Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6256064B2 - 画像形成システム及び画像形成装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6256064B2 - 画像形成システム及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成システム及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6256064B2
JP6256064B2 JP2014020326A JP2014020326A JP6256064B2 JP 6256064 B2 JP6256064 B2 JP 6256064B2 JP 2014020326 A JP2014020326 A JP 2014020326A JP 2014020326 A JP2014020326 A JP 2014020326A JP 6256064 B2 JP6256064 B2 JP 6256064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
paper
sheet
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014020326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015147631A (ja
Inventor
忍 今野
忍 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2014020326A priority Critical patent/JP6256064B2/ja
Publication of JP2015147631A publication Critical patent/JP2015147631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6256064B2 publication Critical patent/JP6256064B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

本発明は、直列に接続された2台の画像形成装置で、搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システム及びこの画像形成システムを構成する画像形成装置に関する。
従来から、直列に接続された2台の画像形成装置で、搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムが知られている。
例えば、特許文献1には、第一印刷部、第二印刷部、第一印刷部と第二印刷部を接続する中継ユニットからなる印刷装置が記載されている。 第一印刷部及び第二印刷部は、電子写真印刷方式で用紙に画像を形成する。中継ユニットは、第一印刷部から第二印刷部に用紙を搬送する用紙搬送部及び用紙が第二印刷部の感光体に巻き付かないように第二印刷部の感光体の曲率と反対側に用紙が曲がるように設けたデカーラ装置を有している。デカーラ装置の入り口には、用紙の厚みによってデカーラ装置内に用紙を通すか通さないかの切り替えを行う切り換え装置が設けられている。切り換え装置は、用紙の厚みが所定値(120g/平方メートル)以上の場合、用紙をデカーラ装置内に通さない。
特開2004−256292号公報
しかし、特許文献1に記載の印刷装置では、用紙の厚みが所定値よりも薄い場合は、用紙は常にデカーラ装置によって曲げられる。したがって、接続された2台の画像形成装置(第一印刷部及び第二印刷部)の内、後続の画像形成装置(第二印刷部)において用紙の巻き付きが発生しない場合であっても、厚みが所定値よりも薄い用紙はデカーラ装置によって曲げられる。このため、デカーラ装置の用紙に曲げ癖をつける部材の摩耗が促進されてしまう。また、デカーラ装置によって用紙が曲げられたことが原因で、デカーラ装置から後方の用紙の搬送路において用紙が詰まるジャムなどの搬送障害が生じる可能性があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、2台の画像形成装置を直列的に連結させて構成した画像形成システムであって、デカーラー部の用紙に曲げ癖をつける部材の消耗を抑制し、且つ、搬送障害の発生を低減する画像形成システム及びこの画像形成システムを構成する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成システムは、直列に接続された第1の画像形成装置及び第2の画像形成装置で、第1の画像形成装置、第2の画像形成装置の順で搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムであって、前デカーラー部と、搬送異常検出部と、制御部と、を備える。前デカーラー部は、第1の画像形成装置に設けられ、用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する。搬送異常検出部は、第2の画像形成装置における用紙の搬送異常を検出する。制御部は、搬送異常検出部による搬送異常を検出結果に基づいて、前デカーラー部における用紙の反り量を決定する。また、制御部は、搬送異常検出部が搬送異常を検出する場合は、用紙の第1の画像形成装置で画像が形成される側である画像形成面側に用紙を反らせ、又は、用紙の第1の画像形成装置で画像が形成されない側である非画像形成面側に用紙を反らせるように前デカーラー部における用紙を反らせる方向及び反り量を決定し、搬送異常検出部が搬送異常を検出しない場合は、用紙を反らせないように前デカーラー部における用紙の反り量を決定する。
また、本発明の画像形成装置は、直列に接続された2台の画像形成装置で、2台の画像形成装置に搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムにおける先に用紙が搬送される画像形成装置であって、前デカーラー部と、通信部と、制御部と、を備える。前デカーラー部は、用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する。通信部は、他方の画像形成装置における用紙の搬送異常を示す情報を他方の画像形成装置から受信する。制御部は、通信部が搬送異常を示す情報を受信したか否かに基づいて、前デカーラー部における用紙の反り量を決定する。また、制御部は、通信部が搬送異常を示す情報を受信する場合は、用紙の先に画像が形成される側である画像形成面側に用紙を反らせ、又は、用紙の先に画像が形成されない側である非画像形成面側に用紙を反らせるように前デカーラー部における用紙を反らせる方向及び反り量を決定し、通信部が搬送異常を示す情報を受信しない場合は、用紙を反らせないように前デカーラー部における用紙の反り量を決定する。
上記構成の画像形成システム及び画像形成装置では、第2の画像形成装置又は他方の画像形成装置において搬送異常が生じたか否かに基づいて、制御部は前デカーラー部における用紙の反り量を決定することができる。例えば、第2の画像形成装置又は他方の画像形成装置において搬送異常が生じなかった場合に、制御部は、反り量を0に決定する、すなわち用紙を反らせないように、決定することができる。この場合、前デカーラー部における用紙に曲げ癖をつける部材の磨耗は抑制される。すなわち、画像形成時に、常にデカーラー部で用紙に曲げ癖をつける場合に比べて、デカーラー部の用紙に曲げ癖をつける部材の摩耗を抑制することができる。
また、搬送異常が生じた場合は、制御部は、搬送異常が低減されるように、用紙の反り量を、決定することができる。このため、用紙に曲げ癖をつけることができる。これによって、搬送障害の発生を低減できる。
本発明によれば、デカーラー部の用紙に曲げ癖とつける部材の摩耗を抑制し、且つ、搬送障害の発生を低減することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの概要図である。 本発明の実施形態に係るデカーラー部の上経路を示す要部拡大図である。 本発明の実施形態に係るデカーラー部の下経路を示す要部拡大図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムのメインルーチン処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るジャムリスク判定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る下流機設定処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
<画像形成システムの全体構成>
まず、図1を参照して、本実施形態の画像形成システム1について説明する。画像形成システム1は、用紙の表裏あるいは頁内のいずれかの領域を分担して画像を形成することが可能に2台の画像形成装置100,200が直列に接続されたタンデム方式の画像形成システムである。なお、直列とは、同じ用紙について、2台の画像形成装置で続けて画像形成を行うことを意味している。
また、画像形成システム1は、給紙装置50を有している。給紙装置50は、画像形成装置100に接続されている。また、給紙装置50は、各種用紙を収容する複数の給紙カセット部51、収容されている用紙を画像形成装置100に給紙する給紙部52を有している。給紙カセット部51は、用紙の補給や交換のために、給紙装置50の筐体から挿抜されたことを検出する挿抜センサ53(図4参照)を有している。給紙部52は、用紙を搬送する各種ローラ、ベルトやガイド板からなる。
画像形成システム1では、2台の画像形成装置100,200で、用紙の表面と裏面への画像形成、又は、同一面への画像形成を分担する。給紙装置50から画像形成装置100に給紙された用紙は、画像形成システム1における搬送経路Aに沿って移動する。搬送経路Aは、画像形成装置100内の各種ローラ、ガイド板、及び、搬送ベルト等で形成された搬送経路A1及び画像形成装置200内の搬送経路A2から構成されている。
本実施形態では、画像形成装置100,200で分担して画像を形成する際、画像形成装置100が画像形成システム1全体の動作を制御するメイン機として機能し、また、画像形成装置200はメイン機の指示に応じて動作するサブ機として機能する。また、画像形成装置100,200で分担して画像を形成する際、まず画像形成装置100で画像が形成され、続いて画像形成装置200で画像が形成される。
なお、画像形成システム1では、用紙の同じ頁内での文字(2値画像)とイメージ(階調画像)のような異なる階調の画像形成を画像形成装置100,200で分担することも可能である。
<画像形成装置の構成>
次に、図1〜図3を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成について説明する。なお、画像形成装置100と画像形成装置200における同一の構成には対応する符号を付し、画像形成装置200について画像形成装置100と重複する説明は省略する。
画像形成装置100は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の機能を備え、電子写真方式により用紙上にモノクロ画像を形成する。
画像形成装置100は、外部機器300(図4参照)、例えば、パーソナルコンピュータと接続可能であり、その外部機器300から画像データを取得する。
画像形成装置100は、画像形成装置本体101と、反転装置170と、を備えている。反転装置170は、画像形成装置本体101から排出された用紙を反転させ、画像形成装置200に搬送する。
画像形成装置本体101は、原稿搬送部110と、原稿読み取り部120と、画像形成部130と、給紙カセット部160と、を備える。
原稿搬送部110は、原稿の連続的な読み取りを行うため原稿読み取り部120に原稿を搬送するものであり、原稿給紙トレイ111と、原稿排紙トレイ112と、を有している。原稿搬送部110は、原稿給紙トレイ111にセットされた原稿を原稿読み取り部120の所定の読み取り位置に搬送する。また、原稿搬送部110は、原稿読み取り部120が所定の読み取り位置に搬送された原稿の読み取りを行った後、この原稿を原稿排紙トレイ112に搬送する。
原稿読み取り部120は、原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の情報をアナログ電気信号に変換し、さらに、該アナログ電気信号をデジタル信号に変換する。そして、原稿読み取り部120は、変換したデジタル信号を画像データとして後述する制御部180(図4参照)に出力する。
画像形成部130は、ドラム状の感光体131と、感光体131の周囲に設けられた帯電部132、画像書込部133、現像部134、転写ローラ135、クリーニング部136からなる画像形成機能部を有する。また、画像形成部130は、定着部137と、デカーラー部(前デカーラー部)150と、を有する。そして、画像形成部130内では、上記画像形成機能部、定着部137、並びに、デカーラー部150が、搬送経路A1に沿って搬送される用紙の搬送方向(以下、単に搬送方向と称する場合がある)における上流側からこの順で配置される。
画像形成部130の具体的な処理動作は、次の通りである。まず、画像形成部130は、後述する画像処理部183で所定の処理が施された画像データを取得する。次いで、帯電部132、画像書込部133、現像部134及び転写ローラ135が、それぞれ、帯電、露光(光書き込み)、現像、転写の処理を順に行う。これらの処理によって、搬送経路A1に沿って搬送されている用紙に、取得した画像データに基づいたトナー画像が形成される。そして、定着部137は、トナー画像が形成された用紙に対して定着処理を行う。定着処理された用紙は、デカーラー部150を通過し、反転装置170に搬送される。なお、デカーラー部150については後述する。
デカーラー部150における用紙の搬送方向下流には、切換ゲート162が配置されている。切換ゲート162は、デカーラー部150を通過した用紙の搬送路を切り換え、用紙を直進させ、又は、下方に導く。直進した用紙は、反転装置170に搬送される。一方、切換ゲート162によって、下方に案内された用紙は、用紙反転搬送部163によって反転され、反転装置170に搬送される。なお、画像形成装置1で用紙の両面を印刷する場合は、切換ゲート162によって下方に案内された用紙は、用紙反転搬送部163によって反転され、再給紙路164に導かれて画像形成機能部に再び搬送される。
給紙カセット部160は、各種用紙に対応した複数の給紙カセット161を有し、各種用紙を画像形成部130に給紙する。各給紙カセット161には、各種用紙が収容されている。なお、本実施形態における画像形成システム1の画像形成装置100,200で用紙への画像形成を分担する場合、用紙は給紙装置50に収容されている用紙を用いるため、給紙カセット部160は動作しない。
また、画像形成部130は、レジストセンサ138と、レジストローラ139と、巻付きセンサ140と、定着センサ141と、を有する。
レジストセンサ138は、感光体131よりも搬送方向の上流側に位置している。レジストセンサ138は、搬送経路A1に沿って移動する用紙の先端を検出する。また、レジストセンサ138は、用紙の先端を検出した旨を示す検出信号を後述する制御部180に送信する。
レジストローラ139は、一対のローラからなり、感光体131よりも搬送方向の上流側に位置している。レジストローラ139は、後述する制御部180からの指示に応じて回転及び停止する。レジストローラ139は、レジストセンサ138が用紙の先端を検出すると、用紙の先端を一対のローラで挟み込んだ状態で停止して用紙の搬送を停止する。以下の説明において、このときの用紙の停止位置をレジスト位置と称する場合がある。そして、レジストローラ139は、制御部180の指示に応じて、回転を再開し、用紙を搬送経路A1に沿って、下流側に搬送する。
巻付きセンサ140は、感光体131よりも搬送方向の下流側に位置している。巻付きセンサは、感光体131への用紙の巻付きを検出するフォトセンサである。また、巻付きセンサ140は、用紙の巻付きを検出した旨を示す検出信号を後述する制御部180に送信する。
定着センサ141は、定着部137の近傍で、定着部137よりも搬送方向の下流側に設けられている。定着センサ141は、定着装置を通過した用紙の先端を検出する。また、定着センサ141は、用紙の先端を検出した旨を示す検出信号を後述する制御部180に送信する。
次に、図1〜図3を参照して、デカーラー部150について説明する。デカーラー部150は、用紙の曲げ癖(反る方向及び反り量)を調整する。図1に示すように、デカーラー部150は、定着部137よりも搬送方向の下流側に位置している。デカーラー部150内には、複数のガイド板151(図2,3参照)によって上経路152、中経路153、下経路154が形成されている。中経路153は、略直線状に形成されている。上経路152は、上方に湾曲するように形成されている。下経路154は、下方に湾曲するように形成されている。
また、デカーラー部150は、経路切替部155(図4参照)を有している。経路切替部(図4参照)は、定着部137から排出された用紙を上経路152、中経路153、下経路154のいずれかに導く。初期状態、すなわち画像形成装置100の電源投入時における設定の状態においては、経路切替部155は、用紙を中経路153に導くように設定されている。
また、図2に示すように、デカーラー部150は、上弾性ローラ156と、上剛性ローラ157と、を有する。上弾性ローラ156は、画像形成装置本体101内に回転可能に配置されている。上弾性ローラ156の表面は、弾性部材、例えばスポンジや弾性樹脂からなる。上弾性ローラ156の表面の一部は、上経路152に露出している。
上剛性ローラ157は、剛性部材、例えばステンレス鋼やアルミニウムからなる。上剛性ローラ157は、画像形成装置本体101内に、回転可能に、また、上剛性ローラ157の軸心が上弾性ローラ156の軸心に対して接近又は離隔可能に配置されている。上剛性ローラ157は、上弾性ローラ156に圧接している。上剛性ローラ157の表面の一部は、上経路152に露出している。上剛性ローラ157と上弾性ローラ156との間に、用紙が通過するニップが形成され、形成されたニップは、上経路152内に配置されている。
