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JP6280089B2 - ホワイトリスト作成装置、ホワイトリスト作成方法およびホワイトリスト作成プログラム - Google Patents
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ホワイトリスト作成装置、ホワイトリスト作成方法およびホワイトリスト作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ホワイトリスト作成装置、ホワイトリスト作成方法およびホワイトリスト作成プログラムに関する。
従来、異常なログを監視する方法として、ブラックリスト方式とホワイトリスト方式とが知られている。ブラックリスト方式では、ブラックリストに含まれるキーワードに合致したログを異常なログと判断する。一方、ホワイトリスト方式では、ホワイトリストに含まれるキーワードに合致しなかったログを異常なログと判断する。
例えば、運用監視システムであるZabbixやHinemosでは、一般的にブラックリスト方式が用いられている。一方、rewrite−tag−filterプラグインを利用したFluentd、またはtenshiでは、ホワイトリスト方式を用いて異常なログの監視を行うことができる。
ブラックリスト方式は既知の異常なログに対する検知精度は高いが、未知の異常なログに対する検知精度が低いという特徴がある。一方、ホワイトリストは正常と判断されたログから作成されるため、ホワイトリスト方式は、未知の異常なログに対する検知精度が高い。そのため、ホワイトリスト方式は、例えばブラックリスト方式で検知できなかった未知のログを検知する目的で用いられる場合がある。
また、ブラックリスト方式では、キーワードに合致する部分が含まれるログを異常と判断すればよいため、ブラックリストに含まれるフィルタリングルールの数を抑えることができる。これに対して、ホワイトリスト方式では、異常なログを漏れなく検知すると同時に、ユーザへの通知に含まれる正常ログを少なくすることが求められる。このため、ホワイトリストには、ブラックリストに比べて大量のフィルタリングルールを含める必要がある。なお、ホワイトリストに含まれるフィルタリングルールが不十分である場合、ユーザへの検知の通知が大量に発生してしまい、真に必要な通知がユーザに認知されないおそれがある。
"Zabbix" [online]、[2015年10月2日検索]、インターネット(http://www.zabbix.com/) "Hinemos" [online]、[2015年10月2日検索]、インターネット(http://www.hinemos.info/) "Fluentd" [online]、[2015年10月2日検索]、インターネット(http://www.fluentd.org/) "tenshi" [online]、[2015年10月2日検索]、インターネット(http://inversepath.com/tenshi.html)
しかしながら、従来のホワイトリスト方式には、十分なフィルタリングルールを含んだホワイトリストを効率良く作成することができないという問題があった。
例えば、正規表現を用いて大量のフィルタリングルールを含んだホワイトリストを作成する場合、現状ではログを基に手動でホワイトリストを作成するほかない。このため、従来の技術では、正規表現を用いて十分なフィルタリングルールを含んだホワイトリストを効率良く作成することができない。
また、ログをそのままホワイトリストに追加することで、ホワイトリスト作成のための作業量を削減することができるが、その場合、ホワイトリストに含まれるフィルタリングルールが不十分になるおそれがある。このため、ログをそのまま追加することでは、十分なフィルタリングルールを含んだホワイトリストを作成できない場合がある。
本発明のホワイトリスト作成装置は、正常なログの入力を受け付ける入力部と、前記ログから、あらかじめ設定された抽出条件に合致する部分を抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された部分を、前記抽出条件に対応する正規表現に変換する変換部と、前記変換部によって前記抽出された部分が変換された前記ログを、正常なログをフィルタリングするためのルールの集合であるホワイトリストを用いてログを監視するログ監視装置に出力する出力部と、を有することを特徴とする。
また、本発明のホワイトリスト作成方法は、正常なログの入力を受け付ける入力工程と、前記ログから、あらかじめ設定された抽出条件に合致する部分を抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された部分を、前記抽出条件に対応する正規表現に変換する変換工程と、前記変換工程によって前記抽出された部分が変換された前記ログを、正常なログをフィルタリングするためのルールの集合であるホワイトリストを用いてログを監視する装置に出力する出力工程と、を含んだことを特徴とする。
本発明によれば、十分なフィルタリングルールを含んだホワイトリストを効率良く作成することができる。
