JP6255959B2 - 画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像処理システム - Google Patents
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Description
特に、蛍光用紙は利用者の好みで選択したものであり、その非標準記録媒体上で所望する色が出力されることが望まれている。
ところが、この蛍光特性とは、人間の目に素材本来の色味よりも、より白く見せるための特殊塗料として含まれている蛍光増白剤によって発現する。この蛍光増白剤は、可視光領域の短波長から紫外波長域の光を吸収し、より長波長側で光を放出する特性を有している。このように、蛍光増白剤を用いた非標準記録媒体では、非標準記録媒体の白色が非標準記録媒体本来の色に比べ、より鮮やかな白色として人間の目には知覚される効果がある。その反面、カラープロファイル等を用いて行う厳密なカラーマッチングでは、蛍光増白剤の量、特性によって知覚効果が異なってくる。
したがって、蛍光を含む非標準記録媒体の場合、色の見えに対する影響が大きく、色順応モデルや色の見えのモデルを用いて単純な色変換処理を行ったり、単純な白色点の補正を行ったりしても、色再現性が異なるという不具合がある。
また、特許文献2では、蛍光用紙を対象として、紙白部のみならず、蛍光増白効果があり色順応モデルによる変換や単純な白色点の補正では適切に補正できない画像領域の再現色を適切に色補正する目的で、蛍光無し光源時は標準記録媒体の紙白を蛍光用紙の紙白に変換する紙白処理を行い、蛍光有り光源時は蛍光相対係数及び環境係数を乗算する補正を行う、即ち蛍光無し光源時と色の見えが絶対値で一致するように補正するため紙によっては紙白が黄色く色付いて出力される画像処理装置が開示されている。
また、特許文献3では、分光測定機の機種間における出力誤差を高精度に補正する目的で、基準機としての分光測定機でパッチ画像を測定することによって得られる基準分光反射率と、補正対象機としての分光測定機でパッチ画像を測定することによって得られる補正対象分光反射率から、基準分光反射率が補正対象分光反射率に近づくように、波長毎に相関曲線を示す係数を補正係数として生成し、補正対象機で測定された分光反射率を補正する構成が開示されている。
また、特許文献2では、用紙に含まれる蛍光増白剤の影響を考慮した補正を行う点が記載されている。しかし、用紙に含まれる蛍光増白材の影響が及ぶ画像領域の再現色を標準記録媒体と一致させる蛍光補正処理を行う場合に、標準記録媒体に対して絶対値又は相対値の何れかで合わせるユーザの要望に容易に対応できないといった問題や、測色器の機種差を補正する仕組みを有していないといった問題は解消できていない。
また、特許文献3では、分光測色器の機種差による誤差を補正する点が記載されている。しかし、全色、全波長を対象とし、用紙に依存したパラメータで補正する手段であるため、用紙毎に測色器補正のためのパラメータを設定する必要があり、分光測色器の機種差を簡易に補正することができないといった問題は解消できていない。
このように、従来、蛍光特性が異なる非標準記録媒体に対応した補正パラメータの設定では、非標準記録媒体毎に多数のカラーパッチを出力して測色する必要があるため、ユーザが簡易に行えないといった問題や、非標準記録媒体や色材を消費するといった問題や、標準記録媒体に対して絶対値又は相対値の何れかで合わせるユーザの要望に容易に対応できないといった問題や、標準記録媒体の分光反射率と非標準記録媒体の分光反射率が異なる機種の分光測色器で測定された場合に、分光測色器の機種差による誤差を簡易的に補正する手段がないといった問題があった。
本発明は、蛍光特性が異なる非標準記録媒体に対応した補正パラメータ設定又はカラープロファイル作成に際して、以下の特徴を有する。
本実施形態によれば、標準記録媒体に形成した多数パッチの測色値を用いることで、非標準記録媒体に関する測色を大幅に削減し(非標準記録媒体の白色1点のみの測定にする)、しかも非標準記録媒体毎にカラーパッチ出力の必要がないことが特徴になっている。
さらに、蛍光補正前に行う白色点変換を切り替えることで、標準記録媒体に対して絶対値で合わせる場合と相対値で合わせる場合の両方に対応することが特徴になっている。
さらに、記録媒体の分光反射率の測色を標準記録媒体とは異なる測色器を用いて行うケースであっても、記録媒体の測色器情報をユーザに入力してもらうだけで、簡易に対応可能なことが特徴となっている。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像処理方法について説明するための図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像処理方法を実行する画像形成システムの構成を示す図である。画像処理システム10は、例えば、制御PC及び制御PCに搭載された拡張ハードウエアと制御ソフトウエアにより実現されている。
制御PCは、内部にROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CPU(Central Processing Unit)、HDD(Hard Disk Drive)を備えている。制御PCは、HDDからオペレーティングシステムOSを読み出してRAM上に展開してOSを起動し、OS管理下において、HDDからプログラム(処理モジュール)を読み出し、各種処理を実行する。
画像処理システム10は、画像処理プロセスを実現するための機能構成として、図1に示すように、入力画像取得部1と、蛍光補正部2Aと、色変換部3Aと、プリンタ出力部4とを備えている。さらに、画像処理システム10は、記録媒体分光反射率取得部5Aと、記録媒体測色器情報取得部11と、補正パラメータ設定部6と、記録部7とを備えている。
画像処理システム10は、出力に使用する非標準記録媒体(ユーザが使用する非標準記録媒体)の分光反射率を取得して補正パラメータを設定し、入力画像に対して補正パラメータに基づいて蛍光補正を行い、プリンタで画像形成して出力する。
なお、「標準記録媒体」以外の用紙等の媒体であり、ユーザが使用する用紙等の媒体は「記録媒体」と呼ぶ。「記録媒体」に対応する色変換パラメータが記録部7に保持されていない。
記録媒体測色器情報取得部11は、記録媒体分光反射率取得部5Aにて使用した測色器の測色器情報(機種情報)をユーザに入力してもらうことで取得する。