上剛性ローラ157は、後述する制御部180によって駆動を制御される。上剛性ローラ157の軸心が上弾性ローラ156の軸心に対して接近又は離隔することで、上剛性ローラ157と上弾性ローラ156との圧接の度合いが、変化する。
用紙が上剛性ローラ157と上弾性ローラ156との間に形成されたニップを通過する際、用紙は、用紙の画像形成装置100で画像が形成される側である画像形成面側に反れ、且つ、下方向に凸形状となるように反れる。なお、以下の説明において、用紙が下方向に凸形状に反れること、すなわち用紙の搬送方向の両端部が中央部よりも上方へ位置するように反れることを、上方向に反れると称する場合がある。
また、図3に示すように、デカーラー部150は、下弾性ローラ158と、下剛性ローラ159と、を有する。下弾性ローラ158は、画像形成装置本体101内に回転可能に配置されている。下弾性ローラ158の表面は、弾性部材、例えばスポンジや弾性樹脂からなる。下弾性ローラ158の表面の一部は、下経路154に露出している。
下剛性ローラ159は、剛性部材、例えばステンレス鋼やアルミニウムからなる。下剛性ローラ159は、画像形成装置本体101内に、回転可能に、また、下剛性ローラ159の軸心が下弾性ローラ158の軸心に対して接近又は離隔可能に配置されている。下剛性ローラ159は、下弾性ローラ158に圧接している。下剛性ローラ159の表面の一部は、下経路154に露出している。下剛性ローラ159と下弾性ローラ158との間に、用紙が通過するニップが形成され、形成されたニップは、下経路154内に配置されている。
下剛性ローラ159は、後述する制御部180によって駆動を制御される。下剛性ローラ159の軸心が下弾性ローラ158の軸心に対して接近又は離隔することで、下剛性ローラ159と下弾性ローラ158との圧接の度合いが、変化する。
用紙が下剛性ローラ159と下弾性ローラ158との間に形成されたニップを通過する際、用紙は、用紙の画像形成装置100で画像が形成されない側である非画像形成面側に反れ、且つ、上方向に凸形状となるように反れる。なお、以下の説明において、用紙が上方向に凸形状に反れること、すなわち用紙の搬送方向の中央部が両端部よりも上方へ位置するように反れることを、下方向に反れると称する場合がある。
次に、図1を参照して、反転装置170について説明する。
反転装置170は、反転部171を有する。反転部171には、各種ローラ、ガイド板、及び、搬送ベルト等で形成された直進路172と反転路173が形成されている。反転部171は、用紙を直進路172又は反転路173に導く経路切替部174を有する。経路切替部174によって直進路172に導かれた用紙は、画像形成装置200に搬送される。一方、経路切替部174によって反転路173に導かれた用紙は、反転された後、画像形成装置200に搬送される。
次に、図1を参照して、反転装置270について説明する。
反転装置270は、搬送経路Aに沿って画像形成システム1内を移動してきた用紙が載置される排紙トレイ290が設けられている。なお、反転装置270のその他の構成は、反転装置170と同様のため、説明を省略する。
<画像形成システムの電気的構成>
次に、図4を参照して、画像形成システム1の電気的構成について説明する。
まず、給紙装置50の電気的構成について説明する。図4に示すように、給紙装置50は、通信部54と、制御部55と、を有する。制御部55は、図示しないCPU(中央演算処理装置)と、CPUが実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)とを有している。制御部55は、給紙部52の駆動を制御する。給紙装置50は、通信部54を介して、画像形成装置100や外部機器300と通信可能となっている。
次に、画像形成装置本体101,201の電気的構成について説明する。なお、画像形成装置本体101と画像形成装置本体201における同一の構成には対応する符号を付し、画像形成装置本体201について画像形成装置本体101と重複する説明は省略する。
画像形成装置本体101は、画像形成装置本体101及び画像形成システム1の全体を制御する制御部180を備えている。また、制御部180は、システムバス181を介して、通信部182、原稿搬送部110、原稿読み取り部120、画像処理部183、画像形成部130、給紙カセット部160、及び、操作表示部184に接続され、これらの動作を制御する。
制御部180は、CPU185と、CPU185が実行するプログラム等を記憶するためのROM186と、CPU185の作業領域として使用されるRAM187とを有している。
制御部180は、画像形成システム1で画像形成を行う際、原稿読み取り部120又は外部機器300から画像データを受信する。そして、制御部180は、操作表示部184から受信した指示の内容又は外部機器300から受信した後述のジョブ情報に基づいて、画像処理部183、画像形成部130の駆動を制御する。また、制御部180は、通信部182を介して、給紙の指示を給紙装置50に送信する。これによって、画像データに基づいて、画像が用紙に形成される。
なお、制御部180によって給紙装置50を直接動作させる場合には、給紙装置50の制御部55を省略することができる。
また、制御部180は、レジストセンサ138から用紙の先端を検出した旨を示す信号を受信すると、レジストローラ139の駆動を停止し、用紙をレジスト位置に停止させる。そして、制御部180は、画像形成に好適なタイミングでレジストローラ139の回転を再開させて用紙の搬送を再開させる。このとき、制御部180は、用紙の搬送を再開させてからの経過時間の計時を開始する。
また、制御部180は、定着センサ141から用紙の先端を検出した旨を示す信号を受信すると、この用紙の搬送を再開してからの経過時間の計時を停止し、計時結果を搬送時間TとしてRAM187に記憶させる。なお、RAM187は、所定数、例えば10個の搬送時間Tが記憶可能となっている。また、RAM187に10個の搬送時間Tが既に記憶されている状態で、新たに搬送時間Tが計時された場合は、記憶されている内で最も古い搬送時間Tを消去し、新たに計時された搬送時間Tが記憶される。
また、制御部180は、デカーラー部150の経路切替部155の駆動を制御し、経路切替部155に用紙を上経路152、中経路153、下経路154のいずれかに導かせる。
また、制御部180は、上剛性ローラ157の駆動を制御して、上剛性ローラ157の軸心を上弾性ローラ156の軸心に対して、接近又は離隔させることで、上剛性ローラ157と上弾性ローラ156との圧接の度合いを調整する。また、制御部180は、下剛性ローラ159の駆動を制御して、下剛性ローラ159の軸心を下弾性ローラ158の軸心に対して、接近又は離隔させることで、下剛性ローラ159と下弾性ローラ158との圧接の度合いを調整する。制御部180は、これら圧接の度合いを調整することで、デカーラー部150を通過する用紙の反り量を調整することができる。
制御部180は、上剛性ローラ157と上弾性ローラ156との圧接の度合い、及び、下剛性ローラ159と下弾性ローラ158との圧接の度合いを、最も圧接の度合いが低い状態を段数1とし、最も圧接の度合いが高い状態を段数6とする6段階で調整する。以下、これらの圧接の度合いをデカーラー強度と称する場合がある。デカーラー強度の段数が大きいほど用紙の反り量が大きくなる。なお、最も圧接の度合いが低い状態とは、上剛性ローラ157及び下剛性ローラ159の軸心と上弾性ローラ156及び下弾性ローラ158の軸心が最も離隔する状態である。また、最も圧接の度合いが高い状態とは、上剛性ローラ157及び下剛性ローラ159の軸心と上弾性ローラ156及び下弾性ローラ158の軸心が最も接近する状態である。
初期状態のデカーラー強度は、給紙装置50の各給紙カセット部51について各給紙カセット部51に収容されている用紙の紙種に応じて設定されている。例えば、厚さ150μmの用紙を収容する給紙カセット部51に対応する初期状態のデカーラー強度は段数2に設定される。紙種に関する情報は、給紙カセット部51に用紙を収容する際に、作業者によって、画像形成装置本体101が備える操作部(図示省略)を介して、入力される。入力された紙種の情報は、給紙カセット部51毎にRAM187に記憶される。なお、用紙搬送上の異常などが発生していない通常時に、デカーラー部150による曲げ癖の調整が必要のない用紙、本実施形態では例えば厚さ90μmの用紙を収容する給紙カセット部51に対応する初期状態のデカーラー強度は段数null値又は0に設定されている。
また、巻付きセンサ140が巻付きジャムを検出すると、制御部180は、RAM187上の巻付きジャムフラグをONに設定する。なお、初期状態の巻付きジャムフラグはOFFに設定されている。
また、制御部180は、一つの印刷ジョブを画像形成装置100,200に分担して行う際、画像形成装置本体201が形成する画像データを、通信部182を介して画像形成装置本体201に送信する。なお、ここで印刷ジョブとは、形成する画像の開始ページから終了ページまでの、一連の画像形成処理を意味する。