図1は、第1の実施形態に係るログ監視システムの構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るホワイトリスト作成装置の変換部の構成の一例を示す図である。 図3は、抽出条件と変換方法の一例を示す図である。 図4は、変換前と変換後のログの一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係るログ監視システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 図6は、第1の実施形態に係るホワイトリスト作成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、プログラムが実行されることにより、ホワイトリスト作成装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願に係るホワイトリスト作成装置、ホワイトリスト作成方法およびホワイトリスト作成プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態に係るログ監視システムおよびホワイトリスト作成装置の構成、処理の流れおよび効果を説明する。
[ログ監視システムの構成]
まず、図1を用いてログ監視システムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るログ監視システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、ログ監視システム1はホワイトリスト作成装置10およびログ監視装置20を有する。
ホワイトリスト作成装置10は、ユーザから入力されたログ等を基に、正常なログをフィルタリングするためのルールの集合であるホワイトリストの作成を行う。ホワイトリスト作成装置10は、入力部11、抽出部12、変換部13、出力部14および記憶部15を有する。
入力部11は、ログの入力を受け付ける。入力部11には、例えばユーザが正常であると判断したログが入力される。ここで、入力部11には、例えばユーザが異常であると判断したログは入力されない。また、入力部11は、例えばネットワークで接続されたユーザ端末からログファイルを読み込むことによってログの入力を受け付ける。
抽出部12は、入力部11に入力されたログから、あらかじめ設定された抽出条件に合致する部分を抽出する。抽出条件は、例えば正規表現によって表される。
変換部13は、抽出部12によって抽出された部分を、抽出条件に対応した変換方法によって変換する。例えば、変換部13は、抽出部12によって抽出された部分を、抽出条件に対応する正規表現に変換する。ここで、記憶部15は、前述の抽出条件および抽出条件に対応した変換方法を記憶しているものとする。
例えば、抽出部12は、10進数または16進数であるという抽出条件に合致する部分を抽出する。このとき、変換部13は、部分を、10進数または16進数に対応する正規表現に変換する。また、例えば抽出部12は、空白が連続するという抽出条件に合致する部分を抽出する。このとき、変換部13は、部分を、複数の空白の連続に対応する正規表現に変換する。また、例えば変換部13の削除部131は、ログから、ログの文頭の日時およびホスト名を表す部分を削除する。出力部14は、削除部131によって部分が削除されたログを出力する。
出力部14は、変換部13によって部分が変換されたログを、ログ監視装置20に出力する。
記憶部15は、抽出部12で用いられる抽出条件および変換部13で用いられる抽出条件に対応した変換方法を記憶する。記憶部15に記憶されている抽出条件および変換方法の詳細については後述する。
また、ログ監視装置20は、ホワイトリスト作成装置10によって作成されたホワイトリストを用いてログの監視を行う。ログ監視装置20は、設定部21、記憶部22および監視部23を有する。
設定部21は、ホワイトリスト作成装置10の出力部14から取得した変換されたログをホワイトリストとして記憶部22に記憶させる。監視部23は、記憶部22に記憶されているホワイトリストを用いて、リアルタイムまたはバッチ処理としてログの監視を行う。
このとき、監視部23は、ホワイトリストに記載された正規表現に合致するログを正常なログと判定する。また、監視部23は、ホワイトリストに記載された正規表現に合致しないログを異常なログと判定する。なお、監視部23は、ホワイトリストを用いた監視だけでなく、ブラックリストを用いた監視等をさらに行うようにしてもよい。
[ホワイトリスト作成装置の構成]
次に、図2を用いてホワイトリスト作成装置の変換部の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係るホワイトリスト作成装置の変換部の構成の一例を示す図である。ホワイトリスト作成装置10は、抽出したログを正規表現に変換する。ここで、仮に、ログを「.*」という正規表現にしてしまうと、すべてのログがこの正規表現に含まれてしまい、異常ログを検出することができなくなる。そのため、あらかじめログのフォーマットが明確で、正規表現にして複数のログをまとめても問題ないとわかっている部分以外は、正規表現で表すことは避ける。
一方、数値および空白文字の場合には、それ単独で意味を持つことはなく、数値部分が異なることでログの内容が異なる場合には、文字列で表されるメッセージ内容も変わると考えられる。例えば、数値で表されるエラーコードがログによって異なることが考えられるが、この場合、エラーコードが変化すると、ログに表示されるエラーの内容も変化する。このため、数値および空白文字は正規表現に変換しても問題ないと考えられる。
図2に示すように、変換部13は、削除部131、エスケープ処理部132、特定部変換部133、数変換部134、アドレス変換部135、空白変換部136および日時変換部137を有する。変換部13の各部は、記憶部15に記憶されている変換方法に従って処理を行う。