補正パラメータ設定部6は、非標準記録媒体の分光反射率、非標準記録媒体の測色器情報、及び標準記録媒体に形成した多数のカラーパッチ分光反射率(予め測色して記憶部7に記憶したデータ)に基づいて、非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定する。このように補正パラメータ設定部6は、非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるためのステップを実行する。
入力画像取得部1は、RGBの色で形成されている入力画像データを取得する。ここでは、入力画像取得部1は、非標準記録媒体に形成する入力画像データを取得するステップを実行する。
色変換部3Aは、記憶部7に記憶されている標準記録媒体プロファイルに基づいてLab均等色空間の色値を、出力に使用する色材色に対応した色値であるCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)に変換する。
プリンタ出力部4は、色値CMYKに基づいて、非標準記録媒体上に色材であるトナーを載せて画像形成する。
記録部7は、前記標準記録媒体に対応したカラープロファイルを記憶する。このように、記録部7は、標準記録媒体に対応したカラープロファイルを記憶するステップを実行する。
制御PCは、起動時にHDDからオペレーティングシステムOSを読み出してRAM上に展開してOSを起動し、OS管理下において、HDDからプログラムである処理モジュールを読み出し、各種処理を実行する。以下、蛍光補正部2AにおいてCPUにより実行される処理モジュールについて説明する。
マトリクス変換処理モジュール22は、入力画像の色として捉えられている三刺激値XYZ値に対してマトリクス変換を行う。これにより、非標準記録媒体に含まれる蛍光増白剤の量が標準記録媒体と異なる場合であっても、非標準記録媒体間の色再現が一致するように色値を補正する。
XYZ値での変換実現のため、マトリクス変換前後で色空間の変換として、RGB→Lab変換処理モジュール20でRGBの値をLab値に変換する。次いで、Lab→XYZ変換処理モジュール21でLab値をXYZ値に変換し、次いで、マトリクス変換処理モジュール22でマトリックス変換する。次いで、X´Y´Z´→L´a´b´変換処理モジュール23で、マトリックス変換後のX´Y´Z´値をL´a´b´値に変換する。
マトリクス変換処理モジュール22は、以下の式1に従ってXYZ値からX´Y´Z´値への変換を行う。ここで適用するマトリクス係数m11〜m34が、補正パラメータ設定部6にて設定される補正パラメータである。
X´Y´Z´→L´a´b´変換処理モジュール23は、X´Y´Z´値を均等色空間の色値L´a´b´に変換する。
非標準記録媒体の分光反射率及び標準記録媒体に形成した多数のカラーパッチ分光反射率から、マトリクス係数m11〜m34を、補正パラメータとして算出する。補正パラメータ設定部6では、補正パラメータに基づいて標準記録媒体に対応したカラープロファイルを修正し、非標準記録媒体に対応したカラープロファイルを生成するステップを実行する。さらに、非標準記録媒体の分光反射率に基づいて、非標準記録媒体と標準記録媒体の蛍光レベル差を算出する蛍光レベル差算出ステップと、蛍光レベル差、及び標準記録媒体の分光反射率に基づいて、補正パラメータを設定するステップを実行する。
蛍光レベル変換処理モジュール60は、蛍光レベル差に応じて標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率を変換し、同じカラーパッチ群を非標準記録媒体に形成した場合の予測分光反射率を求める。
分光反射率→XYZ変換処理モジュール61は、標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率や、非標準記録媒体に形成した場合の予測分光反射率、及び、非標準記録媒体の分光反射率を、三刺激値XYZに変換する。
重回帰分析処理モジュール62は、蛍光レベル変換の逆変換となる変換をXYZ信号間で行う、即ち非標準記録媒体に形成したパッチのXYZから標準記録媒体に形成したパッチのXYZを予測する変換マトリクス係数a11〜a34を算出する。標準記録媒体に形
成した各パッチのXYZ値を、(Xs1、Ys1、Zs1)、(Xs2、Ys2、Zs2)、(Xs3、Ys3、Zs3)、…とする。
白色補正処理モジュール63は、非標準記録媒体の分光反射率をXYZに変換した値(Xw、Yw、Zw)と、蛍光レベル変換処理モジュール60の出力に含まれる非標準記録媒体の白色に関する予測分光反射率をXYZに変換した値(Xuw、Yuw、Zuw)のズレを補正するための変換マトリクスを、重回帰分析処理モジュール62により求めた変換マトリクスに乗算して、補正パラメータm11〜m34を算出する。算出式は式3になる。
蛍光強さ予測処理モジュール604では、後述の式4−1に従って、標準記録媒体の分光反射率から、蛍光強さ予測値fuを算出する。
蛍光強さ予測処理モジュール605では、後述の式4−2に従って、非標準記録媒体の分光反射率から、蛍光強さ予測値fsを算出する。
測色器パラメータ選択処理モジュール606では、非標準記録媒体の測色で使用した測色器の機種情報に応じて、対応する測色器パラメータを選択する。
測色器機種差補正処理モジュール607では、後述の式4−3に従って、標準記録媒体の分光反射率取得に使用した測色器と、非標準記録媒体の分光反射率取得に使用した測色器の、機種差を補正する。非標準記録媒体の分光反射率から算出した蛍光強さ予測値fuを、標準記録媒体の分光反射率取得に使用した測色器を使用して取得した分光反射率から算出した蛍光強さ予測値fu’に変換する。
蛍光レベル差予測処理モジュール608では、後述の式5−2に従って、標準記録媒体と非標準記録媒体の蛍光レベル差を予測する。
図5(a)は、測色器にUVカットフィルタを装着しない状態で測色した、UVカットフィルタなしでの非標準記録媒体の分光反射率を示している。
図5(b)は、測色器にUVカットフィルタを装着した状態で測色した、UVカットフィルタありでの非標準記録媒体の分光反射率を示している。
図5(a)、(b)から分かるように、蛍光増白剤が多い(蛍光レベルが高い)非標準記録媒体は、(a)と(b)の分光反射率波形が大きく異なる。蛍光増白剤が少ない(蛍光レベルが低い)非標準記録媒体は、(a)と(b)の分光反射率波形が類似している。
