JP6279072B2 - エレベータのドア制御装置、及びドア制御方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に示されているドア制御装置は、ベルトが緩んだ際のたわみを利用して、ドア開閉時のトルクに生じる振動を検出したものである。しかしながら、振動を検出するためには、理想トルクのデータを必要とする。さらに、振動は、ドア位置に応じてベルトの長さが変わることに起因してベルト特性が変動するため、ドア位置によっては、必ずしも異常を検出できない恐れがある。また、特許文献1に示されているドア制御装置は、あくまでも通常開閉時に異常を検出するため、事前に異常を検出できるものではない。
図1は、本発明の実施の形態1によるかご側のドア装置(ドア駆動装置)を示す全体概要図である。図1に示すように、図示しないかご側の出入口を開閉するドアパネル1A、1Bの上端部には、吊り手2が設けられている。また、出入口の上縁部には、長手が、水平方向(図1の矢印A方向であり、出入口の間口方向)に沿って配置された桁3が設けられている。桁3には、案内レール4の長手が、水平方向に沿って配置されるように設けられている。吊り手2に設けられたハンガーローラ5が、案内レール4に沿って移動することで、吊り手2が水平方向に移動する。これに伴って、ドアパネル1A、1Bが開閉方向に案内される。
本実施の形態2では、ドア制御装置10が、先の実施の形態1の構成に加えて、ドアパネル1A、1Bが全閉もしくは全開位置であることを把握可能な全開/全閉位置センサ30を有している例について説明する。
本実施の形態3では、ドア制御装置10が、先の実施の形態1の構成に加えて、ベルト張力の異常の検出タイミングで、ベルト張力を計測することができるベルト張力測定部40を有している例について説明する。
Claims (5)
- モータによりベルトを駆動することで、出入口に設けられたドアの開閉制御を行うとともに、上記ドアが開閉動作を行っている間にベルト振動の異常の有無を検出する機能を有するエレベータのドア制御装置であって、
正側の最大トルクが発生する最大加速時、または負側の最大トルクが発生する最大減速時において、上記ベルト振動を誘因するモータの速度波形を発生させるための振動検出用パラメータを記憶しているベルト振動検出用パラメータ記憶部、
上記ドアを開閉する速度指令値を生成する速度指令生成部、
上記モータの実回転速度を算出する速度演算部、
上記速度指令生成部から出力された上記速度指令値と上記速度演算部で算出された上記実回転速度との偏差に基づいて、上記モータを制御することで、上記開閉制御を行う速度制御部、及び
上記速度演算部で算出された上記実回転速度に基づいて、ベルト振動の異常の有無を検出するベルト振動検出部
を備え、
上記ベルト振動検出用パラメータ記憶部は、上記開閉動作時の上記速度波形を特定するために、上記速度波形における最大加速度もしくは最大減速度となる時間、及び上記最大加速度もしくは上記最大減速度の時間におけるドアパネルの位置を上記振動検出用パラメータとして記憶しており、
上記速度指令生成部は、上記振動検出用パラメータに基づいて、上記最大加速度もしくは上記最大減速度の時間において、上記ベルト振動を誘因するように、上記速度指令値を生成し、
上記ベルト振動検出部は、上記最大加速度もしくは上記最大減速度の時間を含む区間における上記実回転速度の振動成分を抽出し、抽出した振動成分が基準値を超えている場合には、上記ベルトが異常振動していると判断する
エレベータのドア制御装置。 - 上記速度指令生成部に接続され、ドア位置が全開または全閉であるか否かを検出する全開/全閉位置センサ
をさらに備え、
上記速度指令生成部は、上記全開/全閉位置センサから上記ドア位置が全開または全閉である情報を受け取っていた場合には、上記速度波形として全開位置から全閉位置、あるいは全閉位置から全開位置まで上記ドア位置を移動させるようにして、上記速度指令値を生成する
請求項1に記載のエレベータのドア制御装置。 - 上記ベルト振動検出部が上記ベルトが異常振動していることを判断するタイミングにおける、上記速度制御部からの出力に基づいてベルト張力値を検出するベルト張力測定部
をさらに備え、
上記ベルト振動検出部は、上記ベルト張力測定部で検出された上記ベルト張力値が許容範囲を逸脱しており、かつ、上記実回転速度に基づいて上記ベルトが異常振動していると判断した場合には、最終的に、上記ベルトが異常振動していると判断する
請求項1または請求項2に記載のエレベータのドア制御装置。 - モータによりベルトを駆動することで、出入口に設けられたドアの開閉制御を行うとともに、上記ドアが開閉動作を行っている間にベルト振動の異常の有無を検出する機能を有するエレベータのドア制御装置であって、
上記ドアを開閉する速度指令値を生成する速度指令生成部、
上記モータの実回転速度を算出する速度演算部、
上記速度指令生成部から出力された上記速度指令値と上記速度演算部で算出された上記実回転速度との偏差に基づいて、上記モータを制御することで、上記開閉制御を行う速度制御部、及び
上記速度演算部で算出された上記実回転速度に基づいて、ベルト振動の異常の有無を検出するベルト振動検出部
を備え、
上記ベルト振動検出部は、最大加速度もしくは最大減速度の時間を含む区間における上記実回転速度の振動成分を抽出し、抽出した振動成分が基準値を超えている場合には、上記ベルトが異常振動していると判断し、
上記ベルト振動検出部が上記ベルトが異常振動していることを判断するタイミングにおける、上記速度制御部からの出力に基づいてベルト張力値を検出するベルト張力測定部
をさらに備え、
上記ベルト振動検出部は、上記ベルト張力測定部で検出された上記ベルト張力値が許容範囲を逸脱しており、かつ、上記実回転速度に基づいて上記ベルトが異常振動していると判断した場合には、最終的に、上記ベルトが異常振動していると判断する
エレベータのドア制御装置。 - モータによりベルトを駆動することで、出入口に設けられたドアの開閉制御を行うとともに、上記ドアが開閉動作を行っている間にベルト振動の異常の有無を検出するためのエレベータのドア制御装置で実行されるドア制御方法であって、
正側の最大トルクが発生する最大加速時、または負側の最大トルクが発生する最大減速時において、上記ベルト振動を誘因するモータの速度波形を発生させるための振動検出用パラメータをベルト振動検出用パラメータ記憶部にあらかじめ記憶させておく記憶ステップと、
上記ドアを開閉する速度指令値を生成する速度指令生成ステップ、
上記モータの実回転速度を算出する速度演算ステップ、
上記速度指令生成ステップから出力された上記速度指令値と上記速度演算ステップで算出された上記実回転速度との偏差に基づいて、上記モータを制御することで、上記開閉制御を行う速度制御ステップ、及び
上記速度演算ステップで算出された上記実回転速度に基づいて、ベルト振動の異常の有無を検出するベルト振動検出ステップ
を備え、
上記記憶ステップは、上記開閉動作時の上記速度波形を特定するために、上記速度波形における最大加速度もしくは最大減速度となる時間、及び上記最大加速度もしくは上記最大減速度の時間におけるドアパネルの位置を、上記振動検出用パラメータとして上記ベルト振動検出用パラメータ記憶部に記憶させておき、
上記速度指令生成ステップは、上記振動検出用パラメータに基づいて、上記最大加速度もしくは上記最大減速度の時間において、上記ベルト振動を誘因するように、上記速度指令値を生成し、
上記ベルト振動検出ステップは、上記最大加速度もしくは上記最大減速度の時間を含む区間における上記実回転速度の振動成分を抽出し、抽出した振動成分が基準値を超えている場合には、上記ベルトが異常振動していると判断する
ドア制御方法。
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