ここで、図3を用いて、記憶部15に記憶されている抽出条件および変換方法について説明する。図3に示すように、記憶部15は抽出条件および変換方法を記憶する。抽出条件には、例えば「文頭の日時およびホスト名」のように、あらかじめログを出力する装置の設定に合わせて位置を特定できるものがある。また、抽出条件には、「所定のID」のように、あらかじめ正規表現化しても問題がないとわかっているものもある。その他にも、抽出条件は、「日時」、「IPv4ホストのIPアドレス」または「16進数」のように、正規表現等で表された条件に合致する文字列とすることもできる。
例えば、抽出条件「16進数」は、具体的には以下の(1)から(3)のように表すことができる。なお、16進数においては0から9、aからfおよびAからFが数値として用いられる。
(1)"0x"、"tx"、"tap"、"req-"、"id="で始まり、数値および[a-fA-F]で構成される文字列("-"区切りは許容)。
(2)区切り文字("-"等)で挟まれ、1つ以上の数値および[a-fA-F]で構成される文字列。
(3)前後が(1)または(2)に合致する文字列で、"-"区切りの[a-fA-F]から成る文字列。
また、例えば抽出条件「文頭の日時およびホスト名」に対応する変換方法は、「削除」である。この場合、削除部131は、抽出条件に合致する部分を削除する。また、抽出条件「\,|,(,),{,},[,]のいずれかの文字」に対応する変換方法は、「文字の前に「\」を追加」である。この場合、エスケープ処理部132は抽出条件に合致する文字の前に「\」を追加する。
また、例えば抽出条件「所定のID」に対応する変換方法は、「正規表現「\w+」に変換」である。この場合、特定部変換部133は、抽出条件に合致する部分を「\w+」に変換する。なお、所定のIDとはあらかじめ半角英数で表され、特定の文字列の後に現れることが分かっているものとする。
また、例えば抽出条件「16進数」に対応する変換方法は、「正規表現「[\da-fA-F]+」に変換」である。この場合、数変換部134は、抽出条件に合致する部分を「[\da-fA-F]+」に変換する。
また、例えば抽出条件「IPv4ホストのIPアドレス」に対応する変換方法は、「正規表現「(\d{1,3}\.){3}\d{1,3}」に変換」である。この場合、アドレス変換部135は、抽出条件に合致する部分を「(\d{1,3}\.){3}\d{1,3}」に変換する。
また、例えば抽出条件「連続する空白」に対応する変換方法は、「正規表現「\s+」に変換」である。この場合、空白変換部136は、抽出条件に合致する部分を「\s+」に変換する。
また、例えば抽出条件「日時」に対応する変換方法は、「正規表現「(Jan|Feb|Mar|Apr|May|Jun|Jul|Aug|Sep|Oct|Nov|Dec)\ \d{1,2}\s[\d\ ]\d:\d{2}:\d{2}」に変換」である。この場合、日時変換部137は、抽出条件に合致する部分を「(Jan|Feb|Mar|Apr|May|Jun|Jul|Aug|Sep|Oct|Nov|Dec)\ \d{1,2}\s[\d\ ]\d:\d{2}:\d{2}」に変換する。
なお、抽出部12および変換部13は、抽出および変換を図3のNOの順に実行する。そのため、例えばNO1において削除された日時の部分は、NO4においては変換の対象外となる。また、例えば空白文字を区切り文字として使用するシステムから出力されるログの場合、空白文字のエスケープ処理が必要になる。
また、IPアドレスおよびMACアドレスは、10進数または16進数を用いて表される場合が多いため、数変換部134によるNO9〜NO11の変換の前に、アドレス変換部135によるNO6〜NO8を配置することで、アドレスが数字として変換されてしまうことを防止することができる。
次に、具体的な例を挙げてログの変換について説明する。図4は、変換前と変換後のログの一例を示す図である。図4の1aの部分は、文頭の日時およびホスト名を表しており、図3のNO1の抽出条件に合致するため、削除される。また、図4の2aの部分は、「sendmail」の後に現れるメッセージIDであり、図3のNO2の抽出条件に合致する、2bに示すように正規表現に変換される。
また、図4の3aおよび5aの部分は、それぞれ図3のNO3およびNO5の抽出条件に合致するため、3bおよび5bに示すようにエスケープ処理が行われる。また、図4の4aおよび6a〜12aの部分は、それぞれ図3のNO4およびNO6〜NO12の抽出条件に合致するため、4bおよび6b〜12bに示すように正規表現に変換される。
[第1の実施形態の処理]
図5を用いて、ログ監視システム1の処理について説明する。図5は、第1の実施形態に係るログ監視システムの処理の一例を示すシーケンス図である。図5に示すように、まず、ユーザはホワイトリスト作成装置10に正常と判断したログを入力する(ステップS101)。
ホワイトリスト作成装置10は、ログの入力を受け付ける(ステップS102)。次に、ホワイトリスト作成装置10は、ログから所定の抽出条件に合致する部分を抽出し、所定の変換方法によって変換を行う(ステップS103)。そして、ホワイトリスト作成装置10は、抽出および変換が完了したログをログ監視装置20に出力する(ステップS104)。
ログ監視装置20は、ホワイトリスト作成装置10から取得したログをホワイトリストに設定する(ステップS105)。そして、ログ監視装置20は、ホワイトリストを用いてログを監視する(ステップS106)。
さらに、ログ監視装置20は、ホワイトリスト作成装置10にログをフィードバックする(ステップS107)。このように、ログ監視システム1は、ホワイトリストを運用しながら、例えば正常ログを誤って異常ログと判定したログを再度ホワイトリスト作成装置10にフィードバックすることで学習を行い、これを繰り返してホワイトリストを拡充するようにしてもよい。
このとき、入力部11は、ログ監視装置20によって正常なログであると判定されたログの入力を受け付ける。これにより、未知の正常ログは、初出時は異常ログに分類されるが、フィードバックして学習した後には正常ログに分類される。
ここで、図6を用いてホワイトリスト作成装置10の処理について説明する。図6は、第1の実施形態に係るホワイトリスト作成装置の処理の一例を示すフローチャートである。まず、図6に示すように、ホワイトリスト作成装置10の入力部11はログの入力を受け付ける(ステップS201)。
次に、ホワイトリスト作成装置10の抽出部12は、記憶部15に記憶されている抽出条件に合致する部分をログから抽出する(ステップS202)。そして、ホワイトリスト作成装置10の変換部13は、抽出条件に対応する変換方法に従って抽出されたログを変換する(ステップS203)。
このとき、抽出が行われていない抽出条件が存在する場合(ステップS204、Yes)、ステップS202へ戻り、抽出を行っていない抽出条件について抽出を行う。また、抽出が行われていない抽出条件が存在しない場合(ステップS204、No)、変換したログをログ監視装置20に出力し(ステップS205)、処理を終了する。
[第1の実施形態の効果]
ログ監視の精度は、下記の再現率および適合率によって表すことができる。
再現率=(異常と判定されたログのうち真に異常なログの数)/(真に異常なログの全数)
適合率=(異常と判定されたログのうち真に異常なログの数)/(異常と判定されたログの全数)
一般に、ブラックリスト方式は、既知の異常ログの特徴を正規表現で記述するため、適合率が100%近くになるものの、再現率がそれほど高くなく、未知のログの検知に弱いという傾向がある。一方、ホワイトリスト方式は、ブラックリスト方式の問題点を改善するべく、ブラックリスト方式で漏らした異常ログ、特に未知の異常ログを検知することが目的になる。
このため、ホワイトリスト方式では、再現率100%を実現することが第1の目標となり、その上で適合率も上げることが求められる。そのためには、十分なフィルタリングルールを含んだホワイトリストが必要になる。
このとき、従来のように、手動でホワイトリストを作成することや、ログをそのままホワイトリストに追加することでは、十分なフィルタリングルールを含んだホワイトリストを作成することは困難である。
そこで、ホワイトリスト作成装置10の入力部11は、まず、正常なログの入力を受け付ける。そして、抽出部12は、ログから、あらかじめ設定された抽出条件に合致する部分を抽出する。ここで、変換部13は、抽出部12によって抽出された部分を、抽出条件に対応する正規表現に変換する。その後、出力部14は、変換部13によって部分が変換されたログを、正常なログをフィルタリングするためのルールの集合であるホワイトリストを用いてログを監視する装置に出力する。
このように、ホワイトリスト作成装置10では正規表現で表されたホワイトリストを自動的に作成することが可能であるため、十分なフィルタリングルールを含んだホワイトリストを効率良く作成することができる。さらに、ホワイトリスト作成装置10で作成された十分なフィルタリングルールを含んだホワイトリストを用いることで、ログ監視における適合率を向上させることができる。
また、例えば抽出部12は、10進数または16進数であるという抽出条件に合致する部分を抽出する。このとき、変換部13は、部分を、10進数または16進数に対応する正規表現に変換する。
また、例えば抽出部12は、空白が連続するという抽出条件に合致する部分を抽出する。このとき、変換部13は、部分を、複数の空白の連続に対応する正規表現に変換する。
また、例えば変換部13の削除部131は、ログから、ログの文頭の日時およびホスト名を表す部分を削除する。出力部14は、削除部131によって部分が削除されたログを出力する。
このように、ホワイトリスト作成装置10は、抽出部12および変換部13の設定によって、様々なタイプのログからホワイトリストを作成することができる。
なお、ホワイトリスト作成装置10によって作成されたホワイトリストを用いてログの監視を行ったところ、文字列を含むログに対する再現率を100%にすることができた。その際の適合率は、ログの特性や学習用のログデータに大きく依存する。例えば、新しい正常ログが現れにくく、正常なログに大きな変動がない場合、適合率は高くなり100%近くを実現できるので、本発明は未知の異常ログの検出に役立つ。
さらに、ブラックリスト判定と組み合わせて、あらかじめ問題があるとわかっているログはブラックリストで切り分けて、残ったログに対してホワイトリストを適用することで、より高い精度を実現することが可能になる。
さらに、ホワイトリスト作成装置10の入力部11は、ログ監視装置20によって正常なログであると判定されたログの入力を受け付けるようにしてもよい。この場合、ホワイトリスト作成装置10は、ログ監視装置20の監視結果をフィードバックとして受け取り、学習することによって、ログ監視における適合率をさらに向上可能なホワイトリストを作成することができる。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
一実施形態として、ホワイトリスト作成装置10は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の監視を実行するホワイトリスト作成プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記のホワイトリスト作成プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置をホワイトリスト作成装置10として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistants)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。
また、ホワイトリスト作成装置10は、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記のホワイトリスト作成に関するサービスを提供するサーバ装置として実装することもできる。例えば、ホワイトリスト作成装置10は、変換前のログを入力とし、変換後のログを出力とするホワイトリスト作成サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、ホワイトリスト作成装置10は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記のホワイトリスト作成に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
図7は、プログラムが実行されることにより、ホワイトリスト作成装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、ホワイトリスト作成装置10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、ホワイトリスト作成装置10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
1 ログ監視システム
10 ホワイトリスト作成装置
20 ログ監視装置
11 入力部
12 抽出部
13 変換部
14 出力部
15、22 記憶部
21 設定部
23 監視部
131 削除部
132 エスケープ処理部
133 特定部変換部
134 数変換部
135 アドレス変換部
136 空白変換部
137 日時変換部

Claims (7)

  1. 正常なログの入力を受け付ける入力部と、
    前記ログから、あらかじめ設定された抽出条件に合致する部分を抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された部分を、前記抽出条件に対応する正規表現に変換する変換部と、
    前記変換部によって前記抽出された部分が変換された前記ログを、正常なログをフィルタリングするためのルールの集合であるホワイトリストを用いてログを監視するログ監視装置に出力する出力部と、
    を有することを特徴とするホワイトリスト作成装置。
  2. 前記抽出部は、10進数または16進数であるという抽出条件に合致する部分を抽出し、
    前記変換部は、前記抽出部によって抽出された部分を、数値または16進数において数値として用いられる文字列を表す正規表現に変換することを特徴とする請求項1に記載のホワイトリスト作成装置。
  3. 前記抽出部は、空白が連続するという抽出条件に合致する部分を抽出し、
    前記変換部は、前記抽出部によって抽出された部分を、1つ以上の空白を表す正規表現に変換することを特徴とする請求項1または2に記載のホワイトリスト作成装置。
  4. 前記ログから、ログの文頭の日時およびホスト名を表す部分を削除する削除部をさらに有し、
    前記出力部は、前記削除部によって前記ログの文頭の日時およびホスト名を表す部分が削除された前記ログを前記ログ監視装置に出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のホワイトリスト作成装置。
  5. 前記入力部は、前記ログ監視装置によって正常なログと判定されたログの入力をさらに受け付け、
    前記抽出部は、前記ログ監視装置によって正常なログと判定されたログから所定の条件に合致する部分を抽出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のホワイトリスト作成装置。
  6. 正常なログの入力を受け付ける入力工程と、
    前記ログから、あらかじめ設定された抽出条件に合致する部分を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された部分を、前記抽出条件に対応する正規表現に変換する変換工程と、
    前記変換工程によって前記抽出された部分が変換された前記ログを、正常なログをフィルタリングするためのルールの集合であるホワイトリストを用いてログを監視する装置に出力する出力工程と、
    を含んだことを特徴とするホワイトリスト作成方法。
  7. コンピュータを、請求項1から5のいずれか1項に記載のホワイトリスト作成装置として機能させるためのホワイトリスト作成プログラム。
JP2015209079A 2015-10-23 2015-10-23 ホワイトリスト作成装置、ホワイトリスト作成方法およびホワイトリスト作成プログラム Active JP6280089B2 (ja)

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