図5(c)に示すように、(a)UVカットフィルタなしでの非標準記録媒体の分光反射率と(b)測色器にUVカットフィルタを装着した状態での非標準記録媒体の分光反射率との差分である(c)の波形のピークの高さを、各非標準記録媒体の蛍光レベルと定義する。ピークは440nm付近の波長で現れる。蛍光レベル差は、ピーク即ち440nmにおける分光反射率の標準記録媒体との差分になる。
蛍光レベル差算出処理モジュール600では、非標準記録媒体と標準記録媒体の蛍光レベルを算出する。標準記録媒体の蛍光レベルは、予め算出して記憶部7に記憶しておいてもよい。
図5(c)は、いずれも図6の基本波形を係数倍した形状で近似可能である。その係数こそが蛍光レベルである。蛍光レベルを算出する対象非標準記録媒体の(a)UVカットなしでの分光反射率をRw(λ)とし、標準記録媒体の(a)UVカットなしでの分光反射率をRs(λ)とし、算出する蛍光レベルをRF(f)とする。Rs(λ)、Rw(λ)のピークである440nmと、蛍光増白剤の影響を受ける短波長側と蛍光増白剤の影響を受けない長波長側の境界である520nmにおける分光反射率差分(蛍光強さ予測値)を、式4−1、式4−2のとおりfs,fuとする。Rs(λ)とRw(λ)の取得に使用した測色器の機種差を補正する測色器パラメータ(mc0,mc1)を用いて、式4−3のとおり非標準記録媒体の蛍光強さ予測値fuをfu’に線形変換する。測色器パラメータ(mc0,mc1)は、Rs(λ)とRw(λ)の取得に使用した測色器の機種が同じ場合は、(1,0)に設定される。蛍光レベルRF(f)は式5−1のとおり(a)UVカットなしでの蛍光強さ予測値fの線形変換で近似できる。
二次元平面の横軸に各非標準記録媒体の440nmと520nmの差分(=蛍光強さ予測値f)、縦軸に各非標準記録媒体の440nmにおける差分値(=蛍光レベルRF(f))をプロットし、近似直線を求める。近似直線の切片がα、傾きがβになる。
次に、蛍光レベル差を算出する。非標準記録媒体の蛍光レベルをRF(fu)、標準記録媒体の蛍光レベルをRF(fs)とすると、RF(fu’)−RF(fs)が蛍光レベル差になる。実際の計算では、式5−2のように、RF(fs)、RF(fu)を介さずに、線形変換パラメータβおよびfu’およびfsから直接算出する。即ち、線形変換パラメータα、βのうち、βのみを記憶しておけばよい。線形変換パラメータβ、及び、図6の基本波形は、蛍光レベル予測パラメータとしてまとめて予め記憶部7に記憶しておく。
測色器パラメータ(mc0,mc1)は、様々な蛍光レベルのものを含むいくつかの非標準記録媒体を、標準記録媒体を測色するときに使用する測色器1と、別の測色器2で測色して、予め設定しておく。測色器2は、非標準記録媒体の測色で使用する可能性のある全ての機種が対象となる。複数の測色器2に対して、それぞれパラメータ(mc0,mc1)を設定しておく。
二次元平面の横軸に測色器2を用いて取得した各非標準記録媒体の分光反射率から求めた440nmと520nmの差分(=蛍光強さ予測値f)、縦軸に測色器2を用いて取得した各非標準記録媒体の分光反射率から求めた440nmと520nmの差分(=蛍光強さ予測値f)をプロットして、近似直線を求める。近似直線の切片がmc1、傾きがmc0になる。
非標準記録媒体と標準記録媒体の蛍光レベル差に応じて記録媒体間分光反射率の差分値を推定し、標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率と合成して非標準記録媒体におけるパッチの予測分光反射率を求める。
記録媒体間分光反射率差分推定処理モジュール601は、非標準記録媒体と標準記録媒体の分光反射率差分のうち蛍光レベル差による差分値を推定する。記憶部7に記憶された蛍光レベル予測パラメータ(図6の基本波形)および色材マスキングパラメータに基づいて標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率の夫々に対応した差分値を推定する。
合成処理モジュール602は、標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率に、推定した差分値を加算する。
記録媒体間分光反射率差分推定処理モジュール601では、算出した蛍光レベル差を図6に示す基本波形に乗算した値が、標準記録媒体と非標準記録媒体の記録媒体間における非標準記録媒体の分光反射率差分推定値になる。
非標準記録媒体の分光反射率差分推定値、及び、記憶部7に予め記憶された色材マスキングパラメータを基に、非標準記録媒体間におけるカラーパッチ分光反射率差分を推定する。
色材マスキングパラメータPw、Pc、Pm、Py…は、4D−LUT(四次元LUT(Look Up Table))の頂点16点で設定されている。各頂点に対応したカラーパッチ分光反射率差分推定値は、非標準記録媒体の分光反射率差分推定値に色材マスキングパラメータを乗算した値になる。例えば(C、M、Y、K)=(100、0、0、0)のカラーパッチ分光反射率差分推定値は、非標準記録媒体の分光反射率差分推定値に色材マスキングパラメータPcを乗算した値になる。
4D−LUTの中間点(頂点以外)に対応したカラーパッチ分光反射率差分推定値は、頂点の分光反射率差分推定値をカラーパッチ網点面積率に応じた比率で線形補間して算出する。
非標準記録媒体に含まれる蛍光増白剤は、紫外光を吸収して青色の光を放射する。非標準記録媒体の上に紫外光の透過率が低い色材が載ると、測色器におけるUVカットフィルタと似た効果を発揮し、非標準記録媒体に照射される紫外光が減るため放射される青色の光も減る。そのため、蛍光レベルが異なる非標準記録媒体間の分光反射率差分が小さくなる。
色材マスキングパラメータは、各色材の紫外光の透過率を反映したパラメータである。非標準記録媒体白色におけるパラメータPW=1に対して、Y(イエロー)単色の色材マスキングパラメータはPY=0.02であり、紫外光の透過率が低い色材であることを表した値になっている。
標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率が、図11の格子点に対応した2401個のカラーパッチに関して予め測色され、記憶部7に記憶されているものとする。
記録媒体間分光反射率差分推定処理モジュール601で各格子点に対応したカラーパッチ分光反射率差分推定値を算出し、合成処理モジュール602で標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率との加算値を求める。その加算値が、非標準記録媒体におけるパッチの予測分光反射率になる。
