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JP6279995B2 - 固定具、及び集合端子台装置 - Google Patents
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Description

本発明は、集合端子台装置に配設されて、集合端子台装置を配電盤や配電箱等に固定する固定具に関する。
配電盤や配電箱等に配設されて、多数のリード線を所要の組合せで相互接続する集合端子台装置が知られている。集合端子台装置は、リード線を相互接続可能な板状の端子台を厚み方向に一列に連結してなる連結端子台を本体とし、連結端子台の両端部には、連結端子台を対象物に固定する固定具が配設される。ここで、集合端子台装置には、固定具によって据付レール上に固定した状態で、配電盤や配電箱等に設置するタイプ(例えば、特許文献1)と、固定具を介して配電盤や配電箱等に直接固定するタイプ(例えば、特許文献2)とがある。
上記特許文献2に記載の集合端子台装置のように、固定具を介して配電盤や配電箱等に直接固定するタイプ(以下、直接固定タイプという。)には、配電盤や配電箱等に固定する前に、端子台や固定具の連結が外れないように連結状態を保持する保持構造が設けられている。例えば、図11に示す従来の集合端子台装置1aのように、連結端子台3aの連結方向(端子台6aの厚み方向)に金属のシャフト7を貫通させて、シャフト7の両端部をネジ8の先端で上方から押圧して固定具4a,4aに係止することにより、相互連結された複数の端子台6aと、両端部の固定具4aとを分離不能に保持する構成が知られている。また、図12に示す従来の集合端子台装置1bのように、先端にネジ山が形成されたロングシャフトネジ9aを集合端子台装置1bの連結方向に貫通させて、ロングシャフトネジ9aの先端にナット9bを締結することで、相互連結された複数の端子台6bと、両端部の固定具4bとを締結して一体的に保持する構成も知られている。
特開2007−26991号公報 特開2009−139094号公報
図11に示した従来構成では、シャフト7の先端部を固定具4aに係止する際に、ネジ8を締結する作業が必要である。また、固定具4aは、シャフト7の先端部を挿入する固定具本体30aと、シャフト7を係止するためのネジ8と、ネジ8を螺着するために固定具本体30aに埋設されるナット(図示省略)との、少なくとも三つの部品が必要である。
一方、図12に示した従来構成では、ロングシャフトネジ9aとナット9bを締結する作業が必要である。また、ロングシャフトネジ9aを使用する場合は、ネジ山のないシャフト7を使用する場合に比べてコスト高になる。特に、シャフト7やロングシャフトネジ9aは、連結端子台3bを構成する端子台6bの数によって、様々な長さのものを用意する必要があるが、金属棒を切断するだけで長さ調節が可能なシャフト7に比べて、端部にネジ山とネジ頭が形成されるロングシャフトネジ9aは、様々な長さのものを用意する負担が大きい。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、直接固定タイプの集合端子台装置にあって、簡単な手順で、かつ簡易な構成によって、端子台や固定具の連結状態を保持可能な固定具、及び集合端子台装置の提供を目的とする。
本発明は、リード線を相互接続する端子台を一列に複数連結してなる連結端子台の端部に連結され、連結端子台を固定する固定具であって、連結端子台を連結方向に貫通するシャフトの先端部を挿入するシャフト挿入路が形成された固定具本体と、該固定具本体に保持されて、少なくとも一方の端部をシャフト挿入路に突出させる係止端部とする板バネとを備えてなり、シャフトの先端で係止端部をシャフト挿入路から押し退けるようにシャフトをシャフト挿入路に圧入すると、シャフトに押圧されて撓んだ係止端部がシャフトの外周面に弾接して、シャフト挿入路からシャフトを引き抜き困難となるよう構成されていることを特徴とする固定具である。
かかる構成にあっては、シャフトの先端部をシャフト挿入路に圧入するだけで、シャフトの先端部が固定具に係止される。したがって、本発明の固定具を用いれば、ネジやナットを締めることなく、端子台や固定具の連結状態を簡単に保持することが可能となる。また、本発明の固定具は、固定具本体と板バネの二つの部品で端子台や固定具の連結状態を保持することができ、また、ロングシャフトネジを使用しないため、従来構成に比べて、簡易な構成によって、端子台や固定具の連結状態を保持できる。
本発明にあって、固定具本体は、係止端部の上方に開口する係止解除穴を備え、棒状の工具を係止解除穴から挿入して、該工具の先端で係止端部をシャフトの外周面から離間する方向に撓ませ得るよう構成されていることが提案される。
かかる構成にあっては、固定具の上方から係止解除穴に工具を挿入して、シャフトに弾接する係止端部をシャフトから引き離すことができるため、必要に応じて、シャフト挿入路に係止したシャフトを簡単に引き抜くことが可能となる。
また、本発明にあって、シャフトが左右両側に一本ずつ貫通する連結端子台の端部に連結されるものであって、シャフト挿入路は、連結端子台の左右を貫通する各シャフトの先端部を夫々挿通させ得るように、固定具本体の左右に一つずつ形成されており、前記板バネは、固定具本体の二つのシャフト挿入路の間に保持されて、一方の端部を一方のシャフト挿入路に突出させる係止端部とし、他方の端部を他方のシャフト挿入路に突出させる係止端部としていることが提案される。
かかる構成にあっては、板バネの両端部を係止端部とすることにより、二本のシャフトの先端部を一枚の板バネで係止可能となる。したがって、かかる構成によれば、固定具の部品点数を増やすことなく、二本のシャフトで、端子台や固定具の連結を一層強固に保持可能となる。
また、本発明にあって、前記板バネは、シャフトの挿入方向と鋭角となるように係止端部をシャフト挿入路に突出させており、シャフトをシャフト挿入路に圧入したときに、係止端部が、先端をシャフトの外周面に食い込ませるように弾接することが提案される。
かかる構成にあっては、シャフトをシャフト挿入路に圧入するときには、係止端部を比較的容易に撓ませることができ、また、係止端部をシャフトの外周面に弾接させた状態では、シャフトを固定具に強固に係止できる。
また、本発明の別の態様は、リード線を相互接続する端子台を一列に複数連結してなる連結端子台と、該連結端子台の端部に連結される請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の固定具と、連結端子台を連結方向に貫通して先端を固定具に引き抜き困難に係止されるシャフトとを備えることを特徴とする集合端子台装置である。
かかる集合端子台装置は、上記固定具を備えたものであるから、簡単な手順で、かつ簡易な構成によって、端子台や固定具の連結状態を保持することができる。
以上に述べたように、本発明によれば、直接固定タイプの集合端子台装置にあって、簡単な手順で、かつ簡易な構成によって、端子台や固定具の連結状態を保持することが可能となる。
集合端子台装置1の斜視図である。 集合端子台装置1の分解斜視図である。 集合端子台装置1の固定方法を示す斜視図である。 端子台6の正面図である。 固定具4の正面側上方からの斜視図である。 固定具4の背面側下方からの斜視図である。 固定具4の背面図である。 固定具4の(a)平面図と、(b)底面図と、(c)図7中のA−A線断面図である。 固定具4によるシャフト7の係止態様を示す説明図である。 シャフト7の係止解除方法を示す説明図である。 従来の集合端子台装置1aの斜視図である。 別の従来の集合端子台装置1bの斜視図である。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
本実施例の集合端子台装置1は、図1,2に示すように、板状の端子台6を一列に連結してなる連結端子台3と、該連結端子台3の両端部に配設されて、連結端子台3を配電盤や配電箱等に固定する固定具4,4とを備えてなる。また、集合端子台装置1には、連結端子台3と固定具4との間に、樹脂製の板状スペーサ5が介装され、さらに、2本のシャフト7,7が連結端子台3とスペーサ5とを連結端子台3の連結方向に貫通するように配設される。かかる集合端子台装置1は、図3に示すように、両端部の固定具4,4を、配電盤や配電箱等に設けられる台座Gに固定用ネジHで止めることによって、配電盤や配電箱等に直接固定される。
連結端子台3を構成する複数の端子台6は、全て同じものであり、連結端子台3は、用途に応じた数の端子台6を厚み方向に連結することによって構成される。これらの端子台6は、図2,4に示すように、リード線の端部をネジで挟み付けて保持するネジ式端子台である。具体的には、端子台6は、ポリアミド等の絶縁性樹脂材料によって板状に形成された左右対称の絶縁性基板10を主体部とする。絶縁性基板10は、背板11から所定肉厚の画成壁12を突出させることにより、正面側に開放する装着溝部13などを形成してなるものであり、その正面側と背面側には、隣接する端子台6やスペーサ5と嵌合して相互連結するための凹凸部14が形成される。また、絶縁性基板10の下部には、貫通孔15,15が左右対称位置に形成される。この貫通孔15は、連結端子台3を構成した時に連結端子台3の連結方向に連続して、連結端子台3の左右両側にシャフト7を挿通するシャフト挿通孔16を形成するものである。
絶縁性基板10の装着溝部13には、導電金具17が装着される。導電金具17の両側にはリード線を接続するための平板状の接続辺部18,18が形成され、各接続辺部18には、取付ネジ20が挿通装着された可動座金部材19が昇降移動可能に保持される。かかる端子台6では、リード線の端部の圧着端子を可動座金部材19と接続辺部18の間に挿入した状態で、取付ネジ20を接続辺部18に螺着して、可動座金部材19と接続辺部18の間に圧着端子を脱落不能に挟持することで、リード線を接続辺部18に接続する。なお、かかるリード線の接続方法は公知であるため、詳細な説明は省略する。
スペーサ5は、図2に示すように、絶縁性の樹脂製板材からなるものであり、連結端子台3の両端部に同じものが連結される。スペーサ5の両面には、端子台6及び固定具4と嵌合可能な凹凸部22が形成されており、スペーサ5は、端子台6と固定具4の間に介装されて両者を連結するとともに、連結端子台3の端部で、端子台6の装着溝部13を被覆する。また、スペーサ5の下部には、端子台6と連結した時に、端子台6の貫通孔15と重なってシャフト挿通孔16を形成する貫通孔23が形成される。
シャフト7は、図2に示すように、スチールやアルミニウム等からなる断面円形の金属棒であり、図11に示す従来構成で使用するものと同じものを用いることができる。このシャフト7は、連結端子台3のシャフト挿通孔16の径よりわずかに細径で、集合端子台装置1の長さと略同じ長さをなしており、連結端子台3の左右に形成されるシャフト挿通孔16を1本ずつ貫通している。
固定具4は、図5〜8に示すように、ポリアミド等の絶縁性樹脂材料からなる固定具本体30と、該固定具本体30の内部に保持された板バネ31とで構成される。なお、以下では、連結端子台3と連結する側を固定具4の背面側とし、その反対側を固定具4の正面側として説明する。固定具4は、左右対称形状をなしており、また、連結端子台3の両端部に同じものが連結される。固定具本体30は、板状をなす連結板部32と、該連結板部32の下部から正面側に突出する固定部33とからなる。連結板部32は、スペーサ5と連結するためのものであり、図6,7に示すように、スペーサ5に被着することとなる背面側には、スペーサ5に形成された凹凸部22と嵌合する凹凸部35が形成される。一方、固定部33には、上下方向のネジ挿通孔36が貫設される。かかるネジ挿通孔36には、図3に示すように、配電盤や配電箱等の台座Gに集合端子台装置1を固定するための固定用ネジHが挿通される。
固定具本体30の下部両側には、図6〜8に示すように、前後方向のシャフト挿入路37が形成される。このシャフト挿入路37は、固定具本体30の背面側に開口しており、連結端子台3と連結した状態で、シャフト挿通孔16と一直線状となり、シャフト挿通孔16を貫通するシャフト7の先端部がシャフト挿入路37に挿入されるよう構成される。また、固定具本体30の、シャフト挿入路37の正面側にあたる部分には、シャフト7より細径な突当て部38が形成されており、該突当て部38により、シャフト7を固定具本体30の正面側に突出させないよう構成されている。
板バネ31は、図5〜8に示すように、バネ鋼からなる細長薄片を、両端部がハ字状となるよう屈曲させてなるものであり、その中央部を固定部33に保持される保持板部40とし、ハ字状となった両端部を、シャフト7を係止する係止端部41,41としている。なお、本実施例では、係止端部41をシャフト7の外周面に弾接させたときに、係止端部41の先端がシャフト7に食い込みやすいように、板バネ31をシャフト7よりも硬い材質で構成している。
板バネ31は、図5〜8に示すように、固定部33の底部に開口する板バネ挿入口43から挿入されて、固定具本体30の内部で、シャフト挿入路37と同じ高さ位置に保持される。具体的には、図8(c)に示すように、板バネ挿入口43から挿入された板バネ31は、固定具本体30の下部中央に形成された保持溝45に保持板部40を保持される。保持溝45は左右に延びる前後に薄幅な溝孔であり、その前後から突出する保持突部46,46により、保持板部40を前後に挟持している。また、保持溝45の中央部には、上方に開口する嵌入孔47が形成されており、保持板部40の中央から上下に突出する突部48を嵌入孔47に嵌入することで、板バネ31を左右方向に位置決めしている。
保持溝45の両側には、図8(c)に示すように、可撓空隙50,50が形成されており、保持溝45に保持された板バネ31は、係止端部41を両側の可撓空隙50の内部で撓ませ得るよう構成されている。可撓空隙50は、平面視矩形状をなしており、その外側部分がシャフト挿入路37を含むよう構成されている。すなわち、本実施例では、可撓空隙50の外側部分が、シャフト7を挿入するシャフト挿入路37を形成している。そして、係止端部41は、可撓空隙50の内部で、外側正面方向に延出しており、係止端部41の先端をシャフト挿入路37に突出させて、シャフト挿入路37を部分的に遮断している。
かかる構成にあっては、固定具4の背面側からシャフト挿入路37にシャフト7を挿入すると、図9(a)に示すように、シャフト挿入路37の途中で、シャフト7の先端が係止端部41に突き当たる。かかる状態から、さらにシャフト7を圧入すると、係止端部41がシャフト7の先端に押圧されて内側正面方向に撓んで、係止端部41がシャフト挿入路37から押し退けられることにより、図9(b)に示すように、シャフト7をシャフト挿入路37の奥まで挿入可能となる。ここで、本実施例では、シャフト7の挿入方向(正面方向)と、係止端部41の突出方向(外側正面方向)とが鋭角となっているため、シャフト7の先端で係止端部41を比較的容易に撓ませることができる。
そして、図9(b)に示すように、シャフト7をシャフト挿入路37の奥まで挿入した状態では、シャフト7によって内側正面方向に撓んだ係止端部41が、先端をシャフト7の外周面に弾接させることで、シャフト7がシャフト挿入路37から引き抜き困難に係止される。ここで、本実施例では、係止端部41の先端をシャフト7の外周面に弾接させることで、係止端部41の先端がシャフト7に食い込むこととなり、また、シャフト7を引き抜く方向(背面方向)と、係止端部41の突出方向(外側正面方向)とが鈍角となっているため、シャフト7を引き抜く力に対して係止端部41が強く抵抗して、シャフト7を強固に係止する。なお、図9では、片側のシャフト挿入路37にシャフト7を係止する態様を示しているが、固定具4は左右対称であり、他側のシャフト挿入路37に関してもシャフト7は同様に係止される。
また、本実施例では、図5,8に示すように、固定具本体30に、係止端部41の直上位置に開口する解除用開口部51が形成される。この解除用開口部51は、マイナスドライバーなどの細長い工具を挿入可能な大きさをなしており、シャフト7をシャフト挿入路37から引き抜く際に用いられる。具体的には、シャフト挿入路37に係止されたシャフト7を引き抜く場合は、図10(a)に示すように解除用開口部51から可撓空隙50にマイナスドライバー等の工具Jを挿入し、図10(b)に示すように、工具Jの先端で係止端部41を内側正面方向に撓ませることにより、係止端部41の先端をシャフト7の外周面から離間させる。かかる状態とすれば、シャフト7の係止を解除されるため、シャフト7をシャフト挿入路37から容易に引き抜くことができる。
このように、かかる固定具4では、シャフト7の先端部をシャフト挿入路37に圧入するだけで、シャフト7の先端部が固定具4に係止される。このため、本実施例では、シャフト7を連結端子台3やスペーサ5に貫通させた状態で、連結端子台3の両端部に固定具4,4を連結して、シャフト7の両端部を固定具4のシャフト挿入路37に挿入するだけで、シャフト7の両端部が固定具4,4に係止されて、端子台6、スペーサ5及び固定具4が分離しないよう保持される。したがって、本実施例の集合端子台装置1は、ネジやナットを締結して端子台の連結を保持する従来構成に比べて、簡単な手順で端子台や固定具の連結状態を保持できるという利点がある。
また、本実施例に係る固定具4は、固定具本体30と板バネ31の二つの部品で構成されるものであるから、ネジ8でシャフト7を固定する従来構成(図11参照)に比べて、固定具の部品点数が少なくて済む。また、本実施例では、ロングシャフトネジ9a(図12参照)に比べて低廉な、断面円形の金属製シャフト7を使用している。このため、本実施例にあっては、従来構成に比べて簡易な構成によって、端子台や固定具の連結状態を保持できる。
また、本実施例では、係止端部41の上方に開口する解除用開口部51に工具Jを挿入して、係止端部41をシャフト7から離間する方向に撓ませ得るよう構成されているため、比較的簡単な手順によって、シャフト7の係止を解除して、シャフト7をシャフト挿入路37から引き抜くことができるという利点がある。
また、本実施例では、板バネ31を、左右のシャフト挿入路37,37の間に保持して、一方の係止端部41で一方のシャフト挿入路37に挿入されるシャフト7を係止し、他方の係止端部41で他方のシャフト挿入路37に挿入されるシャフト7を係止しているため、連結端子台3にシャフト7を二本貫通させる場合であっても、固定具4の部品点数を増やさずに済むという利点がある。
また、本実施例では、シャフト挿入路37に対して、係止端部41を、シャフト7の挿入方向と鋭角となるように突出させているため、シャフト挿入路37にシャフト7を挿入した時に、シャフト7の先端で連結端部41を容易に撓ませることができるという利点がある。また、係止端部7の先端がシャフト7の外周面に食い込んだ時に、係止端部7の突出方向と、シャフト7を引き抜く方向とが鈍角となるため、シャフト7を引き抜く方向の力に対して、シャフト7を強固に係止できるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、上記実施例の集合端子台装置1では、連結端子台3の左右両側をシャフト7が1本ずつ貫通しているが、本発明にあって、連結端子台3を貫通するシャフトの本数は、1本であってもよいし、3本以上であってもよい。また、上記実施例では、断面円形のシャフト7を使用しているが、本発明に係るシャフトは、円筒形状であってもよいし、断面多角形状であってもよい。また、上記実施例に係る連結端子台3は、ネジ式端子台6を連結してなるものであるが、本発明にあって、連結端子台を構成する端子台は、シャフトを貫通させる貫通孔を具備していれば足り、リード線の接続機構などのその他の構成は、実施例の構成に限らず公知の構成を広く採用できる。また、上記実施例では、連結端子台3が同一構成の端子台6により構成されているが、本発明に係る連結端子台は、大きさや構造の異なる端子台を相互連結してなるものであってもよい。また、上記実施例では、連結端子台3と固定具4の間にスペーサ5を介装しているが、スペーサを介さずに連結端子台と固定具を直接連結させてもよいし、端子台と端子台の間にスペーサを介装することも可能である。
1,1a,1b 集合端子台装置
3,3a,3b 連結端子台
4,4a,4b 固定具
5 スペーサ
6,6a,6b 端子台
7 シャフト
9a ロングシャフトネジ
9b ナット
10 絶縁性基板
15 貫通孔
16 シャフト挿通孔
23 貫通孔
30,30a 固定具本体
31 板バネ
32 連結板部
33 固定部
35 凹凸部
36 ネジ挿通孔
37 シャフト挿入路
38 突当て部
40 保持板部
41 係止端部
43 板バネ挿入口
45 保持溝
46 保持突部
47 嵌入孔
48 突部
50 可撓空隙
51 解除用開口部
J 工具

Claims (5)

  1. リード線を相互接続する端子台を一列に複数連結してなる連結端子台の端部に連結され、連結端子台を固定する固定具であって、
    連結端子台を連結方向に貫通するシャフトの先端部を挿入するシャフト挿入路が形成された固定具本体と、該固定具本体に保持されて、少なくとも一方の端部をシャフト挿入路に突出させる係止端部とする板バネとを備えてなり、
    シャフトの先端で係止端部をシャフト挿入路から押し退けるようにシャフトをシャフト挿入路に圧入すると、シャフトに押圧されて撓んだ係止端部がシャフトの外周面に弾接して、シャフト挿入路からシャフトを引き抜き困難となるよう構成されていることを特徴とする固定具。
  2. 固定具本体は、係止端部の上方に開口する係止解除穴を備え、
    棒状の工具を係止解除穴から挿入して、該工具の先端で係止端部をシャフトの外周面から離間する方向に撓ませ得るよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の固定具。
  3. シャフトが左右両側に一本ずつ貫通する連結端子台の端部に連結されるものであって、
    シャフト挿入路は、連結端子台の左右を貫通する各シャフトの先端部を夫々挿通させ得るように、固定具本体の左右に一つずつ形成されており、
    前記板バネは、固定具本体の二つのシャフト挿入路の間に保持されて、一方の端部を一方のシャフト挿入路に突出させる係止端部とし、他方の端部を他方のシャフト挿入路に突出させる係止端部としていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の固定具。
  4. 前記板バネは、シャフトの挿入方向と鋭角となるように係止端部をシャフト挿入路に突出させており、
    シャフトをシャフト挿入路に圧入したときに、係止端部が、先端をシャフトの外周面に食い込ませるように弾接することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の固定具。
  5. リード線を相互接続する端子台を一列に複数連結してなる連結端子台と、
    該連結端子台の端部に連結される請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の固定具と、
    連結端子台を連結方向に貫通して先端を固定具に引き抜き困難に係止されるシャフトと
    を備えることを特徴とする集合端子台装置。
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