例えば、画像形成装置100が用紙の表面に画像を形成し、画像形成装置200が用紙の裏面に画像を形成する場合、制御部180は、裏面に形成する画像データを画像処理部183で処理後に、通信部182を介して画像形成装置200の通信部282へ送信する。
画像形成装置本体101は、通信部182を介して、給紙装置50、反転装置170、画像形成装置本体201、反転装置270、外部機器300に接続されており、これらとの通信が可能となっている。
例えば、画像形成装置本体101は、通信部182を介して、外部機器300から送信されたジョブ情報を受信する。ジョブ情報には、形成する画像の画像データと、その画像データに対応付けられた使用する用紙の情報などが含まれている。
また、画像形成装置本体101,201間で送受信される情報には、例えば、上述のように、一つの印刷ジョブを画像形成装置100,200に分担して行う際に、画像形成装置本体101から画像形成装置本体201へ送信される画像データが含まれる。また、画像形成装置本体101,201間で送受信される情報には、RAM187,287上の巻付きフラグがON又はOFFに設定されている旨の情報、RAM187,287上に記憶されている搬送時間Tを示す情報が含まれる。
画像処理部183は、制御部180から供給された画像データに対して必要に応じてシェーディング補正、画像圧縮等の処理を行う。
操作表示部184は、液晶表示部(図示省略)と複数のキー(図示省略)を備え、ユーザがキーを介して入力した各種指示を制御部180へ送信する。
次に、反転装置170,270の電気的構成について説明する。図4に示すように、反転装置170,270は、通信部175,275と、制御部176,276と、を有する。制御部176,276は、図示しないCPUと、CPUが実行するプログラム等を記憶するためのROMと、CPUの作業領域として使用されるRAMとを有している。
制御部176,276は、反転部171,271の駆動を制御する。具体的には、制御部176,276は、各種ローラ、搬送ベルト、経路切替部174,274の駆動を制御し、用紙を直進路172又は反転路173に沿って搬送する。反転装置170,270は、通信部175を用いて、画像形成装置本体101,201や外部機器300と通信可能となっている。なお、制御部180,280によって反転装置170,270を直接動作させる場合には、反転装置170,270の制御部176,276を省略することができる。
<画像形成システムの動作>
次に、図5〜図7は、画像形成システム1で実行される処理を説明するためのフローチャートである。CPU185は、ROM186に記憶されるプログラムを実行することにより、図5〜図7に示す処理を実現する。
まず、図5を参照して、一つの印刷ジョブを画像形成装置100,200で分担する際に実施されるメインルーチン処理について説明する。メインルーチン処理は、印刷ジョブに基づく画像形成処理の開始時に、画像形成処理と並行に実施される。なお、メインルーチン処理は、所定時間毎に繰り返し実行される。
まず、画像形成装置本体101の制御部180は、ジャムリスク判定処理を行う(ステップS1)。ジャムリスク判定処理は、現在の画像形成装置200の状態が、巻付きジャムが発生する可能性が比較的高い状態であるジャムリスク高か、巻付きジャムが発生する可能性が比較的低い状態であるジャムリスク低か、を判定する処理である。ジャムリスク判定処理の詳細については後述する。
次に、制御部180は、ステップS1の結果がジャムリスク高か否かを判定する(ステップS2)。ジャムリスク高でないと判定する場合(ステップS2:NO)、制御部180は処理をステップS8に移行する。
一方、ジャムリスク高であると判定する場合(ステップS2:YES)、制御部180は、上流機のデカーラー強度を段数Dに設定する(ステップS3)。本実施形態では、画像形成装置100,200で分担して画像を形成する際、まず画像形成装置100で画像が形成され、続いて画像形成装置200で画像が形成される。このため、上流機は画像形成装置100となる。また、下流機は画像形成装置200となる。
具体的には、制御部180は、画像形成装置本体101のデカーラー部150におけるデカーラー強度を、現在の段数に2を加えた段数Dに設定する。ただし、ステップS3の処理を行うときに、デカーラー部150におけるデカーラー強度の段数が段数6の場合は、段数Dを段数6に設定する。ステップS3の処理において、制御部180は、RAM187に記憶されている給紙装置50から給紙される用紙を収容する給紙カセット部51に対応する初期状態のデカーラー強度段数を更新する。すなわち、厚さ90μmの用紙が給紙装置50から給紙される場合、現在の段数はnull又は段数0なので、段数Dを段数2に更新する。また厚さ150μmの用紙が給紙装置50から給紙される場合、現在の段数は段数2なので、段数Dを段数4に更新する。
制御部180は、更新された段数DをRAM187に記憶し、以後のデカーラー部150の駆動時に、上剛性ローラ157又は下剛性ローラ159を駆動して、デカーラー部150のデカーラー強度を段数Dに設定する。なお、RAM187上に段数Dが設定されていない場合は、制御部180は、給紙装置50から給紙される用紙を収容する給紙カセット部51に対応する初期状態の段数でデカーラー部150を駆動する。また、RAM187上の段数Dは、画像形成装置100の電源OFF時に消去される。また、例えばRAM187上の厚さ90μmの用紙が給紙装置50から給紙される場合の段数Dは、挿抜センサ53が厚さ90μmの用紙を収容する給紙カセット部51の挿抜を検出すると、消去される。ただし、一つの印刷ジョブに基づく画像形成処理中に挿抜センサ53が給紙カセット部51の挿抜を検出した場合は、挿抜したタイミングでは消去されずに、この印刷ジョブに基づく画像形成処理が終了後に、RAM187上の段数Dは消去される。なお、RAM187上の段数Dの消去に伴って、RAM187上の後述する下流機設定シフト段数E,Fも消去される。
次に、制御部180は、デカーラー後の反転の回数が奇数回か否かを判定する(ステップS4)。ここでデカーラー後の反転の回数とは、用紙が画像形成装置本体101のデカーラー部150を通過した後、画像形成装置200に搬送されるまでの用紙の反転の回数である。用紙の表面と裏面への画像形成を画像形成装置100,200で分担する場合、デカーラー部150を通過した用紙は、反転装置170で反転されるため、反転回数は、1回となり、奇数回となる。また、用紙の同一面への画像形成を画像形成装置100,200で分担する場合、反転回数は、0回となり、偶数回となる。なお、用紙の同一面への画像形成を画像形成装置100,200で分担する場合において、画像形成装置200での画像形成のタイミングに合わせるため、用紙を用紙反転搬送部163及び反転装置170で反転させることがある。この場合の反転回数は、2回となり、偶数回となる。
デカーラー後の反転の回数が奇数回の場合(ステップS4:YES)、制御部180は、用紙を上経路152に導く(ステップS5)。具体的には、制御部180は、経路切替部155を駆動して、搬送される用紙を上経路152に導ける位置に停止させる。これによって、ステップS3でデカーラー強度を段数Dに設定した状態の上剛性ローラ157と上弾性ローラ156との間に形成されたニップを、デカーラー部150に搬送された用紙が通過する。このため用紙は、段数Dに対応する反り量で搬送方向の両端部が中央部よりも上方へ位置するように上方向に反れる。なお、上方向に反れた用紙は、画像形成装置100内で奇数回反転後、画像形成装置200に搬送されるので、画像形成装置200内を搬送される用紙は下方向に反れた状態になる。
デカーラー後の反転の回数が偶数回の場合(ステップS4:NO)、制御部180は、用紙を下経路154に導く(ステップS6)。具体的には、制御部180は、経路切替部155を駆動して、搬送される用紙を下経路154に導ける位置に停止させる。これによって、ステップS3でデカーラー強度を段数Dに設定した状態の下剛性ローラ159と下弾性ローラ158との間に形成されたニップを、デカーラー部150に搬送された用紙が通過する。このため用紙は、段数Dに対応する反り量で搬送方向の中央部が両端部よりも上方へ位置するように下方向に反れる。なお、下方向に反れた用紙は、画像形成装置100内で偶数回反転後、画像形成装置200に搬送されるので、画像形成装置200内を搬送される用紙は下方向に反れた状態が維持される。
次に、制御部180は、下流機設定処理を実施する(ステップS7)。下流機設定処理は、用紙についた曲げ癖を矯正するために画像形成装置200のデカーラー部(後デカーラー部)250において各種設定を行う処理である。下流機設定処理の詳細は後述する。そして、制御部180は、メインルーチン処理を終了する。
ステップS2で、ジャムリスク低であると判定する場合(ステップS2:NO)、制御部180は、RAM187を参照し、初期状態のデカーラー強度の段数がnull又は0であるか否かを判定する(ステップS8)。