先の図3では、補正パラメータ設定部6の第1実施形態を示している。その実施形態では、非標準記録媒体毎に変動するのは非標準記録媒体の分光反射率のみで処理していた。
従って、記憶部7に標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率を記憶する代わりに、ここでは、予め標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率を使って蛍光レベル差毎に補正パラメータm11〜m34を算出した結果を記憶する構成にしてもよい。
補正パラメータ選択処理モジュール603は、蛍光レベル差算出処理モジュール600にて算出した蛍光レベル差に対応した補正パラメータm11〜m34を記憶部7に記憶された蛍光レベル差毎の補正パラメータテーブルから選択して出力する。
ここでは、先の第1実施形態(図1)における蛍光補正部2Aの代わりに、プロファイル修正部8を設ける。本実施形態では、補正パラメータ設定部6で設定された補正パラメータm11〜m34を、プロファイル修正部8に適用する。
プロファイル修正部8は、標準記録媒体プロファイルを修正して記録媒体プロファイルを生成する。色変換部3Aでは、生成した記録媒体プロファイルを使用して入力画像の色変換を行う。
プロファイル修正部8では、第1実施形態における蛍光補正部(図2)におけるRGB→Lab変換処理モジュール20後のLab値が入力、標準記録媒体プロファイルに基づいて色変換部3Aの後のCMYKが出力となるように、記録媒体プロファイルを生成する。
また、記録媒体に関して記録媒体の分光反射率を測色して取得するだけで、予め取得した標準記録媒体に形成した多数パッチの測色値を用いて記録媒体に対応した補正パラメータ設定又はカラープロファイル作成を行うので、蛍光特性が異なる記録媒体に対応した補正パラメータ設定又はカラープロファイル作成を、ユーザが簡易に行え、かつ、記録媒体や色材の消費を最小限にすることができる。
また、非標準記録媒体の分光反射率を取得する際に使用した測色器情報を取得しておき、補正パラメータを設定する際に、非標準記録媒体の分光反射率、標準記録媒体の分光反射率、及び測色器情報に基づいて、非標準記録媒体と標準記録媒体との間の蛍光レベル差を算出し、算出された前記蛍光レベル差に基づいて、補正パラメータを設定する。これにより、用紙間の蛍光特性差補正において、測色器の機種差補正を簡易に行うことができる。
さらに、非標準記録媒体の分光反射率から非標準記録媒体の蛍光強さを予測し、標準記録媒体の分光反射率から標準記録媒体の蛍光強さを予測しておき、測色器情報に応じて、測色器パラメータを設定し、測色器パラメータを用いて、非標準記録媒体の蛍光強さを補正し、補正された非標準記録媒体の蛍光強さと、標準記録媒体の蛍光強さに基づいて、非標準記録媒体と標準記録媒体との間の蛍光レベル差を予測する。これにより、用紙間の蛍光特性差補正において、測色器の機種差補正を簡易に行うことができる。
この結果、記録媒体の分光反射率の測色を標準記録媒体とは異なる測色器を用いて行うケースであっても、記録媒体の測色器情報をユーザに入力してもらうだけで、簡易に対応することができる。
図14は、本発明の第2実施形態に係る画像処理方法について説明するための図である。
この第2実施形態における画像処理システム10では、画像処理プロセスを実現するための機能構成として、図14に示すように、入力画像取得部1と、RGB→Lab変換部20と、記録媒体差補正&色変換部3Bと、プリンタ出力部4を備えている。さらに、画像処理システム10は、記録媒体側色値取得部50と、補正パラメータ設定部6と、記録部7と、絶対値/相対値選択部9とを備えている。
画像処理システム10では、出力に使用する非標準記録媒体に出力したパッチ及び非標準記録媒体の白地部の測色値を取得して補正パラメータを設定する。次いで、画像処理システム10では、入力画像に対して補正パラメータに基づいて非標準記録媒体差補正及び標準記録媒体プロファイルに基づいて色変換を行い、プリンタで画像形成して出力する。
なお、本発明は、光源が変わっても適用可能である。入力画像と出力画像の色を相対的に比較して補正するので、その場合の比較する画像に対して光源が統一されて、同じで在れば適用することができる。
分光反射率の測定は、RGBの3原色を3バンドで形成された画像を非標準記録媒体上で測定して分光特性の特徴量を検出する技術として、例えば、測色するセンサを備えている。分光反射率の測定については、このセンサにより判定された光源情報を非標準記録媒体上に記録する技術や、透過波長域の異なる多種類のフィルタを通した撮影を行うマルチバンドカメラを用いてもよい。これによって、被写体を分光分布もしくは分光反射率の画像として記録してもよいし、市販の側色計等を用いてもよい。
記録媒体測色器情報取得部11は、記録媒体分光反射率取得部5Bにて使用した測色器の測色器情報(機種情報)をユーザに入力してもらうことで取得する。
入力画像取得部1は、RGB(レッド・グリーン・ブルー)の3バンドから成る入力画像データを取得する。ここでは、入力画像は標準色空間であるsRGBで表された画像であるとして説明する。
非標準記録媒体差補正&色変換部3Bは、補正パラメータ設定部6にて設定された補正パラメータに基づいて非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色が標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と同じになるように色値を補正する。
また、色値の補正処理では、絶対値/相対値選択部9でユーザが選択した結果を反映した補正を行う。ユーザが絶対値を選択した場合は、非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色が標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と絶対値で一致するように色値を補正する。この場合、非標準記録媒体によっては白地部に黄色等の色が付いて出力されることもある。ユーザが相対値を選択した場合は、非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色が標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と相対値で一致するように色値を補正する。この場合、非標準記録媒体によらず白地部は白で(色が付かずに)出力される。色値の補正処理は標準記録媒体プロファイルに基づいて行う色変換の前後で実施され、色変換後の補正処理は色材色に対応した色値であるCMYKに対して実施される。
プリンタ出力部4は、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)に基づいて、非標準記録媒体上に色材であるトナーを載せて画像形成する。
補正パラメータ設定部6で設定された補正パラメータ[A]〜[F]に基づいて、具体的に以下の手順で色値の補正及び色変換を行う。
Lab→XYZ変換処理モジュール301は、Labを三刺激値XYZに変換する。Labの白色点(L、a、b)=(100、0、0)は、D50標準光源の白色点である(X、Y、Z)=(96.42、100.0、82.49)に変換される。
白色点変換1処理モジュール302は、一般的な色順応変換方式であるBradford変換を用いて、CIE標準光源D50の標準光源の白色点XYZを、標準記録媒体の紙白のXYZ値、又は、非標準記録媒体の白地部のXYZ値に変換する。
Bradford変換は3刺激値XYZに対する3×3変換行列によるマトリクス変換であり、補正パラメータ[A]及び[C]が3×3変換行列係数に当たる。絶対値又は相対値の選択信号に従って、パラメータ切り替え処理モジュール303にて補正パラメータ[A]か[C]のいずれかを選択する。
白色点変換2処理モジュール305は、Bradford変換処理を用いて、標準記録媒体の白地部のXYZ値を、D50標準光源の白色点XYZに変換する。補正パラメータ[D]がBradford変換処理の3×3変換行列係数に当たり、これを適用する。白色点変換2処理モジュール305は、白色点変換1処理モジュール302にて絶対値用の補正パラメータ[A]を適用する場合の逆変換処理になる。
XYZ→Lab変換処理モジュール306は、三刺激値XYZで表された色値を均等色空間Labの色値に変換する。CIE標準光源D50の標準光源の白色点XYZをLabの白色点に変換し、Lab空間の色値に戻す。
歪み補正処理モジュール308は、非標準記録媒体の違い(標準記録媒体と非標準記録媒体の表面粗さの違い)によって発生する転写特性に起因したガマット歪みを補正パラメータ[E]及び歪み補正処理によって処理する。ガマット歪みとは、非標準記録媒体上の一番上に載る色は転写残りの影響でトナー量が少なくなり濃度が低下する。つまり、一番上に載る色の濃度低下が、ガマット歪を発生させたということを示している。
TRC補正処理モジュール309は、TRC(Tone Reproduction Curve)に基づく階調補正を行う。補正パラメータ[F]がTRCに当たる。
補正パラメータ設定部6は、蛍光補正処理モジュール304の前後で行う白色点変換で使用するパラメータ[A]〜[C]をそれぞれ設定する処理モジュール161〜163を備えている。
補正パラメータ設定部6において、蛍光補正パラメータ設定処理モジュール164は、蛍光補正処理モジュール304の補正パラメータ[D]を設定する。歪み補正パラメータ設定処理モジュール165は、歪み補正処理モジュール308の補正パラメータ[E]を設定する。TRC補正パラメータ設定処理モジュール166は、TRC補正処理モジュール309の補正パラメータ[F]を設定する。
白色点変換パラメータA設定処理モジュール161は、D50標準光源の白色点の3刺激値XYZ値を、標準記録媒体の白地部の3刺激値XYZ値に変換する変換行列係数を設定する。
白色点変換パラメータC設定処理モジュール163は、D50標準光源の白色点の3刺激値XYZ値を、非標準記録媒体の白地部のXYZ値に変換する変換行列係数を設定する。
蛍光補正パラメータ設定処理モジュール164は、標準記録媒体と非標準記録媒体の分光反射率、及び非標準記録媒体の測色器情報に基づいて補正パラメータm11〜m34を設定する。補正パラメータm11〜m34設定の詳細は後述する。
歪み補正パラメータ設定処理モジュール165は、4つの補正パラメータ(Ty、Tm、Tc、Tk)を設定する。設定した4つの補正パラメータ群を、補正パラメータ[E]とする。
TRC補正パラメータ設定処理モジュール166は、非標準記録媒体間で色の違いが気になる代表的な色である3Cグレー(C=M=Yのパッチ)の色が標準記録媒体と一致するように、標準記録媒体に出力した3Cグレーパッチ測色値及び非標準記録媒体に出力し
た3Cグレー近傍色のパッチ測色値に基づいてTRCを設定する。設定したTRCを補正パラメータ[F]とする。
ステップS11では、ユーザが操作部(図示しない)に設けられたボタンに対して絶対値又は相対値が選択されたことを受け付ける。ユーザが絶対値を選択した場合は、ステップS12での判定結果により、ステップS13に進み、パラメータ[A]が選択される。
ユーザが相対値を選択した場合は、ステップS12での判定結果により、ステップS14に進み、パラメータ[C]が選択される。
まず、相対値が選択された場合(ステップS11)について説明する。
相対値が選択された場合、白色点変換1処理モジュール302にて補正パラメータ[C]によるマトリクス変換を行うことで、D50標準光源の白色点の3刺激値XYZ値が非標準記録媒体の白地部のXYZ値に変換される。
蛍光補正処理モジュール304で、非標準記録媒体の白地部の3刺激値XYZ値が標準記録媒体の白地部XYZ値に補正されるため、白色点変換1と蛍光補正の前後で、D50標準光源の白色点XYZ値が標準記録媒体の白地部XYZ値に補正される。
そして、白色点変換2処理モジュール305にて、標準記録媒体の白地部のXYZ値が、D50標準光源の白色点XYZ値に変換される。即ち、白色点変換1から白色点変換2の前後で、D50標準光源の白色点XYZ値が、D50標準光源の白色点XYZ値に変換されることになり、白色点に関して実質無変換になる。これによって、非標準記録媒体によらず白地部が白で出力されることが保証される。
絶対値が選択された場合、白色点変換1処理モジュール302にて補正パラメータ[A]によるマトリクス変換を行うことで、D50標準光源の白色点の3刺激値XYZ値が標準記録媒体の白地部のXYZ値に変換される。
蛍光補正処理モジュール304では、非標準記録媒体の白地部XYZ値が標準記録媒体の白地部XYZ値に補正される。同時に、蛍光補正直前の時点での白色点である標準記録媒体の白地部XYZ値は、非標準記録媒体が標準記録媒体よりも蛍光が多く青色のように見える紙であれば、その逆である黄色のような色に補正される。一方、非標準記録媒体が標準記録媒体よりも蛍光が少なく黄色のように見える紙であれば、その逆である青色のような色に補正される。なお、蛍光補正によって紙の色と逆方向へ補正されるのは、紙の上に画像形成して紙と合わせて目視確認したときに、標準記録媒体上での形成色と一致させるためである。
