JP6270726B2 - 鉄高含有酵母抽出物の製造方法、及び、食品の製造方法 - Google Patents
鉄高含有酵母抽出物の製造方法、及び、食品の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6270726B2 JP6270726B2 JP2014535499A JP2014535499A JP6270726B2 JP 6270726 B2 JP6270726 B2 JP 6270726B2 JP 2014535499 A JP2014535499 A JP 2014535499A JP 2014535499 A JP2014535499 A JP 2014535499A JP 6270726 B2 JP6270726 B2 JP 6270726B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- yeast
- yeast extract
- producing
- rich
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P1/00—Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes
- C12P1/02—Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes by using fungi
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/14—Fungi; Culture media therefor
- C12N1/16—Yeasts; Culture media therefor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L33/00—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
- A23L33/10—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
- A23L33/14—Yeasts or derivatives thereof
- A23L33/145—Extracts
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mycology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Botany (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Virology (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
しかしながら、従来の鉄含有酵母においては、食品素材として用いることはできるものの、金属臭や不快臭といった非食品的臭いや、金属的味、異味、えぐ味といった非食品的味の更なる低減が求められている。また、従来の鉄含有酵母は、水に可溶でないため、食品に添加した際ににごりや沈殿が生じ、特に清涼飲料水等としての用途には利用できないという問題があった。
しかしながら、前記(1)〜(3)の方法では、ミネラルの回収率(抽出率)が低いという問題があった。更に、前記(2)及び(3)の方法には、酵母抽出物に特有の酵母臭及びエキス味が残り、前記(3)の方法には、高コストであり、使用した酵素が抽出物中に残存するという問題があった。
<1> 鉄を含有する酵母を、カルボン酸及びカルボン酸塩の少なくともいずれかを含む溶液に懸濁させ、得られた懸濁液の固体成分と液体成分とを分離する抽出工程を含むことを特徴とする鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<2> カルボン酸が1価から3価のカルボン酸であり、カルボン酸塩が1価から3価のカルボン酸塩である前記<1>に記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<3> カルボン酸が3価のカルボン酸であり、カルボン酸塩が3価のカルボン酸塩である前記<1>から<2>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<4> カルボン酸がクエン酸であり、カルボン酸塩がクエン酸三ナトリウムである前記<1>から<3>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<5> 抽出工程における懸濁液の温度が、30℃から100℃である前記<1>から<4>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<6> 抽出工程における懸濁液のpHが、4.0から9.5である前記<1>から<5>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<7> カルボン酸及びカルボン酸塩の総量が、酵母中の鉄1モルに対して、2.0モルから17.0モルである前記<1>から<6>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<8> 抽出工程の前に、酵母を60℃〜120℃の熱水に懸濁させ、得られた懸濁液の固体成分と液体成分とを分離する熱水処理工程を含む前記<1>から<7>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<9> 熱水処理工程において、熱水にリン酸塩を添加する前記<8>に記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法である。
<10> 酵母菌体由来の鉄を0.2質量%以上含有する鉄高含有酵母抽出物であって、鉄高含有酵母抽出物1gを水100mLに溶解乃至分散させたときの濁度が、波長660nmの吸光度(O.D.660)として、0.1以下であることを特徴とする鉄高含有酵母抽出物である。
<11> 前記<1>から<9>のいずれかに記載の製造方法により製造された前記<10>に記載の鉄高含有酵母抽出物である。
<12> 酵母が、食用酵母である前記<10>から<11>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物である。
<13> 食用酵母が、パン酵母、ビール酵母、ワイン酵母、清酒酵母及び味噌醤油酵母から選択される少なくとも1種である前記<12>に記載の鉄高含有酵母抽出物である。
<14> 食用酵母が、Saccharomyces cerevisiaeである前記<12>に記載の鉄高含有酵母抽出物である。
<15> 食品に添加されて用いられる前記<10>から<14>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物である。
<16> 食品が、流動食及び清涼飲料水のいずれかである前記<15>に記載の鉄高含有酵母抽出物である。
<17> 前記<10>から<16>のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物を含むことを特徴とする食品である。
本発明の鉄高含有酵母抽出物の製造方法は、抽出工程を含み、更に必要に応じて、熱水処理工程、乾燥工程などのその他の工程を含む。
前記抽出工程は、鉄を含有する酵母を、カルボン酸及びカルボン酸塩の少なくともいずれかを含む溶液に懸濁させ、得られた懸濁液の固体成分と液体成分とを分離する工程である。前記抽出工程により、鉄を高含有する液体成分(抽出物)を得ることができる。
前記酵母は、菌体内に鉄を含んでいる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記酵母における鉄含有量としては、鉄高含有酵母抽出物を鉄強化食品素材等として用いる場合には多いほど好ましいが、酵母における鉄の取込みの限界、及び鉄高含有酵母抽出物を効率的に製造する観点からは、乾燥菌体質量当たり0.01質量%〜5質量%が好ましく、1質量%〜5質量%がより好ましい。
なお、前記酵母における鉄含有量は、公知の方法で測定することができ、例えば、原子吸光法、ICP発光分光分析法により測定することができる。
なお、添加する鉄の種類、培地の種類、培養条件などは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記食用酵母としては、特に制限はなく、公知のものの中から選択することができ、例えば、パン酵母、ビール酵母、ワイン酵母、清酒酵母、味噌醤油酵母などが挙げられる。これらの中でも、パン酵母が特に好ましい。
これらの中でも、Saccharomyces cerevisiae、Saccharomyces carlsbergensisが好ましく、Saccharomyces cerevisiaeが特に好ましい。
前記カルボン酸としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、鉄の抽出率(鉄溶出率)の観点から、1価から3価のカルボン酸が好ましく、3価のカルボン酸がより好ましい。
前記2価のカルボン酸としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル酸、マレイン酸、酒石酸、オキサロ酢酸、α−ケトグルタル酸などが挙げられる。
前記3価のカルボン酸としては、例えば、クエン酸、イソクエン酸、アコニット酸、オキサロコハク酸などが挙げられる。
これらの中でも、食品添加及び鉄抽出率の観点から、酢酸、グルコン酸、酒石酸、コハク酸、クエン酸が好ましく、クエン酸がより好ましい。
前記カルボン酸は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらのカルボン酸塩としては、例えば、上記カルボン酸の具体例の塩などが挙げられる。
これらの中でも、食品添加及び鉄抽出率の観点から、酢酸塩、グルコン酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩が好ましく、クエン酸塩がより好ましい。前記クエン酸塩としては、クエン酸三ナトリウムが好適に挙げられる。
前記カルボン酸塩は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記塩の種類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記カルボン酸緩衝液の濃度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、鉄の抽出率の観点から、70ミリモル/Lから700ミリモル/Lが好ましく、80ミリモル/Lから500ミリモル/Lがより好ましく、90ミリモル/Lから450ミリモル/Lが特に好ましい。
前記抽出工程における懸濁液のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、鉄の抽出効率の観点から、2.0から10.0が好ましく、4.0から9.5がより好ましく、5.0から8.0が特に好ましい。
前記鉄の抽出率は、下記式により求めることができる。
鉄の抽出率(%)={抽出物中の鉄全量(質量)/抽出に用いた酵母に含まれる鉄全量(質量)}×100
前記酵母を前記カルボン酸及びカルボン酸塩の少なくともいずれかを含む溶液に懸濁させる方法としては、特に制限はなく、公知の攪拌方法や振とう方法を用いることができる。
また、前記抽出工程において、前記懸濁液を更に振とうしてもよい。前記振とうの条件としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記懸濁液の固体成分と液体成分とを分離する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、濾過による分離、遠心による分離などが挙げられる。
前記濾過の方法としては、特に制限はなく、公知の濾過装置を適宜選択して行うことができ、例えば、フィルタープレス、ラインフィルターなどを用いることができる。なお、これらは併用してもよい。
前記遠心分離の方法としては、特に制限はなく、公知の遠心装置を適宜選択して行うことができる。また、前記遠心の条件としても、特に制限はなく、前記懸濁液の量に応じて適宜選択することができ、例えば、前記懸濁液の量が5mLの場合は、3,000rpmで5分間という条件とすることが挙げられる。
前記その他の工程としては、本発明の効果を損なわない限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、熱水処理工程、乾燥工程、濃縮工程、希釈工程などが挙げられる。これらの中でも、熱水処理工程を含むことが好ましい。
前記熱水処理工程は、前記抽出工程の前に、鉄を含有する前記酵母を60℃〜120℃の熱水に懸濁させ、得られた懸濁液の固体成分と液体成分とを分離する工程である。前記抽出工程の前に、前記熱水処理工程を行うことにより、酵母特有の臭い及び味(酵母臭、酵母味)を低減することができ、得られた鉄高含有酵母抽出物を食品等に添加した際に食品等の風味をより損なわない点で好ましい。
前記熱水の温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、酵母臭及び酵母味の低減効果が高い点で、80℃〜120℃が好ましく、95℃〜120℃がより好ましい。
なお、酵母を懸濁させる方法及び得られた懸濁液の固体成分と液体成分とを分離する方法としては、特に制限はなく、前述した抽出工程と同様の方法が挙げられる。
前記抽出促進剤の添加量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、乾燥酵母菌体質量当たり、5質量%〜50質量%が好ましく、20質量%〜50質量%がより好ましい。
前記乾燥工程は、前記鉄高含有酵母抽出物を乾燥させる工程である。
前記乾燥の方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、スプレードライヤーL−8(大川原化工機株式会社製)を用いて行うことができる。これにより、鉄を高含有した酵母抽出固形物(粉体)を得ることができ、後述する種々の用途に用いることができる。なお、前記固形物とする際には、デキストリン等の賦形剤を適宜含有させてもよい。
前記濃縮工程は、前記鉄高含有酵母抽出物を濃縮する工程であり、前記希釈工程は、前記鉄高含有酵母抽出物を希釈する工程である。
前記濃縮及び希釈の方法としては、特に制限はなく、従来公知の方法を用いることができる。
本発明の鉄高含有酵母抽出物は、酵母菌体由来の鉄を0.2質量%以上含有する鉄高含有酵母抽出物であって、鉄高含有酵母抽出物1gを水100mLに溶解乃至分散させたときの濁度が、波長660nmにおける吸光度(O.D.660)として、0.1以下である。
前記鉄高含有酵母抽出物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記本発明の鉄高含有酵母抽出物の製造方法によって好適に製造することができる。即ち、鉄を含有する酵母を、カルボン酸及びカルボン酸塩の少なくともいずれかを含む溶液で抽出して製造することが好ましい。
前記鉄高含有酵母抽出物における鉄含有量としては、鉄高含有酵母抽出物を鉄強化食品素材等として用いる観点から、多いほど好ましい。本発明において「鉄高含有」とは、酵母菌体由来の鉄を0.2質量%以上含有することをいい、0.5質量%以上含有することが好ましく、0.7質量%以上含有することがより好ましい。
このように鉄を高濃度に含有することにより、流動食、飲料等の経口経管栄養組成物、食品素材等として好適に用いることができる。
なお、前記鉄含有量は、公知の方法で測定することができ、例えば、原子吸光法、ICP発光分光分析法などにより測定することができる。
本発明の鉄高含有酵母抽出物は、水に対する溶解性が高いため、水溶液とした場合の透明度が高く、鉄高含有酵母抽出物1gを水100mLに溶解乃至分散させたときの濁度が、波長660nmにおける吸光度(O.D.660)として、0.1以下であり、0.08以下が好ましく、0.05以下がより好ましい。前記濁度が0.1を超えると、食品等に添加した際ににごりが生じ、変色することがあり、食品等の外観を損ねることがある。また、水に対する溶解性が十分でなく、沈殿することがあるため、特に清涼飲料水等、透明性が必要とされる食品としての用途に用いる際に問題が生じることがある。
なお、前記濁度は、分光光度計を使用して、波長660nmにおける吸光度(O.D.660)を測定することができ、前記分光光度計としては、例えば、U−2000型(株式会社日立製作所製)などが挙げられる。
本発明の鉄高含有酵母抽出物の用途としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、食品に添加されて用いられる食品素材、飼料、餌料としての用途が好ましく、前記食品素材としての用途がより好ましい。前記食品素材の中でも、本発明の鉄高含有酵母抽出物が溶解性に優れる点で、前記食品としては、流動食、清涼飲料水の用途が好ましい。本発明の鉄高含有酵母抽出物を用いることにより、鉄高含有食品、鉄高含有飼料、鉄高含有餌料等が得られる。また、本発明の鉄高含有酵母抽出物の他の用途としては、食品発酵培地等への添加剤も挙げられる。
本発明の食品は、本発明の鉄高含有酵母抽出物を含み、更に必要に応じてその他の成分を含む。
ここで、前記食品とは、人の健康に危害を加えるおそれが少なく、通常の社会生活において、経口又は消化管投与により摂取されるものをいい、行政区分上の食品、医薬品、医薬部外品などの区分に制限されるものではなく、例えば、経口的に摂取される一般食品、健康食品、保健機能食品、医薬部外品、医薬品などを幅広く含むものを意味する。
前記食品の種類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、流動食、パン、ビスケット、クラッカー等の製菓、水産加工品、食肉加工品、麺類、味噌等の調味料、加工野菜製品、ジュース等の飲料、アイスクリーム等の氷菓、健康食品等が好ましく、流動食、飲料が特に好ましい。
前記補助的原料又は添加物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤などが挙げられる。
前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
乾物質量5gの鉄高含有酵母粉末(ミネラル酵母Fe、鉄含有量:15,390質量ppm、オリエンタル酵母工業株式会社製)に、表1に示す200ミリモル/Lの各カルボン酸ナトリウム水溶液を50mL加えて攪拌し、100mLにメスアップした。なお、前記各カルボン酸ナトリウムの量は、抽出される酵母中の鉄1モルに対して、7.3モルであった。対照としては、水又は200ミリモル/Lの塩化ナトリウム(食塩)水溶液を用い、以下同様の試験を行った。ここで得られた各懸濁液のpHをpHメーターMP230(METTLER TOREDO社製)で測定した。
前記懸濁液をスターラーによって攪拌しながら、5mLを試験管に取り、沸騰水中で10分間加熱した。この懸濁液を3,000rpmで5分間遠心分離し、上清のみを試験管に採取し、酵母抽出物を得て、その質量を測定した。
前記鉄の抽出率は、酵母抽出物中の鉄含有量を、ICP発光分光分析装置(Optima2100DV、パーキンエルマー社製)を用いてICP発光分光分析法により測定し、抽出液へ抽出された鉄の割合を計算した。結果を表1及び図1に示す。
乾物質量1gの鉄高含有酵母粉末(ミネラル酵母Fe、鉄含有量:15,390質量ppm、オリエンタル酵母工業株式会社製)に、表2に示す200ミリモル/Lの各カルボン酸ナトリウム水溶液を10mL加えて攪拌し、各pHに調整後、20mLにメスアップした。なお、酵母中の鉄1モルに対する前記各カルボン酸ナトリウムの量は、表2のとおりであった。また、前記pHの調整は、pHメーターMP230(METTLER TOREDO社製)で測定しながら行った。
前記懸濁液を20℃で2時間、振とう(スターラーによって攪拌)した。
その後、前記懸濁液をスターラーによって攪拌しながら、5mLを試験管に取り、沸騰水中で10分間加熱した。この懸濁液を3,000rpmで5分間遠心分離し、上清のみを試験管に採取し、酵母抽出物を得て、その質量を測定した。
前記鉄の抽出率は、酵母抽出物中の鉄含有量を、ICP発光分光分析装置(Optima2100DV、パーキンエルマー社製)を用いてICP発光分光分析法により測定し、抽出液へ抽出された鉄の割合を計算した。結果を表2及び図2に示す。
40質量%のクリームになるようミネラル酵母Fe(鉄含有量:15,390質量ppm、オリエンタル酵母工業株式会社製)の粉末を300mLの水に懸濁した。得られたクリームを沸騰水中で10分間加熱した後、洗浄し、沈殿を300mLにメスアップした。得られたクリーム10mLにクエン酸及びクエン酸三ナトリウム・2水和物を含む水溶液(クエン酸緩衝液)10mLを添加して懸濁させた。なお、前記クエン酸緩衝液の濃度は、200ミリモル/Lであり、前記クエン酸緩衝液のpHは、4.5とした。
前記懸濁液の温度を4℃、50℃、又は75℃としてから2時間後、遠心分離を行い、得られた上清(酵母抽出物)について、試験例1と同様にして、鉄抽出率を測定した。また、試験例1と同様にして、抽出物の乾燥粉末を得て抽出物における鉄含有量を測定した。結果を下記表3及び図3に示す。
試験例3において、クエン酸緩衝液を下記表4に記載の各水溶液(クエン酸緩衝液)に代え、懸濁液の温度を75℃とした以外は、試験例3と同様にして、上清(酵母抽出物)を得た。なお、前記クエン酸緩衝液のpHは、クエン酸とクエン酸三ナトリウム・2水和物との量比を適宜変更することにより、調整した。
前記上清(酵母抽出物)について、試験例1と同様にして、鉄抽出率を測定した。また、試験例1と同様にして、抽出物の乾燥粉末を得て抽出物における鉄含有量を測定した。結果を下記表4及び図4に示す。
原料としてミネラル酵母Fe(鉄含有量:15,390質量ppm、オリエンタル酵母工業株式会社製)を用いてカルボン酸及びカルボン酸塩の総量と鉄の抽出効率との関係を試験した。抽出溶媒に含まれるカルボン酸塩として、クエン酸三ナトリウムを用い、下記表5に示した濃度のクエン酸三ナトリウム水溶液を用意した。なお、クエン酸三ナトリウム水溶液のpHは、7.8とした。
下記表5に示した濃度の各クエン酸三ナトリウム水溶液を用い、懸濁液の温度を75℃とした以外は、試験例3と同様にして、上清(酵母抽出物)を得た。
前記上清(酵母抽出物)について、試験例1と同様にして、鉄抽出率を測定した。また、試験例1と同様にして、抽出物の乾燥粉末を得て抽出物における鉄含有量を測定した。結果を下記表5及び図5に示す。なお、図5中、「◆」は鉄抽出率を示し、「■」は懸濁液のpHを示す。
試験例4−10で得られた鉄高含有酵母抽出物の粉末1gを水又はリンゴ果汁(10体積%リンゴ果汁入り飲料、アサヒ飲料株式会社製)で100mLにメスアップして、鉄高含有酵母抽出物の1%(質量/体積)溶液を作製した。
そして、前記各溶液の濁度について、分光光度計(U−2000型、株式会社日立製作所製)を使用して、波長660nmにおける吸光度(O.D.660)を測定することにより求めた。
また、前記各溶液を3,000rpmで5分間遠心した後の沈殿の有無を観察した。
なお、対照として、ミネラル酵母Fe(オリエンタル酵母工業株式会社製;抽出を行っていない)について、鉄含量が同じになるように添加して、同様に溶液の濁度の測定、遠心後の沈殿の有無の評価を行った。結果を表6、図6A(遠心前の水溶液)、図6B(遠心後の水溶液)、図6C(遠心前のリンゴ果汁入り飲料)、及び図6D(遠心後のリンゴ果汁入り飲料)に示す。
これらの結果は、水の代わりにリンゴ果汁入り飲料を用いた試験例6−3、及び試験例6−4でも同様であった。
したがって、本発明の鉄高含有酵母抽出物は、水等への溶解性が高いため、流動食や飲料等にも添加して使用することができ、また、濁りや変色が生じないため、添加する食品等の外観を損なうことがなく、特に透明度の高い清涼飲料水等にも添加して使用することができることがわかった。
試験例4−10で得られた鉄高含有酵母抽出物の粉末(以下、「粉末」と称する)、前記粉末の1%(質量/体積)水溶液、リンゴ果汁(10体積%リンゴ果汁入り飲料、アサヒ飲料株式会社製)に前記粉末を1%(質量/体積)となるように溶解させたもの(以下、「リンゴ果汁」と称する)、調整粉乳(チルミル、森永乳業株式会社製)14gを水100mLに溶解又は懸濁させた水溶液に前記粉末を1%(質量/質量)となるように溶解させたもの(以下、「ミルク」と称する)、栄養調整食品(メイバランス(ヨーグルト味)、株式会社明治製)に前記粉末を1%(質量/質量)となるように添加したもの(以下、「流動食」と称する)を用意した。
前記粉末、前記粉末の1%水溶液、前記リンゴ果汁、前記ミルク、及び前記流動食について、臭い(金属臭・不快臭)、及び味(金属的味・異味・えぐ味)を5人の評価者により評価した。なお、前記鉄高含有酵母抽出物の粉末については、臭いのみ評価した。
また、対照として、ミネラル酵母Fe(オリエンタル酵母工業株式会社製、抽出を行っていない)を鉄含有量が同じになるようにしたものも同様に評価した。
前記粉末、前記粉末の1%水溶液、及び前記リンゴ果汁では、鉄高含有酵母抽出物における各評価項目の評価を3(基準)として、試料(ミネラル酵母Fe)について、下記基準に従って5人が評価した数値の平均をとった。結果を表7−1に示す。
−臭い(金属臭・不快臭)の評価基準−
5:非常に強い
4:強い
3:同等
2:弱い
1:非常に弱い
−味(金属的味・異味・えぐ味)の評価基準−
5:非常に強い
4:強い
3:同等
2:弱い
1:非常に弱い
前記ミルク、及び前記流動食では、試料無添加における各評価項目の評価を3(基準)として、各試料(鉄高含有酵母抽出物、及びミネラル酵母Fe)について、下記基準に従って5人が評価した数値の平均をとった。結果を表7−2に示す。
−臭い(金属臭・不快臭)の評価基準−
5:非常に強い
4:強い
3:同等
2:弱い
1:非常に弱い
−味(金属的味・異味・えぐ味)の評価基準−
5:非常に強い
4:強い
3:同等
2:弱い
1:非常に弱い
本発明の鉄高含有酵母抽出物の製造方法によれば、鉄を含有する酵母からの鉄抽出率が高く、鉄高含有酵母抽出物を効率的に製造することができる。
Claims (10)
- 菌体内に鉄を取り込ませて作製した鉄を含有する酵母を、60℃〜120℃の熱水に懸濁させ、第1の懸濁液を得て、前記第1の懸濁液の固体成分と液体成分とを分離し、固体成分を得る熱水処理工程、及び、前記熱水処理工程で得られた固体成分を、カルボン酸及びカルボン酸塩の少なくともいずれかを含む溶液に懸濁させ、第2の懸濁液を得て、前記第2の懸濁液の固体成分と液体成分とを分離し、鉄を含有する液体成分を得る抽出工程を含むことを特徴とする鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- カルボン酸が1価から3価のカルボン酸であり、カルボン酸塩が1価から3価のカルボン酸塩である請求項1に記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- カルボン酸がクエン酸であり、カルボン酸塩がクエン酸三ナトリウムである請求項1から2のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- 鉄を含有する酵母が乾燥酵母粉末である請求項1から3のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- 抽出工程における懸濁液の温度が、30℃から100℃である請求項1から4のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- 抽出工程における懸濁液のpHが、4.0から9.5である請求項1から5のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- カルボン酸及びカルボン酸塩の総量が、酵母中の鉄1モルに対して、2.0モルから17.0モルである請求項1から6のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- 熱水処理工程において、熱水にリン酸塩を添加する請求項1から7のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- 鉄高含有酵母抽出物が、酵母菌体由来の鉄を0.2質量%以上含有し、鉄高含有酵母抽出物1gを水100mLに溶解乃至分散させたときの濁度が、波長660nmの吸光度(O.D.660)として、0.1以下である請求項1から8のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法。
- 請求項1から9のいずれかに記載の鉄高含有酵母抽出物の製造方法により製造された鉄高含有酵母抽出物を用いることを特徴とする食品の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012201776 | 2012-09-13 | ||
| JP2012201776 | 2012-09-13 | ||
| PCT/JP2013/073756 WO2014042046A1 (ja) | 2012-09-13 | 2013-09-04 | 鉄高含有酵母抽出物及びその製造方法、並びに、食品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2014042046A1 JPWO2014042046A1 (ja) | 2016-08-18 |
| JP6270726B2 true JP6270726B2 (ja) | 2018-01-31 |
Family
ID=50278160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014535499A Active JP6270726B2 (ja) | 2012-09-13 | 2013-09-04 | 鉄高含有酵母抽出物の製造方法、及び、食品の製造方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6270726B2 (ja) |
| KR (1) | KR102196568B1 (ja) |
| CN (1) | CN104797702B (ja) |
| MY (1) | MY171510A (ja) |
| SG (2) | SG11201501935RA (ja) |
| TW (1) | TWI629939B (ja) |
| WO (1) | WO2014042046A1 (ja) |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109152A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-23 | Ajinomoto Co Inc | 酵母エキスの製造法 |
| JPH05176758A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-20 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 鉄含有酵母の製造法 |
| JP3272571B2 (ja) * | 1995-06-08 | 2002-04-08 | オリエンタル酵母工業株式会社 | 鉄高含有酵母 |
| JP3957783B2 (ja) * | 1996-03-13 | 2007-08-15 | 株式会社興人 | 鉄含有酵母の製造方法 |
| JP4005677B2 (ja) * | 1997-09-29 | 2007-11-07 | 株式会社興人 | 鉄含有酵母の製法 |
| KR20020003991A (ko) * | 2000-06-28 | 2002-01-16 | 백철언 | 정미성 핵산 효모 엑기스의 제조법 개발 |
| JP4972316B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2012-07-11 | 日本たばこ産業株式会社 | 鉄酵母の製造方法 |
| JP5028609B2 (ja) * | 2006-02-13 | 2012-09-19 | 眞 八藤 | 鉄補給組成物の製造方法 |
| WO2009084122A1 (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Japan Tobacco Inc. | 鉄強化組成物 |
-
2013
- 2013-09-04 KR KR1020157009260A patent/KR102196568B1/ko active Active
- 2013-09-04 MY MYPI2015700800A patent/MY171510A/en unknown
- 2013-09-04 SG SG11201501935RA patent/SG11201501935RA/en unknown
- 2013-09-04 WO PCT/JP2013/073756 patent/WO2014042046A1/ja not_active Ceased
- 2013-09-04 CN CN201380047607.9A patent/CN104797702B/zh active Active
- 2013-09-04 JP JP2014535499A patent/JP6270726B2/ja active Active
- 2013-09-04 SG SG10201701839QA patent/SG10201701839QA/en unknown
- 2013-09-10 TW TW102132580A patent/TWI629939B/zh active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2014042046A1 (ja) | 2014-03-20 |
| CN104797702A (zh) | 2015-07-22 |
| SG10201701839QA (en) | 2017-04-27 |
| TW201410159A (zh) | 2014-03-16 |
| CN104797702B (zh) | 2017-07-28 |
| JPWO2014042046A1 (ja) | 2016-08-18 |
| MY171510A (en) | 2019-10-16 |
| KR102196568B1 (ko) | 2020-12-29 |
| SG11201501935RA (en) | 2015-05-28 |
| KR20150056593A (ko) | 2015-05-26 |
| TWI629939B (zh) | 2018-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6088975B2 (ja) | 亜鉛高含有酵母抽出物の製造方法、並びに、食品の製造方法及び野菜の緑色保持復元剤の製造方法 | |
| JP6114743B2 (ja) | 銅高含有酵母抽出物の製造方法、並びに、食品の製造方法、及び野菜の緑色保持復元剤の製造方法 | |
| JP6270726B2 (ja) | 鉄高含有酵母抽出物の製造方法、及び、食品の製造方法 | |
| JP6397814B2 (ja) | 銅含有酵母抽出物の製造方法、食品の製造方法、及び野菜の緑色保持復元方法 | |
| JP6177240B2 (ja) | マンガン高含有酵母抽出物の製造方法、並びに、マンガン高含有酵母抽出物の利用 | |
| JP6013258B2 (ja) | 赤飯の素の製造方法、赤飯の製造方法、及び赤飯の素製造用キット | |
| JP6368194B2 (ja) | 銅含有酵母抽出物の製造方法及び食品の製造方法 | |
| HK1195222A (en) | Method for producing zinc-rich yeast extract, zinc-rich yeast extract, and green-retaining/-restoring agent for food and vegetables |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161101 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20161227 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170209 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170711 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170831 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171219 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171226 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6270726 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |