以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシン1の斜視図である。
スロットマシン1は、前面が開放された箱型の本体2と、本体2の前面を開閉可能に設けられた前扉3とを備えている。
本体2内には、上下方向の中央部より少し上方の位置に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが左右に並べて配置されている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rは、ドラム状のリール枠の周面にリール帯を巻着した構成を有しており、リール枠の中心で左右方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。リール帯には、21個の図柄が周方向に並べて配列されている。
前扉3には、表示部5、操作部6および演出表示部7が設けられている。
表示部5は、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rと対向する位置に設けられている。表示部5の中央部には、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの周面の一部を視認可能にするためのリール窓8が設けられている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転中は、リール窓8内に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの図柄が次々に現れる(図柄の変動表示)。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが停止すると、リール窓8内に、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのそれぞれ3個の図柄、合計9個の図柄が表示される(図柄の停止表示)。
リール窓8の下方には、クレジット数表示器9および払出枚数表示器10が左右に並べて配置されている。クレジット数表示器9および払出枚数表示器10は、たとえば、2桁の数字を表示可能な7セグメント表示器からなる。
操作部6は、表示部5の下側に配置されている。操作部6には、メダル投入口11、MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13、2枚ベットボタン14、スタートレバー15、左ストップボタン16L、中ストップボタン16C、右ストップボタン16Rおよび精算ボタン17が設けられている。
メダル投入口11からメダルが投入されると、その投入されたメダルがゲームにベット(BET)される。1ゲームに対して、最大で3枚のメダルをベットすることができる。3枚のメダルがゲームにベットされている状態で、メダル投入口11からメダルが投入された場合、その投入されたメダルは、50枚を上限として、スロットマシン1にクレジットされる。スロットマシン1にクレジットされているメダルの枚数(クレジット数)は、クレジット数表示器9に表示される。
3枚以上のメダルがスロットマシン1にクレジットされている状態で、MAXベットボタン12が押操作されると、そのクレジットされているメダルから3枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が3だけ減る。そして、クレジット数表示器9に表示されているクレジット数が3だけ減算された数に更新される。
1枚ベットボタン13が押操作されると、スロットマシン1にクレジットされているメダルから1枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が1だけ減る。そして、クレジット数表示器9に表示されているクレジット数が1だけ減算された数に更新される。
また、2枚ベットボタン14が押操作されると、スロットマシン1にクレジットされているメダルから2枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が2だけ減る。クレジット数表示器9に表示されているクレジット数が2だけ減算された数に更新される。
ベットされた遊技メダルは、ゲームの開始とともに消費される。スタートレバー15が操作されると、1回のゲーム(1ゲーム)が開始となり、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが回転し始める。左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rは、それぞれ左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rに対応して設けられている。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが回転し始めた後、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが押操作されると、それぞれ左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転が停止する。
左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのすべてが停止した時点で、リール窓8内に停止表示された9個の図柄が所定の態様をなすと、所定枚数のメダルが払い出される。この払い出されるメダルの枚数は、払出枚数表示器10に表示される。また、小役の入賞に対して払い出されるメダルは、スロットマシン1に50枚を上限としてクレジットされ、50枚を超える分については、前扉3の最下部に設けられたメダル排出口18からメダルトレイ19に排出される。以上で、1ゲームが終了である。
精算ボタン17が押操作されると、スロットマシン1で消費が保留されているメダル(メダル投入口11からの投入によってゲームにベットされたメダル、クレジットされているメダル)がメダル排出口18からメダルトレイ19に排出される。