D50標準光源の白色点XYZは、非標準記録媒体が標準記録媒体よりも蛍光が多い紙であればより黄色のような色に変換され、非標準記録媒体が標準記録媒体よりも蛍光が少ない紙であればより青色のような色に変換されることになる。これによって、紙に含まれる蛍光増白材の量次第で、白地部が色付いて出力される。
この第2実施形態における変形例では、第2実施形態(図14)における記録媒体差補正&色変換部3を、プロファイル修正部8と色変換部3Aで置き換える。
プロファイル修正部8は、補正パラメータ設定部6で設定された補正パラメータ[A]〜[F]に基づいて、標準記録媒体プロファイルを修正して非標準記録媒体プロファイルを生成する。色変換部3Aでは、生成した記録媒体プロファイルを使用して入力画像の色変換を行う。
プロファイル修正部8及び色変換部3Aの実装形態は複数考えられる。そのうちの一つを示す。
3×4マトリクス係数設定では、図15に示すパラメータ切り替え処理モジュール303で絶対値用の補正パラメータ[A]が選択された場合のマトリクス係数ma11〜ma34と、図15に示すパラメータ切り替え処理モジュール303で相対値用の補正パラメータ[C]が選択された場合のマトリクス係数mc11〜mc34の合計2組を、式6及び式7に従って設定する。ここで、補正パラメータ[A]をA11〜A33、補正パラメータ[B]をB11〜B33、補正パラメータ[C]をC11〜C33とする。
図18によれば色変換処理モジュール307で標準記録媒体プロファイルの3D−LUTを適用するため、ここで作成する3D−LUTは標準記録媒体プロファイルの3D−LUT係数に基づいて作成された、標準記録媒体プロファイルの修正版と言える。
生成した記録媒体プロファイルは、次回その記録媒体を使って出力する際に再度測色値の取得や補正パラメータ設定やプロファイル修正を行わなくて済むように、記憶部7に記憶しておく。
Lab→XYZ変換処理モジュール311は、入力画像のLab値をXYZ値に変換した後に、プロファイル修正部8で設定した記録媒体プロファイル内包の3×4マトリクス係数と3D−LUT係数に基づいて、3×4マトリクス変換処理モジュール313により3×4マトリクス変換し、3D−LUT変換処理モジュール314により3D−LUT変換する。3×4マトリクス変換処理モジュール313は、絶対値又は相対値の選択信号に従って、パラメータ切り替え処理モジュール312にて選択されたマトリクス係数ma11〜ma34又はmc11〜mc34のいずれかを適用する。
ステップS11では、ユーザが操作部(図示しない)に設けられたボタンに対して絶対値又は相対値を選択されたことを受け付ける。ユーザが絶対値を選択した場合は、ステップS12での判定結果(Yes)により、ステップS15にてマトリクス係数ma11〜ma34が選択される。3×4マトリクス変換処理モジュール313にて式8の変換が行われる。
ユーザが相対値を選択した場合は、ステップS12の判定結果(No)により、ステップS16にてマトリクス係数mc11〜mc34が選択される。3×4マトリクス変換処理モジュール313にて式9の変換が行われる。
絶対値が選択された場合、相対値が選択された場合、それぞれ白色点がどのように変換されるかについては、図17のところで説明したのと同じ結果が得られる。
このように、蛍光補正前に行う白色点変換を切り替えることで、標準記録媒体に対して絶対値で合わせる場合と相対値で合わせる場合の両方に対応するので、記録媒体に含まれる蛍光増白材の影響が及ぶ画像領域の再現色を標準記録媒体と一致させる蛍光補正を行う場合に、標準記録媒体に対して絶対値又は相対値のいずれかで合わせるユーザの要望に、容易に対応することができる。
図21は、本発明の第3実施形態に係る画像処理システム10について説明するための図である。図21を参照して、ネットワークを介してサーバと接続された画像形成装置について説明する。
ネットワーク100を介して、サーバ101とプリンタ出力部4を含む画像形成装置102が接続されている。
第3実施形態では、第1実施形態に係る画像形成装置102のうち、補正パラメータ設定部6と記憶部7をサーバ101内に備えた、他の処理ブロックを画像形成装置102内に備えるように構成されていてもよい。
あるいは、第3実施形態では、第1実施形態に係る画像形成装置の変形例のうち、補正パラメータ設定部6と記憶部7とプロファイル修正部8をサーバ101内に置き、他の処理ブロックを画像形成装置102内に備えるように構成されていてもよい。
画像形成装置102は、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色を基本色材とし、これらの混色でフルカラー画像を記録媒体に形成する。
サーバ101は、画像処理装置102が取得した非標準記録媒体の分光反射率をネットワーク100を介して受信する。サーバ101は、非標準記録媒体の分光反射率、及び、標準記録媒体の分光反射率に基づいて、非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定する。次いで、設定された補正パラメータ、標準記録媒体のカラープロファイルを画像処理装置102にネットワーク介して送信する。
このように、画像処理システム10を構成することで、比較的多くの記憶容量を必要とする標準記録媒体に形成したパッチ分光反射率あるいは蛍光レベル差毎の補正パラメータテーブルを各画像形成装置102が記憶しておく必要がなくなる。このため、大容量の記憶部7を持たない画像形成装置102でも簡易に記録媒体に対応した蛍光特性の補正が可能になる。
また、画像処理システム10には、画像形成装置102により記録媒体に形成された画像に対する記録媒体分光反射率取得部5A又は記録媒体側色値取得部5Bが接続されている。この記録媒体分光反射率取得部5A又は記録媒体側色値取得部5Bとしては、例えば、分光測色機が使用されるが、記録媒体の分光反射率データが得られるものであればよく、カラースキャナで代用することも可能である。
また、記録媒体分光反射率取得部5A又は記録媒体側色値取得部5Bにて、複数機種の測色器使用が想定される場合は、非標準記録媒体の測色器情報を非標準記録媒体の分光反射率とセットでサーバ101に送信する。一方、サーバ101は、画像処理装置102から受信した非標準記録媒体の分光反射率、非標準記録媒体の測色器情報、及び標準記録媒体の分光反射率に基づいて、非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定すればよい。これにより、用紙間の蛍光特性差補正において、測色器の機種差補正を簡易に行うことができる。
Claims (12)
- 標準記録媒体とは異なった表面の分光反射率を有する非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるように補正パラメータを設定する画像処理方法であって、
前記非標準記録媒体の分光反射率を取得する取得ステップと、
前記非標準記録媒体の分光反射率、及び、前記標準記録媒体の分光反射率に基づいて、前記非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定する補正パラメータ設定ステップと、
前記標準記録媒体のカラープロファイルを記憶手段に記憶するカラープロファイル記憶ステップと、
前記補正パラメータに基づいて、前記標準記録媒体のカラープロファイルを前記非標準記録媒体に見合った値に修正し、非標準記録媒体に対応したカラープロファイルを生成するカラープロファイル生成ステップと、を備え、
前記補正パラメータ設定ステップは、
前記非標準記録媒体の分光反射率、及び前記標準記録媒体の分光反射率に基づいて、前記非標準記録媒体と前記標準記録媒体との間の蛍光レベル差を算出する蛍光レベル差算出ステップと、
前記蛍光レベル差算出ステップにより算出された前記蛍光レベル差に基づいて、補正パラメータを設定する設定ステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法。 - 標準記録媒体とは異なった表面の分光反射率を有する非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるように補正パラメータを設定する画像処理方法であって、
前記非標準記録媒体の分光反射率を取得する取得ステップと、
前記非標準記録媒体の分光反射率、及び、前記標準記録媒体の分光反射率に基づいて、前記非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定する補正パラメータ設定ステップと、
前記標準記録媒体のカラープロファイルを記憶手段に記憶するカラープロファイル記憶ステップと、
前記補正パラメータに基づいて、前記標準記録媒体のカラープロファイルを前記非標準記録媒体に見合った値に修正し、非標準記録媒体に対応したカラープロファイルを生成するカラープロファイル生成ステップと、
前記非標準記録媒体の分光反射率を取得する際に使用した測色器情報を取得するステップと、を備え、
前記補正パラメータ設定ステップは、
前記非標準記録媒体の分光反射率、前記標準記録媒体の分光反射率、及び前記測色器情報に基づいて、前記非標準記録媒体と前記標準記録媒体との間の蛍光レベル差を算出する蛍光レベル差算出ステップと、
前記蛍光レベル差算出ステップにより算出された前記蛍光レベル差に基づいて、前記補正パラメータを設定する設定ステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法。 - 前記蛍光レベル差算出ステップは、
前記非標準記録媒体の分光反射率から前記非標準記録媒体の蛍光強さを予測する第1の蛍光強さ予測ステップと、
前記標準記録媒体の分光反射率から前記標準記録媒体の蛍光強さを予測する第2の蛍光強さ予測ステップと、
前記測色器情報に応じて、測色器パラメータを設定する測色器パラメータ設定ステップと、
前記測色器パラメータを用いて、前記非標準記録媒体の蛍光強さを補正する測色器機種差補正ステップと、
前記測色器機種差補正ステップにより補正された前記非標準記録媒体の蛍光強さと、前記標準記録媒体の蛍光強さに基づいて、前記非標準記録媒体と前記標準記録媒体との間の蛍光レベル差を予測する蛍光レベル差予測ステップと、を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。 - 標準記録媒体とは異なった表面の分光反射率を有する非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるように補正パラメータを設定する画像処理方法であって、
前記非標準記録媒体の分光反射率を取得する取得ステップと、
前記非標準記録媒体の分光反射率、及び、前記標準記録媒体の分光反射率に基づいて、前記非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定する補正パラメータ設定ステップと、
前記標準記録媒体のカラープロファイルを記憶手段に記憶するカラープロファイル記憶ステップと、
前記補正パラメータに基づいて、前記標準記録媒体のカラープロファイルを前記非標準記録媒体に見合った値に修正し、非標準記録媒体に対応したカラープロファイルを生成するカラープロファイル生成ステップと、
前記非標準記録媒体に形成する入力画像データを取得する画像取得ステップと、
前記補正パラメータに基づいて、入力画像データの画像の見かけ上の色値を補正する補正ステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法。 - 標準記録媒体とは異なった表面の分光反射率を有する非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるように補正パラメータを設定する画像処理方法であって、
前記非標準記録媒体の分光反射率を取得する取得ステップと、
前記非標準記録媒体の分光反射率、及び、前記標準記録媒体の分光反射率に基づいて、前記非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定する補正パラメータ設定ステップと、
前記標準記録媒体のカラープロファイルを記憶手段に記憶するカラープロファイル記憶ステップと、
前記補正パラメータに基づいて、前記標準記録媒体のカラープロファイルを前記非標準記録媒体に見合った値に修正し、非標準記録媒体に対応したカラープロファイルを生成するカラープロファイル生成ステップと、を備え、
前記カラープロファイル記憶ステップは、
前記標準記録媒体の分光反射率を前記記憶手段に記憶し、