初期状態のデカーラー強度の段数がnull又は0である場合(ステップS8:YES)、制御部180は、用紙を中経路153に導く(ステップS9)。本実施形態では、初期状態において、経路切替部155は、用紙を中経路153に導くように設定されているため、制御部180は、この設定を維持する。これによって、デカーラー部150に搬送された用紙は中経路153を通過する。そして、制御部180は、メインルーチン処理を終了する。
初期状態のデカーラー強度の段数がnull又は0でない場合(ステップS8:NO)、制御部180は、デカーラー後の反転の回数が奇数回か否かを判定する(ステップS10)。
デカーラー後の反転の回数が奇数回の場合(ステップS10:YES)、制御部180は、用紙を上経路152に導く(ステップS11)。具体的には、制御部180は、経路切替部155を駆動して、搬送される用紙を上経路152に導ける位置に停止させる。これによって、初期状態のデカーラー強度に設定した状態の上剛性ローラ157と上弾性ローラ156との間に形成されたニップを、デカーラー部150に搬送された用紙が通過する。このため用紙は、初期状態のデカーラー強度に対応する反り量で搬送方向の両端部が中央部よりも上方へ位置するように上方向に反れる。なお、上方向に反れた用紙は、画像形成装置100内で奇数回反転後、画像形成装置200に搬送されるので、画像形成装置200内を搬送される用紙は下方向に反れた状態になる。
そして、制御部180は、処理をステップS7に移行する。
デカーラー後の反転の回数が偶数回の場合(ステップS10:NO)、制御部180は、用紙を下経路154に導く(ステップS12)。具体的には、制御部180は、経路切替部155を駆動して、搬送される用紙を下経路154に導ける位置に停止させる。これによって、初期状態のデカーラー強度に設定した状態の下剛性ローラ159と下弾性ローラ158との間に形成されたニップを、デカーラー部150に搬送された用紙が通過する。このため用紙は、初期状態のデカーラー強度に対応する反り量で搬送方向の中央部が両端部よりも上方へ位置するように下方向に反れる。なお、下方向に反れた用紙は、画像形成装置100内で偶数回反転後、画像形成装置200に搬送されるので、画像形成装置200内を搬送される用紙は下方向に反れた状態が維持される。
そして、制御部180は、処理をステップS7に移行する。
次に、図6を参照して、ジャムリスク判定処理について説明する。
まず、制御部180は、下流機に巻付きジャムが発生したか否かを判定する(ステップS20)。具体的には、制御部180は、通信部182を介して、画像形成装置200から受信した画像形成装置本体201のRAM287上の巻付きジャムフラグの状態を示す信号に基づいて、下流機に巻付きジャムが発生したか否かを判定する。すなわち、この信号が巻付きジャムフラグがONに設定されている旨を示す場合は、下流機に巻付きジャムが発生したと判定する。一方、この信号が巻付きジャムフラグがOFFに設定されている旨を示す場合は、下流機に巻付きジャムが発生しなかったと判定する。
下流機に巻付きジャムが発生した場合(ステップS20:YES)、制御部180は、画像形成装置200の状態を、ジャムリスクが発生する可能性が比較的高い状態であるジャムリスク高と判定する(ステップS21)。そして、制御部180は、ジャムリスク判定処理を終了する。
一方、下流機に巻付きジャムが発生しなかった場合(ステップS20:NO)、制御部180は、通信部182,282及び制御部280を介して、画像形成装置本体201における搬送時間Tを測定する(ステップ22)。次に、制御部180は、測定した搬送時間Tが所定時間Aより短いか否かを判定する(ステップS23)。所定時間Aは、設計上の搬送時間よりも長く、且つ、仮に搬送時間Tが所定時間Aを超えた場合は画像形成処理が著しく遅延する値、例えば100ミリ秒に設定されている。
搬送時間Tが所定時間A以上の場合(ステップS23:NO)、制御部180は、処理をステップS21に移行する。
一方、搬送時間Tが所定時間Aより短い場合(ステップS23:YES)、制御部180は、搬送時間Tの平均値Taveを算出する(ステップS24)。具体的には、制御部180は、通信部182を介して、画像形成装置200から受信したRAM287上の搬送時間Tを示す全情報(最大10個)の平均値をTaveとして算出する。
次に、制御部180は、搬送時間Taveが所定時間Bより短いか否かを判定する(ステップS25)。所定時間Bは、設計上の搬送時間よりも長く、所定時間Aよりも短く、且つ、仮に搬送時間Tが所定時間Bを超えた場合は画像形成処理が若干遅延する値、例えば30ミリ秒に設定されている。
搬送時間Taveが所定時間B以上の場合(ステップS25:NO)、制御部180は、処理をステップS21に移行する。
一方、搬送時間Taveが所定時間Bより短い場合(ステップS25:YES)、制御部180は、画像形成装置200の状態を、ジャムリスクが発生する可能性が比較的低い状態であるジャムリスク低と判定する(ステップS26)。そして、制御部180は、ジャムリスク判定処理を終了する。
このように本実施形態では、画像形成装置本体201における感光体231への用紙の巻付きを検出する巻付きセンサ240及び用紙の搬送の遅延を検出する制御部180が用紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部として機能する。
次に、図7を参照して、下流機設定処理について説明する。
まず、制御部180は、上流機のデカーラー強度に変更があったか否かを判定する(ステップS30)。具体的には、制御部180は、メインルーチン処理(図5参照)のステップS3において、画像形成装置100におけるデカーラー強度を段数Dに設定した場合、上流機のデカーラー強度に変更があったと判定する。
上流機のデカーラー強度に変更があった場合(ステップS30:YES)、制御部180は、下流機設定シフト段数Eを設定する(ステップS31)。ここで下流機設定シフト段数Eとは、画像形成装置100におけるデカーラー強度に変更があったときの画像形成装置200におけるデカーラー強度である。具体的には、制御部180は、下流機設定シフト段数Eを、次式によって算出する。
E=int(D÷2)・・・式1
すなわち、下流機設定シフト段数Eは、画像形成装置100におけるデカーラー強度の段数Dを2で割り、小数点以下を切り捨てた値となる。制御部180は、算出した下流機設定シフト段数EをRAM187に記憶させる。また、通信部182及び制御部280を介して、デカーラー部250のデカーラー強度を、算出した下流機設定シフト段数Eに設定する。そして、制御部180は、処理をステップS33に移行する。
上流機のデカーラー強度に変更がなかった場合(ステップS30:NO)、すなわち画像形成装置100におけるデカーラー強度が初期状態の段数である場合は、制御部180は、下流機設定シフト段数Fを設定する(ステップS32)。ここで下流機設定シフト段数Fとは、画像形成装置100におけるデカーラー強度が初期状態の段数であるときの画像形成装置200におけるデカーラー強度である。具体的には、制御部180は、下流機設定シフト段数Fを、次式によって算出する。
F=int(初期状態のデカーラー強度の段数÷2)・・・式2
すなわち、下流機設定シフト段数Fは、画像形成装置100における初期状態のデカーラー強度の段数を2で割り、小数点以下を切り捨てた値となる。制御部180は、算出した下流機設定シフト段数FをRAM187に記憶させる。また、制御部180は、通信部182及び制御部280を介して、デカーラー部250のデカーラー強度を、算出した下流機設定シフト段数Fに設定する。そして、制御部180は、処理をステップS33に移行する。
制御部180は、ステップS31又はS32後に、下流機の用紙を上経路252に導く(ステップS33)。具体的には、制御部180は、通信部182,282及び制御部280を介して、経路切替部255を駆動して、搬送される用紙を上経路252に導ける位置に停止させる。これによって、画像形成装置100から搬送された用紙の曲げ癖、すなわち下方向の反りが矯正される。そして、制御部180は、下流機設定処理を終了する。
<画像形成システムの作用>
次に、画像形成システム1の作用について説明する。
まず、画像形成装置100,200で、厚さ90μmの用紙の表面と裏面への画像形成を行う場合の作用について説明する。
画像形成装置本体101の制御部180は、原稿読み取り部120又は外部機器300から画像データを受信する。そして、制御部180は、操作表示部184から受信した指示の内容又は外部機器300から受信した後述のジョブ情報に基づいて、給紙装置50に画像形成装置本体101への給紙を指示する。また、制御部180は、画像処理部183、画像形成部130の駆動を制御し、また、通信部182を介して、画像処理部283、画像形成部230の駆動を制御して用紙に画像を形成する画像形成処理を開始する。また、制御部180は、画像形成処理と並行して、メインルーチン処理(図5参照)を開始する。
制御部180は、画像形成装置100の状態をメインルーチン処理においてジャムリスク低と判定すると、画像形成装置本体101に搬送された用紙を、デカーラー部150の中経路153に導く。このため、この用紙は、デカーラー部150によって曲げ癖がつくことなく、反転装置170で反転され、画像形成装置200に搬送される。そして、この用紙は、画像形成装置本体201によって裏面に画像が形成された後、デカーラー部250の中経路253を通り、反転装置270内を通過して、排紙トレイ290に載置される。
一方、前回の画像形成時に巻付きジャムが発生していた場合、又は、画像形成装置200における搬送時間が遅延した場合、制御部180は、画像形成装置200の状態をメインルーチン処理においてジャムリスク高と判定する。そして、制御部180はデカーラー強度を段数Dに設定する。すなわち、デカーラー強度を、初期状態の段数(null又は0)に2を加えた段数2に設定する。また、制御部180は、下流機設定処理において、下流機シフト段数Eを段数1に設定する。そして、制御部180は、画像形成装置本体101に搬送された用紙を、デカーラー部150の上経路152に導く。これによって、この用紙は、デカーラー部150によって上方向に反れた状態の曲げ癖がつく。
その後、この用紙は、反転装置170で反転され、画像形成装置200に搬送される。このため、画像形成装置200内を搬送される用紙は下方向に反れた状態、すなわち画像形成装置200の感光体231から用紙が剥離し易いように反れた状態となる。そして、この用紙の裏面に、画像形成装置本体201によって画像が形成され、デカーラー部250の上経路152を通過する(すなわち、用紙を、上経路152を通過させることで、用紙を、用紙の画像形成装置100で画像が形成されない側である非画像形成面側に反らせる)。これによって、画像形成装置200に搬送されたときは下方向に反れた状態であった用紙の曲げ癖が矯正される。そして、この用紙は、反転装置270内を通過して、排紙トレイ290に載置される。
次に、画像形成装置100,200で、厚さ90μmの用紙の同一面への画像形成を行う場合の作用について説明する。なお、制御部180が、画像形成処理と並行して、メインルーチン処理(図5参照)を開始するまでの作用は上述のとおりであるので、説明を省略する。
制御部180が画像形成装置200の状態をメインルーチン処理においてジャムリスク高と判定すると、制御部180はデカーラー強度を段数Dに設定する。すなわち、デカーラー強度を、初期状態の段数(null又は0)に2を加えた段数2に設定する。また、制御部180は、下流機設定処理において、下流機シフト段数Eを段数1に設定する。そして、制御部180は、同一面への画像形成を行う場合においてデカーラー後の反転の回数が0回(偶数回)のため、画像形成装置本体101に搬送された用紙を、デカーラー部150の下経路154に導く。これによって、この用紙は、デカーラー部150によって下方向に反れた状態の曲げ癖がつく。
その後、この用紙は、反転装置170を通過して、画像形成装置200に搬送される。このため、画像形成装置200内を搬送される用紙の下方向に反れた状態、すなわち画像形成装置200の感光体231から用紙が剥離し易いように反れた状態が維持される。そして、この用紙に、画像形成装置本体201によって画像が形成され、デカーラー部250の上経路152を通過する(すなわち、用紙を、上経路152を通過させることで、用紙を、用紙の画像形成装置100で画像が形成される側である画像形成面側に反らせる)。これによって、画像形成装置200に搬送されたときは下方向に反れた状態であった用紙の曲げ癖が矯正される。そして、この用紙は、反転装置270内を通過して、排紙トレイ290に載置される。
以上のように、本実施形態の画像形成システム1では、制御部180が画像形成装置200の状態をメインルーチン処理においてジャムリスク低と判定したときに、画像形成装置本体101に搬送された用紙を、デカーラー部150の中経路153に導く。中経路153に導かれた用紙は、曲げ癖がつくことなく、デカーラー部150を通過する。したがって、巻付きリスクの度合いに関わりなく、常にデカーラー部150で用紙に曲げ癖をつける場合と比較して、上弾性ローラ156、上剛性ローラ157及び下弾性ローラ158、下剛性ローラ159の摩耗を抑制することができる。すなわち、デカーラー部150の用紙に曲げ癖をつける部材の摩耗を抑制することができる。また、画像形成装置200の状態がジャムリスク低のときに、用紙に不要な曲げ癖がつくことによる搬送障害の発生を低減することができる。
また、制御部180が画像形成装置200の状態をメインルーチン処理においてジャムリスク高と判定したときに、画像形成装置本体101に搬送された用紙を、デカーラー部150の上経路152に導く。したがって、ジャムリスク高の状態、すなわち搬送異常が生じて巻付きジャムが発生する可能性が比較的高いときは、画像形成装置200の感光体231から剥離し易いように用紙を反らせるので、搬送障害の発生を低減することができる。
また、制御部180は、画像形成装置100,200で、用紙の表面と裏面への画像形成を行う場合及び用紙の同一面に画像形成を行う場合のいずれにおいても、画像形成装置200に搬送される用紙を下方向に反らせるようにデカーラー部150を駆動する。したがって、画像形成装置200に搬送される用紙は、下方向に反れた状態、すなわち画像形成装置200の感光体231から用紙が剥離し易いように反れた状態となるので、画像形成装置200での搬送障害の発生を低減することができる。
また、画像形成装置100のデカーラー部150で、用紙に曲げ癖をつけた場合、画像形成装置200のデカーラー部250で、その曲げ癖を矯正する。このため、曲げ癖がついた状態で排紙トレイ290に用紙が載置されることを防止することができる。
また、デカーラー部150によってついた用紙の曲げ癖は、用紙がデカーラー部250に至る前に、搬送用のベルトやローラに圧接されることで、デカーラー部150通過時よりも弱まることが考えられる。そのため、本実施形態では、画像形成装置200のデカーラー部250で曲げ癖を矯正する場合、デカーラー部250におけるデカーラー強度をデカーラー部150におけるデカーラー強度よりも低く設定している。これによって、デカーラー部150によってついた用紙の曲げ癖が弱まっている場合に、デカーラー部250によって用紙に上方向に反れる曲げ癖がつくことを防止することができる。
<変形例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることが可能である。
本実施形態では、感光体131,231の巻付きリスクに応じて、デカーラー部150,250の駆動を制御する態様を説明したが、他の部材、例えば定着ローラの巻付きリスクに応じてデカーラー部150,250の駆動を制御してもよい。
また、本実施形態では、巻付きセンサ140,240が感光体131,231の用紙の巻付きを検出するフォトセンサである態様を説明した。しかし、これに代えて、制御部180が、搬送時間Tが所定時間Aよりも長いタイマー値J、例えば1秒を超えたときに感光体131,231への用紙の巻付きが発生したと判定してもよい。
また、メインルーチン処理のステップS3(図5参照)で画像形成装置本体101のデカーラー部150におけるデカーラー強度を算出する際に、現在の段数に加える値は、機器の特性などに対応する好適な反り量に応じて変更可能である。
また、下流機設定処理(図7参照)において下流機のデカーラー強度を上流機のデカーラー強度の値を2で割り、小数点以下を切り捨てた値に設定した。しかし、下流機のデカーラー強度の算出方法を機器の特性などに対応する好適な反り量応じて変更してもよい。例えば、下流機のデカーラー強度を上流機のデカーラー強度の値を3で割り、小数点以下を四捨五入した値に設定してもよい。
また、本実施形態では画像形成装置100をメイン機とし、画像形成装置200をサブ機として画像形成システム1を構成したが、画像形成装置200をメイン機とし、画像形成装置100をサブ機としてもよい。
また、反転装置170,270の設置を省略し、画像形成装置本体101と画像形成装置本体201とを直接連結させてもよい。
また、本実施形態では、デカーラー部150を画像形成装置本体101内に設け、デカーラー部250を画像形成装置本体201内に設けた。しかし、これに代えて、デカーラー部150を反転装置170内に設け,デカーラー部250を反転装置270内に設けてもよい。
また、本実施形態では画像形成システムを構成する画像形成装置100,200をモノクロ機で説明したが、画像形成システムを構成する画像形成装置としてカラー画像を形成するカラー機を用いてもよい。
また、本実施形態では、デカーラー強度の調整によってデカーラー部150において反り量を多段階(6段階)に調整可能な態様を説明した。しかし、これに代えて、常に一様のデカーラー強度によって反り量を調整してもよい。
また、本実施形態では、初期状態、すなわち画像形成装置100の電源投入時における設定の状態においては、経路切替部155が、用紙を中経路153に導くように設定されている態様を説明した。しかし、これに代えて、初期状態においても、経路切替部155を、用紙を上経路152又は下経路154に導くように駆動させてもよい。例えば、給紙カセット部51収容する用紙に既に曲げ癖がついていた場合、この曲げ癖を矯正するために、初期状態においても、用紙を上経路152又は下経路154に導くように、経路切部155を駆動させてもよい。この場合の初期状態のデカーラー強度は、マイナスの値で、且つ、−1〜−6の6段階で予め設定される。段数−1〜−6のデカーラー強度は、絶対数が等しい段数1〜6のデカーラー強度と等しい。また、上経路152又は下経路154のいずれに導くかは、用紙の曲げ癖に応じて、この曲げ癖が矯正されるように予め設定される。また、初期状態のデカーラー強度として、例えば「−2」が設定されていた場合で、且つ、メインルーチン処理(図5参照)におけるステップS2でジャムリスク低であると判定された場合(ステップS2:NOの場合)、デカーラー後の反転の回数が奇数回か偶数回かに関わらず、すわなちS10の判定結果に関わらず、用紙の曲げ癖の矯正のために、予め設定された上経路152又は下経路154に導くように経路切替部155を駆動させる。また、同様に初期状態のデカーラー強度として「−2」が設定されていた場合で、且つ、メインルーチン処理(図5参照)におけるステップS2でジャムリスク高であると判定された場合(ステップS2:YESの場合)、続くステップS3で現在の段数に2を加えたことによって、デカーラー強度の段数が「0」になると、デカーラー後の反転の回数が奇数回か偶数回かに関わらず、すわなちステップS4の判定結果に関わらず、用紙を中経路153に導くように、経路切替部155を駆動させる。また、メインルーチン処理のステップS3でデカーラー強度の段数が「0」になった場合、下流機設定処理(図7参照)のステップS33に代えて、用紙を中経路153に導くように経路切替部255を駆動させる。
1…画像形成システム、 50…給紙装置、 100…画像形成装置、 101…画像形成装置本体、 130…画像形成部、 131…感光体、 137…定着部、 138…レジストセンサ、 139…レジストローラ、 140…巻付きセンサ、 141…定着センサ、 150…デカーラー部(前デカーラー部)、 151…ガイド板、 152…上経路、 153…中経路、 154…下経路、 155…経路切替部、 156…上弾性ローラ、 157…上剛性ローラ、 158…下弾性ローラ、 159…下剛性ローラ、 170…反転装置、180…制御部、 200…画像形成装置、 201…画像形成装置本体、 230…画像形成部、 231…感光体、 250…デカーラー部(後デカーラー部)、 252…上経路、 253…中経路、 255…経路切替部、 270…反転装置

Claims (11)

  1. 直列に接続された第1の画像形成装置及び第2の画像形成装置で、前記第1の画像形成装置、前記第2の画像形成装置の順で搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムにおいて、
    前記第1の画像形成装置に設けられ、用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する前デカーラー部と、
    前記第2の画像形成装置における用紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、
    前記搬送異常検出部による搬送異常の検出結果に基づいて、前記前デカーラー部における用紙の反り量を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記搬送異常検出部が前記搬送異常を検出する場合は、用紙の前記第1の画像形成装置で画像が形成される側である画像形成面側に用紙を反らせ、又は、用紙の前記第1の画像形成装置で画像が形成されない側である非画像形成面側に用紙を反らせるように前記前デカーラー部における用紙を反らせる方向及び反り量を決定し、前記搬送異常検出部が前記搬送異常を検出しない場合は、用紙を反らせないように前記前デカーラー部における用紙の反り量を決定する
    像形成システム。
  2. 直列に接続された第1の画像形成装置及び第2の画像形成装置で、前記第1の画像形成装置、前記第2の画像形成装置の順で搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムにおいて、
    前記第1の画像形成装置に設けられ、用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する前デカーラー部と、
    前記第2の画像形成装置における用紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、
    前記搬送異常検出部による搬送異常の検出結果に基づいて、前記前デカーラー部における用紙の反り量を決定する制御部と、を備え、
    前記搬送異常検出部は、搬送異常として前記第2の画像形成装置内の部材に用紙が巻き付く巻き付きジャムを検出し、
    前記制御部は、前記搬送異常検出部が前記巻き付きジャムを検出すると、前記第2の画像形成装置内の部材から用紙が剥離し易い方向に用紙を反らせる方向を決定す
    像形成システム。
  3. 直列に接続された第1の画像形成装置及び第2の画像形成装置で、前記第1の画像形成装置、前記第2の画像形成装置の順で搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムにおいて、
    前記第1の画像形成装置に設けられ、用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する前デカーラー部と、
    前記第2の画像形成装置における用紙の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、
    前記搬送異常検出部による搬送異常の検出結果に基づいて、前記前デカーラー部における用紙の反り量を決定する制御部と、を備え、
    前記搬送異常検出部は、用紙の搬送経路における前記第2の画像形成装置内の部材に用紙が巻き付く巻き付きジャムが発生可能な区間を用紙が搬送される時間が所定時間よりも長いときに搬送異常を検出し、
    前記制御部は、前記搬送異常検出部が前記搬送異常を検出すると、前記第2の画像形成装置内の部材から用紙が剥離し易い方向に用紙を反らせる方向を決定す
    像形成システム。
  4. 前記搬送異常検出部は、搬送異常として前記第2の画像形成装置内の部材に用紙が巻き付く巻き付きジャムを検出し、
    前記制御部は、前記搬送異常検出部が前記巻き付きジャムを検出すると、前記第2の画像形成装置内の部材から用紙が剥離し易い方向に用紙を反らせる方向を決定する
    請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 前記搬送異常検出部は、用紙の搬送経路における前記第2の画像形成装置内の部材に用紙が巻き付く巻き付きジャムが発生可能な区間を用紙が搬送される時間が所定時間よりも長いときに搬送異常を検出し、
    前記制御部は、前記搬送異常検出部が前記搬送異常を検出すると、前記第2の画像形成装置内の部材から用紙が剥離し易い方向に用紙を反らせる方向を決定する
    請求項1に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置で用紙の同一の面に画像を形成する場合は用紙の前記第1の画像形成装置で画像が形成されない側である非画像形成面側に用紙を反らせるように前記前デカーラー部における用紙を反らせる方向を決定し、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置で互いに用紙の反対の面に画像を形成する場合は用紙の前記第1の画像形成装置で画像が形成される側である画像形成面側に用紙を反らせるように前記前デカーラー部における用紙を反らせる方向を決定する
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記第2の画像形成装置に設けられ、用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する後デカーラー部を備え、
    前記制御部は、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置で用紙の同一の面に画像を形成し、且つ、前記前デカーラー部で用紙を反らせる場合は、用紙の前記第1の画像形成装置で画像が形成される側である画像形成面側に反らせるように前記後デカーラー部における用紙を反らせる方向を決定し、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置で互いに用紙の反対の面に画像を形成し、且つ、前記前デカーラー部で用紙を反らせる場合は、用紙の前記第1の画像形成装置で画像が形成されない側である非画像形成面側に反らせるように前記後デカーラー部における用紙を反らせる方向を決定する
    請求項1乃至6のいずれかの1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記制御部は、前記前デカーラー部及び前記後デカーラー部で用紙を反らせる場合、前記後デカーラー部で用紙を反らせるときの反り量が、前記前デカーラー部で用紙を反らせるときの用紙の反り量よりも小さくなるように、前記後デカーラー部を制御する
    請求項に記載の画像形成システム。
  9. 直列に接続された2台の画像形成装置で、前記2台の画像形成装置に搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムにおける先に用紙が搬送される画像形成装置であって、
    用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する前デカーラー部と、
    他方の画像形成装置における用紙の搬送異常を示す情報を前記他方の画像形成装置から受信する通信部と、
    前記通信部が前記搬送異常を示す情報を受信したか否かに基づいて、前記前デカーラー部における用紙の反り量を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記通信部が前記搬送異常を示す情報を受信する場合は、用紙の先に画像が形成される側である画像形成面側に用紙を反らせ、又は、用紙の先に画像が形成されない側である非画像形成面側に用紙を反らせるように前記前デカーラー部における用紙を反らせる方向及び反り量を決定し、前記通信部が前記搬送異常を示す情報を受信しない場合は、用紙を反らせないように前記前デカーラー部における用紙の反り量を決定する
    画像形成装置。
  10. 直列に接続された2台の画像形成装置で、前記2台の画像形成装置に搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムにおける先に用紙が搬送される画像形成装置であって、
    用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する前デカーラー部と、
    他方の画像形成装置における用紙の搬送異常を示す情報を前記他方の画像形成装置から受信する通信部と、
    前記通信部が前記搬送異常を示す情報を受信したか否かに基づいて、前記前デカーラー部における用紙の反り量を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記通信部が、前記他方の画像形成装置内の部材に用紙が巻き付く巻き付きジャムによる前記搬送異常を示す情報を受信する場合は、前記他方の画像形成装置内の部材から用紙が剥離し易い方向に用紙を反らせる方向を決定する
    画像形成装置。
  11. 直列に接続された2台の画像形成装置で、前記2台の画像形成装置に搬送される用紙への画像形成を分担する直列タンデム方式の画像形成システムにおける先に用紙が搬送される画像形成装置であって、
    用紙を反らせる方向及び用紙の反り量を調整する前デカーラー部と、
    他方の画像形成装置における用紙の搬送異常を示す情報を前記他方の画像形成装置から受信する通信部と、
    前記通信部が前記搬送異常を示す情報を受信したか否かに基づいて、前記前デカーラー部における用紙の反り量を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記通信部が、前記他方の画像形成装置内の用紙の搬送経路において部材に用紙が巻き付く巻き付きジャムが発生可能な区間を用紙が搬送される時間が所定時間よりも長いときに前記搬送異常を示す情報を受信し、前記搬送異常を示す情報を受信すると、前記他方の画像形成装置内の部材から用紙が剥離し易い方向に用紙を反らせる方向を決定する
    画像形成装置。
JP2014020326A 2014-02-05 2014-02-05 画像形成システム及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP6256064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014020326A JP6256064B2 (ja) 2014-02-05 2014-02-05 画像形成システム及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014020326A JP6256064B2 (ja) 2014-02-05 2014-02-05 画像形成システム及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015147631A JP2015147631A (ja) 2015-08-20
JP6256064B2 true JP6256064B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=53891363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014020326A Expired - Fee Related JP6256064B2 (ja) 2014-02-05 2014-02-05 画像形成システム及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6256064B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3835587B2 (ja) * 1999-09-29 2006-10-18 京セラ株式会社 画像形成装置
JP2002080158A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Fuji Xerox Co Ltd カール補正システム
JP2004256292A (ja) * 2003-02-28 2004-09-16 Hitachi Printing Solutions Ltd 電子写真印刷装置
JP2008105794A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Kyocera Mita Corp シートのカール矯正装置
JP2009042541A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015147631A (ja) 2015-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2947515B1 (en) Image forming apparatus
JP2008083665A (ja) 画像形成装置
JP6968611B2 (ja) シート搬送装置
JP6606944B2 (ja) 搬送装置、定着装置、及び画像形成装置
JP2017058480A (ja) 搬送装置、定着装置、及び画像形成装置
JP6204338B2 (ja) 画像形成装置
US10582075B2 (en) Image forming apparatus and conveyance control method
JP2003012215A (ja) 紙搬送装置、画像形成装置及び後処理装置
JP6256064B2 (ja) 画像形成システム及び画像形成装置
JP7009895B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置において実行される方法
US10203635B2 (en) Image forming apparatus, method for image forming apparatus, and program
JP5987864B2 (ja) 画像形成装置
JP2014077826A (ja) 画像形成装置
US9027926B2 (en) Sheet conveyance device, and image forming apparatus having the same
JP6686312B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP7625403B2 (ja) 画像形成装置
JP2006290506A (ja) 画像形成装置およびカール補正装置
JP2006126510A (ja) 画像形成装置
JP2011237743A (ja) 画像形成装置
JP2009048057A (ja) 画像形成装置
JP6953794B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
JP6953793B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
JP7009878B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成プログラム
JP6943041B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
JP2016184062A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6256064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees