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JP6252907B2 - 取引端末装置 - Google Patents
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Description

本発明は、大画面のタッチ入力/表示画面を備え、本体に対して蓋部が回動可能に設けられている、決済処理を実行可能な取引端末装置に関するものである。
従来、情報処理装置等の電子機器において、本体に対して蓋部が回動可能に設けられているものが知られている(例えば、特許文献1の第2図、第8図参照)。
特開2010−45736号公報
近年、決済や取引などに用いられる情報処理装置において、民生用の情報処理装置のように、大型のタッチパネルを備えた表示部が採用され始めており、操作もそのタッチパネルによって行われる。しかしながら前述の情報処理装置による決済またはそれ以外の業務の処理において、装置に内蔵された印字ロール紙の交換または補充のために操作者が蓋を持ち上げるとき、またはその交換または補充後に蓋を閉めようとするときには、以下の問題が発生していた。すなわち蓋の開閉時において、操作者が意図せずに、蓋部に設けられたタッチパネルに触れることがあった。その結果、操作者が意図しない決済処理が実行される、または意図しない決済処理の取消がなされることがあった。したがって、情報処理装置の操作者(例えば店員)は、顧客から再度カードを受け取ってもう一度最初から決済をやり直さなければならず、操作者にとって手間がかかるだけでなく、顧客にも手間がかかり、さらには不便をかけ、不快感を招くことがあった。以上に述べた問題は、決済以外の業務における印字ロール紙の補充時または情報処理装置のメンテナンス目的で蓋の開閉を行う際にも発生する可能性があった。さらには、蓋部が開状態にあるときに 、第三者に見られたくない情報が表示され、 サービス享受者(例えば顧客)の情報が保護されないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、決済またはそれ以外の業務の処理における操作者の意図しない処理の発生を低減させて、操作者および顧客の手間、不便、不快感を軽減する取引端末装置の提供を目的とする。さらに本発明は、サービス享受者(例えば顧客)の情報が保護される取引端末装置を提供することを目的とする。
本発明は、本体と、決済処理の手続を表示する表示部と、前記表示部に表示される前記決済処理の手続表示画面へタッチ入力を行う入力部と、前記本体と連結され、前記表示部および前記入力部が設けられた蓋部と、前記本体の内部に印刷媒体を収容する収容部と、前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態で、決済内容を前記印刷媒体に印刷する印刷部と、前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態にあるときにタッチ入力があると、そのタッチ入力の直前における前記決済処理の第1の手続表示画面から前記決済処理の手続を進める第2の手続表示画面を前記表示部に表示する制御部と、を備え、前記制御部は、前記蓋部が閉じた状態での前記決済処理の実行途中において、前記蓋部が開かれた状態を検知した後にタッチ入力があると、前記決済処理の第1の手続表示画面から前記第2の手続表示画面への変更を行わないよう前記表示部に表示する、取引端末装置である。
本発明の取引端末装置によれば、蓋部が開状態にあるときに、決済またはそれ以外の業務の処理における操作者の意図しない処理の発生が低減され、操作者および顧客の手間、不便、不快感が軽減される。さらには、取引および業務の処理におけるサービス享受者(例えば顧客)の情報が保護される。
本発明に係る実施形態の決済端末装置(情報処理装置)の閉鎖状態を示す全体斜視図 本発明に係る実施形態の決済端末装置(情報処理装置)の全開状態における側断面図 本実施形態の決済端末装置(情報処理装置)のハードウェア構成の一例を具体的に示すブロック図 蓋部の開状態検知によるタッチパネル動作の制御フローチャート
以下、本発明に係る実施形態の決済端末装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る実施形態の決済端末装置1(情報処理装置)の閉鎖状態を示す全体斜視図である。図1に示すように、本発明に係る実施形態の決済端末装置1(情報処理装置)は、例えば磁気読み取りタイプのクレジットカードの決済を行うための決済端末装置に用いることができる。
決済端末装置1は、開口部2Aにおいて上方が開口した矩形箱状の本体2と、本体2の開口部2Aを覆う蓋部3を有する。以下の説明において、蓋部3側を上とし、本体2側を下として説明する。蓋部3の上面3Aには、表示部3B(液晶表示板 、図3参照)およびタッチ入力検出部3C(タッチスクリーン、図3参照)からなるタッチパネル表示部3Dと、決済端末装置1の電源をONまたはOFFするための電源スイッチ3Eと、直前に行った入力操作をキャンセルしてそのひとつ前の状態に戻るための「戻る」キー3F等を有する。液晶表示板3Bには、各種の操作に必要なソフトウェア操作キー、数字入力を行うためのソフトウェア数字キー、ソフトウェア数字キーにより入力された数字、各種の操作を行うために必要な情報または操作された結果を示す情報等が表示される。
図2は、本発明に係る実施形態の決済端末装置1(情報処理装置)の全開状態における側断面図である。図2に示すように、蓋部3は、後端部下部にヒンジ部3Gを有しており、本体2に対して上下方向に回動して開口部2Aを開閉する。蓋部3の前端下面には、プリンタ・モジュール4の一部である上プリンタ部4Aが取り付けられている。本体2には、蓋部3が開状態となった(すなわち、蓋部3のヒンジ部3Gとは反対側端部が本体2から離接した)ことを検知する開状態検知スイッチ2Bが設けられる。本体2は、後端部上部にヒンジ部2Cを有し、内部中央部に印字ロール紙2D(印刷媒体)を収容する半円筒形状の収容部2Eを有する。収容部2Eの前側において、印字ロール紙2Dから引き出された引出部2Fを本体2の外部まで案内する案内路には、プリンタ・モジュール4の一部である下プリンタ部4Bが取り付けられている。下プリンタ部4Bの後方には、蓋部3に取り付けられた上プリンタ部4Aを固定するためのロック部5が設けられている。すなわち蓋部3は、ロック部5が上プリンタ部4Aを固定することにより、本体2に固定される。プリンタ・モジュール4は、本体2が蓋部3により閉鎖された状態で、上プリンタ部4Aと下プリンタ部4Bとにより形成され、印字ロール紙2Dの引出部2Fに対して印字を行う。ロック部5に連動しているロック解除ボタン5A(図1参照)の押し下げにより 、上プリンタ部4Aのロック部5による固定が解除され、蓋部3の回動が可能となる。
(決済端末装置のハードウェア構成)
図3は、本実施形態の決済端末装置1(情報処理装置)のハードウェア構成の一例を具体的に示すブロック図である。決済端末装置1の情報処理部20は、図1および図2に示す決済端末装置1の各部の処理を全体的に司るCPU(Central Processing Unit)21を備える。図2では、決済端末装置1の各部がCPU21に接続されている。
局所無線通信部22は、局所無線通信アンテナ23と接続されており、不図示の局所無線通信路を介して、例えば無線LAN(Local Area Network)による無線通信を行う。局所無線通信は、例えば無線LANに限定されず、Bluetooth(登録商標)その他でも良い。広域無線通信部24は、広域無線通信アンテナ25と接続されており、不図示の広域無線通信路(WAN:Wide Area Network)を介して、広域無線通信を行う。広域無線通信は、例えばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、CDMA(Code Division Multiple Access)2000、LTE(Long Term Evolution)等の携帯電話回線による通信を用いることができる。
本実施形態の決済端末装置1は、通信機能として2つの無線通信部、すなわち局所無線通信部22および広域無線通信部24を搭載しているが、いずれか片方を搭載してもよい。または、無線通信部の代わりに、IEEE802.3などの有線LAN、公衆電話回線または専用電話回線などによる有線通信部を備えてもよい。
表示部3Bは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electroluminescence)を用いて構成され、CPU21が表示を指示した情報又はデータを表示する。タッチ入力検出部3Cは、タッチパネル表示部3Dに対するユーザ(例えばクレジットカードの登録加盟店の店員、商品を購入した顧客)のタッチ入力を検出する。
フラッシュROM(Read Only Memory)32は、各種のデータを記憶する。記憶されるデータは、例えば業務に関わるデータでも良いし、決済端末装置1(主に情報処理部20)の動作を制御するためのプログラムでも良い。また、プログラムには、決済処理用のアプリケーション(ソフトウェア)等、決済端末装置1の動作に係る各種プログラムが含まれる。このため、フラッシュROM32は、プログラムを記録する記録媒体としての機能を有する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)33は、決済端末装置1(主に情報処理部20)の動作に伴う演算処理等の際に、その途中において発生する処理データを一時的に記憶する等のために用いられるワークメモリである。
キーパッド部34は、図1に示す電源スイッチ3Eと「戻る」キー3Fとからなる。
磁気カードリーダ部35は、磁気カードをスライドさせるためのスリット(図示せず)とともに、図1においてロック解除ボタン5Aが設けられた本体側面2Hとは反対側の本体側面2J側に設けられる。磁気カードリーダ部35が磁気カードの磁気ストライプから読み取ったカード情報はCPU21に入力される。
プリンタ・モジュール4は、バス変換/信号変換を行うプリンタ・インタフェース(以下、「プリンタI/F」)41を介してCPU21に接続され、制御される。本体2に設けられ、蓋部3が開けられた(すなわち、蓋部3のヒンジ部3Gとは反対側の端部が本体2から離接した)ことを検知する開状態検知スイッチ2B(図2も参照)は、開状態検知部42を介してCPU21に接続される。したがってCPU21には、蓋部3が開けられた状態なのか、閉じた状態なのかを示す信号が入力される。
この他、情報処理部20を始めとする決済端末装置1の各部へ電力を供給するための電源部(図示せず)が設けられる。CPU21と、後述するタンパ制御部36と、SRAM(Static Random Access Memory)37とは、バックアップ電池38と接続され、電源部(図示せず)からの電力の供給が停止しているときには、バックアップ電池38から電力の供給を受ける。タンパ制御部36は、決済端末装置1の耐タンパ性を確保するためのものである。「耐タンパ性」とは、装置内部のソフトウェアやハードウェアの不正な解析、改変、または装置内部の情報の不正な奪取、改変、利用不能にする攻撃に対する耐性のことを言う。すなわち耐タンパ性は、例えば、ソフトウェア又はハードウェアが備える内部構造や記憶しているデータの解析の困難さである。耐タンパ性を備えることで、例えば、サービス享受者(例えば顧客)の情報を保護し、取引を安全に行うことができる。サービス享受者の情報は、例えばSRAM37に記憶され、タンパ制御部36は、上記に述べた不正な解析、改変、攻撃、情報の奪取またはそれらの兆候を検知すると、SRAM37に記憶された情報を消去またはアクセス不能にする。
さらに、 非接触型ICカードに記録されたカード情報を読み取る非接触型ICカードリーダライタ部、 接触型ICカードに記録されたカード情報を読み取る接触型ICカードリーダ部が設けられてもよい。非接触型ICカードリーダライタ部または接触型ICカードリーダ部により読み取られたカード情報はCPU21に入力される。
図4は、蓋部3の開状態検知によるタッチパネル動作の制御フローチャートである。本実施形態における決済端末装置1の特徴については、この図4と、先に説明した図1〜図3と、を用いて説明する。
図4に示すタッチパネル動作のフローチャートにおいて、決済端末装置1の情報処理部20は、開状態検知スイッチ2Bに接続された開状態検知部42により、蓋部3が開状態か閉状態かを検知する(ステップS401)。「開状態」であることを検知すると、決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチがタッチスクリーン(タッチ入力検出部3C)により検出されても、それに応じた動作を行わない(ステップS402)。具体的な例として、タッチパネル表示部3Dの表示画面は、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチに応じた遷移が行われない。すなわち決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチの直前に表示される表示画面を、タッチスクリーンへのタッチ後においても、タッチパネル表示部3Dに表示する。
または、決済端末装置1の情報処理部20は、タッチスクリーンへのタッチの直前における表示画面とは異なる表示画面をタッチ後の予め設定された期間に表示した後に、タッチスクリーンへのタッチの直前における表示画面を再び表示してもよい。タッチの直前における表示画面とは異なる表示画面は、例えば表示画面を構成する表示要素のうち、タッチされた表示要素(例えばソフトウェアキー)が強調表示に変更され、それ以外はタッチの直前と同じ表示要素を備えるものであってもよい。タッチパネル表示部3Dの表示画面は、タッチされた表示要素の強調表示を一度介した後、タッチ直前の非強調表示に戻る。したがって決済端末装置1は、蓋部3が開かれた状態にあるときにはタッチ入力に応じた動作が行われないことを、操作者に対してより明確に提示できる。
以上のように決済端末装置1の情報処理部20は、蓋部3が開かれた状態にあるときには、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチの直前に表示される表示画面を、タッチスクリーンへのタッチ後においても、タッチパネル表示部3Dに表示する。そして蓋部3が閉じた状態にあるときには、タッチパネル表示部3Dの表示画面は、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチに応じて遷移する。すなわち決済端末装置1の情報処理部20は、タッチ入力の直前における表示画面とは異なる表示画面を、タッチスクリーンへのタッチ入力に応じてタッチパネル表示部3Dに表示する。操作者の意図しない処理の発生は低減され、操作者および顧客の手間、不便、不快感が軽減される。
例えば、決済端末装置1の情報処理部20が決済処理を実行している途中において、決済内容を示すレシートを印刷しようとした時に、レシートを印刷するためのロール紙2Dの残りが少ない状態となっているか、または印刷途中でジャムが発生する場合がある。決済端末装置1の操作者は、蓋部3を閉状態から開状態として、ロール紙2Dの交換またはその引出部2Fのジャム状態の解消を行う。それらの作業中において、操作者は意図せずに、蓋部3の上面3Aのかなりの面積を占める、大画面のタッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンに触れることがある。その場合、決済端末装置1の情報処理部20がタッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチに応じた動作が実行可能な状態(表示画面の遷移が可能な状態)にあると、操作者が意図しない処理が発生する。例えば、操作者が誤って決済処理を途中で終了させることが考えられる。または操作者が、入力した情報を誤って書き替えまたは消去することが考えられる。あるいは、タッチパネル表示部3Dの表示部への表示内容が、操作者の意図しない別の表示内容に遷移して表示されることが考えられる。
この問題を解決するために、本実施形態1における決済端末装置1の情報処理部20は、蓋部3が開かれた状態にあるときには、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチの直前に表示される表示画面をタッチパネル表示部3Dに表示する。そして蓋部3が閉じた状態にあるときには、決済端末装置1の情報処理部20は、タッチ入力の直前における表示画面とは異なる表示画面を、タッチスクリーンへのタッチ入力に応じてタッチパネル表示部3Dに表示する。したがって、操作者の意図しない処理の発生は低減され、操作者および顧客の手間、不便、不快感が軽減される。以上の効果は、決済端末装置1を用いた他の業務処理においても同様である。
上記ステップS402において、蓋部3が開かれた状態にあるときに、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチの直前に表示される表示画面をタッチパネル表示部3Dに表示するには、いくつかの方法がある。第1の方法は、決済端末装置(情報処理装置)がタッチを検知しない、すなわちタッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチに応じたタッチ入力検出部3Cからの検出信号が出力されない状態とすることである。それは、例えば、情報処理部20がタッチスクリーンを不感状態に設定するか、またはタッチスクリーンへの動作電力の供給を遮断することにより実現される。第2の方法は、決済端末装置(情報処理装置)がタッチの検知はするが、検知しなかった扱いとすることである。例えば、タッチスクリーンからの検出信号は出力されるが、タッチスクリーンによる検出信号のCPU21への入力を情報処理部20が遮断する。または、タッチスクリーンからの検出信号はCPU21へ入力されるが、その検出信号の入力を情報処理部20は感知しない、またはその検出信号に応じた動作プログラムへの入力を行わない。第3の方法は、決済端末装置(情報処理装置)がタッチ入力に応じた動作を不実行とすることである。すなわち、タッチスクリーンからの検出信号が出力され、その検出信号のCPU21への入力も行われるが、タッチスクリーンへのタッチ入力に応じたソフトウェアプログラムを、情報処理部20が不実行とすることである。いずれの方法であってもタッチパネル表示部3Dの表示画面は、蓋部3が開かれた状態にあるときには、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチに応じて異なる表示画面に遷移しない。すなわち、決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチの直前に表示される表示画面を、タッチスクリーンへのタッチ後においても、タッチパネル表示部3Dに表示する。
さらに、蓋部3が開状態にあるときに、決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dへの表示をOFFしてよい(ステップS403)。すなわち、決済端末装置1の情報処理部20は、蓋部3が開かれた状態にあるときには、タッチパネル表示部3Dの表示画面を非表示としてもよい。決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dの表示画面を非表示とするために、図示しないバックライトをOFFにするか、またはタッチパネル表示部3Dへの表示画面の信号出力をOFFにする。
決済端末装置1が設置される店舗の操作者は、ロール紙2Dの引出部2F側からタッチパネル表示部3Dを見て、決済端末装置1の操作を行う。その操作中において、蓋部3が閉状態から開状態になると、タッチパネル表示部3Dに表示される内容が、操作者以外の第三者に見られる可能性がある。タッチパネル表示部3Dに表示される内容の中には、例えば顧客のカード情報、暗証番号、店舗の秘密情報、操作者の個人情報などのように、第三者に見られたくない情報がある。蓋部3が開状態にあるときに、決済端末装置1の情報処理部20がタッチパネル表示部3Dへの表示をOFFすれば、このような第三者に見られたくない情報も表示されなくなる。したがって、取引および業務の処理におけるサービス享受者(例えば顧客)の情報が保護される。
決済端末装置1の情報処理部20は、蓋部3が開状態にある間、以上に述べたステップS401〜S403を繰り返す。このときに、電源スイッチ3Eまたは「戻る」キー3Fが押下げられたら、決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチ入力に応じた動作を可能にしてもよい。または、決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dへの表示を行ってもよい。蓋部3が開状態にある場合において、操作者が決済端末装置1に対する何らかの操作または表示の確認(例えば動作エラーからの脱出または動作エラーの確認、など)を必要とするときに、情報処理部20はその操作または表示を可能とする。したがって決済端末装置1は、より使い易いものとなる。
ステップS401において蓋部3の閉状態が検知されると、決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dのタッチスクリーンへのタッチがタッチ入力検出部3Cにより検出され、そのタッチ入力に応じた動作を行う(ステップS404)。それとともに決済端末装置1の情報処理部20は、タッチパネル表示部3Dへの表示を行う(ステップS405)。
以上のように本実施形態の決済端末装置によれば、蓋部3が開状態にあるときに、決済またはそれ以外の業務の処理における操作者の意図しない処理の発生が低減され、操作者および顧客の手間、不便、不快感が軽減され、取引および業務の処理におけるサービス享受者(例えば顧客)の情報が保護される。すなわち、操作者が意図しない決済処理が実行され、または意図しない決済処理の取消がなされる可能性は低減される。したがって、情報処理装置の操作者(例えば店員)は、顧客から再度カードを受け取ってもう一度最初から決済をやり直さずに済む。
以上、図面を参照して各種の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。本発明の情報処理装置および決済端末装置は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
本発明は、大画面のタッチ入力/表示画面を備え、本体に対して蓋部が開閉可能に設けられている情報処理装置および決済端末装置への適用に好適である。
1 決済端末装置(情報処理装置)
2 本体
2A 開口部
2B 開状態検知スイッチ
2C ヒンジ部
2D 印字ロール紙
2E 収容部
2F 引出部
2H,2J 本体側面
3 蓋部
3A 上面
3B 表示部(液晶表示板)
3C タッチ入力検出部
3D タッチパネル表示部
3E 電源スイッチ
3F 「戻る」キー
3G ヒンジ部
4 プリンタ・モジュール
4A 上プリンタ部
4B 下プリンタ部
5 ロック部
5A ロック解除ボタン
20 情報処理部
21 CPU
22 局所無線通信部
23 局所無線通信アンテナ
24 広域無線通信部
25 広域無線通信アンテナ
32 フラッシュROM
33 DRAM
34 キーパッド部
35 磁気カードリーダ部
36 タンパ制御部
37 SRAM
38 バックアップ電池
41 プリンタ・インタフェース(プリンタI/F)

Claims (10)

  1. 本体と、
    決済処理の手続を表示する表示部と、
    前記表示部に表示される前記決済処理の手続表示画面へタッチ入力を行う入力部と、
    前記本体と連結され、前記表示部および前記入力部が設けられた蓋部と、
    前記本体の内部に印刷媒体を収容する収容部と、
    前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態で、決済内容を前記印刷媒体に印刷する印刷部と、
    前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態にあるときにタッチ入力があると、そのタッチ入力の直前における前記決済処理の第1の手続表示画面から前記決済処理の手続を進める第2の手続表示画面を前記表示部に表示する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記蓋部が閉じた状態での前記決済処理の実行途中において、前記蓋部が開かれた状態を検知した後にタッチ入力があると、前記決済処理の第1の手続表示画面から前記第2の手続表示画面への変更を行わないよう前記表示部に表示する、
    取引端末装置。
  2. 取引に用いられるカードの読取りを行うカード読取り部、を更に備え、
    前記印刷部は、前記カード読取り部に読取られた前記カードによる取引の結果を前記印刷媒体に印刷する、
    請求項記載の取引端末装置。
  3. 前記制御部は、前記蓋部が開かれた状態にあるときには、前記決済処理の第1の手続表示画面とは異なる表示画面を前記表示部に表示した後、前記決済処理の第1の手続表示画面を表示する、
    請求項1記載の取引端末装置。
  4. 前記制御部は、前記蓋部が開かれた状態にあるときには、前記決済処理の第1の手続表示画面とは異なる表示画面を前記表示部に表示した後、前記決済処理の第1の手続表示画面を表示し、さらにその後、前記表示部を非表示とする、
    請求項1記載の取引端末装置。
  5. 前記制御部は、前記入力部を不検知状態とすることにより、前記決済処理の第1の手続表示画面を表示する、
    請求項1記載の取引端末装置。
  6. 前記制御部は、前記入力部へのタッチ入力を検知しなかった扱いとすることにより、前記決済処理の第1の手続表示画面を表示する、
    請求項1記載の取引端末装置。
  7. 前記制御部は、前記タッチ入力に応じた動作を不実行とすることにより、前記決済処理の第1の手続表示画面を表示する、
    請求項1記載の取引端末装置。
  8. 本体と、
    前記本体と連結され、表示部およびタッチ入力の入力部が設けられた蓋部と、
    前記本体の内部に印刷媒体を収容する収容部と
    前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態で、決済内容を前記印刷媒体に印刷する印刷部と、
    前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態にあるときにタッチ入力があると、そのタッチ入力の直前における決済処理の第1の手続表示画面から前記決済処理の手続を進める第2の手続表示画面を前記表示部に表示する制御部と、を備え、
    前記蓋部が閉じた状態での前記決済処理の実行途中において、前記蓋部が開かれた状態が検知された後にタッチ入力があると、前記入力部はそのタッチ入力を検知しない、
    取引端末装置。
  9. 本体と、
    前記本体と連結され、表示部およびタッチ入力の入力部が設けられた蓋部と、
    前記本体の内部に印刷媒体を収容する収容部と、
    前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態で、決済内容を前記印刷媒体に印刷する印刷部と、
    前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態にあるときにタッチ入力があると、そのタッチ入力の直前における決済処理の第1の手続表示画面から前記決済処理の手続を進める第2の手続表示画面を前記表示部に表示する制御部と、を備え、
    前記蓋部が閉じた状態での前記決済処理の実行途中において、前記蓋部が開かれた状態を検知した後にタッチ入力があると、前記制御部はそのタッチ入力を検知しなかった扱いとする、
    取引端末装置。
  10. 本体と、
    前記本体と連結され、表示部およびタッチ入力の入力部が設けられた蓋部と、
    前記本体の内部に印刷媒体を収容する収容部と、
    前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態で、決済内容を前記印刷媒体に印刷する印刷部と、
    前記本体に対して前記蓋部が閉じた状態にあるときにタッチ入力があると、そのタッチ入力の直前における決済処理の第1の手続表示画面から前記決済処理の手続を進める第2の手続表示画面を前記表示部に表示する制御部と、を備え、
    前記蓋部が閉じた状態での前記決済処理の実行途中において、前記蓋部が開かれた状態を検知した後にタッチ入力があると、前記制御部はそのタッチ入力に応じた動作を不実行とする、
    取引端末装置。
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