演出表示部7は、表示部5の上側に配置されている。演出表示部7には、ゲームの進行に合わせた演出画像などを表示するための液晶表示器20が設けられている。また、演出表示部7には、液晶表示器20の左側および右側に、ゲーム中の雰囲気を盛り上げるための効果音などを出力するスピーカ21が配置されている。
前扉3には、操作部6とメダルトレイ19との間に、スロットマシン1の機種名などを表示する表示パネル22が装着されている。
メダル排出口18の左側および右側には、スピーカ21とともに効果音などを出力するスピーカ23が配置されている。
図2は、スロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。
スロットマシン1は、ゲームの中枢的な制御を実行するメイン基板31と、ゲームに付随する演出のための制御を行う演出サブ基板32と、光と音による電飾のための制御を行う電飾サブ基板33とを備えている。
メイン基板31には、CPU41、ROM42、RAM43、入出力ポート44、乱数生成回路45および信号送出回路46が備えられている。
CPU41は、ROM42、RAM43、入出力ポート44、乱数生成回路45および信号送出回路46と接続されている。
ROM42には、各種のプログラムが格納されている。各種のプログラムは、CPU41によって実行される。また、ROM42には、抽選テーブル421、役識別テーブル422、役候補テーブル423、停止テーブル424および判定用テーブル425が格納されている。
RAM43は、CPU41によるプログラムの実行時に、ワークエリアとして使用される。
入出力ポート44には、クレジット数表示器9と、払出枚数表示器10と、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rをそれぞれ回転させるためのステッピングモータ51L,51C,51Rと、メダル投入口11から投入されるメダルを本体2内のメダル貯留部(図示せず)に貯留するかメダルトレイ19に排出するかを切り替えるためのメダルブロックソレノイド52と、メダル貯留部からメダル排出口18を通してメダルトレイ19にメダルを排出するメダル排出モータ53とが制御対象として接続されている。
また、入出力ポート44には、MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13、2枚ベットボタン14、スタートレバー15、左ストップボタン16L、中ストップボタン16C、右ストップボタン16R、精算ボタン17、リール位置検出センサ54L,54C,54R、メダル投入センサ55およびメダル排出センサ56が接続されている。
MAXベットボタン12、1枚ベットボタン13、2枚ベットボタン14、スタートレバー15、左ストップボタン16L、中ストップボタン16C、右ストップボタン16Rおよび精算ボタン17が押操作されると、それらに内蔵されたスイッチ(図示せず)から操作信号が出力され、その操作信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rが1回転する度に、それぞれリール位置検出センサ54L,54C,54Rから検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
メダル投入口11からメダルが1枚投入される度に、メダル投入センサ55から検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
メダル排出モータ53によってメダルがメダルトレイ19に1枚排出される度に、メダル排出センサ56から検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート44を介してCPU41に入力される。
CPU41は、メダル投入センサ55およびメダル排出センサ56の検出信号などに基づき、RAM43に設けられたカウンタを使用して、スロットマシン1に預けられているメダルの枚数(クレジット数)を計数している。そして、CPU41は、クレジット数表示器9を制御し、RAM43で計数されているクレジット数をクレジット数表示器9に表示させる。また、CPU41は、メダルブロックソレノイド52を制御して、クレジット数が50に達するまでは、メダル投入口11から投入されるメダルをメダル貯留部に貯留させ、クレジット数が50に達すると、メダル投入口11から投入されるメダルおよび後述する配当として払い出されるメダルをメダルトレイ19に排出させる。
スタートレバー15が操作されると、CPU41は、ステッピングモータ51L,51C,51Rに駆動パルス信号を入力し、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転を開始させる。CPU41は、ステッピングモータ51L,51C,51Rのステップ数およびリール位置検出センサ54L,54C,54Rの検出信号に基づいて、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転位置を常に把握している。
また、スタートレバー15が操作されると、CPU41は、内部抽選を実行する。具体的には、CPU41は、スタートレバー15が操作されたタイミングで、乱数生成回路45から乱数値を取得する。乱数生成回路45は、発振器(図示せず)からのクロックパルスの出力に応答してカウントアップするインクリメントカウンタを含む構成であり、16ビットの乱数を発生させる。その一方で、CPU41は、ROM42に格納されている抽選テーブル421を参照する。抽選テーブル421では、乱数生成回路45が生成する乱数の範囲(たとえば、0〜65535)が複数の抽選区分に分けられ、抽選区分の個々に1以上の役が対応づけられている。CPU41は、乱数生成回路45が生成する乱数を取得して、その取得した乱数が属する抽選区分に対応づけられた役を当選役として決定する。そして、CPU41は、その当選役(抽選された役)を識別するためのフラグ情報をRAM43に書き込む。また、CPU41は、乱数生成回路45から取得した乱数がどの抽選区分にも属さない場合には、内部抽選の結果を不当選と決定する。
なお、内部抽選の対象となる各役の当選/非当選を識別するためのフラグを「条件装置431」といい、内部抽選での当選役に対応する条件装置431の1つに当選情報を書き込む(フラグを立てる)ことを「条件装置の作動」という。
左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが押操作されると、CPU41は、条件装置431、役識別テーブル422、役候補テーブル423、停止テーブル424および判定用テーブル425に基づいて、ステッピングモータ51L,51C,51Rへの駆動パルス信号の出力を停止し、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの停止を制御する(リール停止制御)。
リール停止制御では、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rが押操作されてから、それぞれ左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rを所定の最大引込みコマ数(たとえば、4コマ)以下の範囲で回転させた後に、その回転を停止させることができる。
また、CPU41は、信号送出回路46を介して、演出サブ基板32および電飾サブ基板33にコマンドおよび制御に必要な信号を送出する。
演出サブ基板32には、CPU61、ROM62、RAM63、信号入力回路64および駆動回路65が備えられている。
CPU61は、ROM62、RAM63、信号入力回路64および駆動回路65と接続されている。
ROM62には、各種のプログラムが格納されている。各種のプログラムは、CPU61によって実行される。
RAM63は、CPU61によるプログラムの実行時に、ワークエリアとして使用される。
信号入力回路64には、メイン基板31の信号送出回路46からの信号が入力される。
CPU61は、ROM62に格納されているプログラムを実行し、信号入力回路64から入力される信号に基づき、駆動回路65を介して、液晶表示器20の表示を制御する。
電飾サブ基板33は、メイン基板31から送信されるコマンドに基づいて、スロットマシン1の各部の照明のためのLED71の点灯を制御する。また、スピーカ21,23からの効果音の出力を制御する。
図3は、図柄停止位置PL1,PL2,PL3,PC1,PC2,PC3,PR1,PR2,PR3および入賞ラインL1について説明するための図である。
左リール4Lが停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PL1,PL2,PL3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
中リール4Cが停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PC1,PC2,PC3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
右リール4Rが停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PR1,PR2,PR3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
スロットマシン1は、いわゆる中段1ライン機であり、3枚のメダルのベットにより、リール窓8内の中段に横一列に整列する3つの図柄停止位置PL2,PC2,PR2を通るラインL1が入賞ラインとして有効になる。
図4は、役識別テーブル422について説明するための図である。
左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのリール帯に配列された図柄には、「赤7」図柄、「ベル」図柄、「リプレイ」図柄、「スイカ」図柄および「チェリ図柄」が含まれる。左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rにおける図柄配列については、後に詳述する。
内部抽選での抽選対象の役には、ボーナス役、中段ベル役、斜めベル役、中段スイカ役、再遊技役、チェリ役および斜めスイカ役が含まれる。
ボーナス役には、図柄の組合せ「赤7−赤7−赤7」が対応づけられている。内部抽選でボーナス役が抽選されると、図柄の組合せ「赤7−赤7−赤7」が入賞ラインL1に停止することが許容される。以下では、便宜上、図柄の組合せ「赤7−赤7−赤7」が入賞ラインL1に停止することを「ボーナス役に入賞」と表現する。ボーナス役に入賞すると、次ゲームから遊技者に有利な内容のボーナスゲームが開始される。
中段ベル役には、図柄の組合せ「ベル−ベル−ベル」が対応づけられている。内部抽選で中段ベル役が抽選されると、図柄の組合せ「ベル−ベル−ベル」が入賞ラインL1に停止することが許容される。図柄の組合せ「ベル−ベル−ベル」が入賞ラインL1に停止すると、中段ベル役に入賞となり、配当として、所定枚数のメダルが払い出される。
斜めベル役には、図柄の組合せ「リプレイ−ベル−リプレイ」が対応づけられている。内部抽選で斜めベル役が抽選されると、図柄の組合せ「リプレイ−ベル−リプレイ」が入賞ラインL1に停止することが許容される。図柄の組合せ「リプレイ−ベル−リプレイ」が入賞ラインL1に停止すると、斜めベル役に入賞となり、配当として、所定枚数のメダルが払い出される。このとき、図3に示される図柄停止位置PL1,PC2,PR3に「ベル」図柄が停止し、図柄停止位置PL1,PC2,PR3を通る右下がりの直線状のラインに「ベル−ベル−ベル」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベル−ベル−ベル」が並んだことにより、斜めベル役に入賞したと認識する。
中段スイカ役には、図柄の組合せ「スイカ−スイカ−スイカ」が対応づけられている。内部抽選で中段スイカ役が抽選されると、図柄の組合せ「スイカ−スイカ−スイカ」が入賞ラインL1に停止することが許容される。図柄の組合せ「スイカ−スイカ−スイカ」が入賞ラインL1に停止すると、中段スイカ役に入賞となり、配当として、所定枚数のメダルが払い出される。
再遊技役には、図柄の組合せ「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が対応づけられている。内部抽選で再遊技役が抽選されると、図柄の組合せ「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が入賞ラインL1に停止することが許容される。以下では、便宜上、図柄の組合せ「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が入賞ラインL1に停止することを「再遊技役に入賞」と表現する。再遊技役に入賞すると、メダルのベットなしでの次の1ゲームの実行が許可される。
チェリ役には、図柄の組合せ「チェリ−ANY−ANY」が対応づけられている。「ANY」は、いずれの図柄であってもよいことを表す。内部抽選でチェリ役が抽選されると、図柄の組合せ「チェリ−ANY−ANY」が入賞ラインL1に停止することが許容される。図柄の組合せ「チェリ−ANY−ANY」が入賞ラインL1に停止すると、チェリ役に入賞となり、配当として、所定枚数のメダルが払い出される。
斜めスイカ役には、図柄の組合せ「リプレイ−スイカ−チェリ」が対応づけられている。内部抽選で斜めスイカ役が抽選されると、図柄の組合せ「リプレイ−スイカ−チェリ」が入賞ラインL1に停止することが許容される。図柄の組合せ「リプレイ−スイカ−チェリ」が入賞ラインL1に停止すると、斜めスイカ役に入賞となり、配当として、所定枚数のメダルが払い出される。このとき、図3に示される図柄停止位置PL3,PC2,PR1に「スイカ」図柄が停止し、図柄停止位置PL3,PC2,PR1を通る右上がりの直線状のラインに「スイカ−スイカ−スイカ」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「スイカ−スイカ−スイカ」が並んだことにより、斜めスイカ役に入賞したと認識する。
役識別テーブル422では、役ごとに、2進数で表現した時に互いに異なる桁が1となるビット情報が役識別データとして定義されている。
具体的には、役識別テーブル422では、ボーナス役に、役識別データ「01H(=00000001)」が対応づけられている。中段ベル役には、役識別データ「02H(=00000010)」が対応づけられている。斜めベル役には、役識別データ「04H(=00000100)」が対応づけられている。中段スイカ役には、役識別データ「08H(=00001000)」が対応づけられている。再遊技役には、役識別データ「10H(=00010000)」が対応づけられている。チェリ役には、役識別データ「20H(=00100000)」が対応づけられている。斜めスイカ役には、役識別データ「40H(=01000000)」が対応づけられている。
図5は、役候補テーブル423について説明するための図である。
左リール4Lのリール帯(周面)には、「リプレイ」、「ベル」、「スイカ」、「リプレイ」、「ベル」、「チェリ」、「BAR」、「リプレイ」、「ベル」、「スイカ」、「リプレイ」、「ベル」、「チェリ」、「BAR」、「リプレイ」、「ベル」、「スイカ」、「リプレイ」、「ベル」、「スイカ」および「赤7」の図柄がこの順に配列されている。これらの図柄には、それぞれ図柄番号「1」〜「21」が対応づけられている。
中リール4Cのリール帯には、「ベル」、「スイカ」、「リプレイ」、「チェリ」、「ベル」、「リプレイ」、「ベル」、「スイカ」、「リプレイ」、「チェリ」、「ベル」、「スイカ」、「リプレイ」、「チェリ」、「ベル」、「スイカ」、「リプレイ」、「チェリ」、「リプレイ」、「ベル」および「赤7」の図柄がこの順に配列されている。これらの図柄には、それぞれ図柄番号「1」〜「21」が対応づけられている。
右リール4Rのリール帯には、「チェリ」、「スイカ」、「ベル」、「リプレイ」、「チェリ」、「スイカ」、「ベル」、「リプレイ」、「チェリ」、「スイカ」、「ベル」、「リプレイ」、「チェリ」、「スイカ」、「ベル」、「リプレイ」、「チェリ」、「スイカ」、「ベル」、「リプレイ」および「赤7」の図柄がこの順に配列されている。これらの図柄には、それぞれ図柄番号「1」〜「21」が対応づけられている。
役候補テーブル423では、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの図柄ごとに、当該図柄が入賞ラインL1に停止した状態で入賞する可能性があるすべての役に対応する役識別データの論理和(第1論理演算の結果)が役候補データとして定義されている。
たとえば、中リール4Cの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止し、左リール4Lおよび右リール4Rが回転している状態において、入賞する可能性がある役は、中段スイカ役、チェリ役および斜めスイカ役である。中段スイカ役、チェリ役および斜めスイカ役には、それぞれ役識別データ「08H」、「20H」および「40H」が対応づけられている。したがって、役候補テーブル423では、中リール4Cの「スイカ」図柄に対して、役識別データ「08H」、「20H」および「40H」の論理和「68H」が役候補データとして定義されている。
役候補テーブル423では、左リール4Lの「リプレイ」、「ベル」、「スイカ」、「チェリ」、「BAR」および「赤7」の図柄に対して、それぞれ役候補データ「54H」、「02H」、「08H」、「20H」、「00H」および「01H」が定義されている。中リール4Cの「ベル」、「スイカ」、「リプレイ」、「チェリ」および「赤7」の図柄には、それぞれ役候補データ「26H」、「68H」、「30H」、「20H」および「21H」が定義されている。右リール4Rの「チェリ」、「スイカ」、「ベル」、「リプレイ」および「赤7」の図柄には、それぞれ役候補データ「60H」、「28H」、「22H」、「34H」および「21H」が定義されている。
なお、左リール4Lの「BAR」図柄が入賞ラインL1に停止し、中リール4Cおよび右リール4Rが回転している状態では、いずれの役にも入賞する可能性がないので、左リール4Lの「BAR」図柄に対しては、役候補データとして「00H」が定義されている。
図6は、停止テーブル424について説明するための図である。
停止テーブル424は、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの図柄ごとに設けられた停止テーブルの集合体である。各停止テーブルでは、リール停止制御における最大引込みコマ数に基づいて、図柄を入賞ラインL1に停止させることが可能な引込範囲が定義されている。
左リール4Lの「スイカ」図柄の停止テーブルを例に挙げて、最大引込みコマ数が4コマであるとして、停止テーブルについて具体的に説明する。
左リール4Lにおいて、「スイカ」図柄は、図柄番号「3」、「10」、「17」および「20」の位置に配置されている。
図柄番号「3」の「スイカ」図柄から左リール4Lの回転方向の上流側に4コマの範囲には、図柄番号「20」の「スイカ」図柄が含まれているので、「スイカ」図柄の停止テーブルでは、図柄番号「3」の「スイカ」図柄の引込範囲が図柄番号「1」〜「3」および「21」の範囲に定められている。
図柄番号「10」の「スイカ」図柄から左リール4Lの回転方向の上流側に4コマの範囲には、他の「スイカ」図柄が含まれていないので、「スイカ」図柄の停止テーブルでは、図柄番号「10」の「スイカ」図柄の引込範囲が図柄番号「6」〜「10」の範囲に定められている。
図柄番号「17」の「スイカ」図柄から左リール4Lの回転方向の上流側に4コマの範囲には、他の「スイカ」図柄が含まれていないので、「スイカ」図柄の停止テーブルでは、図柄番号「17」の「スイカ」図柄の引込範囲が図柄番号「13」〜「17」の範囲に定められている。
図柄番号「20」の「スイカ」図柄から左リール4Lの回転方向の上流側に4コマの範囲には、図柄番号「17」の「スイカ」図柄が含まれているので、「スイカ」図柄の停止テーブルでは、図柄番号「20」の「スイカ」図柄の引込範囲が図柄番号「18」〜「20」の範囲に定められている。
左リール4Lの駆動源であるステッピングモータ51Lの性能上、「スイカ」図柄が所定の基準位置に位置するときに、左ストップボタン16Lが押操作され、ステッピングモータ51Lがその押操作に応答して即停止されると、当該「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止する。なお、基準位置は、入賞ラインL1に対して、左リール4Lの回転方向の上流側に、左ストップボタン16Lが押操作された時点からステッピングモータ51Lが停止するまでの左リール4Lの回転量(回転角)だけ離れた位置である。
「スイカ」図柄の停止テーブルを使用したリール停止制御では、図柄番号「1」〜「3」または「21」の図柄が基準位置に位置するときに、左ストップボタン16Lが押操作されると、図柄番号「3」の「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止する。図柄番号「6」〜「10」の図柄が基準位置に位置するときに、左ストップボタン16Lが押操作されると、図柄番号「10」の「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止する。図柄番号「13」〜「17」の図柄が基準位置に位置するときに、左ストップボタン16Lが押操作されると、図柄番号「17」の「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止する。図柄番号「18」〜「20」の図柄が基準位置に位置するときに、左ストップボタン16Lが押操作されると、図柄番号「20」の「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止する。これら以外の図柄番号、つまり図柄番号「4」、「5」、「11」または「12」の図柄が基準位置に位置するときに、左ストップボタン16Lが押操作された場合には、いずれの「スイカ」図柄も入賞ラインL1上に停止しない。
図7は、判定用テーブル425について説明するための図である。
判定用テーブル425は、複数設けられており、役候補データと参照情報との対応関係を表す。参照情報は、ROM42に格納されている停止テーブル424から、次に参照すべき停止テーブルを特定するための情報である。
図7には、2個の判定用テーブル425が例示されている。
例示された判定用テーブル425の1つ(TBL01)では、役候補データ「01H」、「02H」および「08H」に対応づけて、それぞれ参照情報「参照1」、「参照2」および「参照1」が定められている。また、その判定用テーブル425の終端「FFH」に対応づけて、参照情報「参照2」が定められている。
例示された判定用テーブル425の他の1つ(TBL02)では、役候補データ「20H」、「21H」、「26H」および「30H」に対応づけて、それぞれ参照情報「参照1」、「参照2」、「参照1」および「参照1」が定められている。また、その判定用テーブル425の終端「FFH」に対応づけて、参照情報「参照2」が定められている。
図8は、リール停止制御について説明するための図である。
リール停止制御では、メイン基板31のCPU41により、まず、条件装置431が確認されて、入賞する可能性がある役の候補が挙げられる。すなわち、作動中の条件装置に対応する役が入賞する可能性のある役として候補に挙げられる。
以下、内部抽選で中段スイカ役が抽選されて、中段スイカ役に対応する条件装置が作動し、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転開始後、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rがこの順に押操作される場合を例にとる。
この場合、中段スイカ役が入賞する可能性のある役として候補に挙げられる。中段スイカ役には、図柄の組合せ「スイカ−スイカ−スイカ」が対応づけられている。そこで、CPU41により、ROM42に格納されている停止テーブル424から、図柄の組合せ「スイカ−スイカ−スイカ」を構成する「スイカ」図柄を入賞ラインL1に停止させるために使用する停止テーブルが選択される。すなわち、ROM42に格納されている左リール4Lの「スイカ」図柄の停止テーブル、中リール4Cの「スイカ」図柄の停止テーブルおよび右リール4Rの「スイカ」図柄の停止テーブルが選択される。
そして、左ストップボタン16Lが押操作されると、左リール4Lの「スイカ」図柄の停止テーブルが参照されて、左リール4Lの「スイカ」図柄が可能な限り入賞ラインL1に停止するように、左リール4Lの停止が制御される。その結果、左リール4Lの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、中段スイカ役が入賞する可能性のある役の候補として維持される。一方、左リール4Lの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止しなかった場合、入賞する可能性がある役の候補が消失する。
左リール4Lの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、CPU41により、ROM42に格納されている役候補テーブル423が参照されて、左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」が取得される。また、各停止テーブルには、ROM42に格納されている判定用テーブル425の1つが対応づけられており、左リール4Lの「スイカ」図柄の停止テーブルに対応する判定用テーブル425が参照される。そして、その判定用テーブル425の先頭の役候補データから順に、左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」と一致するか否かが判定される。たとえば、図7に示される「TBL01」の判定用テーブル425が参照される場合、判定用テーブル425の先頭の役候補データ「01H」から順に、左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」と一致するか否かが判定される。そして、判定用テーブル425において、左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」が見つかると、その役候補データ「08H」に対応する参照情報「参照1」が取得される。
その参照情報「参照1」は、次に参照すべき停止テーブルとして、中リール4Cの「スイカ」図柄の停止テーブルおよび右リール4Rの「スイカ」図柄の停止テーブルを特定する情報である。この情報に従って、中リール4Cの「スイカ」図柄の停止テーブル424および右リール4Rの「スイカ」図柄の停止テーブル424が選択される。
そして、中ストップボタン16Cが押操作されると、中リール4Cの「スイカ」図柄の停止テーブルが参照されて、中リール4Cの「スイカ」図柄が可能な限り入賞ラインL1に停止するように、中リール4Cの停止が制御される。その結果、中リール4Cの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、中段スイカ役が入賞する可能性のある役の候補として維持される。一方、中リール4Cの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止しなかった場合、入賞する可能性がある役の候補が消失する。
中リール4Cの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、CPU41により、ROM42に格納されている役候補テーブル423が参照されて、中リール4Cの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「68H」が取得される。そして、先に停止した左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」と中リール4Cの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「68H」との論理積(第2論理演算の結果)が求められる。
役候補データ「08H」と役候補データ「68H」との論理積は、「08H」であり、中段スイカ役の役識別データ「08H」と一致する。したがって、中リール4Cの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した時点で、中段スイカ役が入賞する可能性の役の候補として維持される。一方、中リール4Cの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止せず、たとえば、中リール4Cの「リプレイ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、先に停止した左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」と中リール4Cの「リプレイ」図柄に対応する役候補データ「30H」との論理積が「0」となる。この論理積「0」は、入賞する可能性がある役の候補が消失したことを意味する。
また、中リール4Cの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、CPU41により、中リール4Cの「スイカ」図柄の停止テーブルに対応する判定用テーブル425が参照される。そして、その判定用テーブル425の先頭の役候補データから順に、役候補データ「08H」と役候補データ「68H」との論理積「08H」と一致するか否かが判定される。たとえば、図7に示される「TBL02」の判定用テーブル425が参照される場合、判定用テーブル425の先頭の役候補データ「20H」から順に、論理積「08H」と一致するか否かが判定される。「TBL02」の判定用テーブル425は、役候補データ「08H」を含まないので、役候補データ「08H」が見つからずに、終端「FFH」に到達し、終端「FFH」に対応する参照情報「参照2」が取得される。
その参照情報「参照2」は、次に参照すべき停止テーブルとして、たとえば、右リール4Rの「スイカ」図柄の停止テーブルを特定する情報である。この情報に従って、右リール4Rの「スイカ」図柄の停止テーブルが選択される。
そして、右ストップボタン16Rが押操作されると、右リール4Rの「スイカ」図柄の停止テーブルが参照されて、右リール4Rの「スイカ」図柄が可能な限り入賞ラインL1に停止するように、右リール4Rの停止が制御される。その結果、右リール4Rの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、入賞ラインL1に中段スイカ役に対応する図柄の組合せ「スイカ−スイカ−スイカ」が並び、中段スイカ役に入賞となる。
一方、左リール4Lが停止した時点で、入賞する可能性がある役の候補が消失した場合には、いずれの役にも入賞することがないように、中リール4Cおよび右リール4Rの停止が制御される。また、中リール4Cが停止した時点で、入賞する可能性がある役の候補が消失した場合には、いずれの役にも入賞することがないように、右リール4Rの停止が制御される。
なお、図8において、「参照」、「右」および「中」の語に付されている数字は、単に、複数種類の参照情報などが存在することを示すものである。同じ番号が付された参照情報などが互いに同じ内容であるとは限らず、同じ番号が付された参照情報などが互いに異なる内容であってもよい。
左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのすべてが停止すると、CPU41により、ROM42に格納されている役候補テーブル423が参照されて、入賞ラインL1に停止している右リール4Rの図柄の役候補データが取得される。そして、その取得された役候補データと中リール4Cが停止した時点で求められ論理積の結果との論理積(第3論理演算の結果)が求められ、その求められた論理積が作動中の条件装置に対応する役の役識別データと一致すれば、当該役に入賞と判定される。たとえば、入賞ラインL1に図柄の組合せ「スイカ−スイカ−スイカ」が停止した場合、中リール4Cが停止した時点で求められた論理積「08H」と、右リール4Rの「スイカ」図柄の役候補データ「28H」との論理積が求められる。この論理積は、「08H」であり、中段スイカ役の役識別データ「08H」と一致する。よって、CPU41により、中段スイカ役に入賞と判定される。
以上のように、スタートレバー15の操作に応答して、複数の役を抽選対象とする内部抽選が実行されるとともに、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転による図柄の変動表示が開始される。その後、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cまたは右ストップボタン16Rが操作されると、リール停止制御が実行されて、その押操作された左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cまたは右ストップボタン16Rにそれぞれ対応する左リール4L、中リール4Cまたは右リール4Rが停止される。
前述の例では、内部抽選で中段スイカ役が抽選されているので、左ストップボタン16Lが押操作された時点で入賞する可能性のある入賞候補役として、中段スイカ役が特定される。中段スイカ役には、図柄の組合せ「スイカ−スイカ−スイカ」が対応づけられているので、左リール4Lの「スイカ」図柄の停止テーブルに従って、左リール4Lの「スイカ」図柄が可能な限り入賞ラインL1に停止するように、左リール4Lの停止が制御される。左リール4Lの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、中段スイカ役が入賞候補役として維持される。この場合、左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」が取得され、その役候補データ「08H」に基づいて、中リール4Cの「スイカ」図柄の停止テーブルが選択される。そして、その停止テーブルに従って、中リール4Cの「スイカ」図柄が可能な限り入賞ラインL1に停止するように、中リール4Cの停止が制御される。中リール4Cの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、中リール4Cの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「68H」が取得される。役候補データ「68H」は、中段スイカ役の役識別データ「08H」、チェリ役の役識別データ「20H」および斜めスイカ役の役識別データ「40H」の論理和である。したがって、役候補データ「68H」は、条件装置431の状態を無視した場合に、左リール4Lが停止した時点で、中段スイカ役、チェリ役および斜めスイカ役が入賞候補役として挙げられることを意味する。その後、先に停止した左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」と中リール4Cの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「68H」との論理積「08H」が求められる。この論理積「08H」は、中段スイカ役の役識別データ「08H」と一致する。したがって、論理積「08H」は、中リール4Cが停止したことにより、入賞候補役が中段スイカ役、チェリ役および斜めスイカ役から中段スイカ役に絞り込まれたことを意味する。論理積「08H」が求められると、その論理積「08H」に基づいて、右リール4Rの「スイカ」図柄の停止テーブルが選択される。そして、その停止テーブルに従って、右リール4Rの「スイカ」図柄が可能な限り入賞ラインL1に停止するように、右リール4Rの停止が制御される。
このように、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの停止位置ではなく、入賞候補役に基づいて、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの停止が制御される。そのため、従来のリール停止制御に必須のリンクテーブルを不要とすることができる。その結果、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの停止制御に必要なデータ量の低減を図ることができる。
また、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのうちの2つが停止した時点で、CPU41により、ROM42に格納されている役候補テーブル423が参照されて、入賞ラインL1に停止している各図柄の役候補データが取得され、その取得された役候補データの論理積が求められる。その後、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのすべてが停止すると、CPU41により、役候補テーブル423が参照されて、入賞ラインL1に最後に停止した図柄の役候補データが取得される。そして、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rのうちの2つが停止した時点で求められた論理積と、入賞ラインL1に最後に停止した図柄の役候補データとの論理積が求められ、この論理積が作動中の条件装置に対応する役の役識別データと一致すれば、当該役に入賞と判定される。
この入賞判定のための論理積の演算に用いられる役候補データは、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの停止制御において、入賞候補役を特定するための論理積の演算にも利用される。この役候補データの共用により、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの停止制御に必要なデータが記憶されるROM42の空き容量の増大を図ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、リール停止制御に、図7に例示される判定用テーブル425に代えて、図9に例示される判定用テーブル425が用いられてもよい。
図9には、2個の判定用テーブル425が例示されている。
例示された判定用テーブル425の1つ(TBL01A)では、図柄番号「1」〜「3」に対応づけて、参照情報「参照1」が定められている。また、役候補データ「02H」および「08H」に対応づけて、それぞれ参照情報「参照2」および「参照1」が定められている。さらに、判定用テーブル425の終端「FFH」に対応づけて、参照情報「参照2」が定められている。
例示された判定用テーブル425の他の1つ(TBL02A)では、図柄番号「1」〜「3」に対応づけて、参照情報「参照3」が定められている。また、役候補データ「02H」に対応づけて、参照情報「参照1」が定められている。さらに、図柄番号「4」および「10」〜「13」に対応づけて、参照情報「参照2」が定められ、役候補データ「08H」に対応づけて、参照情報「参照1」が定められている。また、判定用テーブル425の終端「FFH」に対応づけて、参照情報「参照2」が定められている。
内部抽選で中段スイカ役が抽選されて、中段スイカ役に対応する条件装置が作動し、左リール4L、中リール4Cおよび右リール4Rの回転開始後、左ストップボタン16L、中ストップボタン16Cおよび右ストップボタン16Rがこの順に押操作される場合を例にとると、左リール4Lの「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止した場合、CPU41により、ROM42に格納されている役候補テーブル423が参照されて、左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」が取得される。また、入賞ラインL1に停止した「スイカ」図柄の図柄番号が取得される。さらに、左リール4Lの「スイカ」図柄の停止テーブルに対応する判定用テーブル425が参照される。そして、その判定用テーブル425の先頭のデータである図柄番号「1」〜「3」が入賞ラインL1に停止した「スイカ」図柄の図柄番号と一致するか否かが判定される。左リール4Lの図柄番号「3」の「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止している場合、判定用テーブル425の先頭のデータと入賞ラインL1に停止した「スイカ」図柄の図柄番号と一致すると判定され、その先頭のデータに対応する参照情報「参照1」が取得される。左リール4Lの図柄番号「10」、「17」または「20」の「スイカ」図柄が入賞ラインL1に停止している場合、判定用テーブル425で次に定義されている役候補データ「02H」が左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」と一致するか否かが判定され、それらが一致しないので、次に、判定用テーブル425に含まれる役候補データ「08H」と左リール4Lの「スイカ」図柄に対応する役候補データ「08H」とが一致するか否かが判定される。それらが一致すると判定されると、役候補データ「08H」に対応する参照情報「参照1」が取得される。
このように、先に入賞ラインに停止した図柄に対応する役候補データに加えて、その図柄の図柄番号が取得されて、図柄番号または役候補データに基づいて、次に参照すべき停止テーブルを特定するための参照情報が取得されてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。