JP6254538B2 - 不揮発性炭化水素化油、ワックス、及び高含量の不揮発性フェニル化シリコーン油を含む化粧用固体組成物 - Google Patents
不揮発性炭化水素化油、ワックス、及び高含量の不揮発性フェニル化シリコーン油を含む化粧用固体組成物 Download PDFInfo
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Description
- 組成物の総質量に対して5〜30質量%の不揮発性炭化水素化無極性油又はその混合物と、
- 組成物の総質量に対して43〜90質量%の、好ましくは45質量%から70質量%の間の総含量の不揮発性シリコーン油であって、前記不揮発性シリコーン油の少なくとも1種は不揮発性フェニル化シリコーン油である、不揮発性シリコーン油と、
- 組成物の総質量に対して3〜30質量%のワックス又はその混合物と
を含む少なくとも1種の脂肪相を含む、皮膚及び/又は唇をメイクアップする及び/又はケアする固体化粧用組成物に関する。
- 組成物の総質量に対して5質量%から30質量%の不揮発性炭化水素化無極性油又はその混合物と、
- 組成物の総質量に対して43〜90質量%の、好ましくは45質量%から70質量%の間の総含量の不揮発性シリコーン油であって、前記不揮発性シリコーン油の少なくとも1種は不揮発性フェニル化シリコーン油である、不揮発性シリコーン油と、
- 組成物の総質量に対して3〜30質量%のワックス又はその混合物と
を含む少なくとも1種の脂肪相を含む固体組成物を、前記皮膚及び/又は前記唇へ少なくとも適用する工程を含む。
本発明の目的では、用語「生理学的に許容される媒体」は、組成物を皮膚及び/又は唇へ適用するのに好適な媒体、例えば、化粧用組成物で通常使用される油又は有機溶媒を示すことが企図される。
- 組成物の総質量に対して5〜30質量%の不揮発性炭化水素化無極性油又はその混合物と、
- 組成物の総質量に対して43〜90質量%の、好ましくは45質量%から70質量%の間の総含量の不揮発性シリコーン油であって、前記不揮発性シリコーン油の少なくとも1種は不揮発性フェニル化シリコーン油である、不揮発性シリコーン油と、
- 組成物の総質量に対して3〜30質量%のワックス又はその混合物と、
- 少なくとも1種の着色剤と
を含む、皮膚及び/又は唇をメイクアップする及び/又はケアするための固体組成物に好ましくは関する。
組成物の硬度、特に棒の口紅のタイプの硬度は、以下のプロトコルに従って求める:
(Y×10-3×9.8)/L
本発明による組成物は、少なくとも1種の脂肪相を含み、より特定すると少なくとも1種の液体脂肪相を含む。
本発明による組成物は、少なくとも1種の不揮発性シリコーン油を含む。より詳細には、本発明による組成物は、少なくとも1種の不揮発性フェニル化シリコーン油を含む。
本発明による組成物は、少なくとも1種の不揮発性フェニル化シリコーン油を含有する。
a)次式(I)に相当するフェニルシリコーン油
b)次式(II)に相当するフェニルシリコーン油
先に記載したフェニルオルガノポリシロキサンの混合物が使用されうる。挙げることができる例には、トリフェニル、テトラフェニル又はペンタフェニルオルガノポリシロキサンの混合物がある。
c)次式(III)に相当するフェニルシリコーン油
d)次式(IV)に相当するフェニルシリコーン油
e)次式(V)に相当するフェニルシリコーン油
- R1〜R10は、互いに独立に、飽和又は不飽和の、直鎖状、環状又は分枝状のC1〜C30炭化水素系基であり、
- m、n、p及びqは、互いに独立に、0から900の間の整数であり、但し、和m+n+qは0ではない)
g)次式(VII)に相当するフェニルシリコーン油、及びその混合物
-R1〜R6は、互いに独立に、飽和又は不飽和の、直鎖状、環状又は分枝状のC1〜C30炭化水素系基であり、好ましくはR1〜R6は、C1〜C30アルキル基、アリール基又はアラルキル基であり、
- m、n及びpは、互いに独立に、0から100の間の整数であり、但し、和n+mは、1から100の間である)。
h)次式に相当するフェニルシリコーン油、及びその混合物
R1、R2、R5及びR6は、一緒に又は別々に、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり、R3及びR4は、一緒に又は別々に、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、又はアリール基であり、但し、R3及びR4の少なくとも1つはフェニル基であり、
Xは、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシル基又はビニル基であり、
n及びpは、油に、質量平均分子量200000g/mol未満、好ましくは150000g/mol未満、より好ましくは100000g/mol未満を付与するように選択される、1を超える又は1に等しい整数である)
i)並びにそれらの混合物。
- 好ましくは以下から選択される、フェニルシリコーン油:テトラメチルテトラフェニルトリシロキサン(例えばDow Corning社からのPH-1554 HRI又はDow Corning 554 Cosmetic Fluid)、トリメチルシロキシフェニルジメチコン[例えばWacker社からのBelsil PDM100{上記式(V)を参照のこと}]、フェニルトリメチコン(例えばDow Corning社により商品名DC556で販売されているフェニルトリメチコン)、フェニルジメチコン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルジメチコン[例えば信越化学工業株式会社からのKF-54(400cSt)、信越化学工業株式会社からのKF54HV(5000cSt)、信越化学工業株式会社からのKF-50-300CS(300cSt)、信越化学工業株式会社からのKF-53(175cSt)、信越化学工業株式会社からのKF-50-100CS(100cSt)]、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン、2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン[例えばDow Corning社により名称Dow Corning PH-1555 HRI Cosmetic fluidで販売されている製品{上記式(III)を参照のこと}]、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン(例えば信越化学工業株式会社からのKF56A)、
- 不揮発性ポリジメチルシロキサン(PDMS)、ペンダントであり且つ/又はシリコーン鎖の末端にあり、それぞれの基が2〜24個の炭素原子を有するアルキル基又はアルコキシ基を含むポリジメチルシロキサン、及び
- それらの混合物。
- フェニルトリメチコン、
- テトラメチルテトラフェニルトリシロキサン、
- ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、
- ジフェニルシロキシフェニルジメチコン、
- トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、
- フェニルジメチコン、
- フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、
- ジフェニルジメチコン、
- ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン、及び
- 2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート、並びに
- それらの混合物。
- フェニルトリメチコン、
- ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、
- ジフェニルシロキシフェニルジメチコン、
- トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、
- フェニルジメチコン、
- フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、
- ジフェニルジメチコン、
- ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン、及び
- 2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート、並びに
- それらの混合物。
第1の実施形態によれば、不揮発性フェニル化シリコーン油は、フェニルジメチコン油(これは少なくともジメチコン部分を有するフェニルシリコーン油を意味する)から選択される。好ましくは、不揮発性シリコーン油は、次式(VII)に相当する油から選択される:
- ジフェニルジメチコン、例えば信越化学工業株式会社からのKF-54(400cSt)、信越化学工業株式会社からのKF54HV(5000cSt)、信越化学工業株式会社からのKF-50-300CS(300cSt)、信越化学工業株式会社からのKF-53(175cSt)、信越化学工業株式会社からのKF-50-100CS(100cSt)、
- トリメチルシロキシフェニルジメチコン、例えばWacker社からのBelsil PDM1000、トリメチルシロキシフェニルトリメチコン、
- トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、例えばDow Corning社からのPH-1555 HRI又はDow Corning 555 Cosmetic Fluid、及び
- それらの混合物。
好ましい第2の実施形態によれば、シリコーン油は、ジメチコン部分を有していないフェニルシリコーン油又はその混合物である。
a)次式(I)に相当するフェニルシリコーン油
b)次式(II)に相当するフェニルシリコーン油
c)次式(III)に相当するフェニルシリコーン油
e)次式(V')に相当するフェニルシリコーン油
- Rは、互いに独立に、飽和又は不飽和の、直鎖状、環状又は分枝状のC1〜C30炭化水素系基であり、好ましくはRは、C1〜C30アルキル基、アリール基又はアラルキル基であり、
- m及びnは、互いに独立に、0から100の間の整数であり、但し、和n+mは、1から100の間である)。
- フェニルトリメチルシロキシトリシロキサン、フェニルトリメチコン、例えばDow Corning社からのDC556、
- テトラメチルテトラフェニルトリシロキサン、例えばDow Corning社からのPH-1554 HRI又はDow Corning 554 Cosmetic Fluid、
- ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、例えば信越化学工業株式会社からのKF56A、Rhone-Poulenc社からの油Silbione70663V30、
- トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、例えばDow Corning社からのPH-1555 HRI又はDow Corning 555 Cosmetic Fluid、及び
- それらの混合物。
本発明による組成物はまた、不揮発性シリコーン油として、不揮発性非フェニル化シリコーン油も含んでよい。
- 不揮発性ポリジメチルシロキサン(PDMS)、
- ペンダントであり且つ/又はシリコーン鎖の末端にあり、それぞれの基が2〜24個の炭素原子を有するアルキル基又はアルコキシ基を含むPDMS、例えばEvonik Goldschmidt社から市販参照名ABIL WAX9801で販売されているセチルジメチコン、
- 脂肪族基及び/又は芳香族基、又はヒドロキシ基、チオール基及び/又はアミン基等の官能基を含むPDMS、
- ポリアルキルメチルシロキサン、例えばEvonik Goldschmidt社から市販参照名ABIL WAX9801で販売されているセチルジメチコン、又はフッソ化基で任意選択で置換されたポリアルキルメチルシロキサン、例えばポリメチルトリフルオロプロピルジメチルシロキサン、
- ヒドロキシル基、チオール基及び/又はアミン基等の官能基で置換されたポリアルキルメチルシロキサン、
- 脂肪酸、脂肪アルコール又はポリオキシアルキレン、及びそれらの混合物で修飾されたポリシロキサン。
R1、R2、R5及びR6は、一緒に又は別々に、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり、
R3及びR4は、一緒に又は別々に、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、ビニル基、アミン基又はヒドロキシル基であり、
Xは、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキシル基又はアミン基であり、
n及びpは、詳細にはその25℃での粘度が9センチストーク(cSt)(9×10-6m2/s)から800,000cStの間であるような液体化合物を有するように選択される整数である)。
- 置換基R1〜R6及びXがメチル基を表し、p及びnが粘度を500000cStとする数である、例えばGeneral Electric社により名称SE30で販売されている製品、Wacker社により名称AK500000で販売されている製品、Bluestar社により名称Mirasil DM500000で販売されている製品、及びDow Corning社により名称Dow Corning 200 Fluid 500000cStで販売されている製品、
- 置換基R1〜R6及びXがメチル基を表し、p及びnが粘度を60000cStとする数である、例えばDow Corning社により名称Dow Corning 200 Fluid 60000CSで販売されている製品、及びWacker社により名称Wacker Belsil DM 60000で販売されている製品、
- 置換基R1〜R6及びXがメチル基を表し、p及びnが粘度を350cStとする数である、例えばDow Corning社により名称Dow Corning 200 Fluid 350CSで販売されている製品、
- 置換基R1〜R6がメチル基を表し、X基がヒドロキシル基を表し、n及びpが粘度を700cStとする数である、例えばMomentive社により名称Baysilone Fluid T0.7で販売されている製品
を挙げることができる。
本発明による組成物は、少なくとも1種の不揮発性無極性炭化水素化油(無極性「炭化水素系」油とも呼ばれる)を含む。
- δDは、分子の衝突中に誘起される双極子の形成から生じるロンドン分散力を特徴とし、
- δpは、永久双極子間のデバイ相互作用力、並びに誘起双極子と永久双極子との間のケーソム相互作用力を特徴とし、
- δhは、特定の相互作用力(例えば水素結合、酸/塩基、ドナー/アクセプター等)を特徴とし、且つ
- δaは、方程式:δa=(δp 2+δh 2)1/2によって求められる。
- 液状パラフィン又はその誘導体、
- スクワラン、
- イソエイコサン、
- ナフタレン油、
- ポリブチレン、例えばAmoco社により製造又は販売されているIndopol H-100(モル質量又はMW=965g/mol)、Indopol H-300(MW=134g/mol)及びIndopol H-1500(MW=2160g/mol)、
- ポリイソブテン、
- 水素化ポリイソブチレン、例えば日油株式会社により販売されているParleam(登録商標)、Amoco社により製造又は販売されているPanalane H-300E(MW=1340g/mol)、Synteal社により製造又は販売されているViseal20000(MW=6000g/mol)、及びWitco社により製造又は販売されているRewopal PIB1000(MW=1000g/mol)、又は代わりにNOF Corporation社により販売されているParleam Lite、
- デセン/ブテンコポリマー、ポリブテン/ポリイソブテンコポリマー、特にIndopol L-14、
- ポリデセン及び水素化ポリデセン、例えばMobil Chemicals社により製造又は販売されているPuresyn10(MW=723g/mol)及びPuresyn150(MW=9200g/mol)、又は代わりにExxonMobil Chemical社により販売されているPuresyn 6、
- 並びにそれらの混合物。
好ましい一実施形態によれば、本発明による組成物は、追加の不揮発性極性炭化水素化油を含みうる。
- 炭化水素系植物油、例えば4〜10個の炭素原子を有する脂肪酸の液体トリグリセリド、例えばヘプタン酸若しくはオクタン酸トリグリセリド、又はホホバ油、
- 好ましくは以下から選択される、エステル油:
- 脂肪酸エステル、特に4〜22個の炭素原子のもの、詳細には、オクタン酸、ヘプタン酸、ラノリン酸、オレイン酸、ラウリン酸又はステアリン酸のもの、例えばジオクタン酸プロピレングリコール、モノイソステアリン酸プロピレングリコール又はジヘプタン酸ネオペンチルグリコール、
- 合成エステル、例えば式R1COOR2(式中、R1は、4〜40個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の脂肪酸残基を表し、R2は、4〜40個の炭素原子を有する、特に分枝状である炭化水素系鎖を表し、但し、R1+R2≧16である)の油、例えばプルセリン油(オクタン酸セトステアリル)、イソノナン酸イソノニル、C12〜C15安息香酸アルキル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、ステアリン酸2-オクチルドデシル、エルカ酸2-オクチルドデシル、エルカ酸オレイル、イソステアリン酸イソステアリル、安息香酸2-オクチルドデシル、オクタン酸、デカン酸又はリシノール酸アルコール又はポリアルコール、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ラウリン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-オクチルデシル、ミリスチン酸2-オクチルドデシル又はコハク酸2-ジエチルヘキシル;好ましくは、好ましい合成エステルR1COOR2(式中、R1は、4〜40個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の脂肪酸残基を表し、R2は、4〜40個の炭素原子を有する、特に分枝状である炭化水素系鎖を表し、但し、R1+R2≧20である)、
- 総炭素数が35〜70を範囲とする直鎖状脂肪酸エステル、例えばテトラペラルゴン酸ペンタエリスリチル(MW=697g/mol)、
- ヒドロキシル化エステル、好ましくは総炭素数35〜70を範囲とするもの、例えばトリイソステアリン酸ポリグリセリル-2(MW=965g/mol)、乳酸イソステアリル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸オクチルドデシル、マレイン酸ジイソステアリル、ステアリン酸グリセリル;ジイソノナン酸ジエチレングリコール、
- 芳香族の酸と、4〜22個の炭素原子を有するアルコールとのエステル、例えばトリデシルトリメリテート(MW=757g/mol)、
- 欧州特許第A-0955039号に記載のもの等の分枝状の脂肪アルコール又は脂肪酸のC24〜C28エステル、特にクエン酸トリイソアラキジル(MW=1033.76g/mol)、テトライソノナン酸ペンタエリスリチル(MW=697g/mol)、トリイソステアリン酸グリセリル(MM=891g/mol)、トリス(2-デシル)テトラデカン酸グリセリル(MW=1143g/mol)、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル(MW=1202g/mol)、テトライソステアリン酸ポリグリセリル-2(MW=1232g/mol)又はテトラキス(2-デシル)テトラデカン酸ペンタエリスリチル(MW=1538g/mol)、
- 少なくとも1つのヒドロキシル化したカルボン酸トリグリセリドを、脂肪族モノカルボン酸及び脂肪族ジカルボン酸でエステル化することによって得られる、任意選択で不飽和であるポリエステル、例えばZenitech社から参照名Zeniglossで販売されているコハク酸及びイソステアリン酸ヒマシ油、
- ジオールダイマーと、一般式HO-R1-(-OCO-R2-COO-R1-)h-OH
(式中、
R1は、ジリノール酸二酸の水素化により得られるジオールダイマー残基を表し、
R2は、炭化水素化ジリノール酸二酸残基を表し、且つ
hは、1〜9を範囲とする整数を表す)
の二酸ダイマーとのエステル、
特に、日本ファインケミカル株式会社により商品名Lusplan DD-DA5(登録商標)及びDD-DA7(登録商標)で販売されている、ジリノール酸二酸とジリノレイルジオールダイマーとのエステル、
- 不飽和脂肪酸タイマー及び/又はトリマーの並びにジオールの縮合により得られるポリエステル、例えば仏国特許第0853634号に記載のもの、特に例えばジリノール酸と1,4-ブタンジオールとの縮合により得られるポリエステル。この点に関して挙げることができるのは、Biosynthis社により名称Viscoplast14436Hで販売されているポリマー(INCI名:ジリノール酸/ブタンジオールコポリマー)、又はポリオールと二酸ダイマーとのコポリマー、及びそれらのエステル、例えばHailuscent ISDA、
- 12〜26個の炭素原子を有する脂肪アルコール、好ましくは分枝状の、例えばオクチルドデカノール、2-ブチルオクタノール、2-ヘキシルデカノール、2-ウンデシルペンタデカノール及びオレイルアルコール、
- C12〜C22高級脂肪酸、例えばオレイン酸、リノール酸及びリノレン酸、並びにそれらの混合物、
- 植物起源の油、例えばゴマ油(820.6g/mol)、
- 12〜26個の炭素原子を有する脂肪酸、例えばオレイン酸、
- 2つのアルキル鎖がおそらく同一又は異なっている炭酸ジアルキル、例えばCognis社により名称Cetiol CC(登録商標)で販売されている炭酸ジカプリリル、
- ビニルピロリドン/1-ヘキサデセンコポリマー等のビニルピロリドンコポリマー、ISP社により製造又は販売されているAntaron V-216(MW=7300g/mol)。
- ビニルピロリドンコポリマー、好ましくは例えばビニルピロリドン/1-ヘキサデセンコポリマー、
- ヒドロキシル化したエステル、好ましくは総炭素数35〜70を範囲とし、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、乳酸イソステアリル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸オクチルドデシル、マレイン酸ジイソステアリル、ステアリン酸グリセリル;ジイソノナン酸ジエチレングリコールから好ましくは選択されるもの、
- 脂肪酸の液体トリグリセリドから好ましくは選択される植物起源からの油、
- クエン酸トリイソアラキジル(MW=1033.76g/mol)、テトライソノナン酸ペンタエリスリチル(MW=697g/mol)、トリイソステアリン酸グリセリル(MM=891g/mol)、トリス(2-デシル)テトラデカン酸グリセリル(MW=1143g/mol)、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル(MW=1202g/mol)、テトライソステアリン酸ポリグリセリル-2(MW=1232g/mol)又はテトラキス(2-デシル)テトラデカン酸ペンタエリスリチル(MW=1538g/mol)から好ましくは選択される分枝状の脂肪アルコール又は脂肪酸のC24〜C28エステル、
- 式R1COOR2(式中、R1は、4〜40個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の脂肪酸残基を表し、R2は、4〜40個の炭素原子を有する、特に分枝状の炭化水素系鎖を表し、但し、R1+R2≧16である)の合成エステル、
- 及びそれらの混合物。
一実施形態によれば、本発明による組成物は、前記不揮発性シリコーン油及び前記不揮発性炭化水素化油以外に、追加の液体脂肪相を含んでもよく、これは、前に記載した不揮発性極性炭化水素化油、及び/又は揮発性シリコーン油から好ましくは選択される。
一実施形態によれば、本発明による組成物は、揮発性油を含んでもよい。
用語「フルオロ油」は、少なくとも1個のフッ素原子を含む油を意味する。
好ましい一実施形態によれば、本発明による組成物は、イソドデカン及び/又はイソヘキサデカン等の揮発性炭化水素化油を更に含む。
一実施形態によれば、本発明による組成物は、少なくとも1種の揮発性シリコーン油を含んでもよい。
本発明による組成物は、少なくとも1種の固体脂肪物質、詳細には少なくとも1種のワックスを含む。
本発明による組成物は、3〜30%のワックスを含む。本発明による組成物は、1種のワックス、又は異なるワックスの混合物を含むことができる。
るつぼに置いたワックスの試料5mgに、-20℃から100℃を範囲とする第1の温度上昇を、加熱速度10℃/分で施し、次いで、100℃から-20℃に冷却速度10℃/分で冷却し、最後に-20℃から100℃を範囲とする第2の温度上昇を、加熱速度5℃/分で施す。第2の温度上昇中に、空のるつぼが吸収する力と、ワックスの試料を含有するるつぼが吸収する力の差の変化を、温度の関数として測定する。化合物の融点は、吸収された力の差の変化を温度の関数として表す曲線のピークの頂点に相当する温度値である。
好ましい一実施形態によれば、本発明の組成物は、少なくとも1種の無極性ワックス、好ましくは炭化水素系ワックスを含む。
- δDは、分子の衝突中に誘起される双極子の形成から生じるロンドン分散力を特徴付け、
- δpは、永久双極子間のデバイ相互作用力、及び更に誘起双極子と永久双極子との間のケーソム相互作用力を特徴付け、
- δhは、特定の相互作用力(例えば水素結合、酸/塩基、ドナー/アクセプター等)を特徴付け、
- δaは、方程式:δa=(δp 2+δh 2)1/2によって求められる。
本発明による組成物はまた、無極性ワックス以外に、追加のワックス、例えば極性ワックスも含んでよい。
- エステルワックス、例えば:
i)式R1COOR2(式中、R1及びR2は、原子の数が10〜50個の範囲である、直鎖状、分枝状又は環状の脂肪鎖であり、これはO、N又はP等のヘテロ原子を有することができ、その融点は25〜120℃を範囲とする)のワックス。
特に、単独での又は混合物としての、C20〜C40アルキル(ヒドロキシステアリルオキシ)ステアレート(20〜40個の炭素原子を有するアルキル基)、又はC20〜C40アルキルステアレートが、エステルワックスとして使用されうる。こうしたワックスは、特に、Koster Keunen社により、名称Kester Wax K 82P(登録商標)、Hydroxypolyester K 82P(登録商標)、Kester Wax K 80P(登録商標)又はKester Wax K82Hで販売されている。
ポリエチレングリコールの及びモンタン酸(オクタコサン酸)のエステルを使用することも可能であり、例えばClariant社により販売されているワックスLicowax KPS Flakes(INCI名:モンタン酸グリコール)がある。
ii)ビス(1,1,1-トリメチロールプロパン)テトラステアレート、Heterene社により名称Hest 2T-4S(登録商標)ので販売されているもの
iii)一般式R3-(-OCO-R4-COO-R5)[式中、R3及びR5は、同一であり又は異なり、好ましくは同一であり、C4〜C30アルキル基(4〜30個の炭素原子を有するアルキル基)を表し、且つR4は、直鎖状又は分枝状のC4〜C30脂肪族基(4〜30個の炭素原子を有するアルキル基)を表し、これは1つ又は複数の不飽和を有していても有していなくてもよく、好ましくは直鎖状で不飽和である]のジカルボン酸のジエステルのワックス
iv)セチルアルコールでエステル化されたヒマシ油の水素化によって得られるワックス、Sophim社により名称Phytowax ricin 16L64(登録商標)及び22L73(登録商標)で販売されており、こうしたワックスは、仏国特許第A-2792190号に記載されている。
第1の実施形態によれば、組成物は、ペースト状脂肪物質を含まない。
- ラノリン及びその誘導体、例えばラノリンアルコール、オキシエチレン化ラノリン、アセチル化ラノリン、ラノリンエステル、例えばラノリン酸イソプロピル、及びオキシプロピレン化ラノリン、
- ワセリン、具体的にはそのINCI名がペトロラタムであり、Penreco社により名称Ultima White PET USPで販売されている製品、
- 以下から選択されるポリオールエーテル:ポリアルキレングリコールペンタエリスリチルエーテル、糖の脂肪アルコールエーテル、及びそれらの混合物、5つのオキシエチレン(5OE)単位を含むポリエチレングリコールペンタエリスリチルエーテル(CTFA名:PEG-5ペンタエリスリチルエーテル)、5つのオキシプロピレン(5OP)単位を含むポリプロピレングリコールペンタエリスリチルエーテル(CTFA名:PEG-5ペンタエリスリチルエーテル)、及びそれらの混合物、より特定すると、PEG-5ペンタエリスリチルエーテルと、PPG-5ペンタエリスリチルエーテルと大豆油との混合物で、Vevy社により名称Lanolideで販売されているもの、これは、質量構成比が46/46/8(46%のPEG-5ペンタエリスリチルエーテルと、46%のPPG-5ペンタエリスリチルエーテルと、8%の大豆油)である混合物、
- ポリマー性又は非ポリマー性シリコーン化合物、
- ポリマー性又は非ポリマー性フルオロ化合物、
- ビニルポリマー、特に以下のもの:
・オレフィンホモポリマー及びコポリマー、
・水素化ジエンホモポリマー及びコポリマー、
・C8〜C30アルキル基を好ましくは有する、(メタ)アクリル酸アルキルの、直鎖状又は分枝状のオリゴマー、ホモポリマー又はコポリマー、
・C8〜C30アルキル基を有する、ビニルエステルのオリゴマー、ホモポリマー及びコポリマー、
・C8〜C30アルキル基を有する、ビニルエーテルのオリゴマー、ホモポリマー及びコポリマー、
- 1種又は複数のC2〜C100、好ましくはC2〜C50ジオール間でのポリエーテル化から得られる脂溶性ポリエーテル、
- エステル(即ち少なくとも1つのエステル官能基を含むペースト状脂肪物質)、
- 並びに/又はそれらの混合物。
- グリセロールオリゴマーのエステル、特にジグリセロールエステル、具体的にはアジピン酸とグリセロールとの縮合物、そこでグリセロールのヒドロキシル基のいくつかが、ステアリン酸、カプリン酸及びイソステアリン酸、並びに12-ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸の混合物と反応している、好ましくは例えばSasol社により商品名Softisan649で販売されているアジピン酸ビス-ジグリセリルポリアシル-2、
- C8〜C30アルキル基を有するビニルエステルホモポリマー、例えばラウリン酸ポリビニル(特にChimex社により参照名Mexomer PPで販売されている)で、及びAlzo社により商品名Waxenol801で販売されているプロピオン酸アラキジル、
- フィトステロールエステル、
- 脂肪酸トリグリセリド及びその誘導体、例えば脂肪酸のトリグリセリド、これは特にC10〜C18であり、且つ部分的に又は全体的に水素化されており、例えばSasol社により参照名Softisan100で販売されており、
- ペンタエリトリトールエステル、
- 直鎖状又は分枝状のC4〜C50ジカルボン酸又はポリカルボン酸とC2〜C50ジオール又はポリオールとの重縮合から得られる非架橋ポリエステル、
- 脂肪族ヒドロキシカルボン酸エステルの、脂肪族カルボン酸とのエステル化から得られるエステルの脂肪族エステル。好ましくは、脂肪族カルボン酸は、4〜30個、好ましくは8〜30個の炭素原子を有する。それは、好ましくは、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、2-エチルヘキサン酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、トリデカン酸、テトラデカン酸、ペンタデカン酸、ヘキサデカン酸、ヘキシルデカン酸、ヘプタデカン酸、オクタデカン酸、イソステアリン酸、ノナデカン酸、エイコサン酸、イソアラキジン酸、オクチルドデカン酸、ヘンエイコサン酸及びドコサン酸、並びにそれらの混合物から選択される。脂肪族カルボン酸は、好ましくは分枝状である。脂肪族ヒドロキシカルボン酸エステルは、有利には、2〜40個の炭素原子、好ましくは10〜34個の炭素原子、より良好には12〜28個の炭素原子、及び1〜20個のヒドロキシル基、好ましくは1〜10個のヒドロキシル基、より良好には1〜6個のヒドロキシル基を有するヒドロキシル化脂肪族カルボン酸から誘導される。脂肪族ヒドロキシカルボン酸エステルは、以下から選択される:
a)飽和の直鎖状のモノヒドロキシル化脂肪族モノカルボン酸の部分的又は全体的エステル、
b)不飽和のモノヒドロキシル化脂肪族モノカルボン酸の部分的又は全体的エステル、
c)飽和のモノヒドロキシル化脂肪族ポリカルボン酸の部分的又は全体的エステル、
d)飽和のポリヒドロキシル化脂肪族ポリカルボン酸の部分的エステル又は全体的エステル、
e)モノヒドロキシル化若しくはポリヒドロキシル化した脂肪族モノカルボン酸又はポリカルボン酸と反応しているC2〜C16脂肪族ポリオールの部分的エステル又は全体的エステル、
並びにそれらの混合物、
- 必要に応じて遊離のアルコール官能基又は酸官能基が酸基又はアルコール基でエステル化された、ジオールダイマーと二酸ダイマーとのエステル、特にダイマージリノール酸エステル:こうしたエステルは、以下のINCI名を有するエステルから特に選択されうる:ビス-ベヘニル/イソステアリル/ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルフィトステリル(参照名Plandool G及びPlandol G7で市販されている)、フィトステリル/イソステアリル/ステアリル/ダイマージリノール酸ベヘニル(プランドールH又はプランドールS)及びそれらの混合物、
- 1〜34個の炭素原子を有する一価アルコールをエステルと反応させることにより得られるエステルで、これは、ダイマー酸を、ダイマージオールと、3〜10個の炭素原子を有する3価以上の多価アルコールとのアルコール混合物と反応させることによって得られ、ダイマー酸とアルコールの混合物から得られるエステル中に残っているカルボン酸基の1モル当量に対して0.8〜1.5モル当量、好ましくは0.4〜0.8モル当量、更により好ましくは0.2〜3.5モル当量の一価アルコールを使用することによって得る。
ダイマー酸は、標準の工業的方法により得ることができる。より詳細には、ダイマー酸は、11〜22個の炭素原子を有する不飽和脂肪酸、又は粘土触媒若しくは類似のものを有するその低級アルコールエステルを二量化することにより得ることができる。得られたダイマー酸は、主な成分として約36個の炭素原子を有する二塩基酸を有し、純化の程度に応じてトリマー酸及びモノマー酸を含有することができる。植物の脂肪及び油に由来するダイマーが好ましい。前述のダイマーとして、例えばCroda Inc.社により提供されているPRIPOL1006、PRIPOL1009、PRIPOL1015及びPRIPOL1025並びに類似のものが使用されうる。
ダイマージオールは、より具体的には、主な成分として約36個の炭素原子を有するジオールを有する生成物である。ダイマージオールは、前述のダイマー酸及び/又はその低級アルコールエステルを、触媒の存在下で水素化して、約36個の炭素原子を有するジオールを形成することにより得られ、そこでダイマー酸のカルボン酸部分はアルコールである。植物の脂肪及び油に由来するダイマージオールが好ましい。例えば、Croda Inc.社により提供されているPRIPOL2033が使用されうる。
3〜10個の炭素原子を有する三価以上の多価アルコールは、グリセロール、ジグリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、ジトリメチロールプロパン及びジペンタエリトリトールから好ましくは選択される。
1〜34個の炭素原子を有する一価アルコールは、より詳細には、12〜22個の炭素原子を有する直鎖状の飽和のアルコール、8〜22個の炭素原子を有する分枝状の飽和のアルコール、コレステロール及びフィトステロールから選択される。好ましくは、一価アルコールは、16個以上の炭素原子を有する直鎖状の飽和の1価のアルコールであり、ペースト状の形態にある。別の実施形態によれば、一価アルコールは、コレステロール又はフィトステロールである。加えて、二重結合が、二量化反応の後に残る。したがって、そこで水素化が更に実施されるダイマー酸が使用されうる。
こうした製品は、例えば日本ファインケミカル株式会社の名において提起された特開平13-20933に記載されている。
- マンゴー脂、例えば、Aarhuskarlshamn社により参照名Lipex203で販売されている製品、
- 植物起源の水素化油、例えば水素化イソステアリン酸ヒマシ油[日清オイリオグループ株式会社からSALACOS HCIS (V-L)として販売されている]、水素化大豆油、水素化ヤシ油、水素化ナタネ油、水素化した植物性油の混合物、例えば水素化された、大豆油、ヤシ油、パーム油及びナタネ油の混合物、例えばAarhuskarlshamn社により参照名Akogel(登録商標)で販売されている混合物(INCI名:水素化合物植物油)、
- シア脂、特にそのINCI名がButyrospermum Parkii Butterである製品、例えばAarhuskarlshamn社により参照名Sheasoft(登録商標)で販売されている製品、
- 水素化ロジン酸エステル、例えば水素化ロジン酸のジリノレイルダイマー(日本ファインケミカル株式会社からのLusplan DD-DHR又はDD-DHR)、
- 並びにそれらの混合物。
- 組成物の総質量に対して5〜30質量%の不揮発性炭化水素化無極性油又はその混合物と、
- 組成物の総質量に対して43〜90質量%の総含量の不揮発性シリコーン油であって、前記不揮発性シリコーン油の少なくとも1種は、好ましくはジメチコン部分を有していない不揮発性フェニル化シリコーン油である、不揮発性シリコーン油と、
- 組成物の総質量に対して3〜30質量%のワックス又はその混合物と、
- (i)ビス-ベヘニル/イソステアリル/ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルフィトステリル;(ii)1〜34個の炭素原子を有する一価アルコールを、ダイマー酸をダイマージオールと3〜10個の炭素原子を有する三価又はより多価のアルコールとのアルコール混合物と反応させることにより得られるエステルと、ダイマー酸及びアルコール混合物から得られるエステル中に残存する1モル当量のカルボキシル基に対して0.8〜1.5モル当量の一価アルコールを使用して反応させることにより得られるエステルから選択される;好ましくは(ii)の中から選択される、少なくとも1種のペースト状化合物と
を含む少なくとも1種の脂肪相を含む。
本発明によるメイクアップ及び/又はケア組成物はまた、1種又は複数のフィラーを含んでもよい。第1の実施形態によれば、組成物は、フィラーを含まない。
- 組成物の総質量に対して5〜30質量%の不揮発性炭化水素化無極性油又はその混合物と、
- 組成物の総質量に対して43〜90質量%の総含量の不揮発性シリコーン油であって、前記不揮発性シリコーン油の少なくとも1種は、好ましくはジメチコン部分を有していない不揮発性フェニル化シリコーン油である、不揮発性シリコーン油と、
- 組成物の総質量に対して3〜30質量%のワックス又はその混合物と、
- ポリウレタン、好ましくはトリメチロールヘキシルラクトンを含むポリウレタン、更により好ましくはヘキサメチレンジイソシアネート/トリメチロールヘキシルラクトンのコポリマーの中から有利には選択されるフィラーと
を含む少なくとも1種の脂肪相を含む。
- 有機修飾された粘土、好ましくは第四級アミン及び第三級アミンから特に選択される化合物で処理されたもの。挙げることができる有機修飾された粘土は、有機修飾されたベントナイト、例えばRheox社により名称Bentone34で販売されている製品、及び有機修飾されたヘクトライト、例えばRheox社により名称Bentone27及びBentone38で販売されている製品、
- 疎水性ヒュームドシリカ。こうしたシリカは、例えば、Degussa社により参照名Aerosil R812(登録商標)で、及びCabot社によりCab-O-Sil TS-530(登録商標)で、並びにDegussa社により参照名Aerosil R972(登録商標)及びAerosil R974(登録商標)で、並びにCabot社によりCab-O-Sil TS-610(登録商標)及びCab-O-Sil TS-720(登録商標)で販売されている。
好ましい一実施形態によれば、組成物は、少なくとも疎水性シリカエアロゲル粒子を含んでもよい。こうした化合物は、フィラーである。
Sv=Swxρ(上に定義した通り、式中、ρは、g/cm3で表される充填密度であり、SMは、m2/gで表される1体積単位当たりの比表面積である)。
本発明による組成物は、少なくともデキストリンのエステル、好ましくはデキストリンと脂肪酸とのエステル、好ましくはC12〜C24脂肪酸を含んでもよい。
本発明による組成物は、好ましくは、少なくとも1種の染料(着色剤としても知られる)を含むことができ、これらは、水溶性の染料又は脂溶性の染料、顔料及び真珠光沢剤、並びにそれらの混合物から選択されうる。
本発明の組成物はまた、水性相も含んでもよく、これは、組成物の総質量に対して、0.01質量%〜50質量%、特に0.1質量%〜30質量%、又は更には1質量%〜20質量%構成することができる。この水性相は、本質的に水から形成されることが可能であり、又は水と、水混和性溶媒(25℃で水に50質量%超の混和性)(特に1〜5個の炭素原子を有するモノアルコール、例えば、エタノール又はイソプロパノール、2〜8個の炭素原子を有するグリコール、例えばプロピレングリコール、エチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等、C3〜C4ケトン、C2〜C4アルデヒド、並びにそれらの混合物から選択される)との混合物を含むことができる。
本発明によるメイクアップ及び/又はケア組成物はまた、化粧品で通常使用される少なくとも1種の作用剤を含んでもよく、それらは、例えば、特に疎水性である、還元剤、増粘剤、成膜剤と、シリコーンエラストマー、柔軟剤、抗泡剤、湿潤剤、UVスクリーニング剤、セラミド;化粧用活性剤;ペプタイザー、芳香剤、タンパク質、ビタミン、噴霧剤、親水性又は親油性の、成膜性又は非成膜性ポリマー;親油性又は親水性ゲル化剤から選択される。上述の添加剤は、それらの各量が、組成物の総質量に対して、0.01質量%から10質量%の間で一般に存在する。言うまでもなく、当業者であれば、本発明に関連した有利な特性が、有害な影響を全く受けない又は実質的に受けないように、組成物の構成物を注意深く選択することになる。
本発明に従って使用される組成物はまた、任意の通常の化粧用成分を含んでもよく、それは、特に、抗酸化剤、成膜ポリマー、香料、保存剤、柔軟剤、湿潤剤、中和剤、日焼け止め、甘味剤、ビタミン、フリーラジカル捕捉剤及び隔離剤、並びにそれらの混合物から選択されうる。
固体リップ製品タイプ(リップスティック)の化粧用配合物
以下の組成物を有する6種の固体メイクアップ配合物(リップスティック)を調製した(示したパーセントは質量%である)。配合物1、2及び3は、本発明を例示し、配合物4及び5は、本発明外の比較組成物である。
実施例1〜5の組成物を、以下のプロトコルに従って得た:
組成物1〜5の20℃での硬度を、先に記載したプロトコルに従って評価した。組成物の硬度の測定値を、前の表に列挙している。
固体リップ製品タイプ(リップスティック)の化粧用配合物
以下の組成物を有する以下の固体リップメイクアップ配合物(リップスティック)を調製した(示したパーセントは質量%である)。本発明を例示している配合物6は、10質量%の水素化ポリイソブテンを10%の脂肪ペースト状化合物に置き換えた先の配合物2に基づく。
固体リップ製品タイプ(リップスティック)の化粧用配合物
本発明による以下の組成物を、先の方法に従って調製した(示したパーセントは質量%である)。
前の実施例において詳細に記した評価方法と同じものを用いた。
Claims (13)
- 生理学的に許容される媒体中に、
- 組成物の総質量に対して5〜30質量%の不揮発性炭化水素化無極性油又はその混合物と、
- 組成物の総質量に対して50〜70質量%の総含量の不揮発性シリコーン油であって、前記不揮発性シリコーン油が少なくとも2種のジメチコン部分を有さない不揮発性フェニル化シリコーン油である、不揮発性シリコーン油と、
- 組成物の総質量に対して3〜30質量%のワックス又はその混合物と、
- 少なくとも1種の揮発性炭化水素油と
を含む少なくとも1種の脂肪相を含む、皮膚及び/又は唇をメイクアップする及び/又はケアするための固体化粧用組成物。 - 前記不揮発性炭化水素化無極性油が、ポリブテン、水素化ポリブテン、ポリイソブテン、水素化ポリイソブテン、ポリデセン、水素化ポリデセン、及びそれらの混合物から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記不揮発性炭化水素化無極性油の含量が、組成物の総質量に対して5質量%から25質量%の間である、請求項1又は2に記載の組成物。
- 前記ジメチコン部分を有さない不揮発性フェニル化シリコーン油が、以下:
b)次式(II)に相当するフェニルシリコーン油
(式中、R基はフェニルを表す)
c)次式(III)に相当するフェニルシリコーン油
[式中、Meはメチルを表し、Phはフェニルを表す]、
e)次式(V)に相当するフェニルシリコーン油
[式中、Meはメチルであり、Phはフェニルであり、OR'は-OSiMe3基を表し、yは0であり、zは1から1000の間を範囲である]
f)次式(VI)に相当するフェニルシリコーン油、及びそれらの混合物
(式中、
- R1〜R10は、互いに独立に、飽和又は不飽和の、直鎖状、環状又は分枝状のC1〜C30炭化水素系基であり、
- pは0であり、m、n及びqは、互いに独立に、0から900の間の整数であり、但し、和m+n+qは0ではない)
g)次式(VII)に相当するフェニルシリコーン油、及びそれらの混合物
[式中、
- R1〜R6は、互いに独立に、飽和又は不飽和の、直鎖状、環状又は分枝状のC1〜C30炭化水素系基であり、
- pは0であり、m及びnは、互いに独立に、0から100の間の整数であり、但し、和n+mは1から100の間である]
i)及びそれらの混合物
から選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記ジメチコン部分を有さない不揮発性フェニル化シリコーン油が、
- フェニルトリメチコン、
- テトラメチルテトラフェニルトリシロキサン、
- ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、
- トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、
- フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、
- ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン、
- 2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート、並びに
- それらの混合物
から選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記ジメチコン部分を有さない不揮発性フェニル化シリコーン油が、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン及びジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、並びにそれらの混合物から選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
- ジメチコン部分を有する不揮発性シリコーン油を含まない、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
- 不揮発性炭化水素化無極性油の総計の、ジメチコン部分を有さない不揮発性フェニル化シリコーン油の総計に対する質量比が、0.1から5の間である、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ワックスが、無極性ワックスから選択される、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
- ワックスが、組成物の総質量に対して3質量%から20質量%の間の総含量で存在する、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
- 脂肪ペースト状化合物、フィラー、着色剤、並びに、それらの混合物から選択される、少なくとも1種の追加の化合物を更に含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
- 硬度値が60〜200Nm-1の間である、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
- 少なくとも請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物を、皮膚及び/又は唇の上に適用する工程を含む、皮膚及び/又は唇をメイクアップする及び/又はケアするための方法。
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