋回フレーム8の左右の縦フレーム8a,8bの内側に、ベッセルシリンダ18を下から支持するための支持機構50を設けたため、従来よりも低い位置でベッセルシリンダ18を支持することができる。このため、クレーンによって荷台9を吊り上げて旋回フレーム8に取付ける作業において、荷台9を降下させる時にベッセルシリンダ18が荷台9と干渉することを防止することが可能となる。
このため、旋回フレーム8を荷台9上に載置した静止状態でベッセルシリンダ18を荷台9に連結できるため、ベッセルシリンダ18と荷台9とのピン孔18c,26aの位置合わせが容易となり、作業性が向上する。また、荷台9が旋回フレーム8上に載置された状態でベッセルシリンダ18の高さを調整すればよく、従来のように不整地運搬車両のエンジンを起動してベッセルシリンダの伸縮を行なうことなくピンによる連結作業を1人で行なうことができ、省力化、迅速化が達成できる。
また、前述のように、荷台9を降下させて旋回フレーム8上に載置し、かつ枢着ピン34により荷台9を旋回フレーム8に連結した状態において、ベッセルシリンダ18の荷台9側の連結用のピン孔18cの位置に、荷台9のベッセルシリンダ18連結用のピン孔26aの位置に合致するように構成しておけば、荷台9を取付ける作業の際に、より容易かつ迅速にピン孔18c,26aの位置合せが行なえ、荷台9の取付けがさらに容易となる。
図8は本発明による支持機構50の参考例を示す断面図である。この図8に示す支持機構50は基本構造が前記実施の形態と同様であるが、異なる点は、支持部材52の取付け位置を前記実施の形態より低い位置に設定したことにある。すなわち、旋回フレーム8上に荷台9を載置し、旋回フレーム8と荷台9とを枢着ピン34により連結した状態において、ベッセルシリンダ18の荷台側ピン孔18cの位置がブラケット26のピン孔26aの位置より低い位置となるように、支持機構50を縦フレーム8a(8bも同じ)の内側側面に設けたものである。
図8のように支持機構50の位置を設定すれば、荷台9を旋回フレーム8上に載置し、ベッセルシリンダ18のピン孔18cと荷台9側ブラケット26のピン孔26aに位置合わせするため、作業員がベッセルシリンダ18のピン孔18c側を持ち上げてブラケット26のピン孔26aに合わせる必要がある。しかしながら、不整地運搬車両の稼働中において、支持部材52がベッセルシリンダ18に干渉することはないため、支持部材52は取外す必要がなく、支持部材52の管理が不要となる。
図9は本発明の支持機構の他の実施の形態を示す斜視図である。図9の実施の形態は、支持部材52に設けるボルト挿通孔を長孔52dとし、支持部材52をシートスクリュー51に取付けるボルト53に対して長孔52dの相対位置を変更することによって支持部材52の位置を長孔52dに沿って、すなわち矢印Aの方向に沿って支持部材52の位置を高さ方向に調整可能にしたものである。
図9に示すように支持機構を構成すれば、製造上の誤差によるピン孔18c,26aの位置ずれを、支持部材52の位置調整によって吸収することができ、より高精度にピン孔18c,26aの位置合わせを行なうことができる。また、不整地運搬車両の稼働中は支持部材52を下げておくことにより、支持部材52がベッセルシリンダ18に干渉することはないため、支持部材52は取外す必要がなく、支持部材52の管理が不要となる。
なお、本実施の形態の不整地運搬車両の荷台9は、土砂等を運搬する荷台を備えたものを示したが、木材積載用の荷台の場合には、荷台の両側に木材を押さえるためのポールが取付けられた構成が採用され、その場合もピン孔29a,26aの構造、配置は本実施の形態の荷台9のものと同様である。また、本実施の形態では、支持機構50を上部旋回体6が下部走行体1に対して旋回可能な不整地運搬車両に適用した例を示したが、旋回装置7を有さずに下部走行体1上に固定的に設けられた車体フレーム上に荷台、運転室等を設けた非旋回式(固定式)の不整地運搬車両にも適用可能である。
また、支持機構50の構成としては、上記実施の形態以外に種々の構成のものが採用可能である。例えば支持部材52の上下位置を変更する手段として、支持部材52の高さ方向の異なる位置に複数のボルト挿通孔等の取付け孔を設けておき、取付け孔を選択して支持部材52の高さを変更するようにしてもよい。また、縦フレーム8a,8bに取付ける固定部材(シートスクリュー相当部材)に対して上下回動可能に支持部材を取付け、上げ位置と下げ位置とでそれぞれ支持部材を固定する構造としてもよい。また、縦フレーム8a,8bに設ける固定部材に対して支持部材としてのボルトやピンを取付ける構成も採用できる。その他、本発明を実施する場合、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、付加が可能である。
1 下部走行体
6 上部旋回体
8 旋回フレーム(車体フレーム)
9 荷台
18 ベッセルシリンダ
18a,18b ボス
18c ピン孔
22 ブラケット
23 ボス
23a ピン孔
26 ブラケット
26a ピン孔
28 ブラケット
29 ボス
29a ピン孔
31,32 ピン
34 枢着ピン
50 支持機構
51 シートスクリュー
51a ねじ孔
52 支持部材
52c ボルト挿通孔
52d 長孔
53 ボルト

Claims (2)

  1. 履帯式下部走行体上に車体フレーム設置され、前記車体フレームの後部に、後側の支軸を中心として上下動可能に荷台けられ、前記荷台と前記車体フレームとの間で、かつ前記車体フレームを構成する左右の縦フレームの内側にそれぞれ位置する箇所にベッセルシリンダ取付けられた不整地運搬車両において、
    前記車体フレームを構成する前記左右の縦フレームの内側に、前記車体フレームに対する前記荷台の取付けの際に、前記車体フレームに一端側がピン付けされたベッセルシリンダを支持する支持機構設けられ
    前記支持機構を構成する支持部材は前記車体フレームに着脱可能に取付けられ
    前記荷台を前記車体フレーム上に載置し、かつ前記荷台を前記車体フレームに枢着ピンにより連結した状態において、前記支持機構によって支持される縮小状態のベッセルシリンダの荷台側の連結用のピン孔位置が、前記荷台のベッセルシリンダ連結用のピン孔位置に合致するように、前記支持機構が配置されていることを特徴とする不整地運搬車両。
  2. 履帯式下部走行体上に車体フレームが設置され、前記車体フレームの後部に、後側の支軸を中心として上下動可能に荷台が設けられ、前記荷台と前記車体フレームとの間で、かつ前記車体フレームを構成する左右の縦フレームの内側にそれぞれ位置する箇所にベッセルシリンダが取付けられた不整地運搬車両において、
    前記車体フレームを構成する前記左右の縦フレームの内側に、前記車体フレームに対する前記荷台の取付けの際に、前記車体フレームに一端側がピン付けされたベッセルシリンダを支持する支持機構が設けられ、
    前記支持機構は、前記車体フレームの前記左右の縦フレームの各内側に、前記ベッセルシリンダを下から支持する支持部材と、前記支持部材を前記縦フレームに対して固定するボルトとを備え、前記支持部材の前記ボルトを挿通するためのボルト挿通孔が長孔をなし、前記ボルトに対して前記ボルト挿通孔の相対位置を変更することによって前記支持部材の高さが調整可能に構成されていることを特徴とする不整地運搬車両。
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