前記補正パラメータ設定ステップは、前記標準記録媒体に形成したカラーパッチ測色値、及び、前記標準記録媒体に形成したカラーパッチ測色値を蛍光レベル差に応じて蛍光レベル変換した値に基づいて、補正パラメータを設定することを特徴とする画像処理方法。 - 前記カラープロファイル記憶ステップは、前記標準記録媒体に形成したカラーパッチ測色値に基づいて蛍光レベル差毎に算出した補正パラメータを前記記憶手段に記憶し、
前記補正パラメータ設定ステップは、前記蛍光レベル差毎に算出した補正パラメータから、前記蛍光レベル差算出ステップにより算出された蛍光レベル差に対応した補正パラメータを選択することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理方法。 - 前記補正パラメータを、標準記録媒体に対して絶対値で色を合わせるか相対値で色を合わせるかを選択する選択ステップと、
白色点の色値を、絶対値に対応した色値、又は、相対値に対応した色値に変換する第1の白色点変換ステップと、
所定の光源における標準記録媒体と非標準記録媒体の分光反射率を取得する非標準記録媒体分光反射率取得ステップと、
前記非標準記録媒体分光反射率取得ステップにより取得された非標準記録媒体の分光反射率に基づいて、標準記録媒体と非標準記録媒体との間の蛍光レベル差を算出する蛍光レベル差算出ステップと、
前記第1の白色点変換ステップを行った後の色値に対して、前記蛍光レベル差算出ステップにより算出された前記蛍光レベル差に基づいて、前記所定の光源下で非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させる蛍光補正を行う蛍光補正ステップと、を備え、
前記絶対値に対応した色値は標準記録媒体の白地部の色値であり、前記相対値に対応した色値は非標準記録媒体の白地部の色値であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項記載の画像処理方法。 - 前記蛍光補正ステップを行った後の色値に対して、絶対値か相対値かに関わらず、標準記録媒体の白地部の色値を前記第1の白色点変換ステップにおける変換元の白色点の色値に変換する第2の白色点変換ステップと、
を備えることを特徴とする請求項7記載の画像処理方法。 - 前記補正パラメータに基づいて、標準記録媒体のプロファイルを修正して非標準記録媒体のプロファイルを生成する非標準記録媒体プロファイル生成ステップと、
前記非標準記録媒体プロファイル生成ステップにより生成された非標準記録媒体のプロファイルを使用して入力画像の色変換を行う色変換ステップと、を備え、
前記色変換ステップにおいて使用された前記非標準記録媒体のプロファイルは、絶対値に対応したマトリクス変換係数と、相対値に対応したマトリクス変換係数、及び、3D−LUT係数を内包することを特徴とする請求項6乃至8の何れか一項記載の画像処理方法。 - 標準記録媒体とは異なった表面の分光反射率を有する非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるように補正パラメータを設定する画像処理プログラムであって、
前記非標準記録媒体の分光反射率を取得する取得ステップと、
前記非標準記録媒体の分光反射率、及び、前記標準記録媒体の分光反射率に基づいて、
前記非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定する補正パラメータ設定ステップと、
前記標準記録媒体のカラープロファイルを記憶手段に記憶するカラープロファイル記憶ステップと、
前記補正パラメータに基づいて、前記標準記録媒体のカラープロファイルを前記非標準記録媒体に見合った値に修正し、非標準記録媒体に対応したカラープロファイルを生成するカラープロファイル生成ステップと、を備え、
前記補正パラメータ設定ステップは、
前記非標準記録媒体の分光反射率、及び前記標準記録媒体の分光反射率に基づいて、前記非標準記録媒体と前記標準記録媒体との間の蛍光レベル差を算出する蛍光レベル差算出ステップと、
前記蛍光レベル差算出ステップにより算出された前記蛍光レベル差に基づいて、補正パラメータを設定する設定ステップと、を備え、各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。 - サーバと、前記サーバとネットワークを介して接続された画像処理装置とを備え、前記画像処理装置が前記サーバから受信した補正パラメータを利用して標準記録媒体とは異なった表面の分光反射率を有する非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるように補正パラメータを設定する画像処理システムであって、
前記画像処理装置は、
前記非標準記録媒体の分光反射率を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記非標準記録媒体の分光反射率をサーバに送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記画像処理装置が取得した前記非標準記録媒体の分光反射率を受信する受信手段と、
前記非標準記録媒体の分光反射率、及び、標準記録媒体の分光反射率に基づいて、前記非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定する補正パラメータ設定手段と、
前記標準記録媒体のカラープロファイルを記憶するカラープロファイル記憶手段と、
前記補正パラメータ設定手段により設定された補正パラメータ、前記カラープロファイル記憶手段から読み出した前記標準記録媒体のカラープロファイルを前記画像処理装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システム。 - 前記画像処理装置は、
前記非標準記録媒体の分光反射率を取得する際に使用した測色器情報を取得する測色器情報取得手段と、
前記測色器情報取得手段により取得された前記測色器情報を前記サーバに送信する送信手段と、を更に備え、
前記サーバは、
前記画像処理装置が取得した前記測色器情報を受信する受信手段を更に備え、
前記補正パラメータ設定手段は、前記非標準記録媒体の分光反射率、標準記録媒体の分光反射率、及び前記測色器情報に基づいて、前記非標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色を前記標準記録媒体に形成される画像の見かけ上の色と一致させるための補正パラメータを設定することを特徴とする請求項11記載の画像処理システム。
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